JP2017020031A - Smb方法 - Google Patents
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D15/00—Separating processes involving the treatment of liquids with solid sorbents; Apparatus therefor
- B01D15/08—Selective adsorption, e.g. chromatography
- B01D15/10—Selective adsorption, e.g. chromatography characterised by constructional or operational features
- B01D15/18—Selective adsorption, e.g. chromatography characterised by constructional or operational features relating to flow patterns
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- B01D15/185—Simulated moving beds characterized by the components to be separated
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
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Abstract
【課題】多価不飽和脂肪酸(PUFA)及びその誘導体を精製するための分画方法の提供。
【解決手段】溶離剤として水性有機溶媒を含む複数の連結したクロマトグラフィーカラムを有する擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置であって、供給混合液を導入出来、装置が少なくとも第一ゾーンおよび第二ゾーンを含む複数のゾーンを有し、各ゾーンが前記複数の連結したクロマトグラフィーカラムから液体が収集され得る抽出液流および抽残液流を有し、より極性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液流が第一ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入され、より極性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され、さらに第一ゾーンの隣接していないカラムに導入されることにより、供給混合液の異なる成分が各ゾーンで分離される。
【選択図】なし
【解決手段】溶離剤として水性有機溶媒を含む複数の連結したクロマトグラフィーカラムを有する擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置であって、供給混合液を導入出来、装置が少なくとも第一ゾーンおよび第二ゾーンを含む複数のゾーンを有し、各ゾーンが前記複数の連結したクロマトグラフィーカラムから液体が収集され得る抽出液流および抽残液流を有し、より極性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液流が第一ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入され、より極性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され、さらに第一ゾーンの隣接していないカラムに導入されることにより、供給混合液の異なる成分が各ゾーンで分離される。
【選択図】なし
Description
本発明は、多価不飽和脂肪酸(PUFA)およびその誘導体を精製するための改善され
たクロマトグラフィー分画方法に関する。特に、本発明は、PUFAおよびその誘導体を
精製するための、改善された擬似または実移動床式クロマトグラフィー分離方法に関する
。
たクロマトグラフィー分画方法に関する。特に、本発明は、PUFAおよびその誘導体を
精製するための、改善された擬似または実移動床式クロマトグラフィー分離方法に関する
。
脂肪酸、特にPUFAおよびその誘導体は生物学的に重要な分子の前駆物質であり、そ
れらは、血小板凝集、炎症および免疫応答などの生物機能の調節において重要な役割を果
たす。したがって、PUFAおよびその誘導体は、CNS状態;糖尿病性神経症を含めた
神経障害;心血管疾患;炎症性皮膚疾患を含めた全身免疫系および炎症状態が含まれる幅
広い病態を治療する上で、治療的に有用であり得る。
れらは、血小板凝集、炎症および免疫応答などの生物機能の調節において重要な役割を果
たす。したがって、PUFAおよびその誘導体は、CNS状態;糖尿病性神経症を含めた
神経障害;心血管疾患;炎症性皮膚疾患を含めた全身免疫系および炎症状態が含まれる幅
広い病態を治療する上で、治療的に有用であり得る。
PUFAは、植物油および海産油などの天然原料に見出される。しかし、そうしたPU
FAは、飽和脂肪酸および多くの他の不純物との混合状態でそうした油中に存在すること
が多い。したがって、PUFAは、栄養学的または医薬的に使用する前に、望ましくは精
製されるべきである。
FAは、飽和脂肪酸および多くの他の不純物との混合状態でそうした油中に存在すること
が多い。したがって、PUFAは、栄養学的または医薬的に使用する前に、望ましくは精
製されるべきである。
残念ながらPUFAは極めて脆弱である。したがって、酸素の存在下で加熱すると、そ
れらは、異性化、過酸化およびオリゴマー化しやすい。したがって、純粋な脂肪酸を調製
するためのPUFA生成物の分画および精製は困難である。真空下でさえ、許容できない
生成物分解が蒸留によって起こり得る。
れらは、異性化、過酸化およびオリゴマー化しやすい。したがって、純粋な脂肪酸を調製
するためのPUFA生成物の分画および精製は困難である。真空下でさえ、許容できない
生成物分解が蒸留によって起こり得る。
