JP2017040594A - 距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】高感度で高フレームレートの障害物情報が得られ、低コストである、距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボットを提供する。
【解決手段】距離検出部21aと、距離データが入力される障害物情報生成部28とを、備え、距離検出部は、複数のパルス半導体発光素子22aと、駆動部23aと、反射光を検出するラインイメージセンサー24a、パルス半導体発光素子の駆動部23a及びラインイメージセンサー24aを制御する距離検出制御部26aとを、含み、距離検出制御部26aは、複数のパルス半導体発光素子22aを所定のパルス幅(T)で同期発振するようにパルス半導体発光素子の駆動部23aを制御し、反射光により、ラインイメージセンサー24aの各画素において電荷振り分けによる位相差測定により遅延時間(Td)を算出し、遅延時間(Td)とパルス幅(T)とからパルス半導体発光素子22aと障害物との距離データを算出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボットに関し、特に衝突防止に有効な距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボットに関する。
作業者の負担の軽減等のために、荷物、貨物などの搬送物を積載して所定の場所から目的の場所まで搬送する搬送用ロボットの実用化が進められている。搬送用ロボットの運行には、その移動方向前方の障害物を検知して、衝突しないようこれを避けて移動するためのセンサーが搭載されている。
距離を検出する距離センサーとしては、光を用いた飛行時間型(Time Of Flight、以下、TOFという)センサーが知られている(非特許文献1及び2参照)。
さらに、障害物との衝突防止用のセンサーとしては、ミリ波や光を用いるレーダーセンサーが公知である。光を用いるレーダーセンサーでは、前方を走査するために、レーザースキャンナー等の走査素子が用いられている。走査素子は、例えば、ガルバノミラーやポリゴンミラーがある。
http://www.hamamatsu.com/jp/ja/S11961-01CR.html、測距リニアイメージセンサ、S11961−01CR, https://www.hamamatsu.com/resources/pdf/ssd/05_handbook. .pdf、第5章、イメージセンサ、pp.146−149
しかしながら、レーザースキャンナーにおいては、例えば、ガルバノミラーとガルバノミラーを回転させるためのモーターとモーターの駆動装置などが必要になり、部品点数が多くなってコストが高いこと、また、モーターのような可動部品も必要となり、信頼性が低いという課題があった。
本発明では、可動部品を使用しないで、高感度で高フレームレートの障害物情報が得られ、かつ低コストである距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボットを提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、本発明の距離センサーは、搬送用ロボットの走行に用いられる距離センサーであって、前記距離センサーは、前記搬送用ロボットの本体部の前面の少なくとも1個所以上に配置され、前方の所定角度範囲の障害物を検出する距離検出部と前記距離検出部から出力される距離データが入力される障害物情報生成部とを備え、前記距離検出部は、複数のパルス半導体発光素子と、該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され前記所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、前記複数のパルス半導体発光素子を同期して発振させる駆動部と、前記複数のパルス半導体発光素子の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサーと、前記パルス半導体発光素子の駆動部及び前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部と、を含み、前記パルス半導体発光素子の駆動部を制御する距離検出制御部は、複数のパルス半導体発光素子が所定のパルス幅(T)で同期発振するように制御し、前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部は、前記ラインイメージセンサーの各画素において電荷振り分け法により前記パルス半導体発光素子と前記障害物との距離データを算出し、前記パルス半導体発光素子の反射光による障害物情報を前記障害物情報生成部へ送出し、前記障害物情報生成部は、前記障害物情報を前記距離検出部の障害物情報として前記搬送用ロボットのCPUへ送出することを特徴とする。
上記構成において、レンズはロッドレンズであり、ラインイメージセンサーの上面には、好ましくは、反射光を集光するレンズと、パルス半導体発光素子の発光波長の光を選択的に透過するフィルターと、が配設される。
障害物情報生成部は、好ましくは、各ラインイメージセンサーの出力同期信号に同期して、障害物情報を搬送用ロボットのCPUに出力する。
本発明の目的を達成するために、本発明の搬送用ロボットは、本体部と車輪と車輪を駆動するモーターとモータードライバー及びCPUからなる駆動制御部と距離センサーとを含み、前記距離センサーは、前記本体部の前面の少なくとも1個所以上に配置され、前方の所定角度範囲の障害物を検出する距離検出部と前記各距離検出部から出力される距離データが入力される障害物情報生成部とを備え、前記距離検出部は、複数のパルス半導体発光素子と、該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され、前記所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、前記複数のパルス半導体発光素子を同期して発振させる駆動部と、前記複数のパルス半導体発光素子の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサーと、前記パルス半導体発光素子の駆動部及び前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部とを含む、ことを特徴とする。
