JP2017037386A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ESD耐性を向上させることができる入力装置を提供すること。【解決手段】本発明の入力装置は、表示領域に設けられ、透明導電性材料により形成された透明電極と、前記表示領域に設けられ、前記透明導電性材料により形成され、前記透明電極と電気的に接続された接続配線と、前記表示領域の周囲に存在する非表示領域に設けられ、前記接続配線を介して前記透明電極と電気的に接続され、金属を有する材料により形成された配線部と、前記非表示領域に設けられ前記配線部を覆う保護層と、を備え、前記保護層には、前記配線部の電気抵抗値が変化した部分の一部を覆わない開口部が設けられたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、操作面の操作位置を検知可能な入力装置に関し、特に、静電気放電耐性を向上させる技術に関する。
特許文献1には、細線引き回し回路パターンの透明導電膜と遮光性導電膜の二重構造が防錆機能膜で被覆されたタッチ入力シートの製造方法が開示されている。特許文献1に記載された防錆機能膜の形成方法としては、例えばフォトプロセスによる形成方法が採用されている。すなわち、防錆機能膜は、遮光性導電膜を覆うようにフォトレジスト層をパターン化することで形成されている。細線引き回し回路パターンが防錆機能膜で被覆されているため、細線引き回し回路パターンに腐食が進むことを抑え、電気特性を維持することができる。
特開2012−133486号公報
しかし、特許文献1に記載されたタッチ入力シートの製造方法では、遮光性導電膜を覆うように防錆機能膜がパターン化されている。このため、静電気放電(ESD、ElectroStatic Discharge)が発生すると、遮光性導電膜以外の部分、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜により形成された電極パターンにおいて放電が生じやすくなる。放電が生じると局所的な熱膨張・収縮が生じるため、電極パターンにおいて断線に至る破壊が生じる可能性が高まる。このように、遮光性導電膜を覆うように防錆機能膜を形成することは、防錆性の向上には資するものの、ESD耐性を低下させてしまう。
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、ESD耐性を向上させることができる入力装置を提供することを目的とする。
本発明の入力装置は、一態様において、表示領域に設けられ、透明導電性材料により形成された透明電極と、前記表示領域に設けられ、前記透明導電性材料により形成され、前記透明電極と電気的に接続された接続配線と、前記表示領域の周囲に存在する非表示領域に設けられ、前記接続配線を介して前記透明電極と電気的に接続され、金属を有する材料により形成された配線部と、前記非表示領域に設けられ前記配線部を覆う保護層と、を備え、前記保護層には、前記配線部の電気抵抗値が変化した部分の一部を覆わない開口部が設けられたことを特徴とする。
ESDの際に電流が放出される位置(放電部)は、放電部と放電先との間での絶縁破壊のしやすさ、放電部における電荷の集中の程度などによって決定される。特許文献1に記載される発明のように、光学透明粘着層よりも絶縁破壊が生じにくい防錆機能膜(本発明の保護層に対応する。)により遮光性導電膜(本発明の配線部に対応する。)が覆われると、防錆機能膜に覆われた遮光性導電膜間では放電が生じにくく、防錆機能膜に覆われていない部分、具体的には、表示領域内の電極パターン(本発明の透明電極や接続配線に対応する。)において優先的に放電が生じる。電極パターンを構成する透明導電性材料がITOのような酸化物系材料からなる場合には、放電の際に生じる急激な熱膨張・収縮などによって、放電部位や放電先を構成する透明導電性材料が破壊しやすい。このため、電極パターンにおいて断線が生じる可能性が高まる。
