JP2017065361A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】アッパメンバによる衝撃荷重の吸収量を増すことができる車体前部構造を提供する。
【解決手段】車体前部構造10は、左フロントピラー13から左アッパメンバ16が車体前方へ延出される。左アッパメンバ16は、左フロントピラー13から左ダンパハウジング15へ略水平に延出され、左ダンパハウジング15から下方へ向けて傾斜状に延出される。また、左アッパメンバ16のうち傾斜状に延びる前部メンバ82が側面視で略M字状に形成される。これにより、前部メンバ82に前湾曲部86、中央湾曲部87、後湾曲部88の3つの湾曲部が車体後方へ向けて順に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、フロントピラーからアッパメンバが車体前方へ延ばされる車体前部構造に関する。
車体前部構造のなかには、フロントピラーからアッパメンバが車体前方へ向けて下り勾配に延び、アッパメンバが途中から湾曲状に下向きに折り曲げられるものがある(例えば、特許文献1参照。)。この車体前部構造によれば、アッパメンバの前端部に衝撃荷重が入力した場合に、衝撃荷重でアッパメンバの湾曲部が曲げ変形することにより衝撃荷重を吸収することが可能である。
ここで、例えば、車両がスモールオーバラップ衝突した場合、アッパメンバの前端部に比較的大きな衝撃荷重が入力することが考えられる。スモールオーバラップ衝突とは、車両の前部のうち1/4の前側部が立木や電柱などの障害物に衝突することをいう。
しかし、特許文献1の車体前部構造は、アッパメンバの湾曲部を1箇所のみ曲げ変形させて衝撃荷重を吸収するように構成されている。このため、スモールオーバラップ衝突による衝撃荷重をアッパメンバで充分に吸収することが難しく、この観点から改良の余地が残されている。
特開2013−32042号公報
本発明は、アッパメンバによる衝撃荷重の吸収量を増すことができる車体前部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、フロントピラーの車幅方向内側からフロントサイドフレームが車体前方へ向けて延ばされ、前記フロントサイドフレームから前記フロントピラーの車体前方にダンパハウジングが立ち上げられ、前記フロントピラーから前記ダンパハウジングを経てアッパメンバが車体前方へ延ばされ、アッパメンバの前端部が前記フロントサイドフレームの前端部に車幅方向外側から接合される車体前部構造において、前記アッパメンバは、前記フロントピラーから前記ダンパハウジングへ略水平に延び、該ダンパハウジングから下方へ向けて傾斜状に延び、前記アッパメンバのうち傾斜状に延びる部位が側面視で略M字状に形成されることにより、略M字状の部位に前湾曲部、中央湾曲部、後湾曲部の3つの湾曲部を車体後方へ向けて順に有する車体前部構造を提供する。
このように、アッパメンバの傾斜状に延びる部位を略M字状とし、略M字状の部位に前湾曲部、中央湾曲部、後湾曲部の3つの湾曲部を形成した。よって、アッパメンバの前端部に入力した衝撃荷重で、前湾曲部、中央湾曲部、後湾曲部の3箇所を曲げ変形させることができる。これにより、アッパメンバによる衝撃荷重の吸収量を増すことができる。
このように、アッパメンバによる衝撃荷重の吸収量を増すことにより、車両がスモールオーバラップ衝突した場合に、アッパメンバの前端部に入力する比較的大きな衝撃荷重をアッパメンバで吸収できる。
請求項2に係る発明では、好ましくは、前記アッパメンバは、断面略矩形状に形成され、前記3つの湾曲部のうち隣接する湾曲部間で、かつ、上内側、上外側の一方の角部が凹状に形成される。
このように、アッパメンバを断面略矩形状に形成し、3つの湾曲部のうち隣接する湾曲部間で、かつ、上内側、上外側の一方の角部を凹状に形成した。よって、上内側および上外側の両方の角部を凹状に形成する場合と比べて剛性を保つことができる。
ここで、例えば、上内側および上外側の両方の角部を凹状に形成した場合、剛性が低くなりすぎて凹状の部位のみが変形し、アッパメンバを3箇所で変形させることが難しい。
そこで、上内側、上外側の一方の角部のみを凹状に形成して、剛性を保つようにした。これにより、アッパメンバの前端部に入力した衝撃荷重で、凹状の部位を起点にアッパメンバを変形させ、アッパメンバを3箇所でM字状に確実に曲げ変形させることができる。
請求項3に係る発明では、好ましくは、前記アッパメンバは、前記フロントピラーから前記ダンパハウジングへ向けて略水平に延び、かつ、前記ダンパハウジングに接合される後部メンバと、前記ダンパハウジングから下方へ向けて傾斜状に延び、前記前湾曲部、前記中央湾曲部、前記後湾曲部を有する前部メンバと、を備え、前記後湾曲部が前記後部メンバに隣接して形成される。
ここで、ダンパハウジングは、フロントサスペンションのダンパを支持する部材である。そこで、アッパメンバの後部メンバをフロントピラーからダンパハウジングへ向けて略水平に延ばし、ダンパハウジングに接合させた。よって、後部メンバの剛性やダンパハウジングの剛性を高めることができる。
これにより、ダンパハウジングによりダンパを強固にでき、いわゆる、ダンパハウジングによるダンパの支持剛性を高めることができる。
一方、アッパメンバの前部メンバをダンパハウジングから下方へ向けて傾斜状に延ばし、前湾曲部、中央湾曲部、後湾曲部を形成した。よって、アッパメンバによる衝撃荷重の吸収量を増すことができる。
これにより、車両がスモールオーバラップ衝突した場合に、アッパメンバの前端部に入力する比較的大きな衝撃荷重を前部メンバで吸収できる。
このように、アッパメンバに後部メンバおよび前部メンバを備えるようにした。これにより、ダンパハウジングによるダンパの支持剛性を後部メンバで高めることができ、さらに、スモールオーバラップ衝突による衝撃荷重を前部メンバで吸収できるという両方の効果を得ることができる。
