JP2017040594A - 距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】距離検出部21aと、距離データが入力される障害物情報生成部28とを、備え、距離検出部は、複数のパルス半導体発光素子22aと、駆動部23aと、反射光を検出するラインイメージセンサー24a、パルス半導体発光素子の駆動部23a及びラインイメージセンサー24aを制御する距離検出制御部26aとを、含み、距離検出制御部26aは、複数のパルス半導体発光素子22aを所定のパルス幅(T0)で同期発振するようにパルス半導体発光素子の駆動部23aを制御し、反射光により、ラインイメージセンサー24aの各画素において電荷振り分けによる位相差測定により遅延時間(Td)を算出し、遅延時間(Td)とパルス幅(T0)とからパルス半導体発光素子22aと障害物との距離データを算出する。
【選択図】図4
Description
障害物情報生成部は、好ましくは、各ラインイメージセンサーの出力同期信号に同期して、障害物情報を搬送用ロボットのCPUに出力する。
本体部にハンドルを備え、ハンドルの手押し部には操作部を備える。
好ましくは、スピーカ及び/又は赤外線を発光するビーコンを備えてもよく、赤外線カメラを備えてもよい。
障害物情報生成部は、好ましくは、複数の距離検出部から出力される距離データを障害物情報としてCPUへ送出する。
ビーコンからの赤外線を、好ましくは、赤外線カメラにより位置情報として取得してCPUへ送出し、障害物情報生成部は、複数の距離検出部から出力される距離データを障害物情報としてCPUへ送出する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る搬送用ロボット1の構成を示す図で、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図、図2は本発明の搬送用ロボット1の下面図である。
図1(A)〜(C)に示すように、搬送用ロボット1は、本体部2と作業者が握持するハンドル3とを備え、台車型に構成されている。
図1(B)、(C)に示すように、本体部2の下面には、その前方に2つの車輪4と、車輪4を駆動するモーター5と、減速機6と、2つのキャスター7と、を備え、本体部2の内部には各種のセンサー等からの情報が入力されてモーター5の制御等を行う駆動制御部10と、を含んで構成されている。本発明において、前方とは、搬送用ロボット1の進行方向(図1(B)の矢印参照)を示す。
図4は、本発明の距離センサー20の構成を示すブロック図である。図4に示すように、距離センサー20は、距離検出部21と、距離検出部21から出力される距離データが入力される障害物情報生成部28とを、備えている。
距離検出部21は、複数のパルス半導体発光素子22と、複数のパルス半導体発光素子の駆動部23と、複数のパルス半導体発光素子光22の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサー24と、パルス半導体発光素子の駆動部23及びラインイメージセンサー24を制御する距離検出制御部26と、を含んで構成されている。
第1のパルス半導体レーザー22aの駆動部23aは、第2の距離検出制御部26aからの発振制御信号により、第1〜第3のパルス半導体レーザー22a1〜22a3を、同時にパルス発振させる機能を有している。第1のパルス半導体レーザー22aの駆動部23aとして、市販のパルス半導体レーザー用の駆動集積回路(IC)を使用することができる。例えば発光波長が820nmのセンサー用の半導体レーザーを用いて、パルス幅を30nsとし、デューティ比を0.1〜0.5%として、発光させることができる。
第1〜第3のラインイメージセンサー24a〜24c上には、フィルター30と集光用のレンズ31が配設されている。フィルター30と集光用のレンズ31は、第1〜第3のラインイメージセンサー24a〜24cの周囲に配設される収容部32内に配設されている。
ここで、cは光速であり、3×108m/secである。
図6は位相差測定で距離を算出するラインイメージセンサー24のブロック図であり、図7は、電荷振り分け法による距離測定を説明するタイミングチャートである。
