JP2017072168A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスブレーキ力を発生させるホイールシリンダを備えるドラムブレーキに、パーキングブレーキ力を発生するための動力を発揮する電動アクチュエータが付設される車両用ブレーキ装置において、部品点数を少なくしつつ、ドラムブレーキの車両への搭載性を高める。
【解決手段】ホイールシリンダ16Aが有するシリンダボディ23Aは、第1および第2ピストン21A,22Aを摺動自在に嵌合させてバックプレート12の内面に固定され、シリンダボディ23Aに対応する部分でバックプレート12の外面に電動アクチュエータ24が取付けられ、電動アクチュエータ24の作動に応じて第1および第2ピストン21A,22Aを軸方向に駆動してパーキングブレーキ力を発生させるパーキングブレーキ機構25Aが、シリンダボディ23Aに収容される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車輪とともに回転するブレーキドラムの内周に摺接することを可能としてバックプレート内に配置される第1および第2ブレーキシューと、それらのブレーキシューの一端部を回動可能に支持するようにして前記バックプレートに設けられるアンカーブロックと、第1および第2ブレーキシューの他端部に個別に当接する第1および第2ピストンを有するとともに第1および第2ブレーキシューを拡開駆動してサービスブレーキ力を発生させる推力を発揮し得るホイールシリンダとを備えるドラムブレーキに、パーキングブレーキ力を発生するための動力を発揮する電動アクチュエータが付設される車両用ブレーキ装置に関する。
サービスブレーキ力を発生させるホイールシリンダに加えて、電動アクチュエータが発揮する動力で牽引されるブレーキケーブルに連結されるパーキングレバーを備え、パーキングレバーを回動するようにブレーキケーブルを牽引することでパーキングブレーキ力を得るようにしたドラムブレーキが、特許文献1で知られている。
特開2014−126146号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、パーキングレバーを回動駆動してパーキングブレーキ力を得るための機構の部品点数が多くなるとともに、ブレーキケーブルの配索や、足回り部品との干渉等を勘案すると、ドラムブレーキの車両への搭載性が優れているとは言い難い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数を少なくしつつドラムブレーキの車両への搭載性を高めた車両用ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車輪とともに回転するブレーキドラムの内周に摺接することを可能としてバックプレート内に配置される第1および第2ブレーキシューと、それらのブレーキシューの一端部を回動可能に支持するようにして前記バックプレートに設けられるアンカーブロックと、第1および第2ブレーキシューの他端部に個別に当接する第1および第2ピストンを有するとともに第1および第2ブレーキシューを拡開駆動してサービスブレーキ力を発生させる推力を発揮し得るホイールシリンダとを備えるドラムブレーキに、パーキングブレーキ力を発生するための動力を発揮する電動アクチュエータが付設される車両用ブレーキ装置において、前記ホイールシリンダが有するシリンダボディは、第1および第2ピストンを摺動自在に嵌合させて前記バックプレートの内面に固定され、前記シリンダボディに対応する部分で前記バックプレートの外面に前記電動アクチュエータが取付けられ、前記電動アクチュエータの作動に応じて第1および第2ピストンを軸方向に駆動してパーキングブレーキ力を発生させるパーキングブレーキ機構が、前記シリンダボディに収容されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記第1ピストンと、サービスブレーキ時に液圧力を発生する液圧室を前記第1ピストンとの間に形成する中間ピストンとが、前記シリンダボディに液密にかつ摺動自在に嵌合され、前記中間ピストンに連動、連結される前記第2ピストンが、前記中間ピストンとの間に作動室を形成しつつ軸線まわりの回転を不能として前記シリンダボディに摺動自在に嵌合され、前記電動アクチュエータの出力軸が、前記シリンダボディの軸線と直交する平面に沿う軸線を有して前記バックプレートおよび前記シリンダボディを貫通して前記作動室内に突入され、前記パーキングブレーキ機構が、前記第1ピストンに一端部を当接可能としつつ前記第2ピストンに他端部が同軸に螺合されるようにして前記シリンダボディと同軸に配置されるロッドと、前記出力軸に設けられるウォームホイルと、該ウォームホイルに噛合するようにして前記ロッドの軸方向中間部に相対回転不能に設けられる円筒ウォームとで構成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記中間ピストンに同軸に液密かつ摺動自在に嵌合される軸部が前記第1ピストンに固設され、前記ロッドの一端部が前記軸部に同軸に当接可能であることを第3の特徴とする。