擬似および実移動床式クロマトグラフィーは既知の手法であり、当業者に熟知されてい
る。動作の原理は、液体溶離剤相および固体吸着剤相の向流移動を含む。この動作によっ
て、この方法を経済的に実行可能なものとする、溶媒の最小限の使用が可能になる。そう
した分離技術は、炭化水素、工業化学物質、油、糖およびAPIを含めた多様な分野にお
いて、いくつかの適用を見出してきた。そうした分離技術は、PUFAおよびその誘導体
を精製するのにも適用されてきた。
る。動作の原理は、液体溶離剤相および固体吸着剤相の向流移動を含む。この動作によっ
て、この方法を経済的に実行可能なものとする、溶媒の最小限の使用が可能になる。そう
した分離技術は、炭化水素、工業化学物質、油、糖およびAPIを含めた多様な分野にお
いて、いくつかの適用を見出してきた。そうした分離技術は、PUFAおよびその誘導体
を精製するのにも適用されてきた。
良く知られているように、従来の固定床式クロマトグラフィーシステムでは、成分が分
離される混合液が容器に浸透する。この容器は、通常円筒形であり、典型的にはカラムと
称される。カラムは、高い流体透過性を示す、(通常、固定相と呼ばれる)多孔性材料の
充填物を含む。混合液の各成分の浸透速度はその成分の物理的性質に依存し、その結果連
続的におよび選択的にカラムから成分が出る。したがって、固定相に強く固定する傾向が
あるために緩徐に浸透する成分もあれば、弱く固定する傾向があり、カラムからより急速
に出る成分もある。多くの異なる固定床式クロマトグラフィーシステムが提案されており
、分析および工業生産の両方の目的に使用されている。
離される混合液が容器に浸透する。この容器は、通常円筒形であり、典型的にはカラムと
称される。カラムは、高い流体透過性を示す、(通常、固定相と呼ばれる)多孔性材料の
充填物を含む。混合液の各成分の浸透速度はその成分の物理的性質に依存し、その結果連
続的におよび選択的にカラムから成分が出る。したがって、固定相に強く固定する傾向が
あるために緩徐に浸透する成分もあれば、弱く固定する傾向があり、カラムからより急速
に出る成分もある。多くの異なる固定床式クロマトグラフィーシステムが提案されており
、分析および工業生産の両方の目的に使用されている。
それとは対照的に、擬似移動床式システムは、互いに連続してつながれた、吸着剤を含
むいくつかの個々のカラムからなる。溶離剤は、第一の方向でカラムを通過させられる。
このシステムの供給原料および溶離剤の注入ポイントならびに分離した成分の収集ポイン
トは、一連の弁によって周期的にシフトされる。全体的な効果は、固形吸着剤の移動床を
含む単一カラムの動作を擬似することである。したがって、擬似移動床システムは、従来
の固定床式システムのように、溶離剤が通過させられる固形吸着剤の固定床を含むカラム
からなるが、擬似移動床システムでは、動作は、連続向流移動床を擬似するようなもので
ある。
むいくつかの個々のカラムからなる。溶離剤は、第一の方向でカラムを通過させられる。
このシステムの供給原料および溶離剤の注入ポイントならびに分離した成分の収集ポイン
トは、一連の弁によって周期的にシフトされる。全体的な効果は、固形吸着剤の移動床を
含む単一カラムの動作を擬似することである。したがって、擬似移動床システムは、従来
の固定床式システムのように、溶離剤が通過させられる固形吸着剤の固定床を含むカラム
からなるが、擬似移動床システムでは、動作は、連続向流移動床を擬似するようなもので
ある。
擬似移動床式クロマトグラフィーのための方法および設備は、その全体が参照により本
明細書に組み込まれる、US2,985,589、US3,696,107、US3,7
06,812、US3,761,533、FR−A−2103302、FR−A−265
1148およびFR−A−2651149を含めたいくつかの特許に記載されている。こ
のトピックは、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる、「Preparative and Pr
oduction Scale Chromatography」、GanetsosおよびBarker編、Marcel Dekker Inc、New
York、1993においても詳細に論じられている。
明細書に組み込まれる、US2,985,589、US3,696,107、US3,7
06,812、US3,761,533、FR−A−2103302、FR−A−265
1148およびFR−A−2651149を含めたいくつかの特許に記載されている。こ
のトピックは、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる、「Preparative and Pr
oduction Scale Chromatography」、GanetsosおよびBarker編、Marcel Dekker Inc、New
York、1993においても詳細に論じられている。
実移動床式システムは、擬似移動床システムに動作が類似している。しかし、供給混合
液および溶離剤の注入ポイントならびに分離した成分の収集ポイントを弁のシステムによ
ってシフトするのではなく、その代わりに、一連の吸着ユニット(すなわちカラム)を供
給および排出ポイントに対して物理的に移動する。重ねて、動作は連続向流移動床を擬似
するようなものである。
液および溶離剤の注入ポイントならびに分離した成分の収集ポイントを弁のシステムによ
ってシフトするのではなく、その代わりに、一連の吸着ユニット(すなわちカラム)を供
給および排出ポイントに対して物理的に移動する。重ねて、動作は連続向流移動床を擬似
するようなものである。
実移動床式クロマトグラフィーのための方法および設備は、その全体が参照により本明
細書に組み込まれる、US6,979,402、US5,069,883およびUS4,
764,276を含めたいくつかの特許に記載されている。
細書に組み込まれる、US6,979,402、US5,069,883およびUS4,
764,276を含めたいくつかの特許に記載されている。
擬似および実移動床式技術は、通常、二成分混合液を分離することのみに適する。した
がって、より極性が高い成分は溶離剤とともに移動し、抽残液流として収集されることに
