JP2020059148A - 記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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佑紀 澤井
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Abstract

【課題】記録ヘッドへの電力供給制御において、記録ヘッドの耐久性を向上させる。【解決手段】本発明の記録装置は、電源から記録ヘッドへの電力の供給を制御する電力制御手段と、印刷ジョブから印刷設定を取得する取得手段と、印刷設定から導出される搬送時間に応じて、タイムアウト時間を設定する設定手段とを備え、搬送時間は、記録を伴う搬送に要する時間を含み、電力制御手段は、電力が供給されてからの時間がタイムアウト時間を超過すると、記録ヘッドへの電力の供給を停止するように制御する。【選択図】図8

Description

本発明は、記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラムに関する。
インクジェット記録装置では、多数のノズルを備える記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出することで記録を行う。このインクジェット記録装置では、記録ヘッドにおいてインクが適切に吐出されるように、ノズル近傍の温度を調整しているが、このとき、同時に電力も消費することになる。
そこで、記録ヘッドへの電力供給のオン又はオフの切り替えを制御する所定のスィッチング素子を実装し、記録ヘッドで電力が必要とされるとき(消費されるとき)にのみ電力供給をオンに制御し、不必要とされるときにはオフに制御している。即ち、インクジェット記録装置において、記録ヘッドへの不要な負荷電流をかけないように制御している。
また、電力供給を制御する技術として、接続不良の状態で記録ヘッドに電力が供給されることに起因する異常過熱を防止又は抑制するために、一意に設定された所定時間以上、通電状態が継続すると、電力供給を停止する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2011−206950号公報
ここで、記録ヘッドを記録媒体の搬送方向に記録媒体の幅に対応させて配置したラインヘッド構成を有するインクジェット記録装置においては、1枚の記録媒体に記録している間は、電力供給をオン状態にする必要がある。
この場合、記録媒体(印刷用紙)のサイズや印刷設定によって電力を供給する時間は異なり、通電時間の最大と最小でその差が大きくなる。そのため、特許文献1のようにタイムアウト時間を一意に設定すると、不要な負荷電流をかけることになり、記録ヘッドの劣化を早める恐れがある。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、記録ヘッドへの電力供給制御において、記録ヘッドの耐久性を向上させることである。
本発明の記録装置は、電源から記録ヘッドへの電力の供給を制御する電力制御手段と、印刷ジョブから印刷設定を取得する取得手段と、前記印刷設定から導出される搬送時間に応じて、タイムアウト時間を設定する設定手段とを備え、前記搬送時間は、記録を伴う搬送に要する時間を含み、前記電力制御手段は、前記電力が供給されてからの時間が前記タイムアウト時間を超過すると、前記記録ヘッドへの電力の供給を停止するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドへの電力供給制御において、記録ヘッドの耐久性を向上させることができる。
記録装置が待機状態にあるときの図である。 記録装置の制御構成図である。 記録装置が記録状態にあるときの図である。 (a)〜(c)は、第1カセットから給送された記録媒体の搬送経路図である。 (a)〜(c)は、第2カセットから給送された記録媒体の搬送経路図である。 (a)〜(d)は、記録媒体の裏面に記録動作を行う場合の搬送経路図である。 電源ユニットから各ユニットに供給される電力の系統を示す図である。 電力供給タイムアウト時間を設定する処理の手順を示すフローチャートである。 電力供給タイムアウト時間を設定するためのパラメータテーブルである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る記録装置について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態で使用するインクジェット記録装置1(以下、記録装置1)の内部構成図である。図において、x方向は水平方向、y方向(紙面垂直方向)は後述する記録ヘッド8において吐出口が配列される方向、z方向は鉛直方向をそれぞれ示す。
