JP2011179926A - 距離画像センサ - Google Patents

距離画像センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2011179926A
JP2011179926A JP2010043467A JP2010043467A JP2011179926A JP 2011179926 A JP2011179926 A JP 2011179926A JP 2010043467 A JP2010043467 A JP 2010043467A JP 2010043467 A JP2010043467 A JP 2010043467A JP 2011179926 A JP2011179926 A JP 2011179926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modulation signal
transfer electrode
period
image sensor
switches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010043467A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5302244B2 (ja
Inventor
Takashi Suzuki
高志 鈴木
Mitsuhito Mase
光人 間瀬
Tomohiro Yamazaki
智浩 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2010043467A priority Critical patent/JP5302244B2/ja
Priority to KR1020127018895A priority patent/KR101751090B1/ko
Priority to US13/578,048 priority patent/US9081095B2/en
Priority to PCT/JP2011/054006 priority patent/WO2011105438A1/ja
Priority to EP11747398.3A priority patent/EP2541275B1/en
Publication of JP2011179926A publication Critical patent/JP2011179926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5302244B2 publication Critical patent/JP5302244B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/88Lidar systems specially adapted for specific applications
    • G01S17/89Lidar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/483Details of pulse systems
    • G01S7/486Receivers
    • G01S7/4861Circuits for detection, sampling, integration or read-out
    • G01S7/4863Detector arrays, e.g. charge-transfer gates
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • G01J1/46Electric circuits using a capacitor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/88Lidar systems specially adapted for specific applications
    • G01S17/89Lidar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S17/8943D imaging with simultaneous measurement of time-of-flight at a 2D array of receiver pixels, e.g. time-of-flight cameras or flash lidar
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/46Control electrodes, e.g. grid; Auxiliary electrodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】 正確な距離画像を得ることが可能な距離画像センサを提供することを目的とする。
【解決手段】 蓄積領域fd1、fd2は単一のキャパシタC1にしか接続されていないため、画素の大きさを小さくして空間分解能を向上させ、蓄積領域内fd1、fd2に転送された電荷を一旦蓄積するため、信号雑音比が向上する。駆動回路DRVは、一周期内におけるリセット期間終了時以後の第1及び第2のスイッチΦ1、Φ2のスイッチング回数が等しくなるように、ダミースイッチングを行うことで、オフセットが相殺され、更に正確な距離画像を得ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、距離画像センサに関する。
従来、対象物の距離画像を得ることができるイメージセンサが期待されている。測定対象物の実際の画像と、距離画像を同一チップで求めることも期待されている。このような距離画像センサは、種々の技術への応用が期待されている。例えば、距離画像センサを船舶や自動車或いは航空機などの移動体に搭載すれば、移動体周囲の対象物の距離画像を得ることができるため、得られた対象物の距離画像に基づいて、移動体の挙動制御などを行うことができる。ファクトリーオートメーション(FA)においては、対象物の距離画像が得られると、これを利用した対象物の検査/制御が可能となる。
距離を計測する手法として、TOF法(Time−OF−Flight)があり、この方式では光源(パルスレーザーや発光ダイオード(LED)など)及び受光素子が必要となる。電荷振り分け構造を用いる距離画像センサにおいては、ある周期で振り分けられた蓄積電荷と、それとは位相のことなる蓄積電荷の比率によって距離を算出する。すなわち、出射光の位相に対する反射戻り光の位相のずれを、対象物までの距離として捉え、戻り光に呼応して発生する電荷を、出射光の変調周期に同期して振り分け、当該位相のずれ量を、振り分けられた電荷量の比率を用いて算出する。
この方式では電荷の蓄積が必要となるため、背景光が強い状況下で使用すると、信号を読み出す前に、蓄積容量が飽和してしまい、算出した距離の劣化の原因になる。そのため、背景光(外乱光)の影響を低減させながら電荷を蓄積する必要がある。
特許文献1(カネスタ特許)2つの受光部と2つの蓄積容量により、電荷を分配している。全体の撮像領域は、複数の画素が2次元配列されており、各画素において求められる対象物までの距離情報が二次元的に出力される。これらの文献に記載の構造においては、1画素内において少なくとも2つのキャパシタを備えており、これら2つのキャパシタを用いて背景光由来の電荷を相殺している。
特許文献2に記載の時間相関検出型イメージセンサにおいては、1画素内に1つのキャパシタを備えており、振り分けられた信号を一対のスイッチのみを介してそれぞれキャパシタの両電極端子に異なる時間に電流を積分することで、当該キャパシタに流入する電荷を制御し、背景光由来の電流を相殺している。
米国特許6919549明細書(特表2006−523074号公報) 特開平10−281868号公報