そこで、本発明の一態様に係る入力装置では、配線部(遮光性導電膜)を覆う保護層(防錆機能膜)の一部に開口部を設けて配線部を部分的に露出させる。このようにすることで、透明電極や接続配線と同様に光学透明粘着層中で放電しうる部分を配線部に設けることができる。したがって、配線部よりも透明電極や接続配線において放電が生じやすい状態が改善され、透明電極や接続配線と同程度に配線部において放電を生じさせることができる。配線部は金属を有する材料により形成されているため、放電の際に急激な熱膨張・収縮が生じても、放電が生じた部分が断線するほどの破壊に至る可能性は相対的に低い。このように保護層に部分的に開口部を設けて配線部を部分的に露出させることにより、保護層を設けたことに起因するESD耐性の低下を抑制することができる。
しかも、本発明の一態様に係る入力装置では、配線部における電気抵抗値が変化した部分が、保護層の開口部に位置して露出している。配線部における電気抵抗値が変化した部分は、電気抵抗が変化していない部分に比べて電荷集中が生じやすい。したがって、ESDが生じた際に、配線部における開口部に位置する部分において優先的に電流放出を生じさせることができる。
このように、本発明の一態様に係る入力装置では、保護層に開口を設けて配線部の部分的に露出するとともに、開口部の配置を適切に設定して、配線部における露出する部分で電荷集中が生じやすいようにしている。このような構成を備えることによって、ESDが生じた際に、入力装置にとって致命的な障害となりにくい配線部において優先的に電流放出を生じさせることができる。それゆえ、本発明の一態様に係る入力装置では、配線部を保護層により保護しつつ、ESD耐性を向上させることが実現されている。
本発明の入力装置において、前記電気抵抗値が変化した部分は、前記接続配線と接続された第1の部分と、前記第1の部分と接続され前記第1の部分の前記電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する第2の部分と、を有していてもよい。これにより、第1の部分側から第2の部分側に電流が流れたときに、第1の部分における第2の部分との接続部近傍で電荷集中が生じやすい。そのため、本発明の入力装置においてESDが発生すると、抵抗値変化部分すなわち配線部の第1の部分と配線部の第2の部分との間の部分から優先的に電流放出を生じさせることができる。結果として、入力装置のESD耐性を向上させることができる。
本発明の入力装置において、前記配線部が延びている方向に対して垂直に前記配線部を切った場合において、前記第2の部分の断面積は、前記第1の部分の断面積よりも狭くともよい。第2の部分の断面積を第1の部分の断面積よりも狭くすることにより、第1の部分における第2の部分との接続部近傍における電荷集中がより安定的に実現される。それゆえ、入力装置のESD耐性をより安定的に向上させることができる。
本発明の入力装置において、前記第2の部分の幅は、前記第1の部分の幅よりも狭くともよい。第2の部分の幅を第1の部分の幅よりも狭くすることにより、第1の部分における第2の部分との接続部近傍における電荷集中がより安定的に実現される。それゆえ、入力装置のESD耐性をより安定的に向上させることができる。
本発明の入力装置において、前記第2の部分の高さは、前記第1の部分の高さよりも低くともよい。これにより、第2の部分の高さを第1の部分の高さよりも低くすることにより、第1の部分における第2の部分との接続部近傍における電荷集中がより安定的に実現される。それゆえ、入力装置のESD耐性をより安定的に向上させることができる。
本発明の入力装置において、前記透明電極は、第1の方向に連結された複数の第1の透明電極と、前記第1の方向と交差する第2の方向に連結された複数の第2の透明電極と、を有し、前記接続配線は、前記複数の第1の透明電極のそれぞれと接続された第1の接続配線と、前記複数の第2の透明電極のそれぞれと接続された第2の接続配線と、を有し、前記開口部は、前記第1の接続配線および前記第2の接続配線の少なくともいずれかの近傍に設けられていてもよい。入力装置の外側から水分や湿気が浸入することを考慮すると、保護層の開口部は、入力装置の外周部ではなく、非表示領域のうちで表示領域の近傍に設けられることが好適である。これにより、保護層に開口部を設けた場合であっても、耐環境性を確保することができる。
本発明によれば、ESDが生じた際に、断線に至る破壊が生じにくい金属を有する材料により形成された配線部において、優先的に電流放出を生じさせることができる。これにより、接続配線および透明電極がESDの際に破壊されることを抑えることができ、入力装置のESD耐性を向上させることができる。
