JP2017025673A - コンクリート構造物の接合構造及び接合方法 - Google Patents

コンクリート構造物の接合構造及び接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施工の手間を低減することができるコンクリート構造物の接合構造及び接合方法を提供する。【解決手段】コンクリート構造物の接合構造では、コンクリート構造物には、連設方向に沿って延在する横鉄筋13が埋設され、連設方向に互いに接合される一方のコンクリート構造物は、他方のコンクリート構造物に接合される接合面5aを有した接合部5を備え、他方のコンクリート構造物は、一方のコンクリート構造物に接合される接合面7aを有した接合部7を備え、接合部5では、横鉄筋13の端部13aが他方のコンクリート構造物側に接合面5aから突出し、接合部7では、横鉄筋13の端部13bが、接合面7aまで、又は、接合面7aよりも手前の位置まで延在し、接合面5aにおける横鉄筋13の端部13aと接合面7aにおける横鉄筋13の端部13bとは、連設方向において所定距離重複している。【選択図】図4

Description

本発明は、コンクリート構造物の接合構造及び接合方法に関する。
従来、予め工場で製作され施工現場において接合されるプレキャスト型枠やプレキャスト部材といったコンクリート構造物が知られている。例えば、特許文献1には、互いに対向配置されるプレキャストコンクリート製の型枠本体を有するコンクリート構造物が記載されている。このコンクリート構造物では、型枠本体に主鉄筋が埋設されている。また、対向配置される型枠本体間には、せん断補強筋が配筋され、コンクリートが打設される。
特開平7−80822号公報
一般に、このような従来の技術では、複数のピースに分割されたコンクリート構造物が互いに接合されることによって、より大きなコンクリート構造物が構築される。例えば、コンクリート構造物が上下に数段、左右に数列連続して接合されることによって、擁壁、竪壁、壁高欄等の構造物が構築される。この場合、隣接するコンクリート構造物に埋設された主筋(縦鉄筋及び横鉄筋)が互いに接合される。
そのため、複数のコンクリート構造物を所定の位置に設置したうえで、隣接するコンクリート構造物に埋設された主筋を互いに接合する必要があり、施工に手間が掛かっていた。また、例えばコンクリート構造物内に主筋が埋設されていない場合(例えばプレキャスト型枠の一形態)、対向配置されるコンクリート構造物間に別途主筋を配設する必要があった。
本発明は、施工の手間を低減することができるコンクリート構造物の接合構造及び接合方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態は、互いに接合された複数のコンクリート構造物の接合構造であって、
コンクリート構造物には、連設方向に沿って延在する主筋が埋設され、連設方向に互いに接合される一方のコンクリート構造物は、他方のコンクリート構造物に接合される第1の接合面を有した第1の接合部を備え、他方のコンクリート構造物は、一方のコンクリート構造物に接合される第2の接合面を有した第2の接合部を備え、第1の接合部では、主筋の端部が他方のコンクリート構造物側に第1の接合面から突出し、第2の接合部では、主筋の端部が、第2の接合面まで、又は、第2の接合面よりも手前の位置まで延在し、第1の接合面における主筋の端部と第2の接合面における主筋の端部とは、連設方向において所定距離重複している。
このようなコンクリート構造物の接合構造によれば、予めコンクリート構造物に主筋が埋設されているため、コンクリート構造物を設置した後に別途主筋を配設する必要がない。そして、一方のコンクリート構造物における第1の接合面と他方のコンクリート構造物における第2の接合面とが互いに接合された状態で、それぞれの主筋の端部同士が連設方向において所定距離重複している。これにより、主筋の端部同士が、いわゆる重ね継手を構成することになるので、別途主筋同士を接合する必要がない。したがって、施工の手間を低減することができる。
また、第1の接合面における主筋の端部と第2の接合面における主筋の端部とは、連設方向に直交する方向において主筋の径以下の距離で互いに隣接して配置されている構成でもよい。この場合、主筋同士が近接又は接触されることにより、主筋同士の重複部分が重ね継手として有効に機能する。
また、コンクリート構造物には、一対の主筋が埋設されており、一対の主筋は連設方向に直交する方向に互いに対向して配置されている構成でもよい。この構成によれば、コンクリート構造物をプレキャスト部材として用いることができる。