さらに本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記第1ピストンと、サービスブレーキ時に液圧力を発生する液圧室を前記第1ピストンとの間に形成しつつ軸線まわりの回転を不能とした前記第2ピストンとが、前記シリンダボディに液密にかつ摺動自在に嵌合され、前記電動アクチュエータの出力軸が、前記シリンダボディの軸線と直交する平面に沿う軸線を有して前記バックプレートを貫通しつつ前記シリンダボディを液密に貫通して前記液圧室内に突入され、前記パーキングブレーキ機構が、前記第1ピストンに一端部を当接可能としつつ前記第2ピストンに他端部が同軸に螺合するようにして前記シリンダボディと同軸に配置されるロッドと、前記出力軸に設けられるウォームホイルと、該ウォームホイルに噛合するようにして前記ロッドの軸方向中間部に相対回転不能に設けられる円筒ウォームとで構成されることを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、電動アクチュエータの作動によってパーキングブレーキ力を得るためのパーキングブレーキ機構がシリンダボディに収容されるので、パーキングレバーやブレーキケーブルが不要となり、部品点数を低減することができるとともに、ブレーキケーブルの配索や、足回り部品との干渉等についての配慮が不要となり、車両搭載性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、第1ピストンとの間に液圧室を形成する中間ピストンと、その中間ピストンに連動、連結される第2ピストンとの間に作動室が形成され、作動室内で、電動アクチュエータの出力軸に設けられたウォームホイルに噛合する円筒ウォームが、一端部を第1ピストンに当接させたロッドの中間部に相対回転不能に設けられ、ロッドの他端部がシリンダボディ内で回転不能である第2ピストンに同軸に螺合されるので、サービスブレーキ時には、液圧室への液圧作用時に第1ピストンおよび中間ピストンが相互に離反する方向に作動し、第1ピストンで第1ブレーキシューが押圧されるとともに、中間ピストンに連動、連結される第2ピストンで第2ブレーキシューが押されることでサービスブレーキ力が得られる。一方、パーキングブレーキ時には、電動アクチュエータの作動によってウォームホイルおよび円筒ウォームを介してロッドが回転し、シリンダボディ内での回転を不能とした第2ピストンにロッドが螺合しているので、第2ピストンが第2ブレーキシューを押圧するように軸方向に駆動され、第2ブレーキシュー側からの反力がロッドを介して第1ピストンに作用することで第1ピストンも第1ブレーキシューを押圧するように軸方向に移動することになり、パーキングブレーキ力が得られることになる。しかもパーキングブレーキ機構の大部分が作動室内に収容されており、パーキングブレーキ機構にブレーキ液の影響が及ぶことはない。
本発明の第3の特徴によれば、第1ピストンに固設される軸部が、中間ピストンに同軸に液密かつ摺動自在に嵌合され、その軸部にロッドの一端部が同軸に当接可能であるので、部品点数を少なくした簡単な構造で、ロッドの一端部を第1ピストンに当接可能とすることができる。
さらに本発明の第4の特徴によれば、第1ピストンおよび第2ピストン間に形成される液圧室内で、電動アクチュエータの出力軸に設けられたウォームホイルに噛合する円筒ウォームが、一端部を第1ピストンに当接させたロッドの中間部に相対回転不能に設けられ、ロッドの他端部がシリンダボディ内で回転不能である第2ピストンに同軸に螺合されるので、サービスブレーキ時には、液圧室への液圧作用時に第1ピストンおよび第2ピストンが相互に離反する方向に作動し、第1ピストンで第1ブレーキシューが押圧されるとともに、第2ピストンで第2ブレーキシューが押されることでサービスブレーキ力が得られる。一方、パーキングブレーキ時には、電動アクチュエータの作動によってウォームホイルおよび円筒ウォームを介してロッドが回転し、シリンダボディ内での回転を不能とした第2ピストンにロッドが螺合しているので、第2ピストンが第2ブレーキシューを押圧するように軸方向に駆動され、第2ブレーキシュー側からの反力がロッドを介して第1ピストンに作用することで第1ピストンも第1ブレーキシューを押圧するように軸方向に移動することになり、パーキングブレーキ力が得られることになる。しかもパーキングブレーキ機構が液圧室内に収容されており、シリンダボディを大型化することなく該シリンダボディ内にパーキングブレーキ機構を収容することができる。
