JP2017046122A - 歪補償装置 - Google Patents

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英史 持田
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英史 持田
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Abstract

【課題】DA変換器の広帯域化を抑制する。
【解決手段】歪補償装置は、歪補償前デジタル信号に対してデジタル歪補償を施して、歪補償後デジタル信号を出力するデジタル歪補償部31と、デジタル歪補償部31から出力された歪補償後デジタル信号を、第1歪補償後アナログ信号に変換するDA変換器40と、DA変換器40から出力された第1歪補償後アナログ信号に対して、アナログ歪補償を施して第2歪補償後アナログ信号を出力するアナログ歪補償部60と、を備え、デジタル歪補償部31は、第2歪補償後アナログ信号よりも狭帯域の歪補償後デジタル信号を出力するデジタル歪補償を行うよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、歪補償装置に関する。
歪補償装置は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1の歪補償装置は、増幅器の歪特性を補償するため、デジタルの送信信号に対してデジタル信号処理による前置歪補償を行う。歪補償後のデジタル送信信号は、デジタルアナログ変換器(DAC)によって、アナログ信号に変換され、増幅器に与えられる。
特開2014−155101号公報
近年の信号の広帯域化に伴い、歪補償後のデジタル信号をアナログ信号に変換するDACの帯域幅も広くする必要がある。しかも、増幅器の非線形性を補償する歪補償は、信号を広帯域化させる。このため、DACの帯域幅は、歪補償前デジタル信号の帯域幅の少なくとも3倍程度以上必要であり、多くの場合、5倍程度は必要である。例えば、歪補償前デジタル信号の信号帯域幅が20MHzであれば、100MHzの帯域幅を持つDACを使用し、歪補償前デジタル信号の信号帯域が40MHzであれば、200MHzの帯域幅を持つDACを使用する必要がある。このような広帯域のDACの使用は、高コスト化を招く。
したがって、DACの広帯域化を抑制することが望まれる。
一の観点からみた本発明は、歪補償前デジタル信号に対してデジタル歪補償を施して、歪補償後デジタル信号を出力するデジタル歪補償部と、前記デジタル歪補償部から出力された歪補償後デジタル信号を、第1歪補償後アナログ信号に変換するDA変換器と、前記DA変換器から出力された前記第1歪補償後アナログ信号に対して、アナログ歪補償を施して第2歪補償後アナログ信号を出力するアナログ歪補償部と、を備え、前記デジタル歪補償部は、前記第2歪補償後アナログ信号よりも狭帯域の前記歪補償後デジタル信号を出力するデジタル歪補償を行うよう構成されている歪補償装置である。
本発明によれば、DACの広帯域化を抑制することができる。
歪補償装置を有する増幅装置の回路図である。 アナログ歪補償部の回路図である。 歪補償装置を有する増幅装置の回路図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.実施形態の概要]
(1)実施形態に係る歪補償装置は、デジタル歪補償部と、DA変換器と、アナログ歪補償部と、を備える。デジタル歪補償部は、歪補償前デジタル信号に対してデジタル歪補償を施して、歪補償後デジタル信号を出力する。DA変換器は、デジタル歪補償部から出力された歪補償後デジタル信号を、第1歪補償後アナログ信号に変換する。アナログ歪補償部は、DA変換器から出力された第1歪補償後アナログ信号に対して、アナログ歪補償を施して第2歪補償後アナログ信号を出力する。デジタル歪補償部は、第2歪補償後アナログ信号よりも狭帯域の歪補償後デジタル信号を出力するデジタル歪補償を行うよう構成されている。
DA変換器によって変換される歪補償後デジタル信号が、第2歪補償後アナログ信号よりも狭帯域であることで、第2歪補償後のアナログ信号が広帯域化しても、DA変換器の広帯域化を抑制することができる。
