JPWO2020004515A1 - 後キレが増強されたビールテイスト飲料 - Google Patents

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Abstract

以下の(a)〜(c):(a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、(b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、および(c)ノナナールの濃度が1ppb以上からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足する、ビールテイスト飲料が開示される。このビールテイスト飲料は、後キレが増強されたビールテイスト飲料である。

Description

関連出願の参照
本特許出願は、先に出願された日本国における特許出願である特願2018−123628号(出願日:2018年6月28日)に基づく優先権の主張を伴うものである。この先の特許出願における全開示内容は、引用することにより本明細書の一部とされる。
本発明は、後キレが増強されたビールテイスト飲料およびその製造方法に関する。
ビールテイスト飲料は、ビール様の風味をもつ飲料を指し、通常のビールを製造した場合、すなわち、酵母等による発酵に基づいてビールを製造した場合に得られるビール特有の味わいや香りを呈するものである。ビールテイスト飲料については、ビールに限りなく近い味わいが求められており、ビールテイスト飲料を開発するにあたり、ビール本来の苦味や後キレをビールテイスト飲料で再現することが課題となっている。また、ビールそのものもビールテイスト飲料の一つであり、ビールの後キレの増強が望まれることも少なくない。
ビールテイスト飲料に後キレを付与する技術に関しては、すでにいくつかの報告がある。例えば、特許文献1には、シクロデキストリンまたはソーマチンをマスキング素材として用いることにより、後キレのよい非発酵ビールテイスト飲料が得られることが記載されている。
しかしながら、ビールテイスト飲料の後キレ付与技術には未だ改善の余地がある。
特開2017−79801号公報
本発明の目的は、後キレが増強されたビールテイスト飲料およびその製造方法を提供することにある。
本発明者らは、3種類の物質を、それぞれ単独で、またはこれら組み合わせて、所定の濃度で添加したところ、ビールテイスト飲料の後キレが増強されることを見出した。本発明はこの知見に基づくものである。
すなわち、本発明は以下の発明を包含する。
(1)以下の(a)〜(c):
(a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、
(b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、および
(c)ノナナールの濃度が1ppb以上
からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足する、ビールテイスト飲料。
(2)前記(a)の条件を充足する、前記(1)に記載のビールテイスト飲料。
(3)前記(a)および前記(b)の条件を充足する、前記(1)に記載のビールテイスト飲料。
(4)前記(a)および前記(c)の条件を充足する、前記(1)に記載のビールテイスト飲料。
(5)前記(a)、前記(b)および前記(c)の条件を充足する、前記(1)に記載のビールテイスト飲料。
(6)前記(b)の条件を充足する、前記(1)に記載のビールテイスト飲料。
(7)前記(b)および前記(c)の条件を充足する、前記(1)に記載のビールテイスト飲料。
(8)前記(c)の条件を充足する、前記(1)に記載のビールテイスト飲料。
(9)ミルセンの濃度が400ppb未満である、前記(1)〜(8)のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
(10)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が75ppb以上である、前記(1)〜(9)のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
(11)トランス−2−ヘキセナールの濃度が75ppb以上である、前記(1)〜(10)のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
(12)ノナナールの濃度が15〜20ppbである、前記(1)〜(11)のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
(13)プロリンの濃度が100ppm以上である、前記(1)〜(12)のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
