JP2017034333A - インターホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】居住者の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定可能なインターホン装置を提供する。【解決手段】インターホン装置1は、来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機10と、玄関子機10からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機20と、を備えている。玄関子機10は、来訪者の操作により居室親機20を呼び出すための呼出操作部14を有している。居室親機20は、呼出操作部14の操作に基づき呼出を報知する呼出報知部22と、呼出に対して居住者が応答するための応答操作部24と、応答操作部24による応答操作が可能な呼出応答時間を設定し、呼出応答時間内に応答操作がない場合に呼出の報知を終了する呼出制御部28と、居住者が呼出の報知に対して実際に応答操作部による応答操作を行った実応答時間を計測する応答タイマ32と、を有している。呼出制御部28は、応答タイマ32による計時に基づき呼出応答時間を可変制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、インターホン装置に関する。
玄関子機に来訪者を撮像するためのカメラを設けるとともに、居室親機にカメラが撮像した映像を表示するモニタを設けて、居住者が呼び出しに応答する際、来訪者をモニタで確認できるインターホン装置が普及している(特許文献1参照)。このようなインターホン装置では、来訪者による玄関子機の操作により呼出時間をカウントし、例えば45秒と上限値が設定され、呼出開始から45秒経っても居住者が応答しない場合には、カウントを終了して居室親機が呼び出しを終了して待受け状態に移行させる制御を行なっている。
特開2012−209864号公報
上記特許文献1に開示のインターホン装置において、例えば、高齢者や障害者などが居住者である場合は、呼出開始から呼出終了までの設定時間(呼出応答時間)である45秒以内に応答することができない場合が考えうる。
そこで、本発明は、居住者の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定可能なインターホン装置を提供することを目的とする。
本発明にかかるインターホン装置は、
来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、を備えたインターホン装置であって、
前記玄関子機は、前記来訪者の操作により前記居室親機を呼び出すための呼出操作部を有し、
前記居室親機は、前記呼出操作部の操作に基づき呼出を報知する呼出報知部と、前記呼出に対して前記居住者が応答するための応答操作部と、前記応答操作部による応答操作が可能な呼出応答時間を設定し、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合に前記呼出の報知を終了する呼出制御部と、前記居住者が前記呼出の報知に対して実際に前記応答操作部による前記応答操作を行った実応答時間を計測する応答タイマと、を有し、
前記呼出制御部は、前記応答タイマによる計時に基づき前記呼出応答時間を可変制御する。
この構成によれば、呼出の報知に対して実際に居住者が応答する時間に基づき呼出応答時間を可変制御することにより、居住者の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定することができ、居住者の利便性を向上させることができる。
また、本発明にかかるインターホン装置は、
集合住宅の集合玄関に設置され来訪者が居住者を呼び出して通話するための集合玄関機と、前記集合住宅の個々の住戸に設置されて前記集合玄関機からの呼び出しに応答するための居室親機と、前記集合玄関機および前記居室親機をそれぞれ制御する制御機と、を備えたインターホン装置であって、
前記集合玄関機は、前記来訪者の操作により前記居室親機を呼び出すための呼出操作部を有し、
前記居室親機は、前記呼出操作部の操作に基づき呼出を報知する呼出報知部と、前記呼出に対して前記居住者が応答するための応答操作部と、を有し、
前記居室親機または前記制御機は、前記応答操作部による応答操作が可能な呼出応答時間を設定し、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合に前記呼出の報知を終了する呼出制御部と、前記居住者が前記呼出の報知に対して実際に前記応答操作部による前記応答操作を行った実応答時間を計測する応答タイマと、を有し、
前記呼出制御部は、前記応答タイマによる計時に基づき前記呼出応答時間を可変制御する。
この構成によれば、集合住宅インターホンシステムに用いられるインターホン装置においても、集合玄関機からの呼出の報知に対して実際に居住者が応答する時間に基づき呼出応答時間を可変制御することにより、居住者の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定することができ、居住者の利便性を向上させることができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記呼出制御部は、所定の呼出回数ごとに前記実応答時間の平均値を算出し、前記平均値が前記呼出応答時間に対して徐々に近づいていると判断した場合は、前記呼出応答時間を現在設定時間よりも長い時間に変更することが好ましい。
