JP2017039343A - 車両のピラートリム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、かかる事情に鑑み、ジャンプ台がピラートリム本体とは別体となったピラートリムにおいて、カーテンエアバッグの展開荷重によるジャンプ台の変位にピラートリム本体を確実に追従させることができるジャンプ台取付構造を提供することにある。
ピラートリム本体と、前記カーテンエアバッグの展開を補助するジャンプ台とを、互いに別体に備え、
前記ピラートリム本体の車幅方向の車外側を向く面の上側部には、台取付部が設けられ、
前記ジャンプ台が、車幅方向の車室側へ向かって下へ傾斜された案内壁と、前記案内壁の下方に連なるとともに前記台取付部の上端部に被さる棚壁と、前記棚壁の車外側の端部から下方へ延びて前記台取付部の車外側面に被さる被着壁と、を有し、
前記棚壁及び前記台取付部の上端部の一方には、第1嵌合穴が形成され、
前記棚壁及び前記台取付部の上端部の他方には、前記第1嵌合穴に嵌合される第1嵌合凸部が形成され、
前記被着壁及び前記台取付部の車外側面の一方には、第2嵌合穴が形成され、
前記被着壁及び前記台取付部の車外側面の他方には、前記第2嵌合穴に嵌合される第2嵌合凸部が形成されていることを特徴とする。
前記第2嵌合凸部が、前記台取付部から前記車幅方向の車外側へ突出されるとともに突出方向と直交する幅方向を上下に向けた板状の上下方向拘束部を有していることが好ましい。
前記車幅方向拘束部を含む第1嵌合凸部を棚壁の第1嵌合穴に嵌合し、前記上下方向拘束部を含む第2嵌合凸部を被着壁の第2嵌合穴に嵌合する。これによって、ピラートリム本体及びジャンプ台どうしを車幅方向及び上下方向に確実に拘束できる。したがって、ピラートリム本体が、ジャンプ台と確実に追従して一体に変位されるようにできる。
これによって、ピラートリム本体が、一層確実にジャンプ台と一体に変位されるようにできる。
図5に示すように、車両1のピラー1b(車体)の車室側にピラートリム3(車両用内装)が設けられている。ピラートリム3の上方のルーフ1a内には、カーテンエアバッグモジュール2が設けられている。カーテンエアバッグモジュール2には、カーテンエアバッグ2aが展開可能に収容されている。
ピラートリム本体10とジャンプ台20とは、次のようにして連結されている。
図4(a)に示すように、ピラートリム本体10の上側部分の両側部には、それぞれ台取付部12が設けられている。図7に示すように、各台取付部12は、ピラートリム本体10の裏面(車幅方向の車外側の面)から突出された台座状になっている。図4(a)に示すように、台取付部12には、第1嵌合凸部15と第2嵌合凸部16とが互いに近接して形成されている。第1嵌合凸部15は、台取付部12の上端部から上方へ延び出ている。第1嵌合凸部15の平面視の断面形状は、T字状になっている。
かかる第1嵌合凸部15と第1嵌合穴25bとの嵌合によって、ピラートリム本体10とジャンプ台20とが車幅方向及び車長方向に互いに拘束されている。
かかる第2嵌合凸部16と第2嵌合穴26cとの嵌合によって、ピラートリム本体10とジャンプ台20とが、互いに上下方向及び車長方向に拘束されている。
さらに、ビス52が、挿通穴26dを通してビス螺合部17にねじ込まれている。
上記ピラートリム3を備えた車両1において、図9に示すように、カーテンエアバッグ2a内に膨張ガスが導入されると、カーテンエアバッグ2aが、案内壁21に当たるとともに、案内壁21に案内されて車室側へ向けて膨張展開される。このとき、案内壁21には、カーテンエアバッグ2aの展開荷重Fが掛かる。この荷重Fによって、案内壁21が、車幅方向の車外側及び下方へ変位しようとする。
したがって、カーテンエアバッグ2aの展開時において、ジャンプ台20がカーテンエアバッグ2aから展開荷重を受けて変位しようとしたときは、これに追従して、ピラートリム本体10もジャンプ台20と一緒に変位させることができる。これによって、カーテンエアバッグ2aがピラートリム本体10の上端部に引っ掛かる等の不具合を防止することができる。
例えば、ジャンプ台20に第1嵌合凸部15が設けられ、ピラートリム本体10の台取付部12に第1嵌合穴25bが設けられていてもよい。ジャンプ台20に第2嵌合凸部16が設けられ、ピラートリム本体10の台取付部12に第2嵌合穴26cが設けられていてもよい。
嵌合凸部15,16及び嵌合穴25b,26cの形状は任意に改変できる。第1嵌合凸部15が断面十字状になっていてもよい。第1嵌合凸部15は、少なくとも車幅方向拘束部15yを有していればよく、車長方向拘束部15xは省略してもよい。第2嵌合凸部16は、少なくとも上下方向拘束部16zを有していればよく、車長方向拘束部16xは省略してもよい。
2a カーテンエアバッグ
3 ピラートリム
10 ピラートリム本体
12 台取付部
13 凸板部
15 第1嵌合凸部
15y 車幅方向拘束部
16 第2嵌合凸部
16z 上下方向拘束部
20 ジャンプ台
21 案内壁
25 棚壁
25b 第1嵌合穴
26 被着壁
26c 第2嵌合穴
Claims (3)
- カーテンエアバッグを備えた車両に設けられるピラートリムであって、
ピラートリム本体と、前記カーテンエアバッグの展開を補助するジャンプ台とを、互いに別体に備え、
前記ピラートリム本体の車幅方向の車外側を向く面の上側部には、台取付部が設けられ、
前記ジャンプ台が、車幅方向の車室側へ向かって下へ傾斜された案内壁と、前記案内壁の下方に連なるとともに前記台取付部の上端部に被さる棚壁と、前記棚壁の車外側の端部から下方へ延びて前記台取付部の車外側面に被さる被着壁と、を有し、
前記棚壁及び前記台取付部の上端部の一方には、第1嵌合穴が形成され、
前記棚壁及び前記台取付部の上端部の他方には、前記第1嵌合穴に嵌合される第1嵌合凸部が形成され、
前記被着壁及び前記台取付部の車外側面の一方には、第2嵌合穴が形成され、
前記被着壁及び前記台取付部の車外側面の他方には、前記第2嵌合穴に嵌合される第2嵌合凸部が形成されていることを特徴とするピラートリム。 - 前記第1嵌合凸部が、前記台取付部から上方へ延び出るとともに延出方向と直交する幅方向を前記車幅方向に向けた板状の車幅方向拘束部を有し、
前記第2嵌合凸部が、前記台取付部から前記車幅方向の車外側へ突出されるとともに突出方向と直交する幅方向を上下に向けた板状の上下方向拘束部を有していることを特徴とする請求項1に記載のピラートリム。 - 前記台取付部には、前記車幅方向の車外側へ突出されるとともに上下へ延びる凸板部が形成され、前記凸板部の上端部に前記車幅方向拘束部が連なり、前記凸板部の下端部に前記上下方向拘束部が連なっていることを特徴とする請求項2に記載のピラートリム。
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Citations (5)
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2015
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