記録装置1は、プリント部2とスキャナ部3を備える複合機であり、記録動作と読取動作に関する様々な処理を、プリント部2とスキャナ部3で個別にあるいは連動して実行することができる。スキャナ部3は、ADF(オートドキュメントフィーダ)とFBS(フラットベッドスキャナ)を備えており、ADFによって自動給紙される原稿の読み取りと、ユーザによってFBSの原稿台に置かれた原稿の読み取り(スキャン)を行うことができる。なお、本実施形態はプリント部2とスキャナ部3を併せ持った複合機であるが、スキャナ部3を備えない形態であってもよい。図1は、記録装置1が記録動作も読取動作も行っていない待機状態にあるときを示す。
プリント部2において、筐体4の鉛直方向下方の底部には、記録媒体(カットシート)Sを収容するための第1カセット5Aと第2カセット5Bが着脱可能に設置されている。第1カセット5AにはA4サイズまでの比較的小さな記録媒体が、第2カセット5BにはA3サイズまでの比較的大きな記録媒体が、平積みに収容されている。第1カセット5A近傍には、収容されている記録媒体を1枚ずつ分離して給送するための第1給送ユニット6Aが設けられている。同様に、第2カセット5B近傍には、第2給送ユニット6Bが設けられている。記録動作が行われる際にはいずれか一方のカセットから選択的に記録媒体Sが給送される。
搬送ローラ7、排出ローラ12、ピンチローラ7a、拍車7b、ガイド18、インナーガイド19およびフラッパ11は、記録媒体Sを所定の方向に導くための搬送機構である。搬送ローラ7は、記録ヘッド8の上流側及び下流側に配され、不図示の搬送モータによって駆動される駆動ローラである。ピンチローラ7aは、搬送ローラ7と共に記録媒体Sをニップして回転する従動ローラである。排出ローラ12は、搬送ローラ7の下流側に配され、不図示の搬送モータによって駆動される駆動ローラである。拍車7bは、記録ヘッド8の下流側に配される搬送ローラ7及び排出ローラ12と共に記録媒体Sを挟持して搬送する。
ガイド18は、記録媒体Sの搬送経路に設けられ、記録媒体Sを所定の方向に案内する。インナーガイド19は、y方向に延在する部材で湾曲した側面を有し、当該側面に沿って記録媒体Sを案内する。フラッパ11は、両面記録動作の際に、記録媒体Sが搬送される方向を切り替えるための部材である。排出トレイ13は、記録動作が完了し排出ローラ12によって排出された記録媒体Sを積載保持するためのトレイである。
本実施形態の記録ヘッド8は、フルラインタイプのカラーインクジェット記録ヘッドであり、記録データに従ってインクを吐出する吐出口が、図1におけるy方向に沿って記録媒体Sの幅に相当する分だけ複数配列されている。即ち、記録ヘッド8は、複数色のインクを吐出可能に構成されている。記録ヘッド8が待機位置にあるとき、記録ヘッド8の吐出口面8aは、図1のように鉛直下方を向き、キャップユニット10によってキャップされている。記録動作を行う際は、後述するプリントコントローラ202によって、吐出口面8aがプラテン9と対向するように記録ヘッド8の向きが変更される。プラテン9は、y方向に延在する平板によって構成され、記録ヘッド8によって記録動作が行われる記録媒体Sを背面から支持する。記録ヘッド8の待機位置から記録位置への移動については、後に詳しく説明する。
インクタンクユニット14は、記録ヘッド8へ供給される4色のインクをそれぞれ貯留する。インク供給ユニット15は、インクタンクユニット14と記録ヘッド8を接続する流路の途中に設けられ、記録ヘッド8内のインクの圧力及び流量を適切な範囲に調整する。本実施形態では循環型のインク供給系を採用しており、インク供給ユニット15は記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力と記録ヘッド8から回収されるインクの流量を適切な範囲に調整する。
図2は、記録装置1における制御構成を示すブロック図である。制御構成は、主にプリント部2を統括するプリントエンジンユニット200と、スキャナ部3を統括するスキャナエンジンユニット300と、記録装置1全体を統括するコントローラユニット100によって構成されている。プリントコントローラ202は、コントローラユニット100のメインコントローラ101の指示に従ってプリントエンジンユニット200の各種機構を制御する。スキャナエンジンユニット300の各種機構は、コントローラユニット100のメインコントローラ101によって制御される。以下に制御構成の詳細について説明する。
コントローラユニット100において、CPUにより構成されるメインコントローラ101は、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら記録装置1全体を制御する。例えば、ホストI/F102またはワイヤレスI/F103を介してホスト装置400から印刷ジョブが入力されると、メインコントローラ101の指示に従って、画像処理部108が受信した画像データに対して所定の画像処理を施す。そして、メインコントローラ101はプリントエンジンI/F105を介して、画像処理を施した画像データをプリントエンジンユニット200へ送信する。
