JP2017047334A - 土壌改良装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】添加剤タンク内の固化剤を常に移動させることができ、固化剤排出量を正確にして土壌改良作業を簡略化することができる土壌改良装置を提供する。
【解決手段】固化剤Qを収納する添加剤タンク10を設ける。該添加剤タンク10から固化剤Qを計量して排出する添加剤連続計量フィダー20を設ける。固化剤Qを混合した土砂Pを固化せしめる連続混合ミキサー30を設ける。土砂Pを連続混合ミキサー30に投入する土砂搬送フィダー40を設ける。添加剤タンク10の内部に一対の送りスクリュー13を平行に配置する。各送りスクリュー13の端部に固化剤Qの送り方向を変える一対の送り羽根14を設置する。添加剤タンク10内部の固化剤Qを粉末化するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は土壌改良装置に係り、固化剤を各種土壌に均一に混合することができる土壌改良装置に関する。
一般に、工事に伴って排出された廃土は、固化剤を混入した埋め戻し材、あるいは中間処理施設により製品化するなどして再利用されている。ところが、固化剤を各種土壌に混合する中間処理施設等が近くに無い場合は、埋め立て処分に持ち込まれ、埋め戻し用の材料として再利用されることは少ない。
また、放射能で汚染された土砂の後処理が社会問題になっている。この汚染された土砂は、埋戻しに再利用できないが、土砂を最終処分する場合でも固化剤を混合して所定サイズの粒度に固めた後、更に、コンクリートやモルタルに混入した状態で最終処分されているのが現状である。
そこで、当出願人は特許文献1を提案し、汚染された土砂をコンクリートやモルタルに混合するために、固化剤を土砂に均一に混合して適度な粒度に固化することができる撹拌装置を提供している。この撹拌装置により、セシウム等に汚染された土砂に固化剤を添加して連続混合ミキサーを通過させることで、砂や水分を含んだ土などが混在している土砂でも所定サイズの粒度に固めることに成功している。
更に、当出願人は、固化剤を土砂に均一に混合させるために、特許文献2の撹拌装置を提案している。この撹拌装置は、土砂を搬送する土砂搬送フィダーの入口と出口の両端部で土砂の塊を崩すようにしたもので、土砂搬送フィダーの入り口側に土砂撹拌ミキサーを設置し、出口側から排出される土砂に固化材を混合する固化剤混合機を設置したものである。このような構成により、撹拌前の土砂に対して固化剤を均一に添加することが可能になった。
特開平2015−94149号公報 実用新案登録第3189755号公報
特許文献1の撹拌装置のごとく、水分を含んだ土や砂などが混在している土砂でも連続混合ミキサーに通過させることで、所定サイズの粒度に固めることが可能になった。また、特許文献2の撹拌装置のように、土砂搬送フィダーの入口と出口の両端部で土砂の塊を崩して固化剤を混ぜ合わせることで、所定サイズの粒度に固める工程を迅速化することができる。
一方、土砂を固める固化剤は、予め添加剤タンク内に収納しておき、添加剤タンクから添加剤連続計量フィダーを介して一定量の固化剤を排出するように構成している。そして、この添加剤連続計量フィダーにより調整された量の固化剤を土砂に混合するものである。
ところが、添加剤タンク内に収納した固化剤を1本のスクリューで添加剤連続計量フィダーに送り出そうとすると、スクリューの先端側で固化剤が凝縮される傾向がある。すなわち、スクリューの先端側が解放されていないと凝縮した材料が移動しなくなり、スクリューが抵抗を受け駆動部が破損するかスクリューの羽根の破損となり、スクリュー自体が使用できなくなる。そのため、添加剤連続計量フィダーにより、一定量の固化剤を搬送する際に、正確な計量ができなくなる虞があった。
しかも、添加剤タンクの内部に固化剤が残ったまま作業が終了すると、内部に残った固化剤が一晩で凝縮してしまうので、作業終了時に添加剤タンクのメンテナンスに多くの手間を要していた。
そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、添加剤タンク内における固化剤の凝縮を防止することで、添加剤連続計量フィダーからの固化剤排出量を正確にすると共に、添加剤タンク内に残った固化剤のメンテナンスをフリーにして、土壌改良作業を簡略化することができる土壌改良装置の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、固化剤Qを収納する添加剤タンク10と、該添加剤タンク10から固化剤Qを計量して排出する添加剤連続計量フィダー20と、固化剤Qを混合した土砂Pを固化せしめる連続混合ミキサー30と、土砂Pを連続混合ミキサー30に投入する土砂搬送フィダー40とを備えた土壌改良装置において、
添加剤タンク10の内部に、固化剤Qの送り方向を逆向きに設定した一対の送りスクリュー13を平行に配置すると共に、各送りスクリュー13による固化剤Qの送り方向を変える一対の送り羽根14を各送りスクリュー13の端部に設置し、
固化剤Qが添加剤タンク10内部で移動するように構成したことにある。
第2の手段の前記送り羽根14は前記各送りスクリュー13の送り方向先端側の回転軸13Aに設置され、隣接する前記送りスクリュー13の送り方向基端側に向けて固化剤Qの進路を変更するように構成している。
第3の手段は、前記添加剤タンク10上部に開口部11を形成し、該開口部11の内側に先鋭突起体15を配置して固化剤Qを収納したフレキシブルコンテナバッグRの底部を切り裂くように構成し、該先鋭突起体15と前記送りスクリュー13との間に、複数本の杆体にて構成された固化剤分散体16を並設し、該固化剤分散体16にて前記送りスクリュー13周りの固化剤Qを分散させて粉瘤分散体16と送りスクリュー13との間に隙間を形成するように構成したものである。
第4の手段において、前記連続混合ミキサー30は、該連続混合ミキサー30の回転軸31の周側面に装着された高速回転羽根32と、該高速回転羽根32の周囲に間隔を開けて設けられ高速回転羽根32に対して逆回転する螺旋状に形成された送り羽根33とで構成している。
第5の手段は、前記土砂搬送フィダー40から土砂Pが排出される位置に固化剤混合機50を設置し、前記添加剤連続計量フィダー20から排出される固化剤Qと、土砂搬送フィダー40から排出される土砂Pとを固化剤混合機50で混合して前記連続混合ミキサー30内に搬送するように構成したものである。
本発明の請求項1によると、添加剤タンク10の内部に、固化剤Qの送り方向を逆向きに設定した一対の送りスクリュー13を平行に配置すると共に、各送りスクリュー13による固化剤Qの送り方向を変える一対の送り羽根14を各送りスクリュー13の端部に設置して固化剤Qを常に移動するように構成したことにより、送りスクリュー13を回転させるモータが止まったり、送りスクリュー13が破損したりする虞はなくなる。この結果、固化剤排出量を正確にすることができる。しかも、添加剤タンク10内に固化剤Qを収納してから一晩経過した後でも、初動時において送りスクリュー13を確実に回転させることができる。
請求項2のように、送り羽根14は前記各送りスクリュー13の送り方向先端側の回転軸13Aに設置され、隣接する前記送りスクリュー13の送り方向基端側に向けて固化剤Qの進路を変更するように構成しているので、送りスクリュー13を回転させる駆動力で送り羽根14も回転させることができる。この結果、省エネ運転が可能になる。
請求項3のごとく、添加剤タンク10上部に開口部11を形成し、該開口部11の内側に先鋭突起体15を配置して固化剤Qを収納したフレキシブルコンテナバッグRの底部を切り裂くように構成し、該先鋭突起体15と送りスクリュー13との間に、複数本の杆体にて構成された固化剤分散体16を並設し、該固化剤分散体16にて前記送りスクリュー13周りの固化剤Qを分散させて粉瘤分散体16と送りスクリュー13との間に隙間を形成するように構成しているので、フレキシブルコンテナバッグR内の固化剤Qを添加剤タンク10に投入した際に、固化剤Qの重量で固化剤Qが凝縮する虞を解消した。この結果、送りスクリュー13の回転を妨げずに済む。