しかしながら、二次元のセンサや一次元のラインセンサを作製することを考慮すると、上記特許文献1に記載の距離画像センサでは、キャパシタ数が多いため、1画素の寸法が大きくなり、空間分解能を向上することができない。また、キャパシタやスイッチ等の回路素子が多い場合には、寄生容量が増大し、出力のリニアリティが低下するという問題もある。一方、特許文献2に記載の時間相関検出型イメージセンサでは、キャパシタ数を減少させることにより、空間分解能は増加するが、スイッチング回路が増えることでスイッチング・ノイズが信号に重畳するため、正確に距離を演算することができない。したがって、いずれの従来技術においても、正確な距離画像を得ることはできないという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、正確な距離画像を得ることが可能な距離画像センサを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、第1の発明に係る距離画像センサは、対象物への出射光の反射光を受光する撮像領域と、前記撮像領域を駆動する駆動回路と、を備えた距離画像センサであって、前記撮像領域は、半導体基板上に一次元又は二次元状に配置された複数の画素を備え、個々の画素は、受光領域と、前記受光領域に隣接した第1及び第2の蓄積領域と、前記第1及び第2の蓄積領域への電荷の流入をそれぞれ制御する第1及び第2の転送電極と、前記第1及び第2の蓄積領域間に電気的に接続されたキャパシタと、前記キャパシタの第1端子と前記第1の蓄積領域との間に介在する第1のスイッチ(Φ1)と、前記キャパシタの第2端子と前記第2の蓄積領域との間に介在する第2のスイッチ(Φ2)と、前記キャパシタの前記第2端子と基準電位との間に介在する第3のスイッチ(Φ1r)と、前記キャパシタの前記第1端子と前記基準電位との間に介在する第4のスイッチ(Φ2r)と、を備え、前記駆動回路は、前記第1、第2、第3及び第4のスイッチを一周期の初めの時刻において全てONさせるリセット期間を設定し、一周期内において、第1の期間及び第2の期間を交互に設定し、前記第1の期間では、前記第1及び第3のスイッチの双方をONし、第2及び第4スイッチの双方をOFFし、前記第2の期間では、前記第1及び第3のスイッチの双方をOFFし、第2及び第4スイッチの双方をONし、前記一周期内において、前記第1及び第2の転送電極に、前記出射光の変調信号に同期し、互いに逆相の変調信号を与える、ことを特徴とする。
光の量子性に基づくノイズ(フォトンショットノイズ)は、露光光量の2乗根で増加し、信号成分は比例で増加するので、露光時間を増加させるほど信号成分の割合が増加し、信号雑音比は向上する。したがって、第1及び第2の転送電極によって、第1及び第2の蓄積領域内に振り分けられた電荷を積分するほど、信号雑音比が改善し、正確な距離画像を得ることができる。すなわち、転送電極に変調信号を与えることで、第1及び第2の蓄積領域において、一定期間の電荷積分を行い、これと同時に或いは積分後に、第1の蓄積領域で積分された電荷を、第1の期間では、キャパシタの第1端子に接続し、第2の蓄積領域で積分された電荷を、第2の期間では、キャパシタの第2端子に接続し、キャパシタ内において、双方の蓄積領域に含まれる電荷成分、すなわち、背景光成分を相殺する。
ここで、それぞれの蓄積領域は単一のキャパシタにしか接続されていないため、画素の大きさを小さくして空間分解能を向上させることができ、また、本発明では、第1及び第2蓄積領域内に転送された電荷を積分するため、信号雑音比が向上すると共に、第1及び第2のスイッチのキャパシタへの電荷転送時のスイッチング回数が減少するため、スイッチング・ノイズも低減し、キャパシタ内に距離に応じた電荷が蓄積され、かかる電荷量(これに応じた電圧)を検出することで、正確な距離を算出することができる。また、本願では、光電流を電荷として所定期間積分した後、振分け動作を行うため、特許文献2のように光電流を直接容量にスイッチで振り分けるものに比べて、ノイス゛が少ない。
しかしながら、蓄積領域に積分した電荷のキャパシタへの転送時のスイッチング回数に差があると、片側の接続回数が多いことによって生じるオフセットを相殺することができず、更に正確な距離画像を得ることが困難である。
そこで、第2の発明に係る距離画像センサにおいては、前記駆動回路は、前記一周期内における前記リセット期間終了時以後の第1及び第2のスイッチのスイッチング回数が等しくなるように、第1又は第2のスイッチを付加的にスイッチングすることとした。この場合、付加的なスイッチング(以下、ダミースイッチング)を行うことで、上記スイッチング回数が等しくなり、オフセットが相殺されるので、更に正確な距離画像を得ることができる。
また、第3の発明に係る距離画像センサにおいては、前記駆動回路は、(a)特定の一周期内において、前記出射光の変調信号と0°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、(b)別の一周期内において、前記出射光の変調信号と90°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、(c)更に別の一周期内において、前記出射光の変調信号と180°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、(d)上記とは異なる別の一周期内において、前記出射光の変調信号と270°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、前記(a)〜(d)の一周期内における前記第1の期間と前記第2の期間の順序は同一であることを特徴とする。
ダミースイッチングを用いない場合、キャパシタに転送される電荷のスイッチング回数がキャパシタの各端子において異なるが、この発明では、上記(a)〜(d)の4つの位相において、各蓄積領域に蓄積された電荷(に応じた電圧)の差分をとることで、背景光成分と共にオフセット成分を相殺することができる。これにより、正確な距離を算出することができる。
また、第4の発明に係る距離画像センサにおいては、前記駆動回路は、(a)特定の一周期内において、前記出射光の変調信号と0°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、(b)別の一周期内において、前記出射光の変調信号と90°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、(c)更に別の一周期内において、前記出射光の変調信号と0°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、(d)上記とは異なる別の一周期内において、前記出射光の変調信号と90°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、前記(a)及び(b)の一周期内における前記第1の期間と前記第2の期間の順序は同一であり、前記(c)及び(d)の一周期内における前記第1の期間と前記第2の期間の順序は、前記(a)及び(b)の場合とは逆である、
ことを特徴とする。
この発明では、上記(a)、(b)の2つの位相と、これとはキャパシタへの電荷転送の順番が異なる(c)、(d)の場合の位相において、各蓄積領域に蓄積された電荷(に応じた電圧)の差分をとることで、背景光成分と共にオフセット成分を相殺することができる。これにより、正確な距離を算出することができる。
上述のように、各画素において正確な距離を算出することができるので、本発明の距離画像センサでは、正確な距離画像を得ることができる。
本発明の距離画像センサによれば、正確な距離画像を得ることができる。
実施の形態に係る距離画像センサの平面図である。 図1に示した距離画像センサの各画素の断面構成と光源ユニットを示す図である。 図2に示した距離画像センサの画素毎の回路図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図である。 実施の形態に係る距離画像センサの第1のタイミングチャートである。 実施の形態に係る距離画像センサの第2のタイミングチャートである。 実施の形態に係る距離画像センサの第3のタイミングチャートである。 実施の形態に係る距離画像センサの第4のタイミングチャートである。 実施の形態に係る距離画像センサの第5のタイミングチャートである。 実施の形態に係る距離画像センサの第6のタイミングチャートである。 実施の形態に係る距離画像センサの第7のタイミングチャートである。 実施の形態に係る距離画像センサの第8のタイミングチャートである。
以下、実施の形態に基づく距離画像センサについて説明する。同一要素には、同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、実施の形態に係る距離画像センサの平面図である。