ドラムブレーキの正面図である。 図1の2矢視図である。 ホイールシリンダおよびパーキングブレーキ機構の構成を示すための図1の3−3線に沿う簡略化した断面図図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5−5線断面図である。 ホイールシリンダおよびパーキングブレーキ機構のサービスブレーキ時の作動状態(a)およびパーキングブレーキ時の作動状態(b)を示す断面図である。 第2の実施の形態の図3に対応した断面図である。 ホイールシリンダおよびパーキングブレーキ機構のサービスブレーキ時の作動状態(a)およびパーキングブレーキ時の作動状態(b)を示す断面図である。
本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図6を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、四輪車両のたとえば左後輪にはドラムブレーキ11Aが設けられており、このドラムブレーキ11Aは、固定のバックプレート12と、前記左後輪とともに回転するブレーキドラム13の内周に摺接することを可能として前記バックプレート12内に配置される第1および第2ブレーキシュー14,15と、第1および第2ブレーキシュー14,15が拡張作動する力を発揮するようにして前記バックプレート12の上部に固定されるホイールシリンダ16Aと、第1および第2ブレーキシュー14,15間に設けられるリターンスプリング17とを備える。
前記バックプレート12の下部には、第1および第2ブレーキシュー14,15の一端部を回動可能に支持するアンカーブロック19が固設されており、第1および第2ブレーキシュー14,15の一端部間には、それらのブレーキシュー14,15の一端部を前記アンカーブロック19側に付勢するコイルスプリング20が設けられる。また第1および第2ブレーキシュー14,15の他端部間には、それらのブレーキシュー14,15を収縮方向に付勢する前記リターンスプリング17が設けられる。
前記ホイールシリンダ16Aは、ブレーキペダルで操作されるマスタシリンダ(図示せず)の出力液圧によって作動して、前記アンカーブロック19を支点として第1および第2ブレーキシュー14,15を拡開する側に駆動する力を発揮するものであり、前記ホイールシリンダ16Aが備える第1および第2ピストン21A,22Aの外端部は、第1および第2ブレーキシュー14,15の前記他端部に対向するように配置される。
図3を併せて参照して、前記ホイールシリンダ16Aが有するシリンダボディ23Aは、第1および第2ピストン21A,22Aを摺動自在に嵌合させて前記バックプレート12の内面に固定され、前記シリンダボディ23Aに対応する部分で前記バックプレート12の外面には、パーキングブレーキ力を発生するための動力を発揮する電動アクチュエータ24が取付けられ、その電動アクチュエータ24の作動に応じて第1および第2ピストン21A,22Aを軸方向に駆動してパーキングブレーキ力を発生させるパーキングブレーキ機構25Aが、前記シリンダボディ23Aに収容される。
前記シリンダボディ23Aには、前記第1ピストン21Aと、サービスブレーキ時に液圧力を発生する液圧室26を前記第1ピストン21Aとの間に形成する中間ピストン27とが、液密にかつ摺動自在に嵌合され、前記中間ピストン27に連動、連結される前記第2ピストン22Aが、前記中間ピストン27との間に作動室28を形成しつつ軸線まわりの回転を不能として前記シリンダボディ23Aに摺動自在に嵌合される。
前記第1ピストン21Aの外周には、前記シリンダボディ23Aの内面に弾発的に摺接する環状のシール部材29が装着され、前記中間ピストン27の外周には、前記シリンダボディ23Aの内面に弾発的に摺接する環状のシール部材30が装着され、前記液圧室26は、その軸方向両側で、前記第1ピストン21Aおよび前記シリンダボディ23A間の環状のシール部材29と、前記中間ピストン27および前記シリンダボディ23A間の環状シール部材30とでシールされる。また前記シリンダボディ23Aには、前記液圧室26に通じるようにして前記バックプレート12を貫通する液圧導入管31が接続され、この液圧導入管31の外端部には、ブレーキペダルで操作されるマスタシリンダに連なるブレーキホース(図示せず)が接続される。
