JP2017063723A - 未発酵のビールテイストノンアルコール飲料およびその製造方法 - Google Patents

未発酵のビールテイストノンアルコール飲料およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビールらしい飲み応えや後キレを有する未発酵のビールテイストノンアルコール飲料の提供。
【解決手段】有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下であり、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量が10〜500mg/Lであり、更にメチオニン、チロシン、シスチンおよびヒスチジンからなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループII)を含む、原材料の仕込み液を含まない、pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料。
【選択図】なし

Description

本発明は、原材料の仕込み液を含まない未発酵のビールテイストノンアルコール飲料およびその製造方法に関する。本発明はまた、原材料の仕込み液を含まない未発酵のビールテイストノンアルコール飲料にビールらしい飲み応えと後キレを付与する方法に関する。
近年の健康志向の高まりに加え、飲用シーンや消費者の嗜好の多様化によりビールテイストノンアルコール飲料への需要は年々高まっている。ビールテイストノンアルコール飲料の分野ではノンアルコール飲料でありながらビール特有の味わいや香りが感じられるように様々な技術が開発されてきた。例えば、穀物原料を原料として使用する場合には、原材料の仕込み(糖化、酵素分解、煮沸など)によりビールらしい味わいや香りを飲料に付与できると考えられてきた。このため市販されているビールテイストノンアルコール飲料は原材料の仕込みを行って製造されているのが現状である。
ところで、未発酵ノンアルコール飲料の製造においてpH4.0以上とした場合、少なくとも85℃で30分の加熱殺菌が必要であり、過度な熱負荷となり香味が悪化することが知られている。このため、通常は殺菌条件が緩和されるpH4.0未満に飲料のpHを調整するが、pHを下げるために多くの酸味料(pH調整剤)が必要となり、後味の酸味が強く感じられ、ビールらしい飲み応えに欠けてしまうことになる。このような問題点を解決するため特許文献1には特定の調味成分によってpH調整剤の酸味を低減・緩和する方法が開示されている。
WO2010/079634号公報
原材料の仕込み液には緩衝作用があるため、酸味料を添加してもpH低減効果が緩和されてしまう。このため原材料の仕込み液を使用するビールテイストノンアルコール飲料ではpH4.0未満を実現するためにより多くの量の酸味料を添加する必要があるが、原材料の仕込み液を使用しなければより少ない量の酸味料でpH4.0未満を実現することができる。しかし、原材料の仕込みを行わずにビールテイストノンアルコール飲料を製造するとビールらしい飲み応えに欠けた飲料となってしまう。
本発明者らは今般、原材料の仕込み液を使用しないビールテイストノンアルコール飲料において、より少ない量の酸味料によりpH4.0未満を実現し、かつ、特定のアミノ酸を所定量配合することで、ビールらしい飲み応え(味の厚み)とキレを有するビールテイストノンアルコール飲料を製造できることを見出した。本発明はこの知見に基づくものである。
すなわち、本発明はビールらしい飲み応えと後キレを有するpH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば以下の発明が提供される。
(1)pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料であって、有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下であり、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量が10〜500mg/Lである、未発酵のビールテイストノンアルコール飲料。
(2)原材料として、有機酸および/またはリン酸、グループIのアミノ酸、他の飲料用添加剤並びに液体原料を含んでなる、上記(1)に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
(3)グループIのアミノ酸以外のアミノ酸をさらに含む、上記(1)または(2)に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
(4)メチオニン、チロシン、シスチンおよびヒスチジンからなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループII)をさらに含む、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のビールテイストノンアルコール飲料。
