JP6036466B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、感光体ユニットおよび現像ユニットが、本体筐体に対して引き出し可能な引出筐体に設けられ、転写ベルト上に転写される各色のトナー像に関する検知を行うトナー像検知器が、本体筐体に差し込まれた状態の引出筐体に位置決めされる画像形成装置が開示されている。
特開2005−156619号公報
本発明は、装置本体から画像形成部と一体に引出可能な検知部の故障を抑制することを課題とする。
請求項1の発明は、装置本体に設けられた転写体と、前記装置本体から一体に引き出し可能に前記装置本体に設けられ、前記転写体に画像を形成する複数の画像形成部と、前記装置本体に設けられ、前記複数の画像形成部が前記転写体に形成した画像に関する情報を検知する検知部と、前記装置本体から前記複数の画像形成部と前記検知部とが一体に引き出される状態と、前記検知部を前記装置本体に残したまま前記装置本体から前記複数の画像形成部が引き出される状態と、に切り替える切替手段と、を備え、前記切替手段は、前記検知部を前記装置本体に対して固定する第1位置と、前記検知部を前記複数の画像形成部に対して固定する第2位置と、に付け替え可能な固定部材である。
請求項2の発明は、前記第1位置に位置する固定部材をその取り外し方向から見て覆う被覆位置から退避可能に当該被覆位置に設けられ、前記固定部材の取り外しを規制する規制部を備える。
請求項3の発明では、前記規制部は、前記検知部に設けられた配線に取り付けられ、前記被覆位置において前記装置本体に接続され、前記装置本体から取り外されることで前記被覆位置から退避する接続端子である。
本発明の請求項1の構成によれば、常に検知部が画像形成部と一体に引き出される場合に比べ、検知部の故障を抑制できる。
本発明の請求項1の構成によれば、第1位置と第2位置とに付け替えできない構成に比べ、部品点数の増加を抑制できる。
本発明の請求項2の構成によれば、本構成における規制部を有さない場合に比べ、検知部が不用意に引き出されることが抑制される。
本発明の請求項3の構成によれば、検知部の装置本体からの引き出しにより配線が切断されることが抑制される。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 図1に示す画像形成装置の中間転写ベルト及びその周辺の構成を示す部分構成図である。 図1に示す画像形成装置の画像記録部のフレーム及び引出筐体を示す斜視図である。 図3に示すフレーム及び引出筐体の底面図である。 図4に示す構成において、センサユニットと画像形成ユニットとが装置本体に収納された状態を示す底面図である。 図4に示す構成において、センサユニットと画像形成ユニットとが一体に装置本体から引き出された状態を示す底面図である。 センサユニットの前端部及びその周辺を示す斜視図である。 センサユニットの前端部及びその周辺を示す正面図である。 センサユニットを示す斜視図である。 センサユニットの前端部及びその周辺を示す平断面図である。 センサユニットの前端部及びその周辺を示す平断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る画像形成装置の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。
画像形成装置10は、記録媒体の一例としての記録用紙PAが収容される用紙収容部12と、用紙収容部12の上に設けられ用紙収容部12から供給される記録用紙PAに画像を記録(形成)する画像記録部14と、画像記録部14の上に設けられ読取原稿(図示省略)を読み取る原稿読取部16と、画像記録部14内に設けられ画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、を含んで構成されている。なお、以下では、説明の便宜上、画像形成装置10を正面視したときの手前側を前方とし、奥側を後方とし、右側を右方向とし、左側を左方向として説明する。なお、これらの方向によって、画像形成装置10の前後方向、左右方向が規定されるものではない。
用紙収容部12は、サイズの異なる記録用紙PAが収容される第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26が設けられている。第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26には、収容された記録用紙PAを画像形成装置10内に設けられた搬送路28に送り出す送り出しロール32が設けられている。そして、搬送路28における送り出しロール32よりも下流側には、記録用紙PAを搬送するそれぞれ一対の搬送ロール34及び搬送ロール36が設けられている。また、搬送路28における記録用紙PAの搬送方向で搬送ロール36よりも下流側には、記録用紙PAを一旦停止させるとともに、決められたタイミングで後述する二次転写位置へ送り出す位置合せロール38が設けられている。
