JP2017040098A - 覆工板締結装置の製造方法及び覆工板締結方法 - Google Patents

覆工板締結装置の製造方法及び覆工板締結方法 Download PDF

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Abstract

【課題】覆工板の供用開始後にクリップが緩んだ場合でも、締結ボルトに螺合された下部ナットを覆工板の下方から増し締めすることのできる覆工板締結装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明を適用した覆工板締結装置1の製造方法は、覆工板7を受桁8の上方に据え付けて固定するためのものであり、受桁8の上フランジ81の下方に設けられるクリップ2と、クリップ2が回動して係止されるストッパー70と、覆工板7の下フランジ71の開孔部に挿通される締結ボルト3と、締結ボルト3に螺合される上部ナット30と、締結ボルト3に螺合される下部ナット31と、締結ボルト3の下端部に固定されるL形部材4とを備える。L形部材4は、締結ボルト3の下端部よりも上方に突出させて形成された係止部41をクリップ2に係止させたまま、下部ナット31が締結ボルト3の上方に向けて締め込まれることで、クリップ2が上方に向けて移動して増し締めされる。
【選択図】図6

Description

本発明は、覆工板を受桁の上方に据え付けて固定するための覆工板締結装置の製造方法及び覆工板締結方法に関する。
従来から、クリップの取り付け、固定が容易かつ強固で、締結ナットの締付け量が管理できるものとして、例えば、特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置が提案されている。
特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置は、受桁の上フランジ下面への当接部Aと該覆工板の下フランジ下面への当接部Bとを有し、締結ボルトを上方に突出して結合したクリップと、該覆工板の端部の下フランジに設けた開孔に下方から嵌入して下フランジの上方に臨む前記締結ボルトに螺合する締結ナットと、受桁へ覆工板を載置した後、締結ナットの回動によって回動するクリップを、前記当接部Aを受桁の上フランジ下面のクリップの取付け位置に、また当接部Bを覆工板の下フランジ下面のクリップの取付け位置に対面して停止させるストッパーを具備することを特徴とする。
特開平7−332321号公報
ここで、特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置9は、図15に示すように、覆工板の下フランジに設けた開孔に締結ボルト91が嵌入されて、締結ボルト91にクリップ90が結合されるものであり、クリップ90の下面に締結ボルト91のボルト頭92を溶接することで、締結ボルト91とクリップ90とが結合される。
また、特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置9は、覆工板の上フランジの締結レンチ挿入口94から締結レンチを挿入して、覆工板の下フランジの上方から締結ボルト91に締結ナット93を螺合させることで、覆工板の下フランジとクリップ90との間で、受桁の上フランジを容易かつ強固に固定するものとなる。
このとき、特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置9は、覆工板を受桁に据付けた後に、覆工板の上フランジの上面を舗装して、覆工板の供用が開始された場合、覆工板の供用開始後にクリップ90が緩んだときに、締結レンチ挿入口94が舗装により塞がれて、締結ナット93の増し締めができないものとなる。
そして、特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置9は、覆工板の下方からボルト頭92を増し締めしようとしても、締結ボルト91のボルト頭92がクリップ90の下面に溶接されていることで、クリップ90がボルト頭92と共回りして受桁の上フランジ又はストッパーと干渉するため、ボルト頭92の増し締めができないものとなる。
したがって、特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置9は、覆工板の供用開始後にクリップ90が緩んだ場合に、受桁に据付けた覆工板が車両の通行等によりばたつくにもかかわらず、締結ナット93及びボルト頭92を増し締めして覆工板のばたつきを解消することができず、騒音被害の発生が懸念されるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであって、その目的とするところは、覆工板の供用開始後にクリップが緩んだ場合に、締結ボルトに螺合された下部ナットを覆工板の下方から増し締めできるものとして、覆工板を受桁に据え付けて強固に固定することのできる覆工板締結装置の製造方法及び覆工板締結方法を提供することにある。