なり、より極性が低い成分は吸着剤とともに移動し、抽出液流として収集されることにな
る。したがって、擬似または実移動床式技術を使用して、極性および非極性の両方の不純
物を含む粗製の混合液から所望の生成物を分離することは難しい。このことによって、例
えば、魚油からPUFA生成物を精製する際のそうした手法の適用性が制限される。
がって、より極性が高い成分は溶離剤とともに移動し、抽残液流として収集されることに
なり、より極性が低い成分は吸着剤とともに移動し、抽出液流として収集されることにな
る。したがって、擬似または実移動床式技術を使用して、極性および非極性の両方の不純
物を含む粗製の混合液から所望の生成物を分離することは難しい。このことによって、例
えば、魚油からPUFA生成物を精製する際のそうした手法の適用性が制限される。
したがって、従来、擬似または実移動床式技術を使用してPUFAを天然油から分離す
る場合は、通常、擬似または実移動床式技術を使用して得られる中間生成物を精製する前
に、天然油を予備的な分離ステップ(例えば固定カラムクロマトグラフィー)にかけるこ
とが最初に必要である(例えばEP−A−0697034を参照されたい)。典型的には
、最初の精製ステップによって極性または非極性成分が除去されることにより、本質的に
二成分の混合液が作られ、次いでこれは、移動床式クロマトグラフィーにかけられる。
る場合は、通常、擬似または実移動床式技術を使用して得られる中間生成物を精製する前
に、天然油を予備的な分離ステップ(例えば固定カラムクロマトグラフィー)にかけるこ
とが最初に必要である(例えばEP−A−0697034を参照されたい)。典型的には
、最初の精製ステップによって極性または非極性成分が除去されることにより、本質的に
二成分の混合液が作られ、次いでこれは、移動床式クロマトグラフィーにかけられる。
二成分混合液を分離するこの方法を、図1を参照して例示する。擬似または実連続向流
クロマトグラフィー分離方法のコンセプトは、複数のセクションに、より正確には、カラ
ムの底部から頂部に至る、重ねられた4つのサブゾーンI、II、IIIおよびIVに分
けられた固定相Sを含む垂直のクロマトグラフィーカラムを考えることによって説明され
る。溶離剤は、ポンプPによってIEにおいて底部で導入される。分離すべき成分Aおよ
びBの混合液は、サブゾーンIIとサブゾーンIIIの間のIA+Bで導入される。主に
Bを含む抽出液は、サブゾーンIとサブゾーンIIの間のSBで収集され、主にAを含む
抽残液はサブゾーンIIIとサブゾーンIVの間のSAで収集される。
クロマトグラフィー分離方法のコンセプトは、複数のセクションに、より正確には、カラ
ムの底部から頂部に至る、重ねられた4つのサブゾーンI、II、IIIおよびIVに分
けられた固定相Sを含む垂直のクロマトグラフィーカラムを考えることによって説明され
る。溶離剤は、ポンプPによってIEにおいて底部で導入される。分離すべき成分Aおよ
びBの混合液は、サブゾーンIIとサブゾーンIIIの間のIA+Bで導入される。主に
Bを含む抽出液は、サブゾーンIとサブゾーンIIの間のSBで収集され、主にAを含む
抽残液はサブゾーンIIIとサブゾーンIVの間のSAで収集される。
擬似移動床システムの場合は、固定相Sの擬似下方移動は、導入および収集ポイントが
固相に対して移動することによって引き起こされる。実移動床式システムの場合は、固定
相Sの下方移動は、様々なクロマトグラフィーカラムが導入および収集ポイントに対して
移動することによって引き起こされる。図1では、溶離剤は上方に流れ、混合液A+Bは
サブゾーンIIとサブゾーンIIIの間に注入される。成分は、クロマトグラフィーの固
定相とのその相互作用、例えば多孔性媒体への吸着に従って移動することになる。固定相
に対してより強い親和性を示す成分B(より緩徐な移動成分)はより緩徐に溶離剤によっ
て引きずられ、遅れてその後に続くことになる。固定相に対してより弱い親和性を示す成
分A(より速い移動成分)は、溶離剤によって容易に引きずられることになる。適切なパ
ラメーターセット、特に各ゾーンの流速が正確に推定および制御される場合は、固定相に
対してより弱い親和性を示す成分Aは、サブゾーンIIIとサブゾーンIVの間に抽残液
として収集されることになり、固定相に対してより強い親和性を示す成分Bは、サブゾー
ンIとサブゾーンIIの間に抽出液として収集されることになる。
固相に対して移動することによって引き起こされる。実移動床式システムの場合は、固定
相Sの下方移動は、様々なクロマトグラフィーカラムが導入および収集ポイントに対して
移動することによって引き起こされる。図1では、溶離剤は上方に流れ、混合液A+Bは
サブゾーンIIとサブゾーンIIIの間に注入される。成分は、クロマトグラフィーの固
定相とのその相互作用、例えば多孔性媒体への吸着に従って移動することになる。固定相
に対してより強い親和性を示す成分B(より緩徐な移動成分)はより緩徐に溶離剤によっ
て引きずられ、遅れてその後に続くことになる。固定相に対してより弱い親和性を示す成
分A(より速い移動成分)は、溶離剤によって容易に引きずられることになる。適切なパ
ラメーターセット、特に各ゾーンの流速が正確に推定および制御される場合は、固定相に
対してより弱い親和性を示す成分Aは、サブゾーンIIIとサブゾーンIVの間に抽残液
として収集されることになり、固定相に対してより強い親和性を示す成分Bは、サブゾー
ンIとサブゾーンIIの間に抽出液として収集されることになる。
したがって、図1に概略的に図示する従来の移動床システムは二成分分画に限定される
ことが認識されるであろう。
ことが認識されるであろう。
したがって、より急速なおよびより緩徐な移動成分の両方(すなわち、より極性が高い
およびより極性が低い不純物)からPUFAまたはその誘導体を分離して本質的に純粋な
PUFAまたはその誘導体を生成することができる、単一の擬似または実移動床式クロマ
トグラフィー分離方法が必要である。この方法が標準的な温度および圧力条件下で動作す
る安価な溶離剤を含んでいることは、さらに望ましい。
およびより極性が低い不純物)からPUFAまたはその誘導体を分離して本質的に純粋な
