JP2017023051A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】大豆などの穀粒でも穀粒タンクから損傷し難いように迅速に取出し得るコンバインを提供する。【解決手段】穀粒タンク6の内部形状が、貯留した穀粒を排出口50に向けて流下案内する形状に構成されている。穀粒を排出口50から機体外に搬送するバケットコンベア式の搬送装置56が穀粒タンク6に隣り合う状態で立設されている。【選択図】図2

Description

本発明は、刈取部によって刈り取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置から供給された穀粒を貯留する穀粒タンクと、を備えたコンバインに関する。
穀粒タンクに貯留された穀粒の取出しを可能にする技術として、従来、たとえば特許文献1に示されるものがあった。特許文献1に示されるものは、グレンタンクの下部に斜面部を形成すると共に斜面部の下端にタンク排出口を設け、タンク排出口に連通する繰出装置を設け、繰出装置によって繰出された穀粒を、送風装置によって供給される圧風によって穀粒案内管を通して穀粒案内管の穀粒排出口から排出するものである。
特開2001−352832号公報
穀粒取出しに関する従来技術の場合、穀粒タンクから穀粒を迅速に取出せるように風圧を強くすると、穀粒が穀粒案内管に強く当たり易くなり、大豆など比較的軟質な穀粒が損傷し易くなる。つまり、穀粒を損傷し難い状態で取出そうとすると、風圧をあまり強くできず、穀粒の取出しに時間が掛かりがちとなる。
本発明は、大豆などの穀粒でも損傷し難い状態で迅速に取出し得るコンバインを提供するものである。
本発明によるコンバインは、
刈取部によって刈り取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置から供給された穀粒を貯留する穀粒タンクと、を備え、
前記穀粒タンクの内部形状が、貯留した穀粒を排出口に向けて流下案内する形状に構成され、
穀粒を前記排出口から機体外に搬送するバケットコンベア式の搬送装置が、前記穀粒タンクに隣り合う状態で立設されている。
本構成によると、穀粒タンクに貯留された穀粒を排出口へ取出すとき、穀粒が穀粒タンクの内部形状による案内を受けて排出口に流下するので、穀粒どうしの擦れ合いを生じ難くできる。穀粒を排出口から機体外へ取出すとき、穀粒がバケットコンベア式の搬送装置によって搬送されるので、穀粒どうしの擦れ合い、及び穀粒とバケットとの摩擦を生じ難くできるので、穀粒を穀粒タンクから機体外に損傷し難い状態で取り出せる。バケットコンベア式の搬送装置では、単位時間当たりの搬送量をバケットの容量設定によって設定できるので、単位時間当たりの搬送量を多くしても、損傷し難くしつつ取り出せる。
従って、大豆などの穀粒を収穫する場合でも、穀粒を穀粒タンクから損傷し難い状態で取り出せるのみならず、迅速に取出すことができる。穀粒を迅速に取出せることで、穀粒取出しのために作業を中断する時間を短くして能率よく収穫作業できる。
本発明においては、前記搬送装置の上端側に設けられた吐出口に、前記吐出口から吐出された穀粒を機体外へ排出するシュートが連結されていると好適である。
本構成によれば、機体に隣り合って位置する運搬車の荷台などの供給先に穀粒を供給する場合でも、供給先にシュートによって適確に供給し易い。
本発明においては、平面視において、前記シュートは、機体内方側に位置する格納状態と機体外方側に位置する使用状態とにわたって揺動可能に支持されていると好適である。
本構成によれば、シュートを使用状態にすることで、供給先にシュートによって適確に供給し易いものでありながら、シュートを格納状態に切換えることで、シュートが機体内方側に位置して機体を走行させ易い。また、機体を倉庫や荷台あるいはコンテナに格納し易いとか積み込み易い。
本発明においては、前記シュートは、基端部を揺動中心にして上下昇降可能に支持されていると好適である。
