JPS6222061A - ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents
ガスクロマトグラフ装置Info
- Publication number
- JPS6222061A JPS6222061A JP16323285A JP16323285A JPS6222061A JP S6222061 A JPS6222061 A JP S6222061A JP 16323285 A JP16323285 A JP 16323285A JP 16323285 A JP16323285 A JP 16323285A JP S6222061 A JPS6222061 A JP S6222061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- capillary
- column
- sample
- capillary tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、技術の利用分野
本発明は、極微少揮発性成分の分析に適したガスクロマ
トグラフ装置に関する。
トグラフ装置に関する。
口、従来技術
例えば大気中に存在する臭気成分等の極微量な揮発性成
分の分析は、バツクドカラムにより補集濃縮し、濃縮後
の試料をキャピラリカラムに導入して構成成分に分離す
ることにより行なわれている。
分の分析は、バツクドカラムにより補集濃縮し、濃縮後
の試料をキャピラリカラムに導入して構成成分に分離す
ることにより行なわれている。
出速度が低いため、注入された試料がキャピラリーカラ
ム内で長い領域に拡散してしまい、キャピラリーカラム
の分離性能を十分に生かすことができないという問題が
あった。
ム内で長い領域に拡散してしまい、キャピラリーカラム
の分離性能を十分に生かすことができないという問題が
あった。
ハ、目的
本発明はこのような問題に鑑み、揮発性成分の濃縮と、
濃縮後におけるカラムへの注入を極めて短時間に行なう
ことができるガスクロマトグラフ装置を提供することを
目的とする。
濃縮後におけるカラムへの注入を極めて短時間に行なう
ことができるガスクロマトグラフ装置を提供することを
目的とする。
二0発明の構成
すなわち、本発明が特徴とするところは、カラムを形成
するキャピラリーチューブの試料導送側部分に冷却と加
熱を行なう手段を重ね合せるように設け、試料の濃縮と
注入及び分離を同一のキャピラリーチューブで行なうよ
うにした点にある。
するキャピラリーチューブの試料導送側部分に冷却と加
熱を行なう手段を重ね合せるように設け、試料の濃縮と
注入及び分離を同一のキャピラリーチューブで行なうよ
うにした点にある。
ホ、実施例
そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は1本発明の一実施例を示すものであって1図中
符号1は、試料の濃縮と後述するキャピラリ−カラム5
bへの注入を行なう冷却加熱機構で、キャピラリチュー
ブを収容するU字管2の外周に発熱線を巻回してヒータ
3を形成するとともに、これら全体をデユワ−ビン4に
収容して構成されている。5は、前述のキャピラリチュ
ーブで、試料導入側の部分5aをU字管2に挿入して、
その先端を試料加熱装置6の排出口に連通可能とすると
ともに、残部をコイル状に形成してキャピラリーカラム
5bに構成されている。なお、図中符号7は、キャリア
ガス源を、また8はキャピラリーカラム5bの出口に接
続した検出器を示す。
符号1は、試料の濃縮と後述するキャピラリ−カラム5
bへの注入を行なう冷却加熱機構で、キャピラリチュー
ブを収容するU字管2の外周に発熱線を巻回してヒータ
3を形成するとともに、これら全体をデユワ−ビン4に
収容して構成されている。5は、前述のキャピラリチュ
ーブで、試料導入側の部分5aをU字管2に挿入して、
その先端を試料加熱装置6の排出口に連通可能とすると
ともに、残部をコイル状に形成してキャピラリーカラム
5bに構成されている。なお、図中符号7は、キャリア
ガス源を、また8はキャピラリーカラム5bの出口に接
続した検出器を示す。
この実施例において、デユワビン4に液化窒素等の冷媒
9を充填するとともに、試料加熱管6に試料Sを充填す
る。
9を充填するとともに、試料加熱管6に試料Sを充填す
る。
このような準備を終えた段階で、試料加熱管6にキャリ
アガスを流して加熱管6を昇温させると、試料Sに含ま
れている揮発性成分は、試料から分離されてキャリアガ
スにより冷却加熱機構lのキャピラリーチューブ5aに
運ばれる。U字管2内のキャピラリーチューブ5aに移
送されたキャリアガス中の揮発性成分は、冷媒によりキ
ャピラリーチューブ5a内で極めて低い温度に冷却され
て凝集され、またキャリアガス自体はそのままカラム5
bを通って外部に排出される。このようにして所定時間
の試料抽出濃縮が終った時点で、デユワ−ビン4から冷
媒9を排出し、同時にヒータ3に通電すると、U字管2
のキャピラリーチューブ5aは、極めて熱慣性が小さい
ので急激に昇温して、チューブ5a内に凝集されていた
揮発性成分を瞬時に気化させる。気化した揮発性成分は
連続する1本のキャリアチューブ5を通って流れを乱さ
れることなくキャリアガスにょリカラム部5bに搬送さ
れ、キャピラリーカラム5bに極めて短いゾーン長で注
入される。これによりキャピラリーカラム5bは本来の
性能を発揮して揮発性成分を高い分離能により分離して
いく。
アガスを流して加熱管6を昇温させると、試料Sに含ま
れている揮発性成分は、試料から分離されてキャリアガ
スにより冷却加熱機構lのキャピラリーチューブ5aに
運ばれる。U字管2内のキャピラリーチューブ5aに移
送されたキャリアガス中の揮発性成分は、冷媒によりキ
ャピラリーチューブ5a内で極めて低い温度に冷却され
て凝集され、またキャリアガス自体はそのままカラム5
bを通って外部に排出される。このようにして所定時間
の試料抽出濃縮が終った時点で、デユワ−ビン4から冷
媒9を排出し、同時にヒータ3に通電すると、U字管2
のキャピラリーチューブ5aは、極めて熱慣性が小さい
ので急激に昇温して、チューブ5a内に凝集されていた
揮発性成分を瞬時に気化させる。気化した揮発性成分は
連続する1本のキャリアチューブ5を通って流れを乱さ
れることなくキャリアガスにょリカラム部5bに搬送さ
れ、キャピラリーカラム5bに極めて短いゾーン長で注
入される。これによりキャピラリーカラム5bは本来の
性能を発揮して揮発性成分を高い分離能により分離して
いく。
なお、この実施例においては、試料加熱管6からの試料
を導入する場合に例を採って説明したが、試料注入口に
より流体試料を導入しても同様の作用を奏することは云
うまでもない。