PUFAまたはその誘導体を生成することができる、単一の擬似または実移動床式クロマ
トグラフィー分離方法が必要である。この方法が標準的な温度および圧力条件下で動作す
る安価な溶離剤を含んでいることは、さらに望ましい。
水性有機溶媒の溶離剤を使用する単一の擬似または実移動床式装置を用いてPUFA生
成物を効率的に精製できることが、驚いたことに今や見出されている。したがって、本発
明は、多価不飽和脂肪酸(PUFA)生成物を供給混合液から回収するためのクロマトグ
ラフィー分離方法であって、溶離剤として水性有機溶媒を含む複数の連結したクロマトグ
ラフィーカラムを有する擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置に供給混合液を導
入することを含み、装置が、少なくとも第一ゾーンおよび第二ゾーンを含む複数のゾーン
を有し、各ゾーンが、前記複数の連結したクロマトグラフィーカラムから液体が収集され
得る抽出液流および抽残液流を有し、(a)より極性が高い成分とともにPUFA生成物
を含む抽残液流が第一ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラム
に導入され、かつ/または(b)より極性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出
液流が第二ゾーンのカラムから収集され、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入され
、前記PUFA生成物が供給混合液の異なる成分から各ゾーンで分離され、水性有機溶媒
が水性アルコール以外である方法を提供する。
成物を効率的に精製できることが、驚いたことに今や見出されている。したがって、本発
明は、多価不飽和脂肪酸(PUFA)生成物を供給混合液から回収するためのクロマトグ
ラフィー分離方法であって、溶離剤として水性有機溶媒を含む複数の連結したクロマトグ
ラフィーカラムを有する擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置に供給混合液を導
入することを含み、装置が、少なくとも第一ゾーンおよび第二ゾーンを含む複数のゾーン
を有し、各ゾーンが、前記複数の連結したクロマトグラフィーカラムから液体が収集され
得る抽出液流および抽残液流を有し、(a)より極性が高い成分とともにPUFA生成物
を含む抽残液流が第一ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラム
に導入され、かつ/または(b)より極性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出
液流が第二ゾーンのカラムから収集され、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入され
、前記PUFA生成物が供給混合液の異なる成分から各ゾーンで分離され、水性有機溶媒
が水性アルコール以外である方法を提供する。
本発明の方法によって得られるPUFA生成物も提供する。
本発明の方法によって生成されるPUFA生成物は、高い収率で生成され、高純度であ
る。さらに、典型的には、PUFAの蒸留から発生する特有の不純物の含有量は非常に低
い。本明細書で使用する場合、用語「異性体不純物」は、典型的には、PUFA含有天然
油を蒸留する間に生成される不純物を意味するのに使用される。これらには、PUFA異
性体、過酸化およびオリゴマー化生成物が含まれる。
る。さらに、典型的には、PUFAの蒸留から発生する特有の不純物の含有量は非常に低
い。本明細書で使用する場合、用語「異性体不純物」は、典型的には、PUFA含有天然
油を蒸留する間に生成される不純物を意味するのに使用される。これらには、PUFA異
性体、過酸化およびオリゴマー化生成物が含まれる。
用語「多価不飽和脂肪酸」(PUFA)は、1つより多い二重結合を含む脂肪酸を指す
。そうしたPUFAは当業者に周知である。本明細書で使用する場合、PUFA誘導体は
、モノ、ジもしくはトリグリセリド、エステル、リン脂質、アミド、ラクトンまたは塩の
形のPUFAである。トリグリセリドおよびエステルが好ましい。エステルがより好まし
い。エステルは、典型的にはアルキルエステル、好ましくはC1〜C6アルキルエステル
、より好ましくはC1〜C4アルキルエステルである。エステルの例としては、メチルお
よびエチルエステルが挙げられる。エチルエステルが最も好ましい。
。そうしたPUFAは当業者に周知である。本明細書で使用する場合、PUFA誘導体は
、モノ、ジもしくはトリグリセリド、エステル、リン脂質、アミド、ラクトンまたは塩の
形のPUFAである。トリグリセリドおよびエステルが好ましい。エステルがより好まし
い。エステルは、典型的にはアルキルエステル、好ましくはC1〜C6アルキルエステル
、より好ましくはC1〜C4アルキルエステルである。エステルの例としては、メチルお
よびエチルエステルが挙げられる。エチルエステルが最も好ましい。
本明細書で使用する場合、用語「PUFA生成物」は、典型的には栄養学的または医薬
的に有効な、1種もしくは複数の多価不飽和脂肪酸(PUFA)および/またはそれらの
誘導体を含む生成物を指す。典型的には、PUFA生成物は、単一のPUFAまたはその
誘導体である。あるいは、PUFA生成物は、2つ以上、例えば2種のPUFAまたはそ
れらの誘導体の混合液である。
的に有効な、1種もしくは複数の多価不飽和脂肪酸(PUFA)および/またはそれらの
誘導体を含む生成物を指す。典型的には、PUFA生成物は、単一のPUFAまたはその
誘導体である。あるいは、PUFA生成物は、2つ以上、例えば2種のPUFAまたはそ
れらの誘導体の混合液である。
本明細書において使用する場合、用語「ゾーン」は、溶離剤として水性有機溶媒を含み
、供給混合液流に対する1つまたは複数の注入ポイント、水および/または有機溶媒に対
する1つまたは複数の注入ポイント、前記複数の連結したクロマトグラフィーカラムから
液体が収集され得る抽残液分岐流ならびに前記複数の連結したクロマトグラフィーカラム