この距離画像センサ1は、半導体基板2上に形成された撮像領域IMRと、撮像領域IMRを駆動するセンサ駆動回路DRVと、撮像領域IMRの出力を増幅する増幅回路AMPとを備えている。撮像領域IMRは、半導体基板2上に一次元又は二次元状に配置された複数の画素P(m,n)を備えている。同図では、m行n列の画素P(m,n)が示されている(m,nは自然数)。撮像領域IMRは、対象物への出射光の反射光を画素毎に検出するものであり、出射光と反射光の画素毎の位相差から、対象物の画像の画素毎の距離が求められる。この距離画像センサ1は、電荷振り分け型の距離画像センサであり、距離に対応した位相差を、各画素内で2箇所に振り分けられた電荷量の比率に応じて求めるものである。
図2は、図1に示した距離画像センサの各画素の断面構成と光源ユニットを示す図である。
光源ユニットは、レーザや発光ダイオードなどの光源10と、光源10を高周波駆動する光源駆動回路11と、光源駆動回路11の駆動クロックを出力する制御回路12とを備えている。光源10からは、方形波又は正弦波の光強度変調が行われた変調信号が出射される。なお、制御回路12からの駆動クロックに同期して、図1に示したセンサ駆動回路DRVからも方形波又は正弦波の変調信号が出力され、センサ駆動回路DRVからの変調信号が互いに逆相で転送電極TX1,TX2に与えられる。
光源10からの出射光LEDは、対象物OBJに照射され、対象物OBJの表面で反射されて、反射光RLTDとして、距離画像センサ1の撮像領域IMR内の各画素P(m,n)に基板裏面側から入射する。なお、光入射面の手前には図示しない結像レンズが配置される。また、本例では、半導体基板2は薄板化され、好適には50μm以下の厚みであり、裏面入射型の距離画像センサを構成されている。もちろん、半導体基板2の厚みを薄板化せずに、本発明を表面入射型の距離画像センサ1に適用することも可能である。
距離画像センサ1の各画素P(m,n)は、高濃度のP型(第2導電型)の半導体基板2の表面領域に半導体基板より低濃度で形成されたP型(第2導電型)の半導体領域3と、半導体領域3の表面側に形成された一対の高濃度のN型(第1導電型)の半導体領域(電荷蓄積領域:フローティングディフュージョン領域)fd1,fd2を有している。また、半導体基板表面には絶縁層5が形成されており、蓄積領域fd1,fd2の間のP型半導体領域3上にはフォトゲート電極PGが絶縁層5を介して形成され、半導体領域3内のフォトゲート電極直下は光検出領域4としてはたらく。光検出領域4のポテンシャルは、フォトゲート電極PGへの印加電圧によって制御することができる。
信号取出電極Vfd1,Vfd2は、それぞれ蓄積領域fd1,fd2上に電気的に接続して設けられている。また、フォトゲート電極PGと、各信号取出電極Vfd1,Vfd2との間には、転送電極TX1,TX2が位置している。N型の半導体は、電気的に中性な状態で電子をキャリアとして有しており、キャリアが抜けた場合には、正にイオン化する。すなわち、高濃度のN型の蓄積領域fd1、fd2は、大きく下向きに凹む形となり、ポテンシャル井戸を構成する。
フォトゲート電極PGには、必要に応じて若干の正の直流電位を印加しておく。受光領域としての光検出領域4では、光の入射に応じて正孔電子対が発生するが、ゲート電極として機能する転送電極TX1,TX2に正の電位を与えた場合には、TX1、TX2の直下の領域のポテンシャルが、光検出領域4のポテンシャルと蓄積領域fd1、fd2のポテンシャルの中間の値となり、光検出領域4から蓄積領域fd1,fd2へのポテンシャルの階段が形成され、蓄積領域fd1,fd2のポテンシャル井戸内に電子が落ちて蓄積される。
なお、本構造では、蓄積領域fd1,fd2上に電極を設けて信号を取り出す構造を採用しているが、蓄積領域fd1,fd2の隣に信号取出用の高濃度領域を別途設け、これらと蓄積領域fd1,fd2との間の領域上に別の転送電極を配置し、かかる高濃度領域上に電極を設けて、信号を取り出すことも可能である。
なお、以下の説明では、説明の明瞭化を目的として、符号Vfd1、Vfd1は、信号取出電極であると共に、これらの電極とグランド電位との間に与えられる電圧も示すこととし、符号TX1,TX2は転送電極であると共に、これらとグランド電位との間に加えられる転送電圧も示すこととする。また、符号PGはフォトゲート電極であると共に、これらとグランド電位との間に加えられる直流電圧も示すこととする。なお、半導体領域3は、グランド電位に接続されている。信号取出電極Vfd1,Vfd2から取り出された電荷は、半導体領域3内に形成された読出回路RCによって読み出される。読み出し回路は、半導体領域3に限らず、半導体基板2に形成されていてもよい。
図3は、図2に示した距離画像センサの画素毎の回路図である。
個々の画素P(m,n)は、反射光の入射に応じて電荷を発生する受光領域(フォトダイオードPD)と、フォトダイオードPDに隣接した第1の蓄積領域fd1及び第2の蓄積領域fd2を備えている。第1の転送電極TX1及び第2の転送電極TX2は、それぞれ第1の蓄積領域fd1及び第2の蓄積領域fd2への電荷の流入をそれぞれ制御している。第1及び第2の蓄積領域fd1,fd2の電極Vfd1,Vfd2間には、トランジスタからなるスイッチΦ1、Φ2をそれぞれ介して、キャパシタC1が電気的に接続されている。
第1のスイッチΦ1は、キャパシタC1の第1端子(図面の右側端子:節点VA)と第1の蓄積領域fd1との間に介在し、第2のスイッチΦ2は、キャパシタC1の第2端子(図面の左側端子:節点VB)と第2の蓄積領域fd2との間に介在している。また、キャパシタC1の第2端子(図面左側端子:節点VB)と正の基準電位Vrとの間には、トランジスタからなる第3のスイッチΦ1rが介在している。キャパシタC1の第1端子(図面の右側端子:節点VA)と基準電位Vrとの間には、第4のスイッチΦ2rが介在している。これらの素子より、1つの画素P(m,n)内に図2に示した読出回路RCが構成されている。ここでいう基準電位とは、電源電位でもよいし、電源電位から作られた電位でもよい。
なお、説明の明瞭化を目的として、符号Φ1、Φ2、Φ1r、Φ2rは、スイッチを示すと共に、各スイッチとグランド間に与えられる電圧も示すものとする。また、符号VA,VBは、節点を示すと共に、キャパシタC1の両端に位置するこれらの節点とグランド電位との間の電圧も示すものとする。
蓄積領域fd1、fd2には、寄生容量Cfd1,Cfd2がグランド電位との間に介在している。センサ駆動回路DRVからは、各種の信号電圧Φ1、Φ1r、Φ2、Φ2r、TX1、TX2、PGが出力されている。信号電圧Φ1、Φ1r、Φ2、Φ2rは、それぞれ、トランジスタからなるスイッチΦ1、Φ1r、Φ2、Φ2rの制御端子(電界効果トランジスタにあってはゲート電極、バイポーラトランジスタにあってはベース電極)に印加される。逆相信号である転送電圧TX1,TX2は、MOSトランジスタのゲート電極を構成する転送電極TX1,TX2にそれぞれ与えられる。直流電圧PGは、フォトゲート電極PGに与えられる。転送電圧TX1,TX2がハイレベルの場合、転送電極直下にはフォトゲート電極PG直下の光検出領域4よりもポテンシャルが低い領域が形成されるので、転送電極直下の領域よりもポテンシャルが低い蓄積領域fd1,fd2には、フォトダイオードPDで発生した電子が転送されて流入する。
蓄積領域fd1,fd2内に、電荷が蓄積されると、この電荷は、キャパシタC1に転送される。蓄積領域fd1,fd2には、背景光由来の電荷も蓄積されているが、背景光由来の電荷量は、双方の蓄積領域fd1,fd2内において同一であると見做せるので、これをキャパシタC1の両端子にそれぞれ転送した場合には、これらの電荷は相殺される。したがって、信号成分の電荷量を求めるためには、単一のキャパシタC1に、蓄積領域fd1,fd2で蓄積された電荷を転送すればよい。
キャパシタC1の両端子の電圧VA,VBは、増幅回路AMPに入力され、増幅回路AMPの出力は制御回路12に入力される。増幅回路AMP又は制御回路12では、入力された電圧VA,VBの差分VOUT(=VA−VB=Vfd1−Vfd2)を演算する。この差分は、出射タイミングから遅れて戻ってくることで、振り分け比率が変更した蓄積電荷量の比率、すなわち、対象物までの距離に比例する。
次に、回路動作について説明する。
図4〜図11は、実施の形態に係る距離画像センサの動作説明図であり、動作説明に必要な箇所のみを模式的に示してある。
図4は、リセット後に全てのスイッチがΦ1、Φ1r、Φ2、Φ2rがOFFしている状態を示しており、画素内には如何なる電荷も存在していない。