なお、記録装置1は無線通信や有線通信を介してホスト装置400から画像データを取得しても良いし、記録装置1に接続された外部記憶装置(USBメモリ等)から画像データを取得しても良い。無線通信や有線通信に利用される通信方式は限定されない。例えば、無線通信に利用される通信方式として、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)やBluetooth(登録商標)が適用可能である。また、有線通信に利用される通信方式としては、USB(Universal Serial Bus)等が適用可能である。また、例えばホスト装置400から読取コマンドが入力されると、メインコントローラ101は、スキャナエンジンI/F109を介してこのコマンドをスキャナ部3に送信する。
操作パネル104は、ユーザが記録装置1に対して入出力を行うための機構である。ユーザは、操作パネル104を介してコピーやスキャン等の動作を指示したり、印刷モードを設定したり、記録装置1の情報を認識したりすることができる。
プリントエンジンユニット200において、CPUにより構成されるプリントコントローラ202は、ROM203に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM204をワークエリアとしながら、プリント部2が備える各種機構を制御する。コントローラI/F201を介して各種コマンドや画像データが受信されると、プリントコントローラ202は、これを一旦RAM204に保存する。記録ヘッド8が記録動作に利用できるように、プリントコントローラ202は画像処理コントローラ205に、保存した画像データを記録データへ変換させる。記録データが生成されると、プリントコントローラ202は、ヘッドI/F206を介して記録ヘッド8に記録データに基づく記録動作を実行させる。この際、プリントコントローラ202は、搬送制御部207を介して図1に示す給送ユニット6A、6B、搬送ローラ7、排出ローラ12、フラッパ11を駆動して、記録媒体Sを搬送する。プリントコントローラ202の指示に従って、記録媒体Sの搬送動作に連動して記録ヘッド8による記録動作が実行され、印刷処理が行われる。
ヘッドキャリッジ制御部208は、記録装置1のメンテナンス状態や記録状態といった動作状態に応じて記録ヘッド8の向きや位置を変更する。インク供給制御部209は、記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力が適切な範囲に収まるように、インク供給ユニット15を制御する。メンテナンス制御部210は、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う際に、メンテナンスユニット16におけるキャップユニット10やワイピングユニット17の動作を制御する。
スキャナエンジンユニット300においては、メインコントローラ101が、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら、スキャナコントローラ302のハードウェアリソースを制御する。これにより、スキャナ部3が備える各種機構は制御される。例えばコントローラI/F301を介してメインコントローラ101がスキャナコントローラ302内のハードウェアリソースを制御することにより、ユーザによってADFに搭載された原稿を、搬送制御部304を介して搬送し、センサ305によって読み取る。そして、スキャナコントローラ302は読み取った画像データをRAM303に保存する。なお、プリントコントローラ202は、上述のように取得された画像データを記録データに変換することで、記録ヘッド8に、スキャナコントローラ302で読み取った画像データに基づく記録動作を実行させることが可能である。
図3は、記録装置1が記録状態にあるときを示す。図1に示した待機状態と比較すると、キャップユニット10が記録ヘッド8の吐出口面8aから離間し、吐出口面8aがプラテン9と対向している。本実施形態において、プラテン9の平面は水平方向に対して約45度傾いており、記録位置における記録ヘッド8の吐出口面8aも、プラテン9との距離が一定に維持されるように水平方向に対して約45度傾いている。
記録ヘッド8を図1に示す待機位置から図3に示す記録位置に移動する際、プリントコントローラ202は、メンテナンス制御部210を用いて、キャップユニット10を図3に示す退避位置まで降下させる。これにより、記録ヘッド8の吐出口面8aは、キャップ部材10aと離間する。その後、プリントコントローラ202は、ヘッドキャリッジ制御部208を用いて記録ヘッド8の鉛直方向の高さを調整しながら45度回転させ、吐出口面8aをプラテン9と対向させる。記録動作が完了し、記録ヘッド8が記録位置から待機位置に移動する際は、プリントコントローラ202によって上記と逆の工程が行われる。