(14)アルコール飲料である、(1)〜(13)のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
(15)非アルコール飲料である、(1)〜(13)のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
(16)ビールテイスト飲料を製造する方法であって、ビールテイスト飲料が以下の(a)〜(c):
(a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、
(b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、および
(c)ノナナールの濃度が1ppb以上
からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足するように、これらの物質の濃度を調整する工程を含んでなる、方法。
(17)ビールテイスト飲料における後キレを増強する方法であって、ビールテイスト飲料が以下の(a)〜(c):
(a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、
(b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、および
(c)ノナナールの濃度が1ppb以上
からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足するように、これらの物質の濃度を調整する工程を含んでなる、方法。
本発明によれば、ビールテイスト飲料の後キレを増強することが可能となる。特に、本発明は、ビールテイスト飲料の味厚みの強度をある程度維持したまま、後キレを増強できる点で有利である。また、本発明によれば、ビールテイスト飲料の味厚みの増強を図るときに、後キレをある程度保持できるという点でも特に有利である。本発明のこのような効果は、アルコール飲料および非アルコール飲料のいずれにおいても見られる。
発明の具体的説明
定義
本発明における「ビールテイスト飲料」とは、ビール様の風味をもつ飲料をいう。「ビール様の風味」とは、通常のビールを製造した場合、すなわち、酵母等による発酵に基づいてビールを製造した場合に得られるビール特有の味わいや香りを、その飲料が呈することを意味する。本発明のビールテイスト飲料は、言うまでもなく、ビールそのものも含む。本発明の好ましい実施態様によれば、本発明のビールテイスト飲料には、果実または果汁を原料として使用した飲料は含まれない。
本発明のビールテイスト飲料は、アルコールを含んでいても、含んでいなくてもよい。
アルコールを含んでいる場合のビールテイスト飲料のアルコール濃度は、特に限定されないが、好ましくは0.01v/v%以上10v/v%以下であり、より好ましくは、1v/v%以上8v/v%以下であり、さらに好ましくは、2v/v%以上7v/v%以下である。一方、アルコールを含んでいない場合は、ビールテイスト飲料は、アルコール濃度0.00v/v%のノンアルコールビールテイスト飲料であってもよい。
本明細書において「ppb」および「ppm」は、それぞれ「μg/L」および「mg/L」と同義である。
本発明のビールテイスト飲料は、以下の(a)〜(c):
(a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、好ましくは20ppb以上、より好ましくは75ppb以上、
(b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、好ましくは20ppb以上、より好ましくは75ppb以上、および
(c)ノナナールの濃度が1ppb以上、好ましくは15ppb以上
からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足するものである。
1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度は、当技術分野において公知の方法、例えば、質量分析計付きのSPMEガスクロマトグラフィー(GC/MS)によって測定することができる。また、低い濃度を定量するために、予め濃縮したサンプルを測定サンプルとして使用することもできる。さらに、正確な定量のためには、いくつかの既知濃度の参照サンプルを用いて作成した検量線や、内部標準物質を使用することができる。本発明のビールテイスト飲料における1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度の上限値は特に制限されるものではないが、飲料の風味への影響を考慮して、300ppb、好ましくは150ppbとすることができる。
