JP4262199B2 - 微小電気機械スイッチ - Google Patents

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Description

政府の権利についての説明
政府は、国防省との契約により、この発明において権利を有する。
発明の背景
発明の分野
この発明は一般的にミニチュアスイッチに関し、特にレーダーや他のマイクロ波の用途に有役なMEMSスイッチに関する。
関連技術の説明
種々のMEMS(微小電気機械システム)スイッチは、レーダーや、高周波信号を制御する他の高周波回路に使用され、また、使用に供されている。
これらのMEMSスイッチは、それが比較的高いオフインピーダンスと、比較的低いオンインピーダンスとを持つことができ、低いオフキャパシタンスで、望ましい高いカットオフ周波数と広いバンド幅動作に至るという範囲において一般的に普及している。さらに、MEMSスイッチは小さい設置面積を有し、高い高周波電圧で作動できる。
これらのMEMSスイッチの多くは、一般的に、直流制御信号の印加時に互いに引き合う対向引き下ろし制御電極のような静電素子を有する。
これらの直流制御電極の1つは基板上にあり、誘導体被覆を有する対向電極は基板上方の可動ブリッジの下側に配置される。直流制御信号の印加時にブリッジは引き下げられ、ブリッジの下側における電気的接触によって基板上の間隔を有する第1および第2高周波導体間に電気回路が形成される。
後述するように、このタイプの設計では、静止摩擦(stiction)の可能性がある。静止摩擦は電荷が対向制御電極に接触した時に誘導体の中に電荷が蓄積される状態である。制御電圧が除去されるとき、開かれたと考えられてもなお引力が存在してスイッチが閉を維持するように、蓄積された十分な電荷が残っていることがある。さらに、そのような条件の下では、制御電極の閉鎖点において、超高電界が存在して接触腐食をもたらす。
この発明の目的は、静止摩擦の可能性を除去するMEMSスイッチを提供することである。さらに他の目的は、信頼性が高く、低い高周波損失と高い動作バンド幅とを有するMEMSとを有するMEMSスイッチを提供することである。
発明の要旨
基板部材を有し基板上に間隔を有する第1と第2導体を設けたMEMSスイッチが提供される。ブリッジ構造が中央補剛部を備えて基板の上方に設けられ、複数の支持部材の各々に接続される複数の可撓性アームを有する。少なくとも1つの制御電極が基板上に設けられ、直流制御信号を受け取ってスイッチを閉位置に作動させる。ブリッジ構造は、制御電極に対面する対向電極部を形成するための少なくとも1つの金属領域を備える下側表面を有し、直流制御信号の印加時に静電引力を生じる。ブリッジ構造は、直流制御信号の印加時に、静電引力により引き下げられ、第1および第2導体間に電気回路を形成する。
中央補剛部は、ブリッジ構造が引き下げられて電気回路を形成するときに制御電極と対向電極部間が接触しないように、湾曲を阻止する材料からなる。
さらに、スイッチは、制御電極に対面する対向電極の領域に誘電体材料が存在しないように作成される。
この発明の適用可能範囲は、以下に述べる詳細な説明から明らかになるであろう。しかしながら、理解すべきことは、詳細な説明および特定の実施例は、この発明の好ましい実施態様を開示するが、この発明の精神と範囲内の種々の変化や変形は詳細な説明から当業者に明らかになるので、実例のみによって与えられているということである。
この発明は以下に与えられる詳細な説明と添付図面からさらに十分に理解されるが、その図面は縮尺を必要とせず、単に図解したものである。
さらに、上、下、上方、下方等のような空間的な用語は、説明を容易にするためのものであり、構造や方位を限定するものではない。
好ましい実施態様の説明
図1A〜1Cを参照すると、MEMSスイッチ10の1つのタイプの例が示されている。スイッチ10は図1Bに開位置が示され、スイッチが閉位置へ作動したときに通電するための間隔のあいた第1および第2の導体12、13を備える。特定の作動機構は、アンカー17に支持されて金属上面21と誘電性下面22とを備える可撓性ブリッジを備える。
