JP2017053986A - 帯電装置、これを備える画像形成ユニット及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、これを備える画像形成ユニット及びこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放電電極の端部にある突起部が破損してしまうことなく、放電電極のクリーニングをすることを可能とする帯電装置を提供する。
【解決手段】所定の方向に沿って並べられた複数の突起部を有し、これらの突起部の少なくとも一部から放電を行うための放電電極と、前記複数の突起部に含まれる少なくとも一部の突起部の掃除をするためのクリーナと、前記掃除を行うために、前記複数の突起部に含まれる少なくとも一部の突起部に前記クリーナが干渉するように前記クリーナを前記所定の方向に沿って搬送するためのクリーナ搬送機構と、前記クリーナが最初に到達する前記突起部付近での前記クリーナの高さを調整するためのクリーナ高さ調整機構と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図22

Description

本発明は、帯電装置、これを備える画像形成ユニット及びこれを備える画像形成装置に関し、特に、電子写真方式に対応した帯電装置、これを備える画像形成ユニット及びこれを備える画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用した画像形成装置においては、次のようにして、画像が形成される。すなわち、まず、帯電装置により感光体ドラムの表面を帯電させる。次に、形成するべき画像の内容により変調されたレーザ光を、帯電した感光体ドラムの表面に照射すると、感光体ドラムの表面において一部の電荷が減少し、これにより、感光体ドラムに潜像が形成される。潜像が形成されている感光体ドラムの表面に現像ユニットによりトナーを付着させることにより、感光体ドラムの表面において、潜像はトナー像に現像化される。その後、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像は、転写ユニットにより、紙などの記録媒体に転写される。記録媒体に転写された像は、定着ユニットにより記録媒体に定着される。
ここで、トナー像を形成するためのトナーの一部は、感光体ドラムの周辺の雰囲気中に漂うことになり、これにより、感光体ドラムの周辺の一部がトナーにより汚染されてしまうおそれがある。特に、感光体ドラムの表面を帯電させるための帯電装置に備わる放電電極には高電圧が印加され、ここから感光体ドラムの表面に向けてコロナ放電が行われる。このような状況の中で、放電電極には、炭素化合物や窒素酸化物(NOx)等が汚染物質として付着してしまう。このように、放電電極に汚染物質が付着してしまうと、帯電装置の機能が十分に発揮されず、感光体ドラムが十分均一に帯電することが損なわれてしまうおそれが生じる。
そこで、放電電極に付着した汚染物質をそこから除去するための発明がなされている。例えば、特許文献1には、鋸歯状に形成されたコロナ電極と、このコロナ電極に付着した放電生成物を取り除くローラと、このローラを前述のコロナ電極の長手方向に沿って移動させるための保持部と、を備え、前述の保持部は、前述のコロナ電極と離間する方向へ変位可能に前記ローラを支持する、コロナ帯電装置が開示されている。また、前述のローラを前述のコロナ電極側に付勢する付勢部材を更に備えているコロナ帯電装置も開示されている。
特開2010−191264号公報
しかし、従来のスコロトロン方式の帯電装置においては、例えばコロナ電極である放電電極は複数の突起部を備えた鋸刃状のものである。従って、放電電極側に付勢されたローラは、一方の端部にある突起部から他方の端部にある突起部までを、これらに圧力を与えながら、順々にクリーニングしていくことになる。ローラが、放電電極の端部から所定距離以上進行すれば、ローラは複数の突起部の上端付近の所定高さ以上の高度を維持している。これに対して、ローラが放電電極の前端部に達するまでは、ローラは、放電電極の突起部の下端付近の高さにあるため、ローラは、放電電極の前端部付近にある突起部を根元から直撃してしまうことになり、これにより前端部にある突起部が破損してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、放電電極の端部にある突起部が破損してしまうおそれを生じさせることなく、放電電極のクリーニングをすることを可能とする帯電装置、これを備える画像形成ユニット及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、所定の方向に沿って並べられた複数の突起部を有し、これらの突起部の少なくとも一部から放電を行うための放電電極と、前記複数の突起部に含まれる少なくとも一部の突起部の掃除をするためのクリーナと、前記掃除を行うために、前記複数の突起部に含まれる少なくとも一部の突起部に前記クリーナが干渉するように前記クリーナを前記所定の方向に沿って搬送するためのクリーナ搬送機構と、前記クリーナが最初に到達する前記突起部付近での前記クリーナの高さを調整するためのクリーナ高さ調整機構と、を備えることを特徴とする帯電装置が提供される。