次に、プリント部2における記録媒体Sの搬送経路について説明する。記録コマンドが入力されると、プリントコントローラ202は、まず、メンテナンス制御部210およびヘッドキャリッジ制御部208を用いて、記録ヘッド8を図3に示す記録位置に移動する。その後、プリントコントローラ202は搬送制御部207を用い、記録コマンドに従って第1給送ユニット6Aおよび第2給送ユニット6Bのいずれかを駆動し、記録媒体Sを給送する。
図4(a)〜(c)は、第1カセット5Aに収容されているA4サイズの記録媒体Sが給送されるときの搬送経路を示す図である。第1カセット5A内の1番上に積載された記録媒体Sは、第1給送ユニット6Aによって2枚目以降の記録媒体から分離され、搬送ローラ7とピンチローラ7aにニップされながら、プラテン9と記録ヘッド8の間の記録領域Pに向けて搬送される。図4(a)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。記録媒体Sの進行方向は、第1給送ユニット6Aに給送されて記録領域Pに到達する間に、水平方向(x方向)から、水平方向に対して約45度傾いた方向に変更される。
記録領域Pでは、記録ヘッド8に設けられた複数の吐出口から記録媒体Sに向けてインクが吐出される。インクが付与される領域の記録媒体Sは、プラテン9によってその背面が支持されており、吐出口面8aと記録媒体Sの距離が一定に保たれている。インクが付与された後の記録媒体Sは、搬送ローラ7と拍車7bに案内されながら、先端が右に傾いているフラッパ11の左側を通り、ガイド18に沿って記録装置1の鉛直方向上方へ搬送される。図4(b)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。記録媒体Sの進行方向は、水平方向に対し約45度傾いた記録領域Pの位置から、搬送ローラ7と拍車7bによって鉛直方向上方に変更されている。
記録媒体Sは、鉛直方向上方に搬送された後、排出ローラ12と拍車7bによって排出トレイ13に排出される。図4(c)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。排出された記録媒体Sは、記録ヘッド8によって画像が記録された面を下にした状態で、排出トレイ13上に保持される。
図5(a)〜(c)は、第2カセット5Bに収容されているA3サイズの記録媒体Sが給送されるときの搬送経路を示す図である。第2カセット5B内の1番上に積載された記録媒体Sは、第2給送ユニット6Bによって2枚目以降の記録媒体から分離され、搬送ローラ7とピンチローラ7aにニップされながら、プラテン9と記録ヘッド8の間の記録領域Pに向けて搬送される。
図5(a)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。第2給送ユニット6Bに給送されて記録領域Pに到達するまでの搬送経路には、複数の搬送ローラ7とピンチローラ7aおよびインナーガイド19が配されることで、記録媒体SはS字上に湾曲されてプラテン9まで搬送される。
その後の搬送経路は、図4(b)および(c)で示したA4サイズの記録媒体Sの場合と同様である。図5(b)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。図5(c)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。
図6(a)〜(d)は、A4サイズの記録媒体Sの裏面(第2面)に対して記録動作(両面記録)を行う場合の搬送経路を示す。両面記録を行う場合、第1面(表面)を記録した後に第2面(裏面)に記録動作を行う。第1面を記録する際の搬送工程は図4(a)〜(c)と同様であるので、ここでは説明を省略する。以後、図4(c)以後の搬送工程について説明する。
記録ヘッド8による第1面への記録動作が完了し、記録媒体Sの後端がフラッパ11を通過すると、プリントコントローラ202は、搬送ローラ7を逆回転させて記録媒体Sを記録装置1の内部へ搬送する。この際、フラッパ11は、不図示のアクチュエータによってその先端が左側に傾くように制御されるため、記録媒体Sの先端(第1面の記録動作における後端)はフラッパ11の右側を通過して鉛直方向下方へ搬送される。図6(a)は、記録媒体Sの先端(第1面の記録動作における後端)が、フラッパ11の右側を通過する状態を示す。
その後記録媒体Sは、インナーガイド19の湾曲した外周面に沿って搬送され、再び記録ヘッド8とプラテン9の間の記録領域Pに搬送される。この際、記録ヘッド8の吐出口面8aに、記録媒体Sの第2面が対向する。図6(b)は、第2面の記録動作のために、記録媒体Sの先端が記録領域Pに到達する直前の搬送状態を示す。
