JP2017026019A5 - - Google Patents
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Description
エンジン110は、燃料の燃焼によって回転駆動力を発生させる原動機である。具体的には、エンジン110は、筒状に形成されたシリンダ(図示せず)内に燃料と空気とからなる混合気を導入するとともに、この混合気を点火プラグ(図示せず)によって点火して爆発させることによりピストン(図示せず)をシリンダ内で往復運動させてピストンに連結されるクランクシャフト(図示せず)に回転駆動力を発生させる所謂レシプロエンジンである。クランクシャフトの回転駆動力は、クランクシャフトの端部に取り付けられたプライマリードライブギアを介して動力伝達装置200におけるクラッチ210に伝達される。
リターンスプリング225aは、シフトドラム224を中立位置に戻すためのコイルスプリングである。また、クランクケース111の外部に突出したシフトシャフト225の先端部側には、シャフト嵌合スリーブ231aに嵌合するスプラインが形成されているとともに、更にその先端部が細く形成されてセンサ取付部225bが形成されている。センサ取付部225bは、角度センサ237を取り付ける部分でありマイナスドライバーの先端部のような板状に形成されている。
シャフト嵌合スリーブ231aは、図4に示すように、クランクケース111から突出したシフトシャフト225の端部が嵌合する部品であり、鋼材を筒状に形成して構成されている。この場合、シャフト嵌合スリーブ231aの内周面にはクランクケース111の外部に突出したシフトシャフト225の先端部に嵌合するスプラインが形成されているとともに、外周面には間接出力歯車231bに嵌合するスプラインが形成されている。このシャフト嵌合スリーブ231aは、ユニットケース234内に回転自在な状態で支持されている。
間接出力歯車231bは、シフトアクチュエータ233からの回転駆動力を受けて所定の角度範囲で回転駆動する鋼製の部品であり、筒体の外表面の一部から扇状の歯車が張り出して構成されている。この場合、間接出力歯車231bにおける扇状の歯車の周方向の形成長さは、シフトドラム224の右回りおよび左回りの各回転駆動の範囲に対応する長さに形成されている。この間接出力歯車231bは、前記筒体の内周面にスプラインが形成されており、シャフト嵌合スリーブ231aの外周面が嵌合している。すなわち、間接出力歯車231bは、シャフト嵌合スリーブ231aと一体的に回転駆動する状態でシャフト嵌合スリーブ231aに保持されている。そして、この間接出力歯車231bは、動力伝達機構232が噛み合っている。なお、間接出力歯車231bは、筒体の外表面の全周に歯車が形成された平歯車などであってもよい。
動力伝達機構232は、シフトアクチュエータ233の回転駆動力を減速しつつ回転駆動体231に伝達する部品である。本実施形態においては、動力伝達機構232は、互いに噛合う2つの歯車によって構成されている。これらの2つの歯車で構成された動力伝達機構232は、ユニットケース234内において回転駆動体231およびシフトアクチュエータ233の回転駆動軸233aにそれぞれ噛み合った状態で回転自在にそれぞれ支持されている。
ここで、シフトドラム駆動ユニット230の組付け作業について説明する。シフトドラム駆動ユニット230の組付け作業を行う作業者は、まず、シャフト嵌合スリーブ231a,間接出力歯車231b、動力伝達機構232、シフトアクチュエータ233、内側ケース235および外側ケース236をそれぞれ用意する。次に、作業者は、シャフト嵌合スリーブ231aの外周面上に間接出力歯車231bを嵌合させて回転駆動体231を製作する。
また、この場合、作業者は、シフトシャフト225の先端部をユニットケース234の挿込口235aを介してシャフト嵌合スリーブ231a内に挿し込みながらユニットケース234をクランクケース111に取り付ける。すなわち、2つの取付ボルト239a,239bは、ユニットケース234をクランクケース111に取り付ける部品であり、本発明に係る取付手段に相当する。
このトランスミッション220における変速段の変更処理においては、TCUは現状の変速段に対する目的とする変速段に応じてシフトアクチュエータ233を所定量だけ正転または逆転させる。これにより、シフトドラム駆動ユニット230は、動力伝達機構232を介して回転駆動体231が回転駆動してシフトシャフト225を回転駆動させる。この結果、トランスミッション220は、シフトシャフト225の回転駆動によってシフトドラム224が回転駆動してギア列222の組替えが実行されて変速段の変更が行なわれる。この場合、TCUは、角度センサ224b,237からの検出信号を用いてシフトドラム224およびシフトシャフト225の回転角度を検出しながらシフトアクチュエータ233の回転駆動量を制御する。
また、上記実施形態においては、シフトドラム駆動ユニット230は、内側ケース235の一部(挿込口235aの周辺)のみクランクケース111に宛がって残余の部分をクランクケース111から張り出した状態でクランクケース111に取り付けた。すなわち、本発明に係るシフトドラム駆動ユニット230は、シフトアクチュエータ233、回転駆動体231、動力伝達機構232をそれぞれユニットケース234のみで保持しているため、クランクケース111を従来のクランクケースに対してコンパクトに構成することができる。これにより、シフトドラム駆動ユニット230は、エンジン110や動力伝達装置200を構成する部品の配置の自由度を高めることができる。また、クランクケース111を製作する際の加工工数および加工精度を低減して製作を容易にすることができる。
また、上記実施形態においては、シフトドラム駆動ユニット230は、クランクケース111に対してガスケット240を介して取り付けた。しかし、シフトドラム駆動ユニット230は、クランクケース111に対してゴム材などの弾性体を介して取り付けることによりクランクケース111からの振動の影響をより小さくすることができる。
また、上記実施形態においては、シフトドラム駆動ユニット230は、取付ボルト239a,239bによってクランクケース111に取り付けられる。すなわち、取付ボルト239a,239bが本発明に係る取付手段に相当する。しかし、取付手段は、ユニットケース234をクランクケース111に取り付けることができるものであればよい。したがって、取付手段は、ユニットケース234をクランクケース111に固着させる溶接であってもよい。
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