図5は、フォトゲート電極PGの直下に光が入射し、キャリアとしての電子が発生した場合に、スイッチΦ1、Φ1rをONし、Φ2、Φ2rをOFFした状態を示している。図中の黒丸は右側の蓄積領域fd1に流れ込む電子を示し、図中の白丸は左側の蓄積領域fd2に流れ込む電子を示している。同図では、出射タイミングよりも戻り光のタイミングが遅延したため、右側には12個の電荷が、左側には6個の電荷が流れ込んだとする。なお、これらの電荷量は、背景光由来の成分も含んでいる。右側の蓄積領域fd1に流入した電荷は、スイッチΦ1を介して、キャパシタC1の一方の端子にも流れ込み、電荷が分割されることになる。この状態で、図6に示すように、全てのスイッチΦ1、Φ1r、Φ2、Φ2rをOFFし、キャパシタC1の一方の端子に電荷を残留させる。
図7は、その後、スイッチΦ1、Φ1rをOFFし、Φ2、Φ2rをONした状態を示している。左側の蓄積領域fd2に蓄積されていた電荷は、分割されてキャパシタC1の他方の端子に流れ込み、電荷が分割されることになる。キャパシタC1の右側に蓄積されていた電荷は、逆の端子に蓄積された逆極性の電荷となる。すなわち、図8に示すように、キャパシタC1の右側に蓄積されていた電荷と、左側の蓄積領域fd2に蓄積されていた電荷は相殺して消滅し、右側の蓄積領域fd1に6個の電荷のみが残留する。
図9は、その後、光の入射に応じて、右側の蓄積領域fd1に追加で12個の電荷が流れ込み、左側の蓄積領域fd2に6個の電荷が流れ込んだ状態を示している。右側の合計蓄積電荷数は18個になっている。スイッチΦ2は接続されているので、電荷は分割され、3個の電荷がキャパシタC1の左側の端子に流れ込む。図10は、図9の状態からスイッチΦ2rをOFFした状態を示しており、図9の状態が保持されている。図11は、その後、スイッチΦ1及びΦ2をONし、右側の蓄積領域fd1に蓄積された電荷を、キャパシタC1に転送した状態を示しており、蓄積電荷量が、キャパシタ容量に応じて再配分されている。同図では、左側と右側の電荷量の比率は2:6になっている。この状態で、キャパシタC1の両端の電圧VA,VB(Vfd1,Vfd2)をそれぞれ読み出す。各キャパシタC1、Cfd1,Cfd2の容量が等しい(容量=C)とし、T秒間の間に、右の蓄積領域fd1に蓄積された電荷量をQ1、左の蓄積領域fd2に蓄積された電荷量をQ2とすると、n×T秒間後のこれらの電圧は以下の式で与えられる。但し、n=2mとし、mは自然数であるとする。
・Vfd1=(1/(3×C))・((5/2)×Q1+2×Q2)
・Vfd2=(1/(3×C))・((1/2)×Q1+4×Q2)
・VOUT=Vfd1−Vfd2=n(Q1−Q2)/3C
図12は、実施の形態に係る距離画像センサの第1のタイミングチャートである。
今回のリセット開始時刻t1から、次回のリセットの開始時刻t9までの期間を、1単位の検出期間(1Phase)とする。時刻t1〜t2の間において、全てのスイッチΦ1r、Φ2r、Φ1、Φ2がONされ、キャパシタC1及び蓄積領域fd1、fd2が初期状態にリセットが行われる。
しかる後、時刻t2以降、時刻t5までの間を、キャパシタへの一転送期間Tとし、逆相の方形波からなる転送電圧TX1、TX2を転送電極TX1,TX2に印加しながら、スイッチΦ1r、Φ1をON(ハイレベル)とし、スイッチΦ2r、Φ2をOFF(ローレベル)とすることで、右側の蓄積領域fd1に蓄積された電荷をキャパシタC1の右側の端子に転送する。次に、時刻t5以降、時刻t6までの転送期間Tにおいても、逆相の方形波からなる転送電圧TX1、TX2を転送電極TX1,TX2に印加しながら、スイッチΦ1r、Φ1をOFF(ローレベル)とし、スイッチΦ2r、Φ2をON(ハイレベル)とすることで、左側の蓄積領域fd2に蓄積された電荷をキャパシタC1の他方の端子に転送する。なお、このスイッチの切り替えの際に、重複する電荷成分は相殺される。
以下、同様に、時刻t6〜t7までの転送期間T、時刻t7〜t8までの転送期間Tにおいて、キャパシタC1への電荷転送を行った後、時刻t8〜t9の期間において、信号の読出しを行い、次の時刻t9〜t10において再びリセットを行う。信号の読出しにおいては、スイッチΦ1及びΦ2をONしておき、Φ1r、Φ2rをOFFしておく。
なお、同図には、光源からの出射光の強度信号LEDと、反射光の強度信号RLTDが示されている。なお、同図では簡略化のため、これらの波形を方形波で示す。出射光に対する反射光の遅延時間が、対象物までの距離に相当する。すなわち、時刻t2〜t3までの期間が、光源から対象物までの距離の往復距離を光が進む時間である。もちろん、光源への駆動信号は方形波であり、その立ち上がり及び立ち下がり時刻は、転送電圧TX1の立ち上がり及び立ち下がり時刻に一致している。
転送電圧TX1がハイレベルの期間に右側の蓄積領域fd1内に転送された電荷量をQ1とし、転送電圧TX2がハイレベルの期間に左側の蓄積領域fd2内に転送された電荷量をQ2とすると、全体の電荷量(Q1+Q2)に対する電荷量Q2の比率分だけ、出射光と反射光の間に遅延時間が生じており、これが対象物までの距離Lの2倍に相当する。電荷の積分によって検出精度は向上する。
なお、全電荷量Q1+Q2(積分した場合を含む)は、各画素における輝度に比例するため、制御回路によってVfd1+Vfd2(=VA+VB)を求めれば、通常の輝度画像を得ることができる。
ここで、駆動回路DRVは、スイッチ(Φ1、Φ2、Φ1r、Φ2r)を一周期(1Phase)の初めの時刻において全てONさせるリセット期間(時刻t1〜t2)を設定しており、一周期(1Phase)内において、第1の期間(時刻t2〜t5、時刻t6〜t7:T1とする)及び第2の期間(時刻t5〜t6、時刻t7〜t8:T2とする)を交互に設定している。
そして、第1の期間(T1)では、スイッチ(Φ1、Φ1r)の双方をONし、スイッチ(Φ2、Φ2r)の双方をOFFし、第2の期間(T2)では、スイッチ(Φ1、Φ1r)の双方をOFFし、第2及び第4スイッチ(Φ2、Φ2r)の双方をONし、一周期(1Phase)内において、転送電極TX1,TX2に、出射光の変調信号LEDに同期し、互いに逆相の変調信号TX1,TX2を与えている。
光の量子性に基づくノイズ(フォトンショットノイズ)は、露光光量の2乗根で増加し、信号成分は比例で増加するので、露光時間を増加させるほど信号成分の割合が増加し、信号雑音比は向上する。したがって、転送電極TX1,TX2によって、第1及び第2の蓄積領域fd1、fd2内に振り分けられた電荷を積分するほど、信号雑音比が改善し、正確な距離画像(輝度画像)を得ることができる。転送電極TX1、TX2に変調信号TX1,TX2を与えることで、蓄積領域fd1、fd2において、一定期間の電荷積分を行い、これと同時に或いは積分後に、蓄積領域fd1で積分された電荷を、第1の期間(T1)では、キャパシタC1の右側の端子VAに接続し、蓄積領域fd2で積分された電荷を、第2の期間(T2)では、キャパシタC1の左側の端子VBに接続し、キャパシタC1内において、双方の蓄積領域fd1、fd2に含まれる電荷成分、すなわち、背景光成分を相殺している。
ここで、それぞれの蓄積領域fd1,fd2は単一のキャパシタC1にしか接続されていないため、画素の大きさを小さくして空間分解能を向上させることができ、また、蓄積領域fd1、fd2内に転送された電荷は積分されているため、信号雑音比が向上すると共に、スイッチQ1,Q2のキャパシタC1への電荷転送時のスイッチング回数が減少するため、スイッチング・ノイズも低減し、キャパシタC1内に距離に応じた電荷が蓄積され、かかる電荷量(これに応じた電圧)を検出することで、正確な距離を算出することができる。
図13は、実施の形態に係る距離画像センサの第2のタイミングチャートである。
このタイミングチャートでは、信号の読出しを、時刻t9と時刻t10との間の期間に行っており、その他の構成は、第1のタイミングチャートと同一である。すなわち、信号の読出しを、全てのスイッチΦ1、Φ2、Φ1r、Φ2rをOFFした状態で、行っている。
図14は、実施の形態に係る距離画像センサの第3のタイミングチャートである。
このタイミングチャートでは、転送電圧TX1、TX2の双方をOFFする期間を、時刻t8と時刻t9の間に設定し、この期間に、信号の読出しを行うものであり、その他の構成は、第1のタイミングチャートと同一である。
図15は、実施の形態に係る距離画像センサの第4のタイミングチャートである。このタイミングチャートは、第1のタイミングチャートの変形であり、ダミースイッチング期間を備えている。
