JP2017027934A - 電池収容体、および、蓄電デバイス - Google Patents

電池収容体、および、蓄電デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術においては、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制することが望まれる。
【解決手段】外装部と、非金属の材料から成る端子と、を備え、前記第1端子の第1端は、前記外装部の外側に延在し、前記第1端子の第2端は、前記外装部の内側に延在し、前記第1端子は、前記第1端子の第1端と前記第1端子の第2端との間に、第1長径を有する第1長径部と、前記第1長径よりも長い第2長径を有する第2長径部と、を有し、前記第1長径部と前記第2長径部とは、前記外装部に埋設される、電池収容体。
【選択図】図1

Description

本開示は、蓄電デバイスなどに用いられうる収容体(例えば、電池収容体)に関する。
特許文献1には、炭素繊維織物からなる端子部を持ち、全体をフィルムで包んだ構成の二次電池が開示されている。
特開2013−4179号公報
従来技術においては、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制することが望まれる。
本開示の一様態における電池収容体は、外装部と、非金属の材料から成る端子と、を備え、前記第1端子の第1端は、前記外装部の外側に延在し、前記第1端子の第2端は、前記外装部の内側に延在し、前記第1端子は、前記第1端子の第1端と前記第1端子の第2端との間に、第1長径を有する第1長径部と、前記第1長径よりも長い第2長径を有する第2長径部と、を有し、前記第1長径部と前記第2長径部とは、前記外装部に埋設される。
本開示によれば、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制することができる。
図1は、実施の形態1における収容体の概略構成を示す図である。 図2は、実施の形態1における収容体の変形例の概略構成を示す図である。 図3は、実施の形態2における収容体の概略構成を示す図である。 図4は、実施の形態2における収容体の変形例の概略構成を示す図である。 図5は、実施の形態3における収容体の概略構成を示す図である。 図6は、実施の形態3における収容体の変形例の概略構成を示す図である。 図7は、実施の形態4における収容体の概略構成を示す図である。 図8は、実施の形態4における収容体の製造方法を示す図である。 図9は、実施の形態5における収容体の概略構成を示す図である。 図10は、実施の形態5における収容体の製造方法を示す図である。 図11は、実施の形態6における収容体の概略構成を示す図である。 図12は、実施の形態6における収容体の製造方法を示す図である。 図13は、実施の形態6における収容体の変形例の概略構成を示す図である。 図14は、実施の形態6における収容体の変形例の製造方法を示す図である。 図15は、実施の形態7における収容体の概略構成を示す図である。 図16は、実施の形態7における収容体の製造方法を示す図である。 図17は、実施の形態8における収容体の概略構成を示す図である。 図18は、実施の形態8における収容体の製造方法を示す図である。 図19は、実施の形態9における収容体の概略構成を示す図である。 図20は、実施の形態9における収容体の製造方法を示す図である。 図21は、実施の形態9における収容体の変形例の概略構成を示す図である。 図22は、実施の形態9における収容体の変形例の製造方法を示す図である。 図23は、実施の形態10における収容体の概略構成を示す図である。 図24は、実施の形態10における収容体の製造方法を示す図である。 図25は、実施の形態11における蓄電デバイスの概略構成を示す図である。
以下、本開示の実施の形態が、図面を参照しながら、説明される。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における収容体の概略構成を示す図である。
図1においては、X−Z図(正面図)と、Y−Z図(側面図)と、X−Y図(平面図)とが、透視図として、示される。
実施の形態1における収容体(例えば、電池収容体)は、外装部300と、端子100(第1端子)と、を備える。
端子100は、非金属の材料から成る。
端子100の第1端110は、外装部300の外側に延在する(例えば、露出する)。
端子100の第2端120は、外装部300の内側に延在する(例えば、露出する)。
端子100は、端子100の第1端110と端子100の第2端120との間に、第1長径部131と、第2長径部132と、を有する。
第1長径部131は、第1長径L1を有する。
第2長径部132は、第2長径L2を有する。第2長径L2は、第1長径L1よりも長い。
第1長径部131と第2長径部132とは、外装部300に埋設される。
以上の構成によれば、まず、端子は非金属の材料から成るため、端子の腐食を抑制できる。例えば、電池などを収容した収容体の場合に、水没(例えば、大雨または洪水または水漏れなどが原因)などにより、正極と負極との間が水(例えば、雨水または海水など)で液絡する場合には、従来の金属から成る端子では腐食が生じる。一方で、実施の形態1のような、非金属の材料から成る端子であれば、上述の液絡が生じた場合であっても、端子の腐食を抑制できる。この結果、端子が腐食することによる隙間の形成を抑制できる。このため、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制できる。
また、以上の構成によれば、端子100は第2長径部132を有するため、沿面距離(端子の外郭に沿う経路長)が、より長くなる。すなわち、水などの浸入経路長を、より長くできる。この結果、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制できる。
