JP2017058179A - センサ装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

センサ装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異常が検出されたとしても正常復帰可能であれば検出を継続可能なセンサ装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】ECU11のセンサ電源16は、センサ部31へ電力を供給する。制御部21の電源制御部26は、センサ部31の異常が検出された場合、センサ電源16とセンサ部31との間の電圧であるセンサ電源電圧Vsが低下するように、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を一時的に停止する。また、電源制御部26は、センサ部31への電力供給再開後、センサ部31の異常が解消された場合、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を継続し、センサ部31の異常が解消されなかった場合、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を停止する。これにより、給電の停止と再開により正常復帰可能であれば、センサ部31による対象物理量の検出を継続できる。【選択図】 図2

Description

本発明は、センサ装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、変位検出センサとしてホール素子を備えるセンサ装置が知られている。例えば、特許文献1では、モータ回転角センサは、複数のホール素子と、これらの複数のホール素子を作動させるための電力供給をそれぞれ遮断可能な複数のスイッチと、を備えている。また、いずれかのホール素子にショート故障が発生した場合、該当のスイッチをオフ状態に切り替えることで、ショート故障が発生したホール素子をシステムから切り離している。
特開2013−64684号公報
特許文献1では、ホール素子に異常が生じた場合の対処は、スイッチをオフするのみであって、一旦システムから切り離されたホール素子が正常復帰可能かどうかについては、なんら考慮されていない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、異常が検出されたとしても正常復帰可能であれば検出を継続可能なセンサ装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を提供することにある。
センサ装置は、センサ部(31、32)と、制御ユニット(11、12)と、を備える。
センサ部は、センサ素子(35)、および、出力回路(36)を有する。センサ素子は、対象物理量を検出する。出力回路は、センサ素子の検出値に応じた出力信号を出力する。
制御ユニットは、センサ電源(16、18)、および、制御部(21、22)を有する。センサ電源は、センサ部へ電力を供給する。制御部は、受信回路(23)、電源制御部(26)、および、異常判定部(27)を含む。受信回路は、出力信号を受信する。電源制御部は、センサ電源を制御する。異常判定部は、センサ部の異常を判定する。
電源制御部は、センサ部の異常が検出された場合、センサ電源とセンサ部との間の電圧であるセンサ電源電圧が低下するように、センサ電源からセンサ部への電力供給を一時的に停止する。電源制御部は、センサ部への電力供給再開後、センサ部の異常が解消された場合、センサ電源からセンサ部への電力供給を継続し、センサ部の異常が解消されなかった場合、センサ電源からセンサ部への電力供給を停止する。
センサ部の異常が検出された場合、センサ部への給電を一時的に停止し、その後、給電を再開することで、センサ部を再起動する。センサ部の再起動により異常が解消されれば、センサ部への給電を継続し、対象物理量の検出および出力信号の出力を継続することができる。これにより、センサ部における異常が検出されたとしても、給電の停止と再開により正常復帰可能であれば、センサ部による対象物理量の検出を継続することができる。
本発明の第1実施形態による電動パワーステアリング装置を示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態によるセンサ装置を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による電圧監視処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態による異常判定処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態による再起動処理を説明するタイムチャートである。 本発明の第2実施形態によるセンサ装置を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による再起動処理を説明するタイムチャートである。 本発明の第3実施形態によるセンサ装置を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による再起動処理を説明するタイムチャートである。 本発明の第4実施形態によるセンサ装置を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態による再起動処理を説明するタイムチャートである。
以下、本発明によるセンサ装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を図面に基づいて説明する。なお、以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図5に示す。