搬送路28の上流側部分(搬送ロール36が設けられている部位)は、画像形成装置10の正面視において、上方に向けて用紙収容部12の左側から画像記録部14の左側下部まで直線状に設けられている。また、搬送路28の下流側部分は、画像記録部14の左側下部から画像記録部14の右側面に設けられた排紙部18まで設けられている。さらに、搬送路28には、記録用紙PAの両面に画像形成を行うために記録用紙PAが搬送及び反転される両面搬送路29が接続されている。
両面搬送路29は、画像形成装置10の正面視において、画像記録部14の右側下部から用紙収容部12の右側まで下方へ直線状に設けられた第1反転路33と、第1反転路33に搬送された記録用紙PAの後端が進入するとともに左方向に記録用紙PAを搬送する第2反転路35と、搬送路28、第1反転路33、及び第2反転路35の切り替えを行う切替部材(図示省略)と、を有している。そして、第1反転路33には、一対の搬送ロール42が間隔をあけて複数箇所に設けられており、第2反転路35には、一対の搬送ロール44が間隔をあけて複数箇所に設けられている。
なお、第2反転路35の下流側端部は、搬送路28の上流側部分にある複数の搬送ロール36のうち、一番下流側にある搬送ロール36の手前側(上流側)に案内部材(図示省略)により接続されている。
原稿読取部16は、読取原稿を1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置52と、原稿搬送装置52の下側に配置され読取原稿が載せられるプラテンガラス54と、原稿搬送装置52によって搬送された読取原稿又はプラテンガラス54に載せられた読取原稿を読み取る原稿読取装置56とが設けられている。
一方、画像記録部14には、現像剤像(トナー画像)を形成する画像形成ユニット60と、矢印A方向に回転(周回移動)可能に設けられ外周にトナー画像を保持する中間転写ベルト62(転写体の一例)と、画像形成ユニット60で形成されたトナー画像を中間転写ベルト62へ一次転写させる複数(4つ)の一次転写ロール64と、中間転写ベルト62上のトナー画像を記録用紙PAに二次転写させる1本の二次転写ロール66と、が設けられている。
図2に示すように、画像形成ユニット60は、一例として、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色のトナー画像が形成される複数の画像形成ユニット60Y、60M、60C、60K(画像形成部の一例)で構成されている。なお、画像形成ユニット60Y、60M、60C、60K(以下、60Y〜60Kと示す)は、トナーの色が異なるだけで基本構成は同じである。このため、画像形成ユニット60Kについて説明し、他の画像形成ユニット60Y、60M、60Cについては符号の図示及び説明を省略する。
画像形成ユニット60Kは、外周面に静電潜像及びトナー画像を保持する画像保持体としての感光体72と、感光体72の外周面を帯電する帯電ユニット74と、帯電された感光体72の外周面を露光し感光体72上に静電潜像を形成する露光装置76と、感光体72上に形成された静電潜像を黒色(K色)トナーで現像してトナー画像を形成する現像装置70と、一次転写後の感光体72の外周面を清掃するクリーニングユニット78と、を含んで構成されている。
感光体72は、円筒状であり、中間転写ベルト62の幅方向を軸方向として中間転写ベルト62と対向配置され、駆動手段(図示省略)によって矢印R方向(周方向であり図示の時計回り方向)に回転可能に装置本体10Aに支持されている。また、帯電ユニット74は、一例として、スコロトロン方式の帯電器であり、放電によって感光体72の外周面をトナーの帯電極性と同じ極性(一例としてマイナス極性)で帯電させる。
露光装置76は、半導体レーザ及びf−θレンズ(図示省略)、ポリゴンミラー76A、結像レンズ(図示省略)、及び複数のミラー76Bを有している。そして、露光装置76は、K色(ブラック色)の画像情報に基づき半導体レーザから出射されたレーザ光Bを、ポリゴンミラー76Aで偏向走査し、帯電ユニット74により帯電された感光体72の外周面に照射(露光)して静電潜像を形成するようになっている。なお、露光装置76は、レーザ光をポリゴンミラーで偏向走査する方式に限らず、LED(Light Emitting Diode)方式であってもよい。