第1発明に係る覆工板締結装置の製造方法は、覆工板を受桁の上方に据え付けて固定するための覆工板締結装置の製造方法であって、受桁の上フランジの下方に設けられるクリップと、前記クリップが回動して係止されるストッパーと、前記クリップに貫通させて覆工板の下フランジの開孔部に挿通される締結ボルトと、覆工板の下フランジの上方で前記締結ボルトに螺合される上部ナットと、前記クリップの下方で前記締結ボルトに螺合される下部ナットと、前記締結ボルトの下端部に固定されるL形部材とを備え、前記上部ナットは、前記締結ボルトに螺合させたまま回動させることで、前記クリップが前記ストッパーに係止されるまで、前記締結ボルトとともに前記クリップを回動させるものとなり、また、前記クリップを前記ストッパーに係止させた後で、前記締結ボルトの下方に向けて締め込まれることで、前記クリップが上方に向けて移動して、前記クリップと覆工板の下フランジとの間に、受桁の上フランジが挟み込まれるものとなることを特徴とする。
第2発明に係る覆工板締結装置の製造方法は、第1発明において、前記L形部材は、前記締結ボルトの下端部よりも上方に突出させた係止部が形成されて、前記係止部を前記クリップに係止させたまま、前記下部ナットが前記締結ボルトの上方に向けて締め込まれることで、前記クリップが上方に向けて移動するものとなることを特徴とする。
第3発明に係る覆工板締結装置の製造方法は、第1発明又は第2発明において、前記クリップは、覆工板の下フランジの下面に向けて突出させた立上部と、前記立上部から受桁の上フランジの下面まで連続して延びる平板部とを有し、覆工板の下フランジと前記平板部との間に、受桁の上フランジが挟み込まれて、前記平板部が受桁の上フランジの下面に当接されるとともに、前記立上部が覆工板の下フランジの下面に当接されることを特徴とする。
第4発明に係る覆工板締結方法は、覆工板を受桁の上方に据え付けて固定する覆工板締結方法であって、受桁の上フランジの下方に設けられるクリップを回動させる回動工程と、前記クリップを締結ボルトとともに上方に向けて移動させる締結工程とを備え、前記回動工程では、L形部材が下端部に固定されるとともに前記クリップに貫通させて覆工板の下フランジの開孔部に挿通された締結ボルトに、覆工板の下フランジの上方から上部ナットを螺合させたまま回動させることで、前記クリップがストッパーに係止されるまで、前記締結ボルトとともに前記クリップを回動させて、前記締結工程では、前記クリップを前記ストッパーに係止させた後で、前記締結ボルトの下方に向けて前記上部ナットを締め込み、前記クリップを上方に向けて移動させることで、前記クリップと覆工板の下フランジとの間に、受桁の上フランジが挟み込まれることを特徴とする。
第5発明に係る覆工板締結方法は、第4発明において、前記締結工程の後で、再び前記クリップを上方に向けて移動させる再締結工程を備え、前記再締結工程では、前記締結ボルトの下端部よりも上方に突出させて前記L形部材に形成された係止部を、前記クリップに係止させたまま、前記クリップの下方から前記締結ボルトに螺合させた下部ナットを、前記締結ボルトの上方に向けて締め込むことを特徴とする。
第6発明に係る覆工板締結方法は、第4発明又は第5発明において、前記回動工程の前に、覆工板を受桁の上方に設置する設置工程を備え、前記設置工程では、覆工板の下フランジの開孔部に前記締結ボルトを挿通させて、前記締結ボルトに前記上部ナットを螺合させてから、覆工板の下フランジの下面に設けられた位置決め部材に沿って、受桁の上フランジの上方から覆工板の下フランジを設置することを特徴とする。
第1発明〜第6発明によれば、クリップをストッパーに係止させた後で、締結ボルトの下方に向けて上部ナットが締め込まれることで、クリップが上方に向けて移動する。これにより、第1発明〜第6発明によれば、覆工板の上方のみから上部ナットを締め込んで、クリップと覆工板の下フランジとの間に、受桁の上フランジを挟み込むことができるものとなり、覆工板の上方のみから効率的に据付作業を実施することが可能となる。
特に、第2発明、第5発明によれば、L形部材の係止部をクリップに係止させたまま、下部ナットが締結ボルトの上方に向けて締め込まれて、クリップが上方に向けて移動する。これにより、第2発明、第5発明によれば、覆工板の供用開始後に受桁の上フランジからクリップが緩んだ場合に、覆工板の上方から上部ナットを再び締め込むことができないときでも、覆工板の下方から下部ナットを増し締めできるものであり、覆工板の上方からの増し締めのための交通規制等を不要としながら、覆工板のばたつきによる騒音被害の発生を防止して、覆工板を受桁に据え付けて強固に固定することが可能となる。
