JP2017041539A - 金属充填構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】寸法精度の高い金属充填構造体及び金属が異常析出発生することを防止できる金属充填構造体の製造方法を提供する。【解決手段】半導体基板の第1面に第1絶縁層を形成し、第1絶縁層に開口パターンを形成し、開口パターンの下方に、第1面から所定の深さにアンダーカットを有し、底部が前記所定の深さよりも深い有底孔を、半導体基板に形成し、有底孔の側壁及び底部に第2絶縁層を形成し、有底孔の底部の第2絶縁層を除去し、有底孔に金属充填材料を充填することを含む金属充填構造体の製造方法。【選択図】図2

Description

本発明は、金属充填構造体及びその製造方法に関する。特に、電解めっき法による金属充填構造体及びその製造方法に関する。
近年、電子機器等の小型化の要求から、半導体製造プロセスを応用したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術が実用化され、電子機器分野のみならず光学機器等の多様な分野での利用が進められている。MEMSにおいては、高アスペクトに加工した貫通孔や有底孔等の開口部に金属等の金属充填材料を充填した微細構造が用いられることがある。
このような開口部に金属充填材料を充填した微細構造は、3次元的な電気接続に用いられる貫通電極や、X線の透過性や位相を制御するX線画像撮像用グリッドなどの幅広い分野で採用されている。特に、高アスペクト比の開口部が設けられた微細構造に金属充填材料を充填するには、電解めっき法により開孔部の底部からボトムアップ式に金属充填材料を充填する技術が利用されている。
高アスペクト比の開口部が設けられた微細構造に対して電解めっき法により金属充填材料を充填する場合、金属充填材料の内部にボイドが生じると製品の性能及び歩留まりを低下させてしまう。上記のボイド発生を防ぐためには、開口部内での金属充填材料の成長方向や成長速度を一様に制御する必要がある。また、MEMSやX線画像撮像用グリッドにおいて微細構造が形成される基材は、シリコンなどの半導体基材が広く用いられている。半導体基材は基材自体が導電性を有するため、めっき層を一方向から成長させるためには開口部の側壁を絶縁する必要があった。開口部の側壁が適切に絶縁されていない場合、絶縁されていない半導体基材の側壁から金属充填材料が成長することにより、金属充填材料の内部にボイドを発生することがあった。
特許文献1には、シリコン基板の主面上にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、レジスト層をパターニングしてパターニングした部分のレジスト層を除去するパターニング工程と、ドライエッチング法によってレジスト層を除去した部分に対応するシリコン基板をエッチングして所定の深さの凹部を形成するエッチング工程と、堆積法によって、シリコン基板における凹部を形成した主面側の表面全体に絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、凹部の底部に形成された絶縁層の部分を除去する除去工程と、電鋳法によって、シリコン基板に電圧を印加して凹部を金属で埋める電鋳工程とを備えることを特徴とする金属格子の製造方法が記載されている。
特開2012−149953号公報
しかしながら、特許文献1では、ドライエッチングによってトレンチ加工形成した後に、トレンチ溝内底部の絶縁膜を選択的に除去する際に、開口縁近傍の酸化膜は構造的に除去され易く、電鋳法によって金属を成長させる際に絶縁不良となり異常析出の起点となり易いといった課題がある。
本発明は、そのような課題に鑑みてなされたものであり、寸法精度の高い金属充填構造体及び金属が異常析出発生することを防止できる金属充填構造体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法は、半導体基板の第1面に第1絶縁層を形成し、第1絶縁層に開口パターンを形成し、開口パターンの下方に、第1面から所定の深さにアンダーカットを有し、底部が前記所定の深さよりも深い有底孔を、半導体基板に形成し、有底孔の側壁及び底部に第2絶縁層を形成し、有底孔の底部の第2絶縁層を除去し、有底孔に金属充填材料を充填することを含む。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、有底孔の底部の第2絶縁層を除去する際に、開口縁近傍の絶縁層の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板が露出することを防止することができる。これによって、半導体基板に電流を供給する電解めっき法によって、有底孔に金属充填材料を充填する際に、金属充填材料を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
