JP2017069799A - 測定装置、測定システム及び測定方法 - Google Patents

測定装置、測定システム及び測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017069799A
JP2017069799A JP2015194072A JP2015194072A JP2017069799A JP 2017069799 A JP2017069799 A JP 2017069799A JP 2015194072 A JP2015194072 A JP 2015194072A JP 2015194072 A JP2015194072 A JP 2015194072A JP 2017069799 A JP2017069799 A JP 2017069799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
intensity
radio wave
radio
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015194072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6445413B2 (ja
Inventor
裕紀 志田
Hironori Shida
裕紀 志田
允彦 中尾
Nobuhiko Nakao
允彦 中尾
金子 尚史
Hisafumi Kaneko
尚史 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2015194072A priority Critical patent/JP6445413B2/ja
Publication of JP2017069799A publication Critical patent/JP2017069799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6445413B2 publication Critical patent/JP6445413B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

【課題】電波の強度の測定の手間を低減する。【解決手段】測定装置は、電波の強度の測定位置を示す測定位置情報に基づいて、自機を前記測定位置に移動させる移動制御部と、前記測定位置における、無線通信局から送信される電波の強度を測定する電波強度測定部と、前記電波強度測定部が測定した前記電波の強度を示す電波強度情報と、自機の位置を示す自機位置情報とを対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御部とを備え、飛行体に搭載される。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、測定装置、測定システム及び測定方法に関する。
従来、無線基地局から送信される電波の強度を測定する際に、測定アンテナの姿勢と受信強度とを関連付けて記憶させる測定装置(例えば、特許文献1を参照)が知られている。
特開2012−199727号公報
上述したような測定装置においては、測定対象の位置にアンテナを移動させて電波の強度を手動で測定するため、測定の手間が煩雑であるという問題があった。
本発明は、電波の強度の測定の手間を低減することができる測定装置、測定システム及び測定方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、電波の強度の測定位置を示す測定位置情報に基づいて、自機を前記測定位置に移動させる移動制御部と、前記測定位置における、無線通信局から送信される電波の強度を測定する電波強度測定部と、前記電波強度測定部が測定した前記電波の強度を示す電波強度情報と、自機の位置を示す自機位置情報とを対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御部とを備え、飛行体に搭載される測定装置である。
本発明の一実施形態は、前記電波強度測定部による電波の受信の方位を示す受信方位、前記電波を受信するアンテナの方位、及び前記飛行体の飛行方位のうち少なくとも一つの方位を判定する方位判定部を更に備え、前記記憶制御部は、前記方位判定部が判定した前記方位と、前記電波強度情報と、前記自機位置情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる。
また、本発明の一実施形態の測定装置において、前記移動制御部は、自機が前記測定位置に到達した場合に、前記測定位置付近の所定範囲内において自機を移動させ、前記電波強度測定部は、自機の移動に伴って変化する前記電波の強度を測定し、前記記憶制御部は、前記電波強度測定部が測定する前記電波の強度が、所定のしきい値を超える場合に、当該電波の強度を示す前記電波強度情報と、前記自機位置情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる。
また、本発明の一実施形態の測定装置において、前記記憶制御部は、前記電波強度測定部が前記所定範囲内において測定する前記電波の強度について、前記しきい値を超える強度が測定されない場合には、前記電波強度測定部が測定する前記電波の強度が、前記しきい値よりも強度が低い第2のしきい値を超える場合に、当該電波の強度を示す前記電波強度情報と、前記自機位置情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる。
また、本発明の一実施形態の測定装置は、自機の周囲の風景の画像を撮像する撮像部を備え、前記記憶制御部は、前記電波強度測定部が測定する前記電波の強度が所定の強度である場合に、当該電波の強度を示す前記電波強度情報と、前記自機位置情報と、前記撮像部が撮像する前記画像とを対応付けて前記記憶部に記憶させる。
また、本発明の一実施形態の測定装置において、前記電波強度測定部は、自機が前記測定位置に到達した場合に、複数の無線通信局からそれぞれ送信される前記電波の強度を、無線通信局ごとに測定し、前記記憶制御部は、前記電波強度測定部が無線通信局ごとに測定する前記電波の強度を示す前記電波強度情報に基づいて、複数の無線通信局についての前記電波強度情報の中から選択された前記電波強度情報を前記記憶部に記憶させる。
また、本発明の一実施形態の測定装置は、前記電波強度測定部は、前記電波強度情報の取得の終了を示す所定の終了条件が成立した場合には、前記電波の強度の測定を終了し、前記移動制御部は、前記終了条件が成立した場合には、自機を所定の帰還位置に移動させる。
本発明の一実施形態は、上述の測定装置と、前記測定装置の前記記憶部に記憶される前記電波強度情報と、前記自機位置情報とに基づいて、前記測定位置における前記電波の強度の分布を算出する強度分布算出部を備える解析装置と、を備える測定システムである。
本発明の一実施形態は、飛行体に搭載される測定装置による測定方法であって、電波の強度の測定位置を示す測定位置情報に基づいて、自機を前記測定位置に移動させる移動制御ステップと、前記測定位置における、無線通信局から送信される電波の強度を測定する電波強度測定ステップと、前記電波強度測定ステップにおいて測定された前記電波の強度を示す電波強度情報と、自機の位置を示す自機位置情報とを対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御ステップとを有する測定方法である。