図1に示すように、センサ装置1は、制御ユニットとしてのECU11、および、センサ部31等を備え、例えば車両のステアリング操作を補助するための電動パワーステアリング装置80に適用される。
電動パワーステアリング装置80を備えたステアリングシステム90の全体構成を図1に示す。
操舵部材としてのステアリングホイール91は、ステアリングシャフト92と接続される。ステアリングシャフト92は、第1の軸としての入力軸921および第2の軸としての出力軸922を有する。入力軸921は、ステアリングホイール91と接続される。入力軸921と出力軸922との間には、ステアリングシャフト92に加わるトルクを検出するトルクセンサ83が設けられる。出力軸922の入力軸921と反対側の先端には、ピニオンギア96が設けられる。ピニオンギア96はラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が連結される。
運転者がステアリングホイール91を回転させると、ステアリングホイール91に接続されたステアリングシャフト92が回転する。ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換され、ラック軸97の変位量に応じた角度に一対の車輪98が操舵される。
電動パワーステアリング装置80は、運転者によるステアリングホイール91の操舵を補助する補助トルクを出力するモータ81、動力伝達部である減速ギア82、トルクセンサ83、および、ECU11等を備える。図1では、モータ81とECU11とが別体となっているが、一体としてもよい。
減速ギア82は、モータ81の回転を減速してステアリングシャフト92に伝達する。すなわち本実施形態の電動パワーステアリング装置80は、所謂「コラムアシストタイプ」であるが、モータ81の回転をラック軸97に伝える所謂「ラックアシストタイプ」としてもよい。換言すると、本実施形態では、ステアリングシャフト92が「駆動対象」に対応するが、ラック軸97を「駆動対象」としてもよい、ということである。
トルクセンサ83は、ステアリングシャフト92に設けられ、入力軸921と出力軸922との捩れ角に基づき、操舵トルクを検出する。トルクセンサ83は、図示しないトーションバー、集磁部831、および、センサ部31等を有する。トーションバーは、入力軸921と出力軸922とを回転軸上にて同軸に連結し、ステアリングシャフト92に加わるトルクを捩れ変位に変換する。集磁部831は、多極磁石、磁気ヨーク、および、集磁リング等を有し、トーションバーの捩れ変位量および捩れ変位方向に応じて、磁束密度が変化するように構成される。トルクセンサ83の一般的な構成は周知であるため、構成詳細の図示を省略する。
図2に示すように、ECU11は、内部電源15、センサ電源16、および、制御部21を有する。
内部電源15は、バッテリ7から供給される電圧を設定電圧Vaに調整するレギュレータである。内部電源15にて所定電圧に調整された電力は、制御部21等、ECU11の内部にて用いられる。
センサ電源16は、内部電源15とは別途に設けられ、バッテリ7から供給される電圧を設定電圧Vbに調整するレギュレータである。センサ電源16にて所定電圧に調整された電力は、センサ部31に供給される。設定電圧Vaと設定電圧Vbとは、等しくてもよいし、異なっていてもよい。
センサ電源16は、監視回路17を有する。監視回路17は、センサ電源16とセンサ部31との間の電圧および電流に基づき、センサ部31への給電異常を監視する。例えば、センサ部31内にてショート故障が生じていると、センサ電源電流Isが正常時より大きくなる、といった具合に、センサ部31内に異常が生じると、給電異常が生じる。本実施形態では、監視回路17は、センサ電源16からセンサ部31へ流れる電流であるセンサ電源電流Isが電流超過判定値Ithより大きい場合、給電異常が生じているとみなす。また、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を行っているとき、センサ電源16とセンサ部31との間の電圧であるセンサ電源電圧Vsが正常範囲から外れた場合、監視回路17は、給電異常が生じているとみなす。正常範囲は、設定電圧Vbを含む、正常下限値VL以上、正常上限値VH以下とする。
監視回路17は、給電異常が生じている場合、異常フラグFlg_eをセットする。また、監視回路17は、給電異常が生じていない場合、異常フラグFlg_eをリセットする。異常フラグFlg_eは、制御部21に送信される。本実施形態では、異常フラグFlg_eが「監視回路から取得される給電異常に係る情報」に対応する。
制御部21は、マイコン等を主体として構成され、各種演算処理を行う。制御部21における各処理は、ROM等の実体的なメモリ装置に記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。電子回路は、論理回路を含むデジタル回路であってもよいし、アナログ回路であってもよい。
制御部21は、機能ブロックとして、受信回路23、トルク演算部25、電源制御部26、および、異常判定部27等を有する。
受信回路23は、センサ部31から出力される出力信号を取得する。
トルク演算部25は、取得された出力信号に基づいて操舵トルクを演算する。また、制御部21の図示しないモータ制御部は、操舵トルクに基づいて、モータ81のトルク指令値を演算し、当該トルク指令値に基づいてモータ81の駆動を制御する。
電源制御部26は、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を制御する。本実施形態では、出力制御フラグFlg_sをセンサ電源16に送信する。センサ電源16は、出力制御フラグFlg_sがセットされているとき、センサ部31へ電力を供給し、出力制御フラグFlg_sがセットされていないとき、センサ部31への電力供給を遮断する。