(5)グループIのアミノ酸含有量に対するグループIIのアミノ酸含有量の比が40%未満である、上記(4)に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
(6)飲料の総アミノ酸含有量が700mg/L以下である、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のビールテイストノンアルコール飲料。
(7)原材料の仕込み液を含まない、上記(1)〜(6)のいずれかに記載のビールテイストノンアルコール飲料。
(8)原材料が非穀物原料または非麦原料である、上記(1)〜(7)のいずれかに記載のビールテイストノンアルコール飲料。
(9)pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料の製造方法であって、該飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下の範囲内に調整され、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量が10〜500mg/Lの範囲内に調整されるように原材料を調合することを含んでなる、製造方法。
(10)原材料の仕込み液を含まない、pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料にビールらしい飲み応えと後キレを付与する方法であって、該飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量を420mg/L以下の範囲内に調整し、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量を10〜500mg/Lの範囲内に調整することを含んでなる、方法。
本発明によれば、原材料の仕込みを行わず、原材料の調合のみによりビールらしい飲み応えと後キレを有するpH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料を提供することができる。本発明では原材料の仕込みが不要のため製造工程や製造設備の簡略化が可能になる。従って、本発明によれば製造コストの削減や製造期間の短縮を図ることができる点で有利である。
発明の具体的説明
定義
本発明において「未発酵のビールテイストノンアルコール飲料」とは、未発酵のため発酵に由来するアルコール成分を含まないノンアルコール飲料でありながらビール様の風味を持つ飲料をいう。「ビール様の風味」とは、通常のビールを製造した場合に得られるビール特有の味わいや香りを意味する。
本発明において「ノンアルコール飲料」とは、アルコールが全く含まれない、すなわち、エタノール濃度が0.00v/v%である飲料を意味し、「完全無アルコール飲料」と同義である。
本発明において「飲み応え」とはボディ感、口当たり、コク等で知覚される香味感覚を意味する。
本発明において「後キレ」とは、飲用の際の後味の爽やかさで知覚される香味感覚を意味する。
飲料
本発明の飲料は原材料の調合液ないし混合液から構成される飲料である。本発明の飲料の原材料としては、有機酸および/またはリン酸、所定のアミノ酸、液体原料並びに他の飲料用添加剤が挙げられる。液体原料以外の原材料は調合ないし混合の便宜のため水溶性のものが好ましい。
一般的なビールの製造においては、麦芽を仕込み工程に供して得られた仕込み液(麦汁)が発酵工程に供するための発酵前液として使用される。ビールテイストノンアルコール飲料の製造においても、ビールらしい味わいや香りを実現するために、一般的には、穀物原料を含む原材料を仕込み工程に対応する工程に供して得られた仕込み液が使用される。しかしながら、本発明によれば、このような仕込み液を使用せず原材料の調合によりビールテイストノンアルコール飲料においてビールらしい味わいや香りを実現することができる。すなわち、本発明の飲料は原材料の非煮沸調合液ないし非煮沸混合液から構成される飲料である。
本発明による飲料は、pHを4.0未満、好ましくは、3.5〜3.9の範囲、より好ましくは、3.6〜3.9の範囲に調整することができる。本発明においては、pHは酸味料である有機酸および/またはリン酸の含有量により調節することができる。すなわち、使用する酸味料の種類や使用量により飲料のpHを調節することができる。飲料のpHは市販のpHメーター(例えば、東亜電波工業株式会社製pHメーター)を使用して容易に測定することができる。なお、飲料中の酸味料の使用量が増えるにつれて飲料の香味が影響を受けるところ、本発明の飲料は緩衝作用を有する仕込み液を含まないことからより少ない量の酸により飲料のpHを所望の範囲に調整することができる点で有利である。
本発明では酸味料である有機酸および/またはリン酸を原材料として使用するが、この場合、1種または2種以上の有機酸のみを使用しても、リン酸のみを使用してもよく、あるいは、1種または2種以上の有機酸とリン酸とを組み合わせて使用してもよい。なお、有機酸およびリン酸は酸味料として飲食品に使用されている成分であり、飲料によってはpH調整剤として使用されることもある。