ブリッジ20は、その下面に導体12と13に電気的に接触する接点24を備え、信号伝達用電気回路を形成する。これは、引下げ又は制御電極を設けることにより完成する。とくに、その構成は、直流制御信号が印加される電極26と27を備える。ブリッジ20の金属部分は対向電極、つまり、直流帰還として働く。
直流制御信号が印加されると、ブリッジ20が制御電極構造の静電力により図1Cに示す位置へ引き降ろされるので、スイッチ10は閉じる。バンパー又はストッパー28、29はブリッジ20の余分な動きを制限する。
そのようなスイッチの動作において、図1Cのように閉位置にあるとき、誘電体22が金属21と26の間、および金属21と27の間に配置され、潜在的に静止摩擦状態になるという点で問題が生じる。
静止摩擦とは、制御信号が除去された後にスイッチが所定時間だけ閉位置に保持される状態である。この状態は誘電体22の中に蓄積される電荷によって引き起こされ、制御信号が除去された後でもその電荷の蓄積によって静電引力が持続されるのである。
さらに、非常に高い電界が制御電極の閉鎖点に存在する。これによって、制御電極構造を構成する金属が高電界腐食される。
図2A〜2Cは、これらの問題を完全に排除するこの発明の一実施態様を示す。
改良されたMEMSスイッチ40は、図2A〜2Cに例示され、例えばアルミナ又はサファイアのような基板44の上に設けられて分離した第1および第2高周波導体42、43を備える。
中央補剛部48を有するブリッジ構造46が、基板44と第1および第2導体42、43の上方に配置される。
中央補剛部48は、それぞれ支持部材52に接続された金属の可撓性スプリングアーム50により垂直方向に移動可能である。
中央補剛部48は、付随的な端セグメント54、55と、付随的な中央セグメント56とを備える。
スプリングアーム50を形成するブリッジ構造46の金属部分は、電極部60と61を形成する中央補剛部48の下部表面を部分的に横切って延びる。さらに、付随的な中央セグメント56の下面は、電気接点64を備え、接点64は、スイッチ40が作動したときに、第1および第2高周波導体42と43との間に電気的な接続を形成する。高周波電気回路を形成する接点64は、金属又は容量型接続のいずれであってもよい。
スイッチの作動は、引下げ式又は直流制御電極構造を備えることによって行われる。
図2A〜2Cにおいて、この直流制御電極構造は、誘電体を介入させることなく中央補剛部48の下側に設けられた対向電極部60、61と共に、基板44上に設けられ電気的に接続された直流電極70、71を備える。誘電体が存在しないことによって、もしスイッチが外部宇宙空間で使用されても、宇宙線によって誘電体が帯電するという問題が排除される。
直流電圧がパッド72を介して電極70と71に印加されスイッチを作動させると、対向電極60、61は支持部材52を介して接地される。このデザインでは、高周波および直流回路は互いに完全に絶縁されている。
高周波電流に高抵抗を与えるためにパッド72から電極70へのライン73を非常に細く高抵抗材料のものにすることによって、この絶縁は次の実施態様と同様にここにおいてさらに助長される。
対向する電極60/70と61/71との間の静電引力によって、ブリッジ構造46は図2Cに示す位置に着き、それによって、スイッチは、第1と第2導体42、43を電気的に接続する接点64により閉じられる。これに関して、ストッパー74と75が、中央補剛部48の下降動作を制限するために設けられる。
直流制御電圧の印加によりスイッチが作動すると、接点64が高周波導体に接触すると同時に、端セグメント54と55がストッパー74、75にそれぞれ物理的に接触する。
対向制御電極間の連続的な静電引力のために、接点64は中央にさらに押圧され、良好な抵抗(又は容量)接触が高周波導体42、43に確実に作られる。
ブリッジ構造46の中央補剛部48は、十分な剛性を有して大きい湾曲を防止し、直流制御信号の連続印加により対向制御電極が互いに全く接触しないことを保証する。この中央補剛部48は、堅い金属で作られてもよいが、さらに速いスイッチング速度を達成するために、中央補剛部48は、例えば一酸化珪素又は二酸化珪素のような、剛性を有して軽量で低密度の材料で作られることが好ましい。一酸化珪素や二酸化珪素は誘電体であるが、中央補剛部48は2つの金属間に配置されないので、帯電効果は生じ得ない。