図6に示すように、ラインイメージセンサー24は、ライン状に配設される画素40と、画素40に接続されるサンプルアンドホールド回路41と、サンプルアンドホールド回路41に接続される水平シフトレジスタ42と、画素40とサンプルアンドホールド回路41にバイアス電圧を供給するバイアス発生回路43と、サンプルアンドホールド回路41から出力される出力電圧を増幅するバッファアンプ44、44を含んで構成されている。
ピン1:画像リセット用バイアス電圧(Vr)入力
ピン2:画素内変調クロックパルスVTX3入力
ピン3:画素内変調クロックパルスVTX2入力
ピン4:画素内変調クロックパルスVTX1入力
ピン5:画素リセットパルス(p_res)入力
ピン6:信号サンプリングパルス(phis)入力
ピン7:マスタークロックパルス(mclk)入力
ピン8:信号読み出しトリガパルス(trig)入力
ピン9:出力信号同期パルス(dclk)出力
ピン10:デジタル電源電圧(Vdd(D))入力
ピン11、14、18−22:グランド(GND)
ピン12:出力信号2(V2)
ピン13:出力信号1(V1)
ピン15:アナログ電源電圧(Vdd(A))入力
ピン16:受光部用バイアス電圧(Vpg)入力
ピン17:画素アンプ用バイアス電圧(Vsf)入力
デジタル電源電圧(Vdd(D))=5V
アナログ電源電圧(Vdd(A))=5V
画像リセット用バイアス電圧(Vr)=4.25V
受光部用バイアス電圧(Vpg)=1V
画素アンプ用バイアス電圧(Vsf)=5V
図7(A)に示すように、第1のパルス半導体レーザー22aのパルス光のパルス幅はT0であり、反射パルス光は、遅延時間Tdの後でラインイメージセンサー24の画素40に到達する(図7(B)参照)。
図7(C)及び図8(A)及び(B)に示すように、VTX1がオンで、VTX2がオフの場合には、反射光による生じる電子は、積分容量Cfd1に流入し、この際、積分容量Cfd1に生じる電荷がQ1である(図7(B)参照)。
ここで、第1のパルス半導体レーザー22aのパルス幅は、第1のパルス半導体レーザー22aの駆動部23aを制御する距離検出制御部26により制御される。
距離検出制御部26は、複数のパルス半導体発光素子22を所定のパルス幅(T0)で同期発振するようにパルス半導体発光素子の駆動部23を制御し、反射光により、ラインイメージセンサー24の各画素40において電荷振り分けによる位相差測定により遅延時間(Td)を算出し、遅延時間(Td)とパルス幅(T0)とからパルス半導体発光素子22と障害物との距離データを算出し、距離データを障害物情報生成部28に送出する構成を有している。
距離検出制御部26における制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ1:第1の距離検出制御部26aから、パルス半導体レーザー22aの駆動部23aにパルス発振の制御信号が出力される。
ステップ2:第1の距離検出制御部26aは、ラインイメージセンサー24aを制御する信号を送出し、ラインイメージセンサー24aから出力信号V1及びV2が入力される。
ステップ3:第1の距離検出制御部26aは、パルス半導体レーザー22aのパルス幅と、ラインイメージセンサー24aからの出力信号V1及びV2により、画素40毎に検出する障害物との距離Lを上記(1)及び(4)式により計算して、0°〜60°の範囲の障害物情報を得る。
ステップ4:このようにして得た第1の距離検出部21aの障害物情報は、障害物情報生成部28に送出される。
障害物情報生成部28は、第1〜第3の距離検出制御部28a〜28cから入力される障害物情報を、0〜180°方向の障害物情報として、駆動制御部10のCPU11に送出する。障害物情報生成部28は、FPGAやマイクロコンピュータを用いて構成することができる。障害物情報生成部28は、各ラインイメージセンサー24の出力同期信号(dclk)に同期して、障害物情報を搬送用ロボット1のCPU11に出力することができる。さらに、距離センサー20が本体部2の中央に1個だけ設けられる場合には、障害物情報生成部28を省いて、障害物情報を距離検出制御部26から搬送用ロボット1のCPU11に直接出力してもよい。
距離検出部21は、複数のパルス半導体発光素子22と、該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され、所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、複数パルス半導体発光素子22を同期して発振させる駆動部23と、複数のパルス半導体発光素子22の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサー24と、パルス半導体発光素子の駆動部23及びインイメージセンサー24を制御する距離検出制御部26と、を含んで構成されている。