所定の深さは、400nm以上1000nm以下であってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、有底孔の底部の第2絶縁層を除去する際に、開口縁付近の絶縁層の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板が露出することを防止することができる。これによって、有底孔に金属充填材料を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
有底孔を形成することは、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスであってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、高アスペクト比のエッチングを高速で処理することが可能である。
金属充填材料を充填することは、電界めっき法により、有底孔の底部から有底孔の開口端部へ向けて金属充填材料を充填することであってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
金属充填材料を充填することは、半導体基板の第1面から1000nm以上の深さまで金属充填材料を充填することであってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、所望の寸法の金属充填構造体を容易に形成することができる。
本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法は、半導体基板の第1面に第1絶縁層を形成し、第1絶縁層に開口パターンを形成し、開口パターンの下方に、第1面から所定の深さにアンダーカットを有する貫通孔を半導体基板に形成し、貫通孔の側壁に第2絶縁層を形成し、貫通孔に金属充填材料を充填することを含む。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁近傍の絶縁層の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板が露出することを防止することができる。これによって、貫通孔に金属充填材料を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
所定の深さは、100nm以上1000nm以下であってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁付近の絶縁層の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板が露出することを防止することができる。これによって、貫通孔に金属充填材料を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
半導体基板を開口することは、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスであってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、高アスペクト比のエッチングを高速で処理することが可能である。
金属充填材料を充填することは、電解めっき法により、貫通孔の第1面と反対の第2面側の端部から前記第1面側の端部へ向けて金属充填材料を充填することであってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
金属充填材料を充填することは、半導体基板の第1面から1000nm以上の深さまで金属充填材料を充填することであってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、所望の寸法の金属充填構造体を容易に形成することができる。
本発明の一実施形態に係る金属充填構造体は、第1面に、複数の有底孔及び複数の有底孔の各々の開口縁を周回する凹部を有する半導体基板と、半導体基板の第1面、凹部及び有底孔の側壁を覆う絶縁層と、有底孔の一部を充填する金属充填材料とを備える。
このような構成を有することによって、その製造工程において、特に開口縁近傍の絶縁層の膜減りを抑制することができるため、有底孔の開口縁近傍で半導体基板が露出することを防止することができる。これによって、半導体基板に電流を供給する電解めっき法によって、有底孔に金属充填材料を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を提供することができる。
第1面上の絶縁層は、有底孔の内側へ突出した形状を有してもよい。
