JP2017047664A - 画像形成装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数枚の原稿を読み取ってから記録媒体に印刷する場合に、原稿の読み取り方法が異なっても読み取り後の印刷を迅速に開始できる画像形成装置を提供する。【解決手段】複数の読み取り方法で原稿を読み取ることが可能な読取部と、読取部により読み取られた原稿の画像を記録媒体に記録する記録部と、記録部のインク吐出面を覆うキャップと、記録部の記録動作が行われていない待機時間が所定の時間に達した場合に、インク吐出面をキャップによって覆うキャッピング動作を実行するキャッピング部と、読取部により原稿を読み取った後に記録部で記録を行う場合に、読取部による原稿の読み取り方法に応じて、所定の時間を第1の時間と、第1の時間よりも長い第2の時間とに切り替えて設定する制御部とを備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
一般的に記録ヘッドからインク滴を吐出して記録媒体上に画像を形成させる画像形成装置では、記録ヘッドの吐出面が空気中に放置されている状態が続くと、乾燥によるインクの固着等が起こる。この場合、記録ヘッドのノズルが目詰まりし、良好な吐出ができなくなることがある。一方、ユーザーが画像形成装置を利用する場合、印刷ジョブと次の印刷ジョブの間が開くケースは当然存在し、その間でのノズルの目詰まりが懸念される。そのような場合でも良好な吐出ができるように、印刷ジョブの間が短い場合は、吐出可能な状態を維持できる最低限の吐出(準備吐出)を周期的に行い、吐出可能な状態を維持する制御が一般的に知られている。
また、最低限の吐出とは言え、インクは消費するので、長時間その状態で待ち続けることは、ユーザーが本来印刷するためのインクを印刷以外で消費することとなり、ユーザーに対して不利益につながる可能性がある。そのため、印刷ジョブの間が長い場合などのように、ある程度の時間画像形成装置が利用されない状況では、記録ヘッドを専用のユニットで覆って大気から遮断し、乾燥を防ぐ制御(以後、キャップクローズ、またはキャッピングと呼ぶ)も一般的に知られている。例えば印刷ジョブと次の印刷ジョブの間で、キャップクローズ動作をするか否かを判断するためのタイマーキャッピング判定時間を画像形成装置内で保持する。そして、印刷ジョブが終了してから次の印刷ジョブを受信しない状態でタイマーキャッピング判定時間が経過すると、キャップクローズ動作を行う。
しかしながら、キャップクローズ動作では専用のユニットや、専用の部材を、モータ等の駆動源を利用して動作させる必要がある。また、次に印刷する際には記録ヘッドを覆う専用のユニットや部材をリリースする制御(以後キャップオープンと呼ぶ)も必要である。つまり、ユーザーが印刷したいときにキャップクローズ動作が始まってしまうと、本来印刷にかかる時間に加えて、キャップオープン動作、キャップクローズ動作、もしくはその一部の時間分だけ多く時間がかかるというデメリットが発生する。
そのような問題に鑑みて、特許文献1には次のような技術が提案されている。すなわち、画像形成装置内のバッファに印刷データがない場合はキャップクローズし、バッファ内に印刷データがある場合にはキャップクローズせずに、いつでも印刷処理を継続できるようにする。この提案により、印刷ジョブが終了した状態でタイマーキャッピング判定時間が経過しても、画像形成装置内のバッファに印刷データが入っていれば、キャップクローズ動作やキャップオープン動作に待たされることなく、印刷処理を行うことができる。しかしながら、例えばPC等の情報処理装置が印刷データを生成し、画像形成装置にその印刷データを送信して印刷するシステムにおいて、次に印刷ジョブがあるのにバッファ内に印刷データが入っていないケースとして、下記のような場合が想定される。
(1)印刷ジョブに基づく印刷データが大きく、印刷データを生成するのに時間を要する
(2)情報処理装置から画像形成装置への転送速度が遅い
(3)ユーザーが次の印刷ジョブの設定等に手間取り、印刷ジョブの実行指令が遅れる
このような場合、画像形成装置は、印刷ジョブのデータがバッファ内にないので、タイマーキャッピング判定時間の経過後にキャップクローズ動作を実施してしまう。例えば、このような場合に、キャップクローズ動作が始まったところでバッファ内に印刷データが検出されたとする。その場合には、キャップクローズ動作を完了後に再度キャップオープンしてから印刷を行うことになる。つまり、このような場合においては、本来印刷にかかる時間に加え、キャップクローズ動作、キャップオープン動作若しくはその一部の時間が多くかかるという問題が生じる。