請求項4に係る発明では、好ましくは、前記アッパメンバの前端部が前記フロントサイドフレームにガセットにより車幅方向外側から連結され、前記ガセットは、前記フロントサイドフレームから車体前方、かつ車幅方向外側へ傾斜状に延出される。
このように、アッパメンバの前端部をフロントサイドフレームにガセットにより車幅方向外側から連結した。さらに、ガセットをフロントサイドフレームから車体前方外側へ傾斜状に延ばした。すなわち、ガセットの外端部を車体前方に配置できる。
よって、アッパメンバの前端部を車体前方へ延ばし、アッパメンバの長さ寸法を大きく確保できる。これにより、アッパメンバの変形量を大きく確保でき、アッパメンバによる衝撃荷重の吸収量を増すことができる。
請求項5に係る発明では、好ましくは、前記ガセットは、該ガセットの外端部に、前記アッパメンバの前端部が収納される収納凹部が形成され、前記収納凹部に前記アッパメンバの前端部が収納された状態において、前記アッパメンバの前端部が前記収納凹部に接合される。
このように、ガセットの外端部に収納凹部を形成した。この収納凹部にアッパメンバの前端部を収納してアッパメンバの前端部を収納凹部に接合した。すなわち、アッパメンバの前端部をガセットの外端部に強固に連結できる。
よって、アッパメンバの前端部に入力した衝撃荷重をガセットに効率よく伝え、ガセットに伝えられた荷重をフロントサイドフレームに伝えることができる。これにより、アッパメンバの前端部に入力した衝撃荷重を、フロントサイドフレームとアッパメンバとに確実に分散できる。
請求項6に係る発明では、好ましくは、前記フロントサイドフレームは、前記ガセットの車体後方に設けられ、外側壁が車幅方向内側に凹むように形成される凹部を有する第1折曲部と、該第1折曲部の車体後方で、かつ、車幅方向に折曲げ可能な第2折曲部と、該第2折曲部の車体後方で、かつ、車幅方向に折曲げ可能な第3折曲部と、を備える。
このように、フロントサイドフレームに第1折曲部、第2折曲部、第3折曲部を備えた。さらに、第1折曲部においてフロントサイドフレームの外側壁を凹部に形成した。よって、フロントサイドフレームに車体前方から入力した衝撃荷重で、第1折曲部を車幅方向内側に折り曲げることができる。
これにより、フロントサイドフレームを第1折曲部、第2折曲部、第3折曲部で略水平に折り曲げることができ、フロントサイドフレームによる衝撃荷重の吸収量を増すことができる。
本発明によれば、アッパメンバに入力した衝撃荷重でアッパメンバを好適に曲げ変形させることにより、アッパメンバによる衝撃荷重の吸収量を増すことができる。
本発明に係る車体前部構造を示す斜視図である。 図1の車体前部構造を示す側面図である。 図1の車体前部構造の左側部を車内側後方から見た斜視図である。 図1の車体前部構造の左側部を示す底面図である。 図1の車体前部構造の左側部を破断した斜視図である。 図2の車体前部構造の左側部を車外側後方から見た斜視図である。 図6の車体前部構造の左側部から左アッパメンバを分解した分解斜視図である。 図6の8−8線断面図である。 図6の9−9線断面図である。 図5の車体前部構造の左側部の前部を拡大した斜視図である。 図7の車体前部構造の左側部からガセットバックプレートを分解した分解斜視図である。 図11の車体前部構造の左側部からダンパハウジングおよび後フレームバックプレートを分解した分解斜視図である。 図2の13−13線断面図である。 本発明に係る車両の前方衝突による衝撃荷重を吸収する例を説明する図である。 本発明に係る車両のスモールオーバラップ衝突による衝撃荷重を吸収する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車体前部構造10について説明する。
図1に示すように、車体前部構造10は、車両Veの前部構造を構成する部位である。車体前部構造10は、左フロントピラー13および右フロントピラー13の車幅方向内側から車体前方へ向けて延ばされるフロントサイドフレーム14と、各フロントサイドフレーム14からフロントピラー13の車体前方に立ち上げられるダンパハウジング15と、各フロントピラー13からダンパハウジング15を経て車体前方へ延ばされるアッパメンバ16とを備える。
また、車体前部構造10は、左アッパメンバ16を左フロントサイドフレーム14に連結する左ガセット18と、右アッパメンバ16を右フロントサイドフレーム14に連結する右ガセット18と、左フロントサイドフレーム14および右フロントサイドフレーム14の前端部14aに架け渡されるバンパビーム19とを備える。
なお、車体前部構造10は左右略対称の構造である。よって、車体前部構造10の左側部材および右側部材に同じ符号を付して左側部材について詳説し、右側部材の説明を省略する。
図2、図3に示すように、左フロントサイドフレーム14は、車幅方向外側に開口する断面略U(コ)字状のフレーム本体22と、フレーム本体22の開口23を塞ぐフレームバックプレート24とを備える。
フレーム本体22は、車幅方向内側に配置される内側壁26と、内側壁26の上辺から車幅方向外側に張り出される上部27と、内側壁26の下辺から車幅方向外側に張り出される下部28とを備える。内側壁26、上部27および下部28でフレーム本体22が車幅方向外側に開口する断面略U字状に形成される。
さらに、フレーム本体22は、内側壁26および上部27の交差により形成される上稜線部31と、内側壁26および下部28の交差により形成される下稜線部32とを備える。上稜線部31は、前荷重吸収部37(後述する)において2つの稜線部31aに分岐される。また、下稜線部32は、上稜線部31と同様に、前荷重吸収部37(後述する)において2つの稜線部32aに分岐される。