本発明によれば、電波の強度の測定の手間を低減することができる測定装置、測定システム及び測定方法を提供できる。
本実施形態の測定装置の計測対象の一例を示す模式図である。 本実施形態の飛行体の外観構成の一例を示す図である。 本実施形態の測定装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態の制御部の動作の一例を示す流れ図である。 本実施形態の測定装置による測定対象範囲の一例を示す模式図である。 本実施形態の測定結果情報の一例を示す表である。 本実施形態におけるレピータ局のアンテナの配置の一例を示す模式図である。 本実施形態の測定装置の動作の変形例を示す流れ図である。
[実施形態]
以下、図を参照して本実施形態による測定装置2について説明する。まず、図1を参照して測定装置2の計測対象について説明する。
[測定装置2の計測対象]
図1は、本実施形態の測定装置2の計測対象の一例を示す模式図である。測定装置2は、無線基地局BSが送信する電波の強度を測定する。この無線基地局BSは、例えば、電波を送受信するアンテナを備え、サービスエリアAR内の携帯端末と通信することにより、携帯電話サービスを提供する。なお、以下の説明においては、無線基地局BSを単に基地局BSとも記載する。この基地局BSは、ある地域において複数設置されることがある。例えば、図1に示す地域には、基地局BS1と、基地局BS2と、基地局BS3とが設置される。このうち、基地局BS1は、サービスエリアAR1内の携帯端末と通信する。
ところで、サービスエリアAR1内に、山や大きな建物などの障害物が存在すると、基地局BS1からの電波が到達しないエリアAR2が発生する場合がある。この場合、レピータ局RSを、基地局BS1の電波を受信することができる位置に設置すると、エリアAR2を含む範囲に電波を送信することができる。図1の場合、レピータ局RSは、基地局BS1から受信した電波をサービスエリアAR3内の携帯端末に対して送信する。また、レピータ局RSは、サービスエリアAR3内の携帯端末から受信した電波を基地局BS1に対して送信する。このようにレピータ局RSを設置することにより、電波が到達しないエリアAR2の範囲を縮小することができるため、無線通信サービスの質の向上を図ることができる。
測定装置2は、レピータ局RSの設置予定位置において、基地局BSが送信する電波の強度を測定する。この測定装置2による計測結果は、レピータ局RSの設置位置、レピータ局RSが備える送受信アンテナの位置、及びレピータ局RSが、複数の基地局BSのうち、いずれの基地局BSと通信すべきか、などを判定する際に用いられる。
なお、本実施形態においては、測定装置2がレピータ局RSを設置する際に用いられる場合を一例にして説明するが、これに限られない。測定装置2は、基地局BSからの電波を受信する様々なアンテナの設置や、基地局BSからの電波を受信する他の基地局BSの設置に利用される。例えば、測定装置2は、基地局BS間を無線バックホール回線によって接続する際において、一方の基地局BSに対する他の基地局BSを設置する際の、設置候補地における電波強度の測定に用いられてもよい。以下、図2及び図3を参照して、測定装置2の構成について説明する。
[飛行体1の構成]
図2は、本実施形態の飛行体1の外観構成の一例を示す図である。測定装置2は、一例として、図2に示す飛行体1に搭載される。この飛行体1は、測定装置2と、GPS受信部30と、カメラ40と、電波受信部50と、モータ60とを備えている。
GPS受信部30は、GPS(Global Positioning System)衛星が送信する電波を受信する。このGPS衛星が送信する電波には、この電波を受信した位置、つまり、飛行体1の位置を特定するための信号が含まれている。GPS受信部30は、GPS衛星から受信した電波をGPS信号SGに変換し、変換したGPS信号SGを測定装置2に出力する。なお、この一例では、GPS受信部30は、GPS衛星が送信する電波を受信する場合について説明するが、これに限られない。例えば、GPS受信部30は、測位精度の高い準天頂衛星など、GPS衛星以外の人工衛星からの電波を受信してもよい。
撮像部、すなわちカメラ40は、飛行体1の周辺の風景を撮像する。カメラ40は、撮像した風景の画像を、周辺画像PICとして測定装置2に出力する。この一例では、カメラ40の撮像方向と、飛行体1の機首方位HDGとが一致している。この場合、カメラ40は、飛行体1の前方の風景を撮像する。
電波受信部50は、不図示のアンテナを備えており、基地局BSが送信する電波を受信する。この基地局BSが送信する電波には、基地局BSを識別する情報である基地局IDが含まれている。例えば、基地局BS1が送信する電波には、”BS001”が基地局IDとして含まれている。また、基地局BS2、基地局BS3が送信する電波には、”BS002”、”BS003”が基地局IDとして、それぞれ含まれている。電波受信部50は、受信した電波を受信信号SRに変換し、変換した受信信号SRを測定装置2に出力する。この受信信号SRには、基地局BSを識別する情報である基地局IDが含まれている。
モータ60は、ロータRTを回転させることにより、飛行体1に揚力及び推進力を与える。この一例では、飛行体1は、モータ61〜64を備える。モータ61〜64は、対応するロータRT1〜RT4を回転させる。それぞれのモータ60に供給する駆動電流を制御することにより、飛行体1の飛行高度、方位、進行方向を制御することができる。
測定装置2は、制御部10と、記憶部20とを備える。この測定装置2の機能構成について、図3を参照して説明する。
[測定装置2の構成]
図3は、本実施形態の測定装置2の機能構成の一例を示すブロック図である。測定装置2は、上述したGPS受信部30と、カメラ40と、電波受信部50と、モータ60とに接続される。
記憶部20は、不揮発性の半導体メモリを備えており、測定位置情報201と、測定結果情報202とが記憶される。この半導体メモリは、飛行体1から取り外せる可搬型のICメモリであってもよく、飛行体1から取り外せないフラッシュROM等であってもよい。測定位置情報201とは、飛行体1の目的地TGTを示す情報である。この目的地TGTとは、測定装置2が電波の強度を測定する測定位置である。測定位置情報201は、飛行体1の飛行開始前に予め記憶部20に記憶される。測定結果情報202とは、測定装置2による測定結果を示す情報である。
なお、この一例においては、測定装置2が記憶部20を備え、この記憶部20に測定結果情報202が記憶される場合について説明するが、これに限られない。測定装置2は、測定結果情報202を記憶部20に記憶させることなく、又は測定結果情報202を記憶部20に記憶させつつ、測定結果情報202を無線通信によって他の装置に送信してもよい。
また、測定装置2は、飛行体1が飛行する時間帯に応じた電波の受信状態を測定することもできる。例えば、特定の時間帯に生じるノイズなどの影響により、電波の受信状態が特定の時間帯に悪化するような場合がある。このような場合に、飛行体1が周期的に飛行しつつ測定装置2が電波の受信状態を測定することにより、電波の受信状態が悪化する時間帯を把握することができる。