図4において、前記第2ピストン22Aが摺動自在に嵌合される部分で、前記シリンダボディ23Aの内面のたとえば複数箇所には、軸方向に延びる溝32が設けられており、第2ピストン22Aの外周のたとえば複数箇所に突設される突部33が前記溝32にスライド可能に嵌合される。この突部33の前記溝32への嵌合により、第2ピストン22Aは、軸方向移動を可能としつつ軸線まわりの回転を不能としてシリンダボディ23Aに摺動自在に嵌合されることになる。
前記電動アクチュエータ24は、電動モータ35を含むものであり、この電動アクチュエータ24の出力軸36は、前記シリンダボディ23Aの軸線と直交する平面PL(図1および図3参照)に沿う軸線を有して前記バックプレート12および前記シリンダボディ23Aを貫通して前記作動室28内に突入され、前記出力軸36の先端部は前記シリンダボディ23Aの側壁で回転自在に支持される。
図5を併せて参照して、前記パーキングブレーキ機構25Aは、前記第1ピストン21Aに一端部を当接可能としつつ前記第2ピストン22Aに他端部が同軸に螺合されるようにして前記シリンダボディ23Aと同軸に配置されるロッド38Aと、前記出力軸36に設けられるウォームホイル39と、該ウォームホイル39に噛合するようにして前記ロッド38Aの軸方向中間部に相対回転不能に設けられる円筒ウォーム40とで構成され、この実施の形態で前記円筒ウォーム40は、前記ロッド38Aに相対回転不能かつ軸方向相対移動不能として前記ロッド38Aに一体に設けられる。
再び図3において、前記中間ピストン27には、貫通孔41が同軸に設けられており、前記第1ピストン21Aに固設された軸部42が前記貫通孔41に液密かつ摺動自在に嵌合される。この実施の形態で、前記軸部42は第1ピストン21Aに一体に設けられるが、第1ピストン21Aに、第1ピストン21Aとは別部材の軸部を同軸に固着するようにしてもよい。また前記軸部42の外周には前記貫通孔41の内面に弾発的に摺接する環状のシール部材43が装着され、前記軸部42の前記作動室28側の端部には、前記ロッド38Aの一端部を嵌合、当接させるための受け入れ凹部44が形成される。また前記第1ピストン21Aおよび前記中間ピストン27間には、前記軸部42の一部を囲繞するようにしてコイル状のスプリング47が介設されており、このスプリング47は前記液圧室26の容積を増大する側に前記第1ピストン21Aおよび前記中間ピストン27を付勢し、振動による第1ピストン21Aの戻りを防止する働きをする。
ところで前記ロッド38Aは、前記電動アクチュエータ24の作動に応じて回転するので、このロッド38Aの一端部が当接する前記軸部42と、その軸部42と一体の第1ピストン21Aとが、前記ロッド38Aとともに回転するのを阻止するために、前記貫通孔41の前記作動室28寄りの部分には、1または複数の軸方向に延びる溝45が形成されており、前記軸部42の外周には、溝45にスライド可能に嵌合する1または複数の突部46が突設される。
前記ロッド38Aの他端部外周には雄ねじ48が刻設されており、この雄ねじ48を螺合させるための有底のねじ孔49が、前記作動室28側に開放するようにして前記第2ピストン22Aに同軸に設けられる。
さらに前記中間ピストン27および前記第2ピストン22A間には、複数本たとえば2本の連結ロッド52が設けられており、前記第2ピストン22Aは、前記連結ロッド52を介して前記中間ピストン27に連動、連結されることになる。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、ホイールシリンダ16Aが有するシリンダボディ23Aは、第1および第2ピストン21A,22Aを摺動自在に嵌合させてバックプレート12の内面に固定され、シリンダボディ23Aに対応する部分でバックプレート12の外面に電動アクチュエータ24が取付けられ、電動アクチュエータ24の作動に応じて第1および第2ピストン21A,22Aを軸方向に駆動してパーキングブレーキ力を発生させるパーキングブレーキ機構25Aが、シリンダボディ23Aに収容されるので、パーキングレバーやブレーキケーブルが不要となり、部品点数を低減することができるとともに、ブレーキケーブルの配索や、足回り部品との干渉等についての配慮が不要となり、車両搭載性を高めることができる。