から液体が収集され得る抽出液分岐流を有する、複数の連結したクロマトグラフィーカラ
ムを指す。典型的には、各ゾーンは、供給混合液に対する注入ポイントを1つだけ有する
。一実施形態では、各ゾーンは、水性有機溶媒溶離剤に対する注入ポイントを1つだけ有
する。別の実施形態では、各ゾーンは、水および/または有機溶媒に対する注入ポイント
を2つ以上有する。
、供給混合液流に対する1つまたは複数の注入ポイント、水および/または有機溶媒に対
する1つまたは複数の注入ポイント、前記複数の連結したクロマトグラフィーカラムから
液体が収集され得る抽残液分岐流ならびに前記複数の連結したクロマトグラフィーカラム
から液体が収集され得る抽出液分岐流を有する、複数の連結したクロマトグラフィーカラ
ムを指す。典型的には、各ゾーンは、供給混合液に対する注入ポイントを1つだけ有する
。一実施形態では、各ゾーンは、水性有機溶媒溶離剤に対する注入ポイントを1つだけ有
する。別の実施形態では、各ゾーンは、水および/または有機溶媒に対する注入ポイント
を2つ以上有する。
用語「抽残液」は当業者に周知である。実および擬似移動床式クロマトグラフィーとの
関係においては、それは、固体吸着剤相と比較して、液体溶離剤相とともにより急速に移
動する成分の流れを指す。したがって抽残液流は、供給流と比較して、典型的には、より
極性が高い成分が豊富であり、より極性が低い成分が欠乏している。
関係においては、それは、固体吸着剤相と比較して、液体溶離剤相とともにより急速に移
動する成分の流れを指す。したがって抽残液流は、供給流と比較して、典型的には、より
極性が高い成分が豊富であり、より極性が低い成分が欠乏している。
用語「抽出液」は当業者に周知である。実および擬似移動床式クロマトグラフィーとの
関係においては、それは、液体溶離剤相と比較して、固体吸着剤相ともにより急速に移動
する成分の流れを指す。したがって、抽出液流は、供給流と比較して、典型的には、より
極性が低い成分が豊富であり、より極性が高い成分が欠乏している。
関係においては、それは、液体溶離剤相と比較して、固体吸着剤相ともにより急速に移動
する成分の流れを指す。したがって、抽出液流は、供給流と比較して、典型的には、より
極性が低い成分が豊富であり、より極性が高い成分が欠乏している。
本明細書で使用する場合、同じ装置のカラムに適用する際には、用語「隣接していない
」は、1個または複数のカラム、好ましくは3個以上のカラム、より好ましくは5個以上
のカラム、最も好ましくは約5個のカラムによって隔てられたカラムを指す。
」は、1個または複数のカラム、好ましくは3個以上のカラム、より好ましくは5個以上
のカラム、最も好ましくは約5個のカラムによって隔てられたカラムを指す。
したがって、(a)より極性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液流が第一
ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入される場合は、
第一ゾーンから収集される抽残液流は、第二ゾーン用の供給混合液である。(b)より極
性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され
、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入される場合は、第二ゾーンから収集される抽
出液流は、第一ゾーン用の供給混合液である。
ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入される場合は、
第一ゾーンから収集される抽残液流は、第二ゾーン用の供給混合液である。(b)より極
性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され
、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入される場合は、第二ゾーンから収集される抽
出液流は、第一ゾーン用の供給混合液である。
典型的には、PUFA生成物は、少なくとも1種のω−3またはω−6PUFA、好ま
しくは少なくとも1種のω−3PUFAを含む。ω−3PUFAの例としては、αリノレ
ン酸(ALA)、ステアリドン酸(SDA)、エイコサトリエン酸(ETE)、エイコサ
テトラエン酸(ETA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DP
A)およびドコサヘキサエン酸(DHA)が挙げられる。SDA、EPA、DPAおよび
DHAが好ましい。EPAおよびDHAがより好ましい。ω−6PUFAの例としては、
リノール酸(LA)、γリノレン酸(GLA)、エイコサジエン酸、ジホモγリノレン酸
(DGLA)、アラキドン酸(ARA)、ドコサジエン酸、アドレン酸およびドコサペン
タエン(ω−6)酸が挙げられる。LA、ARA、GLAおよびDGLAが好ましい。
しくは少なくとも1種のω−3PUFAを含む。ω−3PUFAの例としては、αリノレ
ン酸(ALA)、ステアリドン酸(SDA)、エイコサトリエン酸(ETE)、エイコサ
テトラエン酸(ETA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DP
A)およびドコサヘキサエン酸(DHA)が挙げられる。SDA、EPA、DPAおよび
DHAが好ましい。EPAおよびDHAがより好ましい。ω−6PUFAの例としては、
リノール酸(LA)、γリノレン酸(GLA)、エイコサジエン酸、ジホモγリノレン酸
(DGLA)、アラキドン酸(ARA)、ドコサジエン酸、アドレン酸およびドコサペン
タエン(ω−6)酸が挙げられる。LA、ARA、GLAおよびDGLAが好ましい。
一実施形態では、PUFA生成物は、EPAおよび/またはEPAエチルエステル(E
E)である。
E)である。
別の実施形態では、PUFA生成物は、DHAおよび/またはEPAエチルエステル(
EE)である。
EE)である。
さらに別の実施態様では、PUFA生成物は、EPAとDHAおよび/またはEPA
EEとDHA EEとの混合液である。
EEとDHA EEとの混合液である。