また、第3発明によれば、クリップの平板部が、受桁の上フランジの下面に当接されるとともに、クリップの立上部が、覆工板の下フランジの下面に当接されて、受桁の上フランジがクリップの平板部に上向きに押圧されることで、クリップと覆工板の下フランジとの間で、受桁の上フランジを頑強に挟み込んで強固に固定することが可能となる。
特に、第6発明によれば、設置工程で覆工板の下フランジに締結ボルトを仮取付けした状態で、覆工板の下フランジの下面に設けられた位置決め部材に沿って、受桁の上フランジの上方から覆工板の下フランジを設置する。これにより、第6発明によれば、覆工板に締結ボルトを仮取付けして、路面掘削工事等の現場への覆工板の搬入を容易にするとともに、受桁の上フランジに覆工板の下フランジを設置するときの位置決めを容易に実施することが可能となる。
本発明を適用した覆工板締結装置が用いられる路面掘削工事等の現場を示す斜視図である。 本発明を適用した覆工板締結装置が用いられる覆工板及び受桁を示す斜視図である。 本発明を適用した覆工板締結装置を示す斜視図である。 本発明を適用した覆工板締結装置でクリップが回動する前の状態を示す斜視図である。 本発明を適用した覆工板締結装置でクリップが回動した後の状態を示す斜視図である。 本発明を適用した覆工板締結装置でクリップと覆工板の下フランジとの間に受桁の上フランジが挟み込まれた状態を示す正面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法の設置工程を示す正面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法の回動工程で締結レンチ挿入口から挿入される締結レンチを示す正面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法の回動工程を示す正面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法の締結工程を示す正面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法の再締結工程を示す正面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法の再締結工程でクリップとL形部材との間に側方から挿入されるスパナを示す底面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法の再締結工程でクリップに係止されるL形部材を示す底面図である。 本発明を適用した覆工板締結方法が用いられる覆工板及び受桁を示す底面図である。 特許文献1に開示された覆工板を受桁に据付ける装置を示す正面図である。
以下、本発明を適用した覆工板締結装置1の製造方法を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した覆工板締結装置1の製造方法は、図1に示すように、覆工板7を受桁8の上方に設置することで、覆工板7の下方に空間Sが形成されるとともに、覆工板7の上方で車両の通行等ができるものとして、各種路面掘削工事等を実施する場合の覆工板締結装置1を製造するものとして用いられる。
覆工板7は、地下鉄工事をはじめ、地下街の建設、地下配管工事等、各種路面掘削工事のほか、架設桟橋用床版等として用いられるものであり、幅方向Xに所定の間隔を空けて設けられた複数の受桁8に架設されて、高さ方向Yに所定の高さ寸法を有する。
覆工板7は、幅方向X及び奥行方向Zに延びて略矩形状に形成されて、幅方向Xの両端が受桁8に架設される。覆工板7は、図2に示すように、受桁8に架設されるH形鋼の上部のフランジが、覆工板7の上フランジ72となり、H形鋼の下部のフランジが、覆工板7の下フランジ71となる。