また第1ピストン21Aと、サービスブレーキ時に液圧力を発生する液圧室26を第1ピストン21Aとの間に形成する中間ピストン27とが、シリンダボディ23Aに液密にかつ摺動自在に嵌合され、中間ピストン27に連動、連結される第2ピストン22Aが、中間ピストン27との間に作動室28を形成しつつ軸線まわりの回転を不能としてシリンダボディ23Aに摺動自在に嵌合され、電動アクチュエータ24の出力軸36が、シリンダボディ23Aの軸線と直交する平面PLに沿う軸線を有してバックプレート12およびシリンダボディ23Aを貫通して前記作動室28内に突入され、パーキングブレーキ機構25Aが、第1ピストン21Aに一端部を当接可能としつつ第2ピストン22Aに他端部が同軸に螺合されるようにしてシリンダボディ23Aと同軸に配置されるロッド38Aと、出力軸36に設けられるウォームホイル39と、該ウォームホイル39に噛合するようにして前記ロッド38Aの軸方向中間部に相対回転不能に設けられる円筒ウォーム40とで構成され、この実施の形態では、前記円筒ウォーム40が前記ロッド38Aに一体に設けられている。
このようなパーキングブレーキ機構25Aを備えるホイールシリンダ16Aによれば、サービスブレーキ時には、図6(a)で示すように、液圧室26への液圧作用時に第1ピストン21Aおよび中間ピストン27が相互に離反する方向に作動し、第1ピストン21Aで第1ブレーキシュー14が押圧されるとともに、中間ピストン27に連動、連結される第2ピストン22Aで第2ブレーキシュー15が押されることになってサービスブレーキ力が得られる。この際、パーキングブレーキ機構25Aのロッド38Aは、前記円筒ウォーム40および第2ピストン22Aとともに軸方向に作動し、前記ロッド38Aの一端部は第1ピストン21Aの軸部42から離反する。
一方、パーキングブレーキ時には、図6(b)で示すように、電動アクチュエータ24の作動によってウォームホイル39および円筒ウォーム40を介してロッド38Aが回転し、シリンダボディ23A内での回転を不能とした第2ピストン22Aにロッド38Aが螺合しているので、第2ピストン22Aが第2ブレーキシュー15を押圧するように軸方向に駆動され、第2ブレーキシュー15側からの反力がロッド38Aを介して第1ピストン21Aに作用することで第1ピストン21Aも第1ブレーキシュー14を押圧するように軸方向に移動することになり、パーキングブレーキ力が得られることになる。
しかもパーキングブレーキ機構25Aが作動室28内に収容されており、パーキングブレーキ機構25Aにブレーキ液の影響が及ぶことはない。
また中間ピストン27に同軸に液密かつ摺動自在に嵌合される軸部42が前記第1ピストン21Aに固設され、ロッド38Aの一端部が前記軸部42に同軸に当接可能であるので、部品点数を少なくした簡単な構造で、ロッド38Aの一端部を第1ピストン21Aに当接可能とすることができる。
本発明の第2の実施の形態について図7および図8を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
先ず図7において、ドラムブレーキ11Bのホイールシリンダ16Bが有するシリンダボディ23Bは、第1および第2ピストン21B,22Bを摺動自在に嵌合させて前記バックプレート12の内面に固定され、前記シリンダボディ23Bに対応する部分で前記バックプレート12の外面には、パーキングブレーキ力を発生するための動力を発揮する電動アクチュエータ24が取付けられ、その電動アクチュエータ24の作動に応じて第1および第2ピストン21B,22Bを軸方向に駆動してパーキングブレーキ力を発生させるパーキングブレーキ機構25Bが、前記シリンダボディ23Bに収容される。
前記シリンダボディ23Bには、前記第1ピストン21Bと、サービスブレーキ時に液圧力を発生する液圧室53を前記第1ピストン21Bとの間に形成しつつ軸線まわりの回転を不能とした前記第2ピストン22Bとが、液密にかつ摺動自在に嵌合される。
前記第1ピストン21Bの外周には、前記シリンダボディ23Bの内面に弾発的に摺接する環状のシール部材54が装着され、前記第2ピストン22Bの外周には、前記シリンダボディ23Bの内面に弾発的に摺接する環状のシール部材55が装着される。
また前記シリンダボディ23Bには、前記液圧室53に通じるようにしてバックプレート12を貫通する液圧導入管31が接続される。
前記第2ピストン22Bの外周に装着された前記シール部材55よりも軸方向外方で前記シリンダボディ23Bの内面のたとえば複数箇所には、軸方向に延びる溝56が設けられており、第2ピストン22Bの外周のたとえば複数箇所に突設される突部57が前記溝56にスライド可能に嵌合される。この突部57の前記溝56への嵌合により、第2ピストン22Bは、軸方向移動を可能としつつ軸線まわりの回転を不能としてシリンダボディ23Bに摺動自在に嵌合されることになる。