このような構成を有することによって、有底孔の開口縁付近の絶縁層の膜減りへの耐性を有し、開口縁近傍で半導体基板が露出することを抑制することができる。これによって、電界めっき法によって金属充填材料を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならず、寸法精度の高い金属充填構造体を提供することができる。
金属充填材料は、有底孔の底部から凹部の下方まで充填してもよい。
このような構成を有することによって、所望の寸法の金属充填構造体を容易に提供することができる。
本発明によると、寸法精度の高い金属充填構造体及び金属が異常析出発生することを防止できる金属充填構造体の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の構成を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の構成を説明するA−A’断面図である。 本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る金属充填構造体の製造方法によって作製された金属充填構造体を説明する断面写真である。 従来の金属充填構造体の製造方法によって作製された金属充填構造体を説明する断面写真である。
以下、図面を参照して本発明に係る金属充填構造体及びその製造方法について説明する。但し、本発明の金属充填構造体及びその製造方法は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、説明の便宜上、上方又は下方という語句を用いて説明するが、上下方向が逆転してもよい。
<第1実施形態>
図1乃至図6を用いて、本実施形態に係る金属充填構造体100の構成、及び製造方法について説明する。
[構成]
図1は、本実施形態に係る金属充填構造体100の構成を説明する平面図である。また、図2は、本実施形態に係る金属充填構造体100の構成を説明する断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る金属充填構造体100は、半導体基板102、絶縁層112及び金属充填材料114を有する。
半導体基板102は、その第1面104に、複数の有底孔108を有する。更に、複数の有底孔108の各々の開口縁を周回する凹部108aを有する。絶縁層112は、半導体基板102の第1面104、有底孔108の凹部108a及び側壁を覆う。金属充填材料114は、複数の有底孔108の各々の一部を充填する。
このような構成を有することによって、その製造工程において、特に開口縁近傍の絶縁層112の膜減りを抑制することができるため、有底孔108の開口縁近傍で半導体基板102が露出することを防止することができる。これによって、半導体基板102に電流を供給する電解めっき法によって、有底孔108に金属充填材料114を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体100を提供することができる。
図1では、半導体基板102が方形である構成を例示したが、この構成に限定されない。例えば、半導体基板102は円形であってもよい。この場合、金属充填材料114は円形の外周付近まで配置されていてもよく、円形内部の方形の領域に配置されていてもよい。
半導体基板102としては、単結晶シリコンウェハを用いることができる。しかし、これに限られず、単結晶シリコンウェハ以外にも多結晶基板やアモルファス基板を用いることもできる。多結晶基板やアモルファス基板は基板上に物理蒸着法(Physical Vapor Deposition:PVD法)又は化学蒸着法(Chemical Vapor Deposition:CVD法)を用いて形成することができる。PVD法としては、スパッタリング法、真空蒸着法、電子ビーム蒸着法、めっき法、及び分子線エピタキシー法などを用いることができる。また、CVD法としては、熱CVD法、プラズマCVD法、触媒CVD法(Cat(Catalytic)−CVD法又はホットワイヤCVD法)などと用いることができる。
また、半導体基板102の他にもステンレス基板等の導電性基板や、少なくとも有底孔108によって露出される領域に導電性を有する材料が配置された絶縁基板を用いることができる。絶縁基板としては、ガラス基板、石英基板、サファイア基板、樹脂基板等の基板を用いることができる。
半導体基板102の厚さは特に制限はないが、例えば、100μm以上800μm以下の厚さの基板を使用することができる。上記の範囲よりも基板が薄くなると、半導体基板102のたわみが大きくなる。その影響で、製造過程におけるハンドリングが困難になる。一方、上記の範囲よりも半導体基板102が厚くなると、半導体基板102の重量が増加し、ハンドリングを行う装置への負担が大きくなる。また、金属充填構造体100をX線画像撮影用グリッドとして用いる場合、X線が半導体基板102を透過する距離が長くなるため、半導体基板102によるX線の散乱及び吸収が大きくなり、X線映像を撮影するための信号が弱くなってしまう。