クリーニングユニット78は、感光体72と軸方向を揃えたクリーニングロール78Aを有している。そして、クリーニングロール78Aは、感光体72の外周面に接触しながら回転することで、一次転写後に感光体72の外周面に残留しているトナーや埃などを回収する。
中間転写ベルト62は、一例として、ポリイミド樹脂を主成分としており、無端状に形成されている。また、中間転写ベルト62の内側には、矢印A方向の上流側から下流側へ向けて、中間転写ベルト62を移動させる駆動ロール61と、電圧が印加されるとともに感光体72(接地)との電位差でトナー画像を中間転写ベルト62へ一次転写する一次転写ロール64と、中間転写ベルト62を内側から支持する支持ロール63と、中間転写ベルト62に張力を付与する張力付与ロール65と、中間転写ベルト62の二次転写位置の内側に配置され二次転写ロール66の対向電極となる対向ロール67と、支持ロール69とが、それぞれ図示の反時計回り方向に回転可能に設けられている。
そして、中間転写ベルト62は、駆動ロール61、4本の一次転写ロール64、支持ロール63、張力付与ロール65、対向ロール67、及び支持ロール69に巻き掛けられて支持されており、駆動ロール61がモータを含む駆動手段(図示省略)によって回転駆動されることで、矢印A方向に周回移動するようになっている。
一次転写ロール64は、ベアリング(図示省略)により両端部が回転可能に支持され、外周面が中間転写ベルト62の内周面と接触している。また、一次転写ロール64は、中間転写ベルト62に転写されるトナー画像の極性とは逆の極性(プラス極性)の電圧が芯金(図示省略)に印加されている。ここで、各感光体72が接地されており、各感光体72の電位と各一次転写ロール64の電位との間に電位差が生じている。この電位差で形成される電界の作用により、感光体72の外周面に保持されているトナー画像が、一次転写位置QAで中間転写ベルト62に一次転写される。
中間転写ベルト62の外側(支持ロール63側とは反対側)には、画像形成ユニット60Y〜60Kが中間転写ベルト62に形成したトナー画像に関する情報を検知する検知センサ98(検知部の一例)を有するセンサユニット90が設けられている。検知センサ98としては、中間転写ベルト62上に形成された各色のトナー画像の位置情報を検知する位置センサが用いられる。この位置センサによって、各色のトナー画像の位置情報を検知することで、各色のトナー画像の位置ずれや中間転写ベルト62の速度を検出するようになっている。
なお、検知センサ98としては、例えば、各色のトナー画像の濃度情報を検知する濃度センサ、や各色のトナー画像が形成される際の温度情報および湿度情報を検知する温湿度センサであってもよい。検知センサ98は、制御部20に接続されており、検知センサ98の検知結果が制御部20に送られるようになっている。
制御部20は、検知センサ98から送られた検知結果に基づいて、画像形成ユニット60Y〜60Kの各部の動作を制御し、各色のトナー画像の位置ずれや濃度ムラを補正するようになっている。
また、中間転写ベルト62の外側(駆動ロール61側とは反対側)には、中間転写ベルト62と接触して表面をクリーニングするベルトクリーナ71が設けられている。そして、中間転写ベルト62を挟んで対向ロール67側とは反対側には、中間転写ベルト62上のトナー画像を記録用紙PAに二次転写する既述の二次転写ロール66が設けられている。
二次転写ロール66は、円柱状の芯金(図示省略)の周囲に発泡弾性層を被覆した構成となっている。そして、この芯金は接地されており、二次転写ロール66の電位と対向ロール67の電位との間に電位差が生じている。この電位差で形成される電界の作用により、中間転写ベルト62上のトナー画像が、二次転写位置QBで記録用紙PAに二次転写される。
一方、搬送路28における二次転写位置QBよりも下流側には、記録用紙PAを下流側へ搬送する搬送ユニット79が設けられている。搬送ユニット79は、回転可能に設けられた搬送ロール79A、79Bと、搬送ロール79A、79Bに巻き掛けられた無端状の搬送ベルト79Cと、を含んで構成されている。そして、搬送ユニット79は、搬送ロール79Bがモータを含む駆動手段(図示省略)により回転駆動されることで、搬送ベルト79Cを周回移動させるようになっている。また、搬送路28における搬送ユニット79よりも下流側には、定着装置80が設けられている。
定着装置80は、記録用紙PAのトナー画像面側に配置され内部に熱源(一例としてハロゲンヒータ(図示省略))を有する定着ロール82と、定着ロール82に向けて記録用紙PAを加圧する加圧ロール84と、を有している。そして、定着装置80では、記録用紙PAが定着ロール82と加圧ロール84との接触部(ニップ部)に進入して加熱及び加圧されることで、トナー画像が記録用紙PAに定着される。