もし、サイズが重大な問題であるときには、スプリングアーム50を仮想線78で示すような波形にすることにより、スイッチ40の横寸法を減らすことができる。
このような波形はスプリングアーム50を短くする一方、ブリッジ構造46に同じ復元力を保持させる。
多くのMEMSスイッチのようなスイッチ40は、当業者に公知の従来のIC製造技術を用いて製造可能である。製造方法は、ほぼ図2A〜2Cに対応する図3A〜3Cに示されたデザインを用いて非常に単純化され得る。
図3Bと3Cに最もよくに示されるように、スイッチ80は、可撓性平坦金属アーム部材84を有し、両端で分かれて、基板88に設けられた支持体86間に延びる完全に平坦な金属ブリッジ部材83を有するブリッジ構造82を備える。ブリッジ構造82は、平坦で、かつ、基板88上の高周波導体92、93の上方の金属ブリッジ部材83上に配置された中央補剛部90を備える。
直流制御電極構造は、電気的に互いに接続され、導体92、93の両側に配置された電極96、97を備える。静電引力用の対向電極は、各電極96、97の真上の金属アームの部位100、101によって構成され、(図示しない)直流グランドに接続されている。図3Cのような閉位置にスイッチを作動させることは、直流制御信号を入力パッド103(図3A)に印加することにより達成される。
ブリッジ構造82の下降動作は、導体92、93およびストッパー106、107の存在により制限されるが、ストッパー106、107は基板88上に直流電極96、97より高い位置まで、実質的には導体92、93と同じ高さまで延びている。この構成により、作動中には、金属ブリッジ部材83は制御電極96、97に決して接触しない。
MEMSスイッチの設計上の目的は、一般的に、オフ状態(スイッチ開)の時に可能な最高のインピーダンスを有し、オン状態(スイッチ閉)の時に可能な最低のインピーダンスを有する装置を提供することである。
これによって、高い入力/出力比、つまり、動作周波数範囲にわたる低損失が提供されるのみならず、動作周波数に対するカットオフ周波数の高い比が見込まれる。
図4Aと4Bは、2つのタイプのMEMSスイッチ形態の基本要素を示し、図5A〜5Hはスイッチの作動中の抵抗と容量効果を示す。
図4Aのスイッチは、基板110上に間隔を有する第1および第2高周波導体108、109を備え、接点部材111が両導体にわたって設けられている。この構造は、図2A〜2Cおよび3A〜3Cに示されるタイプの基本構造である。
図4Bのスイッチは、高周波損失を減ずる点でいくつかの利点を提供するが、これは図7A〜7Cから9A〜9Cにおいて後述するタイプのスイッチである。図4Bのスイッチは、基板114上に第1および第2高周波導体112、113を備え、接点部材115は導体112を覆って設けられ、導体113と電気的に一体化されている。
図5Aは閉じた位置にある図4Aのスイッチを示し、図5Bは対応する抵抗の電気的表示を示す。
導体108と接点111との間および接点111と導体109との間に2つの抵抗の直列接続があり、抵抗Rはそれぞれ図5Bに示される。従って、点AとB間の合計抵抗は2Rである。
図4Bの構成で、図5Cに示されるような場合、2つの抵抗が図5Dに示されるように並列接続される。並列の2つの抵抗により、点AとB間の抵抗はR/2となり、図4の構成に比べて抵抗が1/4に減少する。
このように抵抗が減少することによって、高周波損失が減少する。
2つの構成の容量的な観点について、図5Eは開状態における図4Aのスイッチを示し、容量の電気的表示が図5Fに示されている。容量Cの2つのキャパシタが直列に接続され、点AとB間はC/2の合計容量となる。
図4Bの構成で、図5Gおよび5Hに示されるような場合、キャパシタが並列に存在し、点AとB間には合計2Cの容量が生じる。この容量の増加によって開回路インピーダンスが減少することは望ましくないが、この発明では、きわめて小さい接点面積を有し周辺容量を減少させる効果を有するMEMSスイッチを設計することにより、これが相殺される。