本発明によれば、放電電極の端部にある突起部が破損してしまうおそれを生じさせることなく、放電電極のクリーニングをすることが可能となる。
本発明の実施形態による画像形成装置を示す概念図である。 本発明の実施形態による画像形成装置の制御部及びこれにより制御される各部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による帯電装置に備わるメインチャージャ(以下「MC」という。)クリーナ棒の先端付近等を示す斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置の長手方向に垂直な断面図である。 本発明の実施形態による帯電装置の遠端側の先頭部を示す斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置の遠端側の先頭部を示す他の斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置の長手方向と垂直な他の断面図である。 本発明の実施形態によるMCクリーナ棒の先端付近の形状を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるMCクリーナ棒の先端付近の形状及びそれに取り付けられたMCクリーナの形状を示す斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置の長手方向と平行な鉛直断面を取った部分断面図である。 本発明の実施形態による帯電装置の長手方向と平行な鉛直断面を示す部分的な斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置においてMCクリーナ棒が内部にほぼ100%挿入された状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置においてMCクリーナ棒が内部にほぼ50%挿入された状態を示す斜視図であり、図12と同一の視点から見たものである。 本発明の実施形態による帯電装置においてMCクリーナ棒が内部にほぼ80%挿入された状態を示す斜視図であり、図12と同一の視点から見たものである。 本発明の実施形態による帯電装置の長手方向と垂直な模式的な断面図である。 本発明の実施形態による帯電装置においてMCクリーナ棒がほとんど内部に挿入されていない状態の断面を示す斜視図であり、図12と異なった視点から見たものである。 本発明の実施形態による帯電装置の第1放電電極保持部、第2放電電極保持部、枠部などを示す斜視図であり、図12と同一の視点から見たものである。 本発明の実施形態による帯電装置において、MCクリーナが放電電極に侵入する直前の様子を示す斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置の第1放電電極保持部、第2放電電極保持部、グリッド電極、遮蔽用ケース板などを示す斜視図であり、図12とは異なった視点から見たものである。 本発明の実施形態による帯電装置における、進行方向向かって右側の固定側レールと移動側レールとを示す斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置において、MCクリーナゴムの高さが進行に伴って変化する様子と、MCクリーナゴムに放電電極の突起部が突き刺さる様子を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態による帯電装置における、進行方向向かって右側の固定側レール及び移動側レール並びに隆起部を主に示す斜視図である。 本発明の実施形態による帯電装置に備わる第2放電電極保持部及び放電電極を示す斜視図である。 図23に示す第2放電電極保持部及び放電電極の両端付近を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態による帯電装置の第1固定側レール601の上側部を示す模式図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等であり、以下においては、画像形成装置の一例として、画像形成が可能な電子写真方式のレーザビームプリンタ(以下、単に「プリンタ」という)を用いて説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係るプリンタ100について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るプリンタ100を模式的に示す断面図である。図2は、第1実施形態に係るプリンタ100の機能を概略的に示すブロック図である。
図1に示すように、プリンタ100は、シートを給送するシート給送部10と、シートを手差し給送可能な手差し給送部20と、シート給送部10又は手差し給送部20により給送されたシートに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成されたシートを機外に排出するシート排出部40と、これらを制御する制御部50と、を備えている。
