JP2004123307A - ホッパ装置 - Google Patents

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Takashi Nakagawa
中川 崇
Minoru Tejima
手嶋 実
Takashi Otsuka
大塚 敬
Katsuji Hirota
廣田 勝司
Noriyuki Ikeda
池田 紀之
Masahiro Imai
今井 正弘
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Showa Kikai Shoji Co Ltd
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Abstract

【課題】架橋現象を十分且つ確実に防止するホッパ装置を提供する。
【解決手段】ホッパ1内の底部に配設され互いに離間し軸線を平行にして並設される回転軸2a,2bが回転し、当該回転軸2a,2bの軸線に沿う一方側と他方側とに各々逆螺旋で周設した螺旋羽根2d,2e、2f,2gが回転することで、ホッパ1内の被処理物を、螺旋羽根2d,2e、2f,2gに近いものから順に、回転軸2a,2bの一方側と他方側との間に向けて滞ること無く次々と送るようにし、この送られた被処理物を、排出手段3,3により、ホッパ1から排出するように構成して成る。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホッパを備えるホッパ装置に関し、詳しくは、ホッパ内に貯留される被処理物を当該ホッパから良好に排出するホッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば汚泥や粉体等の被処理物を貯留するホッパを備えるホッパ装置にあっては、当該被処理物がホッパ内で圧密されているため、ホッパ底部から被処理物が排出されても、この部分の被処理物のみが排出されてホッパ内では架橋現象(ブリッジ)を生じ、それ以上の被処理物が排出不能に陥ることがある。
【0003】
そこで、従来は、ホッパの上部から下部にいくに従って、水平断面積が大きくなる例えば中空円錐台形状のホッパを採用することで、架橋現象を防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000―302187号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなホッパ形状では、架橋現象を防止するには不十分であり、さらに、ホッパの傾斜角度を十分に取れない場合や、被処理物の粘性が高い場合等には、特に架橋現象の阻止効果が殆ど認められない。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、架橋現象が十分且つ確実に防止されるホッパ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるホッパ装置は、被処理物を貯留するホッパと、このホッパ内の底部に配設され、互いに離間し軸線を平行にして並設され回転駆動される回転軸と、各回転軸の軸線に沿う一方側と他方側とに各々逆螺旋で周設され、回転軸の回転により被処理物を回転軸の一方側と他方側との間に向けて送る螺旋羽根と、螺旋羽根により送られる被処理物をホッパから排出するための排出手段と、を具備した。
【0008】
このように構成されたホッパ装置によれば、ホッパ内の底部に配設され互いに離間し軸線を平行にして並設される回転軸の回転により、当該回転軸の軸線に沿う一方側と他方側とに各々逆螺旋で周設される螺旋羽根が回転され、ホッパ内の被処理物は、螺旋羽根に近いものから順に、回転軸の一方側と他方側との間に向けて滞ること無く次々と送られて行き、この送られた被処理物は、排出手段により、ホッパから排出されるようになる。
【0009】
ここで、螺旋羽根は、回転軸との間に所定の空間を有するように複数の支持部材に支持されて回転軸に周設されるリボン状螺旋羽根であると、通常の螺旋羽根に比して軽量構造且つ低負荷構造とされて駆動力が低減されると共に、被処理物の送り機能に加えて架橋現象を効果的に防止する解し機能が発揮される。