請求項4のように、連続混合ミキサー30は、該連続混合ミキサー30の回転軸31の周側面に装着された高速回転羽根32と、該高速回転羽根32の周囲に間隔を開けて設けられ高速回転羽根32に対して逆回転する螺旋状に形成された送り羽根33とで構成しているので、砂や水分を含んだ土などが混在している土砂Pでも、適量の固化剤Qを混合することができるので、迅速に粒子化することが可能である。
請求項5のごとく、土砂搬送フィダー40から土砂Pが排出される位置に固化剤混合機50を設置し、添加剤連続計量フィダー20から排出される固化剤Qと、土砂搬送フィダー40から排出される土砂Pとを固化剤混合機50で混合して連続混合ミキサー30内に搬送するように構成しているので、土砂搬送フィダー40の先端から順次排出される土砂Pに対して上から適量の固化剤Qを振り掛けるように混ぜ合わせることができる。しかも、固化剤Qが混合された土砂Pを連続混合ミキサー30にて一定の粒状サイズに固化するように構成しているので、所定サイズの粒度に固める工程を迅速化することが可能である。
このように本発明によると、添加剤タンク内における固化剤の凝縮を防止することで、固化剤排出量を正確にすると共に、残った固化剤の凝縮を防止することができるといった目的を達成したものである。
本発明の基本構成を示す概略説明図である。 本発明の添加剤タンクの開口部を示す平面図である。 本発明の添加剤タンクの一実施例を示す正面図である。 本発明の添加剤タンクの一実施例を示す左側面図である。 本発明の添加剤タンクの一実施例を示す右側面図である。 本発明の送り羽根の一実施例を示す平面図である。 本発明の送り羽根の一実施例を示す正面図である。 本発明の固化剤混合機の一実施例を示す正面図である。 本発明の固化剤混合機の一実施例を示す側面図である。
以下、本発明の実施例を説明する。本発明の基本構成は、添加剤タンク10、添加剤連続計量フィダー20、連続混合ミキサー30、土砂搬送フィダー40を備えた土壌改良装置である(図1参照)。
添加剤タンク10は、固化剤Q等の添加剤を収納するタンクで、この添加剤タンク10から添加剤連続計量フィダー20を介して一定量の固化剤Qを排出し、集積した土砂Pに混合する(図1参照)。この土砂Pは、土砂搬送フィダー40にて連続混合ミキサー30に搬送される途中で、固化剤混合機50で固化剤Qを混合しながら連続混合ミキサー30に投入されるものである。
この添加剤タンク10の上部に開口部11を形成し、この開口部11に蓋体18を着脱自在に施蓋する(図3参照)。そして、蓋体18を外した開口部11から、フレキシブルコンテナバッグRに収納されている固化剤Qを添加剤タンク10内に投入する(図1参照)。また、添加剤タンク10の下部に排出口12を形成し、この排出口12に連結した添加剤連続計量フィダー20を介して固化剤Qを軽量しながら排出する(図3参照)。
添加剤タンク10の開口部11の内側には、先鋭突起体15を配置している(図2参照)。そして、この先鋭突起体15で固化剤Qを収納したフレキシブルコンテナバッグRの底部を切り裂くように構成している(図1参照)。図示の先鋭突起体15は、二等辺三角形状の支持板15Aを2枚平面十字状に組み合わせた形状を成し、この支持板15Aの頂部に突起15Bを形成したものである(図4参照)。そして、この先鋭突起体15をフレキシブルコンテナバッグRの底部に突き刺して孔を開けた後は、支持板15Aがこの孔を広げるので、固化剤Qを効率良く排出することができる。
フレキシブルコンテナバッグRに収納されている固化剤Qは、フレキシブルコンテナバッグRの内部に投入すると固化剤Qの重量で凝縮する虞があるので、添加剤タンク10の内部に収納する前に、固化剤分散体16にて固化剤Qを分散して粉瘤分散体16と送りスクリュー13との間に隙間を形成している。この固化剤分散体16は、先鋭突起体15と内部の送りスクリュー13との間に配した複数本の杆状部材である(図3参照)。図示の固化剤分散体16は、開口部11の内側に水平、且つ上下二段に配置している(図4参照)。上段の上部分散体16Aはアングル状を成し、下段の下部分散体16Bは角パイプ形状を成している。この下部分散体16Bは、特に、送りスクリュー13の上部周囲を囲むように配置したときに送りスクリュー13が安定して回転する。実験では、図示のごとく下部分散体16Bを3か所に設けたときに最もスムーズな移動が実現した(図5参照)。