シート給送部10は、シートを積載収容する給送シート積載部11と、給送シート積載部11に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部12と、を備えている。給送シート積載部11は、回動軸13を中心に回動する中板14を備えており、中板14は、シートを給送する際に回動してシートを上方に持ち上げる(図1に示す2点鎖線の状態)。分離給送部12は、中板14に持ち上げられたシートを給送するピックアップローラ15と、ピックアップローラ15に圧接する分離バッド16と、を備えている。
手差し給送部20は、シートを積載可能な手差しトレイ21と、手差しトレイ21に積載されたシートを1枚ずつ分離しながら給送可能な分離給送部22と、を備えている。手差しトレイ21は、プリンタ本体101に回動自在に支持されており、手差し給送する際には、回動させることでシートを積載可能になる(図1に示す2点鎖線の状態)。分離給送部22は、手差しトレイ21に積載されたシートを給送する給送ローラ23と、給送ローラ23に圧接する分離パッド24と、を備えている。
画像形成部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ(画像形成ユニット)31Y〜31Bと、後述する感光体ドラム310Y〜310Bの表面を露光する露光装置(「露光ユニット」ともいう。)32と、感光体ドラム310Y〜310Bの表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写部(転写手段)33と、シートに転写された未定着トナー像を定着させる定着部34(定着手段)と、を備えている。第1実施形態においては、画像形成部30は、プロセス速度が320〜375mm/秒程度の高速での画像形成が可能となるように設定されている。
4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Bのそれぞれは、プリンタ本体101から着脱可能に構成されており、交換可能となっている。なお、4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Bは、形成する画像の色が異なること以外は同じ構成であるため、イエロー(Y)の画像を形成するプロセスカートリッジ31Yの構成を説明することで、プロセスカートリッジ31M〜31Kの説明は省略する。また、符号の最後に付すアルファベット(Y、M、C、B)は、それぞれの色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)を示すものとする。
プロセスカートリッジ31Yは、像担持体としての感光体ドラム310Yと、感光体ドラム310Yを帯電させるスコロトロン帯電装置(以下、単に「帯電装置」又は「帯電ユニット」という。)311Yと、帯電分布の変化により感光体ドラム310Y上に形成された静電潜像をトナー像に現像化する現像装置(「現像ユニット」ともいう。)312Yと、トナー像の記録媒体又は転写装置などへの転写後などにおいて、感光体ドラム310Yの表面に残留するトナーを除去するクリーナユニット313Yと、を備えている。なお、潜像は任意のものであり、また、転写が行われなくても、次の画像形成に備えて、トナーの除去は行われる。
感光体ドラム310Yは、略円筒状に形成されており、不図示の駆動手段により軸線周りに回転駆動可能に支持されている。また、感光体ドラム310Yは、導電性基体と、導電性基体の表面に形成される感光層と、を有している。導電性基体は、円筒状、円柱状、薄膜状などの形状をとることができ、第1実施形態においては、円筒状に形成されている。感光層は、電荷発生物質を有する電荷発生層と、電荷輸送物質を有する電荷輸送層と、を積層することにより形成されており、電荷発生層と電荷輸送層との間に下引き層を設けるのが好ましい。帯電装置311Yは、感光体ドラム310Yの表面を臨み、感光体ドラム310Yの長手方向に沿って配設されている。なお、帯電装置311Yについては、後に詳しく説明する。
現像装置312Yは、感光体ドラム310Yの回転方向における帯電装置311Yの下流側において、感光体ドラム310Yの表面を臨むように配設されており、感光体ドラム310Yの表面に形成される静電潜像をトナーで現像する現像装置本体314Yと、現像装置本体314Yにトナーを供給するトナーカートリッジ315Yと、を備えている。トナーカートリッジ315Yは、現像装置本体314Yに着脱可能に構成されており、収容されたトナーが無くなると、現像装置本体314Yから取り外して、交換することができるようになっている。クリーナユニット313Yは、感光体ドラム310Yの回転方向における現像装置312Yの下流側に配設されている。
露光装置32は、レーザ光を出射する光源320と、レーザ光を感光体ドラム310Y〜310Bの表面に導く複数のミラー321等と、を備えている。
転写部33は、感光体ドラム310Y〜310Bに形成されたトナー像を担持する一次転写ベルト330と、感光体ドラム310Y〜310Bに形成されたトナー像を一次転写ベルト330に一次転写する一次転写ローラ331Y〜331Bと、一次転写ベルト330が担持するトナー像をシートに二次転写する二次転写ローラ332と、一次転写ベルト330に残留するトナーを除去するクリーナユニット333と、を備えている。一次転写ベルト330は、駆動ローラ334及び従動ローラ335に掛け渡されており、一次転写ローラ331Y〜331Bによって、感光体ドラム310Y〜310Bに押し付けられている。二次転写ローラ332は、駆動ローラ334とで一次転写ベルト330をニップしており、ニップ部Nで一次転写ベルト330が担持するトナー像をシートに転写する。