【0010】
また、排出手段の好適な構成としては、ホッパの底部で平面視において回転軸同士の間に回転軸と平行に配設され、被処理物をホッパの排出口へ搬送する搬送装置が挙げられる。
【0011】
また、回転軸の軸線方向の逆螺旋羽根同士間には、螺旋羽根の無い所定長の領域が設定されていると、螺旋羽根により送られた被処理物が、回転軸同士の間に配設される搬送装置へ向かい易くされる。
【0012】
また、搬送装置は、ホッパ内から排出口を通してホッパ外に延出する搬送路と、ホッパ外の搬送路の上部に配設され、当該搬送路を搬送される被処理物の搬送量を規制する仕切板と、を備えていると、搬送路を搬送される被処理物の搬送量が仕切板により容易に規制され、安定した排出量とされる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるホッパ装置の好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るホッパ装置の概略構成を示す縦断面図、図2は、図1のII−II矢視図、図3は、図1のIII−III矢視図、図4は、図2のIV−IV矢視図である。
【0014】
このホッパ装置100は、被処理物としての例えば下水汚泥を始めとした汚泥を貯留すると共に適宜後段に排出するもので、図1〜図3に示すように、汚泥を貯留するホッパ1と、ホッパ1内の汚泥を掻き寄せる掻寄機2と、ホッパ1内の汚泥を切り出してホッパ1外に排出する切出機(排出手段)3と、これら掻寄機2及び切出機3を駆動する電動機Mと、を備えている。
【0015】
ホッパ1は、上部から下部に行くに従って水平断面積が拡大する中空円錐台形状を成し、上部から投入される汚泥を内部に貯留する。このホッパ1の中空円錐台形状は、架橋現象を防止するのに役立つ形状である。
【0016】
掻寄機2は、二機が配設され、各々は、図2及び図3に示すように、回転自在に支持されて回転される回転軸2a,2bを備え、各回転軸2a,2bは、ホッパ1内の底部の周壁近くに位置し、互いに軸線を平行にして所定に離間するようにして並設されている。
【0017】
図1及び図2に示すように、一方の回転軸2aには、当該回転軸2aの軸線に沿う一方側(図示左側;以降一方側と呼ぶ)と他方側(図示右側;以降他方側と呼ぶ)とに各々逆螺旋の螺旋羽根2d,2eが周設され、これらの螺旋羽根2d,2eは、当該回転軸2aに図3に示す反時計方向の回転が与えられると、汚泥を当該回転軸2aの螺旋羽根2d,2e間(軸線中央)に向けて送る螺旋とされている。
【0018】
また、図2に示すように、他方の回転軸2bには、当該回転軸2bの軸線に沿う一方側と他方側とに各々逆螺旋の螺旋羽根2f,2gが周設されている。この他方の回転軸2bの螺旋羽根2f,2gは各々、これに対向する一方の回転軸2aの螺旋羽根2d,2eに対する逆螺旋とされ、当該他方の回転軸2bに上記一方の回転軸2aと逆方向(図3に示す時計方向)の回転が与えられると、汚泥を当該他方の回転軸2bの螺旋羽根2f,2g間(軸線中央)に向けて送る。
【0019】
これらの螺旋羽根2d,2e,2f,2gは、図3に示すように、回転軸2a,2bから十字状に突出している複数の支持部材2hに支持されるリボン状螺旋羽根であり、このようにリボン状螺旋羽根2d〜2gが複数の支持部材2hに支持されることで、回転軸2a,2bとリボン状螺旋羽根2d〜2gとの間には、軸線方向に連通する所定の空間(隙間)が画成されている。
【0020】
このようなリボン状螺旋羽根2d〜2gは、送り機能に加えて解し機能を備えると共に、通常の螺旋羽根に比して軽量構造且つ低負荷構造とされている。この軽量構造且つ低負荷構造により、掻寄機2を駆動する電動機Mの駆動力の低減が図られている。
【0021】
また、図2に示すように、回転軸2aの軸線方向の螺旋羽根2d,2e間、及び、回転軸2bの軸線方向の螺旋羽根2f,2g間には、螺旋羽根が欠損し螺旋羽根の無い所定長の領域(以下単に羽根無領域と呼ぶ)が設定されている。
【0022】