受桁8は、覆工板7の下方に配置されたH形鋼等が受桁8として用いられるものであり、H形鋼の上部のフランジが、受桁8の上フランジ81となり、H形鋼の下部のフランジが、受桁8の下フランジ82となる。受桁8は、覆工板7の下フランジ71が、受桁8の上フランジ81に載せ置かれることで、覆工板7が据え付けられるものとなる。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、図3に示すように、立上部20と平板部21とを有するクリップ2と、クリップ2が回動して係止されるストッパー70と、クリップ2に貫通させる締結ボルト3とを備える。本発明を適用した覆工板締結装置1は、さらに、締結ボルト3に螺合される上部ナット30と、締結ボルト3に螺合される下部ナット31と、締結ボルト3に固定されるL形部材4とを備える。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、図4に示すように、覆工板7を受桁8の上方に据え付けて固定するために用いられる。本発明を適用した覆工板締結装置1は、クリップ2が受桁8の上フランジ81の下方に設けられて、締結ボルト3が覆工板7の下フランジ71を貫通して形成された開孔部73に挿通されて高さ方向Yに連続させて設けられる。
クリップ2は、覆工板7の下フランジ71の下面71aに向けて突出させて立上部20が形成される。クリップ2は、立上部20から受桁8の上フランジ81の下方まで延びるように略平板状の平板部21が形成される。クリップ2は、立上部20と平板部21とが連設されて、立上部20の下端から平板部21が湾曲等させて一体的に設けられる。
締結ボルト3は、ボルト頭の設けられないボルトが用いられて、覆工板7の下フランジ71の上方から上部ナット30が螺合される。締結ボルト3は、図3に示すように、高さ方向Yの下端部3aにL形部材4が溶接等により固定される。締結ボルト3は、クリップ2の平板部21を高さ方向Yに貫通させて設けられる。
締結ボルト3は、クリップ2の平板部21に貫通されるため、高さ方向Yの下端部3aから離間させた中間部3bに、クリップ2の平板部21が配置される。締結ボルト3は、高さ方向Yで下端部3aと中間部3bとの間で、クリップ2の平板部21に下方から当接するように、クリップ2の下方で下部ナット31が螺合される。
上部ナット30及び下部ナット31は、緩み止め機能が付与された緩み止めナット等が用いられる。緩み止めナットは、ナットの上面にフリクションリングを一体化させて緩み止め機能が付与されることで、締結ボルト3に螺合したときに高い摩擦抵抗を発揮する。緩み止めナットは、ナットを二重に偏心させて組み合わせたナット、又は、ネジ山の山部に形成した凹凸に干渉させるナット等が用いられて、緩み止め機能が付与されてもよい。
L形部材4は、係止部41と板状部42とが連設される。L形部材4は、締結ボルト3の下端部3aよりも上方に突出させて係止部41が形成される。L形部材4は、略平板状の板状部42に締結ボルト3の下端部3aが溶接等で固定されることで、締結ボルト3とL形部材4とを互いに独立して回動させないものとなる。
ストッパー70は、図4に示すように、覆工板7の下フランジ71の下面71aに溶接等により固定されて、覆工板7の下フランジ71の下面71aから下方に向けて突出するように、締結ボルト3から離間させて設けられる。ストッパー70は、クリップ2が回動したときに係止されるものとなるように、締結ボルト3からの離間距離が設定される。
上部ナット30は、緩み止めナットが用いられることで、締結ボルト3との摩擦抵抗が高いものとなり、締結ボルト3から独立して上部ナット30のみが容易に回動しないものとなる。上部ナット30は、締結ボルト3から独立して容易に回動しないものとなるため、締結ボルト3に螺合させたまま回動させることで、クリップ2がストッパー70に係止されるまで、上部ナット30とともに締結ボルト3を回動させるものとなる。
上部ナット30は、図5に示すように、クリップ2をストッパー70に係止させた後で、締結ボルト3の下方に向けて締め込まれることで、上部ナット30の締込トルクが緩み止めナットの摩擦抵抗を上回り、締結ボルト3から独立して上部ナット30が回動する。上部ナット30は、締結ボルト3から独立して上部ナット30のみが回動し始めることで、締結ボルト3が徐々に上方に移動するものとなる。
上部ナット30は、締結ボルト3を徐々に上方に移動させて、図6に示すように、クリップ2の下方で螺合された下部ナット31を、締結ボルト3とともに上方に移動させることで、下部ナット31でクリップ2を下方から押し上げる。上部ナット30は、クリップ2を下部ナット31で押し上げることで、クリップ2を上方に向けて移動させて、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81を挟み込ませる。
クリップ2は、下部ナット31に押し上げられて上方に向けて移動することで、覆工板7の下フランジ71と平板部21との間に、受桁8の上フランジ81を挟み込んだものとなる。クリップ2は、受桁8の上フランジ81を挟み込むことで、平板部21の側部上端面21aが、受桁8の上フランジ81の下面81aに当接されるとともに、立上部20の上端面20aが、覆工板7の下フランジ71の下面71aに当接される。
