JP2017058284A - 呼気分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】呼気中のより多くの揮発性成分を検出することができる呼気分析装置を提供する。
【解決手段】冷却部(クライオフォーカス部)17が、試料導入部12からキャリアガスに導入される呼気を冷却することにより、呼気中の揮発性成分をカラム11内にトラップする。ヒータ16が、カラム11内にトラップされた揮発性成分を加熱することにより脱離させる。ヒータ16により脱離され、カラム11内を通過する過程で分離された揮発性成分をMS部2で検出する。試料導入部12からキャリアガスに導入される呼気を冷却部17で冷却することによって、呼気中のより多くの揮発性成分をトラップし、それらの揮発性成分を脱離させてMS部2で検出することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、呼気中の揮発性成分を分析するための呼気分析装置に関するものである。
従来から、呼気中の揮発性成分を分析することにより、病気の診断などを行う技術(呼気分析技術)が知られている。このような呼気分析技術としては、例えばガスクロマトグラフ(GC)又はガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)を用いることにより、キャリアガスとともに呼気をカラム内に導入し、カラム内を通過する過程で分離された呼気中の揮発性成分を検出部で検出するような構成のものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、単に呼気をカラム内に導入するような構成では、呼気中の揮発性成分を十分に分離できず、高い検出感度が得られない場合がある。そのため、呼気分析技術としては、例えばポリマーなどの吸着剤に呼気中の揮発性成分を吸着させ、その揮発性成分を熱脱着により分析する固相吸着法が一般的である。
実用新案登録第3135149号公報
しかしながら、固相吸着法を用いた場合には、使用する吸着剤に応じて、吸着させることができる呼気中の揮発性成分が限定されてしまう。そのため、呼気中のより多くの揮発性成分を同時に検出することが難しいという問題がある。特に、呼気中の微量な揮発性成分から病気の診断を行うことができる特定の成分を探索するような場合には、一度の分析でより多くの揮発性成分を検出できることが重要であるため、固相吸着法では十分な分析結果が得られないおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、呼気中のより多くの揮発性成分を検出することができる呼気分析装置を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る呼気分析装置は、カラムと、キャリアガス供給部と、試料導入部と、冷却部と、加熱部と、検出部とを備える。前記キャリアガス供給部は、前記カラム内にキャリアガスを供給する。前記試料導入部は、前記キャリアガス供給部から前記カラム内に供給されるキャリアガスに呼気を導入する。前記冷却部は、前記試料導入部からキャリアガスに導入される呼気を冷却することにより、呼気中の揮発性成分を前記カラム内にトラップする。前記加熱部は、前記カラム内にトラップされた揮発性成分を加熱することにより脱離させる。前記検出部は、前記加熱部により脱離され、前記カラム内を通過する過程で分離された揮発性成分を検出する。
このような構成によれば、試料導入部からキャリアガスに導入される呼気を冷却部で冷却することによって、呼気中のより多くの揮発性成分をカラム内にトラップすることができる。そして、カラム内にトラップされた揮発性成分を加熱部で加熱することによって、沸点の低い揮発性成分から順に脱離させ、脱離した揮発性成分をカラム内で分離させて検出部で順次検出することができる。したがって、呼気中のより多くの揮発性成分を検出することができる
前記呼気分析装置は、前記冷却部及び前記加熱部を個別に備えた構成に限らず、冷却機能と加熱機能の両方を備えた温度調節部により前記冷却部及び前記加熱部が構成されていてもよい。
このような構成によれば、冷却機能により呼気中の揮発性成分を冷却してカラム内にトラップした後、当該冷却機能の動作を停止させ、加熱機能の動作を開始することによって、そのままトラップされた揮発性成分が加熱される。これにより、試料導入部による呼気の導入後、カラム内にトラップされた呼気中の揮発性成分を円滑に加熱して脱離させることができる。
(2)前記呼気分析装置は、前記カラムを収容するカラムオーブンをさらに備えていてもよい。この場合、前記冷却部及び前記加熱部は、前記カラムオーブン内に設けられていてもよい。
このような構成によれば、カラムオーブン内に設けられた冷却部により呼気中の揮発性成分を冷却してカラム内にトラップした後、当該冷却部の動作を停止させれば、同じくカラムオーブン内に設けられた加熱部によって、そのままトラップされた揮発性成分が加熱される。これにより、試料導入部による呼気の導入後、カラム内にトラップされた呼気中の揮発性成分を円滑に加熱して脱離させることができる。