制御部10は、移動制御部101と、自機位置算出部102と、電波強度測定部103と、記憶制御部104とを、その機能部として備える。以下、これら各機能部の構成と動作とについて、図3及び図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態の制御部10の動作の一例を示す流れ図である。
[制御部10の各機能部の構成及び動作]
自機位置算出部102は、飛行体1の位置、すなわち自機位置を算出する。具体的には、自機位置算出部102は、GPS受信部30が出力するGPS信号SGを取得する(図4のステップS10)。次に、自機位置算出部102は、ステップS10において取得したGPS信号SGに基づいて、既知の演算を行うことにより、自機位置情報IPを算出する(図4のステップS20)。この自機位置情報IPには、自機である飛行体1の緯度、経度、高度が含まれている。自機位置算出部102は、算出した自機位置情報IPを、移動制御部101と、記憶制御部104とに出力する。
なお、自機位置算出部102は、GPS信号SGに加えて、又はGPS信号SGに代えて、カメラ40が出力する周辺画像PICに基づいて、自機位置情報IPを算出してもよい。この場合、自機位置算出部102は、予め記憶されている風景画像の情報と、カメラ40によって撮像された周辺画像PICとを比較することにより、自機位置情報IPを算出する。これにより、自機位置算出部102は、GPS衛星からの電波を受信できない状況であっても、自機位置を算出することができる。
また、自機位置算出部102は、不図示の気圧計や高度計などにより、飛行体1の高度を算出してもよい。
移動制御部101は、飛行体1の移動を制御する。具体的には、移動制御部101は、測定位置情報201が示す飛行体1の目的地TGTの座標と、自機位置算出部102が算出する自機位置情報IPとを比較することにより、目的地TGTまでの飛行ルートを算出する。この目的地TGTの座標は、飛行体1の飛行前に予め記憶部20に測定位置情報201として記憶されている。
また、移動制御部101は、算出した飛行ルートに沿って飛行体1が飛行するように、既知の演算によりモータ60の駆動電流DCを制御する。モータ60は、移動制御部101の制御に基づいて回転する。これにより、飛行体1は、目的地TGTに向けて飛行ルートに沿って飛行する。すなわち、移動制御部101は、電波の強度の測定位置を示す測定位置情報201に基づいて、自機を測定位置に移動させる。
また、移動制御部101は、飛行体1が目的地TGTに到着したか否かを判定する(図4のステップS30)。移動制御部101は、飛行体1が目的地TGTに到着していないと判定した場合(ステップS30;NO)には、処理を図4のステップS10に戻す。また、移動制御部101は、飛行体1が目的地TGTに到着したと判定した場合(ステップS30;YES)には、処理を図4のステップS40に進める。
電波強度測定部103は、電波受信部50が出力する受信信号SRの振幅等に基づいて、電波受信部50が受信した電波の強度を測定する(図4のステップS40)。電波強度測定部103は、測定した電波の強度を示す電波強度情報IRを記憶制御部104に出力する。この電波強度情報IRには、基地局IDと、電波の強度を示す値、及び信号対雑音電力比(S/N比)を示す値とが含まれている。すなわち、電波強度測定部103は、測定位置における、基地局BS(無線通信局)から送信される電波の強度を測定する。
自機位置算出部102は、方位判定部1021を、その機能部として備えている。方位判定部1021は、電波受信部50が備えるアンテナの受信方位を判定する(図4のステップS50)。具体的には、自機位置算出部102は、GPS受信部30が出力するGPS信号SGに基づいて、飛行体1の機首方位HDGを算出する。この機首方位HDGとは、飛行方位の一例である。方位判定部1021には、電波受信部50が備えるアンテナの受信方位と、飛行体1の機首方位HDGとの対応関係が予め記憶されている。例えば、電波受信部50が備えるアンテナが、飛行体1の正面方向の受信感度が高い指向特性を有する場合には、すなわち、アンテナが飛行体1の正面向きに取り付けられている場合には、アンテナの受信方位と、飛行体1の機首方位HDGとが一致する。この場合、方位判定部1021は、機首方位HDGをアンテナの方位として判定する。方位判定部1021は、電波強度測定部103が測定した電波強度情報IRに、算出した機首方位HDGの角度θを対応付けて記憶制御部104に出力する。記憶制御部104は、角度θが対応付けられた電波強度情報IRを、測定結果情報202として記憶部20に記憶させる。すなわち、記憶制御部104は、方位判定部1021が判定した方位を示す方位情報と、電波強度情報IRと、位置情報とを対応付けて記憶部に記憶させる。
なお、自機位置算出部102は、アンテナの方位に代えて、又は加えて、この電波強度測定部103の測定対象の電波の自機に対する受信方位を判定してもよい。また、自機位置算出部102は、単に飛行体1の方位、例えば、機首方位HDGを判定するものであってもよい。
また、この一例では、自機位置算出部102は、GPS信号SGに基づいて方位を判定するが、これに限られない。自機位置算出部102は、ジャイロなどを備える慣性航法装置や、方位センサ、磁気コンパスなどからの情報に基づいて、方位を判定してもよい。
なお、電波受信部50が備えるアンテナの受信方位と、飛行体1の機首方位HDGとが一致しない場合には、方位判定部1021は、このアンテナの受信方位と、自機位置算出部102が算出する機首方位HDGとの差分に基づいて電波の受信方位を算出する。
また、電波受信部50が、受信方位が相違する複数のアンテナを備えている場合がある。例えば、電波受信部50は、飛行体1の機首方位HDGを0°にした場合に、受信方位0°、受信方位120°、受信方位240°の3つのアンテナを備える場合がある。この場合には、方位判定部1021は、これら3つのアンテナが受信した電波のそれぞれの強度に基づいて、電波の受信方位を判定してもよい。すなわち、方位判定部1021は、電波受信部50が受信した電波の強度が最も強い方位を判定することができる。この場合、記憶制御部104は、方位判定部1021が判定した電波の強度が最も強い方位を、電波の受信方位として電波強度情報IRに対応付けて、記憶部20に記憶させる。
なお、記憶制御部104は、方位判定部1021が判定した電波の強度順に、電波の受信方位を電波強度情報IRに各々対応付けて、記憶部20に記憶させてもよい。具体的には、記憶制御部104は、電波の強度が最も強い第1位の受信方位と、電波の強度が次に強い第2位の受信方位と、電波の強度が次に強い第3位の受信方位とを、電波強度情報IRに各々対応付けて、記憶部20に記憶させてもよい。
記憶制御部104は、測定位置情報201と、自機位置情報IPと、電波強度情報IRとに基づいて測定結果情報202を生成し、生成した測定結果情報202を記憶部20に記憶させる(図4のステップS70)。具体的には、記憶制御部104は、自機位置算出部102が出力する自機位置情報IPと、記憶部20に記憶されている測定位置情報201とを比較して、飛行体1が目的地TGT、すなわち測定位置に到達したか否かを判定する。記憶制御部104は、飛行体1が目的地TGTに到達したと判定した場合には、自機位置情報IPと、電波強度情報IRとを対応付けて測定結果情報202を生成し、生成した測定結果情報202を記憶部20に記憶させる。すなわち、記憶制御部104は、電波強度測定部103が測定した電波の強度を示す電波強度情報と、自機の位置を示す自機位置情報とを対応付けて記憶部20に記憶させる。