以下適宜、フラグがセットされている状態を「1」、フラグがセットされていない状態を「0」とする。また、監視回路17からのセンサ部31の異常に係る情報の送信、および、電源制御部26からセンサ電源16への出力制御は、フラグ以外により行われてもよい。
異常判定部27は、異常フラグFlg_eがセットされている場合、センサ部31に異常が生じていると判定する。また、異常判定部27は、出力信号に基づき、センサ部31の異常を判定する。例えば、センサ素子35の検出値に基づく検出信号が異常値を示す場合、異常判定部27は、センサ部31に異常が生じていると判定する。また例えば、ステータス信号に含まれる更新カウンタのカウンタ値が更新されない固着異常、または、CRC信号に基づく通信異常が検出された場合、異常判定部27は、センサ部31に異常が生じていると判定する。
センサ部31は、センサ素子35、出力回路36、および、電圧監視部37を有する。
センサ素子35は、操舵トルクに応じた集磁部831の磁束の変化を検出する磁気検出素子である。本実施形態のセンサ素子35は、ホール素子である。センサ素子35の検出信号は、図示しないA/D変換回路を経由して、出力回路36に出力される。
出力回路36は、A/D変換されたセンサ素子35の検出値に基づく検出信号を含む出力信号を生成する。生成された出力信号は、例えば、デジタル通信の一種であるSENT(Single Edge Nibble Transmission)通信により、ECU11に出力される。本実施形態では、出力信号には、同期信号、ステータス信号、検出信号、CRC信号、および、ポーズ信号が、この順で含まれる。
電圧監視部37は、センサ電源16から供給されるセンサ電源電圧Vsを監視する。
センサ部31の異常が検出されたとき、例えばリレー等を用いて電力供給を遮断する場合、以降、センサ部31の検出値をECU11にて用いることができない。また、センサ部31の異常の種類によっては、センサ部31を再起動することで、正常復帰することがある。
そこで本実施形態では、センサ部31の異常が検出された場合、制御部21によりセンサ電源電圧Vsを制御することで、センサ部31の再起動を試みる。具体的には、センサ部31の異常が検出された場合、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをリセットし、センサ電源16を一時的にオフにする。センサ電源16をオフにすると、センサ電源電圧Vsが低下する。
本実施形態では、センサ部31において、電圧監視部37がセンサ電源電圧Vsを監視している。センサ部31は、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより低くなると、出力回路36が初期化されるように設計されている。出力回路36の初期化後、センサ電源16からの電力供給が再開されると、センサ部31が再起動される。センサ部31の再起動により、センサ部31の異常が解消されれば、センサ部31による操舵トルクの検出を継続し、異常が解消されなければ、センサ部31を停止する。なお、監視電位Vthは、0より大きい所定の値に設定される。
図3は、センサ電源16における電圧監視処理を説明するフローチャートである。この処理は、センサ電源16にて、所定の間隔で実行される。
最初のステップS101では、センサ電源16は、制御部21から送信される出力制御フラグFlg_sがセットされているか否かを判断する。以下、「ステップS101」の「ステップ」を省略し、単に記号「S」で示す。他のステップについても同様とする。出力制御フラグFlg_sがセットされていないと判断された場合(S101:NO)、S105へ移行する。出力制御フラグFlg_sがセットされていると判断された場合(S101:YES)、S102へ移行する。
S102では、センサ電源16は、バッテリ7から供給される電圧を設定電圧Vbに調整し、センサ部31へ供給する。
S103では、監視回路17は、センサ電源電流Isが正常か否かを判断する。ここでは、センサ電源電流Isが電流超過判定値Ithより小さい場合、正常であると判断する。センサ電源電流Isが正常ではないと判断された場合(S103:NO)、すなわちセンサ電源電流Isが電流超過判定値Ith以上である場合、S108へ移行する。センサ電源電流Isが正常であると判断された場合(S103:YES)、すなわちセンサ電源電流Isが電流超過判定値Ithより小さい場合、S104へ移行する。
S104では、監視回路17は、センサ電源電圧Vsが正常か否かを判断する。センサ部31が正常であれば、センサ電源電圧Vsが設定電圧Vbとなる。本実施形態では、センサ電源電圧Vsが、設定電圧Vbを含む正常下限値VL以上、正常上限値VH以下である場合、正常であるとみなす。センサ電源電圧Vsが正常ではないと判断された場合(S104:NO)、S107へ移行する。センサ電源電圧Vsが正常であると判断された場合(S104:YES)、S107へ移行する。
S103およびS104の処理は、給電異常判定に係る処理である。S103およびS104にて共に肯定判断された場合、給電異常が生じていないとみなす。また、S103またはS104にて否定判断された場合、給電異常が生じているとみなす。S103およびS104は、順番を入れ替えてもよいし、一方を省略してもよい。
出力制御フラグFlg_sがセットされていないと判断された場合(S101:NO)に移行するS105では、センサ電源16は、センサ部31への電力供給を遮断する。