また、コンクリート構造物は、連設方向に直交する方向に離間して対になるように配置されており、当該離間して配置されたコンクリート構造物間にコンクリート又はモルタルが充填されている構成でもよい。この構成によれば、コンクリート構造物をプレキャスト型枠として用いることができる。
また、コンクリート構造物には、連設方向と直交する方向に突出するせん断補強鉄筋が形成されており、せん断補強鉄筋は、離間して配置されたコンクリート構造物間に配置されている構成でもよい。この構成によれば、コンクリート構造物を設置した後に、別途せん断補強鉄筋を配設する必要がない。
また、せん断補強鉄筋では、離間して配置される一方側のコンクリート構造物から突出するせん断補強鉄筋と他方側のコンクリート構造物から突出するせん断補強鉄筋とが、連設方向にせん断補強鉄筋の径以下の距離で互いに隣接して配置されている構成でもよい。この場合、近接又は接触されているせん断補強鉄筋同士が重ね継手として有効に機能する。
また、本発明によるコンクリート構造物の接合方法は、連設方向に沿って延在する主筋と、連設方向に形成された第1の接合面から突出する主筋の端部と、を備える一方のコンクリート構造物と、連設方向に沿って延在する主筋と、連設方向に形成された第2の接合面まで、又は、当該第2の接合面よりも手前の位置まで延在する主筋の端部と、を備える他方のコンクリート構造物とを互いに接合する接合方法であって、一方のコンクリート構造物及び他方のコンクリート構造物のいずれか一方が設置されている状態で、一方のコンクリート構造物及び他方のコンクリート構造物のいずれか他方を上方から下方に垂直に移動させることによって、一方のコンクリート構造物と他方のコンクリート構造物との主筋の端部同士が、連設方向において所定距離重複するとともに、第1の接合面と第2の接合面とが互いに接合するように配置される工程を含む。
このようなコンクリート構造物の接合方法によれば、一方のコンクリート構造物及び他方のコンクリート構造物のいずれか他方を上方から下方に垂直に移動させることによって、一方のコンクリート構造物と他方のコンクリート構造物との接合面同士が互いに当接される。このとき、主筋の端部同士が連設方向に所定距離重複する。この状態では、主筋同士は、いわゆる重ね継手によって接合されることになるので、別途主筋同士を接合する必要がない。したがって、施工の手間を低減することができる。
また、工程において、一方のコンクリート構造物と他方のコンクリート構造物との端部同士が、連設方向に直交する方向において主筋の径以下の距離で互いに隣接して配置される構成でもよい。この場合、主筋同士が近接又は接触されることにより、主筋同士の重複部分が重ね継手として有効に機能する。
本発明のコンクリート構造物の接合構造及び接合方法によれば、施工の手間を低減することができる。
プレキャスト部材の組み立て工程を示す図である。 プレキャスト部材の水平方向の断面図である。 プレキャスト部材を連設方向に沿って垂直に切断した断面図である。 プレキャスト部材が接合されている状態を示す断面図である。 プレキャスト部材が接合されている状態を示す断面図である。 プレキャスト型枠の水平方向の断面図である。 プレキャスト型枠を連設方向に直交する方向に切断した断面図である。 プレキャスト型枠が接合されている状態を示す断面図の一例である。 プレキャスト型枠が上下に接合されている状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。本発明は、主筋が埋設されたコンクリート構造物に広く適用可能であるが、ここではプレキャスト部材及びプレキャスト型枠に適用した場合の例について説明する。なお、以下の説明において、「直交」とは厳密に直交する場合のみならず、例えば機能的又は作用的に直交とみなし得る程度に交差する場合を含む。また、「水平」及び「鉛直」についても、機能的又は作用的に水平及び鉛直とみなし得る場合を含む。
(第1実施形態)
図1は、コンクリート構造物としてのプレキャスト部材の組み立て工程を示す図である。図示例では、左右に4列連設されたプレキャスト部材1の3段目が組み上げられている工程が示されている。このように本実施形態では、プレキャスト部材1が上下に数段、左右に数列連続して接合されることによって、擁壁、竪壁、壁高欄等の鉄筋コンクリート構造物が構築される。以下、プレキャスト部材1の構造、及び、互いに接合された複数のプレキャスト部材1の接合構造C1について詳細に説明する。なお、以下の説明では、水平方向のうち、プレキャスト部材1が連設される方向を連設方向とし、この連設方向に直交する方向をプレキャスト部材1の幅方向とする。