(3)前記呼気分析装置は、前記試料導入部による呼気の導入後、前記キャリアガス供給部により前記カラム内にキャリアガスを供給する状態を維持したまま、前記冷却部の動作を停止させる制御部をさらに備えていてもよい。
このような構成によれば、試料導入部による呼気の導入後、冷却部の動作を停止させたときには、沸点の低い順に脱離する揮発性成分が、継続して供給されるキャリアガスによってカラム内を通過する。これにより、脱離した揮発性成分がカラム内を円滑に通過し、カラム内で分離した揮発性成分が検出部で良好に検出される。
(4)前記制御部は、前記試料導入部による呼気の導入後、所定時間が経過してから前記冷却部の動作を停止させてもよい。
このような構成によれば、試料導入部による呼気の導入後、所定時間の間に呼気中に含まれる酸素や窒素などがカラム内を通過し、その後に冷却部の動作が停止される。これにより、呼気中に含まれる酸素や窒素などが検出結果に悪影響を与えることを防止できるため、より良好な検出結果を得ることができる。
本発明によれば、試料導入部からキャリアガスに導入される呼気を冷却部で冷却することによって、呼気中のより多くの揮発性成分をトラップし、それらの揮発性成分を脱離させて検出部で検出することができる。
本発明の一実施形態に係る呼気分析装置の構成例を示した概略図である。 呼気分析時における制御部による処理の流れを示したフローチャートである。
1.呼気分析装置の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る呼気分析装置の構成例を示した概略図である。この呼気分析装置は、ガスクロマトグラフ部(GC部1)と質量分析部(MS部2)とを備えたガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)により構成されている。
GC部1には、例えばカラム11、試料導入部12、カラムオーブン13、キャリアガス供給部14、ヒータ16及び冷却部17が備えられている。カラム11は、例えばキャピラリカラムからなり、その上流端が試料導入部12に接続されるとともに、下流端がMS部2に接続されている。
カラム11は、ヒータ16及び冷却部17などとともにカラムオーブン13内に収容されている。カラムオーブン13は、カラム11を加熱するためのものであり、分析時にはヒータ16が駆動されることにより、カラム11を加熱しながら分析が行われる。
試料導入部12には、試料気化室(図示せず)が形成されている。分析対象となる呼気は、試料導入部12の当該試料気化室に導入される。また、試料気化室には、キャリアガス供給部14からキャリアガスが供給される。キャリアガスとしては、例えばHeガスなどの不活性ガスが用いられる。試料気化室では、キャリアガス供給部14から供給されるキャリアガスに呼気が導入され、呼気が混合されたキャリアガスが試料気化室からカラム11内に導入される。
図1では図示していないが、試料導入部12には、試料気化室内のガスの一部を所定のスプリット比で外部に排出するためのスプリット流路が接続されている。キャリアガスを試料とともにカラム11内に導入する際、その一部をスプリット流路から外部に排出することにより、スプリット導入法を用いてカラム11内に試料を導入することができる。例えばppbオーダーの濃度の低い試料を注入する場合は、スプリット流路がバルブ(図示せず)を用いて閉じられることにより、試料の全量がカラム11内に導入されるスプリットレス導入法を用いる場合もある。試料として呼気の分析を行う場合、呼気中の揮発性成分の濃度が低いので、試料の全量(後者)をカラム11に導入する必要がある。本実施形態では、(冷却部17を用いているので)試料導入部12において例えば10ml以上の呼気がシリンジなどを用いて試料気化室に注入され、呼気の全量がカラム11内に導入される。
キャリアガスに導入された呼気は、カラム11内に供給された直後に冷却部17により冷却される。冷却部17は、カラム11における上流端近傍に設けられている。具体的には、冷却部17は、カラム11における上流端から下流端側に50cm以内、より好ましくは30cm以内の位置に設けられている。
冷却部17は、カラム11を外側から冷却する。冷却部17には、例えば液体窒素などの冷却剤により冷却されたガスが供給され、当該ガスとカラム11との間の熱交換によってカラム11が冷却される。冷却部17により冷却される部分のカラム11の温度は、例えば−160〜−190℃であるが、これに限られるものではない。当該温度は、冷却剤の種類に応じて変化し、例えば−60℃以下であることが好ましく、−100℃以下であればより好ましい。
このように、冷却部17は、カラム11を冷却することにより、その冷却された部分のカラム11の内部に呼気中の揮発性成分をトラップさせるクライオフォーカス部として機能する。すなわち、呼気中の揮発性成分の一部又は全部が、カラム11の上流端近傍に採取され、それよりも下流側に流れずに保持される。一方で、呼気中の酸素や窒素などは、冷却部17により冷却されてもトラップされず、カラム11内を下流側に流れることとなる。