以上のように、収容体の外装部の内側への水などの浸入を抑制できることで、収容体の外装部の内側に収容される発電要素(例えば、電池セルなど)の性能の低下を抑制できる。例えば、水素発生電位よりも卑な電位を持つ金属(例えば、リチウム、ナトリウム、マグネシウム、など)が発電要素に含まれている場合であっても、水の浸入に伴う水素の発生を抑制できる。この結果、水素の発生に伴う、内圧の上昇および電池性能の劣化などを抑制できる。
外装部300は、例えば、実施の形態1における収容体に収容される発電要素の周りに配置される外装部材である。
図1に示される一例においては、外装部300は、蓋部301と、側壁部302と、底部303と、を備える。
図1に示される一例においては、端子100は、蓋部301に、埋設される。
なお、実施の形態1においては、端子100は、側壁部302または底部303に、埋設されてもよい。
なお、実施の形態1においては、外装部300は、蓋部301または側壁部302または底部303のうちの少なくとも1つを備えない構成であってもよい。例えば、外装部300とは別体の外装部材との組み合わせにより、収容体に収容される発電要素の周りが囲まれる構成であってもよい。この結果、発電要素が収容される空間が密閉される構成であってもよい。
もしくは、外装部300は、フィルム材の様な変形性の高い外装部材であってもよい。このとき、外装部300により、収容体に収容される発電要素の周りが包まれる構成であってもよい。この結果、発電要素が収容される空間が密閉される構成であってもよい。
外装部300を構成する材料としては、一般に公知の材料(金属材料、樹脂材料、など)が、用いられうる。
端子100の第1端110が延在する外装部300の「外側」とは、例えば、発電要素が収容されない側である。
端子100の第2端120が延在する外装部300の「内側」とは、例えば、発電要素が収容される側である。
端子100は、例えば、実施の形態1における収容体に収容される発電要素の電極と接続される端子である。
端子100を構成する非金属の材料は、電気化学的に腐食せず、かつ、電子伝導性の材料である。
当該非金属の材料としては、例えば、炭素材料、導電性ガラス、導電性高分子材料、など、が用いられうる。
当該炭素材料としては、例えば、グラファイト、カーボンブラック(例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、など)、グラッシーカーボン、など、が用いられうる。
また、当該導電性ガラスとしては、例えば、酸化バナジウムまたは酸化インジウムまたは酸化スズなどからなる導電性ガラスが、用いられうる。
また、当該導電性高分子材料としては、例えば、ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリピロール、など、が用いられうる。
なお、端子100における、第1端110と第2端120と第1長径部131と第2長径部132とを構成する非金属の材料は、それぞれ、互いに、全く同じ材料であってもよいし、少なくとも一部が異なる材料であってもよい。
端子100における、第1端110と第2端120と第1長径部131と第2長径部132とが同じ材料で構成される場合には、端子100の電気抵抗をより低減できる。
図1に示される一例においては、外装部300に埋設される端子100の埋設部分の形状は、鍔状である。
これにより、当該埋設部分において、端子の外郭の経路長は、第1端110側と第2端120側とを結ぶ最短距離よりも、長くなる。
図1に示される一例においては、端子100の第2端120と第2長径部132との間にも、第1長径部131が、配置される。
なお、実施の形態1においては、端子100の第2端120と第2長径部132とは、接していてもよい。
また、実施の形態1においては、端子100の第2端120と第2長径部132との間に第1長径部131を備え、かつ、端子100の第1端110と第2長径部132とは、接していてもよい。
図1に示される一例においては、端子100における、第1端110と第2端120と第1長径部131と第2長径部132の断面形状は、円形形状である。
図2は、実施の形態1における収容体の変形例の概略構成を示す図である。
図2においては、図1における収容体の端子と端子の周辺部分とについて、X−Z図(正面図)と、Y−Z図(側面図)と、X−Y図(平面図)とが、透視図として、示される。
図2に示されるように、端子100における、第1端110と第2端120と第1長径部131と第2長径部132の断面形状は、矩形形状であってもよい。
図2に示される一例においては、第1長径L1は、第1長径部131が形成する矩形の頂点を結ぶ線のうちの最長の線の長さである。
図2に示される一例においては、第2長径L2は、第2長径部132が形成する矩形の頂点を結ぶ線のうちの最長の線の長さである。
なお、端子100における、第1端110と第2端120と第1長径部131と第2長径部132の断面形状は、その他の形状(例えば、楕円形状、など)であってもよい。
また、端子100における、第1端110と第2端120と第1長径部131と第2長径部132の断面形状は、それぞれ、互いに、全く同じ形状であってもよいし、少なくとも一部が異なる形状であってもよい。
以下、実施の形態1における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100が作製される。その後、第1長径部131と第2長径部132とを覆うように、外装部300が成形される。これにより、端子100は、外装部300に、埋設される。
なお、実施の形態1における収容体は、2つ以上の端子を備える構成であってもよい。
