JP2017059624A - 静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体及び輸送方法 - Google Patents

静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体及び輸送方法 Download PDF

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秀仁 井出
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Abstract

【課題】鉄心の輸送用器具の外径寸法及び重量を低減し、輸送コストを低減する。
【解決手段】輸送用支持体1は、鉄心2の第1の面を支持する床面台11と、床面台11に接続し、鉄心2の第1の面から立設する第2の面を支持する側面台12と、床面台11と側面台12に設けられ、鉄心2の開放面を覆う防湿フィルム31が取り付けられるフィルム取付部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、変圧器等の静止誘導電器に使用される鉄心の輸送用支持体及び輸送方法に関する。
山間部や都市部に設置される大容量の変圧器は、重量及び寸法に関する輸送制約や周辺の環境変化から、輸送上の対策が必要となる。その対策の一つとして、輸送重量を軽減するため、変圧器のタンクやコイル、鉄心等を分解して輸送する。輸送方法の一つとして、分解した鉄心を金属製のタンク内に収納してタンク内壁に固定し、タンクを密閉して輸送していた。
特許第5238425号公報
鉄心をタンク内壁に固定するために、タンク内部に作業者が入って作業するスペースが必要となる。そのため、タンクの外形寸法が大きくなり、タンク重量も増えるため、大型トレーラーでの輸送や海上輸送を行う必要がある。また、タンク内部を密閉可能な構造とするために、タンクの製作費用、シール部材の材料費、輸送中のタンク内圧力管理費等コストが発生する。これらが、輸送コストが増える要因となっていた。
本実施形態は、上述のような問題を鑑みてなされたものであり、鉄心の輸送用器具の外径寸法及び重量を低減し、輸送コストを低減することを目的とする。
本実施形態の輸送用支持体は、静止誘導電器から分解して輸送される鉄心の輸送用支持体であって、前記鉄心の第1の面を支持する床面台と、前記床面台に接続し、前記鉄心の第1の面から立設する第2の面を支持する側面台と、前記床面台と前記側面台に設けられ、前記鉄心の開放面を覆う防湿フィルムが取り付けられるフィルム取付部と、を備える。
第1の実施形態に係る輸送用支持体を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る輸送用支持体を示す側面図である。 第1の実施形態に係る輸送用支持体を示す平面図である。 輸送用支持体のトレーラーによる運搬状態を示す図である。 輸送用支持体を吊り上げて起立させた状態を示す図である。 (A)は側面台を取り外して鉄心からヨーク部を取り外した状態を示す側面図であり、(B)は平面図である。 第2の実施形態に係る輸送用支持体を示す側面図である。 第3の実施形態に係る輸送用支持体を示す平面図である。 第4の実施形態に係る輸送用支持体を示す正面図である。 (A)は第4の実施形態に係る輸送用支持体を示す斜視図であり、(B)は床面台を示す分解斜視図である。 第5の実施形態に係る輸送用支持体を示す正面図である。 第5の実施形態に係る輸送用支持体を示す平面図である。 その他の実施形態に係り、輸送用支持体を梱包材で覆った状態を示す側面図である。
以下、実施形態に係る静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体及び輸送方法について、図面を参照して説明する。
[1.第1の実施形態]
[1‐1.鉄心及び輸送用支持体の構成]
図1、図2及び図3に、第1の実施形態に係る輸送用支持体(以下、単に「支持体」ともいう。)1の全体構成を示している。図2及び図3は、鉄心2を支持した状態の支持体1を図示している。
まず、支持体1に搭載する鉄心2の構造から説明する。図3に示すように、鉄心2は全体としてU字形状を成す。具体的には、鉄心2は、所定の間隔を空けて平行に配置された一対の脚部21と、脚部21の一端同士を繋ぐヨーク部22とから構成される。
鉄心2を変圧器等の静止誘導電器において使用するときは、ヨーク部22を下側にして脚部21を中空に直立させた状態にする(この状態を、以降「起立状態」という。)。しかしながら、輸送時に起立状態のままだと、高さに制約のあるトラック等での運搬が難しくなる。そこで、輸送時には起立状態から鉄心2をヨーク部22を中心に90°回転させて横倒し状態にする。横倒し状態とは、脚部21を水平に床面に沿わせ、起立時には床面と水平になっていたヨーク部22の面を中空に直立させた状態を意味する。