切出機3は、二機が配設され、各々は、図2及び図3に示すように、掻寄機回転軸2a,2bと平行を成して互いに隣接し回転自在に支持されて回転される回転軸3a,3b、及び、各回転軸3a,3bに軸線に沿って周設される螺旋羽根3d,3fを各々備え、ホッパ1内の底部で平面視において掻寄機2,2間に凹設される凹設部8に配設されている。
【0023】
上記回転軸3aの螺旋羽根3dと回転軸3bの螺旋羽根3fとは逆螺旋とされ、回転軸3aに図3に示す反時計方向の回転、回転軸3bに図3に示す時計方向の回転が与えられると、汚泥を回転軸3a,3bの他方側(図2の右側)端部に向けて送る螺旋とされている。
【0024】
また、図3に示すように、ホッパ1内の底部で掻寄機2より外側の部分には、当該部分に汚泥の滞留するデッドゾーンが形成されないように、汚泥を掻寄機2側に案内する傾斜案内板13,13が周壁に沿って設置されている。
【0025】
なお、ホッパ1の下部構造としては、下部周壁と掻寄機2、切出機3の螺旋羽根との干渉を容易に回避すべく、角筒形状を採用しても良い。
【0026】
上記切出機3は、図1及び図2に示すように、他方側端部が、ホッパ1に形成される排出口1aを通してホッパ1外へ延出し、この延出部分を、排出口1aに接続される管路9が包囲することで、ホッパ1外に延びる汚泥搬送路10が構成されている。
【0027】
また、汚泥搬送路10を構成する管路9の上部には、仕切板11が設置されている。この仕切板11は、図4に示すように、下端部に、上記螺旋羽根3d,3fに対応して半円状の切欠11a,11aを備え、螺旋羽根3d,3fの回転を妨げないように汚泥搬送路10に進入し所望の上下位置で例えば螺子留め等で固定されている。この仕切板11は、切出機3により汚泥搬送路10を搬送される汚泥の搬送量を、その上下位置に応じて規制する。
【0028】
汚泥搬送路10は、図1〜図3に示すように、終端が閉塞され、終端近傍の底部に開口される排出口9aに、汚泥をさらに後段に定量で供給すべく搬送する例えばスクリューフィーダ等を始めとした定量供給機12が接続されている。
【0029】
また、図2に示すように、上記回転軸2a,2b,3a,3bは、その一方側端部がホッパ1外に各々延出し、これらの一方側端部にスプロケット2i,2j,3i,3jが各々固定されている。そして、隣接する掻寄機回転軸2aのスプロケット2iと切出機回転軸3aのスプロケット3iとにはチェーン4が巻き掛けられ、隣接する掻寄機回転軸2bのスプロケット2jと切出機回転軸3bのスプロケット3jとにはチェーン5が巻き掛けられている。
【0030】
また、切出機回転軸3a,3bは、その他方側端部が管路9終端外に各々延出し、この延出部分に、互いに噛合するギヤ3m,3nが各々固定され、さらに切出機回転軸3bの他方側端部にスプロケット3pが固定されている。
【0031】
そして、ホッパ装置100の駆動源である電動機Mは、その出力軸にスプロケット7が固定され、このスプロケット7と切出機回転軸3bのスプロケット3pとにはチェーン6が巻き掛けられている。
【0032】
次に、このような構成を有するホッパ装置100の作用について説明する。前述したように、ホッパ1の中空円錐台形状は、架橋現象を防止するのに役立つ形状ではあるが、不十分であり、特に、本実施形態のように、ホッパ1が大容量で背が高く傾斜角度を十分に取れない場合や、汚泥のように粘性が高いものを貯留している場合には、特に架橋現象の阻止効果は不十分である。
【0033】
そこで、本実施形態のホッパ装置100にあっては、掻寄機2、切出機3を駆動して架橋現象を阻止する。
【0034】
具体的には、掻寄機2、切出機3の駆動源である電動機Mを駆動する。この電動機Mの回転駆動力は、スプロケット7、チェーン6、スプロケット3pを介し切出機回転軸3bに伝達されて当該切出機回転軸3bが回転し、この切出機回転軸3bの回転駆動力は、ギヤ3n,3mを介し切出機回転軸3aに伝達されて当該切出機回転軸3aが切出機回転軸3bとは反対方向に回転し、この切出機回転軸3aの回転駆動力は、スプロケット3i、チェーン4、スプロケット2iを介し掻寄機回転軸2aに伝達されて当該掻寄機回転軸2aが回転し、一方切出機回転軸3bの回転駆動力は、スプロケット3j、チェーン5、スプロケット2jを介し掻寄機回転軸2bに伝達されて当該掻寄機回転軸2bが掻寄機回転軸2aとは反対方向に回転する。