すなわち、図1に示されるように、実施の形態1における収容体は、非金属の材料から成る第2端子200を備えてもよい。
第2端子200の第1端210は、外装部300の外側に延在する(例えば、露出する)。
第2端子200の第2端220は、外装部300の内側に延在する(例えば、露出する)。
第2端子200は、第2端子200の第1端210と第2端子200の第2端220との間に、第1長径部231と、第2長径部232と、を有する。
第2端子200の第1長径部231は、第1長径L1を有する。
第2端子200の第2長径部232は、第2長径L2を有する。第2長径L2は、第1長径L1よりも長い。
第2端子200の第1長径部231と第2端子200の第2長径部232とは、外装部300に埋設される。
以上の構成によれば、2つの端子の両方を、腐食に強く、かつ、水などの浸入を抑制した構成とすることができる。これにより、収容体の外装部の内側に収容される発電要素(例えば、電池セルなど)の性能の低下を、より抑制できる。
第2端子200は、例えば、実施の形態1における収容体に収容される発電要素の電極と接続される端子である。
例えば、実施の形態1における収容体に収容される発電要素が正極と負極とを備える場合には、端子100は正極と負極とのうちの一方と接続され、第2端子200は正極と負極とのうちのもう一方と接続されてもよい。
第2端子200の構成(材料、形状、製造方法、設置方法、など)としては、上述の端子100と同様の構成が、採用されうる。
なお、端子100と第2端子200とは、それぞれ、互いに、全く同じ構成であってもよいし、少なくとも一部が異なる構成であってもよい。
なお、図1に示されるように、端子100と第2端子200とは、いずれも、外装部300の蓋部301に、埋設されてもよい。
もしくは、端子100と第2端子200とは、いずれも、側壁部302または底部303に、埋設されてもよい。
もしくは、端子100と第2端子200とは、外装部300が備える部材のうちで、互いに異なる部材に、それぞれ、埋設されてもよい。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2が説明される。なお、上述の実施の形態1と重複する説明は、適宜、省略される。
図3は、実施の形態2における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態2における収容体は、上述の実施の形態1において示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態2における収容体の端子100は、端子100の第1端110と端子100の第2端120との間に、第3長径部133を有する。
第3長径部133は、第3長径L3を有する。第3長径L3は、第1長径L1よりも長い。
第3長径部133は、外装部300に埋設される。
以上の構成によれば、端子100は第3長径部133を有するため、沿面距離(端子の外郭に沿う経路長)が、より長くなる。すなわち、水などの浸入経路長を、より長くできる。この結果、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制できる。
図3に示される一例においては、第3長径L3は、第2長径L2よりも長い。
なお、実施の形態2においては、第3長径L3は、第2長径L2よりも短くてもよい。
もしくは、実施の形態2においては、第3長径L3は、第2長径L2と同じ長さであってもよい。
図3に示される一例においては、第2長径部132と第3長径部133との間にも、第1長径部131が配置される。
なお、実施の形態2においては、第2長径部132と第3長径部133とは、互いに、接していてもよい。
図3に示される一例においては、端子100の第2端120と第3長径部133との間にも、第1長径部131が配置される。
なお、実施の形態2においては、端子100の第2端120と第3長径部133とは、互いに、接していてもよい。
図4は、実施の形態2における収容体の変形例の概略構成を示す図である。
図4に示される一例では、端子100は、端子100の第1端110と端子100の第2端120との間に、第4長径部134と、第5長径部135と、を有する。
第4長径部134は、第4長径L4を有する。第4長径L4は、第1長径L1よりも長い。
第5長径部135は、第5長径L5を有する。第5長径L5は、第1長径L1よりも長い。
第4長径部134と第5長径部135とは、外装部300に埋設される。
以上の構成によれば、端子100は第4長径部134および第5長径部135を有するため、沿面距離(端子の外郭に沿う経路長)が、より長くなる。すなわち、水などの浸入経路長を、より長くできる。この結果、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制できる。
図4に示される一例においては、外装部300に埋設される端子100の埋設部分の形状は、フィン状である。
これにより、当該埋設部分において、端子の外郭の経路長は、第1端110側と第2端120側とを結ぶ最短距離よりも、長くなる。
図4に示される一例においては、第2長径L2と第3長径L3と第4長径L4と第5長径L5とは、それぞれ、互いに、同じ長さである。
なお、実施の形態2においては、第2長径L2と第3長径L3と第4長径L4と第5長径L5とは、それぞれ、互いに、異なる長さであってもよい。
なお、実施の形態2においては、端子100は、第1長径L1よりも長い長径を有する長径部を、5つ以上、備えていてもよい。
なお、第1長径L1よりも長い長径を有する長径部(例えば、第3長径部133、第4長径部134、第5長径部135)の構成(材料、形状、製造方法、設置方法、など)としては、上述の実施の形態1において示された第2長径部132と同様の構成が、採用されうる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3が説明される。なお、上述の実施の形態1または2と重複する説明は、適宜、省略される。