図4Bの構成の他の利点は、図6A〜6Cに示される。図6Aでは直流制御信号が印加され、接点部材116が接触導体117の点に引き下げられる。制御信号の印加中、接点部材116はさらに引き下げられて図6Bに示すように左へ移動し、拭き取り動作を行う。
この拭き取り動作によって接触面が連続的に清掃され良好な電気的接触が保証される。
なお、実際上、接触面は必ずしも平坦でなく、むしろ顕微鏡レベルでは図6Cに示すような凹凸を有する。接点部材116と導体117の両面は、凹凸又は隆起部118を有し、望ましい完全な平坦面による接触を妨げる。図4Bに示すような設計によるふき取り動作によって、連続作動中に接触面の平滑化が助長され、スイッチの抵抗損失が低下する。
図7A〜7Cは、図4Bのスイッチの原理に基づく、この発明の実施態様を示す。図7A〜7Cにおいて、スイッチ120は、基板125の上に設けられた第1および第2高周波導体122、123を備える。支持部材131、132、133に各々接続される複数のアーム128、129、130を有する金属ブリッジ構造127が導体の上方に吊され、支持部材133は導体122に対面する導体123の端に形成される。
この発明によれば、ブリッジ構造127は、中央補剛部136を備えるが、それは前述の酸化珪素であってもよい。
ブリッジ構造127にさらに大きい可撓性を与えるために、少なくとも横方向に延びるアーム128と129は、図示するように二股に分けられる。アームが接続される支持部材131〜133は導電部材であり、ブリッジ構造127は、導体122の上に吊り下げられるが、導電支持部材133により電気的に導体123と一体である。
直流制御電極構造は、基板125上に分離された電極140、141を備え、それらの電極は導電路142によって互いに電気的に接続されている。電極140と141は、導体122の端部の両側に配置される。静電引力用対向電極は、各電極140と141の真上の各部位144と145によって構成され、アーム128と支持部材131からなる導電路により導電路147を介して直流グランドに接続される。スイッチ120の閉位置への作動は、入力パッド148に直流制御信号が印加されることによって行われる。
なお、スイッチ120は、次の実施態様と同様に、図2と3に示すようなストッパーを備えない。
ストッパーはブリッジ構造の下降動作を制限して対向直流制御電極が互いに接触して短絡することを防止するようにした設計において使用される。
直流制御信号の印加時に、生成された電界力によってブリッジ構造が下降する。電圧(従って力)が十分であれば、ブリッジ構造はパチンと下降し高周波導体に接触する。この電圧は引き込み電圧と呼ばれる。
閉動作を行う速度を増大するために、印加制御電圧は通常、引き込み電圧の1.5倍まで増加できるが、それは印加制御電圧の正規の範囲内で考慮される。
電圧がさらに増大すると、その力は、ブリッジ構造を湾曲させて制御電極を短絡させるに足るかもしれない。この電圧は第2引き込み電圧と呼ばれる。引き込み電圧と第2引き込み電圧とのマージンは、ストッパーを設けることによって増大できるが、正規範囲内の直流制御電圧が印加された場合に、多くの設計では、ブリッジ構造の中央補剛部を設けることによって、この短絡を十分に防止する。
スイッチ120が閉位置へ作動するとするとき、ブリッジ構造127の金属製の下側部分153が、導体122の接点領域155(点刻で示された)上に下降して導体122と123間に高周波回路を形成する。絶縁を改良してスイッチの開放時の高周波損失を低くするために、この接点領域は実用的なものと同じように小さいが低いON抵抗を維持し、用途による電力処理要求を付随的に支持できることが好ましい。
さらに、接点領域に関連する損失は、印加直流制御電圧によって生成される電界によって働くことのできる力の関数である。接触力が大きいほど、抵抗接触は小さくなる。これは、基板上に直流制御電極の大きい全領域を与えることによって達成される。図8A〜8Cに示すこの発明の実施態様は、小さい接点面積と大きい直流制御電極の目的に適うものである。