上記構成において、レンズはロッドレンズであり、ラインイメージセンサーの上面には、反射光を集光するレンズとパルス半導体発光素子の発光波長の光を選択的に透過するフィルターとが配設される。
本体部にハンドルを備え、ハンドルの手押し部には操作部を備える。
好ましくは、スピーカ及び/又は赤外線を発光するビーコンを備えてもよく、赤外線カメラを備えてもよい。
障害物情報生成部は、好ましくは、複数の距離検出部から出力される距離データを障害物情報としてCPUへ送出する。
ビーコンからの赤外線を、好ましくは、赤外線カメラにより位置情報として取得してCPUへ送出し、障害物情報生成部は、複数の距離検出部から出力される距離データを障害物情報としてCPUへ送出する。
本発明によれば、可動部品を使用することなく、高感度で高フレームレートの障害物情報が得られ、かつ低コストである距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボットを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る台車型の搬送用ロボットの構成を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図である。 第1の実施形態に係る搬送用ロボットの下面図である。 本発明の搬送用ロボットの駆動制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の距離センサーの構成を示すブロック図である。 ロッドレンズの一例を示す図である。 位相差測定で距離を算出するラインイメージセンサーのブロック図である。 電荷振り分け法による距離測定を説明するタイミングチャートである。 画素構造の等価回路と画素の表面電位を示し、(A)はVTX1がオンのときの画素構造の等価回路、(B)は(A)の表面電位、(C)はVTX2がオンのときの画素構造の等価回路、(D)は(C)の表面電位を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る搬送用ロボットの構成を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図である。 第2の実施形態に係る搬送用ロボットの下面図である。 親機に子機が追従する運行モードを説明する図である。 運行モード2において、駆動制御部による親機への追従制御を説明するブロック図である。 搬送用ロボットの自律走行を説明する模式的な図である。 第1の距離検出部の基板を模式的に示す図である。 実施例の距離検出部で測定したラインイメージセンサーによる距離情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る搬送用ロボット1の構成を示す図で、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図、図2は本発明の搬送用ロボット1の下面図である。
図1(A)〜(C)に示すように、搬送用ロボット1は、本体部2と作業者が握持するハンドル3とを備え、台車型に構成されている。
図1(B)、(C)に示すように、本体部2の下面には、その前方に2つの車輪4と、車輪4を駆動するモーター5と、減速機6と、2つのキャスター7と、を備え、本体部2の内部には各種のセンサー等からの情報が入力されてモーター5の制御等を行う駆動制御部10と、を含んで構成されている。本発明において、前方とは、搬送用ロボット1の進行方向(図1(B)の矢印参照)を示す。
図2に示すように、本体部2は例えば、樹脂製の荷台の下面に車輪4と2つのキャスター7とが配設されている。電源8は、電池や充電可能な二次電池を用いることができる。充電可能な二次電池としては、リチウム二次電池を用いることができる。以下の説明では、電源8は、リチウム二次電池8aとして説明する。
本体部2の前方を監視するための距離センサー20は、本体部の前面の少なくとも1個所以上に配置される。距離センサー20は、本体部の前面の中央の1個所や前面の左側及び右側の2個所に設けることができる。図2の場合には、本体部の前面の左端、中央、右端に第1〜第3の距離センサー20a〜20cが設けられている。必要に応じて、搬送用ロボット1の加速度や角加速度を測定する慣性センサー12を配設してもよい。慣性センサーは、IMU(Inertial Measurement Unit)とも呼ばれている。
図3は、本発明の搬送用ロボット1の駆動制御部10の構成を示すブロック図である。駆動制御部10は、CPU11と、モータードライバー13等を含んで構成されており、本体部2の前方を監視するための距離センサー20等からのセンサーで取得した情報が入力される。駆動制御部10は、ビーコン15と、操作部18の制御を行う共に、スピーカ14に音声信号を出力する。
CPU11は、距離センサー20から入力される障害物情報によりモータードライバー13等を制御する。CPU11として、マイクロプロッセッサ、マイクロコントローラ等のマイコンを用いることができる。距離センサー20等からの信号は、必要に応じてA/D変換器や入出力インターフェース(I/O)を介してCPU11に入力される。
搬送用ロボット1の運行を制御するための慣性センサー12を設ける場合には、Micro Electro Mechanical System(以下、MEMSと呼ぶ)技術を用いた2軸や3軸の加速度センサーを用いることができる。
搬送用ロボット1の運行において特に回転を制御するための角速度や角加速度センサーとして、圧電素子ジャイロやMEMS技術を用いたセンサーを用いることができる。