図1に示すように、搬送路28における定着装置80よりも下流側には、トナー画像が定着された記録用紙PAを排紙部18へ搬送する複数の搬送ロール86が設けられている。また、画像記録部14における画像形成ユニット60Y〜60Kよりも上側には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナーを収容するトナーカートリッジ88Y、88M、88C、88Kが交換可能に設けられている。そして、トナーカートリッジ88Y、88M、88C、88Kは、各トナー色に合わせて各現像装置70(図2参照)に接続されており、各色のトナーを各現像装置70に送り込むようになっている。
次に、画像形成装置10における画像形成工程について説明する。
図2に示すように、画像形成装置10が作動すると、画像処理装置(図示省略)又は外部から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像データが露光装置76に順次出力される。
続いて、露光装置76から画像データに応じて出射された光が、帯電ユニット74により帯電された感光体72の外周面を露光する。そして、感光体72の外周面には、各色の画像データに対応した静電潜像が形成される。さらに、感光体72の外周面に形成された静電潜像は、現像装置70によって各色のトナー画像として現像される。そして、感光体72の外周面の各色のトナー画像は、一次転写ロール64によって中間転写ベルト62に一次転写(多重転写)される。
一方、一例として、第3収容部26から送り出され、搬送路28を搬送されてきた記録用紙PAは、位置合わせロール38により、中間転写ベルト62への各トナー画像の多重転写とタイミングを合わせて二次転写位置QBに搬送される。そして、中間転写ベルト62上に多重転写されたトナー画像は、二次転写位置QBに搬送されてきた記録用紙PA上に二次転写ロール66によって二次転写される。
続いて、トナー画像が転写された記録用紙PAは、定着装置80に向けて矢印C方向(図示の右方向)に搬送される。そして、定着装置80では、トナー画像が定着ロール82及び加圧ロール84によって加熱、加圧されて記録用紙PAに定着される。さらに、トナー画像が定着された記録用紙PAは、一例として排紙部15(図1参照)に排出される。
なお、図1に示すように、記録用紙PAの両面に画像を形成する場合は、定着装置80で表面に画像定着を行った後、記録用紙PAを両面搬送路29に送り込むことで、記録用紙PAの先端と後端を入れ替える。そして、再度、記録用紙PAを搬送路28に送り込んで、記録用紙PAの裏面の画像形成及び定着を行う。
(引出構造100)
次に、画像形成ユニット60Y〜60K及びセンサユニット90を装置本体10Aから引き出すための引出構造100について説明する。図3〜図11は、引出構造100を示す図である。なお、図3では、装置本体10Aにおける画像記録部14(図1参照)のフレームを示しており、原稿読取部16及び用紙収容部12を省略している。
引出構造100は、図3に示されるように、装置本体10Aから前方へ引き出し可能に設けられた引出筐体110を備えている。引出筐体110は、装置前方側に配置された前方プレート112と、前方プレート112に対する後方側に配置された後方プレート114と、前方プレート112及び後方プレート114の間でこれらの右端部及び左端部のそれぞれに架け渡された一対の側方プレート116、117と、を備えている。
この引出筐体110は、具体的には、下側から見た図4(底面図)に示されるように、一対の側方プレート116、117が装置本体10Aの前方側フレーム15の引出機構17に引き出し可能に支持されることで、装置本体10Aに収納された収納位置(図5参照)と、装置本体10Aから引き出された引出位置(図4及び図6参照)との間を、前後方向に移動可能となっている。
前方プレート112及び後方プレート114は、これらの間で、画像形成ユニット60Y〜60Kのそれぞれを支持している。これにより、画像形成ユニット60Y〜60Kが引出筐体110と共に一体に装置本体10Aから引き出し可能となっている。なお、図3では、画像形成ユニット60Y〜60Kのうち、画像形成ユニット60Yのみを図示している。
後方プレート114の右側部分及び左側部分には、図4に示されるように、後方に突出する一対の位置決め部122が設けられている。この一対の位置決め部122が、装置本体10Aの後方側フレーム13に形成された一対の位置決め孔124に差し込まれることで、収納位置(図5参照)における引出筐体110の後方プレート114(後方側部分)が装置本体10Aに対して位置決めされるようになっている。