下部ナット31は、緩み止めナットが用いられることで、締結ボルト3との摩擦抵抗が高いものとなり、締結ボルト3から独立して下部ナット31のみが容易に回動しないものとなる。下部ナット31は、締結ボルト3から独立して容易に回動しないものとなるため、締結ボルト3に螺合させたまま回動させることで、L形部材4の係止部41がクリップ2に係止されるまで、下部ナット31とともに締結ボルト3を回動させるものとなる。
L形部材4は、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81が挟み込まれて固定されるものの、その後にクリップ2が緩んだ場合に、覆工板7の下方から下部ナット31を増し締めするために用いられる。
L形部材4は、下部ナット31とともに回動させる締結ボルト3に固定されて、係止部41がクリップ2に係止されるまで、下部ナット31の回動に伴って締結ボルト3とともに回動する。L形部材4は、締結ボルト3とともに回動して、係止部41がクリップ2に係止された後に、下部ナット31の締込トルクが緩み止めナットの摩擦抵抗を上回ることで、締結ボルト3から独立して下部ナット31が回動する。
L形部材4は、係止部41をクリップ2に係止させたまま、締結ボルト3から独立して下部ナット31のみが回動し始めて、下部ナット31が締結ボルト3の上方に向けて締め込まれることで、下部ナット31が上方に移動するとともに、下部ナット31にクリップ2が下方から押し上げられて、クリップ2が上方に向けて移動するものとなる。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81が挟み込まれて、覆工板7を受桁8の上方に据え付けて固定するものとなる。ここで、本発明を適用した覆工板締結装置1は、必要に応じて、覆工板7の下フランジ71と受桁8の上フランジ81との間に、ゴムパッド80が設けられる。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、締結ボルト3が内挿される筒状の変形体33が、覆工板7の下フランジ71とクリップ2とに挟まれるように設けられてもよい。変形体33は、発泡ポリエチレン、発泡ウレタン、ゴム又はバネ等の弾性材料が用いられるものであり、クリップ2の初期の高さ位置を設定し、クリップ2の移動に追随して変形する。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、特に、クリップ2の立上部20の上端面20aが、覆工板7の下フランジ71の下面71aに当接されることで、覆工板7の下フランジ71の下面71aから、クリップ2の立上部20が下向きの反力を受ける。また、本発明を適用した覆工板締結装置1は、クリップ2の平板部21の側部上端面21aが、受桁8の上フランジ81の下面81aに当接されて、クリップ2の立上部20が受けた下向きの反力により、受桁8の上フランジ81がクリップ2の平板部21に上向きに押圧される。
このとき、本発明を適用した覆工板締結装置1は、クリップ2の平板部21が、受桁8の上フランジ81の下面81aに当接されるとともに、クリップ2の立上部20が、覆工板7の下フランジ71の下面71aに当接されて、受桁8の上フランジ81がクリップ2の平板部21に上向きに押圧されることで、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間で、受桁8の上フランジ81を頑強に挟み込んで強固に固定することが可能となる。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、クリップ2をストッパー70に係止させた後で、締結ボルト3の下方に向けて上部ナット30が締め込まれることで、クリップ2が上方に向けて移動する。これにより、本発明を適用した覆工板締結装置1は、覆工板7の上方のみから上部ナット30を締め込んで、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81を挟み込むことができるものとなり、覆工板7の上方のみから効率的に据付作業を実施することが可能となる。
また、本発明を適用した覆工板締結装置1は、L形部材4の係止部41をクリップ2に係止させたまま、締結ボルト3から独立して下部ナット31のみが回動して、下部ナット31が締結ボルト3の上方に向けて締め込まれることで、クリップ2が上方に向けて移動する。これにより、本発明を適用した覆工板締結装置1は、覆工板7の供用開始後に受桁8の上フランジ81からクリップ2が緩んだ場合に、覆工板7の上方から上部ナット30を再び締め込むことができないときでも、覆工板7の下方から下部ナット31を増し締めできるものとして、覆工板7の上方からの増し締めのための交通規制を不要とするとともに、覆工板7のばたつきによる騒音被害の発生を防止して、覆工板7を受桁8に据え付けて強固に固定することが可能となる。