フレーム本体22の開口23がフレームバックプレート24で塞がれることにより、フレーム本体22およびフレームバックプレート24で左フロントサイドフレーム14が断面略矩形状の閉断面に形成される。すなわち、フレームバックプレート24で左フロントサイドフレーム14の外側壁24が形成される。
ここで、フレームバックプレート24は、左ガセット18の車体前方側に設けられる前フレームバックプレート34と、左ガセット18の車体後方側に設けられる後フレームバックプレート35とで形成される。
換言すれば、フレームバックプレート24は、前フレームバックプレート34と後フレームバックプレート35とに2分割される。
また、左フロントサイドフレーム14は、バンパビーム19の左端部19aに連結される前荷重吸収部37と、前荷重吸収部37の車体後方に延びるガセット接合部38と、ガセット接合部38の車体後方に延びる後荷重吸収部39とを備える。
前荷重吸収部37において、上稜線部31が2つの稜線部31aに分岐されることにより、2つ稜線部31a間に上傾斜部41が形成される。また、下稜線部32が2つの稜線部32aに分岐されることにより、2つ稜線部32a間に下傾斜部42が形成される。
すなわち、前荷重吸収部37は、内側壁26の前部、上傾斜部41、上部27の前部、下傾斜部42、下部28の前部およびフレームバックプレート24の前部で断面略矩形状の閉断面に形成される。
この前荷重吸収部37は、車幅方向に延びる複数の上横ビード(横ビード)44と、車幅方向に延びる複数の下横ビード(横ビード)45と、上下方向に延びる複数の内縦ビード(縦ビード)46と、上下方向に延びる複数の外縦ビード(縦ビード)47(図5参照)とを有する。
複数の上横ビード44は、上部27の前部および上傾斜部41において前荷重吸収部37の外側へ膨出され、さらに、車体前後方向へ間隔をおいて形成される。
複数の下横ビード45は、下部28の前部および下傾斜部42において前荷重吸収部37の外側へ膨出され、さらに、複数の上横ビード44の延長線上に、車体前後方向へ間隔をおいて形成される。
複数の内縦ビード46は、内側壁26の前部において前荷重吸収部37の内側へ膨出され、上横ビード44および下横ビード45に対して車体前後方向へ所定ピッチずれた位置に形成される。
複数の外縦ビード47は、外側壁24の前部において前荷重吸収部37の内側へ膨出され、上横ビード44および下横ビード45に対して車体前後方向へ所定ピッチずれた位置に形成される。
この前荷重吸収部37は、バンパビーム19の左端部19aに取付ブラケット118(図10も参照)を介して左フロントサイドフレーム14の前端部14aが連結される。
この状態において、前荷重吸収部37に複数の上横ビード44、複数の下横ビード45、複数の内縦ビード46、および複数の外縦ビード47が形成されている。よって、バンパビーム19に車体前方から入力する衝撃荷重F1で前荷重吸収部37が軸圧壊するように形成される。
これにより、衝撃荷重F1で前荷重吸収部37を好適に軸圧壊するように促進させることができ、衝撃荷重F1を前荷重吸収部37で良好に吸収できる。
ここで、フレーム本体22の上稜線部31が前荷重吸収部37において2つの稜線部31aに分岐されている。また、フレーム本体22の下稜線部32が前荷重吸収部37において2つの稜線部32aに分岐されている。このように、剛性の高い上稜線部31や下稜線部32が2つに分岐されることにより、前荷重吸収部37の剛性が好適に抑えられる。
よって、バンパビーム19に入力する衝撃荷重F1で前荷重吸収部37を好適に軸圧壊するように変形させることができる。これにより、衝撃荷重F1を前荷重吸収部37で良好に吸収できる。
図4、図5に示すように、ガセット接合部38から後荷重吸収部39が車体後方へ延出される。後荷重吸収部39は、左ガセット18の車体後方に設けられる第1折曲部51と、第1折曲部51の車体後方に設けられる第2折曲部52と、第2折曲部52の車体後方に設けられる第3折曲部53との3つの折曲部(すなわち、屈曲部)を備える。
第1折曲部51は、左フロントサイドフレーム14の外側壁24のうち左ガセット18の車体後方近傍に凹部55を有する。凹部55は、外側壁24が車幅方向内側に凹むように形成される。外側壁24に凹部を形成することにより、左前輪57が左右方向に操向操作される際に、左前輪57による外側壁24と干渉を避けることができる。
さらに、第1折曲部51に凹部55が形成されることにより、第1折曲部51に車両前方から衝撃荷重F2が入力した場合に、第1折曲部51が車幅方向内側に矢印Aの如く略水平に折り曲げられる。
また、後荷重吸収部39には、第1補強部材61、第2補強部材62および第3補強部材63が車体後方へ向けて順次隣接するように設けられる。具体的には、第1折曲部51の車体後方に第1補強部材61が設けられる。また、第1補強部材61の車体後方に隣接して第2補強部材62が設けられる。さらに、第2補強部材62の車体後方に隣接して第3補強部材63が設けられる。
第1補強部材61、第2補強部材62および第3補強部材63は、後荷重吸収部39を補強する部材である。
ここで、後荷重吸収部39に第1補強部材61および第2補強部材62が隣接して設けられることにより、第1補強部材61および第2補強部材62間に比較的大きな強度差が生じる。
よって、第1補強部材61および第2補強部材62間に応力を集中させて、後荷重吸収部39の変形を促進させることができる。すなわち、第1補強部材61および第2補強部材62間に第2折曲部52が形成される。
これにより、第1折曲部51に入力した衝撃荷重F2で第1折曲部51が車幅方向内側に略水平に折り曲げられることにより、第2折曲部52が車幅方向外側に矢印Bの如く略水平に折り曲げられる。
また、後荷重吸収部39に第2補強部材62および第3補強部材63が隣接して設けられることにより、第2補強部材62および第3補強部材63間に比較的大きな強度差が生じる。よって、第2補強部材62および第3補強部材63間に応力を集中させて、後荷重吸収部39の変形を促進させることができる。すなわち、第2補強部材62および第3補強部材63間に第3折曲部53が形成される。