本発明において使用される有機酸としては、例えば、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、グルコン酸、酢酸等が挙げられる。有機酸は、好ましくは、乳酸、グルコン酸からなる群から選択される1種または2種以上であり、より好ましくは、乳酸である。
本発明において使用される有機酸およびリン酸は、市販されているものを入手し、使用することができるが、有機酸およびリン酸を含有する他の原材料(例えば、調味料)を使用することで有機酸およびリン酸の合計含有量を調整することもできる。
本発明の飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量は、飲料中のpHを4.0未満とすることができればよいところ、本発明の飲料は緩衝作用を有する仕込み液を使用しないことから、420mg/L以下とすることができ、好ましくは、420〜189mg/Lの範囲、より好ましくは、420〜245mg/Lの範囲とすることができる。飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量は、公知のガスクロマトグラフィー法により測定することができる。
後記実施例によれば、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸はそれぞれ、原材料を調合してなるpH4.0未満の飲料にビールらしい飲み応えや後キレを付与することができる(本明細書の実施例1)。従って、本発明ではアミノ酸としてグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸を使用することができる。本明細書では、所定の効果を有するアミノ酸としてこれらのアミノ酸をグループIのアミノ酸と分類することができる。
本発明の飲料中のグループIのアミノ酸含有量は、10〜500mg/Lとすることができるが、好ましくは、100〜500mg/Lである。
本発明の飲料においては、グループIのアミノ酸以外、すなわち、グループIのアミノ酸が有する所定の効果が認められないアミノ酸を、所定の効果を妨げない範囲でさらに使用することができる。本明細書では、このように所定の効果が認められないアミノ酸をグループIIのアミノ酸と分類することができる。グループIIのアミノ酸としては、メチオニン、チロシン、シスチンおよびヒスチジンからなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸を使用することができる。
グループIのアミノ酸が有する所定の効果を妨げないという観点から、グループIのアミノ酸含有量に対するグループIIのアミノ酸含有量の比が40%未満とすることができ、好ましくは、30%未満、より好ましくは、20%未満、さらに好ましくは10%未満とすることができる。
本発明の飲料中の総アミノ酸含有量は700mg/L以下とすることができるが、好ましくは、650mg/L以下、より好ましくは、600mg/L以下、さらに好ましくは、550mg/L以下とすることができる。
本発明において使用される各種アミノ酸は、市販されているものを入手して使用することができ、あるいは、公知の方法に従って製造したものを使用してもよいが、所望のアミノ酸を含有する他の原材料(例えば、調味料)を使用することでアミノ酸含有量を調整することもできる。
飲料中のアミノ酸含有量は、当業者に公知の方法(例えば、陽イオン交換樹脂によるカラムクロマトグラフィーによりアミノ酸を分離した後、ニンヒドリンにより発色させて吸光度測定を行なうニンヒドリン法等)により測定することができる。また、市販の機器(例えば、日立L−8800アミノ酸分析計等)を使用して容易に測定することができる。
本発明の別の面によれば本発明の飲料は原材料の仕込み液を含まないものであり、典型的な態様では穀物原料やホップの仕込み液を含まないものである。従って、本発明によれば、原材料の仕込み液(典型的には、穀物原料および/またはホップの仕込み液)を含まないpH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料であって、有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下であり、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量が10〜500mg/Lである未発酵のビールテイストノンアルコール飲料が提供される。ここで、「穀物原料」としては、例えば、麦芽、大麦、小麦、米、トウモロコシ、大豆タンパク、大豆ペプチド、エンドウタンパク等が挙げられる。なお、上述のように、本発明の飲料は典型的には穀物原料やホップの仕込み液を含まないものであることから、ホップを原材料として実質的に含まないものとすることができるが、仕込みが不要なホップエキスは本発明の飲料の原材料として使用することができる。