定着部34は、シートを加熱する加熱ローラ340と、加熱ローラ340に圧接する加圧ローラ341と、を備えている。シート排出部40は、排出ローラ対41を備えており、排出ローラ対41は、正逆回転可能な排出ローラ42と、排出ローラ42に従動回転する従動ローラ43と、を備えている。
図2に示すように、制御部50は、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及びシート排出部40を駆動制御するCPU50aと、各種プログラムや各種情報等を記憶するメモリ50bと、を備えている。制御部50は、これらを用いてシート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及びシート排出部40の動作を統合して制御し、シートに画像を形成させる。
次に、上述のように構成されたプリンタ100による画像形成動作(制御部50による画像形成制御)について説明する。第1実施形態においては、外部PCから入力された画像情報に基づいて、給送シート積載部11に積載されたシートSに画像を形成する画像形成動作を用いて説明する。
外部PCからプリンタ100に画像情報が入力されると、入力された画像情報に基づいて、露光装置32が感光体ドラム310Y〜310Bに向けてレーザ光を照射する。このとき感光体ドラム310Y〜310Bは、帯電装置311Y〜311Bにより予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光体ドラム310Y〜310B上に静電潜像が形成される。その後、現像装置312Y〜312Bにより静電潜像が現像され、感光体ドラム310Y〜310B上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(B)のトナー像が形成される。感光体ドラム310Y〜310B上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ331Y〜331Bにより、矢印A方向に回転する一次転写ベルト330に順次重畳転写され、重畳転写されたトナー像(フルカラーのトナー像)は、一次転写ベルト330によりニップ部Nまで搬送される。
上述の画像形成動作に並行して、給送シート積載部11に積載されたシートが、分離給送部12により1枚ずつシート搬送路102に給送される。そして、シート搬送路102の下流にあるレジストローラ対103で、斜行が補正されると共に所定の搬送タイミングでニップ部Nに搬送され、ニップ部Nで一次転写ベルト330上のトナー像が転写される。トナー像が転写されたシートは、定着部34で加熱及び加圧されることでトナー像が溶融定着され、排出ローラ対41により機外に排出される。機外に排出されたシートは、プリンタ本体101の上面に設けられた排出シート積載部104に積載される。
なお、シートの両面(第1面及び第2面)に画像を形成する場合には、第1面(表面)に画像が形成されたシートが排出シート積載部104に排出される前に、排出ローラ42を逆回転させてシートを両面搬送路105に搬送し、両面搬送路105を介して画像形成部30に再搬送する。そして、第1面と同様に、第2面(裏面)に画像を形成し、機外に排出する。
次に、本発明の第1実施形態による帯電装置の詳細についての説明をする。帯電装置は、4色に対応して、帯電装置311Y、311M、311C及び311Kを含むが、ここでは、代表的に帯電装置311Yを帯電装置311として説明する。
図3を参照すると、第1実施形態による帯電装置311には、ノコ歯の形状を有する放電電極410が備わる。放電電極410は、帯電装置411の長手方向に沿って伸びる本体部410−1と本体部410−1の上端面に長手方向に沿って並べられた複数の突起部410−2とを有するような鋸歯状に形成されている。そして、図示しない電源部により放電電極410に高電圧が印加されると、複数の突起部410−2のうちの少なくとも一部を少なくとも一部の放電経路とするコロナ放電が発生する。コロナ放電により複数の突起部410−2から放出された電子などの荷電粒子は感光体ドラムの表面に付着し、これにより、感光体ドラムの表面は帯電することになる。この意味で、コロナ放電を行う本装置を、放電装置と称することもできるが、帯電装置311と称している。
なお、帯電装置311には、図4、図5、図6に示すように、グリッド電極408、遮蔽用ケース板406、遮蔽用ケース板421も備わり、これらにより、放電電極410と感光体ドラムの表面との間の電界分布が調整され、この調整により感光体ドラムの表面は一様に帯電することができるようになる。これらの図にはグリッド電極408の枠しか示していないが、実際には、グリッド電極408は、例えば、グリッド上、グリル状、網目状等となっている。
図3及び図4などに示すように、放電電極410は、第1放電電極保持部401及び第2放電電極保持部402により、長手方向に亘り全長が保持されている。