このような問題に対して、特許文献2では、次のような提案がなされている。すなわち、キャップクローズ動作を実行するまでのタイマーキャッピング判定時間について、通常の第1のタイマーキャッピング判定時間と、通常より長い第2のタイマーキャッピング判定時間の2種類を持つ。そして、印刷が終了後、第1のタイマーキャッピング判定時間が経過するまでに次の印刷ジョブのデータか、次の印刷の可能性を示す情報を受信した場合は、タイマーキャッピング判定時間を、第2のタイマーキャッピング判定時間へ変更する。これにより、印刷データが画像形成装置内のバッファに入っていない状況でも、印刷を示す情報を受信できていれば、タイマーキャッピング判定時間が、長いタイマーキャッピング判定時間に変更される。その結果、次に印刷ジョブがある場合に、キャップクローズ動作や、キャップオープン動作が入ることなく印刷ジョブを実行できるケースを増やすことができる。
特開平11−320912号公報 特開2013−75396号公報
しかしながら、例えば複数枚の原稿を読み取ってから1枚にレイアウトして記録媒体に印刷するような場合に次のような問題が残る。すなわち、複数枚の原稿を読み取るには、原稿を読み取る方法として、自動原稿送り装置を用いて読み取る方法と、原稿台に原稿を固定して読み取る方法が考えられる。
ここで、4枚の原稿を読み取り、1枚の記録媒体にレイアウトして印刷(以後4in1コピーと記述)する場合について考える。まず、原稿台に原稿を固定して読み取る場合について説明する。ユーザーは原稿を1枚ずつ原稿台に載せて、読み取りキーを押すなどの操作により読み取りを開始させることを4ページ分繰り返す。このとき、それぞれのページの原稿をセットする際に、原稿の裏表やレイアウト時のページの順番、向きを確認する等の作業のための時間が発生する。そこで間違いに気付いた場合には、その修正作業のために更に大幅に時間を消費することになる。それに対して自動原稿送り装置を用いて4in1コピーを行う場合は、ユーザーは4ページ分の原稿を自動原稿送り装置にセットし、読み取りを開始するための操作を1回行うだけでよい。この時点でユーザーは、表裏の確認はもとより、ページの順番や向きの確認等を既に行っている。また、自動原稿送り装置では、一度読み取りが開始されると、自動的に且つ連続的に原稿の給紙、読み取りが実施されるため、ページ間でユーザーが介入することはない。つまり、通常は、4ページ分の原稿の読み取りが完了するまでにかかる時間は、自動原稿送り装置を用いる場合の方が、原稿を固定して読み取る場合よりも短い。また読み取りが完了するまでの時間のばらつきも、同様の理由で自動原稿送り装置を用いる場合の方が小さいと考えられる。
ここで、特許文献2に記載の技術を上記の4in1コピーの動作に応用することを考える。つまり、自動原稿送り装置からの原稿読み取り動作にかかる時間に合わせて第2のタイマーキャッピング判定時間を設定する。この方法により、ユーザーは自動原稿送り装置から読み取りを行う際の4in1コピーについてはキャップクローズ動作により待たされることはなくなる。しかし、原稿台に原稿を固定した状態で原稿を読み取って4in1コピーを行う場合には、原稿のセットに手間取ると、上記の第2のタイマーキャッピング判定時間が経過してしまい、キャップクローズ動作が入ってしまう。そのため、結果的には、キャップオープン動作やキャップクローズ動作の一部の時間が余計な待ち時間として入ることになり、印刷を迅速に行うことができない。これを避けるためには、第2のタイマーキャッピング判定時間を、原稿台に原稿を固定した状態で原稿を読み取る場合のユーザーの作業時間を加味して設定することが考えられる。しかし、このようにすると、自動原稿送り装置がエラー等で停止した場合などに、自動原稿送り装置に合わせた時間よりも長くキャップオープン状態を維持することになり、印刷以外で消費するインクの量が増えてしまう。
また、特許文献2に記載の技術では、一旦キャップクローズしてしまうと、次の印刷ジョブや、印刷する可能性の有る情報を受けても、タイマーキャッピング判定時間を変更しない。例えば原稿を読み取ってから印刷を行うような場合では、先行してキャップを開けると、原稿読み取りで時間がかかった場合にキャップクローズする可能性が残る。また、読み取り完了を待ってキャップオープンすると、キャップオープンにかかる時間だけ余分に待たされるという問題がある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数枚の原稿を読み取ってから記録媒体に印刷する場合に、原稿の読み取り方法が異なっても読み取り後の印刷を迅速に開始できる画像形成装置を提供することである。