図2は、プレキャスト部材1の水平方向の断面図である。また、図3は、プレキャスト部材1を連設方向に沿って垂直に切断した断面図である。なお、図3では、せん断補強鉄筋17が省略されている。図2、3に示されるように、プレキャスト部材1は、略直方体形状の部材本体3と、部材本体3に埋設された主筋11及びせん断補強鉄筋17とを有している。
部材本体3は、コンクリートによって形成されており、連設方向の一方の端部に接合面(第1の接合面)5aを有した接合部(第1の接合部)5が形成され、他方の端部に接合面(第2の接合面)7aを有した接合部(第2の接合部)7が形成されている。一方の接合部5では、端面が連設方向に直交する平面となっており、これによって接合面5aが形成されている。また、他方の接合部7では、幅方向の両端のみに接合面7aが形成されている。図示例の接合部7は、部材本体3から連設方向に突出する一対の接合片9を有している。接合片9は、部材本体3の幅方向の両端3aからそれぞれ内側に所定の厚みを有している。また、接合片9は、部材本体3の上端から下端まで延在している。これにより、接合片9同士は幅方向に離間して配置されることになり、接合片9同士の間に所定の空間SPが形成される。この空間SPは、部材本体3の上端から下端まで連続しており、連設方向の他方側、上方及び下方に対して開放されている。また、接合片9の連設方向の端面によって接合面7aが形成されている。なお、接合片9はコンクリートによって部材本体3と一体的に形成されている。
主筋11は、プレキャスト部材1の幅方向の両端側において互いに対向するように一対設けられている。この主筋11は、連設方向に沿って水平に延在する横鉄筋13と、横鉄筋13に直交して鉛直方向に延在する縦鉄筋15とを有している。横鉄筋13は、鉛直方向に所定の間隔で複数配置されている。一方の接合部5では、横鉄筋13の端部13aが接合面5aから突出している。図示例における横鉄筋13の端部13aは、半円形のループ形状であり、上下に隣接する2本の横鉄筋13から延在している。横鉄筋13における接合面5aから突出している部分の連設方向の長さL1は、プレキャスト部材1の他端に形成された接合片9の連設方向の長さL2と略同じになっている。
また、他方の接合部7では、横鉄筋13の端部13bが、接合面7aまで延在している。この端部13bも一方側と同様に半円形のループ形状であり、上下に隣接する2本の横鉄筋13から延在している。横鉄筋13の他方側の端部13bは、部材本体3及び接合片9から露出しており、接合片9の内側面9aに接している。すなわち、接合片9は、部材本体3におけるかぶりコンクリートとなる。横鉄筋13は、他方側の端部13bから一方側の端部13aにかけてプレキャスト部材1の幅方向内側に向かって傾くように配置されている。これにより、幅方向に離間して設けられる一対の横鉄筋13における一方側の端部13a同士の幅方向の間隔D1は、他方側の端部13b同士の間隔D2に比べて横鉄筋13の鉄筋径の約2〜3倍小さく設定される。
縦鉄筋15は、横鉄筋13に当接して、横鉄筋13に対してプレキャスト部材1の幅方向の内側に配置されている。本実施形態では、縦鉄筋15は、横鉄筋13のうち、部材本体3に埋設された部分と、部材本体3の連設方向の一方側に突出した部分とに当接して配置されている。横鉄筋13と縦鉄筋15とは、例えば鉄線(番線)等によって互いに固定されている。縦鉄筋15の下端15aは、部材本体3よりも下方に延在している。また、部材本体3に埋設された縦鉄筋15の上端15bは、部材本体3の上部に埋設された筒状のシース6内に配置されている。縦鉄筋15を重ね継手で接続する場合は、下端15aから上端15bにかけて連設方向一方側に向かって傾くように配置されている。これにより、縦鉄筋15の上端15bは、下端15aに比べて鉄筋径の分だけ連設方向に沿ってずれている。
せん断補強鉄筋17は、一対の主筋11間において連設方向と直交する方向に水平に配置されており、横鉄筋13に対して連結されている。すなわち、せん断補強鉄筋17は、幅方向の一方側に配置された横鉄筋13と他方側に配置された横鉄筋13との両方に接続されることによって、これら横鉄筋13同士を連結している。図示例では、せん断補強鉄筋17は、横鉄筋13における部材本体3に埋設され部分のみに連結されており、横鉄筋13の連設方向における両側の端部13a,13bには設けられていない。