(2)前記デジタル歪補償部による前記デジタル歪補償は、増幅器のメモリ効果補償を含むのが好ましい。前記アナログ歪補償部による前記アナログ歪補償は、増幅器の非線形歪補償を含むのが好ましい。
増幅器のメモリ効果補償とは、増幅器の特性の一つであるメモリ効果の補償である。メモリ効果とは、増幅器の出力が過去の信号値にも影響を受けることである。メモリ効果は、増幅器によって増幅される信号が広帯域化されると無視できなくなる。したがって、広帯域信号を増幅する増幅器の歪補償には、非線形歪補償だけでなく、メモリ効果補償をも行う必要がある。非線形歪補償は、信号を広帯域化させるのに対し、メモリ効果補償は、信号の帯域幅を変化させないため、デジタル歪補償部がメモリ効果補償を担うことで、歪補償後デジタル信号を狭帯域化させるのが容易となる。
デジタル歪補償部は、メモリ効果補償以外に非線形歪補償を行っても良い。非線形歪は高次になるほど信号を広帯域化させるため、より低次歪(例えば、3次歪)をデジタル歪補償部が担い、より高次の歪(例えば、5次歪)をアナログ歪補償部が担うのが好ましい。
(3)前記デジタル歪補償部による前記デジタル歪補償は、増幅器の非線形歪補償を含まず、前記歪補償後デジタル信号の帯域幅は、前記歪補償前デジタル信号の帯域幅と同じであるのが好ましい。メモリ効果補償は信号を広帯域化させないため、デジタル歪補償は、メモリ効果補償を行うが、増幅器の非線形歪補償を含まないことで、歪補償後デジタル信号の帯域幅は、歪補償前デジタル信号の帯域幅と同じになり、有利である。
(4)増幅器出力のモニタ信号をデジタルモニタ信号に変換するAD変換器と、前記デジタルモニタ信号に基づいて、前記デジタル歪補償部によるデジタル歪補償のための第1パラメータ、及び、前記アナログ歪補償部によるアナログ歪補償のための第2パラメータを、デジタル信号処理によって生成するパラメータ生成部と、を更に備えるのが好ましい。この場合、前記デジタル歪補償部は、前記第1パラメータに基づいてデジタル歪補償を行うよう構成され、前記アナログ歪補償部は、前記第2パラメータに基づいてアナログ歪補償を行うよう構成される。この場合、パラメータ生成部は、デジタル歪補償部のための第1パラメータ及びアナログ歪補償部のための第2パラメータを、デジタル信号処理によって生成でき、有利である。
(5)前記DA変換器の帯域幅は、前記AD変換器の帯域幅と同じであるのが好ましい。この場合、DA変換器の帯域幅とAD変換器の帯域幅を揃えると、回路の構成上、有利となる。例えば、同じ帯域幅のDA変換器とAD変換器が一体型になったチップを利用可能となる。
[2.実施形態の詳細]
図1は、増幅装置10を示している。増幅装置10は、歪補償装置20と、歪補償後の信号を増幅する増幅器80と、を含む。歪補償装置20は、増幅器80に入力される信号に対する前置歪補償を行う。増幅器80は、歪補償後の信号を増幅する。
デジタル信号処理部30と、DAC(Digital to Analog Converter)40と、アナログ歪補償部60と、を含む。デジタル信号処理部30は、歪補償及びその他の信号処理を、デジタル信号処理によって行う。デジタル信号処理部30は、デジタル歪補償部31と、モデル構築部33と、を含む。デジタル歪補償部31は、歪補償前デジタル信号であるベースバンドI/Q信号に対して、デジタル歪補償を施す。デジタル歪補償とは、デジタル信号処理による歪補償である。
モデル構築部33は、増幅器80のモデルを構築する。モデルの構築のため、モデル構築部33には、歪補償前デジタル信号であるベースバンドI/Q信号xと、増幅器出力のモニタ信号yと、が与えられる。ベースバンドI/Q信号xは、増幅器出力のモニタ信号yとの遅延差を解消するため、遅延部(delay)32を介して、モデル構築部33に与えられる。
モデル構築部33は、例えば、与えられた2つの信号x,yの差分に基づいて、例えば、増幅器80の逆歪特性を示すモデルを構築する。モデル構築部33は、モデルの構築によって、歪補償のためのパラメータを生成する。パラメータは、デジタル歪補償部31のための第1パラメータと、アナログ歪補償部60のための第2パラメータと、を含む。モデル構築部33は、歪補償のためのパラメータの生成部でもある。生成されたパラメータは、デジタル補償部31に適用されるほか、アナログ歪補償部60にも適用される。モデル及びパラメータについては後述する。