その後の搬送経路は、図4(b)および(c)で示した第1面記録の場合と同様である。図6(c)は、記録媒体Sの先端が記録領域Pを通過して鉛直方向上方に搬送される状態を示す。この際、フラッパ11は、不図示のアクチュエータにより先端が右側に傾いた位置に移動するように制御される。図6(d)は、記録媒体Sの先端が排出ローラ12を通過して排出トレイ13に排出される状態を示す。
なお、補足として、記録装置1では、記録ヘッド8の吐出口からインクを吐出するために、吐出口内に配置されたヒータボードに電力を印加し、発生する熱エネルギーを用いてインクを吐出するサーマルインクジェット方式を採用している。また、記録ヘッド8には、吐出口近傍の温度を制御するためのサブヒータが複数配置されており、インクの吐出を安定させるために吐出口近傍の温度を設定温度に保つように制御される。その他、記録ヘッド8のクリーニング動作を行う場合等にも、同様に保温制御が行われる。
以下、上述の基本構成を踏まえ、好適な実施形態について説明する。図7は、電源ユニットから各ユニット(コントローラユニット900、プリントエンジンユニット940、スキャナエンジンユニット(不図示))に供給される電力の系統を示す図である。なお、図7のコントローラユニット900は図2のコントローラユニット100に、図7のプリントエンジンユニット940は図2のプリントエンジンユニット200に各々、対応している。また、図7の第1画像処理コントローラユニット910、第2画像処理コントローラユニット920は図2の画像処理コントローラ205に対応している。さらに、図7のROM917、ROM927は図2のROM203、図7のRAM918、RAM928は図2のRAM204に各々、対応している。その他、図7の記録制御コントローラ930は、図2において不図示である。
電源ユニット1051は、不図示の商用電源から供給される電力を記録装置1の動作用電源として供給する。具体的には、電源ユニット1051は、図7に示されるように、電源VC、VM、VHの3系統で供給する。
電源VCは、常夜電源であり、商用電源から電源が供給される間、出力される。電源VCは、メインコントローラASIC1001の動作用電源として使用される。メインコントローラASIC1001は、記録装置1の全ての動作モードにおいて通電状態で動作し、省電力モードへの移行、省電力モードからの復帰時にプリントエンジンユニット940の電源状態と電源の遮断状態を解除するリセットを制御する。
なお、省電力モードとは、本実施形態の記録装置のような電子機器において、一般に行われているモードである。例えば、記録装置において、印刷ジョブの待ち状態にあるとき、印刷制御部等の使用していない部分の電源をオフし、省電力状態とする。省電力モードの状態で印刷ジョブを受けると、直ちに通常動作状態に復帰させることができる。このように、電源の状態を遷移させることによって、省電力化を図ることができる。
電源VMは、プリントエンジンユニットに供給される。より詳細には、電源VMは、電源VM_SWとして第1画像処理コントローラ及び第2画像処理コントローラに供給され、電源VM_SW_1として記録制御コントローラに供給される。
電源VHは、電源VH_SWとして記録ヘッド8に供給される。以下、電源VH_SWに関して、説明を補足する。電源VH_SWは、記録ヘッド8内部に供給する電源である。第2画像処理コントローラASIC1021は、P20端子から出力するH_VH_ON信号によりFET1043をスイッチング制御することで、電源VH_SWをオン又はオフに制御する。
具体的には、第2画像処理コントローラユニット920は、H_VH_ON信号をHighレベルに制御することで電源VH_SWをオン、Lowレベルに制御することで電源VH_SWをオフにする。このように、電源VH_SWを制御することにより(電力制御を行うことにより)、インクの吐出制御や吐出口近傍の保温制御が不必要なときには電力を供給せず、必要なときにだけ電力を供給する。
また、第2画像処理コントローラユニット920は、電源(VH_SW)ラインの電圧値を監視するためのモニタ端子(不図示)を備えており、電源VH_SWのオン時又はオフ時に設定された電圧値を満たしているかを監視する。
さらに、第2画像処理コントローラユニット920は、電源VH_SWを連続してオン状態とすることが可能な上限時間(即ち、電力を継続して供給可能な上限時間)を、第1の電力供給タイムアウト時間として設定する手段を備える。なお、第1の電力供給タイムアウト時間は、第2画像処理コントローラユニット920のROM927に記憶されている。