図2に示すように、第1面104上の絶縁層112は、有底孔108の内側へ突出した形状を有していてもよい。換言すると、第1面104上の絶縁層112は、有底孔108の開口縁近傍において庇形状を有していてもよい。
このような構成を有することによって、有底孔108の開口縁付近の絶縁層112の膜減りへの耐性が向上し、開口縁近傍で半導体基板102が露出することを抑制することができる。これによって、半導体基板102に電流を供給する電解めっき法によって、有底孔108に金属充填材料114を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならず、寸法精度の高い金属充填構造体100を提供することができる。
後述するが、金属充填構造体100の製造工程において、有底孔108を周回する凹部108aよりも下方の部分は、開口パターンを有する第1面104上の絶縁層112をマスクとした比較的異方性の高いエッチングによって形成される。一方、有底孔108を周回する凹部108aの部分は、開口パターンを有する第1面104上の絶縁層112をマスクとしたエッチングによって形成されるが、比較的等方性が高く、半導体基板102の垂直方向のみならず、平面方向にもエッチングが進行する条件を用いる。これによって、有底孔108を周回する凹部108aの断面形状のばらつきは、当該凹部108aよりも下方の断面形状のばらつきに比べて大きくなる。
よって、金属充填材料114は、有底孔108の底部から、開口縁を周回する凹部108aの下方まで充填してもよい。つまり、金属充填材料114は、当該凹部108aが位置する高さまでは充填されなくてもよい。よって、金属充填材料114の上面視における形状は、当該凹部108aよりも下方における有底孔108の断面形状で決定される。
このような構成を有することによって、所望の寸法の金属充填構造体100を容易に提供することができる。
金属充填材料114は、白金、金、銀、銅、ニッケル等を用いることができ、用途に応じて適宜選択するとよい。例えば、金属充填構造体100を貫通電極基板として用いる場合は、金属充填材料114として銅を用いることができる。
尚、金属充填構造体100をX線画像撮影用グリッドとして用いる場合、金属充填材料114は、半導体基板102に比べてX線に対する透過率が低い材料を用いることができる。例えば、金属として金、白金、ロジウム、ルテニウム、又はイリジウム等を含む材料を用いることができる。
図1では、金属充填材料114の平面形状は一方向に沿って延びる複数の線がそれぞれ独立に配列された形状を例示したが、この形状に限定されない。例えば、複数の線がそれぞれ異なる方向に延び、一部の線が交差する又は一部の線が連結してもよい。また、金属充填材料114の平面形状は線状に限らず、円形又は多角形の点状であってもよい。また、金属充填材料114の平面形状は線状及び点状等の組み合わせであってもよい。金属充填材料114の幅、つまり有底孔108の幅は、用途に応じて適宜選択でき、例えば、2μm以上100μm以下の範囲で選択することができる。
以上、本実施形態に係る金属充填構造体100の構成について説明した。本実施形態によれば、寸法精度の高い金属充填構造体100を提供することができる。
[製造方法]
図3乃至図6を用いて、本実施形態に係る金属充填構造体100の製造方法について説明する。図3乃至図6において、図1及び図2に示す要素と同じ要素には同一の符号を付した。
半導体基板102としては上述の各種基板を用いることができるが、本実施形態においては、半導体基板102として単結晶シリコンウェハを用いる場合について説明する。
先ず、半導体基板102の第1面104に第1絶縁層112aを形成する(図3(a))。本実施形態では、半導体基板102を熱酸化し、少なくとも第1面104に第1絶縁層112aとして熱酸化膜を形成する。熱酸化膜の厚さは、300nm以上1000nm以下が好ましく、本実施形態においては500nmとする。
次いで、第1絶縁層112aに開口パターンを形成する(図3(b))。開口パターンは、フォトリソグラフィ工程により、複数の有底孔108が形成される領域が露出するように形成される。
次いで、開口パターンの下方に、第1面104から所定の深さにアンダーカットを有し、底部が所定の深さよりも深い有底孔108を形成する。有底孔108は、開口パターンを有する第1絶縁層112aをマスクとしたエッチングによって形成する。
エッチング工程においてアンダーカットとは、一般に、マスクの真下における横方向のエッチング進行量を意味する。本実施形態におけるアンダーカットとは、第1絶縁層112aが有する開口パターンの端部から、第1絶縁層112aの直下において横方向のエッチング進行量を意味する。よって、有底孔108の開口縁の形状は、第1絶縁層112aの開口パターンの形状に対して、アンダーカットの分だけ外側に広くなる。
