JP2017042541A - 炊飯器 - Google Patents

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【課題】冷却ファンの出力を増加させることなく、制御基板上の電子部品の冷却能力を一層向上させることができる炊飯器を提供する。【解決手段】本発明に係る炊飯器は、炊飯器本体と、炊飯器本体の内部に収納される鍋と、鍋を加熱する鍋加熱装置と、炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、鍋加熱装置の加熱動作を制御する電子部品が実装された制御基板と、冷却風を送風する冷却ファンと、制御基板の冷却風の風上側部分に取り付けられ、電子部品を冷却するヒートシンクと、冷却ファンからヒートシンクへ送風される冷却風の一部を電子部品へ誘導する送風路とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、制御基板上に実装された電子部品を冷却するためのヒートシンク及び冷却ファンを備える炊飯器に関する。
一般に、ヒートシンクは、鍋加熱装置の加熱動作を制御する電子部品と共に制御基板上に実装され、その周囲の熱を吸収することにより電子部品を冷却するものである。また、冷却ファンは、ヒートシンクに向けて冷却風を送風し、ヒートシンクを通過した冷却風により電子部品を冷却するように構成されている(例えば、特許文献1(特開2002−320549号)参照)。
特開2002−320549号公報
近年、炊飯器においては、より一層の小型化が求められている。このため、ヒートシンク及び冷却ファンの周囲の空間が小さくなり、熱がこもりやすくなっている。その結果、制御基板上の電子部品を冷却するのに時間がかかるか、あるいは、当該電子部品を十分に冷却できないことが起こり得る。
制御基板上の電子部品の冷却能力を向上させるには、冷却ファンの出力を大きくすることが考えられる。しかしながら、この場合、冷却ファンが大型化することになり、コストも増加することになる。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、冷却ファンの出力を増加させることなく、制御基板上の電子部品の冷却能力を一層向上させることができる炊飯器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る炊飯器は、炊飯器本体と、
炊飯器本体の内部に収納される鍋と、
前記鍋を加熱する鍋加熱装置と、
前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
前記鍋加熱装置の加熱動作を制御する電子部品が実装された制御基板と、
冷却風を送風する冷却ファンと、
前記制御基板の前記冷却風の風上側部分に取り付けられ、前記電子部品を冷却するヒートシンクと、
前記冷却ファンから前記ヒートシンクへ送風される冷却風の一部を前記電子部品へ誘導する送風路と、
を備えるように構成されている。
本発明に係る炊飯器によれば、冷却ファンからヒートシンクへ送風される冷却風の一部を制御基板上の電子部品へ誘導する送風路を設けている。すなわち、冷却風が送風される経路を、ヒートシンクへ送風する経路と電子部品へ送風する経路の2つに分けるようにしている。この構成によれば、冷却風の一部によりヒートシンクを冷却して電子部品を冷却するとともに、冷却風の一部を電子部品に直接的に供給することができる。これにより、冷却ファンの出力を増加させることなく、制御基板上の電子部品の冷却能力を一層向上させることができる。
本発明の実施形態に係る炊飯器の斜視図である。 図1の炊飯器の断面図である。 制御基板、ヒートシンク、及び冷却ファンの位置関係を示す斜視図である。 制御基板、ヒートシンク、及び冷却ファンの位置関係を示す底面図である。 図4のA1−A1線断面図である。 ヒートシンクの斜視図である。 図3に示す構成からヒートシンクを取り外した状態を示す斜視図である。
本発明の第1態様によれば、炊飯器本体と、
炊飯器本体の内部に収納される鍋と、
前記鍋を加熱する鍋加熱装置と、
前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
前記鍋加熱装置の加熱動作を制御する電子部品が実装された制御基板と、
冷却風を送風する冷却ファンと、
前記制御基板の前記冷却風の風上側部分に取り付けられ、前記電子部品を冷却するヒートシンクと、