上述の距離画像センサでは、蓄積領域fd1、fd2に積分した電荷のキャパシタC1への転送時のスイッチング回数に差がある。この場合、片側の接続回数が多いことによって生じるオフセットを十分に相殺することができない。
そこで、駆動回路DRVが、一周期(1Phase)内におけるリセット期間終了時以後の期間(時刻t2から時刻t11)の第1及び第2のスイッチ(Φ1、Φ2)のスイッチング回数が等しくなるように、第1又は第2のスイッチ(Φ1、Φ2)を付加的にスイッチングすることとした(本例では、時刻t9、時刻t10において、スイッチΦ1をOFF,ONしている)。この場合、付加的なスイッチング(以下、ダミースイッチング)を行うことで、上記スイッチング回数が等しくなり、オフセットが相殺されるので、更に正確な距離画像を得ることができる。
同様に、一周期(1Phase)内におけるリセット期間終了時以後の期間(時刻t2から時刻t11)の第3及び第4のスイッチ(Φ1r、Φ2r)のスイッチング回数が等しくなるように、第3又は第4のスイッチ(Φ1r、Φ2r)を付加的にスイッチングしている(本例では、時刻t8、時刻t9において、スイッチΦ1rをON,OFFしている)。この場合、付加的なスイッチング(以下、ダミースイッチング)を行うことで、上記スイッチング回数が等しくなり、オフセットが相殺されるので、更に正確な距離画像を得ることができる。
図16は、実施の形態に係る距離画像センサの第5のタイミングチャートである。このタイミングチャートは、第2のタイミングチャートの変形であり、ダミースイッチング期間を備えている。
上記と同様に、駆動回路DRVが、一周期(1Phase)内におけるリセット期間終了時以後の期間(時刻t2から時刻t10)の第1及び第2のスイッチ(Φ1、Φ2)のスイッチング回数が等しくなるように、第1又は第2のスイッチ(Φ1、Φ2)を付加的にスイッチングすることとした(本例では、時刻t9、時刻t10において、スイッチΦ1をOFF,ONしている)。この場合、付加的なスイッチング(以下、ダミースイッチング)を行うことで、上記スイッチング回数が等しくなり、オフセットが相殺されるので、更に正確な距離画像を得ることができる。
図17は、実施の形態に係る距離画像センサの第6のタイミングチャートである。このタイミングチャートは、第1のタイミングチャートの変形であり、ダミースイッチング期間を備えている。
上記と同様に、駆動回路DRVが、一周期(1Phase)内におけるリセット期間終了時以後の期間(時刻t2から時刻t9)の第1及び第2のスイッチ(Φ1、Φ1r)のスイッチング回数が等しくなるように、第1又は第2のスイッチ(Φ1、Φ1r)を付加的にスイッチングすることとした(本例では、リセット期間(t1〜t2)の直後の時刻において、スイッチΦ1とΦ1rをOFF,ONしている)。この場合、付加的なスイッチング(以下、ダミースイッチング)を行うことで、上記スイッチング回数が等しくなり、オフセットが相殺されるので、更に正確な距離画像を得ることができる。なお、時刻t8〜t9は信号の読出し期間、時刻t9〜t10は次のリセット期間であり、最初に全てのスイッチをリセットしてから蓄積を開始する。
図18は、実施の形態に係る距離画像センサの第7のタイミングチャートであり、時刻t1〜t2、t5〜t6、t9〜t10、t13〜t14、t17〜t18がリセット期間であり、時刻t4〜t5、t8〜t9、t12〜t13、t16〜t17が信号の読出期間である。
ダミースイッチングを用いない場合、キャパシタC1に転送される電荷のスイッチング回数がキャパシタC1の各端子において異なるが、この発明では、以下の(a)〜(d)の4つの位相において、各蓄積領域fd1、fd2に蓄積された電荷(に応じた電圧)の差分をとることで、背景光成分と共にオフセット成分を相殺することができる。これにより、正確な距離を算出することができる。
すなわち、この距離画像センサにおいては、駆動回路DRVは、以下のように信号を与えている。
(a)特定の一周期(時刻t1〜t5)内において、出射光の変調信号LEDと0°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。(b)別の一周期(時刻t5〜t9)内において、出射光の変調信号LEDと90°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。
(c)更に別の一周期(時刻t9〜t13)内において、出射光の変調信号LEDと180°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。
(d)上記とは異なる別の一周期(時刻t13〜t17)内において、出射光の変調信号LEDと270°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。
なお、上記(a)〜(d)の一周期内における第1の期間(T1:Φ1、Φ1rがONとなる期間)と第2の期間(T2:Φ2、Φ2rがONとなる期間)の順序は同一である。
このように、4つの位相(0°、90°、180°、270°)と、各位相における電圧Vfd1、Vfd2(VA,VB)を用いることで、オフセットをキャンセルして距離を求めることができる。すなわち、各位相の電圧Vfd1,Vfd2に、同量のオフセットが重畳しているとすると、電圧Vfd1同士、Vfd2同士の差を取れば、オフセットの影響を低減できる。
各位相における電圧Vfd1,Vfd2を、Vfd1(位相),Vfd2(位相)として示すと、オフセットと直流成分を除去するため、以下のような差分値を求める。
Vfd(0°)=Vfd1(0°)−Vfd1(180°)
Vfd(90°)=Vfd1(90°)−Vfd1(270°)
Vfd(180°)=Vfd2(0°)−Vfd2(180°)
Vfd(270°)=Vfd2(90°)−Vfd2(270°)
また、Vfd1とVfd2のばらつきを除去するため、以下のように、差分値を求める。
V1=|Vfd(0°)-Vfd(180°)|
V2=|Vfd(90°)-Vfd(270°)|
信号の総量VtotalをV1+V2として、4つの位相を含む期間(t1〜t17)に光が進む距離はV1/Vtotalで与えられる。
図19は、実施の形態に係る距離画像センサの第8のタイミングチャートであり、時刻t1〜t2、t5〜t6、t9〜t10、t13〜t14、t17〜t18がリセット期間であり、時刻t4〜t5、t8〜t9、t12〜t13、t16〜t17が信号の読出期間である。このタイミングチャートでは、0°と90°の2つの位相差のみを用いるが、Φ1、Φ2の順序が検出期間(t1〜t18)の前半と後半で逆転している。
すなわち、この距離画像センサの駆動回路DRVは、以下のように信号を与えている。
(a)特定の一周期(時刻t1〜t5)内において、出射光の変調信号LEDと0°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。(b)別の一周期(時刻t5〜t9)内において、出射光の変調信号LEDと90°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。
(c)更に別の一周期(時刻t9〜t13)内において、出射光の変調信号LEDと0°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。
(d)上記とは異なる別の一周期(時刻t13〜t17)内において、出射光の変調信号LEDと90°の位相差を有するタイミングで、第1の転送電極に変調信号TX1を与え、第2の転送電極に、第1の転送電極に与えられる変調信号TX1とは逆相の変調信号TX2を与えている。
そして、本例では、上記(a)及び(b)の一周期内における第1の期間(T1:Φ1、Φ1rがONの期間)と第2の期間(T2:Φ2、Φ2がONの期間)の順序は同一であり、上記(c)及び(d)の一周期内における第1の期間T1と第2の期間T2の順序は、上記(a)及び(b)の場合とは逆である。
この発明では、上記(a)、(b)の2つの位相と、これとはキャパシタC1への電荷転送の順番が異なる(c)、(d)の場合の位相において、各蓄積領域に蓄積された電荷(に応じた電圧)の差分をとることで、背景光成分と共にオフセット成分を相殺することができる。これにより、正確な距離を算出することができる。
上述のように、各画素において正確な距離を算出することができるので、本発明の距離画像センサでは、正確な距離画像を得ることができる。