この構成によれば、現在設定時間に対する実応答時間の接近(すなわち、実応答時間の遅延)が生じている場合に、呼出応答時間を延長して居住者の応答操作が間に合うように容易に設定することができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記呼出制御部は、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合の回数を非応答回数としてカウントし、前記非応答回数が所定の回数を超えた場合は、前記呼出応答時間を現在設定時間よりも長い時間に変更することが好ましい。
この構成によれば、現在設定時間内に応答することができない場合に呼出応答時間を延長することで、居住者の利便性を高めることができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記呼出制御部は、所定の呼出回数ごとに前記実応答時間の平均値を算出し、前記平均値が前記呼出応答時間に対して徐々に近づいていると判断した場合は、前記呼出応答時間を現在設定時間よりも長い第1の時間に変更するとともに、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合の回数を非応答回数としてカウントし、前記非応答回数が所定の回数を超えた場合は、前記呼出応答時間を前記現在設定時間および前記第1の時間よりも長い第2の時間に変更することが好ましい。
この構成によれば、呼出応答時間を延長する際に複数の延長時間を設定可能とすることで、各戸の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定することができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記居室親機は、前記居住者が外出する時に前記インターホン装置を待機状態から防犯状態に移行させるための外出操作が行われる外出操作部をさらに備え
前記呼出制御部は、前記外出操作により前記インターホン装置が前記防犯状態にあるときは前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合を前記非応答回数としてカウントしないことが好ましい。
この構成によれば、居住者が外出していて呼出応答ができなかった場合を非応答回数としてカウントしないことで、居住者の状況による呼出応答時間の可変制御を適切に行うことができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記呼出制御部は、前記非応答回数が連続して所定回数を超えた場合には、前記玄関子機または前記集合玄関機に対して異常状態を通知し、
前記玄関子機または前記集合玄関機は、前記呼出制御部からの前記異常状態の通知に応じて外部へ通報を行う通報部をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、非応答回数の連続した増加により居住者に何らかの異常が発生している可能性があることを玄関子機または前記集合玄関機を通じて居宅外部へ通報することができる。
本発明によれば、居住者の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定可能なインターホン装置を提供することができる。
(a)は、本発明の実施形態を示すインターホン装置の概略構成図であり、(b)は、(a)に示すインターホン装置のブロック図である。 図1のインターホン装置の動作パターンを示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る集合住宅インターホンシステムの概略構成図である。 図3に示す変形例に係る集合住宅インターホンシステムの概略ブロック図である。 図4の呼出タイマテーブルの具体例を示す表である。
以下、本発明に係るインターホン装置の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態に係るインターホン装置1は、玄関子機10と、居室親機20とを備えている。インターホン装置1の玄関子機10および居室親機20は、一戸建てなどの住戸に設置される。玄関子機10は、在宅中の居住者を呼び出す際に、来訪者が所定の呼出操作を行うためのものであり、玄関の外壁面等に設けられている。また、居室親機20は、玄関子機10からの呼出に居住者が応答するためのものであり、室内の壁面等に設けられている。
図1(b)に示すように、玄関子機10は、玄関子機マイク11、玄関子機スピーカ12(通報部の一例)、通話回路13、呼出ボタン14(呼出操作部の一例)、カメラ15、映像処理部16、玄関子機CPU17、および玄関子機通信インターフェース18を備えている。
玄関子機マイク11および玄関子機スピーカ12は、来訪者が居住者との間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。なお、玄関子機スピーカ12は、後述する居室親機20に設けられた居室親機CPU28からの異常状態の通知に応じて外部へ異常発生の通報を行う通報部としても機能する。呼出ボタン14は、来訪者が居住者を呼び出すための呼出操作を行う際に来訪者によって操作される。カメラ15は、呼出操作を行う来訪者を撮影するためのものである。
玄関子機マイク11および玄関子機スピーカ12は、通話回路13を介して玄関子機CPU17に接続されている。また、呼出ボタン14も玄関子機CPU17に接続されている。さらに、カメラ15は、映像処理部16を介して玄関子機CPU17に接続されている。玄関子機CPU17には、玄関子機マイク11からの音声信号、カメラ15からの映像信号が送信される。また、呼出ボタン14が押下されることで呼出ボタン14から入力信号が玄関子機CPU17に送信される。また、玄関子機CPU17は、玄関子機スピーカ12へ音声信号を出力する。玄関子機CPU17には、玄関子機通信インターフェース18が接続されている。玄関子機CPU17は、玄関子機通信インターフェース18を介して居室親機20との間で信号の送受信を行う。