制御部10は、他の位置で測定するか否かを判定し(図4のステップS80)、他の位置で測定すると判定した場合(ステップS80;YES)には、ステップS40からステップS70の処理を繰り返す。また、制御部10は、他の位置で測定しないと判定した場合(ステップS80;NO)には、一連の処理を終了する。
次に、図5から図7を参照して、飛行体1による電波強度の測定の、より具体的な一例について説明する。
[測定位置(目的地TGT)への移動]
図5は、本実施形態の測定装置2による測定対象範囲MOAの一例を示す模式図である。測定装置2は、レピータ局RSの設置候補位置における基地局BSからの電波の強度を測定する。レピータ局の設置候補位置が、飛行体1の目的地TGTとして定められる。この目的地TGTは、測定装置2の記憶部20に測定位置情報201として予め記憶される。この一例では、目的地TGTは、基地局BSから所定の距離dstだけ離れた位置に定められている。
飛行体1は、車両などに積載されて目的地TGTの付近の発着位置PDまで運搬される。飛行体1は、GPS衛星から受信した電波が示す位置情報に基づいて、発着位置PDから目的地TGTに向けて飛行ルートFRを飛行する。
なお、飛行体1は、目的地TGTまで運搬される場合もありうる。この場合には、飛行体1は、当該目的地TGTにおいて飛行を開始し、電波強度の測定を行う。
[測定範囲の具体例]
飛行体1は、目的地TGTに到着すると、測定装置2によって電波の強度の測定を開始する。ここで、飛行体1は、目的地TGTの周囲の所定の範囲である測定対象範囲MOAにおいて、電波の強度を測定する。例えば、飛行体1は、測定対象範囲MOA内の各測定ポイントにおいて、電波の強度を測定する。この一例では、測定対象範囲MOAは、目的地TGTの位置を中心軸CLにした半径r、高さhの円筒状の領域として定められている。また、一例として、測定対象範囲MOAの測定ポイントとして、測定ポイントP010と、測定ポイントP011とが定められている。
飛行体1は、測定対象範囲MOA内を移動し、各測定ポイントにおいて電波の強度を測定し、結果ID、基地局ID、電波の強度、位置情報、撮像画像などを互いに対応づけて、測定結果情報202として記憶部20に記憶させていく。この測定結果情報202の具体例について、図6を参照して説明する。
[測定結果の具体例]
図6は、本実施形態の測定結果情報202の一例を示す表である。測定結果情報202には、結果ID、基地局ID、電波強度、位置情報、及び撮像画像が含まれる。
結果IDとは、測定結果の識別子である。測定装置2の記憶制御部104は、測定ポイントにおいて電波の強度を測定する毎に、測定結果に結果IDを付与する。例えば、記憶制御部104は、測定ポイントP010における測定結果に”P010”を結果IDとして付与する。
測定結果情報202における基地局IDとは、基地局BSを識別する情報として、基地局BSが送信する電波に含まれる識別子である。つまり、基地局IDは、測定装置2が測定した電波を送信した基地局BSがいずれの基地局BSであるかを示す。例えば、基地局BS1は、”BS001”を基地局IDとして送信する。また、基地局BS2及び基地局BS3は、”BS002”、”BS003”を基地局IDとしてそれぞれ送信する。
測定結果情報202における電波強度とは、測定ポイントにおいて受信された電波の強度を示す情報である。この一例では、測定ポイントP010において受信された電波の強度が、−89[dBm]である。また、測定ポイントP011において受信された電波の強度が、−85[dBm]である。つまり、この一例では、測定ポイントP011において受信された電波の方が、測定ポイントP010において受信された電波よりも強度が強い。
測定結果情報202における位置情報とは、測定ポイントの位置を示す情報である。測定ポイントの位置は、緯度、経度、及び高度によって示される。この一例では、測定ポイントP010が北緯N、東経E、高度Hによって示される。
また、測定ポイントにおける電波受信部50による電波の受信方位、電波受信部50のアンテナの方位、又は飛行体1の機首方位HDGに基づいて、既知の手段により電波の到来方向を算出することができる場合がある。この場合には、測定結果情報202に含まれる方位を示す情報に基づいて、波の到来方向を算出する。例えば、測定ポイントにおける電波の到来方向が、北の方位DNを基準にした角度θによって示される。また、例えば、基地局BS1から電波が到来している場合、測定ポイントにおける電波の到来方向は、角度θによって示される。
なお、この一例では電波の到来方向を水平方向の角度によって示しているが、垂直方向の角度によって示されてもよい。つまり、測定結果情報202における位置情報が、測定ポイントにおける電波受信部50のアンテナの水平方向の角度及び垂直方向の角度を示す情報であってもよい。
なお、測定装置2は、ある測定ポイントにおいて、複数の基地局BSが送信する電波をそれぞれ受信している場合がある。この場合には、測定装置2は、ある測定ポイントにおける最大強度を示す電波についてのみ測定結果を残してもよく、受信したそれぞれの電波について個別に測定結果を残してもよい。
例えば、図6に示す測定結果情報202のうち、結果ID”P010”は、図5に示す測定ポイントP010において、基地局BS1からの電波が最も強かったことを示す。つまり、結果ID”P010”の測定結果とは、測定ポイントP010において複数の基地局BSから受信した電波のうち、最大強度を示す電波についてのみの測定結果である。
また、図6に示す測定結果情報202のうち、結果ID”P020”、”P021”及び”P022”は、図5に示す測定ポイントP02において、3つの基地局BSから電波をそれぞれ受信したことを示す。つまり、結果ID”P020”、”P021”及び”P022”の測定結果とは、測定ポイントP02における、複数の基地局BSそれぞれから受信した電波について、個別に測定された測定結果である。
測定結果情報202における撮像画像とは、測定ポイントにおいてカメラ40が撮像した画像である。つまり、この撮像画像とは、測定ポイントの周囲の風景の画像である。
なお、カメラ40の撮像方向と、電波受信部50のアンテナの方位とが一致している場合には、この撮像画像は、電波の到来方向の風景を示す。この場合、この撮像画像によれば、電波の到来方向に例えば樹木や建物などの障害物があるか否かの確認に利用することができる。
また、カメラ40の撮像方向と、電波受信部50のアンテナの方位とが一致していない場合であっても、測定装置2が、撮像画像と、カメラ40の撮像方向とを対応付けて測定結果情報202として記憶させることにより、撮像画像が飛行体1の周辺のいずれの方向を撮像した画像であるかを判定することができる。また、測定装置2は、ある測定ポイントにおける測定結果を測定結果情報202として記憶させる場合に、当該測定ポイントにおける電波の到来方向にカメラ40の撮像方向を向けて撮像してもよい。このように構成しても、測定装置2は、電波の到来方向の風景を示す撮像画像を、測定結果情報202として記憶させることができる。
[測定の終了]