また、前方プレート112の右側部分及び左側部分にも、後方プレート114と同様に、後方へ突出する一対の位置決め部126が設けられている。この一対の位置決め部126が、装置本体10Aの前方側フレーム15に形成された一対の位置決め孔128に差し込まれることで、収納位置(図5参照)における引出筐体110の前方プレート112(前方側部分)が装置本体10Aに対して位置決めされるようになっている。
引出筐体110は、側方プレート116と画像形成ユニット60Kとの間に、センサユニット90を収納する収容空間Kを有している。後方プレート114には、引出筐体110に対して抜き差しされるセンサユニット90を通過させるための通路118(切欠)が形成されている。
センサユニット90は、前後方向に長さを有しており、センサユニット90の長さ方向一端部(後端部)には、差込孔92が形成されている。なお、差込孔92は、図示はしないが、上下方向に沿って2つ配置されており、一対で構成されている。
一方、装置本体10Aの後方側フレーム13には、差込孔92に差し込まれる差込ピン132が、前方に突出している。差込ピン129も、図示はしないが、差込孔92に対応して、上下方向に沿って2つ配置されており、一対で構成されている。この一対の差込ピン129が一対の差込孔92に差し込まれることで、センサユニット90の長さ方向一端部(後端部)が装置本体10Aに対して支持されると共に位置決めされるようになっている。従って、センサユニット90が前方へ移動することにより、一対の差込ピン129が一対の差込孔92から抜き出て、装置本体10Aに対して支持されない非支持状態及び装置本体10Aに対して位置決めされていない非位置決め状態になる。
また、装置本体10Aの前方側フレーム15には、センサユニット90の長さ方向他端部(前端部)を支持する支持部材としてのブラケット130が設けられている。具体的には、図7及び図8に示されるように、ブラケット130は、センサユニット90を支持する支持部132と、取付部材としてのネジ140によって前方側フレーム15に取り外し可能に取り付けられる被取付部134と、支持部132と被取付部134とを連結する連結部136と、を有している。
被取付部134には、前方側フレーム15に形成されたネジ孔144にねじ込まれるネジ140が差し通される通し孔138が形成されている。この通し孔138に差し通されたネジ140がネジ孔144にねじ込まれることで、ブラケット130が装置本体10Aの前方側フレーム15に取り付けられるようになっている。これにより、センサユニット90がブラケット130を介して装置本体10Aの前方側フレーム15に固定されている。
また、ネジ孔144からネジ140を外すことで、ブラケット130は、装置本体10Aの前方側フレーム15から取り外されるようになっている。これにより、センサユニット90のブラケット130を介した装置本体10Aへの固定が解除されるようになっている。
ブラケット130の支持部132は、具体的には、センサユニット90に対してガタを有した状態でセンサユニット90を支持している。すなわち、センサユニット90の前端部は、ブラケット130に対して、予め定められた範囲で上下方向、左右方向へ移動可能に支持されている。なお、支持部132は、センサユニット90から脱落(分離)しないようになっている。
さらに、センサユニット90の前端部には、前方に突出する一対の位置決めピン94が、上下方向に沿って配置されている。一方、引出筐体110の前方プレート112には、一対の位置決めピン94のそれぞれが差し込まれる一対の位置決め孔150が、上下方向に沿って配置されている。
一対の位置決めピン94のそれぞれが一対の位置決め孔150に差し込まれることで、センサユニット90の前端部が、前述のように装置本体10Aの前方側フレーム15に位置決めされる引出筐体110の前方プレート112に対して、位置決めされるようになっている。すなわち、センサユニット90は、引出筐体110の前方プレート112を介して装置本体10Aの前方側フレーム15に位置決めされるようになっている。なお、前述のように、センサユニット90の前端部は、ブラケット130に対して予め定められた範囲で上下方向、左右方向へ移動可能であるので、センサユニット90の前端部がブラケット130によって位置が規制されず、位置決めピン94による位置決めが良好になされる。