また、図1(b)に示すように、居室親機20は、居室親機マイク21、居室親機スピーカ22(呼出報知部の一例)、通話回路23、応答ボタン24(応答操作部の一例)、外出ボタン25(外出操作部の一例)、モニタ26、映像処理部27、居室親機CPU28(呼出制御部の一例)、および居室親機通信インターフェース29を備えている。
居室親機マイク21および居室親機スピーカ22は、居住者が来訪者との間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。居室親機スピーカ22は、来訪者の呼出ボタン14の操作に基づいて呼出を報知する呼出報知部として機能する。応答ボタン24および外出ボタン25は、居住者によって操作される。応答ボタン24は、玄関子機10からの呼出へ応対するための居住者の応対操作を受け付ける応答操作部として機能する。例えば、居住者が応答ボタン24を押すことで、玄関子機10からの呼出に応対すべく玄関子機10と居室親機20との間に通話路が形成され、来訪者と居住者の間での通話を可能とし、玄関扉を開放する解除操作が行われる。さらに、居住者が外出前に外出ボタン25を押すことで、居室親機20は待機状態から防犯状態へと移行する。モニタ26は、玄関子機10のカメラ15で撮影された来訪者の映像を表示するためのものである。
居室親機マイク21および居室親機スピーカ22は、通話回路23を介して、居室親機CPU28に接続されている。また、応答ボタン24および外出ボタン25も居室親機CPU28に接続されている。さらに、モニタ26は、映像処理部27を介して居室親機CPU28に接続されている。居室親機CPU28には、居室親機マイク21からの音声信号が送信される。また、応答ボタン24や外出ボタン25が操作されることで応答ボタン24および外出ボタン25から入力信号が居室親機CPU28に送信される。また、居室親機CPU28は、居室親機スピーカ22へ音声信号を出力し、モニタ26へ映像信号を出力する。居室親機CPU28には、居室親機通信インターフェース29が接続されている。居室親機CPU28は、居室親機通信インターフェース29を介して玄関子機10との間で信号の送受信を行う。
居室親機20は、さらに、呼出タイマ30、通話タイマ31、および応答タイマ32を備えている。呼出タイマ30は、玄関子機10の呼出ボタン14による呼出操作を起点として、応答ボタン24による応答操作が可能な時間として居室親機CPU28により設定された所定の呼出応答時間(例えば45秒)をカウントする。通話タイマ31は、居室親機20の応答ボタン24による応答操作を起点として、玄関子機10と居室親機20との間の通話が可能な時間として居室親機CPU28により設定された所定の通話路形成時間(例えば90秒)をカウントする。応答タイマ32は、居住者が呼出の報知に対して実際に応答ボタン24による応答操作を行った実応答時間を計測する。すなわち、実応答時間とは、来訪者による呼出ボタン14の押下から居住者による応答ボタン24の押下までの間の時間である。
居室親機CPU28は、呼出タイマ30によりカウントされた呼出応答時間内に応答操作がない場合に、呼出の報知を終了する。居室親機CPU28は、通話タイマ31によりカウントされた通話路形成時間が終了すると通話路を遮断する。居室親機CPU28は、応答タイマ32によりカウントされた実応答時間に基づき、呼出応答時間の設定を可変するよう制御する。また、居室親機CPU28は、呼出応答時間内に応答ボタン24の応答操作がなかった場合の呼出回数を非応答回数としてカウントするように構成される。なお、居室親機CPU28は、外出ボタン25の操作により居室親機20が待機状態から防犯状態に移行されているときには、呼出応答時間内に応答操作がない場合を非応答回数としてカウントしない。また、居室親機CPU28は、非応答回数が連続して所定回数を超えた場合には、玄関子機20に対して異常状態を通知する。居室親機CPU28からの異常状態の通知に応じて、例えば玄関子機スピーカ12により音声情報として外部へ通報が行われる。
次に、上記構成のインターホン装置1における動作パターンの一例について、図2を参照して説明する。
通常、玄関子機10および居室親機20は待機状態にある。最初に、初期設定として、居室親機CPU26は応答ボタン24による応答操作が可能な呼出応答時間(例えば、45秒)を設定する(図2のステップS1)。次に、来訪者が呼出ボタン14を操作する(ステップS2)と、玄関子機CPU17は玄関子機通信インターフェース18を介して入力信号を居室親機20へ送信する。そして、居室親機CPU28は、居室親機通信インターフェース29を介して玄関子機10からの入力信号を受信し、居室親機スピーカ22から呼出を報知する(ステップS3)。すなわち、玄関子機10および居室親機20は呼出状態に移行する。このとき、居室親機CPU28は、モニタ26にカメラ15で撮影された来訪者の映像を表示させる。
次に、居室親機CPU28は、居室親機スピーカ22による呼出を起点として呼出タイマ30による呼出応答時間のカウントを開始し、呼出応答時間内に応答ボタン24による応答操作があったか否かを判断する(ステップS4)。呼出応答時間内に応答ボタン24による応答操作があったと判断された場合には(ステップS4のYes)、居室親機CPU28は、居室親機通信インターフェース29を介して玄関子機10と通信し、玄関子機10と居室親機20との間で通話路を形成する。すなわち、玄関子機10および居室親機20は来訪者と居住者との通話が可能な通話状態に移行する(ステップS5)。その後、居住者による終話操作あるいは通話タイマ31による通話路形成時間(例えば90秒)のカウントが終了すると、居室親機CPU28は通話路を遮断する(ステップS6)。そして、玄関子機10および居室親機20は待機状態に移行する(ステップS7)。