図5は、実施の形態3における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態3における収容体は、上述の実施の形態1において示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態3においては、第1長径部131と第2長径部132とにより、ネジ状部140が形成される。
ネジ状部140は、外装部300に埋設される。
以上の構成によれば、水などはネジ状部140に沿って、らせん状に、浸入することとなる。この結果、水などの浸入経路長を、より長くできる。この結果、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制できる。
図5に示される一例においては、外装部300に埋設される端子100の埋設部分の形状は、ネジ状である。
これにより、当該埋設部分において、端子の外郭の経路長は、第1端110側と第2端120側とを結ぶ最短距離よりも、長くなる。
図6は、実施の形態3における収容体の変形例の概略構成を示す図である。
図6に示されるように、実施の形態3においては、ネジ状部140の短径(図6ではL1)は、端子100の第1端110の長径および端子100の第2端120の長径のうちの少なくとも1つよりも、長くてもよい。
以上の構成によれば、ネジ状部径を端子部径より大きくすることで、水などの浸入経路長を、より長くできる。この結果、収容体の外装部の内側への水などの浸入を、より抑制できる。
図6に示される一例では、ネジ状部140の短径は、端子100の第1端110の長径および端子100の第2端120の長径のうちの両方よりも、長い。
なお、端子100の第1端110の長径および端子100の第2端120の長径のうちのいずれか一方が、ネジ状部140の短径よりも、長くてもよい。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4が説明される。なお、上述の実施の形態1から3のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図7は、実施の形態4における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態4における収容体は、上述の実施の形態1から3のいずれかにおいて示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態4における収容体は、第1金属部410を備える。
第1金属部410は、端子100の第1端110と接して、配置される。
以上の構成によれば、端子100の第1端110と、端子100に接続される部材(例えば、外部機器への配線など)との接続時における、接触抵抗を低減できる。
第1金属部410を構成する材料としては、ステンレス、銅、ニッケル、鉛、アルミニウム、および、これらの合金、など、が用いられうる。
図8は、実施の形態4における収容体の製造方法を示す図である。
以下、図8を参照しながら、実施の形態4における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第1金属部410とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、第1金属部410は、開口部を有するキャップ状に形成される。その後、端子100の第1端110が、第1金属部410の開口部に、挿入される。これにより、端子100と第1金属部410とが、互いに、一体化される。
なお、端子100と第1金属部410とを一体化させる方法としては、一般に公知の方法(例えば、外部から圧着して密着させる方法、など)が、採用されうる。
なお、第1金属部410は、一般に公知の方法(例えば、めっき、蒸着、導電性ペースト塗布、など)により、金属薄膜として、端子100の第1端110に、形成されてもよい。
なお、第1金属部410は、外装部300の内側(端子100の第2端120の側)には露出しないように、配置される。
(実施の形態5)
以下、実施の形態5が説明される。なお、上述の実施の形態1から4のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図9は、実施の形態5における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態5における収容体は、上述の実施の形態4において示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態5においては、第1金属部410は、ネジ穴412を有する。
端子100の第1端110は、ネジ部111を有する。
端子100の第1端110のネジ部111は、第1金属部410のネジ穴412に、挿入される。
以上の構成によれば、端子100の第1端110への第1金属部410の取り付けを容易にできる。また、第1金属部410の位置を、端子100の第1端110とのネジ構造により、保持できる。すなわち、第1金属部410と端子100の第1端110との接触関係(位置関係)を、より強く保持できる。
図10は、実施の形態5における収容体の製造方法を示す図である。
以下、図10を参照しながら、実施の形態5における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第1金属部410とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、端子100の第1端110には、ネジ部111が形成される。また、第1金属部410には、ネジ穴412が形成される。その後、端子100の第1端110のネジ部111が、第1金属部410のネジ穴412に、挿入される。これにより、端子100と第1金属部410とが、互いに、一体化される。