前記電動アクチュエータ24の出力軸36は、前記シリンダボディ23Bの軸線と直交する平面PLに沿う軸線を有して前記バックプレート12を貫通するとともに前記シリンダボディ23Bを液密に貫通して前記液圧室53内に突入され、前記シリンダボディ23Bおよび前記出力軸36間には環状のシール部材58が介装される。また前記出力軸36の先端部は前記シリンダボディ23Bの側壁で回転自在に支持される。
前記パーキングブレーキ機構25Bは、前記第1ピストン21Bに一端部を当接可能としつつ前記第2ピストン22Bに他端部が同軸に螺合されるようにして前記シリンダボディ23Bと同軸に配置されるロッド38Bと、前記出力軸38Bに設けられるウォームホイル39と、該ウォームホイル39に噛合するようにして前記ロッド38Bの軸方向中間部に相対回転不かつ軸方向相対移動可能能に設けられる円筒ウォーム40とで構成され、この実施の形態では、前記円筒ウォーム40が前記ロッド38Bに一体に設けられている。
前記第1ピストン21Bにおいて前記液圧室53に臨む面の中央部には、前記ロッド38Bの一端部を挿入、当接させるための受け入れ凹部60が形成される。また前記ロッド38Bおよび前記第1ピストン21B間には、コイル状のスプリング59が介設される。このスプリング59は、前記受け入れ凹部60の内端閉塞面と、前記円筒ウォーム40よりも第1ピストン21B側で前記ロッド38Bに設けられる鍔部61との間に縮設されており、振動による第1ピストン21Bの戻りを防止する働きをする。
ところで前記ロッド38Bは、前記電動アクチュエータ24の作動に応じて回転するので、このロッド38Bの一端部が当接する前記第1ピストン21Bが前記ロッド38Bとともに回転するのを阻止するために、前記シール部材54よりも軸方向外方で前記シリンダボディ23Bの内面のたとえば複数箇所には、軸方向に延びる溝62が設けられており、第1ピストン21Bの外周のたとえば複数箇所に突設される突部63が前記溝62にスライド可能に嵌合される。この突部63の前記溝62への嵌合により、第2ピストン22Bが前記ロッド38Bとともに回転することが防止される。
この第2の実施の形態によれば、サービスブレーキ時には、図8(a)で示すように、液圧室53への液圧作用時に第1ピストン21Bおよび第2ピストン22Bが相互に離反する方向に作動し、第1ピストン21Bで第1ブレーキシュー14(第1の実施の形態参照)が押圧されるとともに、第2ピストン22Bで第2ブレーキシュー15(第1の実施の形態参照)が押されることでサービスブレーキ力が得られる。この際、パーキングブレーキ機構25Bのロッド38Bは、前記円筒ウォーム40および第2ピストン22Bとともに軸方向に作動し、ロッド38Bの一端部は第1ピストン21Bから離反する。
一方、パーキングブレーキ時には、図8(b)で示すように、電動アクチュエータ24の作動によってウォームホイル39および円筒ウォーム40を介してロッド38Bが回転し、シリンダボディ23B内での回転を不能とした第2ピストン22Bにロッド38Bが螺合しているので、第2ピストン22Bが第2ブレーキシュー15を押圧するように軸方向に駆動され、第2ブレーキシュー15側からの反力がロッド38Bを介して第1ピストン21Bに作用することで第1ピストン21Bも第1ブレーキシュー14を押圧するように軸方向に移動することになり、パーキングブレーキ力が得られることになる。
しかもパーキングブレーキ機構25Bが液圧室53内に収容されており、シリンダボディ23Bを大型化することなく該シリンダボディ23B内にパーキングブレーキ機構25Bを収容することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では、円筒ウォーム40がロッド38A,38Bに一体に設けれていたが、円筒ウォーム40がロッド38A,38Bに相対回転不能かつ軸方向相対移動可能に設けられていてもよい。
11A,11B・・・ドラムブレーキ
12・・・バックプレート
13・・・ブレーキドラム
14・・・第1ブレーキシュー
15・・・第2ブレーキシュー
16A,16B・・・ホイールシリンダ
19・・・アンカーブロック
21A,21B・・・第1ピストン
22A,22B・・・第2ピストン
23A,23B・・・シリンダボディ
24・・・電動アクチュエータ
25A,25B・・・パーキングブレーキ機構
26,53・・・液圧室
27・・・中間ピストン
28・・・作動室
36・・・出力軸
38A,38B・・・ロッド
39・・・ウォームホイル