また、呼出応答時間内に応答ボタン24による応答操作があったと判断された場合には(ステップS4のYes)、居室親機CPU28は、応答タイマ32により、居住者が呼出の報知に対して実際に応答ボタン24による応答操作を行うまでの実応答時間をカウントする(ステップS8)。そして、居室親機CPU28は、カウントした実応答時間について所定回数ごとに平均値を算出する(ステップS9)。具体的には、例えば呼出回数10回ごとに実応答時間の平均値を算出する。
次に、居室親機CPU28は、実応答時間の平均値が呼出応答時間に徐々に近づいているか否かを判断する(ステップS10)。実応答時間の平均値が呼出応答時間に近づいていないと判断された場合には(ステップS10のNo)、玄関子機10および居室親機20は、待機状態に移行する(ステップS7)。一方、実応答時間の平均値が呼出応答時間に徐々に近づいていると判断された場合には(ステップS10のYes)、居室親機CPU28は、呼出応答時間を延長する(ステップS11)。例えば、実応答時間の平均値が呼出応答時間の設定値である45秒に近づいている、すなわち、40秒程度に延びていると判断された場合には、呼出応答時間を例えば60秒に延長する。その後、玄関子機10および居室親機20は待機状態に移行する(ステップS7)。
ステップS4において、居室親機スピーカ22による呼出の開始から呼出応答時間内に応答ボタン24による応答操作がなかったと判断された場合には(ステップS4のNo)、居室親機CPU28は呼出の報知を終了する(ステップS12)。そして、居室親機CPU28は、外出ボタン25の操作により居室親機20が待機状態から防犯状態に移行されているか否かを判断する(ステップS13)。居室親機20が防犯状態に移行されていると判断された場合には(ステップS13のYes)、居室親機CPU28は、今回の呼出を非応答回数としてはカウントせず、防犯状態が維持される(ステップS14)。その後、防犯状態が解除されると(ステップS15)、玄関子機10および居室親機20は待機状態に移行する(ステップS7)。
一方、居室親機20が防犯状態に移行されていないと判断された場合には(ステップS13のNo)、居室親機CPU28は、今回の呼出を非応答回数としてカウントする(ステップS16)。次に、居室親機CPU28は、非応答回数が所定回数内であるか否かを判断する(ステップS17)。非応答回数が所定回数内であると判断された場合には(ステップS17のYes)、玄関子機10および居室親機20は待機状態に移行する(ステップS7)。一方、非応答回数が所定回数を超えたと判断された場合には(ステップS17のNo)、居室親機CPU28は、呼出応答時間を例えば75秒に延長する(ステップS18)。なお、居住者の応答時間に余裕を持たせるため、ステップS18において延長される呼出応答時間(第2の時間の一例、例えば75秒)は、ステップS11で延長される呼出応答時間(第1の時間の一例、例えば60秒)よりも長くすることが好ましい。
次に、居室親機CPU28は、非応答回数が連続して所定回数を超えたか否かを判断する(ステップS19)。非応答回数が連続して所定回数を超えていない場合は(ステップS19のNo)、玄関子機10および居室親機20は待機状態に移行する(ステップS7)。一方、非応答回数が連続して所定回数を超えた場合には(ステップS19のYes)、居室親機CPU28は、居住者に何らかの異常が発生している可能性があると判断し、異常状態である旨の情報を、居室親機通信インターフェース29を介して玄関子機CPU17へ通知する。そして、玄関子機CPU17は、居住者の異常情報を例えば音声情報として玄関子機スピーカ12により外部へ通報する(ステップS20)。その後、玄関子機10および居室親機20は待機状態に移行する(ステップS7)。
以上により、本実施形態のインターホン装置1の動作パターンが終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係るインターホン装置1によれば、玄関子機10は、来訪者の操作により居室親機20を呼び出すための呼出ボタン14を有し、居室親機20は、呼出ボタン14の操作に基づき呼出を報知する居室親機スピーカ22と、呼出に対して居住者が応答するための応答ボタン24と、応答ボタン24による応答操作が可能な呼出応答時間を設定し呼出応答時間内に応答操作がない場合に呼出の報知を終了する居室親機CPU28と、居住者が呼出の報知に対して実際に応答ボタン24による応答操作を行った実応答時間を計測する応答タイマ32と、を有している。そして、居室親機CPU28は、応答タイマ32による計時に基づき呼出応答時間を可変制御するように構成されている。このように、呼出の報知に対して実際に居住者が応答する時間に基づいて呼出応答時間を可変制御することにより、居住者の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定することができ、利便性の高いインターホン装置1を提供することができる。
また、本実施形態において、居室親機CPU28は、所定の呼出回数ごとに実応答時間の平均値を算出し、この平均値が呼出応答時間に対して徐々に近づいていると判断した場合は、呼出応答時間を現在設定されている時間(例えば、45秒)よりも長い時間(例えば、60秒)に変更する。これにより、現在設定されている呼出応答時間に対する実応答時間の接近(すなわち、実応答時間の遅延)が生じている場合に、呼出応答時間を延長して居住者の応答操作が間に合うように容易に設定することができる。