S106では、監視回路17は、出力回路36が初期化されたか否かを判断する。本実施形態では、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより小さくなった場合、出力回路36が初期化されたとみなす。出力回路36が初期化されたと判断された場合(S106:YES)、S107へ移行する。出力回路36が初期化されていないと判断された場合(S106:NO)、S108へ移行する。
給電異常が生じていない場合(S103:YES、かつ、S104:YES)、または、出力回路36が初期化された場合(S106:YES)に移行するS107では、監視回路17は、異常フラグFlg_eをリセットし、制御部21へ送信する。
給電異常が生じている場合(S103:NO、または、S104:NO)、または、出力回路36が初期化されていない場合(S106:NO)に移行するS108では、監視回路17は、異常フラグFlg_eをセットし、制御部21へ送信する。
図4は、制御部21における異常判定処理を説明するフローチャートである。
S201では、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをセットし、センサ電源16に出力する。出力制御フラグFlg_sがセットされている状態であれば、セットされている状態を継続する。
S202では、異常判定部27は、異常フラグFlg_e、および、出力信号に基づき、センサ部31に異常が生じているか否かを判断する。センサ部31に異常が生じていないと判断された場合(S202:NO)、S203以降の処理を行わない。センサ部31に異常が生じていると判断された場合(S202:YES)、S203へ移行する。
S203では、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをリセットし、センサ電源16に出力する。これにより、センサ電源16からセンサ部31への電力供給が遮断される。
S204では、異常判定部27は、電力供給遮断後、出力回路36が初期化されたか否かを判断する。本実施形態では、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより小さくなると、出力回路36が初期化され、異常フラグFlg_eがリセットされるので、異常判定部27は、異常フラグFlg_eがリセットされると、出力回路36が初期化されたとみなす。出力回路36が初期化されていないと判断された場合(S205:NO)、すなわち、異常フラグFlg_eがセットされている状態が継続している場合、この判断処理を繰り返す。なお、電力供給遮断後、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthまで低下するのに十分な時間が経過しているにも関わらず、異常フラグFlg_eがセットされている状態が継続されている場合、S208へ移行するようにしてもよい。出力回路36が初期化されたと判断された場合(S204:YES)、すなわち、異常フラグFlg_eがリセットされた場合、S205へ移行する。
S205では、電源制御部26は、再度、出力制御フラグFlg_sをセットし、センサ電源16に出力する。これにより、センサ電源16からセンサ部31への電力供給が再開される。
S206では、異常判定部27は、センサ部31の再起動が完了したか否かを判断する。ここでは、センサ部31への電力供給再開後、センサ部31の再起動に要する時間が経過した場合、センサ部31の再起動が完了したとみなす。センサ部31の再起動が完了していないと判断された場合(S206:NO)、この判断処理を繰り返す。センサ部31の再起動が完了したと判断された場合(S206:YES)、S207へ移行する。
S207では、異常判定部27は、異常フラグFlg_e、および、出力信号に基づき、再起動後、センサ部31に異常が生じているか否かを判断する。センサ部31に異常が生じていないと判断された場合(S207:NO)、再起動によりセンサ部31が正常復帰したとみなし、センサ部31による操舵トルクの検出を継続する。センサ部31に異常が生じていると判断された場合(S207:YES)、S208へ移行する。
S208では、センサ部31を再起動しても正常復帰しなかったので、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをリセットし、センサ電源16に出力する。これにより、センサ電源16からセンサ部31への電力供給が停止され、センサ部31がシャットダウンされる。また、監視回路17は、センサ部31への給電異常の監視を中止する。
図5は、本実施形態の異常判定処理を説明するタイムチャートである。図5では、(a)が出力制御フラグFlg_s、(b)が異常フラグFlg_e、(c)がセンサ電源電圧Vs、(d)がセンサ部31の状態を示す。なお、タイムスケールは、適宜変更しているので、実際とは必ずしも一致しない。また、図5(c)において、正常上限値VHの記載を省略した。図5では、出力信号は正常であるものとし、給電異常を中心に説明する。後述の実施形態のタイムチャートについても同様である。
図5に示すように、出力制御フラグFlg_sがセットされると、センサ部31に電力が供給される。センサ部31に電力が供給されているとき、センサ電源電圧Vsが正常下限値VL以上、正常上限値VH以下であれば、センサ部31が正常であるとみなし、異常フラグFlg_eがリセットされた状態となる。
時刻x11にて、例えばセンサ部31内部のショート故障により、センサ電源電流Isが電流超過判定値Ithを超え、センサ電源電圧Vsが正常下限値VLより低くなると、監視回路17は、異常フラグFlg_eをセットし、制御部21に送信する。制御部21が異常フラグFlg_e=1を取得すると、時刻x12にて、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをリセットし、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を遮断する。センサ部31への電力供給が遮断されると、センサ電源電圧Vsが低下する。