本実施形態に係る入力装置(タッチパネル)を表した模式的平面図である。 図1に表した領域A1を拡大した模式的拡大図である。 図2に表した切断面A−Aおよび切断面B−Bにおける模式的断面図である。 本実施形態の変形例に係る入力装置を表した模式図である。 本発明者らが実施した実験の結果の一例を例示する表である。 本実験における実施例1を表す模式的平面図である。 本実験における比較例1および比較例2を表す模式的平面図である。 本実施における比較例3および比較例4を表す模式的平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施形態に係る入力装置(タッチパネル)を表した模式的平面図である。
図2は、図1に表した領域A1を拡大した模式的拡大図である。
図3は、図2に表した切断面A−Aおよび切断面B−Bにおける模式的断面図である。
図3(a)は、図2に表した切断面A−Aおける模式的断面図である。図3(b)は、図2に表した切断面B−Bにおける模式的断面図である。
本願明細書において「透明」および「透光性」とは、可視光線透過率が50%以上(好ましくは80%以上)の状態を指す。更に、ヘイズ値が6%以下であることが好適である。
図1〜図3(b)に表したように、本実施形態に係る入力装置1は、透明基材2と、第1の電極8と、第2の電極12と、配線部6と、パネル3と、を備える。
第1の電極8は、表示領域11(指などの操作体により操作を行うことができる、表示ディスプレイが対向する表示画面)に設けられ、複数の第1の透明電極4を有する。図1、図2および図3(b)に示すように、複数の第1の透明電極4は、透明基材2の表面(第1の面)2aに形成される。各第1の透明電極4は、細長い連結部7を介してY1−Y2方向(第1の方向)に連結されている。そして、Y1−Y2方向に連結された複数の第1の透明電極4を有する第1の電極8が、X1−X2方向に間隔を空けて配列されている。
第1の透明電極4および連結部7は、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電材料でスパッタや蒸着等により形成される。透明基材2は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィルム状の透明基材やガラス基材等で形成される。
第2の電極12は、表示領域11に設けられ、複数の第2の透明電極5を有する。図1、図2および図3(a)に示すように、複数の第2の透明電極5は、透明基材2の表面2aに形成される。このように、第2の透明電極5は、第1の透明電極4と同じ面(透明基材2の表面2a)に形成される。図1、図2に示すように、各第2の透明電極5は、細長いブリッジ配線10を介してX1−X2方向(第2の方向)に連結されている。そして、X1−X2方向に連結された複数の第2の透明電極5を有する第2の電極12が、Y1−Y2方向に間隔を空けて配列されている。なお、X1−X2方向は、Y1−Y2方向と交差している。例えば、X1−X2方向は、Y1−Y2方向と垂直に交わっている。
第2の透明電極5は、ITO等の透明導電材料でスパッタや蒸着等により形成される。ブリッジ配線10は、ITO等の透明導電材料で形成される。あるいは、ブリッジ配線10は、ITO等の透明導電材料を含む下地層と、下地層よりも低抵抗で透明な金属層と、を有していてもよい。ブリッジ配線10が下地層と金属層との二層構造を有する場合には、金属層は、Au、Au合金、CuNiおよびNiよりなる群から選択されたいずれかにより形成されることが好適である。この中でも、Auを選択することがより好適である。金属層がAuにより形成された場合には、ブリッジ配線10は、良好な耐環境性(耐湿性、耐熱性)を得ることができる。
なお、図1には、入力装置1が備える透明基材2の表面2aに形成された第1の透明電極4、第2の透明電極5および配線部6が図示されている。但し、実際には図3(a)および図3(b)のように、透明基材2の表面側に透明なパネル3が設けられ、配線部6の位置には加飾層9が存在する。そのため、配線部6をパネル3の表面側から見ることはできない。なお、透明電極は透明なので視認できないが、図1では透明電極の外形を示している。