トランス−2−ヘキセナールの濃度は、当技術分野において公知の方法、例えば、質量分析計付きのSPMEガスクロマトグラフィー(GC/MS)によって測定することができる。また、低い濃度を定量するために、予め濃縮したサンプルを測定サンプルとして使用することもできる。さらに、正確な定量のためには、いくつかの既知濃度の参照サンプルを用いて作成した検量線や、内部標準物質を使用することができる。本発明のビールテイスト飲料におけるトランス−2−ヘキセナールの濃度の上限値は特に制限されるものではないが、飲料の風味への影響を考慮して、300ppb、好ましくは150ppbとすることができる。
ノナナールの濃度は、当技術分野において公知の方法、例えば、質量分析計付きのヘッドスペース型ガスクロマトグラフィー(GC/MS)によって測定することができる。また、低い濃度を定量するために、予め濃縮したサンプルを測定サンプルとして使用することもできる。さらに、正確な定量のためには、いくつかの既知濃度の参照サンプルを用いて作成した検量線や、内部標準物質を使用することができる。本発明のビールテイスト飲料におけるノナナールの濃度の上限値は特に制限されるものではないが、飲料の風味への影響を考慮して、100ppb、好ましくは40ppb、より好ましくは20ppbとすることができる。本発明の特に好ましい実施態様によれば、ノナナールの濃度は1〜20ppbとされ、より好ましくは15〜20ppbとされる。
本発明の一つの実施態様によれば、本発明のビールテイスト飲料は、上記(a)の条件を必須とするものとされる。この実施態様では、本発明のビールテイスト飲料は、上記(a)の条件を充足するものとされ、さらに、上記(a)の条件に加えて、上記(b)および上記(c)のいずれか一方または両方の条件を充足するものとしてもよい。
本発明の他の実施態様によれば、本発明のビールテイスト飲料は、上記(b)の条件を必須とするものとされる。この実施態様では、本発明のビールテイスト飲料は、上記(b)の条件を充足するものとされ、さらに、上記(b)の条件に加えて、上記(a)および上記(c)のいずれか一方または両方の条件を充足するものとしてもよい。
本発明の他の実施態様によれば、本発明のビールテイスト飲料は、上記(c)の条件を必須とするものとされる。この実施態様では、本発明のビールテイスト飲料は、上記(c)の条件を充足するものとされ、さらに、上記(c)の条件に加えて、上記(a)および上記(b)のいずれか一方または両方の条件を充足するものとしてもよい。
本発明の好ましい実施態様によれば、本発明のビールテイスト飲料におけるミルセンの濃度は400ppb未満とされ、より好ましくは300ppb以下、さらに好ましくは100ppb未満とされる。ミルセンの濃度(ppb)は、例えば、質量分析計付きのガスクロマトグラフィー(GC/MS)により測定することができる。また、低い濃度を定量するために、予め濃縮したサンプルを測定サンプルとして使用することもできる。さらに、正確な定量のためには、いくつかの既知濃度の参照サンプルを用いて作成した検量線や、内部標準物質を使用することができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、本発明のビールテイスト飲料におけるプロリンの濃度は100ppm以上とされ、より好ましくは350ppm以上、さらに好ましくは600ppm以上、より好ましくは900ppm以上とされる。プロリンの濃度は、例えば、陽イオン交換樹脂(サイズ:4.6mmI.D×60mm樹脂:日立カスタムイオン交換樹脂)でアミノ酸を分離した後、ニンヒドリン反応液を加えて130℃で反応させ、UV−VIS検出器を用いることにより定量することができる。また、低い濃度を定量するために、予め濃縮したサンプルを測定サンプルとして使用することもできる。さらに、正確な定量のためには、いくつかの既知濃度の参照サンプルを用いて作成した検量線や、内部標準物質を使用することができる。本発明のビールテイスト飲料におけるプロリンの濃度の上限値は特に制限されるものではないが、飲料の風味への影響を考慮して、1800ppm、好ましくは900ppm、より好ましくは600ppmとすることができる。
本発明のビールテイスト飲料のpHを所定のpHの範囲内に調整することにより、ビールらしい苦味と後キレをさらに増強することができる。本発明のビールテイスト飲料のpHの範囲は、好ましくは3.0以上5.0以下、より好ましくは3.5以上4.5以下、さらに好ましくは3.5以上4.0以下とされる。本発明のビールテイスト飲料のpHは、例えば、乳酸、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、コハク酸、グルコン酸、フィチン酸等の酸味料、またはこれらの組合せにより、調整することができる。
本発明のビールテイスト飲料は、通常のビールテイスト飲料の製造方法の工程中、あるいは製造後に、上述の成分の濃度を調整することにより製造することができる。このような濃度調整は、それぞれの成分の精製品を添加することによって行うことができ、あるいは、それぞれの成分を含有する原料の追加または該原料の使用量の増減によって行うこともできる。