本発明に係わる画像形成装置は、複数の読み取り方法で原稿を読み取ることが可能な読取手段と、前記読取手段により読み取られた原稿の画像を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録手段のインク吐出面を覆うキャップと、前記記録手段の記録動作が行われていない待機時間が所定の時間に達した場合に、前記インク吐出面を前記キャップによって覆うキャッピング動作を実行するキャッピング手段と、前記読取手段により原稿を読み取った後に前記記録手段により記録を行う場合に、前記読取手段による前記原稿の読み取り方法に応じて、前記所定の時間を第1の時間と、該第1の時間よりも長い第2の時間とに切り替えて設定する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数枚の原稿を読み取ってから記録媒体に印刷する場合に、原稿の読み取り方法が異なっても読み取り後の印刷を迅速に開始できる画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態のインクジェット複合機の構成を示すブロック図。 インクジェット複合機に設けられた読み取り機構を説明するための構成図。 インクジェット複合機に設けられた画像形成機構部の記録シートの紙送り動作を説明するための構成図。 インクジェット複合機の画像形成機構部の斜視図。 インクジェット複合機のタイマーキャッピングの制御を示すフローチャート。 4枚の原稿を自動原稿送り装置から給紙して読み込み、1枚の記録シートにレイアウトして印刷を行う場合の動作を示すフローチャート。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態であるインクジェット複合機において、4枚の原稿を給紙して読み込み、1枚の記録シートに印刷する例について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のインクジェット複合機100の構成を示すブロック図である。インクジェット複合機100は、コピー機能の他にスキャナとしての機能と、プリンタとしての機能を持つインクジェット複合機である。インクジェット複合機100は、外部インターフェース103と外部バス102を介して外部の情報処理装置101に接続されている。本実施形態においては、この外部バス102はUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)で構成されているが、複数の外部装置と接続可能なネットワーク接続や、他のインターフェースでもよい。
MPU108は、プログラムによってインクジェット複合機100の制御を行うプロセッサである。内部バス112は、各ブロックを接続するバスである。ROM109はMPU108で動作するプログラムや恒久的データを保存するためのメモリである。RAM110は、電源をオフした場合に揮発してしまうようなデータを保持する書き換え可能な作業用メモリである。一方、不揮発性メモリ111は、電源をオフしても揮発しない、恒久的にデータを記憶する書換え可能なメモリである。
操作部107は、インクジェット複合機100の操作者によるさまざまな操作指示を受け付けるための操作パネルや、画像表示部を含むユーザーインターフェースである。画像読取部106は原稿に光を照射する光源と、その反射光を読み取り光電変換する素子を配列したイメージセンサとを有するイメージセンサユニット210(図2参照)を含む。また、画像読取部106は、イメージセンサユニット210から出力されるアナログ電気信号をA/D(アナログ/デジタル)変換し、イメージセンサに応じた特性補正を行いデジタル画像データに変換する。さらに、そのデジタル画像データをRAM110に記憶するためのDMA(ダイレクトメモリアクセス)転送を行う回路も備える。つまり、イメージセンサで原稿を読み取り出力されるアナログ電気信号を逐次処理して、ひとつのデジタル画像データとしてRAM110に記憶する。
画像処理部105は、RAM110に記憶されている画像データを読み出し、画質改善のための様々な画像処理や画像形成のための画像変換処理を行う。また、画像処理部105はRAM110に記憶されている画像データを読み出し、JPEG法などを用いて符号化処理し、符号化データを複合化する処理も行う。
インクジェット複合機100をスキャナとして用いる場合、自動原稿送り装置を使用する原稿の読み取りでは、まず、後述の原稿積載部上に積載された原稿を画像読取部106で読み取り、アナログ電気信号に変える。そしてA/D変換と特性補正を行い、デジタル信号を画像データとしてRAM110に記憶する。画像処理部105でRAM110に書き込まれた画像データをJPEG符号化して、符号化データをRAM110に記憶する。そして、符号化データを外部インターフェース103から外部バス102を介して情報処理装置101に送出する。情報処理装置101では、符号化データを画像ファイルとして情報処理装置101内に備える記憶装置に記憶する。ここでは符号化の方法としてJPEG法を例に挙げて説明しているが、本発明はJPEG符号化に限定されるものではなく他の符号化方式を用いてもよいし、画像処理部105で符号化を行わずに、画像データをそのまま情報処理装置101に送出してもよい。