図2および図3(a)に示すように、各第1の透明電極4間を連結する連結部7の表面には、絶縁層20が形成されている。図3(a)に示すように、絶縁層20は、連結部7と第2の透明電極5との間の空間を埋め、第2の透明電極5の表面にも多少乗り上げている。絶縁層20としては、例えばノボラック樹脂(レジスト)が用いられる。
図2および図3(a)に示すように、ブリッジ配線10は、絶縁層20の表面20aから絶縁層20のX1−X2方向の両側に位置する各第2の透明電極5の表面にかけて形成されている。ブリッジ配線10は、各第2の透明電極5間を電気的に接続している。
図2および図3(a)に示すように、各第1の透明電極4間を接続する連結部7の表面には絶縁層20が設けられ、絶縁層20の表面に各第2の透明電極5間を接続するブリッジ配線10が設けられる。このように、連結部7とブリッジ配線10との間には絶縁層20が介在し、第1の透明電極4と第2の透明電極5とは電気的に絶縁された状態となっている。本実施形態では、第1の透明電極4と第2の透明電極5とを同じ面(透明基材2の表面2a)に形成することができ、入力装置1の薄型化を実現できる。
なお、連結部7、絶縁層20およびブリッジ配線10は、いずれも表示領域11内に位置するものであり、第1の透明電極4および第2の透明電極5と同様に透明、透光性である。
図1に示すように、表示領域11の周囲は、額縁状の加飾領域(非表示領域)25となっている。表示領域11は透明、透光性である一方で、加飾領域25は不透明、非透光性である。よって、加飾領域25に設けられた配線部6や外部接続部27は、入力装置1の表面(パネル3の表面)から見ることはできない。また、図3(a)および図3(b)に示すように、加飾領域25におけるパネル3の下面には、加飾層9が形成されている。
図1に示すように、加飾領域25には、各第1の電極8および各第2の電極12から引き出された複数本の配線部6が形成されている。第1の電極8は、第1の接続配線15を介して配線部6と電気的に接続されている。第2の電極12は、第2の接続配線16を介して配線部6と電気的に接続されている。図1に示すように、各配線部6の先端は、フレキシブルプリント基板(図示しない)と電気的に接続される外部接続部27として形成されている。
各配線部6は、Cu、Cu合金、CuNi合金、Ni、Ag、Au等の金属を有する材料により形成される。第1の接続配線15および第2の接続配線16は、ITO等の透明導電材料で形成され、表示領域11から加飾領域25に延出している。配線部6は、第1の接続配線15または第2の接続配線16の上に加飾領域25内で積層され、第1の接続配線15または第2の接続配線16と電気的に接続されている。
図2、図3(a)および図3(b)に表したように、配線部6は、一部の配線部6を除き、保護層40で覆われている。配線部6を覆う保護層40は、例えばノボラック樹脂(レジスト)などの絶縁性材料により形成される。これにより、配線部6は、良好な耐環境性(耐湿性、耐熱性)を得ることができる。
図3(a)および図3(b)に示すように、パネル3は、透明基材2とパネル3との間に設けられた光学透明粘着層(OCA;Optical Clear Adhesive)30を介して透明基材2と接合されている。パネル3の材料は、特には限定されない。パネル3の材料としては、ガラス基材やプラスチック基材が好ましく適用される。光学透明粘着層(OCA)30は、アクリル系粘着剤や両面粘着テープ等である。
図1に示す静電容量式の入力装置1では、図3に示すようにパネル3の操作面3a上に指Fを接触させると、指Fと指Fに近い第1の透明電極4との間、および指Fと指Fに近い第2の透明電極5との間で静電容量が生じる。入力装置1は、このときの静電容量変化に基づいて、指Fの接触位置を算出することが可能である。入力装置1は、指Fと第1の電極8との間の静電容量変化に基づいて指Fの位置のX座標を検知し、指Fと第2の電極12との間の静電容量変化に基づいて指Fの位置のY座標を検知する(自己容量検出型)。
あるいは、入力装置1は、相互容量検出型であってもよい。すなわち、入力装置1は、第1の電極8および第2の電極12のいずれか一方の電極の一列に駆動電圧を印加し、第1の電極8および第2の電極12のいずれか他方の電極と指Fとの間の静電容量の変化を検知してもよい。これにより、入力装置1は、他方の電極により指Fの位置のY座標を検知し、一方の電極により指Fの位置のX座標を検知する。