次に、本発明を適用した覆工板締結方法を実施するための形態について説明する。
本発明を適用した覆工板締結方法は、図7〜図10に示すように、受桁8の上フランジ81の下方に設けられるクリップ2を回動させる回動工程と、クリップ2を締結ボルト3とともに上方に向けて移動させる締結工程とを備える。
本発明を適用した覆工板締結方法は、図7に示すように、必要に応じて、回動工程の前に、覆工板7を受桁8の上方に設置する設置工程を備える。
設置工程では、最初に、覆工板7の下フランジ71の開孔部73に締結ボルト3を挿通させるとともに、覆工板7の下フランジ71の上方から締結ボルト3に上部ナット30を螺合させて仮取付けした状態で、路面掘削工事等の現場に覆工板7が搬入される。
設置工程では、次に、覆工板7の下フランジ71に締結ボルト3を仮取付けした状態で、覆工板7の下フランジ71の下面71aに溶接等により設けられた位置決め部材74に沿って、受桁8の上フランジ81の上方から覆工板7の下フランジ71を設置する。
回動工程では、図8に示すように、覆工板7の上フランジ72に形成された締結レンチ挿入口75から締結レンチ77を挿入する。回動工程では、次に、覆工板7の下フランジ71の開孔部73に挿通された締結ボルト3に上部ナット30を螺合させたまま、覆工板7の下フランジ71の上方から上部ナット30を締結レンチ77で回動させる。
回動工程では、次に、図9に示すように、上部ナット30に緩み止めナットが用いられて、締結ボルト3に上部ナット30を螺合させたまま回動させることで、クリップ2がストッパー70に係止されるまで、締結ボルト3とともにクリップ2を回動させる。
このとき、回動工程では、締結ボルト3とともにクリップ2を回動させて、クリップ2を90°程度回動させることで、クリップ2の立上部20の側面がストッパー70に当接されるとともに、クリップ2の平板部21が受桁8の上フランジ81の下方に移動する。
締結工程では、図10に示すように、クリップ2をストッパー70に係止させた後で、締結ボルト3の下方に向けて上部ナット30を締め込んで、締結ボルト3を上方に向けて移動させて、締結ボルト3とともにクリップ2を上方に向けて移動させる。
締結工程では、クリップ2を上方に向けて移動させることで、クリップ2の平板部21の側部上端面21aが、受桁8の上フランジ81の下面81aに当接されて、クリップ2の立上部20の上端面20aが、覆工板7の下フランジ71の下面71aに当接される。
このとき、締結工程では、クリップ2の平板部21が、受桁8の上フランジ81に当接されるとともに、クリップ2の立上部20が、覆工板7の下フランジ71に当接されて、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81が頑強に挟み込まれるものとなる。
本発明を適用した覆工板締結方法は、図11に示すように、必要に応じて、締結工程の後で、再びクリップ2を上方に向けて移動させる再締結工程を備える。
再締結工程は、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81が挟み込まれて固定されるものの、覆工板7の供用開始後に受桁8の上フランジ81からクリップ2が緩んだ場合に、下部ナット31を増し締めするものとして実施される。
再締結工程では、下部ナット31に緩み止めナットが用いられることで、締結ボルト3から独立して下部ナット31のみが容易に回動しないものとする。再締結工程では、最初に、締結ボルト3に下部ナット31を螺合させたままスパナ34等で回動させる。
このとき、再締結工程では、図12に示すように、下部ナット31を回動させるときに、L形部材4の係止部41や、必要に応じて、ストッパー70及び位置決め部材74と、スパナ34とが干渉しないように、クリップ2とL形部材4との間に側方からスパナ34を挿入して、下部ナット31をスパナ34で回動させる。
再締結工程では、次に、図11、図12に示すように、下部ナット31をスパナ34で回動させることで、下部ナット31とともに回動する締結ボルト3に固定されたL形部材4が、下部ナット31の回動に伴って、締結ボルト3とともに回動するものとなる。
このとき、再締結工程では、下部ナット31とともに締結ボルト3を回動させて、締結ボルト3とともにL形部材4を回動させることで、図13に示すように、L形部材4の係止部41がクリップ2に係止されるまで、L形部材4の係止部41を回動させるものとなる。