図4は、互いに接合されている状態の2つのプレキャスト部材1を示す水平方向の断面図である。図5は、互いに接合されている状態の2つのプレキャスト部材1を連設方向に沿って垂直に切断した断面図である。図4に示されるように、左右に接合された2つのプレキャスト部材1では、一方のプレキャスト部材1における連設方向の他方側の接合部7と、他方のプレキャスト部材1における連設方向の一方側の接合部5とが接合された接合構造C1を形成している。この接合構造C1では、接合部5の接合面5aと接合部7の接合面7aとが互いに当接されている。この状態では、接合部7における一対の接合片9間に形成された空間SP内に、接合部5から突出した主筋11の端部(端部13aとこれに連結された縦鉄筋15)が配置される。また、接合構造C1では、一方のプレキャスト部材1における横鉄筋13の端部13bと、他方のプレキャスト部材1における横鉄筋の端部13aとが連設方向において互いに重複して延在している。すなわち、この重複する部分では連設方向に直交するいずれかの方向(本実施形態では水平方向)に端部13aと端部13bとが隣接して配置されている。そして、この隣接する端部13a,13bによって重ね継手が形成されている。本実施形態では、一方の横鉄筋13の端部13bと他方の横鉄筋の端部13aとの上下方向の位置が同じである(図5参照)。また、重ね継手が形成されている接合構造C1では、横鉄筋13の端部13aと横鉄筋の端部13bの端部とが、水平方向に鉄筋径の分だけずれている(図4参照)。接合構造C1における一対の接合片9間に形成された空間SP内には、モルタル、コンクリート(間詰めコンクリート)等の充填材8が充填されている。
また、図5に示されるように、上下方向に接合されるプレキャスト部材1では、互いの左右方向(連設方向)の位置が揃うように、下側のプレキャスト部材1に上側のプレキャスト部材1が載置される。この状態では、上側のプレキャスト部材1における縦鉄筋15の下端15aが、下側のプレキャスト部材1の上部に埋設されたシース6内に納まっている。シース6内では、縦鉄筋15同士が上下方向に所定距離だけ重複している。なお、シース6内には、例えばモルタルが充填されている。
上記のプレキャスト部材の接合構造を形成する接合方法について、図1のように既設のプレキャスト部材1の上に別のプレキャスト部材1を配置する場合を例として説明する。図示例では、水平方向の一方側に配置されたプレキャスト部材1Aと下段に配置されたプレキャスト部材1Bとに対して新たなプレキャスト部材1Cが接合されている。
接合の工程では、まず、新たなプレキャスト部材1Cが既設のプレキャスト部材1上の所定の位置に鉛直に吊り込まれる。本実施形態では、下段に配置されたプレキャスト部材1Bに対して左右方向の位置が揃うように、下段のプレキャスト部材1Bの上方に吊り上げられたプレキャスト部材1Cが下方に垂直に移動される。このとき、下段のプレキャスト部材1Bにおけるシース6内には予めモルタルが充填されている。そのため、新たなプレキャスト部材1Cが下段のプレキャスト部材1B上に配置されると、図5に示されるように、上側のプレキャスト部材1Cにおける縦鉄筋15の下端15aが、下側のプレキャスト部材1Bにおけるシース6内のモルタルに挿入される。
また、この状態では、図4及び5に示されるように、水平方向の一方側に配置されたプレキャスト部材1Aの接合面7aと、新たに配置されたプレキャスト部材1Cの接合面5aとが当接されている。また、水平方向の一方側に配置されたプレキャスト部材1Aの他方側の接合部7に露出した横鉄筋13の端部13bと、新たに配置されたプレキャスト部材1Cから突出した横鉄筋13の端部13aとが、連設方向において互いに重複して重ね継手を構成している。プレキャスト部材1Cにおける横鉄筋13の端部13aとプレキャスト部材1Aにおける横鉄筋13の端部13bとは、連設方向に直交する水平方向において横鉄筋13の径以下の距離で互いに隣接して配置される。
続いて、連設方向に隣接するプレキャスト部材1A,1C同士の仮接合及び転倒防止の措置を講じ、一対の接合片9間に形成された空間SP内に、モルタル、コンクリート等の充填材8を打設する。打設された充填材8の強度が発現した後に仮接合及び転倒防止の措置が解除されることによって、複数のプレキャスト部材1が接合された鉄筋コンクリート構造物が構築される。