冷却部17の動作を停止させた場合には、冷却部17により冷却されていた部分も含めて、カラム11がヒータ16により加熱される。すなわち、カラム11はヒータ16及び冷却部17とともにカラムオーブン13内に設けられているため、冷却部17が動作しているときには、ヒータ16が動作していてもカラム11の上流端近傍が冷却されるが、冷却部17の動作を停止させた場合には、動作しているヒータ16によってカラム11の上流端近傍が加熱される。
その結果、カラム11の上流端近傍の温度は徐々に上昇し、カラムオーブン13内の温度に近づいていく。このとき、カラム11の上流端近傍にトラップされている呼気中の揮発性成分が、沸点の低い揮発性成分から順に揮発する。これにより、揮発性成分がカラム11内にトラップされている状態から脱離し、カラム11の下流側へと流れる。すなわち、ヒータ16は、カラム11内にトラップされた揮発性成分を加熱することにより脱離させる加熱部を構成している。沸点の低い揮発性成分としては、硫化水素(HS)、ホルムアルデヒド(CHO)などを例示することができるが、これらに限られるものではない。
ヒータ16の加熱によって脱離された呼気中の揮発性成分は、カラム11を通過する過程で分離され、検出部としてのMS部2に順次導かれる。MS部2は、カラム11から順次導かれる揮発性成分に対して質量分析を行う。MS部2による質量分析の方法としては、特に限定されるものではないが、例えば四重極型質量分析計を用いた方法を採用することができる。
この場合、カラム11から順次導かれる揮発性成分がイオン化部(図示せず)においてイオン化され、そのイオンが四重極型質量分析計に送られる。四重極型質量分析計では、特定のm/z(質量電荷比)を有するイオンのみが4本の電極間を選択的に通過し、通過したイオンが検出器により検出される。これにより、m/zと検出器における検出強度との関係が質量スペクトルとして測定され、質量分析が実現される。
試料導入部12、キャリアガス供給部14、ヒータ16、冷却部17及びMS部2の動作は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む制御部3によって制御される。当該制御部3は、GC部1又はMS部2のいずれかに備えられていてもよいし、GC部1及びMS部2とは別に設けられた制御装置により構成されていてもよい。
2.呼気分析時の動作
図2は、呼気分析時における制御部3による処理の流れを示したフローチャートである。
呼気中の揮発性成分を分析する際には、キャリアガス供給部14からのキャリアガスの供給が開始されるとともに(ステップS101)、ヒータ16によるカラム11の加熱が開始される(ステップS102)。その後の分析中は、キャリアガスの供給及びカラム11の加熱が継続された状態が維持される。
そして、まず、冷却部17による冷却が開始されることにより(ステップS103)、カラム11の上流端近傍が冷却される。カラム11の上流端近傍が十分に冷却され、当該部分の温度が安定すると、カラム11内に供給されるキャリアガスに試料導入部12から呼気が導入される(ステップS104)。
その後、所定時間が経過するまでは冷却部17が動作状態のまま維持され、所定時間が経過すれば(ステップS105でYes)、冷却部17による冷却が停止される(ステップS106)。すなわち、試料導入部12による呼気の導入後、キャリアガス供給部14によりカラム11内にキャリアガスを供給する状態を維持したまま、所定時間が経過してから冷却部17の動作が停止される。
上記所定時間は、特に限定されるものではないが、例えば180〜500秒であることが好ましく、450〜500秒であればより好ましい。当該所定時間は、例えばカラム11の長さ又はキャリアガスの流速などに基づいて求められ、カラム11内に揮発性成分がトラップされた後の呼気(酸素や窒素など)がカラム11を通過するのに十分な値に設定される。
冷却部17による冷却が停止されると(ステップS106)、ヒータ16の加熱によってカラム11の上流端近傍の温度が徐々に上昇し、カラム11内にトラップされている呼気中の揮発性成分が、沸点の低い揮発性成分から順に脱離してカラム11の下流側へと流れる。そして、カラム11内を通過する過程で分離された揮発性成分が、MS部2で順次検出されることにより(ステップS107)、質量分析が行われる。
3.作用効果
(1)本実施形態では、図1に示すように、試料導入部12からキャリアガスに導入される呼気を冷却部17で冷却することによって、呼気中のより多くの揮発性成分をカラム11内にトラップすることができる。そして、カラム11内にトラップされた揮発性成分をヒータ16で加熱することによって、沸点の低い揮発性成分から順に脱離させ、脱離した揮発性成分をカラム11内で分離させてMS部2で順次検出することができる。したがって、呼気中のより多くの揮発性成分を検出することができる。