これにより、第1折曲部51に入力した衝撃荷重F2で第1折曲部51が車幅方向内側に略水平に折り曲げられ、さらに、第2折曲部52が車幅方向外側に略水平に折り曲げられることにより、第3折曲部53が好適に折り曲げられる。
このように、後荷重吸収部39に車体前方から入力した衝撃荷重F2で、第1折曲部51、第2折曲部52、第3折曲部53を略水平に折り曲げることにより、後荷重吸収部39による衝撃荷重F2の吸収量を増すことができる。
このように、左フロントサイドフレーム14に前荷重吸収部37と、後荷重吸収部39とが備えられている。さらに、左前荷重吸収部37(すなわち、左フロントサイドフレーム14)の前端部14aと、右前荷重吸収部37(すなわち、右フロントサイドフレーム14)の前端部14a(図1参照)とにバンパビーム19が架け渡されている。
この状態において、車両Veの前方衝突により衝撃荷重F1がバンパビーム19に入力した場合、入力した衝撃荷重F1で前荷重吸収部37を軸圧壊するように変形させることができる。よって、衝撃荷重F1の初期エネルギーを前荷重吸収部37で吸収できる。
さらに、前荷重吸収部37で衝撃荷重F1の初期エネルギーを吸収した後、後荷重吸収部39を折り曲げることができる。よって、後荷重吸収部39で衝撃荷重F1の後期エネルギーを吸収できる。
ここで、後荷重吸収部39の車体後方に車室が形成されている。これにより、車室内の乗員に作用する加速度を低減することができる。
また、左フロントサイドフレーム14を前荷重吸収部37と後荷重吸収部39とに区分けして前荷重吸収部37を軸圧壊させることにより、左フロントサイドフレーム14の前端部14aから突出させる別体の衝撃吸収部材を不要にできる。
別体の衝撃吸収部材を不要にすることにより、部品点数の増加を抑えることができ、さらに、車両Ve全長の増加を抑えることができる。すなわち、部品点数の増加や車両Ve全長の増加を抑えた状態において、バンパビーム19に入力する衝撃荷重F1を好適に吸収できる。
図6、図7に示すように、左フロントピラー13(図2参照)からダンパハウジング15を経て車体前方へ左アッパメンバ16が延出される。左アッパメンバ16は、左フロントピラー13から左ダンパハウジング15へ略水平に延出され、左ダンパハウジング15から下方へ向けて傾斜状に延出される。
具体的には、左アッパメンバ16は、車幅方向外側に開口する断面略U(コ)字状のアッパ本体71と、アッパ本体71の開口73を塞ぐアッパバックプレート72とを備える。
アッパ本体71は、車幅方向内側に配置される内側壁74と、内側壁74の上辺から車幅方向外側に張り出される上部75と、内側壁74の下辺から車幅方向外側に張り出される下部76とを備える。内側壁74、上部75および下部76でアッパ本体71が車幅方向外側に開口する断面略U字状に形成される。
図8に示すように、アッパ本体71は、内側壁74および上部75の交差により形成される上内側の稜線部(上内側、上外側の一方の角部)78と、内側壁74および下部76の交差により形成される下内側の稜線部79とを備える。
アッパ本体71の開口73がアッパバックプレート72で塞がれることにより、アッパ本体71およびアッパバックプレート72で左アッパメンバ16が断面略矩形状の閉断面に形成される。よって、アッパバックプレート72で左アッパメンバ16の外側壁72が形成される。
図2、図6に示すように、左アッパメンバ16は、左フロントピラー13から左ダンパハウジング15へ向けて略水平に延びる後部メンバ81と、左ダンパハウジング15から下方へ向けて傾斜状に延びる前部メンバ82とを備える。
後部メンバ81は、左フロントピラー13から左ダンパハウジング15へ向けて略水平に延出され、左ダンパハウジング15の頂部15aに接合される。すなわち、左ダンパハウジング15の頂部15aが後部メンバ(すなわち、左アッパメンバ16)の内側壁26(図3も参照)に接合される。さらに、左ダンパハウジング15の基部15bが左フロントサイドフレーム14の外側壁24に設けられる。
左ダンパハウジング15の内部に車幅方向外側からフロントサスペンションのダンパが収納され、ダンパの上端部が左ダンパハウジング15のダンパベース84に支持される。ダンパベース84は、左ダンパハウジング15の頂部に設けられる。すなわち、左ダンパハウジング15は、ダンパから入力する荷重を支える剛性の高い部材である。
よって、後部メンバ81の内側壁74が左ダンパハウジング15の頂部15aに接合されることにより、後部メンバ81が左ダンパハウジング15で補強され、後部メンバ81の剛性が高められる。さらに、左ダンパハウジング15が後部メンバ81で補強され、左ダンパハウジング15の剛性が高められる。
これにより、左ダンパハウジング15によりダンパを強固にでき、いわゆる、左ダンパハウジング15によるダンパの支持剛性が高められる。
後部メンバ81の前端部81aから下方へ向けて前部メンバ82が傾斜状に延出される。前部メンバ82は、側面視において略M字状に形成される部位である。
前部メンバ82が略M字状に形成されることにより、前部メンバ82に前湾曲部86、中央湾曲部87、後湾曲部88の3つの湾曲部(すなわち、屈曲部)が車体後方へ向けて順に形成される。
具体的には、前湾曲部86は上方へ向けて膨出するように湾曲状に形成される。また、中央湾曲部87は、前湾曲部86の車体後方において下方へ向けて膨出するように湾曲状に形成される。
さらに、後湾曲部88は、中央湾曲部87の車体後方で、かつ、後部メンバ81の前端部81aに隣接する位置において上方へ向けて膨出するように湾曲状に形成される。
このように、前部メンバ82が略M字状に形成され、前部メンバ82に前湾曲部86、中央湾曲部87、後湾曲部88の3つの湾曲部を有する。よって、左アッパメンバ16の前端部16aに入力した衝撃荷重F3で、前湾曲部86、中央湾曲部87、後湾曲部88の3箇所を曲げ変形させることができる。