図3、図4及び図7を参照すると、多段筒状のMCクリーナ本体405の外周部に円筒状のMCクリーナゴム423が取り付けられていて、これらの双方でローラ状のMCクリーナ424を構成する。ここで、図7に示すように、MCクリーナ本体405は、MCクリーナ軸部405−1及びMCクリーナホイール部405−2とを含む。MCクリーナ424は、長い棒状のMCクリーナ棒403の先端部付近に自転可能に取り付けられている。具体的には、図8に示すように、MCクリーナ棒403の先端部付近には、一対の軸受け511が形成されていて、図9に示すように、一対の軸受け511に、MCクリーナ軸部405−1の両端部が自転可能に挿入されている。MCクリーナ棒403は、MCクリーナ424を保持するためのクリーナホルダとして機能する。
図3、図4及び図7などに示すように、MCクリーナ424のMCクリーナゴム423が、放電電極410の突起部410−2と干渉するように構成されていて、MCクリーナゴム423には、直近の1又は複数の突起部410−2が突き刺さる(図10、図11参照)。
図12、図13及び図14示すように、MCクリーナ棒403の全長は、帯電装置311の全長にグリップ部の長さを追加した程度の長さであり、帯電装置311の一端側(前端側)にある中空の入口枠部505を入り口として、帯電装置311の他端(奥端)に達するまで挿入することができる。ここで、入り口枠部505とMCクリーナ棒403は、スライドレールを構成することになる。図13は、MCクリーナ棒403のグリップ部以外の約半分が帯電装置311に挿入されている状態を示している。図14は、MCクリーナ棒403のグリップ部以外の約80%が帯電装置311に挿入されている状態を示している。図12は、MCクリーナ棒403のグリップ部以外の全部が帯電装置311に挿入されている状態を示している。後述するように、MCクリーナ棒403の進行方向で見て、左右両側には、移動側レール602、604が形成されていて、第1放電電極保持部401及び第2放電電極保持部402には、各々、固定側レール601、603が形成されている。MCクリーナ棒403の進行方向で見て左側に形成されている第1移動側レール602と第1放電電極保持部401に形成されている第1固定側レール601は、第1のスライドレールを構成する。同様に、MCクリーナ棒403の進行方向で見て右側に形成されている第2移動側レール604と第2放電電極保持部402に形成されている第2固定側レール603は、第2のスライドレールを構成する。MCクリーナ棒403は、第1のスライドレール及び第2のスライドレールを用いることにより、帯電装置311を長手方向に沿って、抜き差しされることが可能となっている。
MCクリーナゴム423に、直近の1又は複数の突起部410−2が突き刺さることを既に説明したが、例えば、ユーザがMCクリーナ棒のグリップを掴んで、MCクリーナ棒403を入口枠部505に挿入してから、帯電装置311の奥まで進めると、MCクリーナゴム423に複数の突起部410−2が次々と刺さりながら、MCクリーナ424が自転しつつ帯電装置311の奥まで進むことになる。MCクリーナゴム423に突起部410−2が刺さることにより、突起部410−2に付着していた汚染物は、これから取り除かれ、MCクリーナゴム423から突起部410−2が抜けた時には、突起部410−2は、汚染物が無くなり、クリーニングされた状態となる。
次に、上述したスライドレールについて、より詳細な説明をする。
図15は、スライドレールの構成を説明するための模式図であり、帯電装置311に挿入されつつあるMCクリーナ棒403を挿入先の方向から挿入元の方向を見た場合の模式的な断面図である。従って、図15の右側が進行方向左側であり、左側が進行方向右側である。
図8を参照すると、一対の移動側レール602、604は、一対のガイドの形状を有する。図15を参照すると、第1放電電極保持部401に備わる第1固定側レール601は、上側部601−1、外側部601−2、下側部601−3及び内側部601−4を含む。図15では、これらの4つの部分は一体化されているように見えるが、実際には、一部のみが一体化されている。具体的には、上側部601−1及び外側部601−2は一体化されているが、図2、図14、図16、図17及び図18に示すように、帯電装置311の長手方向に沿って、離散的に複数配置される。内側部601−4は、図3、図18及び図19に示すように、帯電装置311の長手方向に沿って、上側部601−1及び外側部601−2と同期するように、離散的に複数配置される。
外側部601−2と内側部601−4は、ガイド状の第1移動側レール602を左右方向に殆ど隙間なく挟み、これにより、第1移動側レール602の左右方向の位置が殆ど遊びなしに規制される。つまり、第1移動側レール602は、第1固定側レール601の外側部601−2と内側部601−4との間をこれらと摺動しながら進行することになる。従って、MCクリーナ棒403の長手方向の軸についてのローリングが防止される。
下側部601−3も、長手方向に沿って連続的又は離散的に配設される。上側部601−1と下側部601−3は、ガイド状の第1移動側レール602を上下方向に隙間が空くようにして挟み、これにより、第1固定側レール601の上側部601−1と下側部601−3により、第1移動側レール602の上下方向の位置が遊びをもって規制される。