を導入する場合に例を採って説明したが、試料注入口に
より流体試料を導入しても同様の作用を奏することは云
うまでもない。
[実施例]
デユワビンに液体酸素を充填し、試料加熱管によりサン
ショウ1粒を加熱して揮発性成分を濃縮後、ヒータ3に
通電してキャピラリーカラム5bに導入したところ、第
2図に示したように多数のピークを検出することが1き
た。
ショウ1粒を加熱して揮発性成分を濃縮後、ヒータ3に
通電してキャピラリーカラム5bに導入したところ、第
2図に示したように多数のピークを検出することが1き
た。
これにより、キャピラリーチューブによる冷却濃縮、及
び加熱操作が極めて宥効な試料導入手段であることが明
らかとなった。
び加熱操作が極めて宥効な試料導入手段であることが明
らかとなった。
へ、効果
以上、説明したように本発明によれば、カラムを形成す
るキャピラリチューブの試料側に冷却機能と加熱機能を
付加したので、稀薄な目的成分を極めて狭い空間で濃縮
した後、これを瞬時に気化させて短かいゾーンを持って
キャピラリーカラムに導入することができて、キャピラ
リーカラムの性能を十分に引き出すことができる。また
、試料濃縮部とカラム部を′1本のギヤピラリ−チュー
ブの流れを乱すことなくキャピラリーカラムに導入する
ことができるばかりでなく高価なジョイトが不要となる
。
るキャピラリチューブの試料側に冷却機能と加熱機能を
付加したので、稀薄な目的成分を極めて狭い空間で濃縮
した後、これを瞬時に気化させて短かいゾーンを持って
キャピラリーカラムに導入することができて、キャピラ
リーカラムの性能を十分に引き出すことができる。また
、試料濃縮部とカラム部を′1本のギヤピラリ−チュー
ブの流れを乱すことなくキャピラリーカラムに導入する
ことができるばかりでなく高価なジョイトが不要となる
。
第1図は、本発明の一実施例を示す装置の構成図、第2
図は、同上装置による分析結果を示す波形図である。
図は、同上装置による分析結果を示す波形図である。
Claims (1)
- キャピラリーチューブの試料流入側に冷却手段と加熱手
段を重ね合せて設けるとともに、前記キャピラリーチュ
ーブの残部をコイル状に巻回してキャピラリーカラムに
構成してなるガスクロマトグラフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16323285A JPS6222061A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | ガスクロマトグラフ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16323285A JPS6222061A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | ガスクロマトグラフ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6222061A true JPS6222061A (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=15769838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16323285A Pending JPS6222061A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | ガスクロマトグラフ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6222061A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01203970A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-16 | Nippon Bunseki Kogyo Kk | ガスクロマトグラフによる気相試料の濃縮気化分析装置 |
JPH0968522A (ja) * | 1995-08-31 | 1997-03-11 | Toray Res Center:Kk | Sf6 ガス中の分解生成物分析方法 |
CZ302885B6 (cs) * | 2007-05-28 | 2012-01-04 | Ústav analytické chemie AV CR, v. v. i. | Jednotka pro vymrazování tekavých sloucenin |
JP2017058284A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社島津製作所 | 呼気分析装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597261A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | Shimadzu Corp | ガスクロマトグラフ |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP16323285A patent/JPS6222061A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597261A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | Shimadzu Corp | ガスクロマトグラフ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01203970A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-16 | Nippon Bunseki Kogyo Kk | ガスクロマトグラフによる気相試料の濃縮気化分析装置 |
JPH0968522A (ja) * | 1995-08-31 | 1997-03-11 | Toray Res Center:Kk | Sf6 ガス中の分解生成物分析方法 |
CZ302885B6 (cs) * | 2007-05-28 | 2012-01-04 | Ústav analytické chemie AV CR, v. v. i. | Jednotka pro vymrazování tekavých sloucenin |
JP2017058284A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社島津製作所 | 呼気分析装置 |
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