また、センサユニット90の前端部には、ネジ140がねじ込み可能なネジ孔96が形成されている。また、引出筐体110の前方プレート112におけるネジ孔96に対向する位置には、ネジ孔96にねじ込まれるネジ140が差し通される通し孔142が形成されている。すなわち、ネジ140は、前方側フレーム15に形成されたネジ孔144(第1位置の一例)から、センサユニット90のネジ孔96(第2位置の一例)へ付け替え可能となっている。
本実施形態では、ネジ140がネジ孔144から外されることで、センサユニット90のブラケット130を介した装置本体10Aへの固定が解除され、ネジ140がセンサユニット90のネジ孔96にねじ込まれることで、センサユニット90が引出筐体110の前方プレート112に固定される。これにより、引出筐体110を装置本体10Aから引き出すと、センサユニット90及び画像形成ユニット60Y〜60Kが、引出筐体110と共に引き出される状態となる。すなわち、本実施形態では、ネジ140(切替手段の一例)の付け替えによって、装置本体10Aから画像形成ユニット60Y〜60K及びセンサユニット90が一体に引き出される状態(図6及び図11参照)と、センサユニット90を装置本体10Aに残したまま装置本体10Aから画像形成ユニット60Y〜60Kが引き出される状態(図4及び図10参照)と、に切り替え可能となっている。
さらに、センサユニット90の上部には、支持部材156に支持される被支持部97が、前方側及び後方側のそれぞれに設けられている。支持部材156は、引出筐体110に固定されている。支持部材156は、後方側フレーム13の差込ピン129がセンサユニット90の差込孔92から抜け出てセンサユニット90と引出筐体110とが一体に引き出された場合において、センサユニット90を支持するためのものである。センサユニット90の前端部は、位置決めピン94が前方プレート112に差し込まれて支持されるので、支持部材156としては、少なくとも、センサユニット90の後端部を支持すればよい。
センサユニット90の前端部には、検知センサ98と制御部20(センサユニット90の外部)と電気的に接続するための配線95が取り付けられている。配線95の先端部には、制御部20に電気的に接続されている接続部21(コネクタ)に接続される接続端子93(コネクタ)が設けられている。接続部21は、前方側フレーム15のネジ孔144の前方に配置されており、接続端子93は、接続部21に接続された状態において、ネジ孔144にねじ込まれたネジ140をネジ140の取り外し方向から見て覆うようになっている。すなわち、接続端子93は、ネジ孔144にねじ込まれたネジ140の頭部140A側を覆う被覆位置において、接続部21に接続されるようになっている。
このように、接続端子93がネジ孔144にねじ込まれたネジ140を覆うことで、ネジ140のネジ孔144からの取り外しが規制される。すなわち、接続端子93は、ネジ140のネジ孔144からの取り外しを規制する規制部として機能するようになっている。また、接続端子93は、接続部21から取り外されることで、被覆位置から退避するようになっている。
(本実施形態に係る作用)
次に、本実施形態に係る作用を説明する。
本実施形態では、図8(A)及び図10(A)(B)に示されるように、ネジ140は、初期位置において、装置本体10Aの前方側フレーム15のネジ孔144(図8(B)参照)にねじ込まれている。これにより、センサユニット90がブラケット130を介して装置本体10Aの前方側フレーム15に固定されている。
この状態において、図10(B)に示されるように、引出筐体110を装置本体10Aから引き出すと、図4に示されるように、センサユニット90が装置本体10Aに残り、画像形成ユニット60Y〜60Kが引出筐体110と共に引き出される。そして、装置本体10Aから引き出された画像形成ユニット60Y〜60Kに対して、メンテナンスや各部(部品)の交換などが行われる。
センサユニット90に対してメンテナンスや部品交換などを行う場合には、図7(A)(B)に示されるように、まず、接続端子93を接続部21から取り外す。これにより、接続端子93は、ネジ140を覆う被覆位置から退避する。
次に、図8(B)及び図11(A)(B)に示されるように、ネジ140をネジ孔144からネジ孔96(図8(A)参照)へ付け替える。これにより、センサユニット90のブラケット130を介した装置本体10Aへの固定が解除され、センサユニット90が引出筐体110の前方プレート112に固定される。この状態において、引出筐体110を装置本体10Aから引き出すと、図6に示されるように、センサユニット90及び画像形成ユニット60Y〜60Kが、引出筐体110と共に引き出される。