【0035】
このように1台の電動機Mの駆動で、全ての回転軸2a,2b,3a,3bが回転して全ての掻寄機2、切出機3が駆動されるため、低コスト化が図られている。
【0036】
この時、一方の掻寄機回転軸2aには、前述した図3に示す反時計方向の回転が与えられ、他方の掻寄機回転軸2bには、前述した図3に示す時計方向の回転が与えられて、掻寄機回転軸2a,2bは互いに逆回転し、掻寄機螺旋羽根2d〜2gの回転は、汚泥を羽根無領域に送る回転とされる。
【0037】
そして、貯留されている汚泥は、回転する掻寄機螺旋羽根2d〜2gに触れ解されながら、掻寄機螺旋羽根2d〜2gに近い汚泥から順に羽根無領域に向けて滞ること無く次々と送られて行き(掻き寄せられて行き)、これに従って、周壁側の汚泥が次々と掻き寄せられ、架橋現象が防止される。
【0038】
この時、掻寄機螺旋羽根2d〜2gは、リボン状螺旋羽根のため、解し機能が効果的に発揮され、架橋現象が一層防止される。
【0039】
そして、羽根無領域に向けて軸線両端方向から送られる汚泥は、当該羽根無領域で合流して当該羽根無領域から掻寄機2,2間の切出機3,3側に移行する。この時、切出機3,3が掻寄機2,2より低い凹設部8に配設されているため、掻寄機螺旋羽根2d〜2gにより送られる汚泥は、良好に切出機3,3側に移行する。
【0040】
さらに、掻寄機回転軸2a,2bの軸線中央まで掻寄機螺旋羽根2d〜2gが延びていないため、掻寄機螺旋羽根2d〜2gにより送られる汚泥は、容易に掻寄機2,2間の切出機3,3側に向かう。
【0041】
一方、電動機Mの駆動により、一方の切出機回転軸3aには、前述した図3に示す反時計方向の回転が与えられ、他方の切出機回転軸3bには、前述した図3に示す時計方向の回転が与えられて、切出機回転軸3a,3bは互いに逆回転し、切出機螺旋羽根3d,3fの回転は、汚泥をホッパ1の排出口1a(回転軸の他方側端部)に送る回転とされる。
【0042】
従って、切出機3に移行された汚泥、及び、ホッパ1内で切出機3により解された汚泥は、回転する切出機螺旋羽根3d,3fにより排出口1aを通してホッパ1外に排出され、汚泥搬送路10の終端に向けて送られて行く。
【0043】
この汚泥搬送路10では、仕切板11により、余分な汚泥が遮られてその進行が規制され、特に切出機3による汚泥の過剰供給が防止されて安定した排出量とされている。
【0044】
そして、切出機3により搬送された汚泥は、汚泥搬送路10の排出口9aを通して定量供給機12に送られ、当該定量供給機12により搬送されて後段に供される。
【0045】
このように、本実施形態においては、掻寄機2,2の各々の逆螺旋羽根により、ホッパ1内の汚泥が、螺旋羽根2d〜2gに近いものから順に、軸線中央の羽根無領域に向けて滞ること無く次々と送られて行き、この送られた汚泥が、切出機3,3により、ホッパ1から排出される。このため、ホッパ装置100の架橋現象が十分且つ確実に防止される。従って、汚泥の安定した排出性を有するホッパ装置100を提供することができる。
【0046】
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、軽量構造且つ低負荷構造であると共に解し機能を備えていることから、特に好ましいとして、掻寄機2にリボン状螺旋羽根を採用しているが、軸線方向に沿う基端が回転軸に全て連設されて回転軸との間に空間を有しない通常の螺旋羽根であっても良い。
【0047】
また、上記実施形態においては、掻寄機回転軸2a,2bを逆方向回転としているため、掻寄機回転軸2aの螺旋羽根2dと掻寄機回転軸2bの螺旋羽根2f、掻寄機回転軸2aの螺旋羽根2eと掻寄機回転軸2bの螺旋羽根2gを各々逆螺旋としているが、掻寄機回転軸2a,2bを同方向回転とする構成の場合には同螺旋とされる。また、切出機3にあっても同様に、切出機回転軸3a,3bを逆方向回転としているため、切出機回転軸3aの螺旋羽根3dと切出機回転軸3bの螺旋羽根3fを逆螺旋としているが、切出機回転軸3a,3bを同方向回転とする構成の場合には同螺旋とされる。