時刻x13にて、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより小さくなると、出力回路36が初期化される。本実施形態では、出力回路36の初期化は、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより小さくなった段階で行われる。そのため、センサ部31への電力供給を完全に断つことで初期化される場合と比較し、早いタイミングで初期化が行われる。
また、出力回路36が初期化されると、異常フラグFlg_eがリセットされる。
制御部21が異常フラグFlg_e=0を取得すると、時刻x14にて、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをセットし、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を再開する。センサ部31への電力供給が再開されると、センサ電源電圧Vsが上昇に転じ、センサ部31が再起動される。
再起動処理が完了した時刻x15において、異常が検出されなければ、センサ部31が再起動により正常復帰したものとし、センサ部31による操舵トルクの検出を継続する。
また、時刻x21にて、センサ部31の異常が検出されたものとする。時刻x21〜時刻x24の処理は、時刻x11〜時刻x14の処理と同様である。
再起動処理が完了した時刻x25にて、再度異常が検出されると、監視回路17は、異常フラグFlg_eを制御部21に送信する。時刻x26にて、制御部21が異常フラグFlg_eを取得すると、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをリセットし、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を遮断する。そして、時刻x27にてセンサ電源電圧Vsが0になると、センサ部31がシャットダウンされる。また、センサ部31のシャットダウンに伴い、異常フラグFlg_eをリセットし、監視回路17による異常監視を中止する。
なお、出力信号の異常によりセンサ部31を再起動する場合、センサ電源16からの電力供給遮断前にはセンサ電源電圧Vsは低下せず、異常フラグFlg_eは送信されない。他の実施形態も同様である。
本実施形態では、センサ部31の異常が検出された場合、再起動により正常復帰するかどうかを試みる。再起動処理は、複数回行ってもよい。再起動によりセンサ部31が正常復帰すれば、一時的に異常が検出されたとしても、操舵トルクの検出を継続することができる。また、本実施形態では、給電異常の監視をセンサ電源16にて行っているので、制御部21にて給電異常を監視する場合と比較し、制御部21の演算負荷を低減することができる。
また本実施形態では、センサ電源16は、内部電源15と別途に設けられている。そのため、内部電源15から制御部21への給電を継続した状態にて、センサ電源16からセンサ部31への給電を遮断することによるセンサ部31の再起動が可能である。これにより、制御部21での演算を継続している状態にて、センサ部31を再起動することができる。
以上説明したように、本実施形態のセンサ装置1は、センサ部31と、ECU11と、を備える。
センサ部31は、センサ素子35、および、出力回路36を有する。センサ素子35は、対象物理量である集磁部831の磁束を検出する。出力回路36は、センサ素子35の検出値に応じた出力信号を出力する。
ECU11は、センサ電源16、および、制御部21を有する。センサ電源16は、センサ部31へ電力を供給する。
制御部21は、受信回路23、電源制御部26、および、異常判定部27を含む。受信回路23は、出力信号を受信する。電源制御部26は、センサ電源16を制御する。異常判定部27は、センサ部31の異常を判定する。
電源制御部26は、センサ部31の異常が検出された場合、センサ電源16とセンサ部31との間の電圧であるセンサ電源電圧Vsが低下するように、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を一時的に停止する。また、電源制御部26は、センサ部31への電力供給再開後、センサ部31の異常が解消された場合、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を継続し、センサ部31の異常が解消されなかった場合、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を停止する。
本実施形態では、センサ部31の異常が検出された場合、センサ部31への給電を一時的に停止し、その後、給電を再開することで、センサ部31を再起動する。センサ部31の再起動により異常が解消されれば、センサ部31への給電を継続し、対象物理量の検出および出力信号の出力が継続される。これにより、センサ部31における異常が検出されたとしても、給電の停止と再開により正常復帰可能であれば、センサ部31による対象物理量の検出を継続することができる。また、制御部21におけるセンサ部31の出力信号を用いた演算を継続することができる。
センサ部31は、センサ電源電圧Vsを監視する電圧監視部37を有する。出力回路36は、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより低くなった場合、当該出力回路36を初期化する。