ここで、配線部6の全てが保護層40で覆われた場合を例に挙げて説明する。保護層40における絶縁破壊電圧は、光学透明粘着層中での絶縁破壊電圧よりも高いため、静電気放電(ESD:Electro Static Discharge)が発生すると、保護層40内で通電する放電に優先して、光学透明粘着層中で通電する放電が生じやすい。したがって、配線部6の全てが保護層40で覆われている場合には、配線部6以外の部分において電流の放出が生じやすい。例えば、保護層40の近傍に設けられた第1の接続配線15や第2の接続配線16などにおいて放電が優先的に生じる。すると、第1の接続配線15や第2の接続配線16などが局所的に発熱し、急激な熱膨張・冷却が生じることがある。これにより、第1の接続配線15や第2の接続配線16などが溶断されたり、急激な体積変化によって破壊されたりすることがある。このように、配線部6の全てが保護層40で覆われると、ESD耐性が低下してしまう。
これに対して、本実施形態に係る入力装置1では、図2および図3(a)に表したように、配線部6の一部が露出している。言い換えれば、配線部6の一部が保護層40で覆われていない。つまり、保護層40は、配線部6の一部を覆っていない開口部41を有する。図3(a)に表したように、配線部6のうち保護層40で覆われていない部分は、表示領域11内の第1の電極8、第2の電極12、第1の接続配線15、第2の接続配線16と同様に、光学透明粘着層30で覆われている。
このため、開口部41において保護層40から露出する配線部6の一部(露出配線部)では、表示領域11内の第1の電極8、第2の電極12、第1の接続配線15、第2の接続配線16と同程度に放電が生じやすくなる。それゆえ、配線部6を保護層40で覆ったことに基づくESD耐性の低下が抑制される。
また、図2に表したように、配線部6のうち保護層40で覆われていない部分では、配線部6の幅が変化している。具体的には、配線部6の第2の部分6bの幅W2は、配線部6の第1の部分6aの幅W1よりも狭い。配線部6の第1の部分6aは、保護層40で覆われていない部分であって、第2の接続配線16に接続された部分である。配線部6の第2の部分6bは、保護層40で覆われていない部分であって、第1の部分6aに接続された部分である。
配線部6の第1の部分6aの高さは、配線部6の第2の部分6bの高さと同じである。本願明細書において「高さ」とは、X1−X2方向およびY1−Y2方向に対して垂直な方向の長さをいう。そのため、露出配線部では、配線部6が延びている方向に対して垂直に配線部6を切ったときの配線部6の断面積が変化している。これにより、露出配線部では、配線部6の電気抵抗値が変化している。
具体的には、配線部6の第2の部分6bにおける断面積は、配線部6の第1の部分6aにおける断面積よりも狭い。そのため、配線部6の第2の部分6bにおける電気抵抗値は、配線部6の第1の部分6aにおける電気抵抗値よりも大きい。
このように、配線部6における電気抵抗値が変化する部分(抵抗変化部分)では、大電流が流れたときに電荷が集中しやすい。具体的には、配線部6の第1の部分6a側から第2の部分6b側に大電流が流れると、第1の部分6aにおける第2の部分6b側の端部に電荷が集中する。電荷が集中した部分では放電が生じやすいため、露出配線部に抵抗変化部分を設けることにより、露出配線部で優先的に放電を生じさせることが可能となる。
これにより、例えば配線部6に覆われていないITOなどの透明導電材料により形成された第2の接続配線16が破壊されることを抑えることができる。また、配線部6の電気抵抗値が第2の接続配線16の電気抵抗値よりも小さいため、第2の接続配線16が破壊される電圧値と同じ値の電圧が配線部6の第2の部分6bに印加されても、配線部6の破壊を抑えることができる。結果として、入力装置1のESD耐性を向上させることができる。
また、ESDの発生により破壊される部分を配線部6のうち保護層40で覆われていない部分に集中させることができるため、FA(Factory Automation)を簡略化することができる。