また、本実施形態において、居室親機CPU28は、呼出応答時間内に応答操作がない場合の回数を非応答回数としてカウントし、非応答回数が所定の回数を超えた場合は、呼出応答時間を現在設定されている時間(例えば、45秒)よりも長い時間(例えば、75秒)に変更する。これにより、現在設定されている呼出応答時間内に応答することができない場合に、呼出応答時間を延長して居住者の利便性を高めることができる。
また、本実施形態において、居室親機CPU28は、実応答時間の平均値が呼出応答時間に対して徐々に近づいていると判断した場合に延長する第1の呼出応答時間(例えば、60秒)よりも、非応答回数が所定の回数を超えた場合に延長する第2の呼出応答時間を長くする(例えば、75秒)ことが好ましい。このように、呼出応答時間を延長する際に複数の時間を設定可能とすることで、各戸の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定することができる。
また、本実施形態において、居室親機20は、居住者が外出する時にインターホン装置1を待機状態から防犯状態に移行させるための外出操作が行われる外出ボタン25をさらに備え、居室親機CPU28は、外出ボタン25の操作によりインターホン装置1が防犯状態にあるときは呼出応答時間内に応答操作がない場合を非応答回数としてカウントしないようにしている。このように、居住者が外出していて呼出応答ができなかった場合を非応答回数としてカウントしないようにすることで、居住者の状況による呼出応答時間の可変制御を適切に行うことができる。
また、本実施形態において、居室親機CPU28は、非応答回数が連続して所定回数を超えた場合には、玄関子機10に対して異常状態を通知し、玄関子機10は、居室親機CPU28からの異常状態の通知に応じて玄関子機スピーカ12等により外部へ通報を行うように構成されている。非応答回数の連続的な増加により居住者に何らかの異常が発生している可能性があることを、例えば玄関子機スピーカ12を通じて居宅外部へ通報することができる。
(変形例)
次に、図3〜図5を参照して変形例に係る集合住宅用インターホン装置100の一例を説明する。
図3に示すように、集光住宅インターホンシステムに用いられる集合住宅用インターホン装置100は、来訪者が居住者を呼び出して通話を行うためにエントランスに設置された集合玄関機110と、集合玄関機110からの呼び出しに居住者が応答するために個々の住戸に設置された居室親機120と、集合玄関機110と居室親機120との間の通信を制御する制御機130とを備えている。集合玄関機110および居室親機120は、それぞれ信号線により制御機130に接続されている。
図4に示すように、集合玄関機110は、集合玄関機マイク111、集合玄関機スピーカ112(通報部の一例)、通話回路113、呼出ボタン114(呼出操作部の一例)、カメラ115、映像処理部116、集合玄関機CPU117、および集合玄関機通信インターフェース118を備えている。集合玄関機110は、さらに、来訪者が訪問先の部屋番号等を入力するテンキー等から成る操作部119aと、来訪者が呼出を取り消すための取消ボタン119bとを備えている。
集合玄関機マイク111および集合玄関機スピーカ112は、通話回路113を介して集合玄関機CPU117に接続されている。また、呼出ボタン114、操作部119aおよび取消ボタン119bも集合玄関機CPU117に接続されている。さらに、カメラ115は、映像処理部116を介して集合玄関機CPU117に接続されている。集合玄関機CPU117には、集合玄関機マイク111からの音声信号、カメラ115からの映像信号が送信される。また、呼出ボタン114、操作部119aおよび取消ボタン119bが押下されることで呼出ボタン114、操作部119aおよび取消ボタン119bから入力信号が集合玄関機CPU117に送信される。また、集合玄関機CPU117は、集合玄関機スピーカ112へ音声信号を出力する。集合玄関機CPU117には、集合玄関機通信インターフェース118が接続されている。集合玄関機CPU117は、集合玄関機通信インターフェース118を介して制御機130との間で信号の送受信を行う。
居室親機120は、居室親機マイク121、居室親機スピーカ122(呼出報知部の一例)、通話回路123、応答ボタン124(応答操作部の一例)、外出ボタン125(外出操作部の一例)、モニタ126、映像処理部127、居室親機CPU128、および居室親機通信インターフェース129を備えている。
居室親機マイク121および居室親機スピーカ122は、通話回路123を介して、居室親機CPU128に接続されている。また、応答ボタン124および外出ボタン125も居室親機CPU128に接続されている。さらに、モニタ126は、映像処理部127を介して居室親機CPU128に接続されている。居室親機CPU128には、居室親機マイク121からの音声信号が送信される。また、応答ボタン124や外出ボタン125が操作されることで応答ボタン124および外出ボタン125から入力信号が居室親機CPU128に送信される。また、居室親機CPU128は、居室親機スピーカ122へ音声信号を出力し、モニタ126へ映像信号を出力する。居室親機CPU128には、居室親機通信インターフェース129が接続されている。居室親機CPU128は、居室親機通信インターフェース129を介して制御機130との間で信号の送受信を行う。
制御機130は、制御機CPU131(呼出制御部の一例)、第一制御機通信インターフェース132、第二制御機通信インターフェース133、呼出タイマ134、通話タイマ135、応答タイマ136、および呼出タイマテーブル137を備えている。
