JP6327649B2 - コンクリート部材接合構造と、コンクリート部材接合構造用のスパイラル筋 - Google Patents
コンクリート部材接合構造と、コンクリート部材接合構造用のスパイラル筋 Download PDFInfo
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図1は、本発明の第1実施形態に係る接合構造を示す。この接合構造は、第1コンクリート部材11と、第1鉄筋12と、第2コンクリート部材13と、第2鉄筋14と、スパイラル筋15と、グラウト材16とによって構成されている。
図5は、本発明の第2実施形態に係る接合構造を示す。この接合構造は、第1コンクリート部材11と第2コンクリート部材13の接合部分の両側に、図1に示した接合構造を配したものである。接合構造自体は図1及び図2に示したものと同じであるため、同一符号を用いてその説明を省略する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る接合構造を示す。この接合構造は、第1コンクリート部材21と、第1鉄筋22と、第2コンクリート部材23と、第2鉄筋24と、スパイラル筋25と、グラウト材26とによって構成されている。
(1)前記第1実施形態と前記第2実施形態では、スパイラル筋15の設計上の長さLとして、第1凹部11bの図1(A)及び図5の上下寸法と第2凹部13bの図1(A)及び図5の上下寸法との和と同じか、或いは、該和よりも僅かに短いものを示し、前記第3実施形態では、スパイラル筋25の設計上の長さLとして、第1凹部21bの図5の上下寸法と第2凹部23bの図5の上下寸法との和と同じか、或いは、該和よりも僅かに短いものを示したが、前記長さLは前記和よりも短くてもよい。この場合には、スパイラル筋15及び25の少なくとも一方に位置調整のためのリング状スペーサを一体又は別体で設けて、スパイラル筋15及び25の配置位置、即ち、スパイラル筋15及び25への第1鉄筋12及び22の端部12a及び22aと第2鉄筋14及び24の端部14a及び24aの挿入長さ(重ね長さ)を調整するようにするとよい。
Claims (6)
- コンクリート部材を相互接合するためのコンクリート部材接合構造であって、
(1)少なくとも第1接合面に開口を有する第1凹部が設けられ、前記第1凹部の内側に端部が突出するように第1鉄筋が埋設された第1コンクリート部材と、(2)少なくとも第2接合面に開口を有する第2凹部が設けられ、前記第2凹部の内側に端部が突出するように第2鉄筋が埋設された第2コンクリート部材と、(3)線径と外径と長さとピッチとによって態様が規定され、且つ、長さ方向両方から見た形状が環状であると共に、長さ方向の一端側に前記第1鉄筋の端部を挿入でき、且つ、長さ方向の他端側に前記第2鉄筋の端部を挿入できるように長さ方向に沿う少なくとも2本の添え筋が内側に取り付けられたスパイラル筋と、を備えており、
前記第1コンクリート部材と前記第2コンクリート部材は、前記第1接合面と前記第2接合面とが接触し、且つ、前記第1鉄筋の端部と前記第2鉄筋の端部とが向き合った状態にあり、
前記スパイラル筋は、前記長さ方向の一端側に前記第1鉄筋の端部が挿入され、且つ、前記長さ方向の他端側に前記第2鉄筋の端部が挿入された状態で、前記第1凹部の内側及び前記第2凹部の内側に配置されており、
前記スパイラル筋が配置された前記第1凹部の内側及び前記第2凹部の内側には、前記スパイラル筋の外側隙間及び内側隙間を埋めるようにグラウト材が充填されている、
コンクリート部材接合構造。 - 前記スパイラル筋の内側に取り付けられた前記少なくとも2本の添え筋は、前記スパイラル筋の内径中心を基準として等角度間隔で配置されている、
請求項1に記載のコンクリート部材接合構造。 - 前記第1凹部は前記第1接合面のみに開口を有する形状を成し、前記第2凹部は前記第2接合面のみに開口を有する形状を成しており、
前記第1コンクリート部材には該第1コンクリート部材の外面から前記第1凹部に至る第1注排口が設けられ、前記第2コンクリート部材には該第2コンクリート部材その外面から前記第2凹部に至る第2注排口が設けられている、
請求項1又は2に記載のコンクリート部材接合構造。 - 前記第1凹部は前記第1接合面の開口と前記第1コンクリート部材の外面の開口とを連続して有する形状を成し、前記第2凹部は前記第2接合面の開口と前記第2コンクリート部材の外面の開口とを連続して有する形状を成している、
請求項1又は2に記載のコンクリート部材接合構造。 - (1)少なくとも第1接合面に開口を有する第1凹部が設けられ、前記第1凹部の内側に端部が突出するように第1鉄筋が埋設された第1コンクリート部材と、(2)少なくとも第2接合面に開口を有する第2凹部が設けられ、前記第2凹部の内側に端部が突出するように第2鉄筋が埋設された第2コンクリート部材とを、前記第1接合面と前記第2接合面とが接触し、且つ、前記第1鉄筋の端部と前記第2鉄筋の端部とが向き合った状態で接合するときに用いられるスパイラル筋であって、
当該スパイラル筋は、線径と外径と長さとピッチとによって態様が規定され、且つ、長さ方向両方から見た形状が環状であると共に、長さ方向の一端側に前記第1鉄筋の端部を挿入でき、且つ、長さ方向の他端側に前記第2鉄筋の端部を挿入できるように長さ方向に沿う少なくとも2本の添え筋が内側に取り付けられている、
コンクリート部材接合構造用のスパイラル筋。 - 前記スパイラル筋の内側に取り付けられた前記少なくとも2本の添え筋は、前記スパイラル筋の内径中心を基準として等角度間隔で配置されている、
請求項5に記載のコンクリート部材接合構造用のスパイラル筋。
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