前記冷却ファンから前記ヒートシンクへ送風される冷却風の一部を前記電子部品へ誘導する送風路と、
を備える、炊飯器を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記ヒートシンクは、前記制御基板に取り付けられる根元部分の角部を切り欠いた溝部を有し、当該溝部を前記送風路の一部として前記冷却風の一部が通過するように構成された、第1態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記冷却ファンの少なくとも一部と対向する前記ヒートシンクの表面には、複数のフィンが設けられ、
前記溝部は、前記ヒートシンクの表面とは反対側の面に設けられている、第2態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記ヒートシンクの表面とは反対側の面には、発熱部品が取り付けられている、第3態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記複数のフィンは、それぞれ前記冷却ファンの送風方向に対して垂直方向に延在するように配置され、
前記溝部は、前記冷却ファンの送風方向及び前記複数のフィンの延在方向と直交する方向に延在するように形成されている、第3又は4態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記複数のフィンは、前記溝部の延在方向に並列に配置され、
前記溝部は、前記複数のフィンのうち前記溝部の延在方向の両端部に位置するフィン間の長さよりも長い、第5態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記制御基板の前記ヒートシンクの取付部分の近傍には、切り欠き又は貫通穴が設けられ、当該切り欠き又は貫通穴を前記送風路の一部として前記冷却風の一部が通過するように構成された、第1〜6態様のいずれか1つに記載の炊飯器を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記冷却ファンからの冷却風を前記ヒートシンクに向けて誘導するダクトを有し、
前記送風路の一端部は、前記ダクトの内部と連通し、
前記送風路の他端部は、前記ヒートシンクよりも前記冷却風の風下側で開口している、
第1〜7態様のいずれか1つに記載の炊飯器を提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
《実施形態》
本発明の実施形態に係る炊飯器の全体構成について説明する。図1は本発明の実施形態に係る炊飯器の斜視図であり、図2はその断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る炊飯器は、略有底筒状の炊飯器本体1と、炊飯器本体1の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体2とを備えている。
蓋体2の上面には、炊飯コース、炊飯時間などの各種情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示部3と、白米コースや玄米コース、白米(柔らかめ)コースなどの複数の炊飯コースの中から特定の炊飯コースを選択可能な炊飯コース選択部の一例である操作部4とが設けられている。操作部4は、炊飯コースの選択の他、炊飯の開始、取り消し、予約などの実行を指示できるように、炊飯開始ボタンなどの複数のボタンで構成されている。ユーザーは、表示部3の表示内容を参照しつつ、操作部4にて特定の炊飯コースを選択し、炊飯開始を指示することができる。
また、蓋体2の上面には、炊飯器本体1の内部に収納される鍋5内の空間と連通し、当該空間から発生する蒸気を外部に放出するための蒸気筒6が設けられている。
蓋体2は、図2に示すように、炊飯器本体1の上方後部(図2の左上側)に設けられたヒンジ部1Aに回動自在に取り付けられている。蓋体2は、炊飯器本体1の上方前部(図2の右上側)に係合可能に構成されている。蓋体2は、図1に示すように蓋体2の上方前部に設けられた開ボタン7が押圧されることで、炊飯器本体1の上方前部との係合が解除され、炊飯器本体1の上面開口部を開放するようにヒンジ部1Aを中心として回動する。
炊飯器本体1の内部には、図2に示すように、鍋5を着脱自在に収納する有底筒状の鍋収納部8が形成されている。鍋5には、米と水とを含む調理物が入れられる。