さらに、例えばITOなどの透明導電材料により形成された第2の接続配線16では、放電に伴う熱膨張・収縮によって断線に至りやすいが、金属を有する材料により形成された配線部6は、放電に伴って溶融・凝固が生じることにより、比較的断線に至りにくい。したがって、配線部6で優先的に放電を生じさせることにより、入力装置1のESD耐性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、第2の接続配線16の近傍の配線部6の一部が露出している場合を例に挙げて説明した。但し、配線部6が露出している部分(配線部6のうち保護層40で覆われていない部分:保護層40の開口部41が設けられた部分)は、第1の接続配線15の近傍であってもよい。あるいは、配線部6が露出している部分は、第1の接続配線15および第2の接続配線16の両方の近傍であってもよい。
また、入力装置1の外側から水分や湿気が浸入することを考慮すると、保護層40の開口部41は、入力装置1の外周部ではなく、加飾領域25のうちで表示領域11の近傍に設けられることが好適である。これにより、保護層40に開口部41を設けた場合であっても、耐環境性を確保することができる。
図4は、本実施形態の変形例に係る入力装置を表した模式図である。
図4(a)は、本変形例に係る入力装置を表した模式拡大図であり、図1に表した領域A1を拡大した模式的拡大図に相当する。図4(b)は、図4(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。図4(c)は、図4(a)に表した切断面D−Dにおける模式的断面図である。
本変形例に係る入力装置1においては、配線部6の第2の部分6bの幅W2は、配線部6の第1の部分6aの幅W1と同じである。一方で、配線部6の第2の部分6bの高さH2は、配線部6の第1の部分6aの高さH1よりも低い。そのため、配線部6の第2の部分6bにおける断面積は、配線部6の第1の部分6aにおける断面積よりも狭い。そのため、配線部6の第2の部分6bにおける電気抵抗値は、配線部6の第1の部分6aにおける電気抵抗値よりも大きい。各部材の他の構造は、図1〜図3(b)に関して前述した通りである。
本変形例に係る入力装置1においてESDが発生すると、図1〜図3(b)に関して前述した入力装置1と同様に、ESDに起因する電流は、第2の接続配線16ではなく、配線部6のうち保護層40で覆われていない部分から放出されやすい。そして、配線部6の第2の部分6bにおける電気抵抗値が配線部6の第1の部分6aにおける電気抵抗値よりも大きいため、図1〜図3(b)に関して前述したように、入力装置1のESD耐性を向上させることができる。
本変形例のように、配線部6のうち保護層40で覆われていない部分の幅ではなく高さを変化させ、その部分の電気抵抗値を変化させることによっても、入力装置1のESD耐性を向上させることができる。また、配線部6のうち保護層40で覆われていない部分の材料を変化させることにより、その部分の電気抵抗値を変化させてもよい。すなわち、配線部6の第1の部分6aの電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する材料を配線部6の第2の部分6bに用いてもよい。この場合であっても、入力装置1のESD耐性を向上させることができる。
次に、本発明者らが実施した実験の一例について、図面を参照しつつ説明する。
図5は、本発明者らが実施した実験の結果の一例を例示する表である。
図6は、本実験における実施例1を表す模式的平面図である。
図7は、本実験における比較例1および比較例2を表す模式的平面図である。
図8は、本実施における比較例3および比較例4を表す模式的平面図である。
図6(a)は、比較例1の接続配線が破壊したときの電圧値と同じ値の電圧を実施例1に印加したときの状態を表す模式的平面図である。図6(b)は、実施例1のいずれかの部材が破壊するまで電圧を上昇させたときの状態を表す模式的平面図である。
図7(a)は、比較例1の実験結果の一例を例示する模式的平面図である。図7(b)は、比較例2の実験結果の一例を例示する模式的平面図である。
図8(a)は、比較例3の実験結果の一例を例示する模式的平面図である。図8(b)は、比較例4の実験結果の一例を例示する模式的平面図である。