(実施の形態6)
以下、実施の形態6が説明される。なお、上述の実施の形態1から5のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図11は、実施の形態6における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態6における収容体は、上述の実施の形態4において示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態6においては、外装部300は、外装部300の外側に配置される外側ネジ穴320を有する。
第1金属部410は、ネジ部411を有する。
第1金属部410のネジ部411は、外側ネジ穴320に、挿入される。
以上の構成によれば、収容体への第1金属部410の取り付けを容易にできる。また、第1金属部410の位置を、外装部300とのネジ構造により、保持できる。すなわち、第1金属部410と端子100の第1端110との接触関係(位置関係)を、より頑丈な外装部300により、より強く保持できる。
図12は、実施の形態6における収容体の製造方法を示す図である。
以下、図12を参照しながら、実施の形態6における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第1金属部410とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、第1金属部410には、ネジ部411が形成される。また、端子100は外装部300と一体化される。また、外装部300には、外側ネジ穴320が形成される。その後、第1金属部410のネジ部411が、外装部300の外側ネジ穴320に、挿入される。これにより、端子100と第1金属部410とが、互いに、接触する。
図13は、実施の形態6における収容体の変形例の概略構成を示す図である。
図13に示される一例では、外装部300は、外側凸部321を備える。
外側凸部321は、外側ネジ穴320を有する。
以上の構成によれば、例えば、外装部300の厚みが薄い場合など、外装部300にネジ穴を形成できない場合であっても、外側凸部321を付設することで、外側ネジ穴320を設置できる。
図14は、実施の形態6における収容体の変形例の製造方法を示す図である。
以下、図14を参照しながら、実施の形態6における収容体の変形例の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第1金属部410とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、第1金属部410には、ネジ部411が形成される。また、端子100は外装部300と一体化される。また、外装部300には、外側ネジ穴320を有する外側凸部321が付設される。その後、第1金属部410のネジ部411が、外装部300の外側凸部321の外側ネジ穴320に、挿入される。これにより、端子100と第1金属部410とが、互いに、接触する。
(実施の形態7)
以下、実施の形態7が説明される。なお、上述の実施の形態1から6のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図15は、実施の形態7における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態7における収容体は、上述の実施の形態1から3のいずれかにおいて示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態7における収容体は、第2金属部420を備える。
第2金属部420は、端子100の第2端120と接して、配置される。
以上の構成によれば、端子100の第2端120と発電要素の電極との接続時における接触抵抗を低減できる。
第2金属部420を構成する材料としては、ステンレス、銅、ニッケル、鉛、アルミニウム、および、これらの合金、など、が用いられうる。
図16は、実施の形態7における収容体の製造方法を示す図である。
以下、図16を参照しながら、実施の形態7における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第2金属部420とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、第2金属部420は、開口部を有するキャップ状に形成される。その後、端子100の第2端120が、第2金属部420の開口部に、挿入される。これにより、端子100と第2金属部420とが、互いに、一体化される。
なお、端子100と第2金属部420とを一体化させる方法としては、一般に公知の方法(例えば、外部から圧着して密着させる方法、など)が、採用されうる。
なお、第2金属部420は、一般に公知の方法(例えば、めっき、蒸着、導電性ペースト塗布、など)により、金属薄膜として、端子100の第2端120に、形成されてもよい。
なお、第2金属部420は、外装部300の外側(端子100の第1端110の側)には露出しないように、配置される。
(実施の形態8)
以下、実施の形態8が説明される。なお、上述の実施の形態1から7のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図17は、実施の形態8における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態8における収容体は、上述の実施の形態7において示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態8においては、第2金属部420は、ネジ穴422を有する。