測定装置2は、目的地TGTにおける測定対象範囲MOA内の各測定ポイントにおいて電波の強度の測定が終了した場合には、その目的地TGTにおける測定を終了する。測定が終了すると、測定装置2の移動制御部101は、図5に示す目的地TGTから発着位置PDに飛行体1を移動させる。このように構成することにより、測定装置2によれば、飛行体1を発着位置PDから目的地TGTに移動させて電波強度を測定し、測定が終了すれば飛行体1を元の発着位置PDに帰還させることができる。つまり、測定装置2によれば、飛行体1による電波強度の測定を自動化することができる。
なお、飛行体1の各部は、不図示のバッテリによって駆動される。測定装置2は、このバッテリの残量が所定の判定しきい値未満になった場合には、電波の強度の測定が終了したか否かにかかわらず、その目的地TGTにおける測定を終了することもできる。また、バッテリ残量の判定しきい値は、測定対象範囲MOA内の測定ポイント数、飛行距離、飛行時間等に基づいて定められていてもよい。また、測定装置2は、測定対象範囲MOA内の測定ポイント数、飛行距離、飛行時間等に基づいてバッテリ残量の判定しきい値を算出してもよい。この場合、測定装置2は、測定対象範囲MOA内の測定ポイント数、飛行距離、飛行時間等に基づいて算出された判定しきい値と、バッテリ残量とを比較することにより、その目的地TGTにおける測定を終了する。このように構成することにより、測定装置2は、測定途中すなわち飛行体1の飛行中において、バッテリ残量が不足する前に、飛行体1を着陸させることができる。これにより、測定装置2は、バッテリ残量不足によって生じる、飛行体1の落下による破損や、測定データの消滅などを抑止することができる。
なお、飛行体1が発着位置PDに帰還後に、測定装置2の記憶部20に記憶されている測定結果情報202を不図示の解析装置に読み出すこともできる。この場合、記憶部20は、メモリーカードなどの可搬媒体であってもよい。
この解析装置は、測定結果情報202に含まれる自機位置情報と、方位情報と、電波強度情報とに基づいて、既知の手段により目的地TGT、すなわち測定位置における電波の強度分布を算出する。より具体的には、解析装置は、測定装置2の記憶部20から、複数の位置における測定結果情報202を読み出す。また、解析装置は、読み出した測定結果情報202に含まれる複数の位置のそれぞれの自機位置情報と、方位情報と、電波強度情報とに基づいて、電波の強度分布を算出する。
また、飛行体1の飛行中において、測定装置2は、解析装置に対して測定結果情報202を送信してもよい。この場合、測定装置2は、例えば、不図示の赤外線通信部を備えていてもよい。測定装置2は、赤外線通信部により解析装置に対して測定結果情報202を送信する。これにより、測定装置2は、飛行体1が発着位置PDに帰還する前においても、測定結果情報202を解析装置に出力することができる。また、この場合において、測定装置2は、電波によって測定結果情報202を解析装置に出力する場合に比べ、電波の強度の測定への影響を低減することができる。なお、測定装置2が飛行体1の外部に測定結果情報202を送信する通信の種類は、赤外線通信に限られない。例えば、測定装置2は、可視光による通信や、電波による通信によって解析装置に対して測定結果情報202を送信してもよい。また、測定装置2は、有線通信によって解析装置に対して測定結果情報202を送信してもよい。
[アンテナ設置位置の具体例]
図7は、本実施形態におけるレピータ局RSのアンテナの配置の一例を示す模式図である。測定装置2による測定結果情報202に基づいて、目的地TGTにレピータ局RSを設置した場合のアンテナ配置を検討することができる。例えば、基地局BSとの間において電波を送受信するアンテナANT1は、目的地TGTにおける測定対象範囲MOA内の、電波の強度が最も強い方位及び高さに配置される。この一例では、アンテナANT1は、目的地TGT位置において、角度θ、高さhに配置される。また、サービスエリアAR3内の携帯端末との間において電波を送受信するアンテナANT2は、アンテナANT1との干渉が十分に小さい位置に配置される。この一例では、アンテナANT2は、目的地TGT位置において、角度θ、高さhに配置される。この場合、アンテナANT1と、アンテナANT2との離角は、角度θと角度θとの差、すなわち角度θである。
なお、アンテナ間の干渉には、回り込み干渉も含まれる。ここで、回り込み干渉とは、同一の基地局BSにおける送信用アンテナと受信用アンテナとの間の干渉である。具体的には、回り込み干渉とは、ある基地局BSに設置されている送信用アンテナから送信された電波が、この基地局BSに設置されている受信用アンテナに受信されてしまうことにより生じる干渉である。アンテナANT1と、アンテナANT2とは、この回り込み干渉が十分に小さい位置に配置される。
以上説明したように、本実施形態の測定装置2によれば、飛行体1による電波強度の測定を自動化することができるため、電波の強度の測定の手間を低減することができる。
[変形例]
図8を参照して、本実施形態の測定装置2の変形例について説明する。
図8は、本実施形態の測定装置2の動作の変形例を示す流れ図である。なお、この図8において、図4に示した動作と同一の動作については、同一の符号を付して、その説明を省略する。この変形例においては、測定装置2は、電波の強度のしきい値に基づいて測定結果情報202を記憶させるか否かを判定する点において、図4に示した動作と異なる。
この変形例においては、測定装置2は、予め定められた測定ポイントに飛行体1を移動させるのではなく、飛行体1を移動させながら、電波の強度が強い位置を探索する。具体的には、移動制御部101は、自機が目的地TGTに到達した場合に、測定位置付近の所定範囲内、つまり測定対象範囲MOA内の任意の位置に、飛行体1を移動させる。電波強度測定部103は、自機の移動に伴って変化する電波の強度を測定する。
ステップS60において、記憶制御部104は、測定された電波の強度が、所定のしきい値を超えるか否かを判定する。記憶制御部104は、測定された電波の強度が所定のしきい値を超えると判定した場合(ステップS60;YES)には、測定結果を測定結果情報202として記憶部20に記憶させる(ステップS70)。一方、記憶制御部104は、測定された電波の強度が所定のしきい値を超えないと判定した場合(ステップS60;NO)には、測定結果を記憶させない。
また、ステップS90において、記憶制御部104は、測定対象範囲MOA内の様々な位置において測定した電波の強度が、ステップS60における判定に用いられる所定のしきい値を超えているか否かを判定する。記憶制御部104は、いずれの測定ポイントにおいても、所定のしきい値を超えていないと判定した場合(ステップS90;NO)には、しきい値を変更する(ステップS100)。この一例においては、記憶制御部104は、しきい値を低減する。
つまり、記憶制御部104は、電波強度測定部103が所定範囲内において測定する電波の強度について、しきい値を超える強度が測定されない場合には、電波強度測定部103が測定する電波の強度が、このしきい値よりも強度が低い第2のしきい値を超える場合に、測定結果を測定結果情報202として記憶させる。
この変形例の測定装置2によれば、測定ポイントを予め設定しなくても電波の強度が比較的強い位置を自動的に探索することができる。つまり、この変形例の測定装置2によれば、電波の強度の測定の手間をさらに低減することができる。