電源制御部26は、センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより低くなった場合、出力回路36が初期化されたとみなし、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を再開する。
本実施形態では、センサ部31が電圧監視部37を有しており、センサ電源電圧Vsが監視電位より低くなった場合、内部的に出力回路36を初期化する。換言すると、出力回路36は、センサ電源電圧Vsを0まで低下させることなく、初期化される。これにより、センサ電源電圧Vsを0まで低下させる場合と比較し、センサ部31の異常検出から初期化に至るまでの期間を短くすることができる。
センサ電源16は、センサ部31への給電異常を監視する監視回路17を有する。異常判定部27は、監視回路17から取得される給電異常に係る情報である異常フラグFlg_eに基づき、センサ部31の異常を判定する。詳細には、異常判定部27は、給電異常が生じ、異常フラグFlg_eがセットされている場合、センサ部31に異常が生じていると判定する。監視回路17にて給電異常を監視することで、制御部21の演算負荷を低減することができる。
異常判定部27は、出力信号に基づき、センサ部31の異常を判定する。これにより、センサ部31の異常を適切に判定することができる。
センサ素子35は、トルクに応じて変化する磁束の変化を検出する磁気検出素子である。これにより、センサ装置1は、トルク(本実施形態では操舵トルク)を適切に検出することができる。
電動パワーステアリング装置80は、センサ装置1と、モータ81と、減速ギア82と、を備える。
モータ81は、運転者によるステアリングホイール91の操舵を補助する補助トルクを出力する。減速ギア82は、モータ81のトルクをステアリングシャフト92に伝達する。
センサ部31は、操舵トルクを検出するトルクセンサ83に用いられる。制御部21あh、操舵トルクに基づいてモータ81の駆動を制御する。
本実施形態では、センサ部31の異常が検出された場合であっても、再起動により正常復帰可能な場合は、センサ部31による操舵トルクに応じた磁束の検出を継続可能である。これにより、再起動によりセンサ部31が正常復帰した場合、操舵トルクの検出が継続可能であるので、操舵トルクに基づく電動パワーステアリング装置80の制御を継続可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図6および図7に示す。
図6に示すように、センサ装置2は、ECU11と、センサ部32と、を備える。
センサ部32は、電圧監視部37が省略されている点を除き、上記実施形態のセンサ部31と同様である。すなわち、本実施形態では、センサ部32は、センサ電源電圧Vsを監視していない。
本実施形態では、監視電位Vthが設定されていないので、センサ電源16における電圧監視処理では、S106において、センサ電源電圧Vsが0になった場合、出力回路36が初期化されたとみなす。なお、センサ電源電圧Vsが0に近い値に設定される判定値より小さい場合、センサ電源電圧Vsを0とみなす。
センサ電源16における電圧監視処理のその他の点、および、制御部21における異常判定処理は、上記実施形態と同様である。
本実施形態の異常判定処理を図7に示すタイムチャートに基づいて説明する。
時刻x31にて、センサ電源電圧Vsが正常下限値VLより低くなると、監視回路17は、異常フラグFlg_eをセットし、制御部21に送信する。制御部21が異常フラグFlg_e=1を取得すると、時刻x32にて、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをリセットし、センサ電源16からセンサ部32への電力供給を遮断する。センサ部32への電力供給が遮断されると、センサ電源電圧Vsが低下する。
時刻x33にて、センサ電源電圧Vsが0となると、センサ部32の演算が停止される。これにより、出力回路36が初期化される。また、センサ電源電圧Vsが0になると、異常フラグFlg_eがリセットされる。
制御部21が異常フラグFlg_e=0を取得すると、時刻x34にて、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをセットし、センサ電源16からセンサ部32への電力供給を再開する。センサ部32への電力供給が再開されると、センサ電源電圧Vsが上昇に転じ、再起動処理が行われる。すなわち、本実施形態では、センサ部32への電力供給を完全に遮断した後に、電力供給を再開することで、センサ部32を再起動している。なお、本実施形態では、時刻x33にて、センサ部32への電力が完全に遮断されているので、出力回路36が初期化された状態から再起動される。
再起動処理が完了した時刻x35において、異常が検出されなければ、センサ部32が再起動により正常復帰したものとし、センサ部32による操舵トルクの検出を継続する。
また、時刻x41にて、センサ部32の異常が検出されたものとする。時刻x41〜時刻x44の処理は、時刻x31〜時刻x34の処理と同様である。
再起動処理が完了した時刻x45にて、再度異常が検出されると、監視回路17は、異常フラグFlg_eを制御部21に送信する。時刻x46にて、制御部21が異常フラグFlg_eを取得すると、電源制御部26は、出力制御フラグFlg_sをリセットし、センサ電源16からセンサ部32への電力供給を遮断する。そして、時刻x47にてセンサ電源電圧Vsが0になると、センサ部32がシャットダウンされる。また、センサ部32のシャットダウンに伴い、異常フラグFlg_eをリセットし、監視回路17による異常監視を中止する。
本実施形態では、電源制御部26は、センサ電源電圧Vsが0になるまで、センサ電源16からセンサ部31への電力供給を停止した後、センサ部31への電力供給を再開する。