端子100の第2端120は、ネジ部121を有する。
端子100の第2端120のネジ部121は、第2金属部420のネジ穴422に、挿入される。
以上の構成によれば、端子100の第2端120への第2金属部420の取り付けを容易にできる。また、第2金属部420の位置を、端子100の第2端120とのネジ構造により、保持できる。すなわち、第2金属部420と端子の第2端120との接触関係(位置関係)を、より強く保持できる。
図18は、実施の形態8における収容体の製造方法を示す図である。
以下、図18を参照しながら、実施の形態8における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第2金属部420とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、端子100の第2端120には、ネジ部121が形成される。また、第2金属部420には、ネジ穴422が形成される。その後、端子100の第2端120のネジ部121が、第2金属部420のネジ穴422に、挿入される。これにより、端子100と第2金属部420とが、互いに、一体化される。
(実施の形態9)
以下、実施の形態9が説明される。なお、上述の実施の形態1から8のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図19は、実施の形態9における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態9における収容体は、上述の実施の形態7において示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態9においては、外装部300は、外装部300の内側に配置される内側ネジ穴330を有する。
第2金属部420は、ネジ部421を有する。
第2金属部420のネジ部421は、内側ネジ穴330に、挿入される。
以上の構成によれば、収容体への第2金属部420の取り付けを容易にできる。また、第2金属部420の位置を、外装部300とのネジ構造により、保持できる。すなわち、第2金属部420と端子100の第2端120との接触関係(位置関係)を、より頑丈な外装部300により、より強く保持できる。
図20は、実施の形態9における収容体の製造方法を示す図である。
以下、図20を参照しながら、実施の形態9における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第2金属部420とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、第2金属部420には、ネジ部421が形成される。また、端子100は外装部300と一体化される。また、外装部300には、内側ネジ穴330が形成される。その後、第2金属部420のネジ部421が、外装部300の内側ネジ穴330に、挿入される。これにより、端子100と第2金属部420とが、互いに、接触する。
図21は、実施の形態9における収容体の変形例の概略構成を示す図である。
図21に示される一例では、外装部300は、内側凸部331を備える。
内側凸部331は、内側ネジ穴330を有する。
以上の構成によれば、例えば、外装部300の厚みが薄い場合など、外装部300にネジ穴を形成できない場合であっても、内側凸部331を付設することで、内側ネジ穴330を設置できる。
図22は、実施の形態9における収容体の変形例の製造方法を示す図である。
以下、図22を参照しながら、実施の形態9における収容体の変形例の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第2金属部420とが、それぞれ個別に、作製される。このとき、第2金属部420には、ネジ部421が形成される。また、端子100は外装部300と一体化される。また、外装部300には、内側ネジ穴330を有する内側凸部331が付設される。その後、第2金属部420のネジ部421が、外装部300の内側凸部331の内側ネジ穴330に、挿入される。これにより、端子100と第2金属部420とが、互いに、接触する。
(実施の形態10)
以下、実施の形態10が説明される。なお、上述の実施の形態1から9のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図23は、実施の形態10における収容体の概略構成を示す図である。
実施の形態10における収容体は、上述の実施の形態1から3のいずれかにおいて示された構成に加えて、下記の構成を備える。
すなわち、実施の形態10における収容体は、第1金属部410と、第2金属部420と、を備える。
第1金属部410は、端子100の第1端110と接して、配置される。
第2金属部420は、端子100の第2端120と接して、配置される。
以上の構成によれば、端子100の第1端110と、端子100に接続される部材(例えば、外部機器への配線など)との接続時における、接触抵抗を低減できる。さらに、端子100の第2端120と発電要素の電極との接続時における接触抵抗を低減できる。
なお、第1金属部410の構成(材料、形状、製造方法、設置方法、など)としては、上述の実施の形態4から6のいずれかにおいて示された第1金属部410と同様の構成が、採用されうる。
なお、第2金属部420の構成(材料、形状、製造方法、設置方法、など)としては、上述の実施の形態7から9のいずれかにおいて示された第2金属部420と同様の構成が、採用されうる。
図23に示される一例においては、第1長径部131と第2長径部132とにより、ネジ状部140が形成される。