スイッチ160は、基板165上に設けられた第1および第2高周波導体162,163を備える。図7A〜7Cの導体122に比べて、導体162は先端168で短縮され、スイッチを閉じるように作動するときブリッジ構造172について比較的小さい接触面積170になる。
直流制御電極構造は、導体162の端を部分的に囲むように基板165上に設けた電極174を備える。
つまり、電極174は、接点領域170の近傍で導体162の側面に隣接し、導体162の前の周りに延びて図7A〜7Cのものに比べて大きい電極面積となっている。
引力は制御電極174の面積の正比例するので、これによって小さい直流制御電圧がパッド176に印加されて同じ力を出すか、又は図7A〜7Cに示すような同じ印加直流制御電圧により大きい力が印加され接触抵抗を低下させ、結果として高周波損失を低減させる。
高周波損失は、第2導体の新しいデザインによってさらに減少する。これらのMEMSスイッチ用導体は、特性インピーダンスを有する実際に小さい伝送ラインである。多くの高周波回路において、50オームの伝送ラインが一般的であり、導体163はそのような50オームの伝送ラインを表す。隣接する50オーム伝送ラインに直接接続することを損失なしに行い、導体を高インピーダンスラインに整合するように先細りにすることができる。
導体163は直流グランドとしても働き、二股に分けられ、支持部材180と181にそれぞれ電気的に接続される2つの端部セグメント178と179を備える。第3の導電性支持部材182は、導体162に整列する位置で導体163上に配置される。これらの支持部材180、181、182は、この発明による中央補剛部190を備えたブリッジ構造172のアーム184、185、186をそれぞれ支持する。
スイッチ160が、パッド176への直流制御信号の印加によって閉位置に作動するときには、直流電極174と、金属ブリッジ構造172の下側の対向電極部192との間の静電引力によって、ブリッジ構造172がパチンと下降して接点領域170に接触する。
そして、高周波電流は、アーム184を介するセグメント178、アーム185を介するセグメント179およびアーム186を介する導体163の中央部からなる3つの並列電流路を介して導体162に流れ込む。各電流路は或る抵抗を示すが、3並列の電流路の等価抵抗は、いずれの1本の電流路よりも小さい。従って、この導体設計により、抵抗が減少し、高周波損失が低下する。
図9A〜9Cのスイッチ196は、先端が二股になった第1導体198と、第2導体199とを基板上に備える。中央補剛部203を有するブリッジ構造202は、導電支持部材210、211、212に各々接続されるアーム204、205、206を備える。
この後者の支持部材212は第2導体199と電気的に一体化されている。この構成により、ブリッジ構造202は導体198の二股に分かれた端部のセグメント214と215の上方に吊り下げられる。
導体198のセグメント214と215の間に配置された直流制御電極218は比較的大きい面積を有し、パッド219に接続され、直流制御信号はパッド219に印加されてスイッチを閉位置に作動する。直流制御信号が与えられると、電極218と、ブリッジ構造202の下側の対向電極部222との間の静電引力によって、ブリッジ構造202が接点領域224に電気的に接触し、高周波回路を形成する。比較的大きい面積の制御電極218に対して比較的小さい接点領域224(点刻で示された)は、周辺容量が小さく、閉じる力が接触抵抗を最小にするほど高くなって、スイッチ196が低い高周波損失を有することを保証する。
直流電極面積の接点領域面積に対する比を著しく増大させることは、図10A〜10Cに示す本発明の実施態様によって達成される。スイッチ230は、図4に示すタイプのものであり、接点部材が第1および第2導体の上に支持され、配置される。
特に図10Aaをさらに参照すると、スイッチ230は基板231を備え、その基板の上に間隔を有して第1および第2導体232と233が設けられている。これらの導体は互いの鏡像であり、導体232は、50オーム部232aである第1領域と、テーパー部232bとを有する。テーパー部232bは高オーム部232Cの方へ先細り、オーム部232Cはテーパー部232dと232eをそれぞれ介して2つの小さい接点領域234と235の方へ先細る。