本実施形態では、センサ電源電圧Vsを0まで低下させてセンサ部32を完全に停止することで初期化し、その後、給電を再開することで、センサ部32を再起動している。これにより、センサ部32における電圧監視機能を省略できるので、センサ部32を簡素化することができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図8および図9に示す。
図8に示すように、センサ装置3は、制御ユニットとしてのECU12と、センサ部31と、を備える。
ECU12は、内部電源15、センサ電源18、および、制御部22を有する。
センサ電源18は、監視回路17が省略されている点を除き、上記実施形態のセンサ電源16と同様である。センサ電源18での処理は、図3中のS101、S102およびS105の処理が行われ、他の処理が省略される。
制御部22は、受信回路23、トルク演算部25、電源制御部26、および、異常判定部27に加え、電圧取得部28を有する。電圧取得部28は、センサ電源電圧Vsを、図示しないA/D変換部を経由して取得する。電圧取得部28にて取得されたセンサ電源電圧Vsは、異常判定部27におけるセンサ部31の異常判定に用いられる。すなわち本実施形態では、センサ電源電圧Vsは、センサ電源18に替えて、制御部22で監視される。なお、電圧取得部28に加え、センサ電源電流Isを取得する電流取得部を設けてもよい。また、電流取得部を設ける場合、電圧取得部28を省略してもよい。
ここで、制御部22における異常判定処理について説明する。本実施形態では、図4中のS202およびS207において、異常フラグFlg_eに替えて、電圧取得部28にて取得されるセンサ電源電圧Vsに基づいて、センサ部31の異常判定を行う。すなわち、センサ電源電圧Vsが正常下限値VL以上、正常上限値VH以下であれば、給電異常が生じていないものとし、センサ電源電圧Vsが正常下限値VL未満、または、正常上限値VHより大きければ、給電異常が生じているものとする。出力信号に基づく異常判定は、第1実施形態と同様である。
また、S204において、出力回路36が初期化されたか否かは、異常フラグFlg_eに替えて、センサ電源電圧Vsに基づいて判断する。センサ電源電圧Vsが監視電位Vthより低い場合、出力回路36が初期化されたと判断し、監視電位Vth以上の場合、出力回路36が初期化されていないと判断する。
その他の点については、第1実施形態と同様である。
図9は、本実施形態の異常判定処理を説明するタイムチャートである。
本実施形態では、異常判定部27は、異常フラグFlg_eに替えて、電圧取得部28から内部的に取得されるセンサ電源電圧Vsに基づいてセンサ部31の異常を判定する点を除き、第1実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
なお、図9では、図5と整合させるべく、(b)を欠番として記載した。
本実施形態では、制御部22は、センサ電源電圧Vsを取得する電圧取得部28を有する。異常判定部27は、電圧取得部28にて取得されたセンサ電源電圧Vsに基づき、センサ部31の異常を判定する。
本実施形態では、制御部22にてセンサ電源電圧Vsを取得している。これにより、センサ電源18における給電異常の監視機能を省略することができるので、センサ電源18を簡素化することができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図10および図11に示す。
図10に示すように、センサ装置4は、ECU12と、センサ部32と、を備える。センサ装置4は、センサ部31に替えて、第2実施形態のセンサ部32としている点が、第3実施形態のセンサ装置3と異なっており、その他の点は同様である。
すなわち、本実施形態では、第3実施形態と同様、制御部22にて、給電異常を監視する。また、第2実施形態と同様、センサ部32は、センサ電源電圧Vsを監視しておらず、監視電位Vthが設定されていない。そのため、本実施形態では、センサ部32への電力供給を完全に断ち、センサ電源電圧Vsを0とした後に、電力供給を再開することで、センサ部32が再起動される。
本実施形態では、異常判定処理のS204において、出力回路36が初期化されたか否かの判断は、異常フラグFlg_eに替えて、センサ電源電圧Vsに基づいて判断する。本実施形態では、センサ電源電圧Vsが0である場合、出力回路36が初期化されたと判断し、センサ電源電圧Vsが0でない場合、出力回路36が初期化されていないと判断する。センサ電源電圧Vsは、第2実施形態と同様、0に近い値に設定される判定値より小さい場合、0とみなす。
制御部22における異常判定処理のその他の点、および、センサ電源18における処理は、第3実施形態と同様である。
図11は、本実施形態の異常判定処理を説明するタイムチャートである。
本実施形態では、異常判定部27は、異常フラグFlg_eに替えて、電圧取得部28から内部的に取得されるセンサ電源電圧Vsに基づいてセンサ部32の異常を判定する点を除き、第2実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
なお、図11では、図7と整合させるべく、(b)を欠番として記載した。
本実施形態では、第2実施形態と同様、センサ部32における電圧監視機能を省略しているので、センサ部32を簡素化することができる。また、第3実施形態と同様、センサ電源18における給電異常の監視機能を省略しているので、センサ電源18を簡素化することができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
(他の実施形態)
(ア)再起動処理