そして、センサユニット90が装置本体10Aから引き出された状態で、センサユニット90に対するメンテナンスがなされる。メンテナンスとしては、例えば、検知センサ98のセンサ面98A(図3及び図5参照)に付着したトナー等の汚れの払拭がある。また、検知センサ98の部品交換などにおいては、例えば、検知センサ98をセンサユニット90に対して固定するビス等の固定部材を取り外した後、センサユニット90に対して検知センサ98を後方側へ移動してから下方側へ取り出す。
このように、本実施形態では、センサユニット90を引き出す必要がある場合に、ネジ140を付け替えることで、センサユニット90が装置本体10Aから引き出されるため、常にセンサユニット90が画像形成ユニット60Y〜60Kと一体に引き出される場合に比べ、引出筐体110を引き出す際の振動や衝撃等が検知センサ98に作用せず、検知センサ98の故障が抑制される。
また、本実施形態では、センサユニット90は、画像形成ユニット60Y〜60Kと一体に引き出されるので、センサユニット90専用の引出機構を有する必要がなく、画像形成ユニット60Y〜60Kと引出機構を共通化することで、センサユニット90と画像形成ユニット60Y〜60Kが独立して別個に引き出される場合に比べ、装置構成の簡素化、部品点数の増加の抑制が図れる。
また、本実施形態では、ネジ140の付け替えによって、センサユニット90が画像形成ユニット60Y〜60Kと一体に引き出される状態と、センサユニット90が装置本体10Aに残したまま画像形成ユニット60Y〜60Kが引き出される状態と、が切り替えられるので、ネジ140の付け替えができずネジ孔144及びネジ孔96のそれぞれにネジを有する場合に比べ、部品点数の増加が抑制される。
また、本実施形態では、接続端子93を接続部21から取り外さないと、ネジ140をネジ孔144から外せないので、センサユニット90が不用意に引き出されることが抑制される。また、接続端子93が接続部21から取り外されてからセンサユニット90が引き出されることになるので、配線95が切断されることが抑制される。
(変形例)
上記実施形態では、固定部材として、ネジ140を用いたが、固定部材としては、これに限られず、ネジ140以外の固定部材を用いてもよい。
また、上記実施形態では、ネジ140をネジ孔144からネジ孔96へ付け替えるようになっていたが、これに限られず、ネジ孔144及びネジ孔96のそれぞれにネジを取り付けて、各ネジをネジ孔144及びネジ孔96のそれぞれに対して着脱するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、引出筐体110と共に、画像形成ユニット60Y〜60Kが引き出されていたが、少なくとも、画像形成ユニット60Y〜60Kの構成部分の一部が引き出されればよい。また、画像形成装置10における画像形成ユニット60Y〜60K以外の構成部分を含んで、引出筐体110と一体に引き出される構成であってもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成しても良い。
10 画像形成装置
10A 装置本体
60Y〜60K画像形成ユニット(画像形成部の一例)
62 中間転写ベルト(転写体の一例)
93 接続端子(規制部の一例)
98 検知センサ(検知部の一例)
140 ネジ(切替手段の一例、固定部材の一例)

Claims (3)

  1. 装置本体に設けられた転写体と、
    前記装置本体から一体に引き出し可能に前記装置本体に設けられ、前記転写体に画像を形成する複数の画像形成部と、
    前記装置本体に設けられ、前記複数の画像形成部が前記転写体に形成した画像に関する情報を検知する検知部と、
    前記装置本体から前記複数の画像形成部と前記検知部とが一体に引き出される状態と、前記検知部を前記装置本体に残したまま前記装置本体から前記複数の画像形成部が引き出される状態と、に切り替える切替手段と、
    を備え、
    前記切替手段は、
    前記検知部を前記装置本体に対して固定する第1位置と、前記検知部を前記複数の画像形成部に対して固定する第2位置と、に付け替え可能な固定部材である
    画像形成装置。
  2. 前記第1位置に位置する固定部材をその取り外し方向から見て覆う被覆位置から退避可能に当該被覆位置に設けられ、前記固定部材の取り外しを規制する規制部を備える請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記規制部は、
    前記検知部に設けられた配線に取り付けられ、前記被覆位置において前記装置本体に接続され、前記装置本体から取り外されることで前記被覆位置から退避する接続端子である請求項2に記載の画像形成装置。
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