発酵工程を経るビールテイスト飲料の製造方法は、当技術分野においてよく知られており、特に制限されるものではない。ビールテイスト飲料は、例えば、炭素源、窒素源、ホップ、水等の醸造原料から調製された発酵前液に発酵用ビール酵母を添加して発酵前液を発酵させる発酵工程、発酵工程で得られた発酵液を低温にて貯蔵する貯蔵工程、貯蔵工程で得られた熟成液を濾過して、酵母、不溶成分等を除去する濾過工程、濾過工程で得られた濾液を缶、ビン、樽等の容器に充填する充填工程を経て最終製品化することができる。
発酵工程を経ないビールテイスト飲料の製造方法もまた、当技術分野においてよく知られており、特に制限されるものではない。ビールテイスト飲料は、例えば、原材料、添加剤等を調合する調合工程、調合工程で得られた調合液を濾過する濾過工程、濾過工程で得られた濾液を缶、ビン、樽等の容器に充填する充填工程を経て最終製品化することができる。
本発明の他の態様によれば、ビールテイスト飲料における後キレを増強する方法が提供され、該方法は、上述の成分の濃度を上述の範囲に調整することを含む。
以下の例に基づいて本発明を説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
実施例1:後キレ増強効果に優れた3つの成分(物質)の濃度の検討
(1)発泡酒サンプルの調製
発泡酒(麦芽比率25%未満、ヘルスブルッカー種ホップを使用)を対照サンプルとし、この発泡酒にプロリンを500ppmの濃度になるように添加したものを、ボディ感を高めたサンプルとした。このボディ感を高めたサンプルに、1−フェニル−3−ブテン−1−オン(PBO)、トランス−2−ヘキセナール(t2H)またはノナナール(NN)を様々な濃度で添加し、官能評価に供した。ここで、対照サンプルにはPBO、t2HおよびNNはいずれも含まれていないため、これらの添加量はサンプル中のこれらの含有量に相当する。
(2)官能評価
官能評価はパネル4名で行い、後味の強度および味厚みを評価した。ここで、「味厚み」は、飲用した直後の苦味、酸味、旨味および甘味の総量として評価した。評価基準は、後味強度および味厚みのそれぞれについて1(弱)〜9(強)の9段階のスコアで評価し、対照サンプルの味厚み・後味強度を4点、ボディ感を高めたサンプルの味厚み・後味強度を7点とした。
(3)評価結果
結果を表1に示す。
Figure 2020004515
表1に記載のスコアは、パネル4名のスコアの平均値であり、いずれの数値も標準誤差は1.0以下であった。表1では、後味強度が5点以下となった試験区で効果ありと判定した。その結果、1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度は10ppb以上が好ましく、20ppb以上がさらに好ましく、75ppb以上がさらに好ましいことが分かった。また、トランス−2−ヘキセナールの濃度は5ppb以上が好ましく、20ppb以上がさらに好ましく、75ppb以上がさらに好ましいことが分かった。さらに、ノナナールの濃度は1ppb以上が好ましく、15ppb以上がさらに好ましく、また、20ppb以下が好ましいことが分かった。さらに、いずれの試験区においても、後味強度が低減されても、味厚みは比較的維持されていることが分かった。
(4)ビールでの効果の確認
発泡酒サンプルで見られた効果がビールにおいても見られることを確認するため、ビールサンプルを用いて同様の官能評価を行った。ビールサンプルは、ビール(麦芽比率100%、ザーツ種ホップを使用)を水で2倍希釈し、これを対照サンプルとした。この対照サンプルにプロリンを400ppmの濃度になるように添加したものを、ボディ感を高めたサンプルとした。このボディ感を高めたサンプルに、1−フェニル−3−ブテン−1−オン(PBO)、トランス−2−ヘキセナール(t2H)またはノナナール(NN)を様々な濃度で添加し、上記(2)に従って官能評価を行った。ここで、対照サンプルにはPBO、t2HおよびNNはいずれも含まれていないため、これらの添加量はサンプル中のこれらの含有量に相当する。結果を表2に示す。
Figure 2020004515
表2に記載のスコアは、パネル4名のスコアの平均値であり、いずれの数値も標準誤差は1.0以下であった。表2から明らかなように、ビールにおいても、発泡酒と同様の効果が確認された。
実施例2:後キレ増強効果に対するミルセン濃度の影響
ミルセン(Myrc)が多量に含まれるビールテイスト飲料において、後キレ増強効果が顕著に阻害されない範囲を決定するために、ミルセン含有濃度の異なる発泡酒サンプルを作製した。具体的には、実施例1(1)に従って対照サンプルとボディ感を高めたサンプルを作製した。ボディ感を高めたサンプルに、1−フェニル−3−ブテン−1−オン(PBO)(50ppb)、トランス−2−ヘキセナール(t2H)(50ppb)およびノナナール(NN)(10ppb)を添加し、さらに、ミルセンを50ppb、100ppb、300ppb、400ppb、500ppbまたは700ppbの濃度で添加したサンプルを作製した。ここで、対照サンプルにはミルセン、PBO、t2HおよびNNはいずれも含まれていないため、これらの添加量はサンプル中のこれらの含有量に相当する。各サンプルについて、実施例1(2)に従って官能評価を行った。結果を表3に示す。