図20に示すように、第2放電電極保持部402に形成された第2固定側レール603により、第2移動側レール604は、帯電装置311に挿入されつつあるMCクリーナ棒を挿入先の方向から挿入元の方向を見た場合の右端位置が規制され、また、上下方向の位置が遊びをもって規制される。
従って、MCクリーナ棒403は、左右方向では、殆ど遊びなく位置が規制され、上下方向では範囲をもって位置が規制される。
ところで、上述したように、MCクリーナゴム423には、直近の1又は複数の突起部410−2が突き刺さる。従って、MCクリーナ棒403は、突起部410−2により上方に突き上げられることになるが、特に図15に示す符号を参照すると、第1放電電極保持部401に形成された第1固定側レール601の上側部601−1の下面に、MCクリーナ棒403に形成された第1移動側レール602の上面が突き当り、また、第2放電電極保持部402に形成された第2固定側レール603の下面に、MCクリーナ棒403に形成された第2移動側レール604の下側部604−3の上面が突き当たり、これらの2つの突き当りのために、MCクリーナ棒403は、所定高さよりも上方に移動しない。従って、強制的に所定の深さまでMCクリーナゴム423に突起部410−2が突き刺さることになる。また、左右共に所定高さにおいてMCクリーナ棒403の高さが規制されることになるので、上端の突き当り位置において、MCクリーナ棒403の長手方向の軸についてのローリングが防止される。
次に、本発明の第1実施形態による隆起部を含む構成についての説明をする。
図21及び図22で見て放電電極410の左端に隣接する部分(つまり、挿入されつつあるMCクリーナ棒403が放電電極410に到達する直前の部分)に隆起部509が配設されている。図22などでは、隆起部509は、第2固定側レール603の上面の高さを調整することにより形成されているが、第2固定側レール603の上面に取り付けるようなものであってもよい。図7、図9、図18、図21及び図22などに示すように、MCクリーナ棒403の先端部が帯電装置311の放電電極410の前端側(図21で見て左側)の端部に達するまでは、MCクリーナ棒403の先端付近に配設された軸受け511にMCクリーナ軸部405−1が通されたMCクリーナ424のMCクリーナゴム423が、第2放電電極保持部402の上面(第2固定側レール603の上面ともなっている面)に接触することにより、MCクリーナ424は自転しつつその面の上を進行する。そして、隆起部509の付近では、この上面が上方に隆起している。図21に示すように、MCクリーナ424は、この隆起に従って上昇しながら、放電電極410に到達する。
仮に、隆起部509がないならば、MCクリーナ424は、放電電極410の先頭にある1又は複数の突起部410−2の根本付近を直撃してしまい、これにより、直撃を受けた突起部410−2が損傷したり、早期に劣化したりしてしまう。また、先頭付近の突起部410−2が損傷したり、早期に劣化してしまうと、それらが無いのと同様な状況となり、従って、MCクリーナ棒403の進行方向で見てその後方(図21で見て右側)に続く突起部410−2が同様にMCクリーナ424の直撃を受けて、損傷したり、早期に劣化してしまうことが連鎖的に生じてしまうおそれが生じる。
これに対して、第1実施形態では、隆起部509があるため、MCクリーナ424は、放電電極410の先頭にある1又は複数の突起部410−2の先端付近(すなわち、上端付近)のみしか当たらないため、突起部410−2が損傷したり、早期に劣化したりしてしまうことを回避することができる。隆起部509−1の高さ、傾斜角度及び/又はその分布を次のように調整して形成しておく。すなわち、放電電極410の長手方向の中央部において、MCクリーナ424と突起部410−2との間で維持される高さ方向の位置関係と同様な位置関係をもって、MCクリーナ424が、入り口付近にある突起部410−2に到達することができるように、隆起部509−1の高さ、傾斜角度及び/又はその分布を調整して形成しておく。例えば、隆起部509−1を、なだらかに変化する(例えば、S字状に傾斜角度が変化する)スロープ状に形成する。
従って、図21及び図22で見て放電電極410の左端に隣接する部分(つまり、挿入されつつあるMCクリーナ棒403が放電電極410に到達する直前の部分)のみに隆起部509−1を配設するだけで、放電電極410をクリーニングする際に、放電電極410に備わる複数の突起部410−2の全体を保護することが可能となる。
また、MCクリーナ424は、末尾部にある突起部410−2まで掃除をしたならば、本殿電極410を通り越して、その先まで進む場合がある。その場合には、MCクリーナ424を入り口まで戻す際に、末尾部付近にある突起部410−2が損傷したり、早期に劣化してしまうことを避けるために、図23及び図24に示すように、放電電極410の右端に隣接する部分(つまり、引き抜かれつつあるMCクリーナ棒403が放電電極410に戻る直前の部分)に隆起部509−1と同様な隆起部509−2を配設する。