加えて、第2画像処理コントローラユニット920はRAM928領域に所定の周期でカウントアップするカウンタを備え、第2画像処理コントローラASIC1021は、電源VH_SWがオン状態にあるときに、カウンタを継続してカウントアップさせる。また、第2画像処理コントローラASIC1021は、電源VH_SWがオフ状態になると、カウンタをクリアする。これらにより、電源VH_SWのオン状態が継続する場合に、第1の電力供給タイムアウト時間を超過したかを判定する。
なお、第1の電力供給タイムアウト時間を超えて電力を使用する場合、第2画像処理コントローラASIC1021は、一旦、電力供給状態(電源VH_SW)をオフ状態とした後に、再度オン状態に切り替えて使用する。また、例えば、記録ヘッド8のクリーニング制御(動作)や記録が開始される前の保温制御等の制御において、この第1の電力供給タイムアウト時間が適用される。
但し、記録する場合、即ち、記録媒体に対してインクを吐出する場合、1枚単位の記録にかかる時間が第1の電力供給タイムアウト時間よりも長くなり、記録が第1の電力供給タイムアウト時間内に完了しないことがある。そこで、第1の電力供給タイムアウト時間よりも長い、第2の電力供給タイムアウト時間を設定する。
この第2の電力供給タイムアウト時間は、記録装置1が提供している印刷設定のうち、1枚単位の記録が完了するのにかかる最大の所要時間よりも長い時間で設定される。また、1枚単位の記録にかかる時間は、印刷設定(例えば、給紙する給紙口等の印刷設定等)に応じて変動し、その時間にばらつきがあるため、さらに、第3の電力供給タイムアウト時間を設定する。
ここでは、この第3の電力供給タイムアウト時間を、第2の電力供給タイムアウト時間よりも短く、第1の電力供給タイムアウト時間よりも長く設定する。そして、印刷処理におけるタイムアウト時間として、印刷ジョブの印刷設定情報に応じて、第2又は第3の電力供給タイムアウト時間を選択する。
この第2及び第3の電力供給タイムアウト時間は、主として、記録装置1の給紙口設定と、用紙が給紙口から排出されるまでの搬送路距離と、最大用紙サイズと、記録時の最低搬送速度とを考慮し、設定される。詳細は、図9を用いて、後述する。
なお、印刷処理における電力供給タイムアウト時間として、上述の第2及び第3の電力供給タイムアウト時間に必ずしも限定されない。したがって、記録装置1が提供する印刷設定に応じた1枚単位の記録時間に合わせて、電力供給タイムアウト時間を設定する構成としてもよい。
また、上述では、第2及び第3の電力供給タイムアウト時間を、給紙口設定と、搬送路距離と、最大用紙サイズと、記録時の最低搬送速度に基づいて設定すると説明したが、以下のいずれか又は全てを考慮して設定してもよい。
(1)記録媒体の搬送時の斜行を補正するレジ取り制御時間
(2)搬送のリトライ制御時間
(3)片面又は両面印刷設定時における搬送路距離
(4)高精細印刷モード等の印刷品位を示す印刷品位情報
(5)記録する画像データの濃度が高く、インク使用量が多い場合に、瞬間の消費電力を抑えるために搬送時間を変更する制御
(6)記録媒体に付与されたインクによる用紙変形(例えば、カール等)を抑制するための搬送を停止又は減速する制御、印刷Duty(印刷デューティ)から用紙を搬送する速度を変更する制御等の印刷品位の向上を目的とした印刷品位の安定化制御
(7)記録装置1における記録時(搬送時)の静音化を目的としたサイレントモード設定による搬送速度の変更
(8)記録媒体(用紙)の搬送精度を補正する搬送パラメータによる搬送補正
(9)CPUがプログラムを実行するときの処理時間
(10)記録媒体の1枚単位(単位枚数あたり)の記録にかかる所要時間に関連する設定項目
その他、電源VH_SWのオン時又はオフ時に設定された電圧値を満たしていない場合や、電力供給タイムアウト時間を超過して電源VH_SWのオン状態が継続された場合、装置としてエラー状態となり、電源VH_SWを速やかにオフして動作を停止する。
以上のように、第2画像処理コントローラユニット920は、印刷設定に応じて、電力供給タイムアウト時間を設定(導出)する。即ち、第2画像処理コントローラユニット920は、例えば、給紙口設定と、搬送路距離と、最大用紙サイズと、記録時の最低搬送速度等から電力供給タイムアウト時間をその都度、算出し、その算出した電力供給タイムアウト時間を記録動作前に設定する。或いは、第2画像処理コントローラユニット920は、記録装置1において設定可能な印刷設定に電力供給タイムアウト時間を関連付けて予め記憶し、印刷ジョブを受信すると、その印刷ジョブの印刷設定に基づいて電力供給タイムアウト時間を設定(決定)する。
以下、印刷設定のうち、給紙口設定に電力供給タイムアウト時間を関連付けて予め記憶し、印刷設定(給紙口設定)に基づいて電力供給タイムアウト時間を設定する例について、図8及び図9を用いて説明する。なお、図8及び図9において、給紙口として第1カセット、第2カセット、マニュアルフィード部(MF部)を想定し、また、電力供給タイムアウト時間として、上述の第2の第力供給タイムアウト時間と第3の電力供給タイムアウト時間を想定する。