本発明において「原材料の仕込み液」とは、原材料を、一般的なビールの製造において行われる仕込み工程に対応する工程の一部または全部に供した処理物をいう。ここで「仕込み工程」とは、ビール製造において発酵前液を調製する工程であり、一般的には、麦芽粉砕物と水の混合物を糖化し、濾過して、麦汁を得る工程、得られた麦汁にホップを添加した後、煮沸する工程、煮沸した麦汁を冷却する工程等が含まれる。したがって、ビールテイストノンアルコール飲料の製造において行われる「仕込み工程に対応する工程」は、例えば、少なくとも穀物原料を含む原材料の混合物を糖化あるいは酵素処理し、濾過して、糖液を得る工程、得られた糖液にホップを添加した後、煮沸する工程、煮沸した糖液を冷却する工程等を含むものであるといえる。よって、本発明において「原材料の仕込み液」は、原材料の混合物を糖化および/または酵素処理し、濾過したものをホップの存在下または非存在下で煮沸して得られたものや、原材料の混合物をホップの存在下または非存在下で煮沸して得られたものを含む意味で用いられる。なお、アミノ酸等のタンパク分解物と糖とを混合し加熱することによって得ることができるメイラード反応物およびその調製物は本発明でいう原材料の仕込み液には含まれない。
本発明の飲料は原材料の仕込み液を含まないものであるところ、このような飲料は仕込み(特には、煮沸)により生じる成分を実質的に含まない。原材料の仕込みにより生ずる成分としては、例えば、3−メチル−2−ブテン−1−チオールが挙げられる。従って、本発明の飲料は3−メチル−2−ブテン−1−チオールを実質的に含まない飲料とすることができるが、3−メチル−2−ブテン−1−チオールは香料等の原材料に微量に含まれることがあるため、本発明による飲料中の3−メチル−2−ブテン−1−チオール濃度は、例えば、50ng/L未満、好ましくは35ng/L未満、より好ましくは4ng/L未満とすることができる。
本発明の飲料を構成する液体原料としては、水(例えば、ミネラルウォーター等の飲用水)、炭酸水が挙げられる。ここで「炭酸水」とは、飲用に適した水に二酸化炭素を圧入したもの、すなわち、炭酸ガスを含む飲用水を意味する。液体原料として水などの非炭酸水を用いた場合には後述するように炭酸ガス添加工程により炭酸ガスを付与してもよい。また液体原料として炭酸水を用いた場合でも炭酸ガス添加工程により炭酸ガスを付与し、炭酸感がより強い飲料とすることもできる。
炭酸飲料における炭酸ガス圧は、20℃において測定した場合、例えば、0.18〜0.30MPa、好ましくは、0.20〜0.27MPaとすることができる。炭酸ガス圧は、例えば、国税庁所定の分析法に基づく、ビールのガス圧分析法によって測定できる(例えば、国税庁webページ:http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/sonota/070622/01.htmを参照)。具体的には、穿孔圧力計が使用できる容器に入った検体について、検体を時々振りながら20℃の水槽に30分間保った後、穿孔圧力計を取り付け、針を突き刺し軽く振って圧力を読むことにより測定することができる。また、市販の機械式炭酸ガス圧測定器を用いて測定することもできる。例えば、ガスボリューム測定装置(GVA−500、京都電子工業株式会社製)を用いてもよい。
本発明の飲料は原材料として有機酸、リン酸および所定のアミノ酸以外の他の飲料用添加剤を含有することができる。他の飲料用添加剤は、食品として許容可能な飲料用添加剤を用いることができ、好ましくはビールテイストノンアルコール飲料の配合成分として使用されている成分を用いることができる。他の飲料用添加剤の具体例としては、ホップエキス、色素(例えば、カラメル色素、メイラード反応物およびその調製物)、起泡・泡持ち向上剤(例えば、大豆多糖類)、甘味料(例えば、アセスルファムカリウムなどの高甘味度甘味料、液糖)、食物繊維、香料(例えば、エステルフレーバー、モルトフレーバー)、イソα酸を含まない苦味料(例えば、クワシン)、米抽出エキス(例えば、米麹発酵エキス)、水質調整剤が挙げられる。
一方で、本発明の飲料は、原材料の仕込み液を含まないものであり、典型的には穀物原料の仕込み液を含まないものであることから、穀物原料を原材料として実質的に含まないものとすることができる。すなわち、本発明の飲料は非穀物原料を調合してなる、未発酵のビールテイストノンアルコール飲料とすることができる。
また、本発明の飲料は、大麦、小麦などの未発芽の麦類および/または麦芽(麦芽エキスを含む)を原材料として実質的に含まないものとすることができる。すなわち、本発明の飲料は非麦原料を調合してなる、未発酵のビールテイストノンアルコール飲料とすることができる。
原材料として非穀物原料または非麦原料を使用した場合には穀物や麦類に由来する糖質の飲料への持込みを低減することができる。このため、本発明の飲料は、低糖質飲料(糖質オフ飲料または糖質ゼロ飲料)として提供することができる。また、本発明の飲料は、低カロリー飲料(カロリーオフ飲料またはカロリーゼロ飲料)として提供することができる。