以上説明したコンクリート構造物としてのプレキャスト部材1の接合構造C1によれば、予めプレキャスト部材1に主筋11が埋設されているため、プレキャスト部材1を設置した後に別途主筋11を配設する必要がない。そして、プレキャスト部材1Cを上方から下方に垂直に移動させるという比較的単純な動作によって、プレキャスト部材1Cとプレキャスト部材1Aとの接合面5a,7a同士を互いに当接させることができる。プレキャスト部材1Cとプレキャスト部材1Aとの接合面5a,7a同士が互いに当接された状態で、横鉄筋13の端部13a,13b同士が連設方向に重複している。これにより、横鉄筋13同士は、いわゆる重ね継手によって接合されることになり、別途横鉄筋13同士を接合する必要がない。したがって、施工の手間を低減することができる。
また、本実施形態では、一方のプレキャスト部材1Cにおける横鉄筋13の端部13aと他方のプレキャスト部材1Aにおける横鉄筋13の端部13bとは、連設方向に直交する方向において横鉄筋13の径以下の距離で互いに隣接して配置されている構成となっている。この場合、横鉄筋13同士が近接又は接触されていることにより、端部13a,13bの横鉄筋13同士の重複した部分が重ね継手として有効に機能する。
(第2実施形態)
本実施形態のコンクリート構造物は、プレキャスト型枠101である。このプレキャスト型枠101では、離間して対向配置されたプレキャスト型枠101間にコンクリート等が打設されることによって、擁壁、竪壁、壁高欄等の鉄筋コンクリート構造物が構築される。以下、プレキャスト型枠101の構造、及び、互いに接合された複数のプレキャスト型枠101の接合構造C2について、主として第1実施形態と相違する点について説明し、同一の要素や部材については同一の符号を付して詳しい説明は省略する。なお、以下の説明では、水平方向のうち、プレキャスト型枠101が連設される方向を連設方向とし、この連設方向に直交する方向をプレキャスト型枠101の幅方向とする。また、対向配置されるプレキャスト型枠101同士の対向する側を内側とし、内側の反対側を外側とする。
図6は、プレキャスト型枠101の水平方向の断面図である。また、図7は、プレキャスト型枠101を連設方向に直交する方向に切断した断面図である。図6、7に示されるように、プレキャスト型枠101は、略直方体形状の型枠本体103と、型枠本体103に埋設された主筋111及びせん断補強鉄筋117とを有している。
型枠本体103は、コンクリートによって形成されており、連設方向の一方の端部に接合面(第1の接合面)105aを有した接合部(第1の接合部)105が形成され、他方の端部に接合面(第2の接合面)107aを有した接合部(第2の接合部)107が形成されている。一方の接合部105では、端面が連設方向に直交する平面となっており、これによって接合面105aが形成されている。また、他方の接合部107では、幅方向の外側のみに接合面107aが形成されている。図示例の接合部107は、型枠本体103から連設方向に突出する接合片109を有している。接合片109は、型枠本体103の幅方向外側の端部103aから内側に所定の厚みを有している。また、接合片109は、型枠本体103の上端から下端まで延在している。また、接合片109の連設方向の端面によって接合面107aが形成されている。なお、接合片109はコンクリートによって型枠本体103と一体的に形成されている。
主筋111は、型枠本体103内に埋設されており、連設方向に沿って水平に延在する横鉄筋113と、横鉄筋113に直交して略鉛直方向に延在する縦鉄筋115とを有している。横鉄筋113は、鉛直方向に所定の間隔で複数配置されている。一方の接合部105では、横鉄筋113の端部113aが接合面105aから突出している。横鉄筋113の端部113aは、第1実施形態(例えば図3参照)と同様に、半円形のループ形状であり、上下に隣接する2本の横鉄筋113から延在している。横鉄筋113における接合面105aから突出している部分の連設方向の長さL3は、接合片109の連設方向の長さL4と略同じになっている。
また、他方の接合部107では、横鉄筋113の端部113bが、接合面107aまで延在している。この端部113bも一方側と同様に半円形のループ形状であり、上下に隣接する2本の横鉄筋113から延在している。横鉄筋113の他方側の端部113bは、型枠本体103及び接合片109から露出しており、接合片109の内側面109aに接している。すなわち、接合片109は、型枠本体103におけるかぶりコンクリートの延長となっている。横鉄筋113は、他方側の端部113bから一方側の端部113aにかけてプレキャスト型枠101の幅方向内側に向かって傾くように配置されている。これにより、横鉄筋113における一方側の端部113aは、他方側の端部113bに比べてプレキャスト型枠の幅方向内側に鉄筋径の分だけずれている。
