JP6136633B2 - 電池 - Google Patents

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Description

電極の使用量を減らすための技術に関する。
近年、コストが安い電池のニーズが増加している。そこで、例えば、特許文献1に示すように、電池ケースの内部に、正極板と、負極板と、電解液を含浸したセパレータとからなる電極体を備える電池において、電極体を電池ケースの軸方向に短くして、電池ケースの余った空間に充填材を封入した電池が開発されている。これにより、電池の軸方向の全長に亘って電極体を形成する場合と比較して電極の使用量が少なくなり、電池のコストが低減されているとともに、充填材により、電池ケース内における電極体のガタつきが抑制されている。
ドイツ特許出願DE 200 16 231 U1
ところで、上記従来技術では、電極体を電池ケースの軸方向に短くし、電池ケース内の余った空間に充填材を封入しているが、上記従来技術とは異なる構成により、電極の使用量を減らすことが求められている。
本明細書では、電池ケース内における電極体のガタつきを抑えつつ電極の使用量を減らすことが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される電池は、筒状部を備えた電池ケースと、正極板、負極板、及び、それらの間に配されるセパレータを有し、外径が前記筒状部の内径よりも小さい径小部を有する円筒形電極体と、前記筒状部と前記円筒形電極体との間に配され、前記筒状部の内面と前記円筒形電極体の外周面とに当接され、前記筒状部内における前記円筒形電極体について当該円筒形電極体の軸に対して交差する方向の位置を固定するスペーサと、を備え、前記筒状部内における前記円筒形電極体は、当該円筒形電極体の軸が前記筒状部の軸と異なる位置に配されており、前記スペーサの外面は、円筒形状の前記円筒形電極体の外周面に当接している
電池ケース内における電極体のガタつきを抑えつつ電極の使用量を減らすことが可能となる。
実施形態1の電池の縦断面を表した斜視図 電池を示す縦断面図 電池を示す横断面図 電池の分解斜視図 実施形態2の電池を示す横断面図
(発明の概要)
本明細書によって開示される電池は、筒状部を備えた電池ケースと、正極板、負極板、及び、それらの間に配されるセパレータを有し、外径が前記筒状部の内径よりも小さい径小部を有する円筒形電極体と、前記筒状部と前記円筒形電極体との間に配され、前記筒状部の内面と前記円筒形電極体の外面とに当接するスペーサと、を備え、前記筒状部内における前記円筒形電極体は、当該円筒形電極体の軸が前記筒状部の軸と異なる位置に配されている。
本構成によれば、円筒形電極体の外径が電池ケースの内径よりも小さいため、例えば電池ケースの内径と同じ大きさの円筒形電極体を使用する場合と比較して電極の使用量を減らすことができる。また、スペーサは、円筒形電極体の外面と電池ケースの内面とに当接するため、電池ケース内における円筒形電極体のガタつきを抑えることができる。
よって、電池ケース内における電極体のガタつきを抑えつつ電極の使用量を減らすことが可能となる。
また、筒状部内における円筒形電極体は、当該円筒形電極体の軸が筒状部の軸と異なる位置に配されているため、電池ケース内における筒状部の軸に近い側にスペーサを配置でき、スペーサの配置の自由度を高めることが可能になる。
上記電池では、前記円筒形電極体の外面は、前記筒状部の内面に当接しているようにしてもよい。
このようにすれば、円筒形電極体の少なくとも一方側を筒状部で支持することができるため、電池ケース内における円筒形電極体のガタつきを抑制することができる。
上記電池では、前記電池ケースは、導電性を有し、前記円筒形電極体の外面の少なくとも一部には前記負極板が配され、前記外面の前記負極板が前記筒状部の内面に当接しているようにしてもよい。
このようにすれば、円筒形電極体の負極板と電池ケースとを電気的に接続することができる。
上記電池では、前記円筒形電極体の軸方向における長さは、前記軸方向に沿う方向における前記収容空間の全長に亘る長さとされており、前記スペーサは、前記円筒形電極体の軸方向の全長に亘る長さとされているようにしてもよい。
このようにすれば、電池ケース内における電極体のガタつきを、より確実に防止することが可能になる。
上記電池では、前記正極板が、水酸化ニッケルを活物質とし、前記負極板が、水素吸蔵合金を活物質とするようにしてもよい。
(実施形態1)
実施形態1について、図1〜図4を参照しつつ説明する。
本実施形態の電池10は、ニッケル・水素蓄電池等のアルカリ蓄電池である。電池10は、例えば単3形(IEC(International Electrotechnical Commission)では、「R6」,米国では、「AA」)の容量が1800mAh以下、又は単4形(IECでは、「R03」,米国では、「AAA」)の容量が650mAh以下の低容量タイプである。以下では、上下方向及び左右方向について図2の方向を基準として説明する。