なお、図25に示すように、固定側レール601の上側部601−1の下面の高さは、長手方向の位置に依らずに、一定であってもよいが、隆起部509−1によるMCクリーナ棒403の上下動に合わせて、調整してもよい。つまり、隆起部509−1が存在する長手方向の位置では、MCクリーナ棒403の位置が高くなる可能性があり、また、隆起部509−1と固定側レール601の上側部601−1の下面との間にMCクリーナ424が挟まれてしまうことを完全に回避する必要があるため、固定側レール601の上側部601−1の下面の高さを若干高めに設け、それ以外の部分では、MCクリーナゴム423への突起部410−2の挿入の程度を考慮しつつそれよりも低い高さに決めてもよい。
また、図12に示すように、MCクリーナ棒403の先端部は、上述したような機構により、進行方向に向かって左右方向の位置及び上下方向の位置又はその範囲が決められる。そして、MCクリーナ棒403が入口枠部505により囲まれている部分においては、この入口枠部505によりMCクリーナ棒403の進行方向に向かって左右方向の位置及び上下方向の位置又はそれらの範囲が決められる。従って。MCクリーナ棒403の進行方向を基準として見た場合、MCクリーナ棒403のヨーイング及びピッチングを回避することができる。
なお、図4及び図7には、リードスクリューのネジ軸が示され、また、図24の左端部には、動力伝達用の軸が示されている。動力伝達用の軸が動力により回転すると、ギア(不図示)などを介してネジ軸も回転し、これによりリードスクリューのナット(不図示)が長手方向に移動する。このナットにMCクリーナ棒403を結合することにより、動力により、MCクリーナ棒403を長手方向に移動させ、放電電極の自動クリーニングを行うことも可能である。
<第2実施形態>
第1実施形態では、第2固定側レール603は、長手方向に連続的に配設されているが、第1固定側レール601は、長手方向に離散的に配設されているとした。
これに対して、第2実施形態では、第1固定側レール601は、第2固定側レール603と同様に、長手方向に連続的に配設されている(図は省略する)。
このような構成にすることにより、第1固定側レール601及び第2固定側レール603にそれぞれ対応する移動側レール602及び移動側レール604の移動が一層安定し、従って、MCクリーナ棒403は、一層安定して長手方向に移動できるようになる。
<第3実施形態>
第1実施形態では、第1固定側レール601は、長手方向に離散的に配設されているが、第2固定側レール603は、長手方向に連続的に配設されているとした。
これに対して、第3実施形態では、第2固定側レール603は、第1固定側レール601と同様に、長手方向に離散的に配設されている(図は省略する)。
このような構成にすることにより、第1固定側レール601及び第2固定側レール603を、容易な製造工程でも精度よく形成することが可能となる。
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に利用することができる。
100 画像形成装置
30 画像形成部
31 (31Y〜31B) プロセスカートリッジ
310 感光体ドラム
311 帯電装置(帯電ユニット)
312 現像装置
313 クリーナユニット
401 第1放電電極保持部
402 第2放電電極保持部
403 MCクリーナ棒
405 MCクリーナ本体
405−1 MCクリーナ軸部
405−2 MCクリーナホイール部
410 放電電極
410−1 本体部(放電電極の一部)
410−2 突起部(放電電極の他の一部)
423 MCクリーナゴム
424 MCクリーナ
505 入口枠部
509−1、509−2 隆起部
511 軸受け(MCクリーナ軸部に対応)
601 第1固定側レール
602 第1移動側レール
603 第2固定側レール
604 第2移動側レール

Claims (17)

  1. 所定の方向に沿って並べられた複数の突起部を有し、これらの突起部の少なくとも一部から放電を行うための放電電極と、
    前記複数の突起部に含まれる少なくとも一部の突起部の掃除をするためのクリーナと、
    前記掃除を行うために、前記複数の突起部に含まれる少なくとも一部の突起部に前記クリーナが干渉するように前記クリーナを前記所定の方向に沿って搬送するためのクリーナ搬送機構と、
    前記クリーナが最初に到達する前記突起部付近での前記クリーナの高さを調整するためのクリーナ高さ調整機構と、
    を備えることを特徴とする帯電装置。
  2. 請求項1に記載の帯電装置であって、
    前記クリーナ高さ調整機構は、前記クリーナが最初に到達する前記突起部付近での前記クリーナの下端部の高さが、前記突起部の先端部付近の高さに近接するように構成されていることを特徴とする帯電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の帯電装置であって、
    前記クリーナ高さ調整機構は、前記クリーナが最初に到達する前記突起部の手前に配設された隆起部を含み、前記クリーナは、最初に到達する前記突起部の手前で前記隆起部に乗り上げることを特徴とする帯電装置。
  4. 請求項3に記載の帯電装置であって、
    前記隆起部は、スロープ状であることを特徴とする帯電装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の帯電装置であって、