デジタル歪補償部31は、モデル構築部33から与えられた第1パラメータに基づいて、ベースバンドI/Q信号xに対してデジタル歪補償を行う。第1パラメータとは、モデル構築部33によって生成されたパラメータのうち、デジタル歪補償のためのパラメータである。デジタル歪補償部31は、ベースバンドI/Q信号xに対してデジタル歪補償が施された歪補償後デジタル信号uを出力する。
歪補償後デジタル信号uは、DAC40に与えられる。DAC40は、歪補償後デジタル信号uを、DA変換によって、第1歪補償後アナログ信号uに変換する。第1歪補償後アナログ信号uは、アナログ歪補償部60に与えられる。
アナログ歪補償部60は、第1歪補償後アナログ信号uに対してアナログ歪補償を行う。アナログ歪補償とは、アナログ回路による歪補償である。アナログ歪補償部60は、第1歪補償後アナログ信号uに対してアナログ歪補償が施された第2歪補償後アナログ信号uを出力する。
第2歪補償後アナログ信号uは、周波数変換器70によって、RF信号の周波数にアップコンバートされる。アップコンバートされた第2歪補償後アナログ信号uは、増幅器80に与えられる。増幅器80は、与えられた信号uを増幅し、出力する。増幅後の信号は、例えば、図示しないアンテナから送信される。
増幅器80の出力は、検出器90によってモニタ信号yとして検出される。検出器90から出力されたモニタ信号yはアナログ信号である。モニタ信号yは、周波数変換器72によってダウンコンバートされる。ダウンコンバートされたモニタ信号yは、ADC(Analog to Digital Converter)50に与えられる。ADC50は、アナログモニタ信号yを、AD変換によって、デジタルモニタ信号yに変換する。ADC50の帯域幅は、本来の信号帯域幅(歪補償前デジタル信号の帯域幅)と同じでよい。例えば、歪補償前デジタル信号の帯域幅が40MHzであれば、ADC50の帯域幅は40MHzとなる。
デジタルモニタ信号yは、デジタル信号処理部30のモデル構築部33に与えられる。モデル構築部33は、与えられたデジタルモニタ信号に基づいて、歪補償のためのパラメータを生成する。
前述のように、歪補償装置10は、デジタル歪補償部31とアナログ歪補償部60とを備えており、歪補償が2つに分けて行われる。デジタル歪補償部31は、例えば、増幅器80のメモリ効果補償をデジタル信号処理によって行い、増幅器80の非線形歪補償は行わない。アナログ歪補償部60は、例えば、増幅器80の非線形歪補償をアナログ回路によって行い、増幅器80のメモリ効果補償は行わない。
モデル構築部33が、デジタル歪補償部31のために構築する第1モデルは、例えば、次の式(1)によって表される。下記式は、メモリ効果補償のためのモデルを示す。第1モデルの構築は、第1パラメータbの値を決定することと等価である。
ここで、tは時間を示し、u(t)は、時間tにおける歪補償後デジタル信号を示し、x(t)は、時間tにおける歪補償前デジタル信号の値を示し、b(jは0以上の整数)は、第1パラメータである。
モデル構築部33は、歪補償前デジタル信号xとモニタ信号yとの差分が最小化するように、第1パラメータbの値を生成し、生成した第1パラメータbをデジタル歪補償部31に与える。デジタル歪補償部31は、与えられた第1パラメータbを持つ式(1)に基づいて、歪補償前デジタル信号xから歪補償後デジタル信号uを生成する。
式(1)から明らかなように、メモリ効果補償は、線形のダイナミクスを生成するだけであるので、信号の帯域を増大させない。したがって、デジタル補償部31から出力される歪補償後デジタル信号uの帯域幅は、歪補償前デジタル信号xの帯域幅と同じである。例えば、歪補償前デジタル信号xの帯域幅が40MHzであれば、歪補償後デジタル信号uの帯域幅も40MHzである。