これにより、前部メンバ82を衝撃荷重F3で矢印Cの如く大きく変形させることが可能になり、左アッパメンバ16による衝撃荷重F3の吸収量を増すことができる。
ところで、図4に示すように、バンパビーム19は、左フロントサイドフレーム14の前端部14に左端部19aが連結される。よって、バンパビーム19左端部19aが左アッパメンバ16より車幅方向内側に配置される。
すなわち、バンパビーム19の全長が、左右のアッパメンバ16(右アッパメンバ16は図1参照)間の幅寸法より小さく抑えられる。これにより、車両Veがスモールオーバラップ衝突した場合、スモールオーバラップ衝突の衝撃荷重F3が左アッパメンバ16の前端部16aに入力する。
ここで、左アッパメンバ16の前部メンバ82が略M字状に形成されることにより(図2参照)、衝撃荷重F3の吸収量を増すことができる。これにより、車両Veがスモールオーバラップ衝突した場合に、左アッパメンバ16の前端部16aに入力する比較的大きな衝撃荷重F3を左アッパメンバ16で吸収できる。
さらに、図6に示すように、左アッパメンバ16に後部メンバ81および前部メンバ82が備えられる。これにより、左ダンパハウジング15によるダンパの支持剛性を後部メンバで高めることができる。
すなわち、左アッパメンバ16は、ダンパの支持剛性を後部メンバ81で高め、さらに、スモールオーバラップ衝突による衝撃荷重F3を前部メンバ82で吸収できるという両方の効果を得ることができる。
図7、図9に示すように、前部メンバ82は、中央湾曲部87および後湾曲部88間で、かつ、上内側の稜線部78が凹状に形成される。すなわち、中央湾曲部87および後湾曲部88間に、上内側の稜線部78に対して前部メンバ82の内部側に凹む傾斜部91(図3も参照)が形成される。
傾斜部91は、車幅方向において、車外側から車内側に向けて下り勾配に傾斜するように形成される。さらに、傾斜部91は、車体前後方向において、中央湾曲部87および後湾曲部88間の中央91aが最も凹むように形成される(図3も参照)。
すなわち、傾斜部91は、中央湾曲部87および後湾曲部88から中央91aへ向けて徐々に大きく凹むように車体前後方向において傾斜状に形成される。
ここで、例えば、上内側の稜線部78および上外側の稜線部92の両方に凹状の傾斜部を形成した場合、剛性が低くなりすぎる。よって、上内側の稜線部78の傾斜部91や上外側の稜線部92の傾斜部の変形が促進されすぎる。このため、前湾曲部86、中央湾曲部87および後湾曲部88の3つの湾曲部に衝撃荷重F3を好適に伝え難くなり、左アッパメンバ16を3箇所で変形させることが難しい。
そこで、上内側の稜線部78のみに凹状の傾斜部91を形成して剛性を好適に保つようにした。よって、左アッパメンバ16の前端部16a(図6参照)に入力した衝撃荷重F3で、先ず傾斜部91を折り曲げ、傾斜部91を起点にして前湾曲部86、中央湾曲部87および後湾曲部88の3箇所を好適に折り曲げることができる。
これにより、前部メンバ82をM字状に確実に曲げ変形させることができる。
図4に戻って、左フロントサイドフレーム14のガセット接合部38から左ガセット18が車幅方向外側に延出される。具体的には、左ガセット18がガセット接合部38から車体前方、かつ車幅方向外側へ傾斜状に延出される。
これにより、左ガセット18の外端部18aが、車体前後方向において左フロントサイドフレーム14の前端部14aに近づけられた状態に配置される。
図10、図11に示すように、左ガセット18は、車体後方に開口する断面略U(コ)字状のガセット本体101と、ガセット本体101の開口103を塞ぐガセットバックプレート102とを備える。
ガセット本体101は、車幅方向前側に配置される前壁105と、前壁105の上辺から車体後方に張り出される上部106と、前壁105の下辺から車体後方に張り出される下部107とを備える。前壁105、上部106および下部107でガセット本体101が車体後方に開口する断面略U字状に形成される。
ガセット本体101の開口103がガセットバックプレート102で塞がれることにより、ガセット本体101およびガセットバックプレート102で左ガセット18が断面略矩形状の閉断面に形成される(図7も参照)。
図12、図13に示すように、左ガセット18の内端部18bが左フロントサイドフレーム14のガセット接合部38の内部111に収納される。具体的には、左ガセット18の前壁105の内辺から内側フランジ108が車体後方へ向けて張り出される。内側フランジ108は、ガセット接合部38の内側壁26、ガセット接合部38の上傾斜部41、およびガセット接合部38の下傾斜部42に沿って形成される。
また、内側フランジ108の上端108aが上部106の内端部106aに連結される。さらに、内側フランジ108の下端108bが下部107の内端部107aに連結される。よって、内側フランジ108、上部106の内端部106a、および下部107の内端部107aで断面略U字状に形成される。
加えて、左ガセット18の前壁105の内端部105a、内側フランジ108、上部106の内端部106a、および下部107の内端部107aがガセット接合部38の内部111に収納される。
この状態において、内側フランジ108がガセット接合部38の内側壁26、上傾斜部41の後端部41a、下傾斜部42の後端部42a(図3も参照)に接合される。また、上部106の内端部106aがガセット接合部38の上部27に接合される。
さらに、下部107の内端部107aがガセット接合部38の下部28に接合される。
よって、上傾斜部41の後端部41aおよび下傾斜部42の後端部42aにガセット本体101(すなわち、左ガセット18)の内端部101aが接合される。ここで、上傾斜部41の後端部41aや下傾斜部42の後端部42aはガセット接合部38に含まれる(図3も参照)。