鉄心2の脚部21とヨーク部22は、それぞれ別体の部材から構成される。さらに脚部21とヨーク部22のそれぞれが、薄板状の電気鉄板を多数積層して構成されている。鉄心2の形状を保持するために、鉄心2の両端はそれぞれ上部フレーム23及び下部フレーム24によって固定されている。
上部フレーム23は、一対の脚部21の開放された両端を包囲する環状部材23aから構成される。下部フレーム24は、一対の脚部21の下部両端を包囲する環状部材24aと、環状部材24aの下部側開放端を塞いでヨーク部22を押さえる押さえ板24bから構成されている。
もちろん、脚部21を保持するフレームの構成は上述のものに限られない。必要により部材の一部を取り外したり、フレームを構成する部材を増やした状態で輸送しても良い。例えば、上部フレーム23にも押さえ板を取り付けても良い。
支持体1は床面台11と側面台12とを有し、図2に示すように側面視略L字形状である。床面台11及び側面台12は、それぞれ所定の厚みを有する長方形の板状部材である。床面台11と側面台12は、横倒し状態の鉄心2の2つの面を支持する。具体的には、床面台11は横倒し状態の鉄心2の第1の面を支持する。第1の面とは、横倒し状態において床面に対して水平になる脚部21及びヨーク部22の面を意味する。側面台12は床面台11の一端に固定されて床面台11から直角に立設する。側面台12は、鉄心2の第1の面から立設する第2の面を支持する。第2の面は、横倒し状態において中空に立設するヨーク部22の面を意味する。なお、起立状態においては第1の面が中空に立設し、第2の面が床面と水平になる。
ここで、床面台11の、鉄心2が載置される側の面を上面といい、上面の反対側の面を裏面という。上面と裏面を繋ぐ4つの面を側面という。側面台12のヨーク部22を支持する面を表面といい、表面の反対側の面を裏面という。表面と裏面を繋ぐ四つの面を側面という。また、側面台12の床面台11との接続部分がある側を「下側」と言い、反対側を「上側」と表現する。
側面台12は、その表面が床面台11の一側面に固定されることで床面台11に接続している。固定方法は特定の方法に限定されないが、側面台12を床面台11から取り外し可能に固定しても良い。例えば、床面台11に外方へ張り出すフランジ(不図示)を設け、側面台12とフランジをボルト締結により固定しても良い。
床面台11及び側面台12には、それぞれワイヤを通して牽引するための吊り耳13,14が取り付けられている。床面台11の吊り耳13は、側面台12との接続部分とは反対の端部に取り付けられている。側面台12の吊り耳14は、床面台11との接続部分とは反対の上側端部に取り付けられている。吊り耳13,14は、例えば中央に孔が設けられたリング状の部材とすることができるが、ワイヤを通して支持体1を牽引することができるものであれば、特定の形に限られない。
詳しくは後述するが、床面台11の上面と側面台12の表面は、鉄心2の支持部であると同時に、鉄心2を覆って密閉する防湿フィルム31の取付け部として作用する。
[1‐2.輸送用支持体の作用及び輸送方法]
本実施形態の輸送用支持体1の作用と、輸送用支持体1を用いた輸送方法を、説明する。
変圧器等の静止誘導電器から分解した鉄心2を横倒し状態にして、支持体1に載せる。具体的には、鉄心2のヨーク部22を側面台12側に向け、一対の脚部21が床面台11の長手方向に延びるように載置する。このとき、鉄心2には上部フレーム23及び下部フレーム24が取り付けられている。鉄心2の床面に対して水平になっている第1の面は、下部フレーム24及び上部フレーム23の環状部材23a,24aを介して床面台11に支持される。鉄心2の第1の面から立設する第2の面は、下部フレーム24の押さえ板24bを介して側面台12に支持される。
図2に示すように、鉄心2を支持体1に載置した後で、鉄心2の四方の面、すなわち第1の面と第2の面以外の開放面を防湿フィルム31で覆う。防湿フィルム31は、水蒸気透過性が低い素材で構成されていれば良く、特定の素材に限定されない。防湿フィルム31の縁を、側面台12の表面及び床面台11の上面に取り付ける。すなわち、側面台12の表面及び床面台11の上面は、防湿フィルム31の取付け部として作用する。
防湿フィルム31の固定方法は、特定のものに限られないが、例えば防湿フィルム31の縁に両面テープを貼り付け、両面テープの反対面を側面台12及び床面台11に貼りつけると良い。これによって、防湿フィルム31の中に収納した鉄心2を密閉する。鉄心2を防湿フィルム31で覆うことによって、大気中の湿度による鉄心2の発錆、鉄心2に付随する絶縁部品の吸湿、劣化を防止する。防湿性を高めるために、防湿フィルム31内に吸湿剤や気化性防錆剤を入れても良い。また、防湿フィルム31で完全に密閉する前に、防湿フィルム31内に乾燥空気を流し込んでも良い。