ネジ状部140は、外装部300に埋設される。
第1金属部410は、ネジ穴412を有する。
端子100の第1端110は、ネジ部111を有する。
端子100の第1端110のネジ部111は、第1金属部410のネジ穴412に、挿入される。
第2金属部420は、ネジ穴422を有する。
端子100の第2端120は、ネジ部121を有する。
端子100の第2端120のネジ部121は、第2金属部420のネジ穴422に、挿入される。
以上の構成によれば、外装部300への端子100と第1金属部410と第2金属部420との取り付けを容易にできる。例えば、下記のような、簡易な方法により、端子100を外装部300に設置できる。
図24は、実施の形態10における収容体の製造方法を示す図である。
以下、図24を参照しながら、実施の形態10における収容体の製造方法の一例が、説明される。
まず、端子100と第1金属部410と第2金属部420とが、それぞれ個別に、作製される。すなわち、端子100には、ネジ状部140とネジ部111とネジ部121とが、形成される。また、第1金属部410には、ネジ穴412が形成される。また、第2金属部420には、ネジ穴422が形成される。
その後、端子100のネジ状部140を埋設するように、外装部300が成形される。これにより、外装部300と端子100とが、互いに、一体化される。
また、端子100の第1端110のネジ部111が、第1金属部410のネジ穴412に、挿入される。これにより、端子100と第1金属部410とが、互いに、一体化される。
また、端子100の第2端120のネジ部121が、第2金属部420のネジ穴422に、挿入される。これにより、端子100と第2金属部420とが、互いに、一体化される。
(実施の形態11)
以下、実施の形態11が説明される。なお、上述の実施の形態1から10のいずれかと重複する説明は、適宜、省略される。
図25は、実施の形態11における蓄電デバイスの概略構成を示す図である。
実施の形態11における蓄電デバイスは、収容体1000と、発電要素2000と、を備える。
収容体1000は、上述の実施の形態1から10のいずれかに記載の収容体(電池収容体)である。
発電要素2000は、電極を有する。
発電要素2000は、外装部300の内側に、収容される。
収容体1000の端子の第2端は、発電要素2000の電極に、電気的に接続される。
以上の構成によれば、腐食に強い端子を備え、かつ、水などの浸入を抑制した蓄電デバイスを実現することができる。すなわち、収容体1000の外装部300の内側に収容される発電要素2000の性能の低下を抑制できる蓄電デバイスを実現することができる。
発電要素2000は、例えば、電池またはキャパシタなどであってもよい。
発電要素2000は、水素発生電位よりも卑な金属イオンをゲスト材料に用いたものであってもよい。発電要素2000は、例えば、正極活物質または負極活物質または電解質などに、水素発生電位よりも卑な金属(例えば、リチウム、ナトリウム、マグネシウム、など)を含んでもよい。
蓄電デバイスとしては、例えば、二次電池などが構成されてもよい。
以下、実施の形態11における蓄電デバイスの製造方法の一例が、説明される。
まず、収容体1000の蓋部301と側壁部302と底部303とが作製される。このとき、収容体1000の蓋部301に端子が設置される。また、収容体1000の側壁部302と底部303とは、互いに、一体化される。その後、側壁部302と底部303とが一体化されてなる空間に、発電要素2000が収容される。このとき、発電要素2000の電極と端子の第2端とが、互いに、接続される。その後、蓋部301と側壁部302とは、一体化される。
以上により、収容体1000は、例えば密閉状態で、発電要素2000を、収容することができる。
なお、蓋部301と側壁部302と底部303とを一体化する方法としては、一般に公知の方法(かしめ、溶接、など)が、採用されうる。
図25に示される一例においては、発電要素2000は、正極2100と負極2200とを有する。
端子100の第2端120は、発電要素2000の正極2100に、電気的に接続される。
第2端子200の第2端220は、発電要素2000の負極2200に、電気的に接続される。
以上の構成によれば、腐食に強い2端子(正極側端子と負極側端子)を備え、かつ、水などの浸入をより抑制した蓄電デバイスを実現することができる。すなわち、収容体1000の外装部300の内側に収容される発電要素2000の性能の低下をより抑制できる蓄電デバイスを実現することができる。
なお、実施の形態11における蓄電デバイスは、複数の発電要素を備えてもよい。
このとき、複数の発電要素は、互いに、直列もしくは並列に接続されて、発電モジュールを構成してもよい。
このとき、当該発電モジュールは、収容体1000の内側に、収容される。
このとき、端子100の第2端120は当該発電モジュールの一方の電極と接続され、第2端子200の第2端220は当該発電モジュールのもう一方の電極と接続されてもよい。
なお、複数の発電モジュールは、互いに、直列もしくは並列に接続されて、発電パックを構成してもよい。
このとき、当該発電パックは、収容体1000の内側に、収容される。
このとき、端子100の第2端120は当該発電パックの一方の電極と接続され、第2端子200の第2端220は当該発電パックのもう一方の電極と接続されてもよい。
なお、発電要素(または、発電モジュールあるいは発電パック)の電極は、端子100の第2端120(または、第2端子200の第2端220)と、直接的に接続(接触)されてもよい。
また、発電要素(または、発電モジュールあるいは発電パック)の電極は、リード線などを介して、端子100の第2端120(または、第2端子200の第2端220)と、電気的に接続されてもよい。