本構成によると、シュートを上下昇降させることでシュートの先端位置が変化するので、供給先における供給箇所を調節できる。
本発明においては、前記シュートは、折り畳んだ短縮状態と、伸展させた伸展状態とに状態変更可能に構成されていると好適である。
本構成によれば、シュートを伸展状態と短縮状態とに切り換えることで、シュートの長さが変化するので、機体に隣り合ってい位置する供給先と機体との距離が変化する場合でも、距離の変化にかかわらず供給先に適確に供給し易い。
本発明においては、前記搬送装置のうちの上側部は、下側部に対して起立すると共に前記穀粒タンクよりも上方に突出した排出姿勢と、前記下側部に対して倒伏した折畳姿勢とに切り換え可能に構成されていると好適である。
本構成によれば、上側部を排出姿勢にすることで、上側部が穀粒タンクよりも上方に突出するので、機体に隣り合う運搬車の荷台が高いなど、供給先が高い場合でも、穀粒タンクよりも高い位置から供給できて供給し易い。上側部を折畳姿勢にすることで、上側部が排出姿勢のときよりも低く位置するので、機体を倉庫や荷台あるいはコンテナに格納し易いとか積み込み易い。
本発明において、エンジンからの動力を前記穀粒タンクの前部へ伝達するエンジン側伝動機構と、前記エンジン側伝動機構に連係され、前記エンジン側伝動機構からの動力を前記搬送装置に伝達する搬送装置側伝動機構と、を備え、前記搬送装置側伝動機構は、前記穀粒タンクの下方空間を通る回転伝動軸と、前記回転伝動軸の前端側を前記エンジン側伝動機構の出力軸に連動連結する第1自在接手と、前記回転伝動軸の後端側を前記搬送装置の入力軸に連動連結する第2自在接手と、を備えていると好適である。
本構成によると、穀粒タンクの下方空間を回転伝動軸によって動力伝達する伝動空間に活用して伝動系をコンパクトに装備できる。
コンバインの全体を示す左側面図である。 コンバインの全体を示す右側面図である。 コンバインの全体を示す平面図である。 コンバインを示す後面図である。 脱穀装置の前部を示す正面図である。 脱穀装置の前部を示す側面図である。 横送り供給部を示す正面図である。 図7のVIII−VIII断面矢視図である。 穀粒タンク及び搬送装置を示す斜視図である。 分解状態のシュート、出し入れ操作機構、昇降操作機構及び伸縮操作機構を示す斜視図である。 使用状態のシュートを示す斜視図である。 排出姿勢の搬送装置の上側部を示す側面図である。 折畳姿勢の搬送装置の上側部を示す側面図である。 伝動系を示す線図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係るコンバインの実施の形態を説明する。図1は、コンバインの全体を示す左側面図である。図2は、コンバインの全体を示す右側面図である。図3は、コンバインの全体を示す平面図である。図4は、コンバインを示す後面図である。図1乃至図4に示すFは、走行機体の「前」、Bは、走行機体の「後」、Lは、走行機体の「左」、Rは、走行機体の「右」と定義する。
図1乃至図4に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下部に左右一対のクローラ式走行装置2が装備された自走可能な走行機体を備えている。走行機体の前部の右端側に運転部3が設けられている。運転部3には、搭乗空間を覆うキャビン4が設けられている。運転部3の下方にエンジン5を有した原動部が設けられている。走行機体の後部に脱穀装置10と穀粒タンク6とが走行機体の横方向に並ぶ状態で設けられている。
脱穀装置10の前部からフィーダ7が走行機体前方向きに、かつ上下揺動可能に延出されている。フィーダ7の延出端部に刈取部20が連結されている。フィーダ7を昇降シリンダ8によって揺動操作することで、刈取部20を下降作業姿勢と上昇非作業姿勢とにわたって昇降操作できる。
このコンバインでは、刈取部20を下降作業姿勢にした状態で走行機体を走行させることで、稲、麦、大豆、蕎麦などの穀粒を収穫する収穫作業をできる。