これにより、左ガセット18の内端部18bがガセット接合部38に接合される。
このように、上傾斜部41の後端部41aおよび下傾斜部42の後端部42aに左ガセット18の内端部18bが接合される。よって、左ガセット18の内端部18bから車体後方に向けて上稜線部31や下稜線部32(図3も参照)が延出される。
上稜線部31や下稜線部32は、断面略L字状に折り曲げられ、車体前後方向の荷重に対して剛性の高く部位である。
よって、スモールオーバラップ衝突の衝撃荷重F3を、剛性の高い上稜線部31および下稜線部32を経て後荷重吸収部39(図3も参照)に効率よく伝えることができる。これにより、後荷重吸収部39を衝撃荷重F3で好適に折り曲げるように促進でき、衝撃荷重F3を後荷重吸収部39で良好に吸収できる。
ここで、上部106の内端部106aがガセット接合部38の上部27に接合される。さらに、下部107の内端部107aがガセット接合部38の下部28に接合される。よって、左ガセット18が左フロントサイドフレーム14のガセット接合部38に強固に接合される。
これにより、左ガセット18および左フロントサイドフレーム14の接合強度が高められる。
図10に戻って、左ガセット18の前壁105の車体前側に前フレームバックプレート34が設けられる。また、左ガセット18の前壁105の車体後側に後フレームバックプレート35が設けられる。
前フレームバックプレート34の後端部34aが左ガセット18の前壁105の前面に接合される。また、後フレームバックプレート35の前端部35aが左ガセット18の前壁105の後面に接合される。
すなわち、前フレームバックプレート34および後フレームバックプレート35で左ガセット18の前壁105が車体前後方向から挟持される。よって、左ガセット18が左フロントサイドフレーム14のガセット接合部38に一層強固に接合される。
これにより、左ガセット18および左フロントサイドフレーム14の接合強度がさらに高められる。
また、左フロントサイドフレーム14をフレーム本体22およびフレームバックプレート24の2部材で形成した。具体的には、フレームバックプレート24が前フレームバックプレート34と後フレームバックプレート35とに分割される。
さらに、フレーム本体22の開口23をフレームバックプレート24で塞ぐことにより左フロントサイドフレーム14を閉断面に形成した。
また、左ガセット18をガセット本体101およびガセットバックプレート102の2部材で形成した。さらに、ガセット本体101の開口103をガセットバックプレート102で塞ぐことにより左ガセット18を閉断面に形成した。
これにより、フレーム本体22、フレームバックプレート24、ガセット本体101およびガセットバックプレート102を鋼板のプレス成形により容易に成形できる。すなわち、左フロントサイドフレーム14や左ガセット18を容易に成形できる。
さらに、ガセット本体101の前壁105に内側フランジ108を備え、内側フランジ108をガセット接合部38に接合した。また、フレームバックプレート24を前フレームバックプレート34および後フレームバックプレート35に分割した。さらに、分割した前フレームバックプレート34および後フレームバックプレート35で前壁105を車体前後方向から挟持した。
これにより、ガセット本体101(すなわち、左ガセット18)を左フロントサイドフレーム14に容易に組み付けることができる。
図6、図7に示すように、左ガセット18の外端部18aに左アッパメンバ16の前端部16aが連結される。具体的には、左ガセット18の外端部18aに収納凹部114が形成される。収納凹部114は、上側に開口する上開口115と、車幅方向外側に開口する外開口116とを有する。この収納凹部114に左アッパメンバ16の前端部16aが収納される。
収納凹部114に左アッパメンバ16の前端部16aが収納された状態において、左アッパメンバ16の前端部16aが収納凹部114に接合される。よって、左アッパメンバ16の前端部16aが左ガセット18の外端部18aに強固に連結される。
図10に示すように、左アッパメンバ16の前端部16aが左フロントサイドフレーム14のガセット接合部38(前端部)に左ガセット18を介して車幅方向外側から接合される。ここで、左アッパメンバ16の前端部16aが左ガセット18の外端部18aに強固に連結されている。
よって、スモールオーバラップ衝突により左アッパメンバ16の前端部16aに入力した衝撃荷重F3を、左ガセット18に荷重F4として効率よく伝えることができる。
また、左ガセット18の内端部18bがガセット接合部38に接合されている。さらに、左ガセット18の前壁105が前フレームバックプレート34および後フレームバックプレート35で車体前後方向から挟持されている。よって、左ガセット18が左フロントサイドフレームのガセット接合部38に強固に連結されている。
よって、左ガセット18に伝えられた荷重F4をガセット接合部38を経て後荷重吸収部39に荷重F5として効率よく伝えることができる。これにより、左アッパメンバ16の前端部16aに入力した衝撃荷重F3を、左フロントサイドフレーム14と左アッパメンバ16とに確実に分散できる。
左フロントサイドフレーム14(すなわち、後荷重吸収部39)に分散された荷重F5で後荷重吸収部39を折り曲げるように変形させることができる。すなわち、バンパビーム19の全長寸法を小さく抑えた状態において、スモールオーバラップ衝突による衝撃荷重F3を後荷重吸収部39で好適に吸収できる。
これにより、バンパビーム19の重量を抑えた状態において、スモールオーバラップ衝突による衝撃荷重F5を好適に吸収でき、車両Veの軽量化が図れる。
図4に示すように、左ガセット18がガセット接合部38から車体前方、かつ車幅方向外側へ傾斜状に延出されている。よって、左ガセット18の外端部18aが車体前方に配置される。さらに、左ガセット18の外端部18aに左アッパメンバ16の前端部16a(図6も参照)が連結されている。よって、左アッパメンバ16の前端部16aを車体前方へ延ばし、左アッパメンバ16の長さ寸法を大きく確保できる。