鍋収納部8は、上枠9とコイルベース10とで構成されている。上枠9は、リング状に形成され、炊飯器本体1の上面開口部を形成する上端部から内方へ突出するように配置されている。
コイルベース10は、鍋5の形状に対応して有底筒状に形成されている。また、コイルベース10は、鍋5の外周面に対して所定の隙間が空くように、鍋5よりも少し大きく形成されている。コイルベース10の上端部は、上枠9の内周部に取り付けられている。
コイルベース10の外周面には、鍋5の外周面と対向するように配置されて鍋5を誘導加熱する鍋加熱装置11が配置されている。鍋加熱装置11は、リング状の底内コイル11aと、リング状の底外コイル11bとを備えている。底内コイル11aは、コイルベース10を介して鍋5の底部の中央部周囲に対向するように配置されている。底外コイル11bは、コイルベース10を介して鍋5の側底部(コーナー部)と対向するように配置されている。
コイルベース10の底部の中央部分には、開口部10aが設けられている。開口部10aには、鍋5の温度を測定するための鍋温度検知部の一例である鍋温度センサ12が、鍋収納部8に収納された鍋5の底部に当接可能に配置される。鍋5の温度は鍋5内の調理物の温度と略同じであるので、鍋温度センサ12が鍋5の温度を検知することで、鍋5内の調理物の温度を検知することができる。
また、炊飯器本体1の内部には、鍋加熱装置11の加熱動作を制御する制御装置13が搭載されている。制御装置13は、操作部4に入力された情報と鍋温度センサ12の検知温度とに基づいて、鍋加熱装置11の加熱量(通電率、加熱温度、加熱時間、又は加熱出力)を制御し、炊飯工程を行う。また、制御装置13は、別途設けられた計時部(図示せず)により炊飯工程中の各工程(予熱、昇温、沸騰維持、蒸らし)の所要時間も制御する。
制御装置13は、鍋加熱装置11の加熱動作を制御する電子部品14が実装された制御基板15を備えている。制御基板15は、略矩形板状に形成され、垂直方向に延在するように配置されている。制御基板15の下端部には、電子部品14を冷却するためのヒートシンク16が取り付けられている。ヒートシンク16は、例えば、アルミニウムにより構成されている。ヒートシンク16の下方には、冷却風を送風する冷却ファン17が取り付けられている。
図3〜図7を用いて、制御基板15、ヒートシンク16、及び冷却ファン17の構成についてより具体的に説明する。図3は、制御基板15、ヒートシンク16、及び冷却ファン17の位置関係を示す斜視図であり、図4はその底面図である。図5は、図4のA1−A1線断面図である。図6は、ヒートシンク16の斜視図である。図7は、図3に示す構成からヒートシンク16を取り外した状態を示す斜視図である。ここでは、説明の便宜上、冷却ファン17の送風方向をZ方向とし、当該送風方向と直交するとともに制御基板15の実装面15aと直交するX方向とし、X方向及びZ方向と直交する方向をY方向とする。
制御基板15は、Y方向を長手方向とし、Z方向を短手方向とするように配置されている。制御基板15の一面である実装面15aには、図3に示すように、複数の電子部品14が実装されている。制御基板15の実装面15aは、冷却ファン17の送風方向であるZ方向に対して平行に配置されている。
ヒートシンク16は、概ね直方体の外形を有し、制御基板15の実装面15aの冷却風の風上側部分に取り付けられている。ヒートシンク16は、制御基板15の実装面15aに沿うY方向の長さが最も長く、冷却ファン17の送風方向であるZ方向の長さが最も短く形成されている。ヒートシンク16の冷却風の風上側の表面には、Y方向に対して並列に複数のフィン16aが設けられている。各フィン16aは、略平板形状であり、冷却ファン17の送風方向に対して垂直方向であるX方向に延在するように設けられている。本実施形態において、フィン16aは、ヒートシンク16の表面にX方向に複数の溝を形成することにより形成されている。この構成により、冷却ファン17からの冷却風の一部は、図5にて矢印M1で示すように、電子部品14側に流れることなく、フィン16a,16a間に直接的に流れるようになっている。
また、ヒートシンク16は、図5及び図6に示すように、フィン16aが設けられた表面とは反対側の面に溝部16bを備えている。溝部16bは、制御基板15に取り付けられる根元部分の角部を切り欠くようにして形成されている。溝部16bは、X方向及びZ方向の断面が湾曲面を有するように形成され、Y方向に延在するように設けられている。溝部16bは、図4及び図6に示すように、複数のフィン16aのうちY方向の両端部に位置するフィン16a,16a間の長さLよりも長く形成されている。この溝部16bは、図5にて矢印M2で示すように、冷却ファン17からの冷却風の一部が通過する送風路18の一部を構成する。