各位相における電圧Vfd1,Vfd2を、Vfd1(位相),Vfd2(位相)として示すと、これらのばらつきと直流成分を除去するため、以下のような差分値を求める。なお、Vfd1、Vfd2は前半の期間(a)、(b)における電圧を示し、Vfd1’、Vfd2’は後半の期間(c)、(d)におけるこれらの電圧を示すものとする。
Vfd(0°)=Vfd1(0°)−Vfd2(0°)
Vfd(90°)=Vfd1(90°)−Vfd2(90°)
Vfd’(0°)=Vfd1’(0°)−Vfd2’(0°)
Vfd’(90°)=Vfd1’(90°)−Vfd2’(90°)
4つの位相を含む期間(t1〜t17)に光が進む距離は、以下の距離L1,L2の平均(=(L1+L2)/2)で与えられる。
L1=Vfd(0°)/(Vfd(0°)+Vfd(90°))
L2=Vfd’(0°)/(Vfd’(0°)+Vfd’(90°))
1・・・距離画像センサ、IMR・・・撮像領域、PD・・・受光領域、fd1,fd2・・・蓄積領域、TX1,TX2・・・転送電極、C1・・・キャパシタ、Φ1・・・第1のスイッチ、Φ2・・・第2のスイッチ、Φ1r・・・第3のスイッチと、Φ2r・・・第4のスイッチ、DRV・・・駆動回路。




Claims (4)

  1. 対象物への出射光の反射光を受光する撮像領域と、前記撮像領域を駆動する駆動回路と、を備えた距離画像センサであって、
    前記撮像領域は、
    半導体基板上に一次元又は二次元状に配置された複数の画素を備え、
    個々の画素は、
    受光領域と、
    前記受光領域に隣接した第1及び第2の蓄積領域と、
    前記第1及び第2の蓄積領域への電荷の流入をそれぞれ制御する第1及び第2の転送電極と、
    前記第1及び第2の蓄積領域間に電気的に接続されたキャパシタと、
    前記キャパシタの第1端子と前記第1の蓄積領域との間に介在する第1のスイッチと、
    前記キャパシタの第2端子と前記第2の蓄積領域との間に介在する第2のスイッチと、
    前記キャパシタの前記第2端子と基準電位との間に介在する第3のスイッチと、
    前記キャパシタの前記第1端子と前記基準電位との間に介在する第4のスイッチと、
    を備え、
    前記駆動回路は、
    前記第1、第2、第3及び第4のスイッチを一周期の初めの時刻において全てONさせるリセット期間を設定し、一周期内において、第1の期間及び第2の期間を交互に設定し、
    前記第1の期間では、前記第1及び第3のスイッチの双方をONし、第2及び第4スイッチの双方をOFFし、
    前記第2の期間では、前記第1及び第3のスイッチの双方をOFFし、第2及び第4スイッチの双方をONし、
    前記一周期内において、前記第1及び第2の転送電極に、前記出射光の変調信号に同期し、互いに逆相の変調信号を与える、
    ことを特徴とする距離画像センサ。
  2. 前記駆動回路は、前記一周期内における前記リセット期間終了時以後の第1及び第2のスイッチのスイッチング回数が等しくなるように、第1又は第2のスイッチを付加的にスイッチングすることを特徴とする請求項1に記載の距離画像センサ。
  3. 前記駆動回路は、
    (a)特定の一周期内において、前記出射光の変調信号と0°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    (b)別の一周期内において、前記出射光の変調信号と90°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    (c)更に別の一周期内において、前記出射光の変調信号と180°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    (d)上記とは異なる別の一周期内において、前記出射光の変調信号と270°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    前記(a)〜(d)の一周期内における前記第1の期間と前記第2の期間の順序は同一である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の距離画像センサ。
  4. 前記駆動回路は、
    (a)特定の一周期内において、前記出射光の変調信号と0°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    (b)別の一周期内において、前記出射光の変調信号と90°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    (c)更に別の一周期内において、前記出射光の変調信号と0°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    (d)上記とは異なる別の一周期内において、前記出射光の変調信号と90°の位相差を有するタイミングで、前記第1の転送電極に変調信号を与え、前記第2の転送電極に、前記第1の転送電極に与えられる変調信号とは逆相の変調信号を与え、
    前記(a)及び(b)の一周期内における前記第1の期間と前記第2の期間の順序は同一であり、
    前記(c)及び(d)の一周期内における前記第1の期間と前記第2の期間の順序は、前記(a)及び(b)の場合とは逆である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の距離画像センサ。







JP2010043467A 2010-02-26 2010-02-26 距離画像センサ Active JP5302244B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010043467A JP5302244B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 距離画像センサ
KR1020127018895A KR101751090B1 (ko) 2010-02-26 2011-02-23 거리 화상 센서
US13/578,048 US9081095B2 (en) 2010-02-26 2011-02-23 Range image sensor
PCT/JP2011/054006 WO2011105438A1 (ja) 2010-02-26 2011-02-23 距離画像センサ
EP11747398.3A EP2541275B1 (en) 2010-02-26 2011-02-23 Range image sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010043467A JP5302244B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 距離画像センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011179926A true JP2011179926A (ja) 2011-09-15
JP5302244B2 JP5302244B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=44506840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010043467A Active JP5302244B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 距離画像センサ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9081095B2 (ja)
EP (1) EP2541275B1 (ja)
JP (1) JP5302244B2 (ja)
KR (1) KR101751090B1 (ja)
WO (1) WO2011105438A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011215073A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Hamamatsu Photonics Kk 距離センサ及び距離画像センサ
JP2013137237A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Hamamatsu Photonics Kk 距離測定装置