これにより、左アッパメンバ16の変形量を大きく確保でき、左アッパメンバ16による衝撃荷重F3の吸収量を増すことができる。
さらに、左ガセット18が車体前方、かつ車幅方向外側へ傾斜状に延出されることにより、左アッパメンバ16の前端部16aに入力した衝撃荷重F3を、左ガセット18に効率よく伝えることができる。
これにより、衝撃荷重F3を左フロントサイドフレーム14の後荷重吸収部39に一層良好に伝えることができる。
図10に戻って、左フロントサイドフレーム14の前荷重吸収部37の前端部14aに開口部116が形成され、開口部116に取付ブラケット118が車体前方から挿入される。取付ブラケット118は、開口部116に車体前方から挿入される筒部121と、筒部121の前端に形成されるフランジ122とを有する。
取付ブラケット118の筒部121が開口部116に挿通された状態で、左フロントサイドフレーム14の前端部14aに接合される。また、取付ブラケット118のフランジ122がバンパビーム19の左端部19aに裏面から取り付けられる。よって、左フロントサイドフレーム14の前端部14aが取付ブラケット118を介してバンパビーム19の左端部19aに取り付けられる。
すなわち、左フロントサイドフレーム14の前荷重吸収部37にバンパビーム19の左端部19aが強固に取り付けられる。よって、バンパビーム19に入力した衝撃荷重F1を取付ブラケット118を経て前荷重吸収部37に確実に伝えることができる。
これにより、前荷重吸収部37の軸圧壊を好適に促進させることができる。
つぎに、車両Veの前方衝突によりバンパビーム19に衝撃荷重F6が入力した場合に、入力した衝撃荷重F6を左フロントサイドフレーム14で吸収する例を図14に基づいて説明する。
図14(a)に示すように、左フロントサイドフレーム14の前荷重吸収部37に複数の上横ビード44、複数の下横ビード45、複数の縦ビード46、および複数の縦ビード47が形成されている。
また、前荷重吸収部37において上稜線部31が2つの稜線部31aに分岐されている。さらに、下稜線部32が2つの稜線部32aに分岐されている。
図14(b)に示すように、車両Veの前方からバンパビーム19に衝撃荷重F6が入力する。入力した衝撃荷重F6がバンパビーム19の左端部19aから前荷重吸収部37に荷重F7として伝えられる。伝えられた荷重F7で前荷重吸収部37が軸圧壊し、衝撃荷重F7を前荷重吸収部37で良好に吸収する。
これにより、衝撃荷重F6(すなわち、荷重F7)の初期エネルギーを前荷重吸収部37で吸収できる。
さらに、前荷重吸収部37で荷重F7の初期エネルギーを吸収した後、残りの荷重が後荷重吸収部39に荷重F8として伝えられる。伝えられた荷重F8で後荷重吸収部39の第1折曲部51、第2折曲部52および第3折曲部53を折り曲げる。
具体的には、伝えられた荷重F8で後荷重吸収部39の第1折曲部51を矢印Dの如く想像線で示すように略水平に折り曲げる。さらに、後荷重吸収部39の第2折曲部52を矢印Eの如く想像線で示すように略水平に折り曲げる。
このように、後荷重吸収部39を第1折曲部51、第2折曲部52および第3折曲部53で略水平に折り曲げることにより、衝撃荷重F6(すなわち、荷重F8)の後期エネルギーを吸収できる。
ついで、車両Veのスモールオーバラップ衝突により左アッパメンバ16に衝撃荷重F9が入力した場合に、入力した衝撃荷重F9を左フロントサイドフレーム14および左アッパメンバ16で吸収する例を図15に基づいて説明する。
図15(a)に示すように、車両Veのスモールオーバラップ衝突により左アッパメンバ16の前端部16aに衝撃荷重F9が入力する。左アッパメンバ16の前端部16aに入力した衝撃荷重F9の一部が左ガセット18を経て左フロントサイドフレーム14の後荷重吸収部39に荷重F10として伝えられる。
一方、左アッパメンバ16の前端部16aに入力した残りの荷重が左アッパメンバ16の前部メンバ82に荷重F11(図15(b)参照)として伝えられる。
左フロントサイドフレーム14の後荷重吸収部39に荷重F10が伝えられることにより、図14(b)で説明したように、後荷重吸収部39の第1折曲部51、第2折曲部52および第3折曲部53が荷重F10で略水平に折り曲げられる(想像線で示す)。
これにより、後荷重吸収部39に伝えられた荷重F10を後荷重吸収部39(すなわち、左フロントサイドフレーム14)で好適に吸収できる。
一方、 図15(b)に示すように、左アッパメンバ16の前部メンバ82に荷重F11が伝えられる。ここで、前部メンバ82は、略M字状に形成され、前湾曲部86、中央湾曲部87、後湾曲部88の3つの湾曲部を有する。
よって、前部メンバ82に伝えられた荷重F11で、前湾曲部86、中央湾曲部87、後湾曲部88の3箇所が矢印Cの如く想像線で示すように大きく曲げ変形する。すなわち、前部メンバ82(すなわち、左アッパメンバ16)による荷重F11の吸収量を増すことができる。
左アッパメンバ16による荷重F11の吸収量を増すことにより、前部メンバ82に伝えられた荷重F11を左アッパメンバ16で好適に吸収できる。
このように、スモールオーバラップ衝突により左アッパメンバ16の前端部16aに入力する衝撃荷重F9を、左フロントサイドフレーム14の後荷重吸収部39と左アッパメンバ16の前部メンバ82とに分散できる。
さらに、後荷重吸収部39に分散された荷重F10を後荷重吸収部39で好適に吸収できる。加えて、前部メンバ82に伝えられた荷重F11を前部メンバ82で好適に吸収できる。
これにより、スモールオーバラップ衝突により左アッパメンバ16の前端部16aに入力する衝撃荷重F9を、左フロントサイドフレーム14と左アッパメンバ16とで好適に吸収できる。