この後、L形部材4の係止部41によりクリップ2を回動させてしまう場合があるが、その際には、図13に示すように、クリップ2と位置決め部材74との間に、かまし部材78を挿入等することにより、クリップ2の回動は起こらず、これによりL形部材4及び締結ボルト3の回動も起こらない。
再締結工程では、次に、図13に示すように、L形部材4の係止部41をクリップ2に係止させたまま、図11に示すように、下部ナット31を締結ボルト3に締め込むことで、下部ナット31の締込トルクが緩み止めナットの摩擦抵抗を上回るものとなる。
このとき、再締結工程では、下部ナット31の締込トルクが緩み止めナットの摩擦抵抗を上回り、締結ボルト3から独立して下部ナット31が回動することで、下部ナット31が上方に移動するとともに、クリップ2が上方に向けて移動するものとなる。
再締結工程では、L形部材4の係止部41をクリップ2に係止させたまま、下部ナット31を締結ボルト3の上方に向けて締め込むことで、クリップ2が上方に向けて移動して、覆工板7の下方から下部ナット31が増し締めされて、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81が再び頑強に挟み込まれるものとなる。
ここで、本発明を適用した覆工板締結方法は、図14に示すように、覆工板7の四隅の各々において、本発明を適用した覆工板締結装置1が設けられる。このとき、スパナ34は、例えば、L形部材4の係止部41や、必要に応じて、ストッパー70及び位置決め部材74に干渉しないように挿入される。
本発明を適用した覆工板締結方法は、図8〜図10に示すように、回動工程でクリップ2をストッパー70に係止させて、締結工程でクリップ2を上方に向けて移動させることで、覆工板7の上方のみから上部ナット30を締め込むものとなる。これにより、本発明を適用した覆工板締結方法は、覆工板7の上方のみから上部ナット30を締め込み、クリップ2と覆工板7の下フランジ71との間に、受桁8の上フランジ81を挟み込むことで、覆工板7の上方のみから効率的に据付作業を実施することが可能となる。
本発明を適用した覆工板締結方法は、再締結工程でL形部材4の係止部41をクリップ2に係止させたまま、下部ナット31が締結ボルト3の上方に向けて締め込まれることで、クリップ2が上方に向けて移動する。これにより、本発明を適用した覆工板締結方法は、覆工板7の供用開始後に受桁8の上フランジ81からクリップ2が緩んだ場合に、締結レンチ挿入口75が舗装等により塞がれて、上部ナット30の増し締めができないときでも、覆工板7の下方から下部ナット31を増し締めできるものであり、覆工板7の上方からの増し締めのための交通規制等を不要とするとともに、覆工板7のばたつきによる騒音被害の発生を防止して、覆工板7を受桁8に据え付けて強固に固定することが可能となる。
本発明を適用した覆工板締結方法は、図7に示すように、設置工程で覆工板7の下フランジ71に締結ボルト3を仮取付けした状態で、覆工板7の下フランジ71の下面71aに設けられた位置決め部材74に沿って、受桁8の上フランジ81の上方から覆工板7の下フランジ71を設置する。これにより、本発明を適用した覆工板締結方法は、覆工板7に締結ボルト3を仮取付けして路面掘削工事等の現場への覆工板7の搬入を容易にするとともに、受桁8の上フランジ81に覆工板7の下フランジ71を設置するときの位置決めを容易に実施することが可能となる。
なお、本発明を適用した覆工板締結装置1は、図9、図10に示すように、所定のネジ掛り機構5が設けられてもよい。ここで、締結ボルト3は、下部ナット31が螺合される部分から開孔部73に挿通される部分までネジ切りされてネジ切り部が形成されて、上部ナット30から上方に突出させた部分にネジ切りされていないネジ無し部が形成される。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、上部ナット30の締結ボルト3への螺合を解除するときに、締結ボルト3のネジ切り部からネジ無し部まで上部ナット30を移行させることで、図9に示すように、変形体33が原形状に復原する。このとき、上部ナット30は、締結ボルト3のネジ無し部に遊嵌される。
本発明を適用した覆工板締結装置1は、上部ナット30を締結ボルト3に螺合するときに、図10に示すように、ネジ掛り機構5のスプリングで上部ナット30が下方に向けて押し付けられた状態で、締結ボルト3のネジ切り部に上部ナット30が螺合される。上部ナット30は、ネジ掛り機構5のスプリングで押し付けられて、締結ボルト3のネジ無し部に遊嵌された状態から、締結ボルト3のネジ切り部への螺合が始まる状態に移行し易くなり、締結ボルト3と上部ナット30との確実な螺合状態の復元が容易に可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