モータードライバー13は、車輪4を駆動するためのモーター5を制御する回路であり、CPU11により制御される。
スピーカ14は、搬送用ロボット1の周囲に警報音や効果音を発生するために設けている。
ビーコン15は、赤外線発光素子を備えており、CPU11により制御されて所定の発光パターンを有している赤外線を発生する。
操作部18は、ハンドル3の手押し部3aに設置されており、操作情報がCPU11により表示される。作業者は、操作部18を手動操作することで、力を使うことなく、所定の位置まで荷物を運搬するモードで作業することもできる。
図3に示すように、後述する搬送用ロボット1の運行モードに応じて、赤外線カメラ19が配設されてもよく、図示の場合、本体部2の前方側の下面の左側に第1の赤外線カメラ19a、右側に第2の赤外線カメラ19bが配設されている。
(距離センサー)
図4は、本発明の距離センサー20の構成を示すブロック図である。図4に示すように、距離センサー20は、距離検出部21と、距離検出部21から出力される距離データが入力される障害物情報生成部28とを、備えている。
(距離検出部)
距離検出部21は、複数のパルス半導体発光素子22と、複数のパルス半導体発光素子の駆動部23と、複数のパルス半導体発光素子光22の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサー24と、パルス半導体発光素子の駆動部23及びラインイメージセンサー24を制御する距離検出制御部26と、を含んで構成されている。
距離検出部21は、第1〜第3の距離検出部21から構成され、第1〜第3の距離検出部21から出力される距離データが、障害物情報生成部28に出力される。例えば、図2に示すように、本体部2の前方側の下面には、左側の障害物を検出する第1の距離検出部21aと、前方の中央の障害物を検出する第2の距離検出部21bと、前方の右側の障害物を検出する第3の距離検出部21cとが配設されている。
各距離検出部21は、パルス半導体発光素子22と、パルス半導体発光素子の駆動部23と、パルス半導体発光素子の出射光が距離検出部21の前方にある障害物により反射して発生する反射光を検出するイメージセンサー24と、パルス半導体発光素子の駆動部23及びイメージセンサー24を制御する距離検出制御部26とを、含み構成されている。
ここで、イメージセンサーは、ライン(一次元)イメージセンサー及びエリア(二次元)イメージセンサーを使用することができる。反射光の空間的な検出範囲が狭くてもよい場合には、ラインイメージセンサーを用いることができる。以下の説明においては、イメージセンサー24は、ラインイメージセンサーとして説明する。
第1の距離検出部21aは、パルス半導体発光素子22aと、パルス半導体発光素子の駆動部23aと、パルス半導体発光素子からの出射光が距離検出部21の前方にある障害物により反射して発生する反射光を検出するラインイメージセンサー24aと、パルス半導体発光素子の駆動部と第1のラインイメージセンサー24aを制御する第1の距離検出制御部26aと、を含み構成されている。
パルス半導体発光素子22aとして、赤外光を発生するパルス半導体レーザーやパルス半導体発光ダイオードを用いることができる。赤外光の波長は、ラインイメージセンサー24aが検知できる波長であり、例えば830nmである。以下の説明においては、レーザー発光素子22aは、パルス半導体レーザーとして、パルス半導体発光素子の駆動部23aは、パルス半導体レーザーの駆動部として説明する。
パルス半導体レーザー22aは、第1〜第3のパルス半導体レーザー22a1〜22a3からなり、異なる角度で、パルスの半導体レーザーを発生する。図示の場合は、第1〜第3のパルス半導体レーザー22a1〜22a3は、例えば、距離検出部21の前方の180°のうち、0°〜60°の範囲に照射するために、0°〜20°の方向、20°〜40°の方向、40°〜60°の方向に配設されている。
通常、パルス半導体レーザーのビームは線状で照射範囲が極めて狭いので、上記の照射角度範囲にパルス半導体レーザー22のビームを広げるために、パルス半導体レーザー22用の光学部材を配設することが望ましい。図示の場合には、第1〜第3のパルス半導体レーザー22a1〜22a3の前方に、水平方向のビームを広げるためのレンズ29を配設している。レンズ29としては、ロッドレンズを用いることができる。
図5は、ロッドレンズ29の一例を示す図である。ロッドレンズ29は、円柱の形状を有しており、第1のパルス半導体レーザー22a1の前方に配設されている。ロッドレンズ29の材質は、光学ガラスや樹脂である。第1のパルス半導体レーザー22a1から出射したレーザー光は、ロッドレンズ29の円柱面に垂直に入射し、ロッドレンズ29内を通過して、水平方向の角度θの方向にビームが広げられてロッドレンズ29から出射する。水平方向の角度θは、円柱の直径等を変えることにより制御できる。
水平方向のビーム幅を広げるのは、本体部2の前方において水平方向のビームを広げるためであり、本体部2の前方の垂直方向にはビームを広げないようにする。これにより、水平方向の検出角度を大きくすると共に、光量を大きくでき、障害物の検出距離を増大させることができる。検出距離は、例えば4〜6mである。
第2の距離検出部21b及び第3の距離検出部21cも、第1の距離検出部21aと同様に構成されている。
第2の距離検出部21bにおいて、パルス半導体レーザー22bは、第4〜第6のパルス半導体レーザー22b1〜22b3からなり、異なる角度で、パルスの半導体レーザーを発生する。図示の場合は、第4〜第6のパルス半導体レーザー22b1〜22b3は、例えば、距離検出部20の前方の180°のうち、60°〜120°の範囲に照射するために、60°〜80°の方向、80°〜100°の方向、100°〜120°の方向に配設されている。