WO2013128723A1 (ja) * 2012-03-02 2013-09-06 浜松ホトニクス株式会社 距離センサ及び距離画像センサ
WO2013145420A1 (ja) * 2012-03-27 2013-10-03 浜松ホトニクス株式会社 距離センサ及び距離画像センサ
JP2017040594A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 株式会社Zmp 距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボット
WO2020166572A1 (ja) * 2019-02-15 2020-08-20 パナソニックセミコンダクターソリューションズ株式会社 撮像装置及び距離情報算出方法

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2690464B1 (en) * 2012-07-24 2018-09-05 Samsung Electronics Co., Ltd Depth sensing apparatus and method
KR101434916B1 (ko) * 2014-02-18 2014-08-28 김태민 3차원 영상 정보를 얻기 위한 이미지센서 및 2차원 영상과 3차원 영상 정보의 정합 방법
KR101434915B1 (ko) * 2014-03-12 2014-08-28 김태민 위상별 광량을 누적하는 병렬 구조 이미지센서
DE102014210177B3 (de) * 2014-05-28 2015-07-16 Ifm Electronic Gmbh Lichtlaufzeitsensor
EP2955539B1 (en) 2014-06-12 2018-08-08 Delphi International Operations Luxembourg S.à r.l. Distance measuring device
US10134926B2 (en) * 2015-02-03 2018-11-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Quantum-efficiency-enhanced time-of-flight detector
KR102285392B1 (ko) * 2015-02-03 2021-08-04 삼성디스플레이 주식회사 센싱 장치, 표시장치, 및 전기적 신호 센싱 방법
US11131756B2 (en) * 2015-09-29 2021-09-28 Qualcomm Incorporated LIDAR system with reflected signal strength measurement
JP6659447B2 (ja) 2016-05-02 2020-03-04 浜松ホトニクス株式会社 距離センサ
JP6659448B2 (ja) 2016-05-02 2020-03-04 浜松ホトニクス株式会社 距離センサ及び距離センサの駆動方法
US10389957B2 (en) 2016-12-20 2019-08-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Readout voltage uncertainty compensation in time-of-flight imaging pixels
US10616519B2 (en) 2016-12-20 2020-04-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Global shutter pixel structures with shared transfer gates
EP3392675B1 (en) * 2017-04-21 2021-03-10 Melexis Technologies NV Active pixel circuit for a time-of-flight system and method for operating the same
EP3499872B1 (en) * 2017-12-15 2020-08-19 ams AG Pixel structure, image sensor device and system with pixel structure, and method of operating the pixel structure
KR102049845B1 (ko) 2017-12-29 2019-11-28 충남대학교산학협력단 라이다용 시간-전압 변환기 및 라이다
JP2021193759A (ja) * 2018-09-14 2021-12-23 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 固体撮像装置、放射線検出器及び放射線計測システム
KR102646902B1 (ko) 2019-02-12 2024-03-12 삼성전자주식회사 거리 측정을 위한 이미지 센서
WO2021070212A1 (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 株式会社ブルックマンテクノロジ 距離画像撮像装置及び距離画像撮像方法
KR102427559B1 (ko) * 2019-10-22 2022-08-01 주식회사 아모센스 거리센서 모듈
KR20210115715A (ko) * 2020-03-16 2021-09-27 에스케이하이닉스 주식회사 이미지 센싱 장치 및 그의 동작 방법
FR3115145B1 (fr) * 2020-10-14 2023-06-02 Commissariat Energie Atomique Dispositif d'acquisition d'une image 2d et d'une image de profondeur d'une scene

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01301110A (ja) * 1988-02-09 1989-12-05 Ntt Technol Transfer Corp 受光回路
JP2009047662A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Hamamatsu Photonics Kk 固体撮像装置及び距離画像測定装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3643210B2 (ja) 1997-04-04 2005-04-27 繁 安藤 時間相関検出型イメージセンサおよび画像解析方法
US6919549B2 (en) 2003-04-11 2005-07-19 Canesta, Inc. Method and system to differentially enhance sensor dynamic range
US7176438B2 (en) * 2003-04-11 2007-02-13 Canesta, Inc. Method and system to differentially enhance sensor dynamic range using enhanced common mode reset
JP5395323B2 (ja) 2006-09-29 2014-01-22 ブレインビジョン株式会社 固体撮像素子
EP2116864A1 (en) * 2008-05-09 2009-11-11 Vrije Universiteit Brussel TOF range finding with background radiation suppression
JP2009278241A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Canon Inc 固体撮像装置の駆動方法および固体撮像装置
WO2010144616A1 (en) * 2009-06-09 2010-12-16 Mesa Imaging Ag System for charge-domain electron subtraction in demodulation pixels and method therefor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01301110A (ja) * 1988-02-09 1989-12-05 Ntt Technol Transfer Corp 受光回路