なお、図6(a)、図6(b)、図7(a)および図8(b)では、接続配線(ITO)が透明で視認し難いため、接続配線を二点鎖線で表している。
本実験では、透明基材の上に図1〜図3に関して前述した構造の透明電極(ITO)、接続配線(ITO)、配線部(Cu)、絶縁層(ノボラック樹脂)、ブリッジ配線(ITO)、および保護層(ノボラック樹脂)を形成した。
図5、図6(a)および図6(b)に表したように、実施例1では、配線部6の電気抵抗値が変化した部分に保護層40の開口部41を形成した。本実験では、配線部6の幅が変化した部分に保護層40の開口部41を形成した。
図5および図7(a)に表したように、比較例1では、保護層40の開口部41を形成していない。つまり、比較例1の配線部6は、露出していない。
図5および図7(b)に表したように、比較例2では、配線部6の電気抵抗値が一定の部分に保護層40の開口部41を形成した。
図5および図8(a)に表したように、比較例3では、配線部6の全てが露出している。つまり、比較例3の配線部6の全てが保護層40では覆われていない。言い換えれば、比較例3では、保護層40を形成していない。
図5および図8(b)に表したように、比較例4では、配線部6の先端部(第2の接続配線16と積層されて接続された部分)に保護層40の開口部41を形成した。つまり、比較例4では、配線部6の先端部が露出している。
図5に表した表には、ESD耐性の評価および耐食性の評価が記載されている。
ESD試験(静電気放電試験)では、光学透明粘着層30およびパネル3が設けられていない状態の入力装置1で実験を行いESD耐性の評価を行った。ESD試験を行ったとき、温度は27.4℃であり、湿度は56%RHであった。
ESD試験では、まず、試験に用いる入力装置1の電気特性検査を行った。続いて、保護層40のうちで表示領域11の近傍の領域(例えば図6(a)に表した領域A2)にプローブを当て電圧を印加した。電圧の印加については、2極性で行い、各極性において10回の電圧印加を行った。なお、電圧の印加を1回行うごとに、チャージキャンセルを実施した。続いて、試験に用いた入力装置1の電気特性検査を再び行った。そして、電圧値を所定の間隔で上昇させ、電圧値が所定の値となるまでこれらの実験工程を実施した。
ESD耐性の評価としては、破壊が生じたときの電圧が、4KV(キロボルト)以上であれば「◎」とし、3.5KV以上4KV未満であれば「○」とし、3KV以上3.5KV未満であれば「△」とし、3KV未満であれば「×」とした。
耐食性の試験(環境試験)では、光学透明粘着層30およびパネル3が設けられた状態の入力装置1で実験を行い耐食性の評価を行った。耐食性の通常試験では、温度を85℃、湿度を85%RHとした環境試験を120時間行った。耐食性の限界試験では、温度を85℃、湿度を85%RHとした環境試験を480時間行った。
耐食性の評価としては、耐食性の限界試験で腐食がなく電気特性検査で問題がなければ「◎」とし、耐食性の通常試験で腐食がなく電気特性検査で問題がなければ「〇」とし、耐食性の通常試験で腐食があり電気特性検査で問題がなければ「△」とし、耐食性の通常試験で腐食があり電気特性検査で問題があれば「×」とした。
図5に表した表のように、比較例1、比較例2および比較例4では、ESD耐性の評価は「△」であった。比較例1では、図7(a)に表した領域A3において、第2の接続配線16が破壊し、透明基材から浮いた状態となった。比較例3では、ESD耐性の評価は「×」であった。
これに対して、実施例1では、ESD耐性の評価は「◎」であった。図6(a)に表したように、比較例1の第2の接続配線16が破壊したときの電圧値の電圧を実施例1に印加しても、実施例の第2の接続配線16は破壊していない。実施例1では、良好なESD耐性を得ることができた。
また、実施例1に印加した電圧の値をさらに上昇させると、図6(b)に表したように、配線部6の第2の部分6bのうち保護層40で覆われていない部分(図6(b)に表した領域A4の部分)が破壊した。但し、配線部6の第2の部分6bが破壊されても、配線部6は破断していない。そのため、配線部6の導電性は、確保されている。これにより、実施例1では、良好なESD耐性を得ることができた。