上記のような有底孔108の形成は、2段階に分けて行う。つまり、第1段階として、開口パターンを有する第1絶縁層112aをマスクとして、アンダーカットが生じるエッチング条件によって、所定の深さだけ半導体基板102をエッチングする(図4(a))。つまり、比較的等方性の高いエッチング条件によって、半導体基板102をエッチングする。第2段階として、第1絶縁層112aをマスクとして、第1段階よりもアンダーカットが抑えられるエッチング条件によって、更に半導体基板102をエッチングする(図4(b))。つまり、第1段階よりも、等方性の低いエッチング条件によって、半導体基板102をエッチングする。
このようにして有底孔108を形成することによって、有底孔108の開口縁部は第1絶縁層112aの下部に配置するように仕上がる。換言すると、第1絶縁層112aは、有底孔108の開口縁近傍において庇形状を有するように仕上がる。
アンダーカットの幅としては、50nm以上500以下となるように形成する。上記エッチングの第1段階における所定の深さは、100nm以上1000nm以下とする。
有底孔108を形成することは、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスを用いることができる。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、高アスペクト比のエッチングを高速で処理することが可能である。
次いで、有底孔108の側壁及び底部に第2絶縁層112bを形成する(図5(a))。本実施形態では、半導体基板102を熱酸化し、複数の有底孔108の側壁及び底部に、第2絶縁層112bとして熱酸化膜を形成する。熱酸化膜の厚さは、100nm以上300nm以下が好ましく、本実施形態においては100nmとする。
次いで、有底孔108の底部の第2絶縁層112bを除去する(図5(b))。第2絶縁層112bの膜厚が比較的薄い場合には、半導体基板102のエッチングに適したガスを用いた深堀エッチング(DRIE)によって、第2絶縁層112bを除去することができる。これによって、有底孔108の底部の第2絶縁層112bが除去された後、有底孔108の底部の半導体基板102が、テーパー形状を有するようにエッチングされる。これによって、有底孔108の底部において露出した半導体基板102の面積が増加する。これによって、後の電解めっき処理において、金属充填材料114に供給される電流が増えるため、金属充填材料114の充填速度が速くなる。
また、有底孔108の底部の第2絶縁層112bを除去するための他の方法として、第2絶縁層112bのエッチングに適したガスを用いてもよい。
ここで、有底孔108の底部の第2絶縁層112bを除去する工程において、多段階のエッチング工程を用いない従来の金属充填構造体の製造方法においては、有底孔の開口縁付近を覆う絶縁層が膜減りしやすく、そこで半導体基板が露出してしまうことがある。これによって、有底孔に金属充填材料を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点となってしまい、金属充填材料の内部にボイドが発生してしまう問題があった。
本実施形態のような金属充填構造体の製造方法によれば、有底孔108の底部の絶縁層112を除去する際に、有底孔108の開口縁付近の絶縁層112の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板102が露出することを防止することができる。これによって、後の工程において有底孔108に金属充填材料114を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
次いで、有底孔108に金属充填材料114を充填する(図6)。金属充填材料114を充填することは、電解めっき法により、有底孔108の底部から有底孔108の開口端部へ向けて金属充填材料114を充填することができる。半導体基板102に通電する電解めっき法によって、有底孔108の底部によって露出された半導体基板102からめっき層を成長させる。つまり、半導体基板102から有底孔108の開口端に向けてめっき層を形成することで、金属充填材料114を充填する。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
金属充填材料114を充填することは、有底孔108の底部から、開口縁を周回する凹部108aの下方まで充填してもよい。特に、金属充填材料114を充填することは、半導体基板102の第1面104から1000nm以上の深さまで金属充填材料114を充填してもよい。
これによって、金属充填材料114の上面視における形状は、上記の第2段階目のエッチングで形成される有底孔108の断面形状で決定される。上記の第2段階目のエッチングは、異方性の高いエッチング条件が好ましく、第1絶縁層112aをマスクとし、第1絶縁層112aが有する開口パターンの形状で有底孔108が形成される。