第3の距離検出部21cにおいて、パルス半導体レーザー22cは、第7〜第9のパルス半導体レーザー22c1〜22c3からなり、異なる角度でパルスの半導体レーザーを発生する。第7〜第9のパルス半導体レーザー22c1〜22c3は、例えば、距離検出部21の前方の180°のうち、120°〜180°の範囲に照射するために、120°〜140°の方向、140°〜160°の方向、160°〜180°の方向に配設されている。
上記説明においては、9個のパルス半導体レーザー22を用いた角度の一例を示したものである。パルス半導体レーザー22の数やその照射方向、ラインイメージセンサー24の数は必要とする角度分解能を考慮して選定すればよい。又、前方と共に後方の障害物を検出する場合には、本体部2の後部に、さらに距離センサー20を設けてもよい。
(パルス半導体レーザーの駆動部)
第1のパルス半導体レーザー22aの駆動部23aは、第2の距離検出制御部26aからの発振制御信号により、第1〜第3のパルス半導体レーザー22a1〜22a3を、同時にパルス発振させる機能を有している。第1のパルス半導体レーザー22aの駆動部23aとして、市販のパルス半導体レーザー用の駆動集積回路(IC)を使用することができる。例えば発光波長が820nmのセンサー用の半導体レーザーを用いて、パルス幅を30nsとし、デューティ比を0.1〜0.5%として、発光させることができる。
第2及び第3のパルス半導体レーザーの駆動部23b、23cも、第1のパルス半導体レーザーの駆動部23aと同様に構成されている。
第1〜第9のパルス半導体レーザー22a1〜22a9は、第1〜第3のパルス半導体発光素子の駆動部23a〜23cにより、所定のパルス幅と所定のデューティ比でパルス発振する。この際、第1〜第3のパルス半導体レーザー22a1〜22a3と、第4〜第6のパルス半導体レーザー22a4〜22a6と第7〜第9のパルス半導体レーザー22a7〜22a9は、それぞれ同時に発振しているが、他の組のパルス半導体レーザー22とは、同期を取って発振する必要はない。
これにより、第1〜第9のパルス半導体レーザー22a1〜22a9から、前方の0°〜180°の方向に約20°毎に障害物を検出するためのパルス変調された赤外光が、照射されることになる。
(ラインイメージセンサー)
第1〜第3のラインイメージセンサー24a〜24c上には、フィルター30と集光用のレンズ31が配設されている。フィルター30と集光用のレンズ31は、第1〜第3のラインイメージセンサー24a〜24cの周囲に配設される収容部32内に配設されている。
フィルター30は、パルス半導体レーザー22の発光波長である例えば820nmの赤外光を選択的に透過するフィルター、所謂バンドパスフィルターであり、搬送用ロボット1の周囲の光や太陽光が、ラインイメージセンサー24に入射させない機能を有している。
集光用のレンズ31は、所定の角度の反射光をラインイメージセンサー24に集光するために設けている。上記の場合には、例えば、集光範囲は約60°とすればよい。集光用のレンズ31としては、凸レンズやフレネルレンズを用いることができる。
第1〜第3ラインイメージセンサー24a〜24cは、同一の構成を有しており、所謂飛行時間によるTOF距離センサーである。構成を簡単にするために、パルス半導体レーザー22により生じる反射光の時間遅れTdを直接に測定しないで、電荷振り分け法による位相差測定により時間遅れTdを算出している。距離Lは、時間遅れTdを、下記(1)式に代入して算出する。Tdは、遅延時間とも呼ぶ。
L=0.5×c×Td (1)
ここで、cは光速であり、3×10m/secである。
(位相差測定による距離測定)
図6は位相差測定で距離を算出するラインイメージセンサー24のブロック図であり、図7は、電荷振り分け法による距離測定を説明するタイミングチャートである。
図6に示すように、ラインイメージセンサー24は、ライン状に配設される画素40と、画素40に接続されるサンプルアンドホールド回路41と、サンプルアンドホールド回路41に接続される水平シフトレジスタ42と、画素40とサンプルアンドホールド回路41にバイアス電圧を供給するバイアス発生回路43と、サンプルアンドホールド回路41から出力される出力電圧を増幅するバッファアンプ44、44を含んで構成されている。
ラインイメージセンサー24の各ピンの機能を以下に示す。
ピン1:画像リセット用バイアス電圧(Vr)入力
ピン2:画素内変調クロックパルスVTX3入力
ピン3:画素内変調クロックパルスVTX2入力
ピン4:画素内変調クロックパルスVTX1入力
ピン5:画素リセットパルス(p_res)入力
ピン6:信号サンプリングパルス(phis)入力
ピン7:マスタークロックパルス(mclk)入力
ピン8:信号読み出しトリガパルス(trig)入力
ピン9:出力信号同期パルス(dclk)出力
ピン10:デジタル電源電圧(Vdd(D))入力
ピン11、14、18−22:グランド(GND)
ピン12:出力信号2(V)
ピン13:出力信号1(V)
ピン15:アナログ電源電圧(Vdd(A))入力
ピン16:受光部用バイアス電圧(Vpg)入力
ピン17:画素アンプ用バイアス電圧(Vsf)入力
ラインイメージセンサー24においては、以下のバイアス電圧が供給される。
デジタル電源電圧(Vdd(D))=5V
アナログ電源電圧(Vdd(A))=5V
画像リセット用バイアス電圧(Vr)=4.25V
受光部用バイアス電圧(Vpg)=1V
画素アンプ用バイアス電圧(Vsf)=5V
ラインイメージセンサー24にあっては、第1の距離検出制御部26aにより、第1のパルス半導体レーザー22に同期したパルス信号として、画素内変調クロックパルスVTX1〜VTX3信号、画素リセットパルス(p_res)、信号サンプリングパルス(phis)、マスタークロックパルス(mclk)、信号読み出しトリガパルス(trig)が入力される。
図7は、電荷振り分け法による距離測定の原理を説明するタイミングチャートであり、(A)は第1のパルス半導体レーザー22aのパルス光、(B)は障害物による反射パルス光、(C)は画素内変調クロックパルスVTX1、(D)は画素内変調クロックパルスVTX2を示している。