すなわち、走行機体の前方に位置する複数条の植立穀稈が刈取部フレーム21の内部に導入され、植立穀稈の株元をバリカン型の刈取装置22によって切断する刈取り処理が行われる。刈取穀稈が横送りオーガ23によって刈取部フレーム21の内部を横端部へ搬送され、この横端部からフィーダ7によって後方かつ上方へ搬送されて脱穀装置10に供給される。脱穀装置10には、刈取穀稈の株元から穂先までの全体にわたって供給される。脱穀装置10に供給された刈取穀稈は、回動する扱胴11によって脱穀処理され、脱穀処理によって得られた穀粒が塵埃と選別される。塵埃と選別された後の穀粒が供給装置30によって穀粒タンク6に供給されて貯留される。
図5は、脱穀装置10の前部を示す正面図である。図6は、脱穀装置10の前部を示す側面図である。図5,6に示すように、脱穀装置10の左右の横側壁12の間において、脱穀装置10の入口13の下部と扱室14の入口とにわたって案内底板15が設けられている。案内底板15は、後上り傾斜の状態になっている。扱胴11の前端部に掻込み螺旋板16aを有した掻込みドラム部16が相対回転不能に設けられている。フィーダコンベヤ7aによって入口13に供給された刈取穀稈が掻込み螺旋板16aによって案内底板15に沿わせて後方に掻き込まれて扱室14に供給される。
左の横側壁12に清掃口17が設けられている。清掃口17は、蓋体18を脱着することによって開閉できる。案内底板15のうち、フィーダコンベヤ7aと掻込み螺旋板16aとの間に位置する部位にワラ屑などが滞留することがある。この場合、清掃口17を介して容易に見ることができ、かつ、清掃口17を介して容易に清掃できる。
供給装置30について説明する。
図4,7に示すように、供給装置30は、揚穀装置部31と横送り供給部35とを備えている。揚穀装置部31は、脱穀装置10と穀粒タンク6との間に設けられ、脱穀装置10の選別部から排出された穀粒を穀粒タンク6の上部の横側方箇所まで揚送する。横送り供給部35は、揚穀装置部31の上端部から穀粒タンク6の横壁の貫通孔を通して穀粒タンク6の内部まで延出され、揚穀装置部31から吐出された穀粒を穀粒タンク6の横幅方向に搬送し、穀粒タンク内のタンク横幅方向での中央部において穀粒タンク6の内部に排出する。
図7に示すように、揚穀装置部31は、揚穀ケース32と、揚穀ケース32の内部に駆動可能に設けられたバケットコンベヤ33とを備え、バケットコンベア式に構成されている。
図7に示すように、横送り供給部35は、搬送ケース36と、搬送ケース36の内部に駆動回動可能に設けられた横送りスクリュー37とを備え、スクリューコンベア式に構成されている。横送りスクリュー37の終端部に位置した穀粒は、回転羽根37aによる放擲によって搬送ケース36の排出口から排出される。図7,8に示すように、搬送ケース36のうち、穀粒タンク6の内部に位置する部位に、掃除口38が設けられている。掃除口38は、脱着可能な蓋体39によって開閉できる。
図2,3,4に示すように、機体フレーム1の後部に支柱フレーム40が設けられ、穀粒タンク6の後部が支柱フレーム40に上下一対の連結軸41を介して回動可能に支持されている。穀粒タンク6は、連結軸41の機体上下方向に延びる軸芯Xを揺動中心にして、貯留用の閉じ状態と、メンテナンス用の開き状態とにわたって揺動操作できる。穀粒タンク6は、貯留用の閉じ状態にされると、機体フレーム1の上方に穀粒タンク6の前後向きが走行機体の前後向きになって位置する状態になる。穀粒タンク6は、メンテナンス用の開き状態にされると、穀粒タンク6の前後向きが走行機体の横向きになり、穀粒タンク6の前端側が走行機体の右横外側に突出した状態になる。穀粒タンク6を開き状態にすることで、横送り供給部35が穀粒タンク6の外部に抜け出し、掃除口38による清掃をできる。