また、ある基地局BSと、この基地局BSからの電波を受信する他の基地局BS又はレピータ局RSとの間には、山、樹木、建物などの障害物がないことが望ましい。電波の周波数が比較的高い場合には、特にこれらの障害物の影響を受けやすい。したがって、ある既存の基地局BSからの電波を受信する他の基地局BS又はレピータ局RSの設置予定位置において飛行体1が飛行した場合に、この既存の基地局BSのアンテナが見通せていることが望ましい。
測定装置2は、基地局BS又はレピータ局RSの設置予定位置において、カメラ40によって既存の基地局BSの方向を撮像した撮像画像を、測定結果情報202として記憶する。このようにして撮像された撮像画像と、予め撮像されている既存の基地局BSのアンテナの画像とを比較することにより、接地予定位置から、既存の基地局BSが見通せているか否かを判定することができる。
また、基地局BS又はレピータ局RSの設置位置に複数の候補位置がある場合には、測定装置2は、それぞれの設置候補位置においてカメラ40によって既存の基地局BSの方向を撮像することもできる。このように構成すれば、複数の設置候補位置の中から、既存の基地局BSの見通しが良い位置を選択することができる。
また、複数の既存の基地局BSのアンテナの画像を予め撮像しておくことにより、複数の既存の基地局BSの中から、設置予定位置からの見通しが良い基地局BSを選択することもできる。
なお、測定装置2は、既存の基地局BSのアンテナの画像を予め記憶しておくこともできる。この場合には、測定装置2が、既存の基地局BSが見通せているか否かを判定することができる。
以上、本発明の実施形態及びその変形を説明したが、これらの実施形態及びその変形は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態及びその変形は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、上述の各装置は内部にコンピュータを有している。そして、上述した各装置の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…飛行体、2…測定装置

Claims (9)

  1. 電波の強度の測定位置を示す測定位置情報に基づいて、自機を前記測定位置に移動させる移動制御部と、
    前記測定位置における、無線通信局から送信される電波の強度を測定する電波強度測定部と、
    前記電波強度測定部が測定した前記電波の強度を示す電波強度情報と、自機の位置を示す自機位置情報とを対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と
    を備え、飛行体に搭載される測定装置。
  2. 前記電波強度測定部による電波の受信の方位を示す受信方位、前記電波を受信するアンテナの方位、及び前記飛行体の飛行方位のうち少なくとも一つの方位を判定する方位判定部
    を更に備え、
    前記記憶制御部は、
    前記方位判定部が判定した前記方位と、前記電波強度情報と、前記自機位置情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記移動制御部は、
    自機が前記測定位置に到達した場合に、前記測定位置付近の所定範囲内において自機を移動させ、
    前記電波強度測定部は、
    自機の移動に伴って変化する前記電波の強度を測定し、
    前記記憶制御部は、
    前記電波強度測定部が測定する前記電波の強度が、所定のしきい値を超える場合に、当該電波の強度を示す前記電波強度情報と、前記自機位置情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる
    請求項1又は請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記記憶制御部は、
    前記電波強度測定部が前記所定範囲内において測定する前記電波の強度について、前記しきい値を超える強度が測定されない場合には、前記電波強度測定部が測定する前記電波の強度が、前記しきい値よりも強度が低い第2のしきい値を超える場合に、当該電波の強度を示す前記電波強度情報と、前記自機位置情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる
    請求項3に記載の測定装置。
  5. 自機の周囲の風景の画像を撮像する撮像部
    を備え、
    前記記憶制御部は、
    前記電波強度測定部が測定する前記電波の強度が所定の強度である場合に、当該電波の強度を示す前記電波強度情報と、前記自機位置情報と、前記撮像部が撮像する前記画像とを対応付けて前記記憶部に記憶させる
    を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の測定装置。
  6. 前記電波強度測定部は、
    自機が前記測定位置に到達した場合に、複数の無線通信局からそれぞれ送信される前記電波の強度を、無線通信局ごとに測定し、
    前記記憶制御部は、
    前記電波強度測定部が無線通信局ごとに測定する前記電波の強度を示す前記電波強度情報に基づいて、複数の無線通信局についての前記電波強度情報の中から選択された前記電波強度情報を前記記憶部に記憶させる
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の測定装置。
  7. 前記電波強度測定部は、
    前記電波強度情報の取得の終了を示す所定の終了条件が成立した場合には、前記電波の強度の測定を終了し、
    前記移動制御部は、
    前記終了条件が成立した場合には、自機を所定の帰還位置に移動させる
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の測定装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の測定装置と、
    前記測定装置の前記記憶部に記憶される前記電波強度情報と、前記自機位置情報とに基づいて、前記測定位置における前記電波の強度の分布を算出する強度分布算出部を備える解析装置と、
    を備える測定システム。
  9. 飛行体に搭載される測定装置による測定方法であって、
    電波の強度の測定位置を示す測定位置情報に基づいて、自機を前記測定位置に移動させる移動制御ステップと、
    前記測定位置における、無線通信局から送信される電波の強度を測定する電波強度測定ステップと、
    前記電波強度測定ステップにおいて測定された前記電波の強度を示す電波強度情報と、自機の位置を示す自機位置情報とを対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御ステップと
    を有する測定方法。