図7(A)に示すように、第1のパルス半導体レーザー22aのパルス光のパルス幅はTであり、反射パルス光は、遅延時間Tdの後でラインイメージセンサー24の画素40に到達する(図7(B)参照)。
画素40のフォトダイオードには、反射光による生じる光電流が流入する二つの積分容量CfdとCfdが形成されている。
図8は画素構造の等価回路と画素40の表面電位を示し、(A)はVTX1がオンのときの画素構造の等価回路、(B)は(A)の表面電位、(C)はVTX2がオンのときの画素構造の等価回路、(D)は(C)の表面電位を示す図である。図8(A)及び図7(B)に示すように、画素40には、受光部用バイアス電圧(Vpg)が印加されている。
図7(C)及び図8(A)及び(B)に示すように、VTX1がオンで、VTX2がオフの場合には、反射光による生じる電子は、積分容量Cfdに流入し、この際、積分容量Cfdに生じる電荷がQである(図7(B)参照)。
画素40の出力電圧Vは、積分容量Cfdにおいて生じる電荷Qと出力電圧V(Q=Cfd×V)との関係により下記(2)式で表される。
=Q/Cfd=N×Iph×{(T0−Td)/Cfd} (2)
次に、図7(D)及び図8(C)及び(D)に示すように、VTX1がオフで、VTX2がオンの場合には、反射光による生じる電子は、積分容量Cfdに流入し、この際、積分容量Cfdに生じる電荷がQである(図7(D)参照)。
画素40の出力電圧Vは、積分容量Cfdにおいて生じる電荷Qと出力電圧V(Q=Cfd×V)との関係により下記(2)式で表される。
=Q/Cfd=N×Iph×{(Td)/Cfd} (3)
下記(1)式及び(2)式において、CfdとCfdが等しい場合には、Tdは下記(4)式で表される。CfdとCfdの大きさは、各画素40のパターンで決めることができる。
Td={V/(V+V)}×d=T (4)
はピン13から出力され、Vはピン12から出力され、第1のパルス半導体レーザー22aのパルス幅は、既知の値であるので、(4)式で求めたTdを上記(1)式に代入して、搬送用ロボット1と障害物との距離Lを求めることができる。
ここで、第1のパルス半導体レーザー22aのパルス幅は、第1のパルス半導体レーザー22aの駆動部23aを制御する距離検出制御部26により制御される。
実際には、1回のパルス半導体レーザー22aの反射光で得られる電荷量は小さいので、図8で説明した電荷蓄積を数千回〜数万回繰り返し、上記V及びVの出力電圧を得ている。
水平シフトレジスタ42等により画素40毎の搬送用ロボット1と障害物との距離Lが、順次出力される。これにより、第1の距離検出部21aにおいては、前方0°〜60°における障害物からの反射光を検出し、障害物との距離情報が得られる。
ラインイメージセンサー24の上面には、パルス半導体レーザーの波長だけを透過するフィルター30を設けているので、周囲の光や太陽光の影響を受けないで、パルス半導体レーザー22からの反射光を、高感度で検出することができる。
(距離検出制御部)
距離検出制御部26は、複数のパルス半導体発光素子22を所定のパルス幅(T)で同期発振するようにパルス半導体発光素子の駆動部23を制御し、反射光により、ラインイメージセンサー24の各画素40において電荷振り分けによる位相差測定により遅延時間(Td)を算出し、遅延時間(Td)とパルス幅(T)とからパルス半導体発光素子22と障害物との距離データを算出し、距離データを障害物情報生成部28に送出する構成を有している。
距離検出制御部26における制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ1:第1の距離検出制御部26aから、パルス半導体レーザー22aの駆動部23aにパルス発振の制御信号が出力される。
ステップ2:第1の距離検出制御部26aは、ラインイメージセンサー24aを制御する信号を送出し、ラインイメージセンサー24aから出力信号V及びVが入力される。
ステップ3:第1の距離検出制御部26aは、パルス半導体レーザー22aのパルス幅と、ラインイメージセンサー24aからの出力信号V及びVにより、画素40毎に検出する障害物との距離Lを上記(1)及び(4)式により計算して、0°〜60°の範囲の障害物情報を得る。
ステップ4:このようにして得た第1の距離検出部21aの障害物情報は、障害物情報生成部28に送出される。
第2の距離検出制御部26bにおいては、第1の距離検出制御部26aと同様に制御が実行されて、60°〜120°の範囲の障害物情報を得、この第2の距離検出部21bで取得された障害物情報が、障害物情報生成部28に送出される。
第3の距離検出制御部26cにおいては、第1の距離検出制御部26aと同様に制御が実行されて、120°〜180°の範囲の障害物情報を得、この第3の距離検出部21bで取得された障害物情報が、障害物情報生成部28に送出される。
第1〜第3距離検出制御部26a〜26cは、プログラムが可能な集積回路であるFPGA(Field Programmable Gate Array)やマイクロコンピュータを用いて構成されている。
(障害物情報生成部)
障害物情報生成部28は、第1〜第3の距離検出制御部28a〜28cから入力される障害物情報を、0〜180°方向の障害物情報として、駆動制御部10のCPU11に送出する。障害物情報生成部28は、FPGAやマイクロコンピュータを用いて構成することができる。障害物情報生成部28は、各ラインイメージセンサー24の出力同期信号(dclk)に同期して、障害物情報を搬送用ロボット1のCPU11に出力することができる。さらに、距離センサー20が本体部2の中央に1個だけ設けられる場合には、障害物情報生成部28を省いて、障害物情報を距離検出制御部26から搬送用ロボット1のCPU11に直接出力してもよい。
以上説明したように、本発明の距離センサー20は、例えば搬送用ロボット1の本体部10の前面に少なくとも1個所以上に配置され、少なくとも前方の所定の角度範囲の障害物を検出する距離検出部21と、複数の距離検出部21から出力される距離データが入力される障害物情報生成部28と、を備えている。