鉄心2の密閉が完了したら、図4に示すように、支持体1を輸送手段に載せて輸送する。図4の例では輸送手段の例としてトレーラー60を図示しているが、これに限られず、例えばトラックや飛行機、船舶でも良い。輸送の際には、支持体1の側面台12が、トレーラー60の進行方向側に位置するように配置する。言い換えると、側面台12を運転席に近い側に配置し、床面台11を運転席から遠い側に配置する。
次に、図4に示す固定範囲51及び52において、鉄心2を床面台11及び側面台12に固定する。具体的には、例えば、鉄心2を保持する下部フレーム24の押さえ板24bを、床面台11にボルトで固定する。また、鉄心2のヨーク部22を、側面台12に対して固定金具とボルトで固定し、さらに全体をラッシングベルトで固定すると良い。ただし、固定方法はこれに限定されるものではなく、鉄心を支持台1に堅固に固定できる方法であれば良い。
現地到着後は、鉄心2を再び静止誘導電器に組み込むために、起立状態にする必要がある。図5に示すように、支持体1をトレーラー60から降ろして、床面台11及び側面台12の吊り耳13,14にワイヤ41を掛けて、吊り上げ装置42で吊り上げる。ワイヤ41の牽引角度を調節して、支持体1の側面台12が床面に対して水平になり、床面台11が垂直に立ち上がるように、側面台12を中心として90°回転させる。これにより、側面台12に支持されていた鉄心2の第2の面が床面に対して水平になり、床面台11に支持されていた鉄心2の第1の面が中空に立設する。すなわち、鉄心2は起立状態となる。起立状態になった鉄心2を吊り上げ装置42等によって組立室に搬入し、巻線等の他の部材を装着して静止誘導電器を組み立てる。
上述の例では、静止誘導電器から分解したU字形状の鉄心2をそのまま輸送する場合を説明したが、輸送手段によっては重量に制約があり、そのまま輸送できない場合もある。そのような場合には、鉄心2からヨーク部22を取り外して輸送しても良い。ヨーク部22を取り外して輸送する場合は、側面台12を床面台11から取り外し可能に固定する。
まず、静止誘導電器から分解した鉄心2を、そのまま支持体1に載せる。鉄心2のヨーク部22を側面台12側に向け、一対の脚部21が床面台11の長手方向に延びるように載置する。載置後、図6の(A)及び(B)に示すように、側面台12を床面台11から取り外す。側面台12を取り外すことによって、鉄心2のヨーク部22が開放された状態になる。下部フレーム24の押さえ板24bを取り外して、ヨーク部22を鉄心2から分解する。支持体1には、鉄心2の脚部21のみが載置された状態になる。
鉄心2を分解した後、側面台12を再び床面台11に取り付ける。なお、側面台12を取り付ける前に、外した押さえ板24bを再び鉄心2に取り付けても良い。ヨーク部22が取り外された後は、側面台12は、鉄心2の第2の面として、一対の脚部21の床面台11から立設する面を下部フレーム24を介して支持することになる。後は上述した方法と同様に、鉄心2を防湿フィルム31で覆って、現地へ輸送する。分解したヨーク部22も、別の輸送手段で現地へ輸送する。
現地到着後、側面台12を再び床面台11から取り外して、別途輸送していたヨーク部22を、再び脚部21に取り付けて、U字形状の鉄心2を組み立ててから、吊り上げ装置42で吊り上げて起立状態にすると良い。
[1‐3.効果]
(1)以上詳説したように、本実施形態の輸送用支持体1は、静止誘導電器から分解した鉄心2を輸送するものであり、鉄心2の第1の面を支持する床面台11と、床面台11に接続し、鉄心2の第1の面から立設する第2の面を支持する側面台12と、床面台11と側面台12に設けられ、鉄心2の開放面を覆う防湿フィルム31が取り付けられるフィルム取付部と、を備える。
この輸送用支持体1によって鉄心2を輸送する際には、支持体1の床面台11によって、鉄心2の第1の面を支持し、床面台11に接続する側面台12によって、第1の面から立設する第2の面を支持し、床面台11と側面台12に設けられたフィルム取付部に防湿フィルム31を取り付け、防湿フィルム31で鉄心2の開放面を覆う。
鉄心2全体をタンク内部に収納する代わりに、L字形状の支持体1のみで鉄心2を支持し、開放面は防湿フィルム31を覆って密閉する。これによって、作業者が鉄心2をタンク内壁に固定する作業が不要となるため、タンク内部に作業用スペースを確保する必要がなくなる。輸送部材の小型化、軽量化を図ることができる。また、防湿フィルム31で覆うという簡易な方法で鉄心2を密閉することができるため、輸送部材の製作費用や圧力管理費等の輸送コストを低減することができる。結果として、経済性に優れ利便性の高い輸送用支持体1及び輸送方法を提供することができる。