制御機CPU131は、接続機器間(集合玄関機110と各居室親機120との間)の通話路および映像路の形成/遮断、接続機器間の通信の制御、および制御機130の各回路の制御を行うものである。第一制御機通信インターフェース132は、集合玄関機110と通信するためのインターフェースであり、第二制御機通信インターフェース133は、居室親機120と通信するためのインターフェースである。呼出タイマ134は、集合玄関機110の呼出ボタン114による呼出操作を起点として、居室親機120の応答ボタン124による応答操作が可能な時間として制御機CPU131により設定された所定の呼出応答時間(例えば45秒)をカウントする。通話タイマ135は、居室親機120の応答ボタン124による応答操作を起点として、集合玄関機110と居室親機120との間の通話が可能な時間として制御機CPU131により設定された所定の通話路形成時間(例えば90秒)をカウントする。応答タイマ136は、居住者が呼出の報知に対して実際に応答ボタン124による応答操作を行った実応答時間を計測する。
呼出タイマテーブル137は、居室ごとに呼出タイマ134によりカウントされる呼出応答時間を記憶しているものである。図5に示すように、呼出タイマテーブル137は、居室ごとに居住者の状況に応じて異なる呼出応答時間を記憶している。例えば、101号室〜106号室では、呼出応答時間の初期値である45秒が記憶(設定)されているが、107号室では初期値よりも長い60秒が記憶されている。呼出応答時間としては、例えば45秒、60秒、75秒、90秒の4段階の設定が可能である。
制御機CPU131は、居室ごとに呼出タイマテーブル137に記憶された呼出応答時間(例えば、45秒〜90秒)を呼出タイマ134によりカウントさせ、呼出タイマ134によりカウントされた呼出応答時間内に居室親機120の応答ボタン124による応答操作がない場合に、呼出の報知を終了する。また、制御機CPU131は、通話タイマ135によりカウントされた通話路形成時間(例えば、90秒)が終了すると通話路を遮断する。さらに、制御機CPU131は、応答タイマ136によりカウントされた実応答時間に基づき、呼出応答時間の設定を可変するよう制御する。
なお、居室親機120が設置される居宅の廊下やリビング等には人感センサ140が設置されている。人感センサ140は、居住者等の人物の移動を検知するものである。人感センサ140は居室親機CPU128に接続されている。
以下、変形例に係る集合住宅用インターホン装置100における動作パターンの一例について、上記実施形態と同様に図2を参照して説明する。
通常、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態にある。最初に、初期設定として、制御機CPU131は、呼出タイマテーブル137に基づいて居室親機120の応答ボタン124による応答操作が可能な呼出応答時間(例えば、45秒)を設定する(図2のステップS1)。集合玄関機110および居室親機120が待機状態にあるときに来訪者が呼出ボタン114を操作する(ステップS2)と、集合玄関機CPU117は集合玄関機通信インターフェース118を介して入力信号を制御機130へ送信する。制御機CPU131は、第一制御機通信インターフェース132を介して集合玄関機110からの入力信号を受信し、当該入力信号を第二制御機通信インターフェース133を介して居室親機へ送信する。居室親機CPU128は、居室親機通信インターフェース129を介して受信した入力信号に基づき、居室親機スピーカ122から呼出を報知する(ステップS3)。このとき、居室親機CPU128は、モニタ126にカメラ115で撮影された来訪者の映像を表示させる。
次に、制御機CPU131は、居室親機スピーカ122による呼出を起点として呼出タイマ134による呼出応答時間のカウントを開始し、呼出応答時間内に居室親機120の応答ボタン124による応答操作があったか否かを判断する(ステップS4)。呼出応答時間内に応答ボタン124による応答操作があったと判断された場合には(ステップS4のYes)、制御機CPU131は、第一制御機通信インターフェース132および第二制御機通信インターフェース133を介して、集合玄関機110と居室親機120との間の通話路を形成し、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は来訪者と居住者との通話が可能な通話状態に移行される(ステップS5)。その後、居住者による終話操作あるいは通話タイマ135による通話路形成時間のカウントが終了すると、制御機CPU131は通話路を遮断する(ステップS6)。そして、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態に移行する(ステップS7)。
また、呼出応答時間内に応答ボタン124による応答操作があったと判断された場合には(ステップS4のYes)、制御機CPU131は、応答タイマ136により、居住者が呼出の報知に対して実際に応答ボタン124による応答操作を行った実応答時間をカウントする(ステップS8)。そして、制御機CPU131は、カウントした実応答時間について所定回数ごとに平均値を算出する(ステップS9)。
次に、制御機CPU131は、実応答時間の平均値が呼出応答時間に徐々に近づいているか否かを判断する(ステップS10)。実応答時間の平均値が呼出応答時間に近づいていないと判断された場合には(ステップS10のNo)、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態に移行する(ステップS7)。一方、実応答時間の平均値が呼出応答時間に徐々に近づいていると判断された場合には(ステップS10のYes)、制御機CPU131は、呼出応答時間を例えば60秒に延長する(ステップS11)。その後、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態に移行する(ステップS7)。