【0048】
また、上記実施形態においては、ホッパ1から汚泥を排出する排出手段を、切出機3としているが、切出機3に限定されるものではなく、別の搬送装置でも良く、さらには、例えばホッパ1の底部で平面視において掻寄機2,2同士の間に開口される排出口であっても良い。この場合には、当該排出口の下方に、汚泥を後段に搬送する搬送装置を設置するのが好ましい。
【0049】
また、上記実施形態においては、架橋現象を一層防止すべく、ホッパ1の形状を、水平方向断面積が下方に行くに従い大きくなる中空円錐台形状としているが、例えば中空角錐台形状等でも良く、また、水平方向断面積が上下で殆ど変わらない例えば円筒形状、角筒形状等でも良く、さらには、水平方向断面積が下方に行くに従い小さくなる例えば中空逆円錐台形状や中空逆角錐台形状等であっても良い。
【0050】
さらにまた、上記実施形態においては、特に好適だとして被処理物を汚泥としているが、例えば消石灰等を始めとした粉体等に対しても勿論適用可能である。
【0051】
【発明の効果】
本発明によるホッパ装置は、ホッパ内の底部に配設され互いに離間し軸線を平行にして並設される回転軸が回転し、当該回転軸の軸線に沿う一方側と他方側とに各々逆螺旋で周設した螺旋羽根が回転することで、ホッパ内の被処理物を、螺旋羽根に近いものから順に、回転軸の一方側と他方側との間に向けて滞ること無く次々と送るようにし、この送られた被処理物を、排出手段により、ホッパから排出するように構成したものであるから、架橋現象を十分且つ確実に防止することが可能となる。従って、被処理物の安定した排出性を有するホッパ装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るホッパ装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】図2のIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
1…ホッパ、1a…ホッパ排出口、2…掻寄機、2a,2b…掻寄機回転軸、2d,2e,2f,2g…掻寄機螺旋羽根(リボン状螺旋羽根)、2h…支持部材、3…切出機(排出手段;搬送装置)、10…汚泥搬送路、11…仕切板、100…ホッパ装置、M…電動機。

Claims (5)

  1. 被処理物を貯留するホッパと、
    このホッパ内の底部に配設され、互いに離間し軸線を平行にして並設され回転駆動される回転軸と、
    各回転軸の軸線に沿う一方側と他方側とに各々逆螺旋で周設され、前記回転軸の回転により前記被処理物を前記回転軸の前記一方側と前記他方側との間に向けて送る螺旋羽根と、
    前記螺旋羽根により送られる被処理物を前記ホッパから排出するための排出手段と、
    を具備したホッパ装置。
  2. 前記螺旋羽根は、前記回転軸との間に所定の空間を有するように複数の支持部材に支持されて前記回転軸に周設されるリボン状螺旋羽根であることを特徴とする請求項1記載のホッパ装置。
  3. 前記排出手段は、前記ホッパの底部で平面視において前記回転軸同士の間に前記回転軸と平行に配設され、前記被処理物を前記ホッパの排出口へ搬送する搬送装置であることを特徴とする請求項1又は2記載のホッパ装置。
  4. 前記回転軸の軸線方向の逆螺旋羽根同士間には、螺旋羽根の無い所定長の領域が設定されていることを特徴とする請求項3記載のホッパ装置。
  5. 前記搬送装置は、前記ホッパ内から前記排出口を通してホッパ外に延出する搬送路と、
    前記ホッパ外の搬送路の上部に配設され、当該搬送路を搬送される被処理物の搬送量を規制する仕切板と、を備えることを特徴とする請求項3又は4記載のホッパ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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