インクジェット複合機100で原稿のコピー機能を用いる場合、原稿の符号化データをRAM110に記憶するまでは、スキャナとして用いる場合と同じである。そして、画像処理部105で符号化データを復号化し、画像データに様々な画像処理を行い、印刷データに基づき画像形成部104で記録ヘッドからインクを吐出して、記録媒体上に原稿のコピーを形成する。ここでは、読み取った原稿を符号化データとしてRAM110に記憶するものとして説明しているが、画像を符号化せずに画像をRAM110に記憶して、画像処理部105で様々な画像処理を行う方法でもよい。なお、インクジェット複合機100が通常のプリンタとして機能する場合は、画像読取手段以外の例えば情報処理装置101等から入力された画像データ等を印刷する。
図2は、本実施形態におけるインクジェット複合機100に設けられた読み取り機構を説明するための構成図で、自動原稿送り装置の原稿の搬送パスを横からみた概略断面図である。自動原稿送り装置において、原稿積載部201は原稿を積載するための積載トレイである。自動原稿送り装置を用いて読み取りを行う場合、まず、給紙ローラ203によって、原稿積載部201の最上位の原稿202を自動原稿送り装置内へ給紙する。分離ローラ204によって、複数枚積載された原稿から最上位の原稿202が1枚に分離され搬送される。分離ローラ204は、搬送ローラ205より遅い速度で回転するように設定されており、1枚目の原稿と2枚目の原稿間に所定量の間隔が開くようになされている。給紙した原稿202は、搬送パスに沿って搬送ローラ205により搬送され、原稿先端が読み取り位置215に到達したら、読み取りが開始される。読み取りが開始された後、原稿202を搬送しながら流し読みを続けて、原稿後端まで読み取った後に、または所定量読み取った後に、読み取りを終了する。読み取り終わった原稿202は、排紙ローラ206で原稿排紙部207に排紙される。ここでは、原稿の先端から読み取りを開始し、原稿の後端まで読み取る例について説明したが、他に、原稿先端よりあらかじめ決められた量だけ先に読み取りを開始したり、原稿後端よりあらかじめ決められた量だけ後に読み取りを終了したりする構成でもよい。
イメージセンサユニット210は、原稿を読み取るためのユニットであり、原稿積載部201に積載された原稿202の上向きの面を読み取る。イメージセンサユニット210は、読み取り位置215に搬送パスに対しガラスを介して配置された状態で原稿を読み取る。イメージセンサユニット210は、密着型イメージセンサ(CIS)を備え、搭載されたLEDから原稿面に光を照射し、反射光をロッドレンズアレイでイメージセンサに結像させ原稿を読み取る。イメージセンサユニット210は、図中の矢印211の方向に移動することが可能で、読み取り動作中以外は、待機位置212に位置する。自動原稿送り装置を用いた読み取りの場合、イメージセンサユニット210を待機位置212から所定量移動させることで読み取り位置215に停止させ、搬送パスに沿って搬送される原稿を流し読みする。待機位置212は、後述するキャリブレーションシート213を使用してイメージセンサユニット210の位置を検出することで正確に算出することができる。
原稿検知センサ208は、原稿積載部201の原稿の有無を検知するためのセンサである。原稿エッジセンサ209は、搬送ローラ205で搬送する原稿の先端位置を検出するためのセンサである。搬送ローラ205で搬送している原稿202の先端が原稿エッジセンサ209に達した時にセンサの値が変化することで、原稿202の先端が原稿エッジセンサ209の位置であることを検出することができる。また、原稿エッジセンサ209は、原稿202の後端が原稿エッジセンサを通過した時にセンサの値が変化することで、原稿202の後端の位置が原稿エッジセンサ209の位置であることを検出することができる。インクジェット複合機100は、検出した原稿の先端の位置と原稿の後端の位置に基づいて、読み取り開始と読み取り終了を実行する。原稿202の読み取り開始は、原稿エッジセンサ209で原稿の先端位置を検出した時点から、あらかじめ設定した読み取り開始搬送量を搬送した後に行う。例えば、原稿エッジセンサ209で原稿先端位置を検出した位置を位置216とすると、読み取り位置215までの距離217を搬送した後に読み取りを開始することで、原稿先端から読み取ることができる。原稿203の読み取り終了は、原稿エッジセンサ209で原稿の後端位置を検出した時点から、あらかじめ決められた読み取り終了搬送量を搬送した後に行う。
イメージセンサユニット210は、自動原稿送り装置を用いた読み取りだけでなく、原稿台に原稿を固定した状態での原稿読み取り(以後、原稿固定の読み取りと呼ぶ)でも使用する。原稿固定の読み取りでは、イメージセンサユニット210を固定原稿読み取り面214に沿って移動させることで、固定原稿読み取り面214に置かれた原稿を読み取る。固定原稿読み取り面214には読み取りガラスが配置されており、読み取りガラス上に置かれた原稿を、イメージセンサユニット210を図中左側から右側に移動させながら、流し読みすることで原稿を読み取る。