(2)鉄心2を支持した支持体1をトレーラー60等の輸送手段に搭載し、側面台12を輸送手段の進行方向側に配置しても良い。輸送時には発進、停止、走行、旋回等によって鉄心2に外力が掛かるが、一般的には停止時に掛かる外力が大きい。停止時の外力は、進行方向と同じ方向に掛かる。側面台12を進行方向側に配置することによって、鉄心2に外力が掛かっても側面台12によって支持されているため、鉄心2の位置ずれを防ぐことが可能である。
(3)支持体1は、床面台11と側面台12に設けられ、支持体1を牽引するワイヤ41を取り付け可能な吊り耳13,14を備えても良い。吊り耳13,14にワイヤ41を取り付けて支持体1を牽引して、側面台12が水平になり床面台11が垂直に立ち上がるように回転させ、鉄心2を起立状態にすると良い。輸送時には高さの制約のために横倒し状態にした鉄心2を、現地到着後は容易に起立状態にすることができる。
(4)側面台12は、床面台11に対して取り外し可能に固定すると良い。鉄心2は、平行な一対の脚部21と、当該一対の脚部21を接続するヨーク部22とを有する。鉄心2を支持体1によって支持した後、側面台12を取り外して側面台12に支持されているヨーク部22を取り外してから側面台12を再び固定して、一対の脚部21のみを輸送しても良い。
輸送重量に制約があって鉄心2をまるごと輸送できない場合には、側面台12を取り外すことでヨーク部22を容易に取り外すことができ、輸送重量を低減することができる。鉄心2を一旦そのままの状態で支持体1に載置してからヨーク部22を取り外すことで、一対の脚部21間の間隔を保ったまま輸送することができる。これによって、現地到着後にヨーク部22を再び取り付ける際の作業が容易になる。
[2.第2の実施形態]
第2の実施形態に係る輸送支持体1の構成及び作用並びに輸送支持体1を用いた輸送方法を、図7を用いて説明する。なお、以降の実施形態では、前述の実施形態とは異なる点のみを説明し、前述の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、図7に示すように、支持体1の床面台11及び側面台12にフランジ16a,16bを設けている。なお、図7は、フランジ16a,16bの一部のみを図示している。
床面台11のフランジ16aは、床面台11の上面の外縁付近から垂直方向に張り出した板状部材である。フランジ16aは、平面視において、床面台11の上面の三方を囲む一辺が開放された矩形状である。フランジ16aの開放端は側面台12との接続部分まで延びる。
側面台12のフランジ16bは、側面台12の表面の外縁付近から垂直方向に張り出した板状部材である。フランジ16bは、正面視において、側面台12の表面の三方を囲む一辺が開放された矩形状である。フランジ16bの開放端は床面台11との接続部分まで延びる。
床面台11のフランジ16aと側面台12のフランジ16bの開放端とは、相互に接続していても良いが、離れていても良い。
フランジ16a,16bは、全体として側面視L字形状を成す。支持体1に鉄心2を載置すると、鉄心2は周囲をフランジ16a,16bに囲まれる。第1の実施形態では、鉄心2を密閉する防湿フィルム31を床面台11の上面と側面台12の表面に直接取り付けていた。本実施形態では、防湿フィルム31を床面台11及び側面台12から張り出すフランジ16a,16bに取り付ける。すなわち、フランジ16a,16bが防湿フィルム31の取付け部として作用する。防湿フィルム31のフランジ16a,16bへの取付けは、第1の実施形態と同様に行っても良い。例えば、例えば防湿フィルム31の縁に両面テープを貼り付け、両面テープの反対面をフランジ16a,16bに貼りつけると良い。
以上詳述したように、本実施形態では、支持体1のフィルム取付部として、床面台11及び側面台12から張り出して鉄心2を囲むフランジ16a,16bを設けた。このフランジ16a,16bに防湿フィルム31を取り付けることで、鉄心2を覆って密閉する作業が容易となり、また防湿フィルム31内の密閉性を向上させることができる。
[3.第3の実施形態]
第3の実施形態に係る輸送支持体1の構成及び作用並びに輸送支持体1を用いた輸送方法を、図8を用いて説明する。図8は、説明をわかりやすくするために防湿フィルムを取り外した状態を図示している。
第3の実施形態では、図8に示すように、一辺が開放された矩形の枠材25を使って鉄心2の位置ずれを規制している。この枠材25を、開放端側から鉄心2の脚部21に嵌め込んで、枠材25の両端を床面台11に固定する。床面台11への固定は、例えば枠材25の両端にボルト取付け部を設けて、ボルト締結により行っても良い。枠材25の嵌め込みは、防湿フィルム31による密閉の前に行うと良い。枠材25は複数用意して、各脚部21に等間隔に配置すると良い。また、側面から見て、二つの脚部21における枠材25の位置が同じ位置になるように各枠材25を配置すると良い。すなわち、各脚部21の枠材25がそれぞれ対向するように配置すると良い。図8の例では、各脚部21に3つの枠材25を嵌め込んでいる。