ここで、本発明において「糖質オフ飲料」とは、糖質含有量が2.5g/100mL以下の飲料を意味する。本発明において「糖質ゼロ飲料」とは、糖質含有量が0.5g/100mL未満の飲料を意味する。また、本発明において「カロリーオフ飲料」とは、20kcal/100mL以下の飲料を意味する。本発明において「カロリーゼロ飲料」とは、5kcal/100mL未満の飲料を意味する。
糖質の測定は公知の方法に従って行うことができ、当該試料の質量から、水分、タンパク質、脂質、灰分および食物繊維量を除いて算出する方法(栄養表示基準(平成21年12月16日 消費者庁告示第9号 一部改正)参照)に従って行うことができる。また、カロリーの測定も公知の方法に従って行うことができ、例えば、栄養表示基準(平成15年4月24日 厚生労働省告示第176号)別表第2の第3欄記載の方法、すなわち修正アトウォーター法で算出することができる。
また、原材料として非穀物原料および/または非麦原料を使用した場合には穀物や麦類に由来するプリン体の飲料への持込みを低減することができる。このため、本発明の飲料は、低プリン体飲料(プリン体オフ飲料またはプリン体ゼロ飲料)として提供することができる。ここで、本発明において「プリン体オフ飲料」とは、プリン体含有量が5mg/100mL未満の飲料を意味する。また、本発明において「プリン体ゼロ飲料」とは、プリン体含有量が0.5mg/100mL未満の飲料を意味する。
プリン体化合物の測定は公知の方法によって行うことができ、例えば、過塩素酸による加水分解後にLC−MS/MS(液体クロマトグラフ−質量分析法)を用いて検出する方法(「酒類中のプリン体の微量分析のご案内」、一般財団法人・日本食品分析センター、URL:http://www.jfrl.or.jp/item/nutrition/post-31.html 参照)により測定することができる。なお、本明細書中、「プリン体含有量」とは、アデニン、キサンチン、グアニン、ヒポキサンチンのプリン体塩基4種の総量を指す。
飲料の製造方法
本発明によれば、原材料の調合ないし混合のみで未発酵のビールテイストノンアルコール飲料を製造することができる。すなわち、本発明によれば、pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料の製造方法であって、該飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下の範囲内に調整され、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量が10〜500mg/Lの範囲内に調整されるように原材料を調合ないし混合することを含んでなる製造方法が提供される。本発明の製造方法に用いる原材料とその含有量並びに製造された飲料の詳細は本発明の飲料に関して記載した通りである。
飲料中の酸味料の合計含有量または総アミノ酸含有量の「調整」については、その他の原材料に元々含まれる酸味料およびアミノ酸の含有量を考慮して、酸味料およびアミノ酸を添加して調整することもできるし、酸味料およびアミノ酸のいずれか一方を添加して調整することもできるし、酸味料およびアミノ酸のいずれの物質も添加せずに調整することもできる。また、酸味料および/またはアミノ酸を除去して調整することもできる。典型的には、液体原料に、酸味料およびアミノ酸を添加して調整することができる。
酸味料および/またはアミノ酸の添加について、その添加時期は特に制限されない。酸味料と、アミノ酸とは、一緒に添加しても、別々に添加してもよく、別々に添加される場合にはいずれを先に添加してもよい。複数の酸味料を添加する場合や、複数のアミノ酸を添加する場合も、各成分を一緒に添加しても、別々に添加してもよく、別々に添加される場合にはいずれを先に添加してもよい。なお、酸味料およびアミノ酸の添加に当たってはその他の原材料に元々含まれる酸味料およびアミノ酸の量を考慮して添加の要否や添加量を決定できることはいうまでもない。
酸味料は、より少ない量の酸味料でpH4.0未満を実現するという観点から、飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下、好ましくは、420〜189mg/L、より好ましくは、420〜245mg/Lとなるように調整することができる。
グループIのアミノ酸は、ビールらしい飲み応えと後キレを付与する観点から、飲料中のグループIのアミノ酸含有量が10〜500mg/L、好ましくは、100〜500mg/Lとなるように調整することができる。
また、酸味料およびアミノ酸以外に、通常の飲料の処方設計に用いられている飲料用添加剤、例えば、ホップエキス、色素、起泡・泡持ち向上剤、甘味料、食物繊維、香料、水質調整剤などを添加してもよい。これらの添加剤の添加時期は特に制限されない。複数の添加剤を添加する場合も、各成分を一緒に添加しても、別々に添加してもよく、別々に添加される場合にはいずれを先に添加してもよい。