キャリブレーションシート213は、イメージセンサユニット210の特性補正を行うための白基準を取得するためのシートである。また、キャリブレーションシート213には、移動可能なイメージセンサユニット210の基準位置を判断するためのパターンが形成されていて、イメージセンサユニット210の位置を検出するためにも使用される。イメージセンサユニット210を移動させながらキャリブレーションシート213上のパターン付近を読み取り、読み取った画像からパターンを検出することでイメージセンサユニット210の位置を検出する。待機位置212の位置を、検出した位置からの所定量の相対位置とすることで、イメージセンサユニット210の待機位置212を正確に保つことが可能となる。イメージセンサユニット210の位置検出は、電源ON時と読み取り動作終了後に待機位置212に移動する前に毎回行う。なお、ここではキャリブレーションシート213に形成されたパターンを用いてイメージセンサユニット210の位置検出を行う場合について説明したが、本発明は位置検出方法を限定するものではない。イメージセンサユニット210の位置を検出するセンサを備えて位置を検出しても構わないし、イメージセンサユニット210を移動可能なだけ移動させ可動範囲端部につき当てることで位置を検出しても構わない。
次に、自動原稿送り装置の不図示の駆動系について説明する。駆動モータは、DCモータであって、モータ軸上に備えるコードホイールに印刷されたスリットパターンをエンコーダセンサで読み取ることで回転量を検出する。エンコーダセンサからの回転量に基づいて、駆動モータの回転制御が行われる。駆動モータの駆動力は、ギア列によって、給紙ローラ203、分離ローラ204、搬送ローラ205、排紙ローラ206に伝達される。スリットパターンは、1スリットあたり所定量の原稿搬送量に設定されているため、回転量から原稿の搬送量を検出することができる。ここでは、駆動モータをDCモータとして説明したが、本発明は駆動モータを限定するものではなく、例えば、パルスモータでも構わない。パルスモータを使用した場合は、モータの回転量や原稿の搬送量を駆動パルス数から求めればよい。
図3は、本実施形態におけるインクジェット複合機100に設けられた画像形成部の記録シートの紙送り動作を説明するための構成図であり、記録シートの搬送パスを横から見た概略断面図である。1は記録シートで、複数枚の記録シートが給送トレイ11(積載部)に積載されている。2は給送トレイ11に積載された最上位の記録シート1に当接してこの記録シートをピックアップするピックアップローラである。3はピックアップローラ2によってピックアップされた記録シート1をシート搬送方向の下流側へ給送するための給送ローラである。4は給送ローラ3へ付勢され給送ローラ3とともに記録シート1を挟持して給送する給送従動ローラである。5は給送ローラ3及び給送従動ローラ4によって給送された記録シート1を記録ヘッド7と対向する位置へ搬送する搬送ローラである。6は搬送ローラ5へ付勢され搬送ローラ5とともに記録シートを挟持して搬送するピンチローラである。7は搬送ローラ5及びピンチローラ6によって搬送された記録シート1に対して記録を行う記録ヘッドである。本実施形態ではインクを吐出して記録シート1に記録を行うインクジェット記録ヘッドであるとして説明する。8は記録ヘッド7と対向する位置で記録シート1の裏面を支持するプラテンである。10は記録ヘッド7を搭載してシート搬送方向と交差する方向へ移動するキャリッジである。給送ローラ3及び給送従動ローラ4で形成される給送ニップ部と、搬送ローラ5及びピンチローラ6で形成される搬送ニップ部との間では、記録シート1は搬送ガイド15によって案内される。16は記録シート1の先端及び後端を検知するためのシート検知センサである。シート検知センサ16はシート搬送方向において給送ローラ3の下流に設けられている。シート検知センサ18は、給送ローラ下流且つ、搬送ローラ上流に設けられていて、記録シートの先端及び、後端を含む記録シートの有無を検知するセンサである。
図4は、本実施形態におけるインクジェット複合機100の画像形成部の斜視図である。10は記録ヘッドを搭載するキャリッジであり、記録ヘッドにインクタンク50からインクが供給され、記録ヘッドからインク液滴を吐出して印字を行う。30はキャリッジを駆動させるモータ(以後キャリッジモータ)である。34は記録ヘッドの吐出面に対して密着して、記録ヘッドが乾燥して不吐にならないようにするキャップユニットである。記録ヘッド7をキャップさせる場合には、キャリッジ10を装置の中心からキャップユニット34に向かう方向へ移動させ、部材35をキャリッジ10で押してさらにホーム側へ移動させる。これによりキャップユニット34が持ち上がり、記録ヘッド面と密着し、キャップクローズする。