電池10は、図1に示すように、金属製の電池ケース11と、電池ケース11に収容された円筒形状の電極体23(「円筒形電極体」の一例)と、電池ケース11内で電極体23と隣り合うスペーサ27とから構成されている。電池ケース11は、規格によりその大きさが定まっているものであり、上下方向に長い形状であって、内部に収容空間Sを有し、表面がニッケルめっきされている。この電池ケース11は、一端側が開口する開口部12Aを有し、他端側が閉塞された有底筒状の電池ケース本体12と、電池ケース本体12の開口部12Aを封止する蓋部15とから構成されている。
電池ケース本体12は、後述する負極板26を接触させることで電池10の負極端子となるものであり、筒状部13と、筒状部13の下端側を閉塞する閉塞部14とを備える。
筒状部13は、円筒形状であって、図2に示すように、筒状部13の内周及び外周は、筒状部13の円の中心を通る軸A2からの径が一定の真円形状となっている。筒状部13内は、後述する電極体23を収容可能な収容空間Sであり、筒状部13は、電極体23の外径B1(電極体23の左右方向の直径)よりも大きい内径B2(筒状部13の左右方向の直径)を有する。
筒状部13の上端部には、筒状部13の内側に突出して内径を小さくする縮径部12Bが連なっている。縮径部12Bは、収容空間Sの上端を仕切っている。縮径部12Bの上には、蓋部15の周縁部が嵌め入れられる嵌入部12Cが形成されている。
閉塞部14は、円形状の板材からなり、筒状部13と一体に形成されている。
蓋部15は、後述する正極板24に弾性を有する接続端子21を介して接続されており、電池10の正極端子となる。蓋部15は、平板状の蓋本体16と、蓋本体16に載置される弾性体18と、蓋本体16に重ねられる端子板19とを備える。
蓋本体16は、導電性を有する物質からなり、正極板24に接続端子21を介して接続されている。蓋本体16の中央部には貫通孔17が形成されている。
弾性体18は、貫通孔17を塞ぐように蓋本体16の上面に密着している。弾性体18は、例えばゴム等の材質からなり、外力に応じて弾性変形する。
端子板19は、弾性体18を覆う導電性の板である。
具体的には、端子板19は、弾性体18を、下方に押し付けて蓋本体16と接続されている。端子板19には、電池ケース11内のガスを放出するための排出孔20が設けられている 。排出孔20は、電池ケース11内の圧力が所定値以上となった場合に電池ケース11内のガスを放出する。弾性体18は、貫通孔17から一定以上の内圧を受けた場合に弾性変形してガスを排出孔20から電池10の外部に排出する。
電池ケース本体12の開口部12Aと蓋部15との間には、弾性変形可能な絶縁体22が挟まれてシールされている。この絶縁体22により、電池ケース本体12と蓋部15とが絶縁されている。
電極体23は、電池ケース11の収容空間Sに収容されるものであり、電池ケース本体12の内部において、蓋部15との間に隙間を空けて配置されている。
電極体23は、正極板24、負極板26、及びそれらの間に配置される電解液を含んだセパレータ25が重ねられているとともに、これらが筒状部13の内面13Aに沿うように例えば右回りの渦巻状に巻回されている。電極体23の上下方向の長さは、収容空間Sの上下方向におけるほぼ全長に亘る長さとされている。なお、電極体23の上端23Cと電池ケース11の縮径部12Bとの間には隙間が形成されており、電極体23の下端は閉塞部14に当接している。
正極板24は、発泡ニッケルからなる正極基板の中空内に水酸化ニッケル活物質及び導電材のコバルト化合物の混合物を充填したものである。なお、水酸化ニッケル活物質は、ニッケル・カドミウム蓄電池の場合には例えば水酸化ニッケルであり、ニッケル・水素蓄電池の場合には例えば水酸化カルシウムを添加した水酸化ニッケルである。
負極板26は、例えばニッケルめっきを施した平板状の穿孔鋼板からなる負極集電体と、この負極集電体上に塗布された負極活物質からなる。なお負極活物質としては、ニッケル・カドミウム蓄電池の場合には、例えば酸化カドミウム粉末と金属カドミウム粉末との混合物であり、ニッケル・水素蓄電池の場合には、例えば、主にAB型(希土類−Ni系)、AB3.0−3.8型(希土類−Mg−Ni系)又はAB型(Laves相)の水素吸蔵合金の粉末である。
セパレータ25は、例えばポリオレフィン製の不織布からなり、セパレータ25には、水酸化カリウムあるいは水酸化ナトリウムを主成分とする電解液が含浸されている。
セパレータ25は、電極体23の外周面23Bには、配されておらず、電極体23の外周面23Bには、負極板26が配されている。