40・・・円筒ウォーム
42・・・軸部
PL・・・平面

Claims (4)

  1. 車輪とともに回転するブレーキドラム(13)の内周に摺接することを可能としてバックプレート(12)内に配置される第1および第2ブレーキシュー(14,15)と、それらのブレーキシュー(14,15)の一端部を回動可能に支持するようにして前記バックプレート(12)に設けられるアンカーブロック(19)と、第1および第2ブレーキシュー(14,15)の他端部に個別に当接する第1および第2ピストン(21A,22A;21B,22B)を有するとともに第1および第2ブレーキシュー(14,15)を拡開駆動してサービスブレーキ力を発生させる推力を発揮し得るホイールシリンダ(16A,16B)とを備えるドラムブレーキ(11A,11B)に、パーキングブレーキ力を発生するための動力を発揮する電動アクチュエータ(24)が付設される車両用ブレーキ装置において、前記ホイールシリンダ(16A,16B)が有するシリンダボディ(23A,23B)は、第1および第2ピストン(21A,22A;21B,22B)を摺動自在に嵌合させて前記バックプレート(12)の内面に固定され、前記シリンダボディ(23A,23B)に対応する部分で前記バックプレート(12)の外面に前記電動アクチュエータ(24)が取付けられ、前記電動アクチュエータ(24)の作動に応じて第1および第2ピストン(21A,22A;21B,22B)を軸方向に駆動してパーキングブレーキ力を発生させるパーキングブレーキ機構(25A,25B)が、前記シリンダボディ(23A,23B)に収容されることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記第1ピストン(21A)と、サービスブレーキ時に液圧力を発生する液圧室(26)を前記第1ピストン(21A)との間に形成する中間ピストン(27)とが、前記シリンダボディ(23A)に液密にかつ摺動自在に嵌合され、前記中間ピストン(27)に連動、連結される前記第2ピストン(22A)が、前記中間ピストン(27)との間に作動室(28)を形成しつつ軸線まわりの回転を不能として前記シリンダボディ(23A)に摺動自在に嵌合され、前記電動アクチュエータ(24)の出力軸(36)が、前記シリンダボディ(23A)の軸線と直交する平面(PL)に沿う軸線を有して前記バックプレート(12)および前記シリンダボディ(23A)を貫通して前記作動室(28)内に突入され、前記パーキングブレーキ機構(25A)が、前記第1ピストン(21A)に一端部を当接可能としつつ前記第2ピストン(22A)に他端部が同軸に螺合されるようにして前記シリンダボディ(23A)と同軸に配置されるロッド(38A)と、前記出力軸(36)に設けられるウォームホイル(39)と、該ウォームホイル(39)に噛合するようにして前記ロッド(38A)の軸方向中間部に相対回転不能に設けられる円筒ウォーム(40)とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 前記中間ピストン(27)に同軸に液密かつ摺動自在に嵌合される軸部(42)が前記第1ピストン(21A)に固設され、前記ロッド(38A)の一端部が前記軸部(42)に同軸に当接可能であることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 前記第1ピストン(21B)と、サービスブレーキ時に液圧力を発生する液圧室(53)を前記第1ピストン(21B)との間に形成しつつ軸線まわりの回転を不能とした前記第2ピストン(22B)とが、前記シリンダボディ(23B)に液密にかつ摺動自在に嵌合され、前記電動アクチュエータ(24)の出力軸(36)が、前記シリンダボディ(23B)の軸線と直交する平面(PL)に沿う軸線を有して前記バックプレート(12) を貫通しつつ前記シリンダボディ(23B)を液密に貫通して前記液圧室(53)内に突入され、前記パーキングブレーキ機構(25B)が、前記第1ピストン(21B)に一端部を当接可能としつつ前記第2ピストン(22B)に他端部が同軸に螺合するようにして前記シリンダボディ(23B)と同軸に配置されるロッド(38B)と、前記出力軸(38B)に設けられるウォームホイル(39)と、該ウォームホイル(39)に噛合するようにして前記ロッド(38B)の軸方向中間部に相対回転不能に設けられる円筒ウォーム(40)とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
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