添加剤タンク10の内部には、固化剤Qの送り方向を逆向きに設定した一対の送りスクリュー13を平行に配置している(図2参照)。各送りスクリュー13には、それぞれ駆動モーター17を備えており、各駆動モーター17を回転させている(図5参照)。そして、送りスクリュー13の長手方向に沿って互いに逆向きに固化剤Qを送るものである(図2参照)。一対の送りスクリュー13を使用する場合、横並びに平行に配置することで、平面的な移動が可能になり、上下に使用する場合よりも高さを低くすることができ、長さも調整できるのでコンパクトに設けることができる。
更に、各送りスクリュー13の送り方向先端側に送り羽根14を設置しており、隣接する送りスクリュー13の送り方向基端側に向けて固化剤Qの進路を変更するように構成している。図示の送り羽根14は、送りスクリュー13の回転軸13A外側面に装着する軸体14Aを備えたものである(図6参照)。そして、回転軸13Aの回転に伴って軸体14Aも回転し、この軸体14Aの周側面に放射状に設けられた羽体14Bが回転する(図7参照)。したがって、送りスクリュー13を回転させることで、隣接する送りスクリュー13方向に固化剤Qを送り込むことができる。このように添加剤タンク10内の固化剤Qを常に移動させることで固化剤Qの凝縮を防止し、送りスクリュー13の停止を防止している。
添加剤タンク10内の固化剤Qは、添加剤タンク10の排出口12に連結した添加剤連続計量フィダー20で軽量された後に土砂Pに添加する(図3参照)。図示の添加剤連続計量フィダー20は、添加剤タンク10の下に配置され、添加剤タンク10から落下する固化剤Qを送り出す螺旋状の計量スクリュー21を備えている。そして、この計量スクリュー21で押し出した固化剤Qを、先端に設けた開閉自在な開閉蓋22から適量だけ排出する(図1参照)。
尚、固化剤Qは、土砂Pの状態や目的に応じて、例えば、セメント、石灰系固化剤、水溶性高分子、凝集剤等、種類や量が調整される。一定の粒度に固化された土砂Pは、セメントやコンクリートなどと混合することで、建築材、路盤材料、埋立土材、土壌改良資材等の材料として有効利用されるものである。
連続混合ミキサー30は、土砂Pと固化剤Qとを混練するように構成している(図1参照)。この連続混合ミキサー30は、回転軸31の周囲に装着された高速回転羽根32と、この高速回転羽根32の周囲に間隔を開けて設けられ高速回転羽根32に対して逆回転する螺旋状に形成された送り羽根33とを備えている。
高速回転羽根32は、回転軸31の側面に立設した部材で、土砂Pを打ち砕くように構成している。この高速回転羽根32を高速で回転させると、送り羽根33によって水平移動させた土砂Pを、回転軸31の周囲から持ち上げて落下させる作用が生じる(図1参照)。そして、この作用により、土砂Pを所定サイズの粒状に成形することが可能になる。この結果、連続混合ミキサー30内の土砂Pを強力に撹拌し粉砕することができる。
一方、送り羽根33は螺旋状の羽根部材で、高速回転羽根32に対して逆回転するように構成されている。この送り羽根33により、撹拌された土砂Pが排出方向に順次送られるものである(図1参照)。図示例では、二条の螺旋状の送り羽根33を設けているが、この送り羽根33の数は任意に変更することができる。
土砂搬送フィダー40は、この連続混合ミキサー30に土砂Pを投入する装置である(図1参照)。すなわち、集積された土砂Pを土砂搬送フィダー40の後端部に投入すると、搬送スクリュー41が先端部まで搬送し、連続混合ミキサー30内に落下させる装置である。
固化剤混合機50は、土砂搬送フィダー40の先端部に設置する装置である(図1参照)。この固化剤混合機50を、土砂搬送フィダー40の排出口側に装着することで、添加剤連続計量フィダー20から排出される固化剤Qと、土砂搬送フィダー40から排出される土砂Pとを固化剤混合機50で混合し、連続混合ミキサー30内に投入するように構成している。