図9に示すように、穀粒タンク6の下部に脚フレーム42が連結されている。脚フレーム42は、走行機体の上下方向に延びる複数本の縦フレーム42aと、縦フレーム42aどうしを連結する連結フレーム42bとを備えている。脚フレーム42は、穀粒タンク6と共に揺動し、穀粒タンク6が閉じ状態になったとき、機体フレーム1に乗り上がって穀粒タンク6の荷重を機体フレーム1に受け止めさせる。
図2,9に示すように、穀粒タンク6の下端部に排出口50が設けられている。穀粒タンク6の内部形状が貯留した穀粒を排出口50に向けて流下案内する形状に構成されている。
穀粒タンク6の内部形状は、具体的には、図2,4,9に示す如く形成されている。穀粒タンク6の下部における内壁面のうち、機体横内方側の部分51、機体前方側の部分52、及び機体後方側の部分53の夫々が、下端側ほど排出口50に近付く状態の傾斜面となるように、かつ、部分51,52,53の下端に排出口50が位置するように形成されている。穀粒タンク6の下部における内壁面のうち、機体横外方側の部分54は、鉛直面となるように、かつ、部分54の下端に排出口50が位置するように形成されている。三方の内壁面部分を傾斜面に形成するに限らず、前後の内壁面部分だけ、あるいは左右の内壁面部分だけを傾斜面に形成するなど、各種の内壁面形状を採用してもよい。
図2,3,4,9に示すように、穀粒タンク6の外部に搬送装置56が穀粒タンク6に隣り合う状態で立設されている。搬送装置56は、バケットコンベア57によって穀粒を排出口50から機体外に搬送するようにバケットコンベア式に構成されている。
穀粒が大豆などの場合でも、穀粒が穀粒タンク6の内部を排出口50へ流下し、排出口50へ流下した穀粒がバケットコンベア式の搬送装置56によって機体外へ搬送されるので、穀粒タンク6の穀粒を損傷し難い状態で取り出せる。すなわち、大豆などの穀粒でも、穀粒を排出口へ取出すときも、穀粒を搬送装置56によって搬送するときも、穀粒どうしが擦れ合い難く、穀粒を搬送装置56によって搬送するとき、搬送手段であるバケットと穀粒との摩擦が生じ難く、穀粒に傷及び汚れが付き難い。
搬送装置56は、具体的には、走行機体の上下方向に延びる搬送ケース58を備えている。搬送ケース58の内部の下端側と上端側とにわたってバケットコンベア57が駆動回動可能に設けられている。搬送ケース58の下端側に入口ケース部58a(図2,9参照)が設けられている。入口ケース部58aは、バケットコンベア57の搬送始端部と排出口50とを連通させ、排出口50に流下した穀粒をバケットコンベア57の搬送始端部に流入するよう案内する。図10に示すように、搬送ケース58の上端側に吐出口58bが設けられている。バケットコンベア57によって搬送ケース58の内部を揚送された穀粒が吐出口58bを介して搬送ケース58の外部に吐出される。
図2,3,11に示すように、搬送装置56の吐出口58bにシュート60が連結されている。シュート60は、図3に実線で示す格納状態と、図3に二点鎖線で示す使用状態とにわたって揺動操作可能に支持されている。
穀粒を取出すとき、シュート60を後述する出し入れ操作機構70によって使用状態に切り換えることで、シュート60が機体外方側に位置し、機体に隣り合って位置する運搬車の荷台などの供給先に穀粒を供給し易い。機体を走行させたり、格納したりするとき、シュート60を出し入れ操作機構70によって格納状態に切換えることで、シュート60が機体内方側に位置し、走行機体の操縦や格納を行い易い。
シュート60は、基端部を揺動中心にして上下昇降可能に支持されている。穀粒を取出すとき、シュート60を後述する昇降操作機構75によって昇降調節することで、シュート60の先端位置が変化し、供給先における供給箇所を調整できる。
シュート60は、折り畳んだ短縮状態と伸展させた伸展状態とに状態変更可能に構成されている。穀粒を取出すとき、シュート60を後述する伸縮操作機構80によって伸展状態と短縮状態とに切換えることで、シュート60の長さを変更でき、運搬車の荷台などの供給先の位置や高さの変化にかかわらず供給し易い。
シュート60は、具体的には、次の如く構成されている。