一方、上記の第1段階目のエッチングで形成される有底孔108の断面形状は、第1絶縁層112aの真下のアンダーカットによって決定される。つまり、第1段階のエッチングで形成される有底孔108の断面形状は、第2段階のエッチングで形成される有底孔108の断面形状よりも制御し難い。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、所望の寸法の金属充填構造体を容易に形成することができる。
以上、本実施形態に係る金属充填構造体の製造方法について説明した。以上のような金属充填構造体の製造方法によれば、有底孔108の底部の絶縁層112を除去する際に、開口縁近傍の絶縁層112の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板102が露出することを防止することができる。これによって、有底孔108に金属充填材料114を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
<第2実施形態>
図7を用いて、本実施形態に係る金属充填構造体200の構成、及び製造方法について説明する。
[構成]
図7は、本実施形態に係る金属充填構造体200の構成を説明する断面図である。本実施形態に係る金属充填構造体200と、第1実施形態に係る金属充填構造体100との構成を比較すると、本実施形態に係る金属充填構造体200は、貫通孔110を有し、当該貫通孔110内に金属充填材料114が充填されている点で異なっている。
[製造方法]
半導体基板102の第1面104に第1絶縁層112aを形成し、第1絶縁層112aに開口パターンを形成する工程は、第1実施形態と同様である。
本実施形態においては、開口パターンの下方に、第1面104から所定の深さにアンダーカットを有する貫通孔110を、半導体基板102に形成する。
本実施形態においても、上記のような貫通孔110の形成は、2段階に分けて行う。本実施形態においては、第2段階のエッチングは、半導体基板102を貫通するまで行う点で第1実施形態と異なる。
アンダーカットの幅としては、50nm以上500以下となるように形成する。所定の深さは、100nm以上1000nm以下であってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁付近の絶縁層112の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板102が露出することを防止することができる。これによって、有底孔108に金属充填材料114を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
半導体基板102を開口することは、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスであってもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、高アスペクト比のエッチングを高速で処理することが可能である。
次いで、貫通孔110の側壁に第2絶縁層112bを形成する。本実施形態においても、第1実施形態と同様の条件で第2絶縁層112bを形成する。
次いで、貫通孔110に金属充填材料114を充填する。金属充填材料114を充填することは、電解めっき法により、貫通孔110の第1面104と反対の第2面106側の端部から第1面104側の端部へ向けて金属充填材料114を充填してもよい。
この電解めっき工程では、半導体基板102の第2面106に金属充填材料114が析出するとともに、電界密度の高い開口部に集中的に金属充填材料114が析出して、第2面106側の開口部が閉塞される。つまり、第2面106側の開口部に蓋めっきが形成される。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
金属充填材料114を充填することは、半導体基板102の第1面104から1000nm以上の深さまで金属充填材料114を充填してもよい。
このような金属充填構造体の製造方法によれば、所望の寸法の金属充填構造体を容易に形成することができる。
本実施形態に係る金属充填構造体200の構成及び製造方法について説明した。以上のような金属充填構造体の製造方法によれば、開口縁近傍の絶縁層112の膜減りを抑制することができるため、開口縁近傍で半導体基板102が露出することを防止することができる。これによって、貫通孔110に金属充填材料114を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
<比較例>
本発明のような多段階のエッチングを用いない、従来の金属充填構造体の製造方法を用いて作製した金属充填構造体について図面を用いて説明する。図9は、従来の金属充填構造体の製造方法を用いて作製した金属充填構造体の断面写真である。本比較例においては、以下の製造工程によって金属充填構造体を作製した。