図5に表した表のように、実施例1、比較例1および比較例4では、耐食性の評価は「◎」であった。比較例1および比較例4では、配線部6の全て、あるいは配線部6のほとんどが保護層40で覆われているため、良好な耐食性を得ることができる。実施例1では、保護層40が配線部6の一部を覆っていないにもかかわらず、保護層40の開口部41が表示領域11の近傍に設けられているため、耐食性を確保することができる。比較例2では、耐食性の評価は「〇」であった。比較例3では、耐食性の評価は「×」であった。
なお、上記に本実施形態およびその適用例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の各実施形態またはその適用例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
例えば、第1の接続配線15および第2の接続配線16は、その一方または両方について、加飾領域25に延出しない部分を有してもよい。この場合には、配線部6は、透明基材2上に直接配置される部分を有する。通常、配線部6を構成する材料の比抵抗は上記の透明導電材料の比抵抗よりも低いため、加飾領域25において配線部6の下層に透明導電材料からなる層が位置する場合でも、信号やESDに係る電流は透明導電材料からなる層よりも配線部6を優先的に流れる。したがって、配線部6の下層に透明導電材料からなる層が配置されているか否かに関わらず、金属を有する材料からなる配線部6において優先的に放電が生じ、入力装置1のESD耐性を向上させることができる。
1 入力装置、
2 透明基材、
2a 表面、
3 パネル、
3a 操作面、
4 第1の透明電極、
5 第2の透明電極、
6 配線部、
6a 第1の部分、
6b 第2の部分、
7 連結部、
8 第1の電極、
9 加飾層、
10 ブリッジ配線、
11 表示領域、
12 第2の電極、
15 第1の接続配線、
16 第2の接続配線、
20 絶縁層、
20a 表面、
25 加飾領域、
27 外部接続部、
30 光学透明粘着層、
40 保護層、
41 開口部

Claims (6)

  1. 表示領域に設けられ、透明導電性材料により形成された透明電極と、
    前記表示領域に設けられ、前記透明導電性材料により形成され、前記透明電極と電気的に接続された接続配線と、
    前記表示領域の周囲に存在する非表示領域に設けられ、前記接続配線を介して前記透明電極と電気的に接続され、金属を有する材料により形成された配線部と、
    前記非表示領域に設けられ前記配線部を覆う保護層と、を備え、
    前記保護層には、前記配線部の電気抵抗値が変化した部分の一部を覆わない開口部が設けられたことを特徴とする入力装置。
  2. 前記電気抵抗値が変化した部分は、
    前記接続配線と接続された第1の部分と、
    前記第1の部分と接続され前記第1の部分の前記電気抵抗値よりも大きい電気抵抗値を有する第2の部分と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 前記配線部が延びている方向に対して垂直に前記配線部を切った場合において、
    前記第2の部分の断面積は、前記第1の部分の断面積よりも狭いことを特徴とする請求項2記載の入力装置。
  4. 前記第2の部分の幅は、前記第1の部分の幅よりも狭いことを特徴とする請求項3記載の入力装置。
  5. 前記第2の部分の高さは、前記第1の部分の高さよりも低いことを特徴とする請求項3記載の入力装置。
  6. 前記透明電極は、
    第1の方向に連結された複数の第1の透明電極と、
    前記第1の方向と交差する第2の方向に連結された複数の第2の透明電極と、
    を有し、
    前記接続配線は、
    前記複数の第1の透明電極のそれぞれと接続された第1の接続配線と、
    前記複数の第2の透明電極のそれぞれと接続された第2の接続配線と、
    を有し、
    前記開口部は、前記第1の接続配線および前記第2の接続配線の少なくともいずれかの近傍に設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の入力装置。

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