ステップS4において、居室親機スピーカ122による呼出の開始から呼出応答時間内に応答ボタン124による応答操作がなかったと判断された場合には(ステップS4のNo)、制御機CPU131は居室親機CPU128に対して呼出の報知を終了させる(ステップS12)。そして、制御機CPU131は、居室親機120の外出ボタン125の操作により居室親機120が待機状態から防犯状態に移行されているかどうかを判断する(ステップS13)。居室親機120が防犯状態に移行されていると判断された場合には(ステップS13のYes)、制御機CPU131は今回の呼出を非応答回数としてはカウントせず、防犯状態が維持される(ステップS14)。その後、防犯状態が解除されると(ステップS15)、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態に移行する(ステップS7)。
一方、居室親機120が防犯状態に移行されていないと判断された場合には(ステップS13のNo)、制御機CPU131は、今回の呼出を非応答回数としてカウントする(ステップS16)。次に、制御機CPU131は、非応答回数が所定回数内であるか否かを判断する(ステップS17)。非応答回数が所定回数内であると判断された場合には(ステップS17のYes)、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態に移行する(ステップS7)。一方、非応答回数が所定回数を超えたと判断された場合には(ステップS17のNo)、制御機CPU131は、呼出応答時間を例えば75秒に延長する(ステップS18)。
次に、制御機CPU131は、非応答回数が連続して所定回数を超えたか否かを判断する(ステップS19)。具体的には、非応答の連続回数が例えば5回を超えたか否かを判断する。非応答回数が連続して所定回数を超えていない場合は(ステップS19のNo)、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態に移行する(ステップS7)。一方、非応答回数が連続して所定回数を超えた場合には(ステップS19のYes)、制御機CPU131は、居住者に何らかの異常が発生している可能性があると判断し、異常状態である旨の情報を第一制御機通信インターフェース132および集合玄関機通信インターフェース118を介して集合玄関機CPU117へ通知する。そして、集合玄関機CPU117は、居住者の異常情報を例えば音声情報として集合玄関機スピーカ112により外部へ通報する(ステップS20)。その後、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130は待機状態に移行する(ステップS7)。
以上により、本変形例の集合住宅用インターホン装置100の動作パターンが終了する。
なお、人物の移動を感知して人感センサ140が感知動作した場合には、人感センサ140からの感知信号が制御機CPU131に送信される。そのため、図2のステップS19において、非応答回数が連続して所定回数を超えた場合であっても、制御機CPU131が人感センサ140からの感知信号を受信している場合には、異常状態とは判断せずに、外部への通報を行うことなく、集合玄関機110、居室親機120、および制御機130が待機状態に移行される構成としても良い。
ところで、特に集合住宅においては来訪者が多いため、初期設定として集合玄関機の呼出状態の時間を長くする、すなわち呼出応答時間の初期値を必要以上に長くしてしまうと、別の来訪者が続いて来訪したときに前の来訪者の呼出による呼出状態が続いており、すぐには呼出ボタンの操作をできない場合が考え得る。また、集合住宅用インターホン装置100においては、呼出状態が終了し待機状態に移行すると、居室親機120のモニタ126に集合玄関機110のカメラ115で撮像した映像を表示させることができない。そのため、呼出応答時間を固定としてしまうと呼出応答時間の終了後に来訪者が誰であったかを確認することができないという不都合が生じる。
これに対して、変形例に係る集合住宅用インターホン装置100においては、制御機130は、集合玄関機110の呼出ボタン114の操作に基づき居室親機120の応答ボタン124による応答操作が可能な呼出応答時間を設定し、呼出応答時間内に応答操作がない場合に呼出の報知を終了する制御機CPU131と、居住者が呼出の報知に対して実際に応答ボタン124による応答操作を行った実応答時間を計測する応答タイマ136と、を有している。そして、制御機CPU131は、応答タイマ136による計時に基づき呼出応答時間を可変制御するよう構成されている。この構成によれば、集合住宅用インターホン装置100においても集合玄関機110からの呼出の報知に対して実際に居住者が応答する時間に基づき呼出応答時間を可変制御することにより、居住者の状況に応じて適切な呼出応答時間を設定することができる。そのため、通常設定においては呼出応答時間を必要以上に長くすることなく、必要に応じて呼出応答時間を延長させることで、来訪者の利便性の維持と居住者の利便性の向上とを両立させることができる。
なお、変形例においては、集合玄関機110と居室親機120の間の通信を制御する制御機130が、呼出タイマ134、通話タイマ135、応答タイマ136、および呼出タイマテーブル137を備えているが、居室親機120がこれらの機能を備えた構成としても良い。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