図10,11に示すように、シュート60は、基端側シュート60aと先端側シュート60bとを備えている。先端側シュート60bの基部が基端側シュート60aの先端部に回転支軸64を介して相対回転可能に支持されている。基端側シュート60aの基部が支持ケース61を介して搬送ケース58の上端部に支持されている。
支持ケース61の後側の横端部が搬送ケース58に連結軸62を介して回動可能に支持されている。支持ケース61と搬送ケース58とにわたって、出し入れ操作機構70が設けられている。出し入れ操作機構70は、支持ケース61に固定された出し入れ操作部材71と、搬送ケース58に支持された電動モータ72とを備えている。出し入れ操作部材71に設けられた扇形のギヤ部73と、電動モータ72の出力ギヤ72aとが咬み合っている。
電動モータ72を正回転方向及び逆回転方向に駆動することで、シュート60を使用状態と格納状態とに切り換えられる。
すなわち、電動モータ72を駆動することで、出し入れ操作部材71が連結軸62の走行機体上下方向に延びる軸芯P3を揺動中心にして出力ギヤ72aによって揺動操作され、支持ケース61が軸芯P3を揺動中心にして、図3に実施で示す機体前方向きの前向き取付姿勢と、図11に示す機体横外向きの横向き取付姿勢とにわたって揺動操作される。
図10に示すように、支持ケース61の上部の横側に入口61aが設けられている。支持ケース61の内部空間が下向きに、かつ基端側シュート60aの基部に向かって開口している。図11に示すように、支持ケース61を横向き取付姿勢にすることで、シュート60が吐出口58bの機体前方側に位置する箇所から走行機体横外向きに延出した状態になり、シュート60は、使用状態になる。シュート60は、使用状態になると、走行機体の横幅方向での外方側に位置する。
図11に示すように、シュート60は、使用状態になると、基端側シュート60aの基端側が支持ケース61の下部空間及び入口61aを介して吐出口58bに連通することで、吐出口58bから吐出された穀粒を基端側シュート60aの基端側に受け入れ、受け入れた穀粒を基端側シュート60a及び先端側シュート60bによって流下案内する。シュート60は、短縮状態に操作された場合、先端側シュート60bが基端側シュート60aの上に重なって筒状になり、穀粒を基端側シュート60aの先端から排出する。シュート60は、伸展状態に操作された場合、基端側シュート60aと先端側シュート60bとが直線状に並び、穀粒を先端側シュート60bの先端から排出する。
図3に示すように、支持ケース61を前向き取付姿勢にすることで、シュート60が吐出口58bの機体横内側に位置する箇所から走行機体前方向きに延出した状態になり、シュート60は、格納状態になる。シュート60は、格納状態になると、使用状態よりも走行機体の横内方側に位置する。
基端側シュート60aの基部が支持ケース61の下部に連結軸63を介して相対回動可能に支持されている。基端側シュート60aと支持ケース61とにわたって昇降操作機構75が設けられている。昇降操作機構75は、基端側シュート60aに固定された昇降操作部材76と、支持ケース61に支持された電動モータ77とを備えている。昇降操作部材76に設けられた扇形のギヤ部78と、電動モータ77の出力ギヤ77aとが咬み合っている。
電動モータ77を正回転方向及び逆回転方向に駆動操作することで、シュート60を昇降調節し、シュート60の穀粒排出用の先端位置を変更調節できる。
すなわち、電動モータ77を駆動することで、昇降操作部材76が連結軸63の水平方向に延びる軸芯P4を回転中心にして出力ギヤ77aによって回転操作される。シュート60が基端側に位置する軸芯P4を揺動中心にして、昇降操作部材76によって昇降操作される。
支持ケース61からカバー79が基端側シュート60aの基部上に向けて延出されている。吐出口58bから基端側シュート60aに供給された穀粒が基端側シュート60aから撥ね出ることがカバー79によって防止される。カバー79は、弾性シートによって構成されている。カバー79は、シュート60が昇降調節されたとき、基端側を揺動中心にして、シュート60に付随して昇降する。