半導体基板202としては単結晶シリコンウェハを用いた。先ず、半導体基板202の第1面に第1絶縁層212aとして熱酸化膜を形成した。熱酸化膜の厚さは、500nmとした。
次いで、第1絶縁層212aに開口パターンを形成した。開口パターンは、フォトリソグラフィ工程により、複数の有底孔208が形成される領域が露出するように形成した。
次いで、開口パターンの下方に、有底孔208を形成した。有底孔208は、開口パターンを有する第1絶縁層212aをマスクとしたエッチングによって形成する。
ここで、有底孔208の形成には、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスを用いた。本比較例で用いた第1段階及び第2段階のエッチング条件を表1に示す。
ここで、等方性エッチングは、エッチング工程1とエッチング工程2の2段階とした。つまり、エッチング工程1、エッチング工程2、保護膜形成工程を繰り返した。
次いで、有底孔208の側壁及び底部に第2絶縁層212bを形成した。本比較例では、半導体基板202を熱酸化し、複数の有底孔208の側壁及び底部に、第2絶縁層212bとして熱酸化膜を形成した。熱酸化膜の厚さは100nmとした。
次いで、有底孔208の底部の第2絶縁層212bを除去した。本比較例では、シリコン基板のエッチングに適したガスを用いた深堀エッチング(D−RIE)によって、第2絶縁層212bを除去した。
図9は、金属充填構造体の製造工程において、以上の工程までを経た段階の断面写真を示している。図9に示したように、従来の製造工程では、有底孔208の開口縁近傍を覆う熱酸化膜の膜減りが著しい。このような熱酸化膜の膜減りが進行すると、有底孔208の開口縁近傍で単結晶シリコンウェハが露出してしまう場合がある。このような場合、後の製造工程において、単結晶シリコンウェハに電流を供給する電解めっき法を用いて有底孔208に金属充填材料を充填する際、開口縁近傍が異常析出の起点となってしまい、金属充填材料の内部にボイドが発生してしまう問題がある。
本発明による金属充填構造体の製造方法を用いて作製した金属充填構造体について図面を用いて説明する。図8は、本発明による金属充填構造体の製造方法を用いて作製した金属充填構造体の断面写真である。本実施例においては、以下の製造工程によって金属充填構造体を作製した。
本実施例においては、半導体基板102としては単結晶シリコンウェハを用いた。先ず、単結晶シリコンウェハの第1面104に、第1絶縁層112aとして熱酸化膜を形成した。熱酸化膜の厚さは、500nmとした。
次いで、熱酸化膜に開口パターンを形成した。開口パターンは、フォトリソグラフィ工程により、複数の有底孔108が形成される領域が露出するように形成した。
次いで、開口パターンの下方に、第1面104から所定の深さにアンダーカットを有し、底部が所定の深さよりも深い有底孔108を形成した。有底孔108は、開口パターンを有する熱酸化膜をマスクとしたエッチングによって形成した。
上記のような有底孔108の形成は、2段階に分けて行った。つまり、第1段階として、開口パターンを有する熱酸化膜をマスクとして、アンダーカットが生じるエッチング条件によって、所定の深さだけ半導体基板102をエッチングした。つまり、比較的等方性の高いエッチング条件によって、半導体基板102をエッチングする。第2段階として、熱酸化膜をマスクとして、第1段階よりもアンダーカットが抑えられるエッチング条件によって、更に単結晶シリコンウェハ102をエッチングした。つまり、第1段階よりも、等方性の低いエッチング条件によって、半導体基板102をエッチングした。
ここで、有底孔108の形成には、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスを用いた。本実施例で用いた第1段階及び第2段階のエッチング条件を表2に示す。
ここで、第1段階及び第2段階の各々において、等方性エッチングは、エッチング工程1とエッチング工程2の2段階とした。つまり、第1段階及び第2段階の各々において、エッチング工程1、エッチング工程2、保護膜形成工程を繰り返した。エッチング工程1では、エッチングガスとして、Cを用い、エッチング工程2では、エッチングガスとして、SFを用いた。図8からわかるように、D−RIEとしてボッシュプロセスを用いたことに伴い、有底孔の側壁にスキャロップと呼ばれる凹凸が形成されている。
アンダーカットの幅としては100nm、上記エッチングの第1段階における所定の深さは500nmとした。
次いで、有底孔108の側壁及び底部に第2絶縁層112bを形成した。本実施例では、半導体基板102を熱酸化し、複数の有底孔108の側壁及び底部に、第2絶縁層112bとして熱酸化膜を形成した。熱酸化膜の厚さは100nmとした。