パルス半導体発光素子の駆動部23を制御する距離検出制御部26は、複数のパルス半導体発光素子22が所定のパルス幅(T0)で同期発振するように制御する。距離検出部21が複数の場合は、それぞれ他の距離検出制御部26とは非同期で、かつ各距離検出制御部26の複数のパルス半導体発光素子22を所定のパルス幅(T0)で同期発振するように制御してもよい。
ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部26は、ラインイメージセンサー24の各画素40において電荷振り分け法によりパルス半導体発光素子22と障害物との距離データを算出し、パルス半導体発光素子22の反射光による障害物情報を、障害物情報生成部28に送出する。
障害物情報生成部28は、パルス半導体発光素子22の反射光による障害物情報を各距離検出部21の障害物情報として搬送用ロボット1のCPU11へ送出する。
搬送用ロボット1の運行モード1として、図1〜図3に示す搬送用ロボット1において、操作部18は、ハンドドル部3の手押し部3aに設置されており、操作情報がCPU11により表示される。作業者は、操作部18の操作により、力を使うことなく所定の位置まで荷物を運搬できる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る搬送用ロボット50について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る搬送用ロボット50の構成を示す図で、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図、図10は本発明の搬送用ロボット50の下面図である。
図9及び図10に示すように、本発明の第2の実施形態に係る搬送用ロボット50が、図1〜図3の搬送用ロボット1の構成と異なるのは、ハンドル3を備えていない点と、本体部52が赤外線カメラ19と駆動制御部60を備えている点である。
搬送用ロボット50(子機)は、本発明の第1の実施形態に係る搬送用ロボット1を親機とし、親機の運行方向に追従するような運行モード2で自動走行させることができる。
図11は、親機に子機が追従する運行モードを説明する図である。図11に示すように、搬送用ロボット1を親機とし、搬送用ロボット50を子機として、親機に追従するように自動走行する。
搬送用ロボット1(親機)は、作業者55が搬送用ロボット1の部操作部18を用いて運転する。搬送用ロボット1(親機)はビーコン15を備えている。ビーコン15は、赤外線発光素子が所定の点滅パターンで点滅している。
駆動制御部60による親機への追従制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ10:第1の赤外線カメラ19aにより搬送用ロボット1(親機)のビーコン15からビーコン位置情報が検知され、CPU11に入力される。
ステップ11:第2の赤外線カメラ19bにより親機1のビーコン15からビーコン位置情報が検知され、CPU11に入力される。
ステップ12:第1〜第3の距離検出部21a〜21cにより親機1との距離が計測され、この障害物情報がCPU11に入力される。
次に、ビーコン位置情報で得た親機の方位と、障害物情報で得た親機1との距離に基づき、CPU11が適切な進行方向と速度を計算し、さらにモーター5の回転速度に換算して左右のモータードライバー13に制御信号を送出する。
ステップ13:左右のモータードライバー13a、13bは制御信号に基づいて左右のモーター5に適切な電流を流す。
ステップ14:モーター5が回転して子機が前進する方向を変える場合は、左右のモーター5の回転速度を異なるようにして操舵する。
第1(左)の距離検出部21aによる子機50の制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ20:前方で長距離(例えば、2m)に障害物を捉えた場合は進路を右に変更して避ける。
ステップ21:前方で中距離(例えば、50cm)に障害物を捉えた場合は停止し衝突を避け、「障害物を発見しました」などの音声を再生する。
ステップ22:方向に関わらず短距離(例えば、30cm)に障害物を捉えた場合も停止し衝突を避け、上記と同じ音声を再生する。