本発明の方法によって分画するための適切な供給混合液は、植物および動物の油および
脂肪を含めた天然供給源から、ならびに遺伝子改変された植物、動物、および酵母を含め
た微生物から得られる油を含めた合成供給源から得ることができる。例としては、魚油、
藻類および微細藻類の油ならびに植物油、例えばルリチシャ油、エキウム(Echium)油お
よび月見草油が挙げられる。一実施形態では、供給混合液は魚油である。別の実施形態で
は、供給混合液は藻類油である。所望のPUFA生成物がEPAおよび/またはDHAの
場合は、藻類油が特に適切である。所望のPUFA生成物がGLAである場合は、遺伝子
改変されたベニバナ油が特に適切である。所望のPUFA生成物がEPAの場合は、遺伝
子改変された酵母が特に適切である。
脂肪を含めた天然供給源から、ならびに遺伝子改変された植物、動物、および酵母を含め
た微生物から得られる油を含めた合成供給源から得ることができる。例としては、魚油、
藻類および微細藻類の油ならびに植物油、例えばルリチシャ油、エキウム(Echium)油お
よび月見草油が挙げられる。一実施形態では、供給混合液は魚油である。別の実施形態で
は、供給混合液は藻類油である。所望のPUFA生成物がEPAおよび/またはDHAの
場合は、藻類油が特に適切である。所望のPUFA生成物がGLAである場合は、遺伝子
改変されたベニバナ油が特に適切である。所望のPUFA生成物がEPAの場合は、遺伝
子改変された酵母が特に適切である。
供給混合液は、本発明の方法によって分画する前に化学的な処理を受けてもよい。例え
ばそれは、グリセリドのエステル転移反応またはグリセリドの加水分解を受けてもよく、
続いてある場合には、結晶化、分子蒸留、尿素分画、硝酸銀または他の金属塩溶液を用い
る抽出、ヨードラクトン化または超臨界流体分画などの選択的方法を受けてもよい。
ばそれは、グリセリドのエステル転移反応またはグリセリドの加水分解を受けてもよく、
続いてある場合には、結晶化、分子蒸留、尿素分画、硝酸銀または他の金属塩溶液を用い
る抽出、ヨードラクトン化または超臨界流体分画などの選択的方法を受けてもよい。
供給混合液は、PUFA生成物ならびに少なくとも1種のより極性が高い成分および少
なくとも1種のより極性が低い成分を典型的には含む。より極性が低い成分は、本発明の
方法で使用する吸着剤への固着性がPUFA生成物よりも強い。動作中に、そうしたより
極性が低い成分は、液体溶離剤相に優先して、固体吸着剤相とともに典型的には移動する
。より極性が高い成分は、本発明の方法で使用する吸着剤への固着性がPUFA生成物よ
りも弱い。動作中に、そうしたより極性が高い成分は、固体吸着剤相に優先して、液体溶
離剤相とともに典型的には移動する。一般に、より極性が高い成分は抽残液流中に分離さ
れることになり、より極性が低い成分は抽出液流中に分離されることになる。
なくとも1種のより極性が低い成分を典型的には含む。より極性が低い成分は、本発明の
方法で使用する吸着剤への固着性がPUFA生成物よりも強い。動作中に、そうしたより
極性が低い成分は、液体溶離剤相に優先して、固体吸着剤相とともに典型的には移動する
。より極性が高い成分は、本発明の方法で使用する吸着剤への固着性がPUFA生成物よ
りも弱い。動作中に、そうしたより極性が高い成分は、固体吸着剤相に優先して、液体溶
離剤相とともに典型的には移動する。一般に、より極性が高い成分は抽残液流中に分離さ
れることになり、より極性が低い成分は抽出液流中に分離されることになる。
より極性が高い成分およびより極性が低い成分の例としては、(1)天然油(例えば海
産油または植物油)に存在する他の化合物、(2)貯蔵、精製および前の濃縮ステップの
間に形成される副産物ならびに(3)前の濃縮または精製ステップの間に利用される溶媒
または試薬からの混入物が挙げられる。
産油または植物油)に存在する他の化合物、(2)貯蔵、精製および前の濃縮ステップの
間に形成される副産物ならびに(3)前の濃縮または精製ステップの間に利用される溶媒
または試薬からの混入物が挙げられる。
(1)の例としては、他の望ましくないPUFA;飽和脂肪酸;ステロール、例えばコ
レステロール;ビタミン;ならびにポリ塩化ビフェニル(PCB)、ポリ芳香族炭化水素
(PAH)殺虫剤、塩素系殺虫剤、ダイオキシンおよび重金属などの環境汚染物質が挙げ
られる。PCB、PAH、ダイオキシンおよび塩素系殺虫剤は、全て極めて非極性の成分
である。
レステロール;ビタミン;ならびにポリ塩化ビフェニル(PCB)、ポリ芳香族炭化水素
(PAH)殺虫剤、塩素系殺虫剤、ダイオキシンおよび重金属などの環境汚染物質が挙げ
られる。PCB、PAH、ダイオキシンおよび塩素系殺虫剤は、全て極めて非極性の成分
である。
(2)の例としては、PUFA生成物からの異性体、および酸化または分解生成物、例
えば脂肪酸の自己酸化ポリマー生成物またはその誘導体が挙げられる。
えば脂肪酸の自己酸化ポリマー生成物またはその誘導体が挙げられる。
(3)の例としては、供給混合液から飽和または一不飽和脂肪酸を除去するために添加
され得る尿素が挙げられる。
され得る尿素が挙げられる。
好ましくは、供給混合液はPUFA含有海産油、より好ましくはEPAおよび/または
DHAを含む海産油である。
DHAを含む海産油である。
本発明の方法によって濃縮EPAを調製するための典型的な供給混合液は、50〜75
%のEPA、0から10%のDHAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた
他の成分を含む。
%のEPA、0から10%のDHAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた
他の成分を含む。
本発明の方法によって濃縮EPAを調製するための好ましい供給混合液は、55%のE
PA、5%のDHAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた他の成分を含む
。DHAはEPAよりも極性が低い。
PA、5%のDHAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた他の成分を含む
。DHAはEPAよりも極性が低い。