また、収容体1000が、上述の実施の形態7〜10のいずれかにおいて示された第2金属部420を備える場合には、発電要素(または、発電モジュールあるいは発電パック)の電極は、第2金属部420を介して、端子100の第2端120(または、第2端子200の第2端220)と、電気的に接続される。
また、発電要素(または、発電モジュールあるいは発電パック)の電極は、第2金属部420と、直接的に接続(接触)されてもよい。
また、第2端子200の第1端210は、端子100と同様に、第1金属部410を備えてもよい。
また、第2端子200の第2端220は、端子100と同様に、第2金属部420を備えてもよい。
また、発電要素(または、発電モジュールあるいは発電パック)の一方の電極は、端子100の第2端120が備える第2金属部420と、接続されてもよい。このとき、発電要素(または、発電モジュールあるいは発電パック)のもう一方の電極は、第2端子200の第2端220が備える第2金属部420と、接続されてもよい。
なお、上述の実施の形態1から10の収容体は、蓄電デバイス(例えば、電池)またはその他のデバイスなどの収容体であってもよい。
なお、上述の実施の形態1から11のそれぞれに記載の構成は、適宜、互いに、組み合わされてもよい。
本開示の収容体は、蓄電デバイスなどの収容体として利用されうる。
100 端子
110 第1端
111 ネジ部
120 第2端
121 ネジ部
131 第1長径部
132 第2長径部
133 第3長径部
140 ネジ状部
200 第2端子
210 第1端
220 第2端
231 第1長径部
232 第2長径部
300 外装部
301 蓋部
302 側壁部
303 底部
320 外側ネジ穴
330 内側ネジ穴
410 第1金属部
411 ネジ部
412 ネジ穴
420 第2金属部
421 ネジ部
422 ネジ穴
1000 収容体
2000 発電要素
2100 正極
2200 負極

Claims (13)

  1. 外装部と、
    非金属の材料から成る第1端子と、
    を備え、
    前記第1端子の第1端は、前記外装部の外側に延在し、
    前記第1端子の第2端は、前記外装部の内側に延在し、
    前記第1端子は、前記第1端子の第1端と前記第1端子の第2端との間に、第1長径を有する第1長径部と、前記第1長径よりも長い第2長径を有する第2長径部と、を有し、
    前記第1長径部と前記第2長径部とは、前記外装部に埋設される、
    電池収容体。
  2. 前記第1端子は、前記第1端子の第1端と前記第1端子の第2端との間に、前記第1長径よりも長い第3長径を有する第3長径部と、を有し、
    前記第3長径部は、前記外装部に埋設される、
    請求項1に記載の電池収容体。
  3. 前記第1長径部と前記第2長径部とにより、ネジ状部が形成され、
    前記ネジ状部は、前記外装部に埋設される、
    請求項1または2に記載の電池収容体。
  4. 前記ネジ状部の短径は、前記第1端子の第1端の長径および前記第1端子の第2端の長径のうちの少なくとも1つよりも、長い、
    請求項3に記載の電池収容体。
  5. 第1金属部を備え、
    前記第1金属部は、前記第1端子の第1端と接して、配置される、
    請求項1から4のいずれかに記載の電池収容体。
  6. 前記第1金属部は、ネジ穴を有し、
    前記第1端子の第1端は、ネジ部を有し、
    前記第1端子の第1端のネジ部は、前記第1金属部のネジ穴に、挿入される、
    請求項5に記載の電池収容体。
  7. 前記外装部は、前記外装部の外側に配置される外側ネジ穴を有し、
    前記第1金属部は、ネジ部を有し、
    前記第1金属部のネジ部は、前記外側ネジ穴に、挿入される、
    請求項5に記載の電池収容体。
  8. 第2金属部を備え、
    前記第2金属部は、前記第1端子の第2端と接して、配置される、
    請求項1から7のいずれかに記載の電池収容体。
  9. 前記第2金属部は、ネジ穴を有し、
    前記第1端子の第2端は、ネジ部を有し、
    前記第1端子の第2端のネジ部は、前記第2金属部のネジ穴に、挿入される、
    請求項8に記載の電池収容体。
  10. 前記外装部は、前記外装部の内側に配置される内側ネジ穴を有し、
    前記第2金属部は、ネジ部を有し、
    前記第2金属部のネジ部は、前記内側ネジ穴に、挿入される、
    請求項8に記載の電池収容体。
  11. 非金属の材料から成る第2端子を備え、
    前記第2端子の第1端は、前記外装部の外側に延在し、
    前記第2端子の第2端は、前記外装部の内側に延在し、
    前記第2端子は、前記第2端子の第1端と前記第2端子の第2端との間に、第1長径を有する第1長径部と、前記第1長径よりも長い第2長径を有する第2長径部と、を有し、
    前記第2端子の第1長径部と前記第2端子の第2長径部とは、前記外装部に埋設される、
    請求項1から10のいずれかに記載の電池収容体。
  12. 請求項1から10のいずれかに記載の電池収容体と、
    電極を有する発電要素と、
    を備え、
    前記発電要素は、前記外装部の内側に、収容され、
    前記第1端子の第2端は、前記発電要素の電極に、電気的に接続される、
    蓄電デバイス。
  13. 請求項11に記載の電池収容体と、
    正極と負極とを有する発電要素と、
    を備え、
    前記発電要素は、前記外装部の内側に、収容され、
    前記第1端子の第2端は、前記発電要素の正極に、電気的に接続され、
    前記第2端子の第2端は、前記発電要素の負極に、電気的に接続される、
    蓄電デバイス。
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