なお、居室親機CPU28または制御機CPU131から異常状態が玄関子機10または集合玄関機110に通知される場合には、玄関子機スピーカ12または集合玄関機スピーカ112から音声情報を通報するだけではなく、玄関子機10または集合玄関機110の報知ランプ(不図示)を点灯させる構成としても良い。また、居室親機CPU28あるいは制御機CPU131は、玄関子機10または集合玄関機110から異常情報を通報するとともに、電話回線あるいはネットワーク回線を通じて、設定された外部通知先(セキュリティ会社や居住者家族のメールアドレス)へ異常情報を通知する構成としても良い。
1:インターホン装置、10:玄関子機、12:玄関子機スピーカ(通報部の一例)、14:呼出ボタン(呼出操作部の一例)、15:カメラ、17:玄関子機CPU、18:玄関子機通信インターフェース、20,120:居室親機、22,122:居室親機スピーカ、24,124:応答ボタン(応答操作部の一例)、25,125:外出ボタン(外出操作部の一例)、26,126:モニタ、28,128:居室親機CPU(呼出制御部の一例)、29,129:居室親機通信インターフェース、30,134:呼出タイマ、31,135:通話タイマ、32,136:応答タイマ、100:集合住宅用インターホン装置、110:集合玄関機、112:集合玄関機スピーカ(通報部の一例)、114:呼出ボタン(呼出操作部の一例)、115:カメラ、117:集合玄関機CPU、118:集合玄関機通信インターフェース、130:制御機、131:制御機CPU(呼出制御部の一例)、132:第一制御機通信インターフェース、133:第二制御機通信インターフェース、137:呼出タイマテーブル、140:人感センサ

Claims (7)

  1. 来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、を備えたインターホン装置であって、
    前記玄関子機は、前記来訪者の操作により前記居室親機を呼び出すための呼出操作部を有し、
    前記居室親機は、前記呼出操作部の操作に基づき呼出を報知する呼出報知部と、前記呼出に対して前記居住者が応答するための応答操作部と、前記応答操作部による応答操作が可能な呼出応答時間を設定し、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合に前記呼出の報知を終了する呼出制御部と、前記居住者が前記呼出の報知に対して実際に前記応答操作部による前記応答操作を行った実応答時間を計測する応答タイマと、を有し、
    前記呼出制御部は、前記応答タイマによる計時に基づき前記呼出応答時間を可変制御する、インターホン装置。
  2. 集合住宅の集合玄関に設置され来訪者が居住者を呼び出して通話するための集合玄関機と、前記集合住宅の個々の住戸に設置されて前記集合玄関機からの呼び出しに応答するための居室親機と、前記集合玄関機および前記居室親機をそれぞれ制御する制御機と、を備えたインターホン装置であって、
    前記集合玄関機は、前記来訪者の操作により前記居室親機を呼び出すための呼出操作部を有し、
    前記居室親機は、前記呼出操作部の操作に基づき呼出を報知する呼出報知部と、前記呼出に対して前記居住者が応答するための応答操作部と、を有し、
    前記居室親機または前記制御機は、前記応答操作部による応答操作が可能な呼出応答時間を設定し、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合に前記呼出の報知を終了する呼出制御部と、前記居住者が前記呼出の報知に対して実際に前記応答操作部による前記応答操作を行った実応答時間を計測する応答タイマと、を有し、
    前記呼出制御部は、前記応答タイマによる計時に基づき前記呼出応答時間を可変制御する、インターホン装置。
  3. 前記呼出制御部は、所定の呼出回数ごとに前記実応答時間の平均値を算出し、前記平均値が前記呼出応答時間に対して徐々に近づいていると判断した場合は、前記呼出応答時間を現在設定時間よりも長い時間に変更する、請求項1または2に記載のインターホン装置。
  4. 前記呼出制御部は、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合の回数を非応答回数としてカウントし、前記非応答回数が所定の回数を超えた場合は、前記呼出応答時間を現在設定時間よりも長い時間に変更する、請求項1から3のいずれか一項に記載のインターホン装置。
  5. 前記呼出制御部は、所定の呼出回数ごとに前記実応答時間の平均値を算出し、前記平均値が前記呼出応答時間に対して徐々に近づいていると判断した場合は、前記呼出応答時間を現在設定時間よりも長い第1の時間に変更するとともに、前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合の回数を非応答回数としてカウントし、前記非応答回数が所定の回数を超えた場合は、前記呼出応答時間を前記現在設定時間および前記第1の時間よりも長い第2の時間に変更する、請求項1または2に記載のインターホン装置。
  6. 前記居室親機は、前記居住者が外出する時に前記インターホン装置を待機状態から防犯状態に移行させるための外出操作が行われる外出操作部をさらに備え
    前記呼出制御部は、前記外出操作により前記インターホン装置が前記防犯状態にあるときは前記呼出応答時間内に前記応答操作がない場合を前記非応答回数としてカウントしない、請求項4または5に記載のインターホン装置。
  7. 前記呼出制御部は、前記非応答回数が連続して所定回数を超えた場合には、前記玄関子機または前記集合玄関機に対して異常状態を通知し、
    前記玄関子機または前記集合玄関機は、前記呼出制御部からの前記異常状態の通知に応じて外部へ通報を行う通報部をさらに備えている、請求項4から6のいずれか一項に記載のインターホン装置。
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