1 :覆工板締結装置
2 :クリップ
20 :立上部
20a :上端面
21 :平板部
21a :側部上端面
3 :締結ボルト
3a :下端部
3b :中間部
30 :上部ナット
31 :下部ナット
33 :変形体
34 :スパナ
4 :L形部材
41 :係止部
42 :板状部
5 :ネジ掛り機構
7 :覆工板
70 :ストッパー
71 :下フランジ
71a :下フランジの下面
72 :上フランジ
73 :開孔部
74 :位置決め部材
75 :締結レンチ挿入口
77 :締結レンチ
78 :かまし部材
8 :受桁
80 :ゴムパッド
81 :上フランジ
81a :上フランジの下面
82 :下フランジ
S :空間
X :幅方向
Y :高さ方向
Z :奥行方向

Claims (6)

  1. 覆工板を受桁の上方に据え付けて固定するための覆工板締結装置の製造方法であって、
    受桁の上フランジの下方に設けられるクリップと、前記クリップが回動して係止されるストッパーと、前記クリップに貫通させて覆工板の下フランジの開孔部に挿通される締結ボルトと、覆工板の下フランジの上方で前記締結ボルトに螺合される上部ナットと、前記クリップの下方で前記締結ボルトに螺合される下部ナットと、前記締結ボルトの下端部に固定されるL形部材とを備え、
    前記上部ナットは、前記締結ボルトに螺合させたまま回動させることで、前記クリップが前記ストッパーに係止されるまで、前記締結ボルトとともに前記クリップを回動させるものとなり、また、前記クリップを前記ストッパーに係止させた後で、前記締結ボルトの下方に向けて締め込まれることで、前記クリップが上方に向けて移動して、前記クリップと覆工板の下フランジとの間に、受桁の上フランジが挟み込まれるものとなること
    を特徴とする覆工板締結装置の製造方法。
  2. 前記L形部材は、前記締結ボルトの下端部よりも上方に突出させた係止部が形成されて、前記係止部を前記クリップに係止させたまま、前記下部ナットが前記締結ボルトの上方に向けて締め込まれることで、前記クリップが上方に向けて移動するものとなること
    を特徴とする請求項1記載の覆工板締結装置の製造方法。
  3. 前記クリップは、覆工板の下フランジの下面に向けて突出させた立上部と、前記立上部から受桁の上フランジの下面まで連続して延びる平板部とを有し、覆工板の下フランジと前記平板部との間に、受桁の上フランジが挟み込まれて、前記平板部が受桁の上フランジの下面に当接されるとともに、前記立上部が覆工板の下フランジの下面に当接されること
    を特徴とする請求項1又は2記載の覆工板締結装置の製造方法。
  4. 覆工板を受桁の上方に据え付けて固定する覆工板締結方法であって、
    受桁の上フランジの下方に設けられるクリップを回動させる回動工程と、前記クリップを締結ボルトとともに上方に向けて移動させる締結工程とを備え、
    前記回動工程では、L形部材が下端部に固定されるとともに前記クリップに貫通させて覆工板の下フランジの開孔部に挿通された締結ボルトに、覆工板の下フランジの上方から上部ナットを螺合させたまま回動させることで、前記クリップがストッパーに係止されるまで、前記締結ボルトとともに前記クリップを回動させて、
    前記締結工程では、前記クリップを前記ストッパーに係止させた後で、前記締結ボルトの下方に向けて前記上部ナットを締め込み、前記クリップを上方に向けて移動させることで、前記クリップと覆工板の下フランジとの間に、受桁の上フランジが挟み込まれること
    を特徴とする覆工板締結方法。
  5. 前記締結工程の後で、再び前記クリップを上方に向けて移動させる再締結工程を備え、
    前記再締結工程では、前記締結ボルトの下端部よりも上方に突出させて前記L形部材に形成された係止部を、前記クリップに係止させたまま、前記クリップの下方から前記締結ボルトに螺合させた下部ナットを、前記締結ボルトの上方に向けて締め込むこと
    を特徴とする請求項4記載の覆工板締結方法。
  6. 前記回動工程の前に、覆工板を受桁の上方に設置する設置工程を備え、
    前記設置工程では、覆工板の下フランジの開孔部に前記締結ボルトを挿通させて、前記締結ボルトに前記上部ナットを螺合させてから、覆工板の下フランジの下面に設けられた位置決め部材に沿って、受桁の上フランジの上方から覆工板の下フランジを設置すること
    を特徴とする請求項4又は5記載の覆工板締結方法。
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