縦鉄筋115は、横鉄筋113に当接して、横鉄筋113よりも幅方向の内側に配置されている。本実施形態では、縦鉄筋115は、横鉄筋113のうち、型枠本体103に埋設された部分と、型枠本体103の連設方向の一方側に突出した端部113aとに当接して配置されている。横鉄筋113と縦鉄筋115とは、例えば鉄線(番線)等によって互いに固定されている。縦鉄筋115の下端側115aは、型枠本体103よりも下方に延在している。また、型枠本体103に埋設された縦鉄筋115の上端115bは、第1実施形態と同様に、型枠本体103の上部に埋設された筒状のシース6内に配置されている。
せん断補強鉄筋117は、横鉄筋113に連結されており、型枠本体103の内側面103bから連設方向に直交する方向に水平に突出している。せん断補強鉄筋117における内側面103bから突出している部分の長さは、離間して対向配置される一対のプレキャスト型枠101間の間隔と略同じとなるように設計されている。図示例におけるせん断補強鉄筋117は、上下に隣接する2本の横鉄筋113に接合されたループ形状をなしており、内側面103bから突出した先端は半円形状となっている。また、せん断補強鉄筋117は、上下方向及び連設方向において所定の間隔で複数配置されている。図示例では、せん断補強鉄筋117は、横鉄筋113における型枠本体103に埋設された部分のみに連結されており、横鉄筋113の連設方向における両側の端部113a,113bには設けられていない。
図8は、互いに接合されている状態のプレキャスト型枠101を示す水平方向の断面図である。図9は、互いに接合されている状態のプレキャスト型枠101を連設方向と直交する方向に切断した鉛直方向の断面図である。図8に示されるように、本実施形態では、複数のプレキャスト型枠101が連設方向に互いに接合されている。また、このように接合された複数のプレキャスト型枠101は、同様に接合された複数のプレキャスト型枠101と対になるように連設方向に直交する方向に離間して対向配置される。
連設方向に接合された二つのプレキャスト型枠101では、一方のプレキャスト型枠101における接合部107と、他方のプレキャスト型枠101における接合部105とが接合されて、接合構造C2を形成している。この接合構造C2では、接合部105の接合面105aと接合部107の接合面107aとが互いに当接されている。この状態では、一方のプレキャスト型枠101における横鉄筋113の端部113bと、他方のプレキャスト型枠101における横鉄筋113の端部113aとが連設方向において互いに重複して延在している。すなわち、この重複する部分では連設方向に直交する方向に端部113aと端部113bとが隣接して配置されている。そして、端部113a,113bによって重ね継手が形成されている。また、第1実施形態と同様に、端部113aと端部116bとでは、上下方向の位置が同じであり、端部113aは端部113bに対して幅方向に鉄筋径の分だけずれている。幅方向に対向配置されたプレキャスト型枠101間には、充填材8が充填されている。
図8、図9に示されるように、幅方向に離間して対向配置されたプレキャスト型枠101同士では、せん断補強鉄筋117が対向するプレキャスト型枠101の内側面103b側に突出している。幅方向の一方側のプレキャスト型枠101から突出したせん断補強鉄筋117と、他方側のプレキャスト型枠101から突出したせん断補強鉄筋117とは、連設方向に若干のずれ(例えば鉄筋径と同程度のずれ)を有して配置されている。これにより、せん断補強鉄筋117同士は、連設方向において重なり合うように配置されている。なお、プレキャスト型枠101(縦鉄筋115)の上下方向の接合に関しては、第1実施形態におけるプレキャスト部材1(縦鉄筋15)の接合と同様であるため、その説明を省略する。
上記のプレキャスト型枠101の接合構造C2を形成する接合方法は、第1実施形態におけるプレキャスト部材1の接合方法と略同じであるが、幅方向に対向するようにプレキャスト型枠101を配置する点で相違している。すなわち、接合の工程では、まず、第1実施形態と同様に、新たなプレキャスト型枠101が既設のプレキャスト型枠101上の所定の位置に鉛直に吊り込まれる。この状態では、図8に示されるように、連設方向の一方側に配置されたプレキャスト型枠101Aの接合面107aと、新たに配置されたプレキャスト型枠101Cの接合面105aとが当接されている。また、プレキャスト型枠101Aの接合部107に露出した横鉄筋113の端部113bと、新たに配置されたプレキャスト型枠101Cから突出した横鉄筋113の端部113aとが、連設方向において互いに重複して重ね継手を構成している。プレキャスト型枠101Cにおける横鉄筋113の端部113aとプレキャスト型枠101Aにおける横鉄筋113の端部113bとは、連設方向に直交する水平方向において横鉄筋113の径以下の距離で互いに隣接して配置される。