JP2015194072A 2015-09-30 2015-09-30 測定装置、測定システム及び測定方法 Active JP6445413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015194072A JP6445413B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 測定装置、測定システム及び測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015194072A JP6445413B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 測定装置、測定システム及び測定方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018222893A Division JP6611897B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 測定装置、測定システム及び測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017069799A true JP2017069799A (ja) 2017-04-06
JP6445413B2 JP6445413B2 (ja) 2018-12-26

Family

ID=58495361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015194072A Active JP6445413B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 測定装置、測定システム及び測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6445413B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018136237A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 電磁界データ取得システム、飛行体、端末装置、および、プログラム
WO2018221022A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 三菱電機株式会社 電波測定システム、無線送電装置および空中移動体への送電システム
WO2018220996A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 三菱電機株式会社 電波測定システム、および無線送電装置
JP2021057859A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 日鉄ソリューションズ株式会社 通信品質測定方法、通信品質測定システム、及びプログラム
JP2021110622A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 東日本電信電話株式会社 設備配置図作成システム
JP2022055895A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 Kddi株式会社 無線品質情報提供装置、ナビゲーションシステム、無線品質情報提供方法及びコンピュータプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08278338A (ja) * 1995-04-03 1996-10-22 N T T Ido Tsushinmo Kk 電界強度測定装置
JP2008090575A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Honda Motor Co Ltd 移動ロボット
JP2014241550A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 日本電信電話株式会社 電波マップ生成システム、及び、電波マップ生成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08278338A (ja) * 1995-04-03 1996-10-22 N T T Ido Tsushinmo Kk 電界強度測定装置
JP2008090575A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Honda Motor Co Ltd 移動ロボット
JP2014241550A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 日本電信電話株式会社 電波マップ生成システム、及び、電波マップ生成方法

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018136237A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 電磁界データ取得システム、飛行体、端末装置、および、プログラム
KR20200109385A (ko) * 2017-05-29 2020-09-22 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 무선 송전 장치 및 공중 이동체로의 송전 시스템
JPWO2018221022A1 (ja) * 2017-05-29 2019-06-27 三菱電機株式会社 電波測定システム
EP3770616A1 (en) * 2017-05-29 2021-01-27 Mitsubishi Electric Corporation Radio wave measurement system and wireless power transmission device
US10962579B2 (en) 2017-05-29 2021-03-30 Mitsubishi Electric Corporation Wireless power transmission device and power transmission system to aerial moving body
KR20200003839A (ko) * 2017-05-29 2020-01-10 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 전파 측정 시스템
CN110709714A (zh) * 2017-05-29 2020-01-17 三菱电机株式会社 电波测定系统以及无线输电装置
JP2020079786A (ja) * 2017-05-29 2020-05-28 三菱電機株式会社 電波測定システム
EP3633394A4 (en) * 2017-05-29 2020-06-17 Mitsubishi Electric Corporation RADIO WAVE MEASURING SYSTEM AND DEVICE FOR WIRELESS POWER TRANSMISSION
EP3633395A4 (en) * 2017-05-29 2020-06-17 Mitsubishi Electric Corporation RADIO WAVE MEASURING SYSTEM, DEVICE FOR WIRELESS POWER TRANSMISSION AND SYSTEM FOR TRANSMITTING POWER TO A missile