先端側シュート60bと回転支軸64とは、相対回転不能に連結されている。回転支軸64と昇降操作部材76とにわたって伸縮操作機構80が設けられている。伸縮操作機構80は、回転支軸64の端部に相対回転不能に支持された支軸操作部材81と、昇降操作部材76に連結軸82を介して相対回転可能に支持された伸縮操作部材83と、昇降操作部材76に支持された電動モータ84とを備えている。支軸操作部材81と、伸縮操作部材83とが一対の操作ケーブル85を介して連動連結されている。伸縮操作部材83に設けられたギヤ部86と、電動モータ84の出力ギヤ84aとが咬み合っている。
電動モータ84を正回転方向及び逆回転方向に駆動することで、シュート60を伸展状態と短縮状態とに切り換えられる。
すなわち、電動モータ84を駆動することで、伸縮操作部材83が連結軸82の水平方向に延びる軸芯P1を回転中心にして出力ギヤ84aによって回転操作され、一対の操作ケーブル85を押し引き操作する。支軸操作部材81が回転支軸64の軸芯P2を回転中心として操作ケーブル85によって伸展位置と短縮位置とにわたって回転操作される。支軸操作部材81が伸展位置に操作されると、回転支軸64が支軸操作部材81によって回転操作されることで、先端側シュート60bが基端側シュート60aに対して伸展した状態に操作され、シュート60が伸展状態になる。シュート60は、伸展状態になると、上記した如く、基端側シュート60aと先端側シュート60bとが直線状に並び、上向きに開口した樋状になり、流下案内する穀粒を先端側シュート60bの先端から排出する。
支軸操作部材81が短縮位置に操作されると、回転支軸64が支軸操作部材81によって回転操作されることで、先端側シュート60bが基端側シュート60aの上に重なった折畳状態に操作され、シュート60が短縮状態になる。シュート60は、短縮状態になると、上記した如く基端側シュート60aの上に先端側シュート60bが重なり、基端側シュート60aの先端と先端側シュート60bの基端とによって排出口を形成する筒状になり、流下案内する穀粒を基端側シュート60aの先端から排出する。
穀粒を穀粒タンク6から取出すとき、図11に示すように、シュート60を使用状態にすることで、シュート60は、吐出口58bから吐出された穀粒を基端側シュート60aの基端側に受け入れて基端側シュート60a及び先端側シュート60bによって流下案内し、シュート60を短縮状態にした場合には、基端側シュート60aの先端から排出し、シュート60を伸展状態にした場合には、先端側シュート60bの先端から排出する。すなわち、穀粒タンク6の排出口50に流下した穀粒が搬送装置56によって排出口50から機体外に搬送され、搬送装置56から吐出された穀粒がシュート60によって搬送装置56の吐出口58bよりも機体横外側に位置する箇所に流下案内して排出でき、走行機体の横外側に位置する運搬車の荷台などの供給先に穀粒を供給し易い。荷台などの供給先の高さ及び走行機体からの距離が変化する場合、シュート60を昇降操作機構75によって昇降調節することにより、シュート60を伸縮操作機構80に伸縮調節することにより、供給先の高さ及び距離の変化にかかわらず供給先に適確に供給できる。
走行機体を走行及び格納するとき、シュート60を図3に実線で示す如く格納状態にすることで、シュート60が使用状態にしたときよりも走行機体の横内方側に位置し、走行機体の操縦及び格納をし易い。シュート60を格納姿勢にしたとき、シュート60の先端側を支柱67(図2参照)に支持させることで、シュート60を格納姿勢に安定的に支持できる。
搬送装置56の上側部56Uは、図12に示す如く下側部56Dに対して起立した排出姿勢と、図13に示す如く下側部56Dに対して倒伏した折畳姿勢とに切り換え可能に構成されている。上側部56Uは、排出姿勢にされると、穀粒タンク6よりも上方に突出する。穀粒を取出すとき、穀粒を穀粒タンク6よりも上方まで揚送でき、走行機体に隣合う運搬車の荷台などの供給先の位置が高い場合でも、供給先に供給し易い。走行機体を搬送するとき、上側部56Uを折畳姿勢にすることで、走行機体を荷台及びコンテナに積み込み易い。