そして、本実施形態では、配置されたプレキャスト型枠101の幅方向に離間して対向するように、別途、複数のプレキャスト型枠101が接合されるように配置される。対向するプレキャスト型枠101同士では、互いのせん断補強鉄筋117が連設方向にずれて接触しない位置関係になっている。そのため、プレキャスト型枠101を鉛直方向の上方から下方に移動させることによって、所定の位置に配置することができる。これにより、連設方向に接合された複数のプレキャスト型枠101が幅方向に離間して対向配置される。
続いて、プレキャスト型枠101同士の仮接合及び転倒防止の措置を講じ、幅方向に対向配置されたプレキャスト型枠101間に、充填材8を打設する。打設された充填材8の強度が発現した後に仮接合及び転倒防止の措置が解除されることによって、複数のプレキャスト型枠101が接合された鉄筋コンクリート構造物が構築される。
以上のようなプレキャスト型枠101では、連設方向と直交する方向に突出するせん断補強鉄筋117が形成されている。そして、せん断補強鉄筋117は、離間して配置されたプレキャスト型枠101間に配置されている。この構成によれば、プレキャスト型枠101を設置した後に、別途せん断補強鉄筋を配設する必要がない。
また、離間して配置される一方側のプレキャスト型枠101から突出するせん断補強鉄筋117と他方側のプレキャスト型枠101から突出するせん断補強鉄筋117とが、連設方向にせん断補強鉄筋117の径以下の距離で互いに隣接して配置されている。この構成によれば、近接又は接触されているせん断補強鉄筋117同士が重ね継手として有効に機能する。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではない。例えば、横鉄筋13の端部13bが第2の接合面7aまで延在している例を示したが、これに限定されない。横鉄筋の端部は、隣接する他のコンクリート構造物における横鉄筋の端部と連設方向に所定距離重複し得る形態であればよく(例えば、第1実施形態では端部13aと端部13bとが重複している)、例えば、接合面よりも手前の位置まで延在する形態でもよい。
また、せん断補強鉄筋117が横鉄筋113における型枠本体103に埋設された部分のみに連結されている形態を示したが、これに限定されない。例えば、せん断補強鉄筋は、第1の接合部における第1の接合面から突出した横鉄筋の端部13a,113aにも連結されてよい。
また、横鉄筋13の端部113a,113b及びせん断補強鉄筋117の先端部が、半円形状のループ状に形成されている例を示したが、これに限定されない。横鉄筋の端部及びせん断補強鉄筋の先端部は、互いに重複する他の鉄筋と重ね継手を形成できればよく、例えば、先端が半円形状に湾曲した半円形フックや、先端に定着プレートが設けられたタイプでもよい。
また、せん断補強鉄筋としてループ状に加工したものを代表例として示したが、場所打ち部の空間が狭いなど、せん断補強鉄筋の重ね継手長が十分に取れない場合には、せん断補強鉄筋の端部を水平面においてL型に曲げ加工することも可能である。
また、プレキャスト型枠101のせん断補強鉄筋117が予め横鉄筋113に連結されている例を示したが、これに限定されない。例えば、プレキャスト型枠にアンカー部材のみ埋設されている形態でもよい。この場合、現場での設置作業よりも前の段階でアンカー部材に対してせん断補強鉄筋が接合される。
また、プレキャスト部材1の接合部7に一対の接合片9が形成されている例を示したが、これに限定されない。例えば、プレキャスト部材の連設方向の両端部にそれぞれ1つずつ接合片が形成される構成でもよい。このような構成であっても、一対のプレキャスト部材が接合された場合には、一方のプレキャスト部材の接合片と他方のプレキャスト部材の接合片とによって一対の接合片が形成される。
また、例えば、プレキャスト部材1Cにおける横鉄筋13の端部13aとプレキャスト部材1Aにおける横鉄筋13の端部13bとが、水平方向において互いに隣接して配置される例を示したが、これに限定されない。接合される一対のコンクリート構造物における一方のコンクリート構造物の横鉄筋と、他方のコンクリート構造物の横鉄筋とは、連設方向に所定距離重複していればよく、例えば、鉛直方向にずれて配置されてもよい。