なお、本発明に係る車体前部構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、前湾曲部86、中央湾曲部87および後湾曲部88の3つの湾曲部のうち、隣接する中央湾曲部87および後湾曲部88に傾斜部91を形成した例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、前湾曲部86および中央湾曲部87に傾斜部91を形成することも可能である。
また、前記実施例では、上内側の稜線部78に傾斜部91を形成した例について説明したが、これに限らないで、上外側の稜線部92に傾斜部を形成することも可能である。
さらに、前記実施例では、第1補強部材61および第2補強部材62間の強度差を利用して第2折曲部52を形成し、第2補強部材62および第3補強部材63間の強度差を利用して第3折曲部53を形成する例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、後荷重吸収部39に折れ曲がりを促進するリブを設けることにより、第2折曲部52や第3折曲部53を形成することも可能である。
また、前記実施例で示した車体前部構造、左右のフロントピラー、左右のフロントサイドフレーム、左右のダンパハウジング、左右のアッパメンバ、左右のガセット、第1〜第3の折曲部、凹部、左前輪、第1〜第3の補強部材、上内側の稜線部、後部メンバ、前部メンバ前湾曲部、中央湾曲部、後湾曲部および収納凹部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、フロントピラーからダンパハウジングを経てアッパメンバが車体前方へ延ばされる車体前部構造を備えた自動車への適用に好適である。
10 車体前部構造
13 左右のフロントピラー(フロントピラー)
14 左右のフロントサイドフレーム(フロントサイドフレーム)
14a 左フロントサイドフレームの前端部
15 左右のダンパハウジング(ダンパハウジング)
16 左右のアッパメンバ(アッパメンバ)
16a 左アッパメンバの前端部
18 左右のガセット(ガセット)
18a 左ガセットの外端部
24 左フロントサイドフレームの外側壁
51〜53 第1〜第3の折曲部
55 凹部
57 左前輪(前輪)
61〜63 第1〜第3の補強部材
78 上内側の稜線部(上内側、上外側の一方の角部)
81 後部メンバ
82 前部メンバ(アッパメンバのうち傾斜状に延びる部位)
86 前湾曲部
87 中央湾曲部
88 後湾曲部
114 収納凹部

Claims (6)

  1. フロントピラーの車幅方向内側からフロントサイドフレームが車体前方へ向けて延ばされ、前記フロントサイドフレームから前記フロントピラーの車体前方にダンパハウジングが立ち上げられ、前記フロントピラーから前記ダンパハウジングを経てアッパメンバが車体前方へ延ばされ、アッパメンバの前端部が前記フロントサイドフレームの前端部に車幅方向外側から接合される車体前部構造において、
    前記アッパメンバは、
    前記フロントピラーから前記ダンパハウジングへ略水平に延び、該ダンパハウジングから下方へ向けて傾斜状に延び、
    前記アッパメンバのうち傾斜状に延びる部位が側面視で略M字状に形成されることにより、略M字状の部位に前湾曲部、中央湾曲部、後湾曲部の3つの湾曲部を車体後方へ向けて順に有することを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記アッパメンバは、
    断面略矩形状に形成され、前記3つの湾曲部のうち隣接する湾曲部間で、かつ、上内側、上外側の一方の角部が凹状に形成されることを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
  3. 前記アッパメンバは、
    前記フロントピラーから前記ダンパハウジングへ向けて略水平に延び、かつ、前記ダンパハウジングに接合される後部メンバと、
    前記ダンパハウジングから下方へ向けて傾斜状に延び、前記前湾曲部、前記中央湾曲部、前記後湾曲部を有する前部メンバと、を備え、
    前記後湾曲部が前記後部メンバに隣接して形成されることを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
  4. 前記アッパメンバの前端部が前記フロントサイドフレームにガセットにより車幅方向外側から連結され、
    前記ガセットは、
    前記フロントサイドフレームから車体前方、かつ車幅方向外側へ傾斜状に延出されることを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
  5. 前記ガセットは、
    該ガセットの外端部に、前記アッパメンバの前端部が収納される収納凹部が形成され、
    前記収納凹部に前記アッパメンバの前端部が収納された状態において、前記アッパメンバの前端部が前記収納凹部に接合されることを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
  6. 前記フロントサイドフレームは、
    前記ガセットの車体後方に設けられ、外側壁が車幅方向内側に凹むように形成される凹部を有する第1折曲部と、
    該第1折曲部の車体後方で、かつ、車幅方向に折曲げ可能な第2折曲部と、
    該第2折曲部の車体後方で、かつ、車幅方向に折曲げ可能な第3折曲部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
JP2015191388A 2015-09-29 2015-09-29 車体前部構造 Active JP6226932B2 (ja)

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