また、ヒートシンク16の溝部16bが形成された面には、スイッチング素子を構成するIGBTやダイオードなどの発熱部品16cが取り付けられている。ヒートシンク16が冷却ファン17からの冷却風により冷却されることで、ヒートシンク16に直接取り付けられる発熱部品16cが効果的に冷却される。
制御基板15のヒートシンク16の取付部分の近傍には、図5及び図7に示すように、切り欠き15bが設けられている。切り欠き15bは、Y方向の長さが前記長さLと同じ又は略同じになるように形成されている。切り欠き15bは、図5に示すように、ヒートシンク16の溝部16bと連通し、図5にて矢印M2で示すように、冷却ファン17からの冷却風の一部が通過する送風路18の一部を構成する。
冷却ファン17は、制御基板15の冷却風の風上側端部に取り付けられている。冷却ファン17は、図4に示すように、Z方向から見て略矩形の外形を有する保持枠17aと、保持枠17aの内側に回転自在に保持された羽根(図示せず)とを備えている。当該羽根が回転することにより、Z方向に冷却風が送風される。
冷却ファン17は、ヒートシンク16の各フィン16aの上端部に対して接触又は僅かな隙間を空けて配置されている。また、冷却ファン17は、図4に示すように、Z方向から見て制御基板15をX方向に横切るように配置されている。これにより、冷却ファン17の一部は、制御基板15の実装面15a側に位置する。冷却ファン17には、図5にて矢印M3で示すように、冷却風をヒートシンク16に向けて誘導するダクト19が接続されている。ダクト19の内部は、図5に示すように、制御基板15の切り欠き15bと連通している。
送風路18は、冷却ファン17からヒートシンク16へ送風される冷却風の一部を制御基板15上の電子部品14へ誘導する通路である。送風路18の一端部はダクト19の内部と連通し、送風路18の他端部はヒートシンク16よりも冷却風の風下側で開口している。本実施形態において、送風路18の一端部は制御基板15の切り欠き15bで構成され、送風路18の他端部はヒートシンク16の溝部16bにより構成されている。
本実施形態に係る炊飯器によれば、冷却ファン17からヒートシンク16へ送風される冷却風の一部を制御基板15上の電子部品14へ誘導する送風路18を設けている。すなわち、冷却風が送風される経路を、ヒートシンク16へ送風する経路(図4では矢印M1)と電子部品14へ送風する経路(図4では矢印M2)の2つに分けるようにしている。この構成によれば、冷却風の一部によりヒートシンク16を冷却して電子部品14を冷却するとともに、冷却風の一部をヒートシンク16のフィン16aを通過させずに電子部品14に直接的に供給することができる。これにより、冷却ファン17の出力を増加させることなく、制御基板15上の電子部品14の冷却能力を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係る炊飯器によれば、ヒートシンク16が、制御基板15に取り付けられる根元部分の角部を切り欠いた溝部16bを有し、当該溝部16bを送風路18の一部として冷却風の一部が通過するように構成している。この構成によれば、空間効率を向上させて、炊飯器の小型化に寄与することができる。
また、本実施形態に係る炊飯器によれば、溝部16bが複数のフィン16aのうちY方向の両端部に位置するフィン16a,16a間の長さよりも長く形成されている。この構成によれば、電子部品14に直接的に供給する冷却風の量を多くすることができ、より効率的に電子部品14を冷却することができる。
また、本実施形態に係る炊飯器によれば、制御基板15のヒートシンク16の取付部分の近傍には、切り欠き15bが設けられ、切り欠き15bを送風路18の一部として冷却風の一部が通過するように構成している。この構成によれば、空間効率を向上させて、炊飯器の小型化に寄与することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、制御基板15のヒートシンク16の取付部分の近傍に切り欠き15bを設けるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、切り欠き15bに代えて、制御基板15のヒートシンク16の取付部分の近傍に貫通穴を設けるようにしてもよい。この場合でも、同様の効果を得ることができる。