各枠材25の上部の角にはリング状部材25aが取り付けられている。リング状部材25aは1つの枠材25の二つの角の両方に付けても良く、片方だけでも良い。片方だけの場合には、各リング状部材25aが鉄心2の内側に向くように枠材25を配置すると良い。
枠材25を嵌め込んだ後、各枠材25のリング状部材25aを繋ぐように紐状部材43を通すと良い。紐状部材43として、例えばロープやワイヤを用いても良い。紐状部材43の通し方は限定されないが、例えば、図8に示すように、一対の脚部21間で対向する枠材25と対角線上に位置する枠材25を繋ぐように紐状部材43を通しても良い。これによって一対の脚部21の間に紐状部材43が張り巡らされる。紐状部材43を張り巡らせてから鉄心2を防湿フィルム31で覆うと、防湿フィルム31が鉄心2の脚部21間のスペースに沈み込まず、防湿フィルム31の破損を防止することができる。
以上詳述したように、本実施形態において、支持体1は、一対の脚部21に嵌め込まれる複数の枠材25を備えている。複数の枠材25には、各枠材25を繋ぐ紐状部材43を挿通可能なリング状部材25aが設けられている。各枠材25のリング状部材25aを紐状部材43で繋ぐことで、鉄心2を覆う防湿フィルム31が一対の脚部21間で沈み込んで破損することを防止することができ、鉄心2の密閉性を高めることができる。
[4.第4の実施形態]
第4の実施形態に係る輸送支持体1の構成及び作用並びに輸送支持体1を用いた輸送方法を、図9を用いて説明する。
第4の実施形態は、鉄心2の形状を保持するフレームのバリエーションに対応したものである。鉄心2の形状を保持するフレームのうち、下部フレーム24の押さえ板24bが、図9に示すように環状部材24aの径よりも大きくなっている。すなわち、押さえ板24bは鉄心2の外方に突出する部分を有している。そのため、第1の実施形態で示した平坦な床面台11に載置すると、突出部分によって鉄心2が斜めに傾いてしまう。
そこで、床面台11の上面には、図10(A)及び(B)に示すように、一段高いステージ15が一対設けられている。一対のステージ15は、それぞれ平面視長方形で、床面台11の長手方向に平行に延びる。これらのステージ15上に、鉄心2の一対の脚部21がそれぞれ載置される。そのため、ステージ15の長さ及びステージ15間の間隔は、脚部21の長さ及び脚部21間の間隔に応じたものとなっている。具体的には、鉄心2のヨーク部22を側面台12側に向け、一対の脚部21をそれぞれ一対のステージ15上に位置させる。
ここで、ステージ15は側面台12と所定の隙間を有するように設置される。すなわち、一対のステージ15と側面台12との間に凹部18が形成されている。上述した下部フレーム24の押さえ板24bの突出する部分は、鉄心2を支持台に搭載した状態で、この凹部18に収容される。押さえ板24bの突出部分が凹部18に収容されることで、鉄心2の移動が規制され位置ずれが防止される。
以上述べたように、鉄心2は平行な一対の脚部21と一対の脚部21を接続するヨーク部22と、脚部21とヨーク部22の接続部を覆って固定するフレームとを有している。フレームは鉄心2の外方に突出する部分を有する。本実施形態では、底面台は、所定の間隔で離間した脚部21が載置される一対のステージ15と、一対のステージ15と側面台12との間に形成されたフレームの外方に突出する部分が収容される凹部18を有する。これによって、突出部分を有するフレームであっても、鉄心2を傾けることなく支持台で平行に支持することができる。さらに、突出部分を凹部18に収容することによって鉄心2の位置ずれも防止することができる。
[5.第5の実施形態]
[5−1.構成、作用及び輸送方法]
第5の実施形態に係る輸送支持体1の構成及び作用並びに輸送支持体1を用いた輸送方法を、図11及び図12を用いて説明する。
上述したように、輸送手段の重量の制約によって鉄心2をそのまま輸送できない場合もある。そのような場合に、第1の実施形態では鉄心2からヨーク部22を取り外して輸送する方法を説明した。重量の制約がさらに厳しい場合には、一対の脚部21を別々に輸送しても良い。ただし、現地において組み立て直す際に、一対の脚部21を再度正確に位置決めしてヨーク部22を取り付けることになると、作業が煩雑になる。そこで、一対の脚部21間の距離を容易に再現できることが望ましい。そこで、第5の実施形態では、一旦載置した鉄心2を脚部21ごとに分割して輸送し、さらに現地において再度鉄心2を組み立てられるように支持体1を構成した。