図5は、本実施形態におけるインクジェット複合機100のタイマーキャッピングの制御を示すフローチャートである。画像形成部で印刷を行う場合は、キャップオープンした状態で、キャリッジを走査させながら記録ヘッドからインク滴を吐出させ、また記録シートを搬送させて記録シート上に画像を形成する。つまり、キャップオープン状態で待機して印刷ジョブを受ける方が、ユーザーが印刷を要求してから印刷が完了するまでの時間の観点では有利である。しかし、キャップオープン状態で待機するためには、記録ヘッドの状態を良好に保つための最低限の吐出(以後予備吐出と呼ぶ)を定期的に行う必要があるので長時間キャップオープン状態で待機することはインク消費の観点でも好ましくない。そのため、キャップオープン状態でプリント機能が使われていない(記録動作が行われていない)時間(以後キャッピング待機時間と呼ぶ)をカウントして、所定の時間(以後タイマーキャッピング判定時間と呼ぶ)に達した場合にキャップクローズするタイマーキャッピング制御を行う。本フローチャートは、MPU108上で定期的に実行される周期起動処理である。
まずステップS500で、プリント動作を担うモータ、本実施形態では搬送モータ(不図示)、キャリッジモータ30、給送モータ(不図示)が動作しているかどうかを確認する。いずれのモータも動作中でない場合は、プリント機能が使われていないと判断し、ステップS501において、キャッピング待機時間をカウントする。次にステップS502でキャッピング待機時間と、タイマーキャッピング判定時間を比較し、キャッピング待機時間がタイマーキャッピング判定時間以上になった場合に、ステップS503でタイマーキャッピングの指示を行う。一方、ステップS500において、プリント機能を担うモータが動作中の場合、及びステップS502でキャッピング待機時間がタイマーキャッピング判定時間よりも小さい場合は、周期起動処理を終了する。
本実形態では、第3のタイマーキャッピング判定時間と、第3のタイマーキャッピング判定時間より長い第1のタイマーキャッピング判定時間と、第1のタイマーキャッピング判定時間より長い第2のタイマーキャッピング判定時間とをROM109に記憶している。第3のタイマーキャッピング判定時間とは、通常の印刷を行う場合のキャッピング判定時間である。また、第1のタイマーキャッピング判定時間とは、自動原稿送り装置から複数枚の原稿を給紙して読み込んで印刷データを生成するまでにタイマーキャッピングが実施されないようにするキャッピング判定時間である。さらに、第2のタイマーキャッピング判定時間とは、原稿固定で原稿を読み込んで印刷データを生成するまでにタイマーキャッピングが実施されないようにするキャッピング判定時間である。本実施形態では第3のタイマーキャッピング判定時間を25秒、第1のタイマーキャッピング判定時間を5分、第2のタイマーキャッピング判定時間を20分としている。
インクジェット複合機100の起動時に、第3のタイマーキャッピング判定時間をインクジェット複合機100のタイマーキャッピング判定時間としてRAM110に保持する。そして、このRAM110上のタイマーキャッピング判定時間を周期起動処理内での比較に利用している。なお、詳しくは後述するが、自動原稿送り装置から複数枚の原稿を読み込んで1枚の記録シートに印刷する場合には、RAM110上のタイマーキャッピング判定時間を第1のタイマーキャッピング判定時間に切り替える。
なお、キャップクローズ動作では、印刷時やページ間での予備吐出をキャップ内に実施しているため、キャップ内にたまったインクをキャップ内から吸い出す。その後に、キャリッジ10をキャップユニット34と記録ヘッド7が密着するキャップ位置へ移動させる。一方、キャップオープン動作では、まずキャリッジ10をホーム側の部材に突き当てて基準位置を決める。そして、キャリッジロックピンを引き込むために搬送モータを正転させた後、キャリッジ10を予備吐出をして印刷ジョブを待つことが可能な待機位置へ移動させる。
図6は、本実施形態で4枚の原稿を自動原稿送り装置から給紙して読み込み、1枚の記録シートにレイアウトして印刷を行う場合の動作を示すフローチャートである。インクジェット複合機100の操作パネル上からの指示を受けて、ステップS610〜ステップS613において、自動原稿送り装置で4枚の原稿を順次給紙して読み取りを行う。その後、ステップS614において、4枚の画像データを設定された画像の向きや、画像の順番に基づきレイアウトし、1枚の画像データを生成する。操作パネル上の操作指示を受け、画像形成部側では、上記のステップS610〜ステップS614の処理と並行して、まずステップS600でキャップオープン状態かどうかを確認する。キャップクローズしている場合は、ステップS601でキャップオープン動作を行う。すでにキャップオープン状態にある場合は、キャップオープン動作は不要である。