また、前記では、溝部16bは、X方向及びZ方向の断面が湾曲面を有するように形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。溝部16bは、冷却風の風下側(Z方向)に向かうに従いX方向及びY方向の平面における開口面積が拡大するように形成すればよい。例えば、溝部16bは、X方向及びZ方向の断面が傾斜面を有するように形成されてもよい。
また、前記では、切り欠き15bと溝部16bとで送風路18を構成するものとしたが、本発明はこれに限定されない。送風路18は、冷却ファン17からヒートシンク16へ送風される冷却風の一部を制御基板15上の電子部品14へ誘導することができれば、どのような構成であってもよい。
また、前記では、冷却風の一部がヒートシンク16の溝部16bを通じて電子部品14に供給されるようにしたが、本発明はこれに限定されない。冷却風の一部がヒートシンク16に触れることなく電子部品14に直接供給されるように構成されてもよい。
また、制御基板15とヒートシンク16と冷却ファン17の取付手段は、特に限定されるものではなく、ビスなどの締結手段を用いてもよいし、互いに係合固定するような構成であってもよい。
本発明に係る炊飯器は、冷却ファンの出力を増加させることなく、制御基板上の電子部品の冷却能力を一層向上させることができるので、家庭用の炊飯器のみならず、業務用の炊飯器などにも有用である。
1 炊飯器本体
1A ヒンジ部
2 蓋体
3 表示部
4 操作部
5 鍋
6 蒸気筒
7 開ボタン
8 鍋収納部
9 上枠
10 コイルベース
11 鍋加熱装置
11a 底内コイル
11b 底外コイル
12 鍋温度センサ
13 制御装置
14 電子部品
15 制御基板
15a 実装面
15b 切り欠き
16 ヒートシンク
16a フィン
16b 溝部
16c 発熱部品
17 冷却ファン
17a 保持枠
18 送風路
19 ダクト

Claims (8)

  1. 炊飯器本体と、
    炊飯器本体の内部に収納される鍋と、
    前記鍋を加熱する鍋加熱装置と、
    前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
    前記鍋加熱装置の加熱動作を制御する電子部品が実装された制御基板と、
    冷却風を送風する冷却ファンと、
    前記制御基板の前記冷却風の風上側部分に取り付けられ、前記電子部品を冷却するヒートシンクと、
    前記冷却ファンから前記ヒートシンクへ送風される冷却風の一部を前記電子部品へ誘導する送風路と、
    を備える、炊飯器。
  2. 前記ヒートシンクは、前記制御基板に取り付けられる根元部分の角部を切り欠いた溝部を有し、当該溝部を前記送風路の一部として前記冷却風の一部が通過するように構成された、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記冷却ファンの少なくとも一部と対向する前記ヒートシンクの表面には、複数のフィンが設けられ、
    前記溝部は、前記ヒートシンクの表面とは反対側の面に設けられている、請求項2に記載の炊飯器。
  4. 前記ヒートシンクの表面とは反対側の面には、発熱部品が取り付けられている、請求項3に記載の炊飯器。
  5. 前記複数のフィンは、それぞれ前記冷却ファンの送風方向に対して垂直方向に延在するように配置され、
    前記溝部は、前記冷却ファンの送風方向及び前記複数のフィンの延在方向と直交する方向に延在するように形成されている、請求項3又は4に記載の炊飯器。
  6. 前記複数のフィンは、前記溝部の延在方向に並列に配置され、
    前記溝部は、前記複数のフィンのうち前記溝部の延在方向の両端部に位置するフィン間の長さよりも長い、請求項5に記載の炊飯器。
  7. 前記制御基板の前記ヒートシンクの取付部分の近傍には、切り欠き又は貫通穴が設けられ、当該切り欠き又は貫通穴を前記送風路の一部として前記冷却風の一部が通過するように構成された、請求項1〜6のいずれか1つに記載の炊飯器。
  8. 前記冷却ファンからの冷却風を前記ヒートシンクに向けて誘導するダクトを有し、
    前記送風路の一端部は、前記ダクトの内部と連通し、
    前記送風路の他端部は、前記ヒートシンクよりも前記冷却風の風下側で開口している、
    請求項1〜7のいずれか1つに記載の炊飯器。
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