Figure 2020004515
表3に記載のスコアは、パネル4名のスコアの平均値であり、いずれの数値も標準誤差は1.0以下であった。表3では、後味強度が5点以下となった試験区で効果ありと判定した。その結果、本発明のビールテイスト飲料におけるミルセンの濃度は、400ppb未満であることが好ましく、300ppb以下であることがより好ましく、100ppb未満であることがさらに好ましいことが分かった。
実施例3:後キレ増強効果に対するプロリン濃度の影響
3成分による後キレ増強効果に対するプロリン含有濃度の影響を調べるため、プロリン含有濃度の異なる発泡酒サンプルを作製した。具体的には、発泡酒(麦芽比率25%未満、ヘルスブルッカー種ホップを使用)の原液(プロリン濃度100ppm)および2倍希釈したサンプル(プロリン濃度50ppm)を作製し、さらに、原液にプロリンを添加してプロリン濃度を350ppmまたは900ppmとしたサンプルを作製した。そして、これらのサンプルに、さらに1−フェニル−3−ブテン−1−オン(PBO)(100ppb)、トランス−2−ヘキセナール(t2H)(100ppb)またはノナナール(NN)(20ppb)を添加したサンプルを作製した。ここで、対照サンプルにはPBO、t2HおよびNNはいずれも含まれていないため、これらの添加量はサンプル中のこれらの含有量に相当する。各サンプルについて、実施例1(2)に従って官能評価を行った。
この評価では、各プロリン濃度のサンプルにおいて、PBO、t2HおよびNNのいずれをも含まないサンプルの味厚み・後味強度を5点とした。結果を表4に示す。
Figure 2020004515
表4に記載のスコアは、パネル4名のスコアの平均値であり、いずれの数値も標準誤差は1.0以下であった。表4では、後味強度が4点以下となった試験区で効果ありと判定した。その結果、本発明のビールテイスト飲料におけるプロリンの濃度は、100ppm以上であることが好ましく、350ppm以上であることがより好ましく、600ppm以上であることがさらに好ましく、900ppm以上がさらに好ましいことが分かった。
実施例4:後キレ増強効果に対する3成分の組み合わせの影響
3成分を組み合わせたときの後キレ増強効果を調べるため、3成分を様々な組み合わせで含有する発泡酒サンプルを作製した。具体的には、発泡酒(麦芽比率25%未満、ヘルスブルッカー種ホップを使用)の原液を対照サンプルとし、この発泡酒にプロリンを500ppmの濃度になるように添加したものを、ボディ感を高めたサンプルとした。このボディ感を高めたサンプルに、1−フェニル−3−ブテン−1−オン(PBO)(50ppb)、トランス−2−ヘキセナール(t2H)(50ppb)またはノナナール(NN)(10ppb)を様々な濃度で添加したサンプルを作製した。さらに、これら3成分の全てを、上記の10分の1の濃度で含有するサンプルも作製した。ここで、対照サンプルにはPBO、t2HおよびNNはいずれも含まれていないため、これらの添加量はサンプル中のこれらの含有量に相当する。これらのサンプルを官能評価に供した。
官能評価は実施例1(2)に従って行った。ただし、本実施例では、対照サンプルの味厚み・後味強度を3点、ボディ感を高めたサンプルの味厚み・後味強度を7点とした。結果を表5に示す。
Figure 2020004515
表5に記載のスコアは、パネル4名のスコアの平均値であり、いずれの数値も標準誤差は1.0以下であった。表5によれば、3成分のうちの2つの成分または3つの成分を組み合わせることにより、後キレ増強効果が向上することが明らかとなった。また、3成分を組み合わせて用いるときに、濃度が高い方が後キレ増強効果が向上することが明らかとなった。
実施例5:ノンアルコールのビールテイスト飲料における後キレ増強効果の確認
発泡酒およびビールにおいて確認された後キレ増強効果が、ノンアルコールのビールテイスト飲料においても見られるかを確認するため、以下の実験を行った。ノンアルコールのビールテイスト飲料を対照サンプルとし、このノンアルコールのビールテイスト飲料にプロリンを500ppmの濃度になるように添加したものを、ボディ感を高めたサンプルとした。このボディ感を高めたサンプルに、1−フェニル−3−ブテン−1−オン(PBO)、トランス−2−ヘキセナール(t2H)またはノナナール(NN)を様々な濃度で添加し、実施例1(2)に従って官能評価を行った。ここで、対照サンプルにはPBO、t2HおよびNNはいずれも含まれていないため、これらの添加量はサンプル中のこれらの含有量に相当する。結果を表6に示す。