図11に示すように、輸送支持体1は長手方向中央に二つに分割され、第1の分割支持体1aと第2の分割支持体1bから構成されている。第1の分割支持体1aは、第1の分割床面台11aと第1の分割側面台12aから構成される。第2の分割支持体1bは、第2の分割床面台11bと第2の分割側面台12bから構成される。第1及び第2の分割側面台12a,12bは、それぞれ取り外し可能に第1及び第2の分割床面台11a,11bに固定されている。固定方法は、第1の実施形態で説明した、床面台11と側面台12の固定方法と同様としても良い。
第1の分割支持体1aと第2の分割支持体1bは、フランジ17a,17bによって取り外し可能に固定されている。具体的には、第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bの接続面に、外方に張り出すフランジ17aが設けられている。これらのフランジ17aをボルト等の締結部材で固定することによって、第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bとは、取り外し可能に固定されている。
また、第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bの接続面に、外方に張り出すフランジ17bが設けられている。これらのフランジ17bをボルト等の締結部材で固定することによって、第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bとは、取り外し可能に固定されている。フランジ17a,17bの締結を解除することによって、第1の分割支持体1aと第2の分割支持体1bを分離することができる。
吊り耳13は、第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bそれぞれに設けても良い。吊り耳14は、第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bそれぞれに設けても良い。
本実施形態の輸送用支持体1を用いた輸送方法を説明する。まずは、第1の実施形態と同様に、静止誘導電器から分解した鉄心2を、そのまま支持体1に載置する。載置後に、第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bを、第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bから取り外し、図6と同様にヨーク部22を鉄心2から分解する。第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bを再び第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bに取り付ける。今度は、第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bを分解し、さらに第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bを分解する。これによって、支持体1は第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bの二つに分離され、それぞれが脚部21を支持する状態になる。後は第1の実施形態と同様に、それぞれの脚部21を防湿フィルム31で覆って、現地へ輸送する。分解したヨーク部22も、別の輸送手段で現地へ輸送する。
現地到着後、再び第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bを締結し、第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bを締結する。第1の分割側面台12aと第2の分割側面台12bを第1の分割床面台11aと第2の分割床面台11bから取り外して、別途輸送していたヨーク部22を、再び脚部21に取り付けて、U字形状の鉄心2を組み立ててから、吊り上げ装置42で吊り上げて起立状態にすると良い。
[5−2.効果]
以上詳説したように、本実施形態の輸送支持体1は、一対の脚部21の一方を支持する第1の分割床面台11aと第1の分割床面台11aに接続する第1の分割側面台12aとからなる第1の分割支持体1aと、一対の脚部21の他方を支持する第2の分割床面台11bと第2の分割床面台11bに接続する第2の分割側面台12bとからなる第2の分割支持体1bと、を有する。第1の分割支持体1aと第2の分割支持体1bは分離可能に接続されている。鉄心2をこの支持体1によって支持した後、第1の分割側面台12a及び第2の分割側面台12bを取り外してヨーク部22を取り外してから、第1の分割側面台12a及び第2の分割側面台12bを第1の分割床面台11a及び第2の分割床面台11bに再び接続する。さらに、第1の分割床面台11a及び第2の分割床面台11bを分離して、一対の脚部21を別々に輸送する。