電極体23は、正極板24、負極板26、及びセパレータ25を重ねてロール状に巻回することで形成されており、図2に示すように、電極体23の外径B1が筒状部13の内径B2よりも小さい径小部23Aを有する。本実施形態では、電極体23の外径B1は、上下方向の全体に亘って筒状部13の内径B2よりも小さいため、電極体23の外周面23Bにおける上下方向の全長が径小部23Aとされている。
スペーサ27は、電極体23の外周面23Bと電池ケース11における筒状部13の内面13Aとの間に配されて筒状部13内の電極体23の軸A1に対して交差する方向の位置を固定する部材であり、図4に示すように、正方形の角筒状とされている。
より詳しくは、スペーサ27は、上下方向に長い4枚の平板からなる壁部28A〜28Dを環状に連ねて形成されている。
スペーサ27の上下方向の長さは、図2に示すように、収容空間Sの上下方向のほぼ全長に亘る長さとされている。これにより、スペーサ27の上下方向の長さは、電極体23の上下方向の長さとほぼ同じ長さとなっている。なお、スペーサ27の上端27Aと電池ケース11の縮径部12Bとの間には隙間が形成されている。
スペーサ27の下端は、閉塞部14に当接している。
スペーサ27は、図3に示すように、電極体23と対向する1つの壁部28Aが電極体23の外面23Bに当接しており、壁部28Aとは反対側の壁部28Cの両端の角28E,28Fが、筒状部13の内面13Aに当接している。
スペーサ27は、例えば、電解液と反応しないアクリル樹脂やポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂等の樹脂やステンレス鋼等の材料からなる。
なお、電池ケース11の収容空間Sのうち、電極体23と壁部28A〜28Dが配される部分以外の空間には、セパレータ25から浸み出した電解液を貯留することができる。
本実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
本実施形態の電池10は、内部に収容空間Sを有する筒状の筒状部13を備えた電池ケース11と、収容空間S内に収容され、正極板24、負極板26、及び、それらの間に配されるセパレータ25が筒状部13の軸A2と交差する方向に重ねられ、外径B1が筒状部13の内径B2よりも小さい径小部23Aを有する電極体23と、筒状部13と電極体23との間に配され、筒状部13の内面13Aと電極体23の外面23Bとに当接するスペーサ27と、を備え、筒状部13内における電極体23は、当該電極体23の軸A1が筒状部13の軸A2と異なる位置に配されている。
本実施形態によれば、電極体23の外径B1が電池ケース11の内径B2よりも小さいため、例えば電池ケース11の内径B2と同じ大きさの外径を有する電極体を使用する場合と比較して電極の使用量を減らすことができる。また、スペーサ27は、電極体23の外面23Bと電池ケース11の内面13Aとに当接するため、電池ケース11内における電極体23のガタつきを抑えることができる。
よって、電池ケース11内における電極体23のガタつきを抑えつつ電極の使用量を減らすことが可能となる。
また、筒状部13内における電極体23は、当該電極体23の軸A1が筒状部13の軸A2と異なる位置に配されているため、電池ケース11内における筒状部13の軸A2に近い側にスペーサ27を配置でき、スペーサ27の配置の自由度を高めることが可能になる。
さらに、電極体23が円筒形に巻回されるものでは、電極体23の材料を減らすために電極体23の軸A1の方向の長さを短くすると、電極の切断する幅を変更する必要があり、製造工程または装置の変更が必要になるという課題がある。本実施形態によれば、電極体23における筒状部13の軸A1の方向について長さを変えなくてもよいため、製造コストを低減することが可能になる。
また、電極体23における筒状部13の内面13Aと対向する外面23B(対向面)は、筒状部13の内面13Aに当接している。
このようにすれば、電極体23の少なくとも一方側を筒状部13で支持することができるため、電池ケース11内における電極体23のガタつきを抑制することができる。
さらに、電池ケース11は、導電性を有し、電極体23の外面23Bの少なくとも一部には負極板26が配され、外面の負極板26が筒状部13の内面13Aに当接している。
このようにすれば、電極体23の負極板26と負極端子として用いられる電池ケース11とを電気的に接続することができる。
また、電極体23の軸A1の方向における長さは、当該軸A1の方向に沿う方向における収容空間Sの全長に亘る長さとされており、スペーサ27は、電極体23の軸A1の方向の全長に亘る長さとされている。
このようにすれば、電池ケース11内における電極体23のガタつきを、より確実に防止することが可能になる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図5を参照して説明する。