Figure 2020004515
表6に記載のスコアは、パネル4名のスコアの平均値であり、いずれの数値も標準誤差は1.0以下であった。表6では、後味強度が6点以下となった試験区で効果ありと判定した。ノンアルコールのビールテイスト飲料においても、ビールや発泡酒と同様の効果が確認された。

Claims (17)

  1. 以下の(a)〜(c):
    (a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、
    (b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、および
    (c)ノナナールの濃度が1ppb以上
    からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足する、ビールテイスト飲料。
  2. 前記(a)の条件を充足する、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  3. 前記(a)および前記(b)の条件を充足する、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  4. 前記(a)および前記(c)の条件を充足する、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  5. 前記(a)、前記(b)および前記(c)の条件を充足する、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  6. 前記(b)の条件を充足する、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  7. 前記(b)および前記(c)の条件を充足する、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  8. 前記(c)の条件を充足する、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  9. ミルセンの濃度が400ppb未満である、請求項1〜8のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  10. 1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が75ppb以上である、請求項1〜9のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  11. トランス−2−ヘキセナールの濃度が75ppb以上である、請求項1〜10のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  12. ノナナールの濃度が15〜20ppbである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  13. プロリンの濃度が100ppm以上である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  14. アルコール飲料である、請求項1〜13のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  15. 非アルコール飲料である、請求項1〜13のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  16. ビールテイスト飲料を製造する方法であって、ビールテイスト飲料が以下の(a)〜(c):
    (a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、
    (b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、および
    (c)ノナナールの濃度が1ppb以上
    からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足するように、これらの物質の濃度を調整する工程を含んでなる、方法。
  17. ビールテイスト飲料における後キレを増強する方法であって、ビールテイスト飲料が以下の(a)〜(c):
    (a)1−フェニル−3−ブテン−1−オンの濃度が10ppb以上、
    (b)トランス−2−ヘキセナールの濃度が5ppb以上、および
    (c)ノナナールの濃度が1ppb以上
    からなる群から選択される少なくとも1つの条件を充足するように、これらの物質の濃度を調整する工程を含んでなる、方法。
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