距離検出部21は、複数のパルス半導体発光素子22と、該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され、所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、複数パルス半導体発光素子22を同期して発振させる駆動部23と、複数のパルス半導体発光素子22の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサー24と、パルス半導体発光素子の駆動部23及びインイメージセンサー24を制御する距離検出制御部26と、を含んで構成されている。
パルス半導体発光素子の駆動部23を制御する距離検出制御部26は、複数のパルス半導体発光素子22が所定のパルス幅(T)で同期発振するように制御する。距離検出部21が複数の場合は、それぞれ他の距離検出制御部26とは非同期で、かつ各距離検出制御部26の複数のパルス半導体発光素子22を所定のパルス幅(T)で同期発振するように制御してもよい。
ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部26は、ラインイメージセンサー24の各画素40において電荷振り分け法によりパルス半導体発光素子22と障害物との距離データを算出し、パルス半導体発光素子22の反射光による障害物情報を、障害物情報生成部28に送出する。
障害物情報生成部28は、パルス半導体発光素子22の反射光による障害物情報を各距離検出部21の障害物情報として搬送用ロボット1のCPU11へ送出する。
本発明の距離検出部21によれば、パルス半導体レーザー22を照射し、障害物において反射した赤外線により、パルス半導体レーザー22と障害物との距離検出を高精度で行うことができる。また、ラインイメージセンサー24の上面には、パルス半導体レーザー22の発振波長だけを透過するフィルター30を設けているので、太陽光等の影響を受けないで距離の計測が可能となる。
(搬送用ロボットの運行モード1)
搬送用ロボット1の運行モード1として、図1〜図3に示す搬送用ロボット1において、操作部18は、ハンドドル部3の手押し部3aに設置されており、操作情報がCPU11により表示される。作業者は、操作部18の操作により、力を使うことなく所定の位置まで荷物を運搬できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る搬送用ロボット50について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る搬送用ロボット50の構成を示す図で、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図、図10は本発明の搬送用ロボット50の下面図である。
図9及び図10に示すように、本発明の第2の実施形態に係る搬送用ロボット50が、図1〜図3の搬送用ロボット1の構成と異なるのは、ハンドル3を備えていない点と、本体部52が赤外線カメラ19と駆動制御部60を備えている点である。
図9及び図10に示すように、本体部52の前方側の下面の左側には第1の赤外線カメラ19a、右側に第2の赤外線カメラ19bが配設されている。
(搬送用ロボットの運行モード2)
搬送用ロボット50(子機)は、本発明の第1の実施形態に係る搬送用ロボット1を親機とし、親機の運行方向に追従するような運行モード2で自動走行させることができる。
図11は、親機に子機が追従する運行モードを説明する図である。図11に示すように、搬送用ロボット1を親機とし、搬送用ロボット50を子機として、親機に追従するように自動走行する。
搬送用ロボット1(親機)は、作業者55が搬送用ロボット1の部操作部18を用いて運転する。搬送用ロボット1(親機)はビーコン15を備えている。ビーコン15は、赤外線発光素子が所定の点滅パターンで点滅している。
搬送用ロボット50(子機)においては、搬送用ロボット50(子機)に配設されている赤外線カメラ19により搬送用ロボット1(親機)のビーコン位置情報が検知され、そして、第1〜第3の距離検出部21a〜21cにより障害物情報が検知される。
図12は、運行モード2における子機の駆動制御部60による親機への追従制御を説明するブロック図である。
駆動制御部60による親機への追従制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ10:第1の赤外線カメラ19aにより搬送用ロボット1(親機)のビーコン15からビーコン位置情報が検知され、CPU11に入力される。
ステップ11:第2の赤外線カメラ19bにより親機1のビーコン15からビーコン位置情報が検知され、CPU11に入力される。
ステップ12:第1〜第3の距離検出部21a〜21cにより親機1との距離が計測され、この障害物情報がCPU11に入力される。
次に、ビーコン位置情報で得た親機の方位と、障害物情報で得た親機1との距離に基づき、CPU11が適切な進行方向と速度を計算し、さらにモーター5の回転速度に換算して左右のモータードライバー13に制御信号を送出する。
ステップ13:左右のモータードライバー13a、13bは制御信号に基づいて左右のモーター5に適切な電流を流す。
ステップ14:モーター5が回転して子機が前進する方向を変える場合は、左右のモーター5の回転速度を異なるようにして操舵する。
ステップ15:上記子機50の追従運行中に、周辺の作業者55に子機が走行していることを知らせるために、スピーカ14から音楽などの音声信号を出すようにしてもよい。
(第1(左)の距離検出部による制御)
第1(左)の距離検出部21aによる子機50の制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ20:前方で長距離(例えば、2m)に障害物を捉えた場合は進路を右に変更して避ける。
ステップ21:前方で中距離(例えば、50cm)に障害物を捉えた場合は停止し衝突を避け、「障害物を発見しました」などの音声を再生する。