第1実施形態および第3実施形態では、センサ電源電圧が監視電位より低くなると、出力回路が初期化されたとみなしてセンサ部への電力供給を再開する。また、第2実施形態および第4実施形態では、センサ電源電圧が0になると、出力回路が初期化されたとみなしてセンサ部への電力供給を再開する。他の実施形態では、センサ部への電力供給を遮断してから、出力回路が初期化されるのに要する初期化所要期間が経過した場合、前記センサ部への電力供給を再開するようにしてもよい。ここで、センサ部が電圧監視機能を有する場合、初期化所要期間は、センサ電源電圧が監視電位まで低下するのに要する期間に応じて設定される。また、センサ部が電圧監視機能を有しない場合、初期化所要期間は、センサ電源電圧が0まで低下するのに要する期間に応じて設定される。
(イ)センサ装置
上記実施形態では、センサ装置は、1つのセンサ部を有する。他の実施形態では、センサ部が複数設けられていてもよい。上記実施形態では、1つのセンサ部に1つのセンサ素子が設けられる。他の実施形態では、1つのセンサ部に複数のセンサ素子を設けてもよい。この場合、複数のセンサ素子の検出値のうちの代表値や平均値等の演算値に基づく検出信号が出力信号に含まれるようにしてもよいし、複数のセンサ素子のそれぞれの検出値に応じた検出信号が出力信号に含まれるようにしてもよい。
上記実施形態では、センサ素子は、ホール素子である。他の実施形態では、センサ素子は、ホール素子以外の磁気検出素子であってもよいし、磁気以外の物理量を検出する素子であってもよい。
上記実施形態では、センサ部は、操舵トルクを検出するトルクセンサに設けられる。他の実施形態では、センサ部は、操舵トルク以外のトルク、回転角、ストローク、荷重、圧量等、どのような物理量を検出するものであってもよい。
上記実施形態では、出力回路は、SENT通信によりセンサ部から制御ユニットに出力信号を出力する。他の実施形態では、出力回路は、SENT通信以外のデジタル通信方式により出力信号を出力してもよいし、アナログ通信により出力信号を出力してもよい。
上記実施形態では、センサ装置は、電動パワーステアリング装置のトルクセンサに適用される。他の実施形態では、センサ装置を、電動パワーステアリング装置以外の車載装置に適用してもよいし、車載装置以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1〜4・・・センサ装置
11、12・・・ECU(制御ユニット)
16、18・・・センサ電源
21、22・・・制御部
23・・・受信回路
26・・・電源制御部
27・・・異常判定部
31、32・・・センサ部
35・・・センサ素子
36・・・出力回路

Claims (8)

  1. センサ装置において、
    対象物理量を検出するセンサ素子(35)、および、前記センサ素子の検出値に応じた出力信号を出力する出力回路(36)を有するセンサ部(31、32)と、
    前記センサ部へ電力を供給するセンサ電源(16、18)、ならびに、前記出力信号を受信する受信回路(23)、前記センサ電源を制御する電源制御部(26)、および、前記センサ部の異常を判定する異常判定部(27)を含む制御部(21、22)を有する制御ユニット(11、12)と、
    を備え、
    前記電源制御部は、
    前記センサ部の異常が検出された場合、前記センサ電源と前記センサ部との間の電圧であるセンサ電源電圧が低下するように前記センサ電源から前記センサ部への電力供給を一時的に停止し、
    前記センサ部への電力供給再開後、前記センサ部の異常が解消された場合、前記センサ電源から前記センサ部への電力供給を継続し、前記センサ部の異常が解消されなかった場合、前記センサ電源から前記センサ部への電力供給を停止するセンサ装置。
  2. 前記センサ部(31)は、前記センサ電源電圧を監視する電圧監視部(37)を有し、
    前記出力回路は、前記センサ電源電圧が監視電位より低くなった場合、当該出力回路を初期化し、
    前記電源制御部は、前記センサ電源電圧が前記監視電位より低くなった場合、前記出力回路が初期化されたとみなし、前記センサ電源から前記センサ部への電力供給を再開する請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 前記電源制御部は、前記センサ部の異常が検出された場合、前記センサ電源電圧が0になるまで前記センサ電源から前記センサ部への電力供給を停止した後、前記センサ部への電力供給を再開する請求項1に記載のセンサ装置。
  4. 前記センサ電源(16)は、前記センサ部への給電異常を監視する監視回路(17)を有し、
    前記異常判定部は、前記監視回路から取得される給電異常に係る情報に基づき、前記センサ部の異常を判定する請求項1〜3のいずれか一項に記載のセンサ装置。
  5. 前記制御部は、前記センサ電源電圧を取得する電圧取得部(28)を有し、
    前記異常判定部は、前記電圧取得部にて取得された前記センサ電源電圧に基づき、前記センサ部の異常を判定する請求項1〜3のいずれか一項に記載のセンサ装置。
  6. 前記異常判定部は、前記出力信号に基づき、前記センサ部の異常を判定する請求項1〜5のいずれか一項に記載のセンサ装置。
  7. 前記センサ素子は、トルクに応じて変化する磁束の変化を検出する磁気検出素子である請求項1〜6のいずれか一項に記載のセンサ装置。
  8. 請求項7に記載のセンサ装置と、
    運転者による操舵部材(91)の操舵を補助する補助トルクを出力するモータ(81)と、
    前記モータのトルクを駆動対象(92)に伝達する動力伝達部(82)と、
    を備え、
    前記センサ部は、操舵トルクを検出するトルクセンサ(83)に用いられ、
    前記制御部は、前記操舵トルクに基づいて前記モータの駆動を制御する電動パワーステアリング装置。
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