具体的には、図12,13に示すように、搬送ケース58の上側部58Uと下側部58Dとが連結軸59を介して連結されている。上側部58Uは、連結軸59の走行機体横幅方向に延びる軸芯Yを揺動軸芯として前後方向に揺動操作できる。上側部58Uは、図13に示す如く、走行機体後方側へ揺動操作することで、下側部58Dに対して倒伏して、格納状態になる。上側部58Uを格納状態にすることで、搬送装置56の上側部56Uが折畳姿勢になり、図1,2に二点鎖線で示す如くキャビン4よりも下方に位置する。上側部56Uを折畳姿勢にしたとき、上側部58Uの先端側に脱着可能な突っ張り杆66を装着することで、上側部56Uを折畳姿勢に保持できる。
上側部58Uを倒伏させるとき、下側部58Dの上端部に脱着可能に装着される閉塞部材58cを取外すことで、倒伏する上側部58Uの基部が入り込む切欠き部58Kを下側部58Dの上端部に現出できる。上側部58Uを倒伏させたとき、バケットコンベア57のうち、上側部58Uの内部に位置するコンベア部分が、下側部58Dに設けられた折曲げガイド輪Gによる案内を受けて、下側部58Dの内部に位置するコンベア部分に対して機体後方側へ折れ曲がる。
上側部58Uは、前方側へ揺動操作することで、下側部58Dに対して起立して、使用状態になる。上側部58Uを使用状態にすることで、搬送装置56の上側部56Uが、図1,2に実線で示す如く排出姿勢になり、穀粒タンク6及びキャビン4よりも上方に突出する。
エンジン5の出力を搬送装置56に伝達する伝動系には、図14に示すように、エンジン5の出力軸5aの駆動力を穀粒タンク6の前部へ伝達するエンジン側伝動機構90と、エンジン側伝動機構90に連係され、エンジン側伝動機構90からの動力を搬送装置56に伝達する搬送装置側伝動機構100とが備えられている。
具体的には、エンジン側伝動機構90は、平面視において、エンジン5の後方に走行機体の横幅方向に延びる状態で設けられた中継伝動軸91、穀粒タンク6の前部に走行機体の前後方向に延びる状態で設けられた出力軸92を備えている。エンジン5の出力軸5aと、中継伝動軸91の穀粒タンク側とは反対側の端部とにわたり、ベルト伝動機構93が設けられている。中継伝動軸91の中間部に走行機体前後方向に延びる分岐伝動軸94がベベルギヤ機構95を介して連動連結されている。分岐伝動軸94と出力軸92とにわたり、ベルト伝動機構96が設けられている。中継伝動軸91の駆動力を中継伝動軸91の穀粒タンク側の端部から油圧ポンプ97にベルト伝動機構98を介して伝達するよう構成されている。
搬送装置側伝動機構100は、穀粒タンク6の下方を通る回転伝動軸101を備えている。回転伝動軸101は、走行機体の前後方向に延びる状態で設けられている。回転伝動軸101の前端側と出力軸92とが第1自在接手102によって連動連結されている。回転伝動軸101の後端側と、搬送装置56の入力軸56aとが第2自在接手103によって連動連結されている。
〔別実施例〕
(1)上記した実施例では、排出口50を穀粒タンク6の機体横外側の側部に設け、搬送装置56を穀粒タンク6よりも機体横外側に位置する箇所に設けた例を示したが、排出口50を穀粒タンク6の前側部分や後側部分に設け、搬送装置56を穀粒タンク6よりも機体前方側や機体後方側に位置する箇所に設けて実施してもよい。
(2)上記した実施例では、シュート60を設けた例を示したが、シュート60を設けずに実施してもよい。
(3)上記した実施例では、シュート60を軸芯P3まわりに旋回させて使用状態と格納状態とに切り換えるよう構成した例を示したが、旋回機能を備えないで上下揺動することで、機体外方側に位置した使用状態と、機体内方側に位置した格納状態とに切り換えるよう構成してもよい。