ステップ22:方向に関わらず短距離(例えば、30cm)に障害物を捉えた場合も停止し衝突を避け、上記と同じ音声を再生する。
(第2(中央)の距離検出部による制御)
第1(中央)の距離検出部21bによる子機50の制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ30:前方又は左前方で長距離に障害物を捉えた場合は進路を右に変更して避ける。
ステップ31:前方又は右前方で長距離に障害物を捉えた場合は進路を左に変更して避ける。
ステップ32:方向に関わらず短距離(例えば、30cm)に障害物を捉えた場合も停止し衝突を避け、上記と同じ音声を再生する。
(第3(右)の距離検出部による制御)
第1(右)の距離検出部21cによる子機50の制御は、以下のステップにより実行される。
ステップ40:前方で長距離(例えば、2m)に障害物を捉えた場合は進路を左に変更して避ける。
ステップ41:前方で中距離(例えば、50cm)に障害物を捉えた場合は停止し衝突を避け、「障害物を発見しました」などの音声を再生する。
ステップ42:方向に関わらず短距離(例えば、30cm)に障害物を捉えた場合も停止し衝突を避け、上記と同じ音声を再生する。
(搬送用ロボットの運行モード3)
搬送用ロボットの子機50は、運行モード3として、所定の経路を自律走行させることができる。
図13は、子機50の自律走行を説明する模式的な図である。
図13に示すように、倉庫70内の四隅にはビーコン付ポール71が配設され、子機50を、予め設定された経路である走行開始点から走行終点まで、自律走行させることができる。
以下の方法により、子機50に走行経路の学習をさせることができる。
ステップ51:作業者が、親機となる搬送用ロボット1を、操作部18の操作により運行モード1に切り換える。
ステップ52:子機となる搬送用ロボット50を、親機となる搬送用ロボット1の後に配置して、走行経路学習モードに設定する。
ステップ53:作業者が親機となる搬送用ロボット1を、運行モード1により所望の経路に沿って走行させる。この際、親機1は、ビーコン付ポール71から送出される赤外線信号を受信する。ビーコン付ポール71の識別番号(ID)と距離、方位に関するデータを所定の発光パターンで変調した赤外線が、後続の搬送用ロボット50にビーコン15から送出される。
ステップ54:子機となる搬送用ロボット50は、親機1のビーコンに追従して、つまり運行モード2で走行すると共に、親機1のビーコン付ポール71の識別番号と距離、方位のデータを記録する。
ステップ55:所望の経路の走行が終了したら、子機50の走行経路学習モードを終了する。これにより、走行経路の設定が終了する。
ステップ56:走行経路の設定が終了した後、作業者が、子機50を、自律走行モード、つまり運行モード3に設定することにより、上記のステップ51〜55で取得した走行経路に沿って自律走行させることができる。
ビーコン付ポール71は、搬送用ロボット1のビーコン15と同じビーコンを取り付けた柱であり、図示の場合には、倉庫70内の四隅に4つのビーコン付ポール71a〜71dを設けている。
ビーコン15は、CPU11により制御されて所定の発光パターンを有している赤外線を発生する。この際、赤外線は、例えばその識別番号(ID)や位置が識別されるように変調されていてもよい。
予め設定した経路は、例えば、右下に配設される第1のビーコン付ポール71a、左下に配設される第2のビーコン付ポール71b、左上に配設される第3のビーコン付ポール71c、右上に配設される第4のビーコン付ポール71dの順である。図示の場合、左上に配設される第3のビーコン付ポール71cの近くに障害物75が置いてある。
作業者55は、走行開始点において、搬送用ロボット50に荷物を積載した後で、搬送用ロボット50を自律走行させるスイッチをオンにする。
作業者55は、搬送用ロボット50が、作業者55が障害物と認識されないために、例えば、左下に配設される第2のビーコン付ポール71bの近くまで走行した時点で走行終点に移動して待機する。
図示するように、搬送用ロボット50は、第2のビーコン付ポール71b〜第3のビーコン付ポール71cの途中で、赤外線カメラ19によるビーコン位置情報及び距離検出部21a〜21cで取得される障害物情報により、障害物75を検知した時点で、進行方向を、右側に変更して、走行終点まで自律走行する。
作業者55は、走行終点で搬送用ロボット50の自律走行をオフにする。
作業者55は、搬送用ロボット50から荷物を降ろした後で、再度、自律走行をオンにして、搬送用ロボット50を走行開始点迄自律走行させてもよい。
以下に、本発明の距離センサー20の実施例を示す。
図14は、距離センサー20の第1の距離検出部21aの基板80を模式的に示す図である。距離センサー20はレンズ29を有し、0〜60°方向に発光するパルス半導体レーザー21a〜21cと、集光用のレンズ31とフィルター30が配設されたラインイメージセンサー24a等から構成されている。
用いた部品の概略を以下に示す。
パルス半導体レーザー21a:発光波長830nm(シャープ株式会社製、GH4
837A1TG)
パルス半導体レーザーの駆動部23a:iC−HGレーザドライバー(iC Ha
us社製)
距離検出制御部26a:FPGA(アルテラ社製、サイクロンIII)
図15は、実施例の距離検出部21aで測定したラインイメージセンサー24aによる距離情報の一例を示す図である。図の横軸は画素数(CH)であり、縦軸は距離(m)である。
図15に示すように、画素数が60〜170の箇所に、約1mの距離に障害物があることが分かる。1秒間に60フーレームの距離情報(60フレーム/s)が得られた。