同様に、導体233は、50オーム部233aであってもよく、テーパー部233bを備える。テーパー部233bを備える。テーパー部233bは高オーム部233Cの方へ先細り、高オーム部233Cはテーパー部233dと233eをそれぞれ介して2つの小さい接触領域236と237の方へ先細る。
直流制御電極240は導体232と233との間のスペースを占め、さらに接点領域234〜237を部分的に囲む。これは、4つのノッチ244〜247を、図10Aaに最もよく示されているように、電極240の側部を設けることにより達成される。
ブリッジ構造250は、中央補剛部251を備え、支持部材256と257に接続されたアーム254、255により導体232と233の端部の上に吊り下げられる。
これらの支持部材256と257の少なくとも一方は、電気的に導通し、直流グランドとして働く。支持部材256は、パッド258を介してグランド帰還として象徴的に示される。スイッチ230が閉じると、ブリッジ構造250が高周波回路の一部になる。絶縁をもたらし、潜在的な高周波損失を減少するために、支持部材256からパッド258まで導くライン259は、著しく高抵抗のものに作られる。
パッド260に印加される直流制御信号は、電極240と、ブリッジ構造260の下側の一部に形成される対向電極261との間に静電引力を引き起こす。接点領域234と235がブリッジ構造250の手段により、接点領域236と237に電気的に接続されるとき、スイッチ230は比較的小さい抵抗損失で、第1よび第2導体232と234との間に高周波電流を導く。この低損失の特徴は、比較的大きい制御電極240により生成される大きい引力から生じる良好な接触に帰因する。
なお、ここに述べた種々のスイッチの実施態様の部品の寸法は、明瞭化のために非常に誇張されている。
種々の部品の一般的な厚さは、例えば、次の通りである。
基 板 500μm
直流電極 0.1μm
導 体 1.0μm
支持部材 3.0μm
ブリッジ構造 1.0μm
中央補剛部 1〜2μm
接触導体とブリッジ構造は、良好な摩耗特性と、導電性つまり低電気抵抗とを有するように選択された金属で製作される。さらに、これらの部品は、高い熱伝導性、耐酸化性を示すべきであり、ブリッジ構造と導体金属は異なる融点を有するべきである。基本的な導体とブリッジ構造の金属は、例えば銀又は金であり、少し例を挙げれば、上記目的に適うようにルテニウム、タングステン、又はモリブデンのような適当なコーティングを有してもよい。
前述の詳細な説明は、単にこの発明の原理を示している。従って、当業者であれば、ここに明確に説明又は開示されていないが発明の原理を具体化しその精神と範囲の中にある種々の構成を発明することができるであろうということは認められるであろう。
従来技術のMEMSスイッチの平面図である。 図1Aのスイッチの開位置における線1B−1Bに沿った図である。 図1Aのスイッチの閉位置における線1B−1Bに沿った図である。 この発明の一実施態様によるMEMSスイッチの平面図である。 図2Aに示すスイッチの開位置における線2B−2Bに沿った図である。 図2Aに示すスイッチの閉位置における線2B−2Bに沿った図である。 この発明の他の実施態様によるMEMSスイッチの平面図である。 図3Aに示すスイッチの開位置における線3B−3Bに沿った図である。 図3Aに示すスイッチの閉位置における線3B−3Bに沿った図である。 2つの導体の上方に接点部材を有するスイッチのいくつかの基本部品の斜視図である。 1つの導体の上方に設けられ他の導体と電気的に一体になった接点部材を有するスイッチのいくつかの基本部品の斜視図である。 図4と4Bのスイッチデザインの利点と欠点を示す図である。 導体に接触する図4Bに示すような接点部材の側面図である。 実際の接点表面の凹凸の図である。 この発明の他の実施態様の分解図である。 図7Aの線7B−7Bに沿った図である。 図7Aの線7C−7Cに沿った図である。 この発明の他の実施態様の分解図である。 図8Aの線8B−8Bに沿った図である。 図8Aの線8C−8Cに沿った図である。 この発明の他の実施態様の分解図である。 図9Aの線9B−9Bに沿った図である。 図9Aの線9C−9Cに沿った図である。 この発明の他の実施態様の分解図である。 図10Aの一部品の平面図である。 図10Aの線10B−10Bに沿った図である。 図10Aの線10C−10Cに沿った図である。