重量の制約等によって一対の脚部21を別々に輸送する場合には、支持体1を二つに分離し、現地到着後に分離した支持体1を再び結合するだけで、一対の脚部21を再度正確に位置決めすることができる。組立てのために脚部21を吊り上げる作業が不要となるため、組み立て作業の短縮及び組立制度の向上が可能となり、高い利便性を提供することができる。
[6.その他の実施形態]
(1)本発明のいくつかの複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
(2)図13に示すように、鉄心2を防湿フィルム31で覆った上で、さらに防湿フィルム31の周囲を保護用の梱包材32で覆っても良い。梱包材32は、ベニヤ板等の木材、樹脂、もしくは鋼質材から構成することができる。これによって、保管時および輸送時の外部からの軽微な衝撃による防湿フィルム31の損傷を防ぎ、防湿フィルム31内の密閉を保つことが可能である。
(3)上述の実施形態で説明した各部材の接続箇所は、ボルト締結のみに限られずさらに防湿フィルム31で覆った時の密閉性をさらに高める処置を行っても良い。例えば、第1の実施形態で説明した床面台11と側面台12を締結するフランジや、第2の実施形態で説明した防湿フィルム31を取り付けるフランジ16a,16bの取付箇所等を、全周溶接やコーキング等により密閉構造としても良い。
(4)上述の実施形態では、鉄心2を保持する下部フレーム24の押さえ板24bは、ヨーク部22全体を覆うものを説明したが、これに限られない。例えば、環状部材24aの下部開放端から内周側に張り出して、ヨーク部22の一部を押さえるものであっても良い。
(5)上述の実施形態では、床面台11と側面台12の両方に吊り耳13,14を取り付けたが、支持体1を起立状態に牽引することができれば、吊り耳はいずれか一方だけに取り付けても良い。また、吊り耳の取り付け位置も、床面台11と側面台12との接続部分とは反対の端部に限られず、任意の位置に取り付けて良い。
1 輸送用支持体
2 鉄心
11 床面台
11a 第1の分割床面台
11b 第2の分割床面台
12 側面台
12a 第1の分割側面台
12b 第2の分割側面台
13,14 吊り耳
15 ステージ
16a,16b フランジ
17a,17b フランジ
18 凹部
21 脚部
22 ヨーク部
23 上部フレーム
23a 環状部材
24 下部フレーム
24a 環状部材
24b 押さえ板
25 枠材
25a リング状部材
31 防湿フィルム
32 梱包材
41 ワイヤ
42 吊り上げ装置
43 紐状部材
51,52 固定範囲
60 トレーラー

Claims (15)

  1. 静止誘導電器から分解して輸送される鉄心の輸送用支持体であって、
    前記鉄心の第1の面を支持する床面台と、
    前記床面台に接続し、前記鉄心の第1の面から立設する第2の面を支持する側面台と、
    前記床面台と前記側面台に設けられ、前記鉄心の開放面を覆う防湿フィルムが取り付けられるフィルム取付部と、を備えることを特徴とする静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体。
  2. 前記床面台と前記側面台のいずれか又は両方に設けられ、前記輸送支持体を牽引するワイヤを取り付け可能な吊り耳をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体。
  3. 前記フィルム取付部は、前記底面台及び前記側面台から張り出すフランジであることを特徴とする請求項1又は2記載の静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体。
  4. 前記鉄心は、平行な一対の脚部と当該一対の脚部を接続するヨーク部とを備えるものであり、
    前記輸送用支持体は、前記一対の脚部に嵌め込まれる複数の枠材を更に備え、
    前記複数の枠材には、各枠材を繋ぐ紐状部材を挿通可能なリング状部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体。
  5. 前記鉄心は、平行な一対の脚部と、当該一対の脚部を接続するヨーク部と、前記脚部とヨーク部の接続部を覆って固定するフレームと、を有し、当該フレームは前記鉄心の外方に突出する部分を有し、