本発明の方法によって濃縮DHAを調製するための典型的な供給混合液は、50〜75
%のDHA、0から10%のEPAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた
他の成分を含む。
%のDHA、0から10%のEPAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた
他の成分を含む。
本発明の方法によって濃縮DHAを調製するための好ましい供給混合液は、75%のDH
A、7%のEPAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた他の成分を含む。
EPAは、DHAより極性が高い。
A、7%のEPAならびに他の必須ω−3およびω−6脂肪酸を含めた他の成分を含む。
EPAは、DHAより極性が高い。
本発明の方法によってEPAとDHAとの濃縮混合液を調製するための典型的な供給混
合液は、33%を超えるEPAおよび22%を超えるDHAを含む。
合液は、33%を超えるEPAおよび22%を超えるDHAを含む。
本発明の方法は、前記クロマトグラフィー装置において複数のゾーンを必要とする。典
型的には、2つ以上のゾーンが使用される。ゾーンの数は特に制限されないが、一般に2
から5つのゾーンが存在する。好ましくは2つまたは3つのゾーンが存在し、より好まし
くは2つのゾーンが存在する。
型的には、2つ以上のゾーンが使用される。ゾーンの数は特に制限されないが、一般に2
から5つのゾーンが存在する。好ましくは2つまたは3つのゾーンが存在し、より好まし
くは2つのゾーンが存在する。
典型的には、本発明の方法で使用する装置の各ゾーンで分離される成分は、異なる極性
を有する。
を有する。
典型的には、a)各ゾーンに存在する水性有機溶媒の溶離剤は、異なる水:有機溶媒比
率を有し、かつ/または
(b)各ゾーンで抽出液および抽残液流を介して収集された液体が同一ゾーンに再循環
される速度は、各ゾーンで供給混合液の異なる成分からPUFA生成物を分離できるよう
に調整される。
率を有し、かつ/または
(b)各ゾーンで抽出液および抽残液流を介して収集された液体が同一ゾーンに再循環
される速度は、各ゾーンで供給混合液の異なる成分からPUFA生成物を分離できるよう
に調整される。
本発明の方法で使用する装置が2つのゾーンを有する場合は、本発明は、多価不飽和脂
肪酸(PUFA)生成物を供給混合液から回収するためのクロマトグラフィー分離方法で
あって、溶離剤として水性有機溶媒を含む複数の連結したクロマトグラフィーカラムを有
する擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置に供給混合液を導入することを含み、
装置が、第一ゾーンおよび第二ゾーンを有し、各ゾーンが、前記複数の連結したクロマト
グラフィーカラムから液体が収集され得る抽出液流および抽残液流を有し、(a)より極
性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液流が第一ゾーンのカラムから収集され
、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入され、かつ/または(b)より極性が低い成
分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され、第一ゾー
ンの隣接していないカラムに導入され、前記PUFA生成物がより極性が低い供給混合液
成分から第一ゾーンで分離され、前記PUFA生成物がより極性が高い供給混合液成分か
ら第二ゾーンで分離され、水性有機溶媒が水性アルコール以外である方法を、典型的には
提供する。
肪酸(PUFA)生成物を供給混合液から回収するためのクロマトグラフィー分離方法で
あって、溶離剤として水性有機溶媒を含む複数の連結したクロマトグラフィーカラムを有
する擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置に供給混合液を導入することを含み、
装置が、第一ゾーンおよび第二ゾーンを有し、各ゾーンが、前記複数の連結したクロマト
グラフィーカラムから液体が収集され得る抽出液流および抽残液流を有し、(a)より極
性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液流が第一ゾーンのカラムから収集され
、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入され、かつ/または(b)より極性が低い成
分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され、第一ゾー
ンの隣接していないカラムに導入され、前記PUFA生成物がより極性が低い供給混合液
成分から第一ゾーンで分離され、前記PUFA生成物がより極性が高い供給混合液成分か
ら第二ゾーンで分離され、水性有機溶媒が水性アルコール以外である方法を、典型的には
提供する。
典型的には、本発明の方法で使用する装置が2つのゾーンを含む場合は、第一ゾーンの
溶離剤は、第二ゾーンの溶離剤よりも多くの有機溶媒を含み、第二ゾーンは、システムに
おける溶離剤の流れに対して、第一ゾーンの下流にある。したがって、システムの溶離剤
は、第一ゾーンから第二ゾーンに典型的には移動する。逆に、固体吸着剤相は、第二ゾー
ンから第一ゾーンに典型的には移動する。典型的には、2つのゾーンは重ならない。すな
わち、両方のゾーンに存在するクロマトグラフィーカラムはない。
溶離剤は、第二ゾーンの溶離剤よりも多くの有機溶媒を含み、第二ゾーンは、システムに
おける溶離剤の流れに対して、第一ゾーンの下流にある。したがって、システムの溶離剤
は、第一ゾーンから第二ゾーンに典型的には移動する。逆に、固体吸着剤相は、第二ゾー
ンから第一ゾーンに典型的には移動する。典型的には、2つのゾーンは重ならない。すな
わち、両方のゾーンに存在するクロマトグラフィーカラムはない。
本発明のさらなる実施形態では、装置は、第一ゾーン、第二ゾーンおよび第三ゾーンを
有する。第一、第二および第三ゾーンに存在する水性有機溶媒の溶離剤の水:有機溶媒比