次に、ステップS602において、準備動作が必要かどうかを確認し、準備動作をする必要があると判断した場合は、ステップS603で準備動作を実施する。ここでの準備動作とは、いわゆる回復動作であり、記録ヘッド7のインク吐出口のインク詰まりを解消し、インク流路内の吐出口表面付近までインクを充填させる動作を含む。また、複数の色のインクが互いに混ざり合うことがないように記録ヘッド7のフェース面の汚れを払拭する動作も含む。なお、回復動作とは記録ヘッド7のインク吐出面を印字に適した状態に保つための動作とそれに付随する動作シーケンス全般を指すものである。例えば、ワイピングやインク吸引、キャップクローズやキャップオープンを含めたクリーニング動作や、インクタンク内の撹拌動作などがある。ステップS602において、準備動作が不要な場合は、そのままステップS604に進む。
次に、ステップS604において、今回の4in1コピーでは原稿固定で原稿を読み取るのか、自動原稿送り装置により原稿を読み取るのかを確認する。自動原稿送り装置により読み取る場合は、ステップS605においてタイマーキャッピング判定時間を第1のタイマーキャッピング判定時間へ切り替える処理を行う。また、原稿固定で原稿を読み取る場合は、ステップS606において、タイマーキャッピング判定時間を第2のタイマーキャッピング判定時間へ切り替える処理を行う。ステップS605、S606では、併せて現在カウントしているキャッピング待機時間のカウントをリセットする。準備動作が完了すると、印刷データが生成されて印刷のトリガがかかるまでは、画像形成部は、吐出性能を維持するための最低限の準備吐出を行いながら待機する。次に印刷の最初のトリガの給紙命令を受けてステップS620において、タイマーキャッピング判定時間を通常の第3のタイマーキャッピング判定時間に戻し、キャッピング待機時間のカウントをクリアする。次に、ステップS621において記録シートを給紙し、ステップS622において記録シート上に印刷データに基づいて印刷を行い、ステップS623において記録シートを排出する。
本実施形態では、前述したとおり原稿を4枚読み取り、1枚に印刷するモードにのみ適応している。そのため、第1のタイマーキャッピング判定時間は、4枚分の原稿読み取り中にタイマーキャッピングが実行されないような時間であり、1枚分の原稿読み取り時間と、読み取り枚数「4」との積で求められる時間を基にした判定時間を採用している。ただし、原稿読み取り時間に関しては、連続して原稿を給紙して読み取ると、自動原稿送り装置の給紙モータに負荷がかかり、モータの温度が上昇する場合がある。その場合はそれ以上温度が上昇しないように読み取り速度を落とす制御を行う。また、読み取り時にユーザーが設定する品位によっても読み取り速度は変わる。そのため本実施形態では、装置として取り得る組み合わせで、もっとも読み取り速度が遅い時の原稿読み取り時間を、1枚分の原稿読み取り時間としてタイマーキャッピング判定時間を算出している。
また、本実施形態では記載していないが、自動原稿送り装置の給紙モータの温度が所定の温度以上に上昇した場合に読み取り速度を落とす制御がある場合に下記のように制御しても良い。ROMに通常時の読み取り速度から算出される第1のタイマーキャッピング判定時間と、自動原稿送り装置の給紙モータの温度上昇により読み取り速度を落とした場合の読み取り速度から算出される第4のタイマーキャッピング判定時間を記憶させる。そして、画像形成部の準備動作完了後に読み取り方法が自動原稿送り装置からであり、給紙モータの温度上昇による読み取り速度の低下が無い場合は第1のタイマーキャッピング時間へ切り替える処理を行う。読み取り速度の低下が発生している場合には第4のタイマーキャッピング判定時間へ切り替える処理を行う。なお、第4のマイマーキャッピング判定時間は、第1のタイマーキャッピング判定時間よりも長く、原稿固定で読みとる場合の第2のタイマーキャッピング判定時間よりも短く設定する。また、自動原稿送り装置の給紙モータの温度上昇により読み取り速度を低下させる時に、読み取り速度が遅いことによるインクの消費のリスクが大きい場合には、タイマーキャッピング判定時間を切り替えず、キャッピングを優先する制御を実施してもよい。
また、原稿固定で読み取る場合の第2のタイマーキャッピング判定時間は、原稿読み取りによって待たされた後に1ページの印刷が終わるまでに、準備吐出によるキャップ内のインクが溢れないように制御できる限界時間をもとに算出した値にしている。
また、本実施形態では4枚の原稿を読み取って1枚の記録媒体に印刷を行うモードに限定しているが、2枚の原稿を1枚に印刷するモードはもちろん、複数枚から1枚、複数枚から複数枚に印刷するモードに適用してもよい。
また、本実施形態では4枚の原稿を読み取って印刷する指示を受けてから印刷結果を提供するまでのスループットを向上させる観点で、画像形成部のキャップオープン動作、準備動作、読み取り部の原稿読み取り動作を並行して実行させている。更に読み取り中にタイマーキャッピング動作が入らないように、画像形成部が準備吐出をしながらの待機状態となる準備動作完了のタイミングでタイマーキャッピング判定時間を、読み取り方法に応じた時間へ切り替えている。それにより、画像読取部が原稿読み取りを完了し、印刷データを生成した後、キャップオープン動作等の動作に待たされることなく速やかに印刷できる確率を増やすことができる。