(4)上記した実施例では、シュート60が搬送装置56に支持されるよう構成した例を示したが、搬送装置56に限らず、穀粒タンク6に設けた支持部材などに支持されるよう構成してもよい。
(5)上記した実施形態では、シュート60を伸縮可能に構成した例を示したが、伸縮不能な固定式に構成して実施してもよい。
(6)上記した実施例では、先端側シュート60bを折畳状態と伸展状態とに切り換えることで、シュート60を短縮状態と伸展状態とに切り換えるよう構成した例を示したが、先端側シュート60bを基端側シュート60aにスライド伸縮可能に支持させることで、シュート60を短縮状態と伸展状態とに切り換えるよう構成してもよい。
(7)上記した実施例では、搬送装置56の上側部56Uを排出姿勢と折畳姿勢とに切り換え可能に構成して例を示したが、折畳不能に構成して実施しても良い。
(8)上記した実施例では、穀粒タンク6の下方を通る回転伝動軸101によって搬送装置56に動力伝達するよう構成した例を示したが、この構成に限らず、各種の伝動構成を採用してもよい。
本発明は、クローラ式走行装置を備えるコンバインの他、クローラ式走行装置に代えて車輪を備えるコンバインに適用できる。
5 エンジン
6 穀粒タンク
10 脱穀装置
20 刈取部
50 排出口
56 搬送装置
56a 入力軸
56U 上側部
56D 下側部
58b 吐出口
60 シュート
90 エンジン側伝動機構
92 出力軸
100 搬送装置側伝動機構
101 回転伝動軸
102 第1自在接手
103 第2自在接手

Claims (7)

  1. 刈取部によって刈り取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記脱穀装置から供給された穀粒を貯留する穀粒タンクと、を備え、
    前記穀粒タンクの内部形状が、貯留した穀粒を排出口に向けて流下案内する形状に構成され、
    穀粒を前記排出口から機体外に搬送するバケットコンベア式の搬送装置が、前記穀粒タンクに隣り合う状態で立設されているコンバイン。
  2. 前記搬送装置の上端側に設けられた吐出口に、前記吐出口から吐出された穀粒を機体外へ排出するシュートが連結されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 平面視において、前記シュートは、機体内方側に位置する格納状態と機体外方側に位置する使用状態とにわたって揺動可能に支持されている請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記シュートは、基端部を揺動中心にして上下昇降可能に支持されている請求項2又は3に記載のコンバイン。
  5. 前記シュートは、折り畳んだ短縮状態と、伸展させた伸展状態とに状態変更可能に構成されている請求項2〜4のいずれか一項に記載のコンバイン。
  6. 前記搬送装置のうちの上側部は、下側部に対して起立すると共に前記穀粒タンクよりも上方に突出した排出姿勢と、前記下側部に対して倒伏した折畳姿勢とに切り換え可能に構成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンバイン。
  7. エンジンからの動力を前記穀粒タンクの前部へ伝達するエンジン側伝動機構と、前記エンジン側伝動機構に連係され、前記エンジン側伝動機構からの動力を前記搬送装置に伝達する搬送装置側伝動機構と、を備え、
    前記搬送装置側伝動機構は、
    前記穀粒タンクの下方空間を通る回転伝動軸と、前記回転伝動軸の前端側を前記エンジン側伝動機構の出力軸に連動連結する第1自在接手と、前記回転伝動軸の後端側を前記搬送装置の入力軸に連動連結する第2自在接手と、を備えている請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンバイン。
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