JP2009047662A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Hamamatsu Photonics Kk 固体撮像装置及び距離画像測定装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011215073A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Hamamatsu Photonics Kk 距離センサ及び距離画像センサ
JP2013137237A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Hamamatsu Photonics Kk 距離測定装置
KR20140111639A (ko) * 2011-12-28 2014-09-19 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 거리 측정 장치
KR101883529B1 (ko) 2011-12-28 2018-07-30 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 거리 측정 장치
US9053998B2 (en) 2012-03-02 2015-06-09 Hamamatsu Photonics K.K. Range sensor and range image sensor
WO2013128723A1 (ja) * 2012-03-02 2013-09-06 浜松ホトニクス株式会社 距離センサ及び距離画像センサ
JP2013181890A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Hamamatsu Photonics Kk 距離センサ及び距離画像センサ
KR102028223B1 (ko) * 2012-03-02 2019-10-02 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 거리 센서 및 거리 화상 센서
KR20140138618A (ko) * 2012-03-02 2014-12-04 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 거리 센서 및 거리 화상 센서
JP2013206903A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Hamamatsu Photonics Kk 距離センサ及び距離画像センサ
US9134401B2 (en) 2012-03-27 2015-09-15 Hamamatsu Photonics K. K. Range sensor and range image sensor
KR20140138625A (ko) * 2012-03-27 2014-12-04 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 거리 센서 및 거리 화상 센서
KR102028224B1 (ko) * 2012-03-27 2019-10-02 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 거리 센서 및 거리 화상 센서
WO2013145420A1 (ja) * 2012-03-27 2013-10-03 浜松ホトニクス株式会社 距離センサ及び距離画像センサ
DE112012006401B4 (de) 2012-03-27 2024-02-08 Hamamatsu Photonics K.K. Bereichssensor und Bereichsbildsensor
JP2017040594A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 株式会社Zmp 距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボット
WO2017030205A1 (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 株式会社Zmp 距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボット
WO2020166572A1 (ja) * 2019-02-15 2020-08-20 パナソニックセミコンダクターソリューションズ株式会社 撮像装置及び距離情報算出方法
JPWO2020166572A1 (ja) * 2019-02-15 2021-12-09 ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社 撮像装置及び距離情報算出方法
JP7339290B2 (ja) 2019-02-15 2023-09-05 ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社 撮像装置及び距離情報算出方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20120312966A1 (en) 2012-12-13
EP2541275A4 (en) 2013-08-28
US9081095B2 (en) 2015-07-14
EP2541275B1 (en) 2017-03-22
KR20130045833A (ko) 2013-05-06
KR101751090B1 (ko) 2017-06-26
JP5302244B2 (ja) 2013-10-02
EP2541275A1 (en) 2013-01-02
WO2011105438A1 (ja) 2011-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5302244B2 (ja) 距離画像センサ
KR101348522B1 (ko) 고체 촬상 장치 및 거리 화상 측정 장치
TWI608244B (zh) 光電轉換設備、測距裝置、及資訊處理系統
JP5395323B2 (ja) 固体撮像素子
JP7100518B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
US9134401B2 (en) Range sensor and range image sensor
CN107852470B (zh) 固体摄像装置的驱动方法
US20180176498A1 (en) Global shutter pixel structures with shared transfer gates
KR102325493B1 (ko) 고체촬상소자 및 촬상장치
US10473782B2 (en) Photoelectric conversion element, photoelectric conversion apparatus using the same, distance detection sensor, and information processing system
JP5616099B2 (ja) 距離センサ及び距離画像センサ
US8884394B2 (en) Range sensor and range image sensor
US20180003806A1 (en) Optical apparatus, system, and transport apparatus
JP2004264034A (ja) 光検出装置
US9053998B2 (en) Range sensor and range image sensor
JP2017036971A (ja) 光電変換デバイス、測距装置および情報処理システム
JP6700687B2 (ja) 光電変換デバイス、測距装置および情報処理システム
Sarhangnejad Per-Pixel Coded-Exposure CMOS Image Sensors

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5302244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250