また、画像形成部がキャップクローズ状態であっても、キャップオープン状態であっても、クリーニング等の準備動作にかかる時間が画像読取部の時間を上回らなければ、原稿を読み取り、印刷データを生成した後、速やかに給紙して印刷することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
7:記録ヘッド、10:キャリッジ、34:キャップユニット、100:インクジェット複合機、210:画像読取部

Claims (12)

  1. 複数の読み取り方法で原稿を読み取ることが可能な読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた原稿の画像を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録手段のインク吐出面を覆うキャップと、
    前記記録手段の記録動作が行われていない待機時間が所定の時間に達した場合に、前記インク吐出面を前記キャップによって覆うキャッピング動作を実行するキャッピング手段と、
    前記読取手段により原稿を読み取った後に前記記録手段により記録を行う場合に、前記読取手段による前記原稿の読み取り方法に応じて、前記所定の時間を第1の時間と、該第1の時間よりも長い第2の時間とに切り替えて設定する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録手段による記録動作に備えて記録の準備動作を行う準備手段をさらに備え、前記制御手段は、前記読取手段による読み取り動作と、前記準備手段による記録の準備動作を並行して行わせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録の準備動作は、前記キャップを前記インク吐出面から離す動作、前記記録手段の状態を良好にするためにインクを吸引する動作、インク滴を吐出する動作、前記インク吐出面をワイピングする動作を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記読取手段により原稿を読み取らずに記録を行う場合に、前記所定の時間を前記第1の時間よりも短い第3の時間に設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記所定の時間を前記第1の時間または前記第2の時間に設定した場合は、前記記録手段への前記記録媒体の供給の前に前記所定の時間を前記第3の時間に戻すことを特徴する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記読取手段が、自動原稿送り機能を用いて前記原稿を読み取る場合、前記制御手段は前記所定の時間を前記第1の時間に設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記自動原稿送り機能を用いて前記原稿を読み取る場合に自動原稿送りを行うモータの温度が所定の温度以上となったときに、前記所定の時間を前記第1の時間よりも長く前記第2の時間よりも短い第4の時間に設定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記自動原稿送り機能を用いて前記原稿を読み取る場合に自動原稿送りを行うモータの温度が所定の温度以上となったときに、前記所定の時間を前記第1の時間に設定したままとすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記読取手段が、前記原稿を固定して読み取る場合、前記制御手段は前記所定の時間を前記第2の時間に設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 複数の読み取り方法で原稿を読み取ることが可能な読取手段と、前記読取手段により読み取られた原稿の画像を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録手段のインク吐出面を覆うキャップとを備える画像形成装置を制御する方法であって、
    前記記録手段の記録動作が行われていない待機時間が所定の時間に達した場合に、前記インク吐出面を前記キャップによって覆うキャッピング動作を実行するキャッピング工程と、
    前記読取手段により原稿を読み取った後に前記記録手段により記録を行う場合に、前記読取手段による前記原稿の読み取り方法に応じて、前記所定の時間を第1の時間と、該第1の時間よりも長い第2の時間とに切り替えて設定する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項10に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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