    前記底面台は、所定の間隔で離間した前記脚部が載置される一対のステージと、前記一対のステージと前記側面台との間に形成された前記フレームの外方に突出する部分が収容される凹部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体。
  6. 前記側面台は、前記床面台に対して取り外し可能に接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体。
  7. 前記鉄心は平行な一対の脚部と、当該一対の脚部を接続するヨーク部と、を有し、
    前記輸送用支持体は、前記一対の脚部の一方を支持する第1の分割床面台と当該第1の分割床面台に接続する第1の分割側面台とからなる第1の分割支持体と、前記一対の脚部の他方を支持する第2の分割床面台と当該第2の分割床面台に接続する第2の分割側面台とからなる第2の分割支持体と、を有し、
    前記第1の分割支持体と前記第2の分割支持体は分離可能に接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送用支持体。
  8. 静止誘導電器から分解された鉄心を支持体によって支持して輸送する輸送方法であって、
    前記支持体の床面台によって、前記鉄心の第1の面を支持し、
    前記床面台に接続する側面台によって、前記第1の面から立設する第2の面を支持し、
    前記床面台と前記側面台に設けられたフィルム取付部に防湿フィルムを取り付け、当該防湿フィルムで鉄心の開放面を覆うことを特徴とする静止誘導電器の鉄心の輸送方法。
  9. 前記鉄心を支持した前記支持体を輸送手段に搭載し、前記側面台を前記輸送手段の進行方向側に配置することを特徴とする請求項8記載の静止誘導電器の鉄心の輸送方法。
  10. 前記支持体は、前記床面台と前記側面台のいずれか又は両方に設けられた吊り耳を備え、
    前記吊り耳にワイヤを取り付けて前記支持体を牽引して、前記側面台が水平になり前記床面台が垂直に立ち上がるように回転させ、前記鉄心を起立状態にすることを特徴とする請求項8又は9記載の静止誘導電器の鉄心の輸送方法。
  11. 前記鉄心は、平行な一対の脚部と当該一対の脚部を接続するヨーク部とを備えるものであり、
    前記輸送用支持体は、前記一対の脚部に嵌め込まれる複数の枠材を更に備え、
    前記複数の枠材にはリング状部材が設けられ、
    各枠材の前記リング状部材を紐状部材で繋ぎ、前記鉄心を覆う防湿フィルムが前記一対の脚部間で沈み込むことを防止することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送方法。
  12. 前記フィルム取付け部は、前記底面台及び前記側面台から張り出すフランジであり、前記フランジに前記防湿フィルムを取り付けて前記鉄心を覆うことを特徴とする請求項8〜11のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送方法。
  13. 前記鉄心は、平行な一対の脚部と、当該一対の脚部を接続するヨーク部と、を有し、前記支持体の側面台は床面台に対して取り外し可能に固定され、
    前記鉄心を前記支持体によって支持した後、前記側面台を取り外して当該側面台に支持されているヨーク部を取り外してから前記側面台を再び接続して、前記一対の脚部のみを輸送することを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送方法。
  14. 前記鉄心は平行な一対の脚部と、当該一対の脚部を接続するヨーク部と、を有し、
    前記輸送用支持体は、前記一対の脚部の一方を支持する第1の分割床面台と当該第1の分割床面台に取り外し可能に接続する第1の分割側面台とからなる第1の分割支持体と、前記一対の脚部の他方を支持する第2の分割床面台と当該第2の分割床面台に取り外し可能に接続する第2の分割側面台とからなる第2の分割支持体と、を有し、
    前記第1の分割支持体と前記第2の分割支持体は分離可能に接続され、
    前記鉄心を前記支持体によって支持した後、前記第1の分割側面台及び前記第2の分割側面台を取り外して前記ヨーク部を取り外してから前記第1の分割側面台及び前記第2の分割側面台を前記第1の分割床面台及び前記第2の分割床面台に再び接続し、
    前記第1の分割支持体と前記第2の分割支持体を分離して、前記一対の脚部を別々に輸送することを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送方法。
  15. 前記鉄心を覆う防湿フィルムの周囲を梱包材でさらに覆うことを特徴とする請求項8〜14のいずれか一項に記載の静止誘導電器の鉄心の輸送方法。



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