仮に、デジタル補償部31が、非線形歪補償も行う場合、非線形歪補償は帯域を増大させるため、歪補償後デジタル信号uの帯域幅は、歪補償前デジタル信号xの帯域幅よりも大きくなる。しかし、本実施形態では、歪補償後デジタル信号uの帯域の増大が防止されている。したがって、DAC40は、歪補償前デジタル信号xの帯域幅に対応した帯域幅(例えば、40MHz)を有していればよい。このため、DAC40としては、比較的安価なものを採用することができ、DACの数を増やす必要もないので、コストアップを防止できる。また、DAC40とADC50の帯域幅を揃えることができるため、動作速度を揃えることができ、回路設計が容易となる。
モデル構築部33が、アナログ歪補償部32のために構築する第2モデルは、例えば、次の式(2)によって表される。下記式は、非線形歪補償のためのモデルを示す。第2モデルの構築は、第2パラメータcの値を決定することと等価である。
ここで、tは時間を示し、u(t)は、時間tにおける第2歪補償後アナログ信号を示し、u(t)は、時間tにおける第1歪補償後アナログ信号を示し、f(u)(iは1以上の整数)は、i毎に異なる非線形特性を有する関数(非線形関数)であり、c(jは0以上の整数)は、第2パラメータである。
モデル構築部33は、歪補償前デジタル信号xとモニタ信号yとの差分が最小化するように、第2パラメータcの値を生成し、生成した第2パラメータcに応じて、アナログ歪補償部60を制御する。アナログ歪補償部60に含まれる可変アナログ素子は、第2パラメータcに基づいて、値が調整される。この調整により、モデル構築部33によって構築された第2モデル(式(2))が、アナログ歪補償部60に反映される。第2モデルが反映されたアナログ歪補償部60は、アナログ信号処理により、第1歪補償後アナログ信号uから、第2歪補償後アナログ信号uを生成する。
アナログ歪補償部60は、式(2)に基づく非線形歪補償を行うため、DAC40通過後の第1歪補償後アナログ信号uの帯域を増大させる。しかし、帯域増大はDAC40通過後に生じるため、DAC40の帯域を増大させることはない。
図2は、式(2)に対応するように構成されたアナログ歪補償部60の例を示している。図2のアナログ歪補償部60は、非線形素子61b,61c,61dと、可変移相器63a,63b,63c,63dと、可変減衰器65a,65b,65c,65dと、加算器66と、を有する。可変移相器及び可変減衰器は、可変アナログ素子である。
非線形素子61b,61c,61dは、それぞれ、式(2)の非線形特性関数f(u)に応じた非線形特性を有するアナログ回路素子である。非線形素子61b,61c,61dは、並列接続されており、それぞれ第1歪補償後アナログ信号uが与えられる。
可変移相器63a,63b,63c,63dは、それぞれ、信号の位相を調整する。可変移相器63a,63b,63c,63dは、それぞれ並列に設けられ、可変移相器63aには、第1歪補償後アナログ信号uが与えられ、可変移相器63b,63c,63dは、非線形素子61b,61c,61dの後段に設けられ、非線形素子61b,61c,61dの出力が与えられる。
可変減衰器65a,65b,65c,65dは、それぞれ、信号の振幅を調整する。可変減衰器65a,65b,65c,65dは、それぞれ、可変移相器63a,63b,63c,63dの後段に、並列に設けられている。
可変移相器63a及び可変減衰器65aの組は、第2パラメータのうちのcに対応する。可変移相器63b及び可変減衰器65bの組は、第2パラメータのうちのcに対応する。可変移相器63c及び可変減衰器65cの組は、第2パラメータのうちのcに対応する。可変移相器63d及び可変減衰器65dの組は、第2パラメータのうちのcに対応する。
可変減衰器65a,65b,65c,65dの出力は、加算器66によって加算される。加算器66の出力が、第2歪補償後アナログ信号uとして出力される。
図2に示すアナログ歪補償装置の回路例は、一例にすぎずない。例えば、非線形素子、可変移相器、及び可変減衰器からなる素子の組を、図2のように並列に接続するのではなく、カスケード接続してもよい。
モデル構築部33は、アナログ可変素子である可変移相器63a,63b,63c,63d及び可変減衰器65a,65b,65c,65dの値が、生成した第2パラメータに応じた値になるように、可変移相器63a,63b,63c,63d及び可変減衰器65a,65b,65c,65dの値を制御する。