第1(中央)の距離検出部21bによる子機50の制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ30:前方又は左前方で長距離に障害物を捉えた場合は進路を右に変更して避ける。
ステップ31:前方又は右前方で長距離に障害物を捉えた場合は進路を左に変更して避ける。
ステップ32:方向に関わらず短距離(例えば、30cm)に障害物を捉えた場合も停止し衝突を避け、上記と同じ音声を再生する。
第1(右)の距離検出部21cによる子機50の制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ40:前方で長距離(例えば、2m)に障害物を捉えた場合は進路を左に変更して避ける。
ステップ41:前方で中距離(例えば、50cm)に障害物を捉えた場合は停止し衝突を避け、「障害物を発見しました」などの音声を再生する。
ステップ42:方向に関わらず短距離(例えば、30cm)に障害物を捉えた場合も停止し衝突を避け、上記と同じ音声を再生する。
搬送用ロボットの子機50は、運行モード3として、所定の経路を自律走行させることができる。
図13は、子機50の自律走行を説明する模式的な図である。
図13に示すように、倉庫70内の四隅にはビーコン付ポール71が配設され、子機50を、予め設定された経路である走行開始点から走行終点まで、自律走行させることができる。
ステップ51:作業者が、親機となる搬送用ロボット1を、操作部18の操作により運行モード1に切り換える。
ステップ52:子機となる搬送用ロボット50を、親機となる搬送用ロボット1の後に配置して、走行経路学習モードに設定する。
ステップ53:作業者が親機となる搬送用ロボット1を、運行モード1により所望の経路に沿って走行させる。この際、親機1は、ビーコン付ポール71から送出される赤外線信号を受信する。ビーコン付ポール71の識別番号(ID)と距離、方位に関するデータを所定の発光パターンで変調した赤外線が、後続の搬送用ロボット50にビーコン15から送出される。
ステップ54:子機となる搬送用ロボット50は、親機1のビーコンに追従して、つまり運行モード2で走行すると共に、親機1のビーコン付ポール71の識別番号と距離、方位のデータを記録する。
ステップ55:所望の経路の走行が終了したら、子機50の走行経路学習モードを終了する。これにより、走行経路の設定が終了する。
ステップ56:走行経路の設定が終了した後、作業者が、子機50を、自律走行モード、つまり運行モード3に設定することにより、上記のステップ51〜55で取得した走行経路に沿って自律走行させることができる。
以下に、本発明の距離センサー20の実施例を示す。
用いた部品の概略を以下に示す。
パルス半導体レーザー21a:発光波長830nm(シャープ株式会社製、GH4
837A1TG)
パルス半導体レーザーの駆動部23a:iC−HGレーザドライバー(iC Ha
us社製)
距離検出制御部26a:FPGA(アルテラ社製、サイクロンIII)
図15に示すように、画素数が60〜170の箇所に、約1mの距離に障害物があることが分かる。1秒間に60フーレームの距離情報(60フレーム/s)が得られた。
上記結果から、本発明の距離センサー20は、可動部品を使用しないで、高感度で高フレームレートの障害物情報が得られることが分かった。
2、52:本体部
3:ハンドル
3a:手押し部
4:車輪
5:モーター
6:減速機
7:キャスター
8:電源
8a:リチウム二次電池
10、60:駆動制御部
11:CPU
12:慣性センサー
13:モータードライバー
14:スピーカ
15:ビーコン
18:操作部
19:赤外線カメラ
19a:第1の赤外線カメラ
19b:第2の赤外線カメラ
20:距離センサー
21:距離検出部
22:パルス半導体レーザー
23:パルス半導体レーザーの駆動部
24:ラインイメージセンサー
26:距離検出制御部
28:障害物情報生成部
29:レンズ
30:フィルター
31:集光用のレンズ
32:収容部
40:画素
41:サンプルアンドホールド回路
42:水平シフトレジスタ
43:バイアス発生回路
44:バッファアンプ
55:作業者
70:倉庫
71:ビーコン付ポール
75:障害物
80:基板
Claims (11)
- 搬送用ロボットの走行に用いられる距離センサーであって、
前記距離センサーは、