また、図8では、幅方向に対向するプレキャスト型枠101同士が平面視において点対称となるように配置されているが、例えば、幅方向に対向するプレキャスト型枠同士が連設方向に沿った線を中心線として平面視において線対称となるように配置されてもよい。
1…プレキャスト部材(コンクリート構造物)、3…部材本体、5,105…第1の接合部、5a,105a…第1の接合面、6…シース、7,107…第2の接合部、7a,107a…第2の接合面、8…充填材(コンクリート)、9,109…接合片、11,111…主筋、13,113…横鉄筋(主筋)、13a,13b,113a,113b…端部、15,115…縦鉄筋(主筋)、15a…縦鉄筋の下端、101(101A,101C)…プレキャスト型枠(コンクリート構造物)、103…型枠本体、117…せん断補強鉄筋、C1,C2…接合構造、D1,D2…横鉄筋の幅方向の間隔、L1〜L4…横鉄筋の重ね長、SP…空間。

Claims (8)

  1. 互いに接合された複数のコンクリート構造物の接合構造であって、
    前記コンクリート構造物には、連設方向に沿って延在する主筋が埋設され、
    連設方向に互いに接合される一方のコンクリート構造物は、他方のコンクリート構造物に接合される第1の接合面を有した第1の接合部を備え、
    前記他方のコンクリート構造物は、前記一方のコンクリート構造物に接合される第2の接合面を有した第2の接合部を備え、
    前記第1の接合部では、前記主筋の端部が前記他方のコンクリート構造物側に前記第1の接合面から突出し、
    前記第2の接合部では、前記主筋の端部が、前記第2の接合面まで、又は、前記第2の接合面よりも手前の位置まで延在し、
    前記第1の接合面における前記主筋の前記端部と前記第2の接合面における前記主筋の前記端部とは、連設方向において所定距離重複している、コンクリート構造物の接合構造。
  2. 前記第1の接合面における前記主筋の前記端部と前記第2の接合面における前記主筋の前記端部とは、連設方向に直交する方向において前記主筋の径以下の距離で互いに隣接して配置されている、請求項1に記載のコンクリート構造物の接合構造。
  3. 前記コンクリート構造物には、一対の前記主筋が埋設されており、
    一対の前記主筋は連設方向に直交する方向に互いに対向して配置されている、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の接合構造。
  4. 前記コンクリート構造物は、連設方向に直交する方向に離間して対になるように配置されており、
    当該離間して配置された前記コンクリート構造物間にコンクリート又はモルタルが充填されている、請求項1に記載のコンクリート構造物の接合構造。
  5. 前記コンクリート構造物には、連設方向と直交する方向に突出するせん断補強鉄筋が形成されており、
    前記せん断補強鉄筋は、前記離間して配置された前記コンクリート構造物間に配置されている、請求項4に記載のコンクリート構造物の接合構造。
  6. 前記せん断補強鉄筋では、離間して配置される一方側の前記コンクリート構造物から突出するせん断補強鉄筋と他方側のコンクリート構造物から突出するせん断補強鉄筋とが、連設方向に前記せん断補強鉄筋の径以下の距離で互いに隣接して配置されている、請求項5に記載のコンクリート構造物の接合構造。
  7. 連設方向に沿って延在する主筋と、連設方向に形成された第1の接合面から突出する前記主筋の端部と、を備える一方のコンクリート構造物と、
    連設方向に沿って延在する主筋と、連設方向に形成された第2の接合面まで、又は、当該第2の接合面よりも手前の位置まで延在する前記主筋の端部と、を備える他方のコンクリート構造物とを互いに接合する接合方法であって、
    前記一方のコンクリート構造物及び前記他方のコンクリート構造物のいずれか一方が設置されている状態で、前記一方のコンクリート構造物及び前記他方のコンクリート構造物のいずれか他方を上方から下方に垂直に移動させることによって、前記一方のコンクリート構造物と前記他方のコンクリート構造物との前記主筋の前記端部同士が、連設方向において所定距離重複するとともに、前記第1の接合面と前記第2の接合面とが互いに接合するように配置される工程を含む、コンクリート構造物の接合方法。
  8. 前記工程において、前記一方のコンクリート構造物と前記他方のコンクリート構造物との前記端部同士が、連設方向に直交する方向において前記主筋の径以下の距離で互いに隣接して配置される、請求項7に記載のコンクリート構造物の接合方法。
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