次いで、有底孔108の底部の熱酸化膜を除去した。本実施例では、シリコン基板のエッチングに適したガスを用いた深堀エッチング(D−RIE)によって、熱酸化膜を除去した。
図8は、金属充填構造体の製造工程において、以上の工程までを経た段階の断面写真を示している。図9に示した多段階のエッチング工程を用いない従来の製造方法によって作製した金属充填構造体と比較すると、本実施例による金属充填構造体は、有底孔108の開口縁近傍において熱酸化膜の膜減りが少なく、単結晶シリコンウェハが熱酸化膜によって保護されている。これは、図8から容易にわかるように、単結晶シリコンウェハの第1面104上の庇形状を有する熱酸化膜による。この庇形状を有する熱酸化膜によって、有底孔108の底部の熱酸化膜を除去する工程において、開口縁近傍の熱酸化膜が保護される。
つまり、本発明による金属充填構造体の製造方法によれば、有底孔108の開口縁近傍で半導体基板102が露出することを防止することができる。これによって、後の製造工程において、単結晶シリコンウェハに電流を供給する電解めっき法を用いて有底孔108に金属充填材料114を充填する際に、開口縁近傍が異常析出の起点とならない。これによって、寸法精度の高い金属充填構造体を形成することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
金属充填構造体:100、200
半導体基板:102、202
第1面:104
第2面:106
有底孔:108、208
凹部:108a
貫通孔:110
絶縁層:112、112a、112b、212a、212b
金属充填材料:114

Claims (13)

  1. 半導体基板の第1面に第1絶縁層を形成し、
    前記第1絶縁層に開口パターンを形成し、
    前記開口パターンの下方に、前記第1面から所定の深さにアンダーカットを有し、底部が前記所定の深さよりも深い有底孔を、前記半導体基板に形成し、
    前記有底孔の側壁及び底部に第2絶縁層を形成し、
    前記有底孔の底部の前記第2絶縁層を除去し、
    前記有底孔に金属充填材料を充填することを含む金属充填構造体の製造方法。
  2. 前記所定の深さは、100nm以上1000nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属充填構造体の製造方法。
  3. 前記有底孔を形成することは、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスであることを特徴とする請求項1に記載の金属充填構造体の製造方法。
  4. 前記金属充填材料を充填することは、電界めっき法により、前記有底孔の底部から前記有底孔の開口端部へ向けて金属充填材料を充填することである請求項1に記載の金属充填構造体の製造方法。
  5. 前記金属充填材料を充填することは、前記半導体基板の第1面から1000nm以上の深さまで前記金属充填材料を充填することである請求項1に記載の金属充填構造体の製造方法。
  6. 半導体基板の第1面に第1絶縁層を形成し、
    前記第1絶縁層に開口パターンを形成し、
    前記開口パターンの下方に、前記第1面から所定の深さにアンダーカットを有する貫通孔を、前記半導体基板に形成し、
    前記貫通孔の側壁に第2絶縁層を形成し、
    前記貫通孔に金属充填材料を充填することを含む金属充填構造体の製造方法。
  7. 前記所定の深さは、100nm以上1000nm以下であることを特徴とする請求項6に記載の金属充填構造体の製造方法。
  8. 前記貫通孔を形成することは、等方性エッチングと保護膜の堆積とを繰り返すボッシュプロセスであることを特徴とする請求項6に記載の金属充填構造体の製造方法。
  9. 前記金属充填材料を充填することは、電界めっき法により、前記貫通孔の前記第1面と反対の第2面側の端部から前記第1面側の端部へ向けて前記金属充填材料を充填することである請求項5に記載の金属充填構造体の製造方法。
  10. 前記金属充填材料を充填することは、前記半導体基板の第1面から1000nm以上の深さまで前記金属充填材料を充填することである請求項6に記載の金属充填構造体の製造方法。
  11. 第1面に、複数の有底孔及び前記複数の有底孔の各々の開口縁を周回する凹部を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の前記第1面、前記凹部及び前記有底孔の側壁を覆う絶縁層と、
    前記有底孔の一部を充填する金属充填材料とを備える金属充填構造体。
  12. 前記第1面上の前記絶縁層は、前記有底孔の内側へ突出した形状を有することを特徴とする請求項11に記載の金属充填構造体。
  13. 前記金属充填材料は、前記有底孔の底部から前記凹部の下方まで充填されることを特徴とする請求項11に記載の金属充填構造体。
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