上記結果から、本発明の距離センサー20は、可動部品を使用しないで、高感度で高フレームレートの障害物情報が得られることが分かった。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもない。例えば、搬送用ロボットとして図1等に示す台車型によることなく、二方、三方又は四方を縦壁で取り囲んだ形式の、いわゆるトロッコ式の搬送ロボットでもよく、作業者を搭乗させる形式のものでもよい。その場合、各種のセンサーや駆動制御部10等を搭載した本体部2を、積載部と共用させることなく、縦壁又は特に設けた部位に設定してもよい。距離センサー20の距離検出部21は、障害物の検出距離、その分解能やフレームレートを考慮して、パルス半導体発光素子22の数やそのビームの広さ等を適宜に設定すればよい。
1、50:搬送用ロボット
2、52:本体部
3:ハンドル
3a:手押し部
4:車輪
5:モーター
6:減速機
7:キャスター
8:電源
8a:リチウム二次電池
10、60:駆動制御部
11:CPU
12:慣性センサー
13:モータードライバー
14:スピーカ
15:ビーコン
18:操作部
19:赤外線カメラ
19a:第1の赤外線カメラ
19b:第2の赤外線カメラ
20:距離センサー
21:距離検出部
22:パルス半導体レーザー
23:パルス半導体レーザーの駆動部
24:ラインイメージセンサー
26:距離検出制御部
28:障害物情報生成部
29:レンズ
30:フィルター
31:集光用のレンズ
32:収容部
40:画素
41:サンプルアンドホールド回路
42:水平シフトレジスタ
43:バイアス発生回路
44:バッファアンプ
55:作業者
70:倉庫
71:ビーコン付ポール
75:障害物
80:基板

Claims (11)

  1. 搬送用ロボットの走行に用いられる距離センサーであって、
    前記距離センサーは、
    前記搬送用ロボットの本体部の前面の少なくとも1個所以上に配置され、前方の所定角度範囲の障害物を検出する距離検出部と、
    前記距離検出部から出力される距離データが入力される障害物情報生成部と、
    を、備え、
    前記距離検出部は、
    複数のパルス半導体発光素子と、
    該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され、前記所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、
    前記複数のパルス半導体発光素子を同期して発振させる駆動部と、
    前記複数のパルス半導体発光素子の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサーと、
    前記パルス半導体発光素子の駆動部及び前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部と、
    を含み、
    前記パルス半導体発光素子の駆動部を制御する前記距離検出制御部は、複数のパルス半導体発光素子が所定のパルス幅(T)で同期発振するように制御し、
    前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部は、前記ラインイメージセンサーの各画素において電荷振り分け法により前記パルス半導体発光素子と前記障害物との距離データを算出し、前記パルス半導体発光素子の反射光による障害物情報を前記障害物情報生成部へ送出し、
    前記障害物情報生成部は、前記障害物情報を前記距離検出部の障害物情報として前記搬送用ロボットのCPUへ送出する、距離センサー。
  2. 前記レンズはロッドレンズであり、前記ラインイメージセンサーの上面には、前記反射光を集光するレンズと前記パルス半導体発光素子の発光波長の光を選択的に透過するフィルターとが配設される、請求項1に記載の距離センサー。
  3. 前記障害物情報生成部は、前記各ラインイメージセンサーの出力同期信号に同期して、前記障害物情報を前記搬送用ロボットの前記CPUに出力する、請求項1又は2に記載の距離センサー。
  4. 本体部と、車輪と、車輪を駆動するモーターと、モータードライバーとCPUからなる駆動制御部と、距離センサーとを含み、
    前記距離センサーは、
    前記本体部の前面の少なくとも1個所以上に配置され、前方の所定角度範囲の障害物を検出する距離検出部と、
    前記各距離検出部から出力される距離データが入力される障害物情報生成部と、
    を、備え、
    前記距離検出部は、
    複数のパルス半導体発光素子と、
    該複数のパルス半導体発光素子の前方にそれぞれ配設され、前記所定角度範囲で水平方向にビームを広げるレンズと、
    前記複数のパルス半導体発光素子を同期して発振させる駆動部と、
    前記複数のパルス半導体発光素子の前方にある障害物により生じる反射光を検出するラインイメージセンサーと、
    前記パルス半導体発光素子の駆動部及び前記ラインイメージセンサーを制御する距離検出制御部と、
    を含む、搬送用ロボット。
  5. 前記レンズはロッドレンズであり、前記ラインイメージセンサーの上面には、前記反射光を集光するレンズと、前記パルス半導体発光素子の発光波長の光を選択的に透過するフィルターと、が配設される、請求項4に記載の搬送用ロボット。
  6. 本体部にハンドルを備え、該ハンドルの手押し部には操作部を備える、請求項4又は5に記載の搬送用ロボット。
  7. スピーカを備える、請求項4〜6の何れかに記載の搬送用ロボット。
  8. 赤外線を発光するビーコンを備える、請求項4〜7の何れかに記載の搬送用ロボット。
  9. 赤外線カメラを備える、請求項4〜8の何れかに記載の搬送用ロボット。
  10. 前記障害物情報生成部は、前記距離検出部から出力される距離データを障害物情報として、前記CPUへ送出する、請求項4〜9の何れかに記載の搬送用ロボット。
  11. 前記ビーコンからの赤外線を、前記赤外線カメラにより位置情報として取得して前記CPUへ送出し、前記障害物情報生成部は、前記複数の距離検出部から出力される距離データを障害物情報として前記CPUへ送出する、請求項4〜10の何れかに記載の搬送用ロボット。
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