図示の固化剤混合機50は、枠体52の内側に重なるように固定枠53が設けられている(図8参照)。更に、この固定枠53と搬送スクリュー41の先端との間に回転軸54を設け、この回転軸54に回転羽根51を装着したものである(図9参照)。更に、この回転羽根51は、回転軸54の先端側に装着された主回転羽根51Aと、回転軸54の搬送スクリュー41側に装着された副回転羽根51Bと、主回転羽根51Aの先端側に装着されて土砂Pの移動を阻止する制御板51Cとで構成されている(図8参照)。
土砂搬送フィダー40から排出される土砂Pは、まず、副回転羽根51Bで切断されて砕かれる(図8参照)。次に、砕かれた状態で押し出された土砂Pは主回転羽根51Aにて副回転羽根51B方向に押し戻される状態になる。このとき土砂Pに振り掛けた固化剤Qが混ざり合うものである。制御板51Cは、主回転羽根51Aより先に土砂Pが進まないように土砂Pの前進を阻止する。
尚、本発明の各構成は図示例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で任意に構成を変更することが可能であり、例えば、本発明を車両に搭載するように構成することも可能である。本発明装置で改良した土壌は、所定サイズの粒度に固めた後、更に、コンクリートやモルタルに混入した状態で最終処分するほか、埋め戻し用の材料として再利用することも可能である。
P 土砂
Q 固化剤
R フレキシブルコンテナバッグ
10 添加剤タンク
11 開口部
12 排出口
13 送りスクリュー
14 送り羽根
15 先鋭突起体
16 固化剤分散体
16A 上部分散体
16B 下部分散体
17 駆動モーター
18 蓋体
20 添加剤連続計量フィダー
21 計量スクリュー
30 連続混合ミキサー
31 回転軸
32 高速回転羽根
33 送り羽根
34 樋状体
35 結合リング
36 結合リング駆動モーター
37 回転軸駆動モーター
40 土砂搬送フィダー
41 搬送スクリュー
50 固化剤混合機
51 回転羽根
52 枠体
53 固定枠
54 回転軸

Claims (5)

  1. 固化剤を収納する添加剤タンクと、該添加剤タンクから固化剤を計量して排出する添加剤連続計量フィダーと、固化剤を混合した土砂を固化せしめる連続混合ミキサーと、土砂を連続混合ミキサーに投入する土砂搬送フィダーとを備えた土壌改良装置において、添加剤タンクの内部に固化剤の送り方向を逆向きに設定した一対の送りスクリューを平行に配置すると共に、各送りスクリューによる固化剤の送り方向を変える一対の送り羽根を各送りスクリューの端部に設置し、添加剤タンク内部の固化剤を移動するように構成したことを特徴とする土壌改良装置。
  2. 前記送り羽根は前記各送りスクリューの送り方向先端側の回転軸に設置され、隣接する前記送りスクリューの送り方向基端側に向けて固化剤の進路を変更するように構成した請求項1記載の土壌改良装置。
  3. 前記添加剤タンク上部に開口部を形成し、該開口部の内側に先鋭突起体を配置して固化剤を収納したフレキシブルコンテナバッグの底部を切り裂くように構成し、該先鋭突起体と前記送りスクリューとの間に、複数本の杆体にて構成された固化剤分散体を並設し、該固化剤分散体にて落下する固化剤を分散させて粉瘤分散体と送りスクリューとの間に隙間を形成するように構成した請求項1記載の土壌改良装置。
  4. 前記連続混合ミキサーは、該連続混合ミキサーの回転軸の周側面に装着された高速回転羽根と、該高速回転羽根の周囲に間隔を開けて設けられ高速回転羽根に対して逆回転する螺旋状に形成された送り羽根とで構成した請求項1記載の土壌改良装置。
  5. 前記土砂搬送フィダーから土砂が排出される位置に固化剤混合機を設置し、前記添加剤連続計量フィダーから排出される固化剤と、土砂搬送フィダーから排出される土砂とを固化剤混合機で混合して前記連続混合ミキサー内に搬送するように構成した請求項1記載の土壌改良装置。
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