図8は、印刷処理において、電力供給タイムアウト時間を設定する処理の手順を示すフローチャートである。ステップS10において、コントローラユニット900は、ホスト装置400から印刷ジョブを受信する。ステップS20において、プリントエンジンユニット940は、印刷設定情報を受信する。ステップS30において、第2画像処理コントローラユニット920は、給紙口がマニュアルフィード部であるかを判定する。
第2画像処理コントローラユニット920は、給紙口がマニュアルフィード部であると判定すると(S30 Yes)、ステップS40において、第2の電力供給タイムアウト時間を設定する。また、第2画像処理コントローラユニット920は、給紙口がマニュアルフィード部以外であると判定すると(S30 No)、ステップS50において、第2の電力供給タイムアウト時間より短い第3の電力供給タイムアウト時間を設定する。以下、図9を用いて、ステップS30からステップS50までの処理に関して、説明を補足する。
図9は、印刷処理における電力供給タイムアウト時間を設定するためのパラメータテーブルである。なお、上述の図8のステップS30では、図9のパラメータテーブルにおいて、どの条件に合致するかを判定し、さらに、ステップS40又はS50では、図9のパラメータテーブルから該当する電力供給タイムアウト時間を抽出し、設定する。
図9において、搬送路距離は給紙口から排紙口までの搬送路の距離、最大用紙サイズは給紙カセットに収納できる最大の用紙サイズ、最大用紙サイズ長は最大用紙サイズの搬送方向の長さ、最低搬送速度は給紙部から記録するときの最低の搬送速度を示している。
また、搬送時間合計は、第1カセットから排紙口までの搬送、第2カセットから排紙口までの搬送、マニュアルフィード(MF)部から排紙口までの搬送の各々に関して、搬送時間が最大となる条件を選定して算出された搬送時間の合計を示している。
加えて、電力供給タイムアウト時間設定は、給紙口がマニュアルフィード部であるか否かに基づいて設定される電力供給タイムアウト時間を示している。具体的には、マニュアルフィード部から排紙口までの搬送に関して、第2の電力供給タイムアウト時間が設定され、第1カセットから排紙口までの搬送及び第2カセットから排紙口までの搬送に関して、第3の電力供給タイムアウト時間が設定される。
なお、第2の電力供給タイムアウト時間として、マニュアルフィード部から排紙口までの条件で算出された値(42.64[s])に対して、小数点以下を繰り上げた値(43[s])に設定している。また、第3の電力供給タイムアウト時間として、第2カセットから排紙口までの条件で算出された値(7.43[s])に対して、小数点以下を繰り上げた値(8[s])に設定している。これは、第1カセットから排紙口までの条件で算出された値(5.23[s])と第2カセットから排紙口までの条件で算出された値(7.43[s])の差が比較的小さいことから、双方を第3の電力供給タイムアウト時間として分類できるためである。また、第1カセットから排紙口までの条件で算出された値と第2カセットから排紙口までの条件で算出された値のうち、搬送時間の合計として長くなる方を選択する必要があるため、第2カセットから排紙口までの条件で算出された値を採用している。
その他、本実施形態では、給紙口毎に最大の搬送時間を算出し、電力供給タイムアウト時間を設定したが、必ずしもこれに限定されることはない。したがって、例えば、同じ給紙口であっても、上述の電力供給タイムアウト時間を設定する条件に応じて、電力供給タイムアウト時間を個別に設定して適用する構成としてもよい。
以上の構成を用いることで、印刷設定によって印刷制御にかかる時間に比較的差がある場合でも、印刷設定に応じた適切な電力供給タイムアウト時間を設定することができる。そのため、記録ヘッドに不要な負荷電力をかけることを防ぐことができ、記録ヘッドの耐久性を向上させることができる。
その他、記録ヘッド8の吐出口近傍を保温する制御において、吐出口近傍に複数配置されているサブヒータをクロックと同期させ、PWM制御を用いてオン又はオフする。このクロックに関して、非記録時においては内部回路で生成された内部クロックが利用され、記録時においては記録領域Pの直前に配置されている搬送ローラの回転軸に設置しているエンコーダの入力信号が利用されるように構成される。
このクロックの非記録時から記録時への切り替えは、記録媒体Sが記録領域Pに進入するタイミングで行われる。具体的には、記録領域Pの直前の搬送経路上に設けられている用紙検出センサで記録媒体Sの先端部を検出し、記録媒体Sを用紙検出センサから記録領域Pまで搬送したタイミングでエンコーダの入力信号に切り替える構成としている。なお、記録領域Pの直前に配置されている搬送ローラによる記録媒体Sのレジ取り制御が完了し、記録媒体Sの搬送動作開始タイミングから記録領域Pまで搬送したタイミングでエンコーダの入力信号に切り替える構成としてもよい。