モデル構築部33は、第1モデル及び第2モデルを構築する場合、各モデルのパラメータの最適化を交互に繰り返すことで、適切なモデル構築が行える。例えば、第1モデルに含まれる第1パラメータの値を固定した上で、第2モデルに含まれる第2パラメータを最適化する第2モデル構築を行い、その後、第2モデルに含まれる第2パラメータの値を固定した上で、第1モデルに含まれる第1パラメータを最適化する第1モデル構築を行う。更に、このような第2モデル構築及び第1モデル構築を交互に繰り返すことで、パラメータをより適切に生成できる。
図3は、増幅装置10の変形例を示している。図3の増幅装置10は、周波数変換器70,72が、DAC40及びADCと、アナログ歪補償部60と、の間に設けられている。この場合、アナログ歪補償部60は、無線周波数(RF)の第1歪補償後アナログ信号u1に対して、アナログ歪補償を行う。図3の増幅装置10に関し、特に説明しない点については、図1に示す増幅装置10と同じである。
図3に示す増幅装置10の回路構成の場合、DAC、及びADC及び周波数変換器が1チップで一体的構成された装置90を利用でき、コストの観点から有利である。また、装置90のように、DAC及びADCが一体化された装置の場合、その装置に含まれるDAC及びADCの帯域幅は同じであるのが一般的である。したがって、図1及び図3に示すように、DAC40とADC50の帯域幅が揃っていると、DAC及びADCが一体化された装置90を利用でき、有利である。
[3.付記]
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 増幅装置
20 歪補償装置
30 デジタル信号処理装置
31 デジタル歪補償部
32 遅延部
33 モデル構築部
40 DA変換器
50 AD変換器
60 アナログ歪補償部
70 周波数変換器
72 周波数変換器
80 増幅器
90 検出器

Claims (5)

  1. 歪補償前デジタル信号に対してデジタル歪補償を施して、歪補償後デジタル信号を出力するデジタル歪補償部と、
    前記デジタル歪補償部から出力された歪補償後デジタル信号を、第1歪補償後アナログ信号に変換するDA変換器と、
    前記DA変換器から出力された前記第1歪補償後アナログ信号に対して、アナログ歪補償を施して第2歪補償後アナログ信号を出力するアナログ歪補償部と、
    を備え、
    前記デジタル歪補償部は、前記第2歪補償後アナログ信号よりも狭帯域の前記歪補償後デジタル信号を出力するデジタル歪補償を行うよう構成されている
    歪補償装置。
  2. 前記デジタル歪補償部による前記デジタル歪補償は、増幅器のメモリ効果補償を含み、
    前記アナログ歪補償部による前記アナログ歪補償は、増幅器の非線形歪補償を含む、
    請求項1記載の歪補償装置。
  3. 前記デジタル歪補償部による前記デジタル歪補償は、増幅器の非線形歪補償を含まず、
    前記歪補償後デジタル信号の帯域幅は、前記歪補償前デジタル信号の帯域幅と同じである
    請求項2記載の歪補償装置。
  4. 増幅器出力のモニタ信号をデジタルモニタ信号に変換するAD変換器と、
    前記デジタルモニタ信号に基づいて、前記デジタル歪補償部によるデジタル歪補償のための第1パラメータ、及び、前記アナログ歪補償部によるアナログ歪補償のための第2パラメータを、デジタル信号処理によって生成するパラメータ生成部と、
    を更に備え、
    前記デジタル歪補償部は、前記第1パラメータに基づいてデジタル歪補償を行うよう構成され、
    前記アナログ歪補償部は、前記第2パラメータに基づいてアナログ歪補償を行うよう構成されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の歪補償装置。
  5. 前記DA変換器の帯域幅は、前記AD変換器の帯域幅と同じである。
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の歪補償装置。
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