本発明により提供される飲料は、上記調合工程に加え、炭酸ガス添加工程、充填工程、殺菌工程などの工程を経て容器詰め飲料として提供することができる。例えば、上記調合工程で得られた飲料、あるいは調合工程後の炭酸ガス添加工程を経て得られた飲料を常法に従って殺菌し、容器に充填することができる。殺菌は容器への充填前であっても充填後であってもよい。なお、本発明により提供される飲料のpHは4.0未満に調整されていることから、殺菌工程は低温殺菌により行うことができ、あるいは、殺菌工程を経ずにそのまま充填工程を行って容器詰め飲料とすることもできる。
本発明による飲料に使用される容器は、飲料の充填に通常使用される容器であればよく、例えば、金属缶、樽容器、プラスチック製ボトル(例えば、PETボトル、カップ)、紙容器、瓶、パウチ容器等が挙げられるが、好ましくは、金属缶・樽容器、プラスチック製ボトル(例えば、PETボトル)、瓶である。
本発明の別の面によれば、原材料の仕込み液を含まない、pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料にビールらしい飲み応えと後キレを付与する方法であって、該飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量を420mg/L以下の範囲内に調整し、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量を10〜500mg/Lの範囲内に調整することを含んでなる方法が提供される。本発明による原材料の仕込み液を含まない未発酵のビールテイストノンアルコール飲料にビールらしい飲み応えと後キレを付与する方法は、本発明の飲料およびその製造方法に関する記載に従って実施することができる。
以下の例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
実施例1:各種アミノ酸がビールらしい飲み応えや後キレに与える影響
(1)サンプル飲料の調製
炭酸水に甘味料(サネット、ニュートリノヴァ社製)0.01mg/mL、香料(エステルフレーバー、高砂香料工業社製)1.0mg/mL、カラメル色素(池田糖化社製)0.25mg/mL、ホップエキス(Hopsteiner社製)0.08mg/mLを混合して調製した調合ノンアルコール飲料ベースに表1に示す各種アミノ酸を500ppmの濃度となるように添加し、次いで50%乳酸(ピューラック社製)および85%リン酸(燐化学工業社製)を添加し、pHが3.8となるよう調整して各サンプル飲料を作製した。なお、各サンプル飲料の有機酸・リン酸イオン合計量は320mg/Lであった。
(2)官能評価
各サンプル飲料を官能評価に供した。具体的には、ビールらしい飲み応え(味の厚み)やビールらしい後キレが感じられるかについて、以下の評価基準に従って評価を行った。
1:ビールらしい飲み応え、後キレが全く感じられない
2:ビールらしい飲み応え、後キレがあまり感じられない
3:ビールらしい飲み応え、後キレが感じられる
4:ビールらしい飲み応え、後キレがやや強く感じられる
5:ビールらしい飲み応え、後キレが十分強く感じられる
官能評価は訓練されたパネラー5名により実施した。各パネラーは0.5点刻みのスコアで評価し、各パネラー5名の評価スコアの平均値を計算し、3.0以上を効果ありと判断した。
(3)評価結果
官能評価の結果を表1に示す。
Figure 2017063723
アミノ酸としてグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンまたはアスパラギン酸を使用した場合に原材料を調合してなるpH4.0未満の飲料にビールらしい飲み応えや後キレを付与することができることが確認された。一方で、アミノ酸としてメチオニン、チロシン、シスチンまたはヒスチジンを使用した場合には同様の効果は認められなかった。
実施例2:アミノ酸および酸味料がビールらしい飲み応えや後キレに与える影響(1)
(1)サンプル飲料の調製
炭酸水に実施例1において所定の効果が確認されたアラニン(武蔵野化学研究所製)を添加して総アミノ酸含有量が表2に示す含有量となるよう調整し、次いで50%乳酸(ピューラック社製)および85%リン酸(燐化学工業社製)を用いて有機酸・リン酸イオンの合計含有量が表2に示す含有量となるように調整して各サンプル飲料を作製した。
(2)官能評価
実施例1と同様に訓練されたパネラー5名により実施した。
(3)評価結果
官能評価の結果を表2に示す。
Figure 2017063723
アラニン含有量が10〜500mg/Lであり、かつ、有機酸・リン酸イオンの合計含有量が189〜420mg/Lである場合にビールらしい飲み応えや後キレが感じられることが確認された。
実施例3:アミノ酸および酸味料がビールらしい飲み応えや後キレに与える影響(2)
(1)サンプル飲料の調製