実施形態1の電池10では、スペーサ27は、角筒状であったが、実施形態2の電池31では、図5に示すように、スペーサ29を円筒形状としたものである。他の構成は実施形態1と同一であり、実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
スペーサ29は、内周及び外周が真円形の円筒形状とされており、電極体23の外面23Bと筒状部13の内面13Aとの間に配されることで、筒状部13内の電極体23の軸A1と交差する方向について、電極体23の位置を固定する。
スペーサ29の上下方向の長さは、実施形態1と同様に、収容空間Sの上下方向のほぼ全長に亘る長さとされており、スペーサ29の上端と電池ケース11の縮径部12との間には隙間が形成され、スペーサ29の下端は、閉塞部14に当接している。
スペーサ29の外周面は、電極体23の外周面23Bに線状に当接する第1当接部30Aを有するとともに、スペーサ20の中心軸C1に対して第1当接部30Aと対称な位置に筒状部13の内面13Aと当接する第2当接部30Bを有する。
スペーサ29の材料は、実施形態1と同様とされている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)スペーサの材料は、上記実施形態の材料に限られず、種々の材料を使用することができる。例えば、ステンレス等の金属や導電性樹脂を用いることも可能である。
(2)上記実施形態では、電極体23の外面23Bは、筒状部13の内面13Aに当接していたが、電極体13の外面23Bが筒状部13の内面13Aに当接していなくてもよく、少なくとも電極体23の軸A1が筒状部13の軸A2と異なる位置に配されていればよい。この場合、筒状部13内における電極体23の位置決めのために、スペーサの数を増やすことも可能である。例えば、電極体23の外面23Bと筒状部13の内面13Aとの間に複数のスペーサを設け、複数のスペーサで軸A2と交差する方向について複数の方向から電極体23を筒状部13内で位置決めするようにしてもよい。
また、この場合、例えば、スペーサが導電性を有していれば、電極体23が筒状部13に当接していなくても、スペーサを介して電極体23と筒状部13を電気的に接続することができる。
(3)上記実施形態では、電極体23の外径は、一定であるため、電極体23の長さの全体に筒状部13の内径B2よりも外径の小さい径小部23Aが形成されることとしたが、軸方向の位置に応じて電極体23の外径を変えることで、電極体23における軸方向の一部に径小部が形成されるようにしてもよい。例えば、電極体に、筒状部13の内径とほぼ同じ外径の径大部と、この径大部よりも外径が小さい径小部を軸方向の異なる位置に設けるようにしてもよい。
(4)スペーサ27,29の形状は、上記実施形態の正方形の角筒状や、円筒形状に限られず、他の形状とすることができる。例えば、長方形の角筒状や、楕円や長円形の筒状とすることもできる。また、筒状に限られず、内部の空間が充填されている(満たされている)ものでもよい。 内部の空間を充填する場合には、充填する部材は、スペーサ27,29と同一材料でも異なる材料でもよい。なお、スペーサの内部に空間を形成する方がスペーサの材料を少なくできるため好適である。
(5)上記実施形態では、電極体23の外面の全体に負極板26が配されていたが、これに限られない。例えば、電極体23の外面の一部に負極板が配され、この外面の負極板が筒状部13の内面13Aに当接するものでもよい。
10,31:電池 11:電池ケース 12:電池ケース本体 12A:開口部 13:筒状部 23:電極体 23A:径小部 24:正極板 25:セパレータ 26:負極板 27,29:スペーサ S:収容空間 A1:電極体の軸 A2:筒状部の軸 B1:電極体の外径 B2:筒状部の内径

Claims (2)

  1. 筒状部を備えた電池ケースと、
    正極板、負極板、及び、それらの間に配されるセパレータを有し、外径が前記筒状部の内径よりも小さい径小部を有する円筒形電極体と、
    前記筒状部と前記円筒形電極体との間に配され、前記筒状部の内面と前記円筒形電極体の外周面とに当接され、前記筒状部内における前記円筒形電極体について当該円筒形電極体の軸に対して交差する方向の位置を固定するスペーサと、を備え、
    前記筒状部内における前記円筒形電極体は、当該円筒形電極体の軸が前記筒状部の軸と異なる位置に配されており、
    前記スペーサの外面は、円筒形状の前記円筒形電極体の外周面に当接している、電池。
  2. 前記正極板が、水酸化ニッケルを活物質とし、前記負極板が、水素吸蔵合金を活物質とする請求項1に記載の電池。
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