前記搬送用ロボットの本体部の前面の少なくとも1個所以上に配置され、前方の所定角度範囲の障害物を検出する距離検出部と、
前記距離検出部から出力される距離データが入力される障害物情報生成部と、
を、備え、
前記距離検出部は、
複数のパルス半導体発光素子と、
該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され、前記所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、
前記複数のパルス半導体発光素子を同期して発振させる駆動部と、
前記複数のパルス半導体発光素子の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサーと、
前記パルス半導体発光素子の駆動部及び前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部と、
を含み、
前記パルス半導体発光素子の駆動部を制御する前記距離検出制御部は、複数のパルス半導体発光素子が所定のパルス幅(T0)で同期発振するように制御し、
前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部は、前記ラインイメージセンサーの各画素において電荷振り分け法により前記パルス半導体発光素子と前記障害物との距離データを算出し、前記パルス半導体発光素子の反射光による障害物情報を前記障害物情報生成部へ送出し、
前記障害物情報生成部は、前記障害物情報を前記距離検出部の障害物情報として前記搬送用ロボットのCPUへ送出する、距離センサー。 - 前記レンズはロッドレンズであり、前記ラインイメージセンサーの上面には、前記反射光を集光するレンズと前記パルス半導体発光素子の発光波長の光を選択的に透過するフィルターとが配設される、請求項1に記載の距離センサー。
- 前記障害物情報生成部は、前記各ラインイメージセンサーの出力同期信号に同期して、前記障害物情報を前記搬送用ロボットの前記CPUに出力する、請求項1又は2に記載の距離センサー。
- 本体部と、車輪と、車輪を駆動するモーターと、モータードライバーとCPUからなる駆動制御部と、距離センサーとを含み、
前記距離センサーは、
前記本体部の前面の少なくとも1個所以上に配置され、前方の所定角度範囲の障害物を検出する距離検出部と、
前記各距離検出部から出力される距離データが入力される障害物情報生成部と、
を、備え、
前記距離検出部は、
複数のパルス半導体発光素子と、
該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され、前記所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、
前記複数のパルス半導体発光素子を同期して発振させる駆動部と、
前記複数のパルス半導体発光素子の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサーと、
前記パルス半導体発光素子の駆動部及び前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部と、
を含む、搬送用ロボット。 - 前記レンズはロッドレンズであり、前記ラインイメージセンサーの上面には、前記反射光を集光するレンズと、前記パルス半導体発光素子の発光波長の光を選択的に透過するフィルターと、が配設される、請求項4に記載の搬送用ロボット。
- 本体部にハンドルを備え、該ハンドルの手押し部には操作部を備える、請求項4又は5に記載の搬送用ロボット。
- スピーカを備える、請求項4〜6の何れかに記載の搬送用ロボット。
- 赤外線を発光するビーコンを備える、請求項4〜7の何れかに記載の搬送用ロボット。
- 赤外線カメラを備える、請求項4〜8の何れかに記載の搬送用ロボット。
- 前記障害物情報生成部は、前記距離検出部から出力される距離データを障害物情報として、前記CPUへ送出する、請求項4〜9の何れかに記載の搬送用ロボット。
- 前記ビーコンからの赤外線を、前記赤外線カメラにより位置情報として取得して前記CPUへ送出し、前記障害物情報生成部は、前記複数の距離検出部から出力される距離データを障害物情報として前記CPUへ送出する、請求項4〜10の何れかに記載の搬送用ロボット。
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