炭酸水に実施例1において所定の効果が確認されたアルギニン(味の素社製)を添加して総アミノ酸含有量が表3に示す含有量となるように調整し、次いで50%乳酸(ピューラック社製)および85%リン酸(燐化学工業社製)を用いて有機酸・リン酸イオンの合計含有量が表3に示す含有量となるように調整して各サンプル飲料を作製した。
(2)官能評価
実施例1と同様に訓練されたパネラー5名により実施した。
(3)評価結果
官能評価の結果を表3に示す。
Figure 2017063723
アラニンを使用した実施例2の結果と同様に、アルギニン含有量が10〜500mg/Lであり、かつ、有機酸・リン酸イオンの合計含有量が189〜420mg/Lである場合にビールらしい飲み応えや後キレが感じられることが確認された。
実施例4:複数アミノ酸がビールらしい飲み応えや後キレに与える影響
(1)サンプル飲料の調製
炭酸水にアラニンまたはアルギニンを添加して総アミノ酸含有量が表4に示す含有量となるように調整し、さらに実施例1において所定の効果が認められなかったメチオニンを表4に示す含有量となるように調整し、次いで50%乳酸(ピューラック社製)および85%リン酸(燐化学工業社製)を用いて有機酸・リン酸イオンの合計含有量が310mg/Lに示す含有量となるように調整して各サンプル飲料を作製した。
(2)官能評価
実施例1と同様に訓練されたパネラー5名により実施した。
(3)評価結果
官能評価の結果を表4に示す。
Figure 2017063723
以上の結果から、所定の効果を有するアミノ酸含有量に対する所定の効果を有さないアミノ酸含有量の比が40%未満である場合には飲料にビールらしい飲み応えや後キレを付与できることが確認された。

Claims (10)

  1. pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料であって、有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下であり、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量が10〜500mg/Lである、未発酵のビールテイストノンアルコール飲料。
  2. 原材料として、有機酸および/またはリン酸、グループIのアミノ酸、他の飲料用添加剤並びに液体原料を含んでなる、請求項1に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
  3. グループIのアミノ酸以外のアミノ酸をさらに含む、請求項1または2に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
  4. メチオニン、チロシン、シスチンおよびヒスチジンからなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループII)をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
  5. グループIのアミノ酸含有量に対するグループIIのアミノ酸含有量の比が40%未満である、請求項4に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
  6. 飲料の総アミノ酸含有量が700mg/L以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
  7. 原材料の仕込み液を含まない、請求項1〜6のいずれか一項に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
  8. 原材料が非穀物原料または非麦原料である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のビールテイストノンアルコール飲料。
  9. pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料の製造方法であって、該飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量が420mg/L以下の範囲内に調整され、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量が10〜500mg/Lの範囲内に調整されるように原材料を調合することを含んでなる、製造方法。
  10. 原材料の仕込み液を含まない、pH4.0未満の未発酵のビールテイストノンアルコール飲料にビールらしい飲み応えと後キレを付与する方法であって、該飲料中の有機酸およびリン酸の合計含有量を420mg/L以下の範囲内に調整し、かつ、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、プロリン、スレオニン、グルタミン、リジン、アルギニン、オルニチンおよびアスパラギン酸からなる群から選択される1種または2種以上のアミノ酸(グループI)の含有量を10〜500mg/Lの範囲内に調整することを含んでなる、方法。
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