    クリーナ高さ調整機構は、前記放電電極の両端付近又は片端付近に備わることを特徴とする帯電装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の帯電装置であって、
    前記クリーナ搬送機構は、
    前記クリーナが自転可能に取り付けられるクリーナホルダと、
    前記クリーナの高さを調整可能に前記クリーナホルダを支持しつつ、前記クリーナホルダを前記所定の方向に沿って搬送させるためのスライドレールと、
    を備えることを特徴とする帯電装置。
  7. 請求項6に記載の帯電装置であって、
    前記スライドレールの基準位置に対して、前記クリーナホルダの高さが、所定の範囲で調整可能となるように前記スライドレールが構成されていることを特徴とする帯電装置。
  8. 請求項6又は7に記載の帯電装置であって、
    前記スライドレールの基準位置に対して、前記クリーナホルダの前記所定の方向に向かって左右方向の位置が規制されるように前記スライドレールが構成されていることを特徴とする帯電装置。
  9. 請求項6乃至8の何れか1項に記載の帯電装置であって、
    前記クリーナホルダの前記所定の方向を軸方向としてみたときのローリングが防止されるように前記スライドレールが構成されていることを特徴とする帯電装置。
  10. 請求項6乃至9の何れか1項に記載の帯電装置であって、
    前記スライドレールは、
    第1スライドレールと第2スライドレールとを備え、
    前記第1スライドレールは、
    前記クリーナホルダに備わる第1移動側レールと、
    前記放電電極を保持するための放電電極保持部に備わる第1固定側レールとを備え、
    前記第2スライドレールは、
    前記クリーナホルダに備わる第2移動側レールと、
    前記放電電極保持部に備わる第2固定側レールとを備えることを特徴とする帯電装置。
  11. 請求項6乃至10の何れか1項に記載の帯電装置であって、
    前記クリーナホルダは、前記所定の方向に伸びる棒状のものであることを特徴とする帯電装置。
  12. 請求項11に記載の帯電装置であって、
    前記クリーナホルダの先端部付近に、前記クリーナが自転可能に取り付けられ、
    前記第1移動側レール及び前記第2移動側レールは、共に、前記クリーナホルダの先端部付近に形成されたガイド状のものであり、
    少なくとも前記第1固定側レールは、前記所定の方向に沿って離散的に複数形成され、
    離散的に複数形成された固定側レールにより、それに対応する移動側レールが誘導されることを特徴とする帯電装置。
  13. 請求項11に記載の帯電装置であって、
    前記クリーナホルダの先端部付近に、前記クリーナが自転可能に取り付けられ、
    前記第1移動側レール及び前記第2移動側レールは、共に、前記クリーナホルダの先端部付近に形成されたガイド状のものであり、
    少なくとも前記第2固定側レールは、前記所定の方向に沿って連続的に形成され、
    連続的に形成された固定側レールにより、それに対応する移動側レールが誘導されることを特徴とする帯電装置。
  14. 請求項11乃至13の何れか1項に記載の帯電装置であって、
    棒状の前記クリーナホルダを入り口で囲む枠部を更に備え、
    棒状の前記クリーナホルダ及びこれを入り口で囲む枠部とにより第3のスライドレールが形成され、
    前記クリーナホルダの前記搬送の方向を軸としてみたときのピッチング及びヨーイングが防止されるように第1のスライドレール及び前記第2のスライドレールのうちの少なくとも一方及び前記第3のスライドレールが構成されていることを特徴とする帯電装置。
  15. 像担持体としての感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを帯電させる帯電ユニットと、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像をトナー像に現像化する現像ユニットと、
    前記感光体ドラムの表面に残留するトナーを除去するクリーナユニットと、
    を備え、
    前記帯電ユニットとして、請求項1乃至14の何れか1項に記載の帯電装置が用いられていることを特徴とする画像形成ユニット。
  16. 像担持体としての感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを帯電させる帯電ユニットと、
    前記感光体ドラムに潜像を形成するための露光ユニットと、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像をトナー像に現像化する現像ユニットと、
    前記トナー像を記録媒体に形成するための手段と、
    前記感光体ドラムの表面に残留するトナーを除去するクリーナユニットと、
    を備え、
    前記帯電ユニットとして、請求項1乃至14の何れか1項に記載の帯電装置が用いられていることを特徴とする画像形成装置。
  17. 前記記録媒体を搬送するための搬送手段を更に備えることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
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