(2)特に、本実施形態では、図1に示すように、冷却部17及びヒータ16が、カラム11とともにカラムオーブン13内に設けられている。したがって、カラムオーブン13内に設けられた冷却部17により呼気中の揮発性成分を冷却してカラム11内にトラップした後、当該冷却部17の動作を停止させれば、同じくカラムオーブン13内に設けられたヒータ16によって、そのままトラップされた揮発性成分が加熱される。これにより、試料導入部12による呼気の導入後、カラム11内にトラップされた呼気中の揮発性成分を円滑に加熱して脱離させることができる。
(3)また、本実施形態では、図2に示すように、試料導入部12による呼気の導入後(ステップS104)、カラム11内にキャリアガスを供給する状態を維持したまま、冷却部17の動作が停止される(ステップS106)。したがって、試料導入部12による呼気の導入後、冷却部17の動作を停止させたときには、沸点の低い順に脱離する揮発性成分が、継続して供給されるキャリアガスによってカラム11内を通過する。これにより、脱離した揮発性成分がカラム11内を円滑に通過し、カラム11内で分離した揮発性成分がMS部2で良好に検出される。
(4)特に、本実施形態では、図2に示すように、試料導入部12による呼気の導入後(ステップS104)、所定時間が経過してから(ステップS105でYes)、冷却部17の動作が停止される(ステップS106)。すなわち、試料導入部12による呼気の導入後、所定時間の間に呼気中に含まれる酸素や窒素などがカラム11内を通過し、その後に冷却部17の動作が停止される。これにより、呼気中に含まれる酸素や窒素などが検出結果に悪影響を与えることを防止できるため、より良好な検出結果を得ることができる。
4.変形例
以上の実施形態では、カラム11を通過する過程で分離された揮発性成分がMS部2で検出されるガスクロマトグラフ質量分析装置により、呼気分析装置が構成されている場合について説明した。しかし、このような構成に限らず、例えば水素炎イオン化検出器(FID)などの他の検出器により、カラム11を通過する過程で分離された揮発性成分が検出されるような構成であってもよい。この場合、呼気分析装置は、GC部1とMS部2とを備えたガスクロマトグラフ質量分析装置に限らず、GC部1のみを備えたガスクロマトグラフにより構成されていてもよい。
また、以上の実施形態では、呼気中の揮発性成分を分析するための呼気分析装置の動作が、図2に例示されるような制御部3の処理によって自動で行われる構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、図2に例示されるような処理の少なくとも一部が、作業者によって手動で行われるような構成であってもよい。
ヒータ16及び冷却部17は、それぞれ個別に設けられた構成に限らず、例えば冷却機能と加熱機能の両方を備えた温度調節部により、加熱部及び冷却部が構成されていてもよい。この場合、冷却機能により呼気中の揮発性成分を冷却してカラム11内にトラップした後、当該冷却機能の動作を停止させ、加熱機能の動作を開始することによって、そのままトラップされた揮発性成分が加熱される。これにより、試料導入部12による呼気の導入後、カラム11内にトラップされた呼気中の揮発性成分を円滑に加熱して脱離させることができる。
1 GC部
2 MS部
3 制御部
11 カラム
12 試料導入部
13 カラムオーブン
14 キャリアガス供給部
16 ヒータ
17 冷却部

Claims (4)

  1. カラムと、
    前記カラム内にキャリアガスを供給するキャリアガス供給部と、
    前記キャリアガス供給部から前記カラム内に供給されるキャリアガスに呼気を導入する試料導入部と、
    前記試料導入部からキャリアガスに導入される呼気を冷却することにより、呼気中の揮発性成分を前記カラム内にトラップする冷却部と、
    前記カラム内にトラップされた揮発性成分を加熱することにより脱離させる加熱部と、
    前記加熱部により脱離され、前記カラム内を通過する過程で分離された揮発性成分を検出する検出部とを備えたことを特徴とする呼気分析装置。
  2. 前記カラムを収容するカラムオーブンをさらに備え、
    前記冷却部及び前記加熱部は、前記カラムオーブン内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の呼気分析装置。
  3. 前記試料導入部による呼気の導入後、前記キャリアガス供給部により前記カラム内にキャリアガスを供給する状態を維持したまま、前記冷却部の動作を停止させる制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の呼気分析装置。
  4. 前記制御部は、前記試料導入部による呼気の導入後、所定時間が経過してから前記冷却部の動作を停止させることを特徴とする請求項3に記載の呼気分析装置。
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