KR102157525B1 (ko) 2017-05-29 2020-09-18 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 전파 측정 시스템
US10782333B2 (en) 2017-05-29 2020-09-22 Mitsubishi Electric Corporation Radio wave measurement system
WO2018221022A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 三菱電機株式会社 電波測定システム、無線送電装置および空中移動体への送電システム
KR20200143507A (ko) * 2017-05-29 2020-12-23 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 무선 송전 장치 및 공중 이동체로의 송전 시스템
WO2018220996A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 三菱電機株式会社 電波測定システム、および無線送電装置
JPWO2018220996A1 (ja) * 2017-05-29 2019-06-27 三菱電機株式会社 電波測定システム
EP3798647A1 (en) * 2017-05-29 2021-03-31 Mitsubishi Electric Corporation Wireless power transmission device and power transmission system to aerial moving body
KR102235813B1 (ko) 2017-05-29 2021-04-02 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 무선 송전 장치 및 공중 이동체로의 송전 시스템
KR102445006B1 (ko) 2017-05-29 2022-09-19 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 무선 송전 장치 및 공중 이동체로의 송전 시스템
EP3809146A1 (en) * 2017-05-29 2021-04-21 Mitsubishi Electric Corporation Radio wave measurement system, wireless power transmission device, and system for transmitting power to flying body
EP3828559A1 (en) * 2017-05-29 2021-06-02 Mitsubishi Electric Corporation Radio wave measurement system, wireless power transmission device, and system for transmitting power to flying body
CN110709714B (zh) * 2017-05-29 2022-09-16 三菱电机株式会社 电波测定系统
US11137433B2 (en) 2017-05-29 2021-10-05 Mitsubishi Electric Corporation Radio wave measurement system
JP2021057859A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 日鉄ソリューションズ株式会社 通信品質測定方法、通信品質測定システム、及びプログラム
JP2021110622A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 東日本電信電話株式会社 設備配置図作成システム
JP2022055895A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 Kddi株式会社 無線品質情報提供装置、ナビゲーションシステム、無線品質情報提供方法及びコンピュータプログラム
JP7288888B2 (ja) 2020-09-29 2023-06-08 Kddi株式会社 無線品質情報提供装置、ナビゲーションシステム、無線品質情報提供方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6445413B2 (ja) 2018-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6445413B2 (ja) 測定装置、測定システム及び測定方法
US10971022B2 (en) Drone user equipment indication
JP6974640B2 (ja) 飛行許可空域設定装置及び飛行許可空域設定方法
CN108293219B (zh) 用于空运移动蜂窝通信设备的小区选择
CN109417420B (zh) 用于无人飞行器的动态波束转向
US10277305B1 (en) UAV wildlife monitoring system and related methods
EP3632152B1 (en) Planning deployment of a node in a communications network with a drone
JP6611897B2 (ja) 測定装置、測定システム及び測定方法
US20220150790A1 (en) Wireless communication device, communication control method, and computer program
JP7190699B2 (ja) 飛行システム及び着陸制御方法
US20180335338A1 (en) Reader device, sensor device, and sensing system
KR20210097887A (ko) 드론 착륙 제어 시스템 및 그 착륙 제어 방법
CN110494905B (zh) 装置、系统、方法和记录程序的记录介质
KR20160126213A (ko) 무선 환경 데이터 수집 비행체 및 시스템
JP6594197B2 (ja) 測定装置、測定方法、及びプログラム
JP6396250B2 (ja) 移動通信装置
JP6514101B2 (ja) 通信中継装置
JP6495161B2 (ja) 通信中継装置
JP6786657B2 (ja) 通信中継装置
JP6630808B2 (ja) 情報管理装置及び情報管理方法
JP2018088622A (ja) アンテナ方向調整システム
JP2022060629A (ja) 違法電波送信源特定装置
TW202202809A (zh) 決定裝置、路徑決定方法、路徑決定程式、路徑決定系統及飛行體裝置
JP2021105968A (ja) 管理システム及び判断方法
JP2020155998A (ja) 移動通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6445413

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150