Claims (13)

  1. 基板部材と、
    前記基板上に設けられ間隔を有する第1および第2導体と、
    複数の支持部材と、
    基板の上方に設けられ支持部材の各々に接続される複数の可撓性アームを有し中央補剛部を備えるブリッジ構造と、
    基板上に設けられ直流制御信号を受けてスイッチを閉位置へ作動する少なくとも1つの制御電極とを備え、
    ブリッジ構造は、制御電極に対面する対向電極部を形成する少なくとも1つの金属領域を備える下側表面を有して直流制御信号の制御電極への印加時に静電引力を成生し、
    ブリッジ構造は、前記直流制御信号の印加時に、前記静電引力によって引下げられて、前記下側表面が第1および第2導体間に電気回路を形成し、
    前記中央補剛部は、前記ブリッジ構造が引下げられて前記電気回路を形成するときに、制御電極と対向電極部との間で接触が生じないように、湾曲を阻止する材料からなり、
    前記支持部材は第1,第2および第3支持部材からなり、
    前記ブリッジ構造は第1および第2支持部材にそれぞれ接続される2つの可撓性アームを備え、
    前記ブリッジ構造は第3支持部材に接続される第3アームを備え、
    少なくとも第3支持部材は導電性を有し、第3支持部材が第2導体と電気的に一体である微小電気機械システムスイッチ。
  2. 前記基板上に設けられ電気的に相互連結した2つの制御電極と、
    前記ブリッジ構造上の2つの対向電極部とを備え、
    ブリッジ構造の下側表面は制御電極に対面する対向電極部の領域に全く誘電材料を備えない請求項1記載のスイッチ。
  3. 前記基板上に設けられた唯一の制御電極と、
    前記ブリッジ構造上の唯一の対向電極部とを備え、
    ブリッジ構造の下側表面は制御電極に対面する対向電極部の領域に全く誘電材料を備えない請求項1記載のスイッチ。
  4. ブリッジ構造が本質的に平坦な金属ブリッジ部材からなり、中央補剛部が金属ブリッジ部材の上に設けられている請求項1記載のスイッチ。
  5. 中央補剛部が固体酸化物である請求項4記載のスイッチ。
  6. 中央補剛部が珪素酸化物である請求項5記載のスイッチ。
  7. 可撓性アームの少なくとも2つが二股に分かれている請求項記載のスイッチ。
  8. 唯一の制御電極が基板上に設けられ、
    第1導体がブリッジ構造の下方に先端を有し、
    制御電極が第1導体の先端を部分的に囲む請求項記載のスイッチ。
  9. 唯一の制御電極が基板上に設けられ、
    第1導体がブリッジ構造の下方に二股に分かれた先端を有し、
    二股に分かれた先端が、間隔を有する導体セグメントを形成し、
    制御電極が、間隔を有する導体セグメント間の間隔に設けられてなる請求項のスイッチ。
  10. 第2導体が、間隔を有する第1および第2導体セグメントを形成する二股に分かれた端部を有し、
    第1支持部材は第1導体セグメントと電気的に一体であり、
    第2支持部材は第2導体セグメントと電気的に一体である請求項記載のスイッチ。
  11. 第1導体が2つの小接点領域の方へ先細り、
    第2導体が2つの小接点領域の方へ先細り、
    制御電極が第1および第2導体の間に配置されてなる請求項1記載のスイッチ。
  12. 制御電極が4つのノッチを備え、
    各ノッチは接点領域の各々を部分的に囲む請求項11記載のスイッチ。
  13. 基板上でブリッジ構造の下方に配置され、ブリッジ構造が引き下げられた時にブリッジ構造が制御電極に接触することを阻止することを助ける高さを有する複数のストッパーを備える請求項1記載のスイッチ。
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