記録時において、エンコーダの入力信号にクロックを切り替えると、印刷制御が完了するまで、エンコーダの入力信号を用いて記録ヘッド8の保温制御を行う。なお、記録時において、記録媒体Sの搬送中にジャムが発生した場合、搬送制御が停止し、エンコーダの入力信号も停止することに備えて、記録ヘッド8への電力供給をオフ状態に切り替える。但し、ジャムの発生した個所が搬送経路上の上流であり、下流において記録媒体Sの搬送が行える場合には、電力供給をオフ状態へは切り替えず、印刷制御が完了してから電力供給をオフ状態に切り替える。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 インクジェット記録装置
920 第2画像処理コントローラユニット
1043 FET
1051 電源ユニット
8 記録ヘッド

Claims (12)

  1. 電源から記録ヘッドへの電力の供給を制御する電力制御手段と、
    印刷ジョブから印刷設定を取得する取得手段と、
    前記印刷設定から導出される搬送時間に応じて、タイムアウト時間を設定する設定手段と
    を備え、
    前記搬送時間は、記録を伴う搬送に要する時間を含み、
    前記電力制御手段は、前記電力が供給されてからの時間が前記タイムアウト時間を超過すると、前記記録ヘッドへの電力の供給を停止するように制御することを特徴とする記録装置。
  2. 前記設定手段は、
    前記印刷設定から単位枚数の搬送時間を算出する算出手段を有し、
    前記単位枚数の搬送時間に応じて、前記タイムアウト時間を設定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録装置において設定可能な印刷設定の各々に、当該印刷設定から導出される搬送時間に応じて設定したタイムアウト時間を関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記記憶手段において前記取得した印刷設定に関連付けられたタイムアウト時間を抽出し、前記タイムアウト時間として設定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記タイムアウト時間は、前記電力を前記記録ヘッドに連続して供給可能な上限時間であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記取得手段は、前記印刷設定として、給紙口設定、最大用紙サイズ、印刷品位に関する情報の少なくともいずれかを取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記設定手段は、前記印刷設定に、搬送路距離、搬送速度、印刷品位の安定化制御に関する情報の少なくともいずれかを組み合わせて、前記タイムアウト時間を設定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記搬送路距離は、給紙口毎、片面又は両面印刷設定の少なくともいずれかによって異なることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 前記搬送速度は、記録時の静音化を目的としたサイレントモードに関する設定、用紙の搬送精度を補正する搬送パラメータの少なくともいずれかによって決定されることを特徴とする請求項6又は7に記載の記録装置。
  9. 前記印刷品位の安定化制御に関する情報は、用紙の変形を抑制するための制御、印刷デューティから用紙を搬送する速度を変更する制御の少なくともいずれかに関する情報を含むことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記搬送時間において、前記記録ヘッドの温度を所定の温度に保温する保温制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 記録装置における制御方法であって、
    印刷ジョブから印刷設定を取得する取得ステップと、
    前記印刷設定から導出される搬送時間に応じて、タイムアウト時間を設定する設定ステップと、
    電源から記録ヘッドに電力が供給されてからの時間が前記タイムアウト時間を超過すると、前記記録ヘッドへの電力の供給を停止するように制御する電力制御ステップと
    を有し、
    前記搬送時間は、記録を伴う搬送に要する時間を含むことを特徴とする記録装置の制御方法。
  12. コンピュータに、請求項11に記載の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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