率は、典型的には異なる。当業者には明らかなように、このことによって、異なる極性を
有する不純物を各ゾーンで除去できるという結果になる。
有する。第一、第二および第三ゾーンに存在する水性有機溶媒の溶離剤の水:有機溶媒比
率は、典型的には異なる。当業者には明らかなように、このことによって、異なる極性を
有する不純物を各ゾーンで除去できるという結果になる。
好ましくは、装置が3つのゾーンを有する場合は、第一ゾーンの溶離剤は、第二ゾーン
および第三ゾーンの溶離剤より多くの有機溶媒を含み、第一ゾーンは、システムにおける
溶離剤の流れに対して、第二および第三ゾーンの上流にある。典型的には、第二ゾーンの
溶離剤は、第三ゾーンの溶離剤より多くの有機溶媒を含み、第二ゾーンは、システムにお
ける溶離剤の流れに対して、第三ゾーンの上流にある。典型的には、第一ゾーンでは、前
記PUFA生成物は、PUFA生成物より極性が低い供給混合液成分から分離される。典
型的には、第二ゾーンでは、前記PUFA生成物は、PUFA生成物より極性が低いが第
一ゾーンで分離された成分より極性が高い供給混合液成分から分離される。典型的には、
第三ゾーンでは、前記PUFA生成物は、PUFA生成物より極性が高い供給混合液成分
から分離される。
および第三ゾーンの溶離剤より多くの有機溶媒を含み、第一ゾーンは、システムにおける
溶離剤の流れに対して、第二および第三ゾーンの上流にある。典型的には、第二ゾーンの
溶離剤は、第三ゾーンの溶離剤より多くの有機溶媒を含み、第二ゾーンは、システムにお
ける溶離剤の流れに対して、第三ゾーンの上流にある。典型的には、第一ゾーンでは、前
記PUFA生成物は、PUFA生成物より極性が低い供給混合液成分から分離される。典
型的には、第二ゾーンでは、前記PUFA生成物は、PUFA生成物より極性が低いが第
一ゾーンで分離された成分より極性が高い供給混合液成分から分離される。典型的には、
第三ゾーンでは、前記PUFA生成物は、PUFA生成物より極性が高い供給混合液成分
から分離される。
さらなる実施形態では、第一ゾーンでは、前記PUFA生成物は、PUFA生成物より
極性が低い供給混合液成分から分離され、第二ゾーンでは、前記PUFA生成物は、PU
FA生成物より極性が高い供給混合液成分から分離され、第三ゾーンでは、前記PUFA
生成物は、PUFA生成物より極性が高く、さらに第二ゾーンで分離された成分より極性
が高い供給混合液成分から分離される。
極性が低い供給混合液成分から分離され、第二ゾーンでは、前記PUFA生成物は、PU
FA生成物より極性が高い供給混合液成分から分離され、第三ゾーンでは、前記PUFA
生成物は、PUFA生成物より極性が高く、さらに第二ゾーンで分離された成分より極性
が高い供給混合液成分から分離される。
3つのゾーンを有するそうした仕組みは、DHAおよびEPAより極性が低い不純物を
含み、さらにEPAより極性が高い不純物を含む混合液からEPAおよびDHAを分離す
るのに適するであろう。第一ゾーンでは、DHAおよびEPAより極性が低い成分が抽出
液流として除去され、DHA、EPAおよびEPAより極性が高い成分を含む抽残液流が
収集され、第二ゾーンに導入される。第二ゾーンでは、DHAは抽出液流として除去され
、EPAおよびEPAより極性が高い成分を含む抽残液流が収集され、第三ゾーンに導入
される。第三ゾーンでは、EPAより極性が高い成分が抽残液流として除去され、精製さ
れたEPAが抽出液流として収集される。本実施形態では、精製されたEPAが、精製さ
れたPUFA生成物である。そうした仕組みは、二次的なPUFAも回収することができ
るという利点を有する。この場合、二次的なPUFAは、抽出液流として第二ゾーンから
収集されたDHAである。
含み、さらにEPAより極性が高い不純物を含む混合液からEPAおよびDHAを分離す
るのに適するであろう。第一ゾーンでは、DHAおよびEPAより極性が低い成分が抽出
液流として除去され、DHA、EPAおよびEPAより極性が高い成分を含む抽残液流が
収集され、第二ゾーンに導入される。第二ゾーンでは、DHAは抽出液流として除去され
、EPAおよびEPAより極性が高い成分を含む抽残液流が収集され、第三ゾーンに導入
される。第三ゾーンでは、EPAより極性が高い成分が抽残液流として除去され、精製さ
れたEPAが抽出液流として収集される。本実施形態では、精製されたEPAが、精製さ
れたPUFA生成物である。そうした仕組みは、二次的なPUFAも回収することができ
るという利点を有する。この場合、二次的なPUFAは、抽出液流として第二ゾーンから
収集されたDHAである。
典型的には、本発明のクロマトグラフィー分離方法では、前記PUFA生成物に加えて
、さらなる二次的なPUFA生成物が収集される。好ましくは、PUFA生成物はEPA
であり、さらなる二次的なPUFA生成物はDHAである。
、さらなる二次的なPUFA生成物が収集される。好ましくは、PUFA生成物はEPA
であり、さらなる二次的なPUFA生成物はDHAである。
本発明のさらなる実施形態では、EPAとDHAとの濃縮混合液であるPUFA生成物
を収集するように装置が構成される。したがって、EPA、DHA、EPAおよびDHA
より極性が高い成分、ならびにEPAおよびDHAより極性が低い成分を含む供給混合液
が使用される。第一ゾーンでは、EPAおよびDHAより極性が低い材料が除去される。
第二ゾーンでは、EPAおよびDHAより極性が高い材料が除去され、EPAとDHAと
の濃縮混合液がPUFA生成物として収集される。
を収集するように装置が構成される。したがって、EPA、DHA、EPAおよびDHA
より極性が高い成分、ならびにEPAおよびDHAより極性が低い成分を含む供給混合液
が使用される。第一ゾーンでは、EPAおよびDHAより極性が低い材料が除去される。
第二ゾーンでは、EPAおよびDHAより極性が高い材料が除去され、EPAとDHAと
の濃縮混合液がPUFA生成物として収集される。
本発明の方法を特徴づける多数のゾーン、特に2つのゾーンを有して装置が構成される
限り、本発明の方法を目的として、任意の既知の擬似または実移動床式クロマトグラフィ
ー装置を利用することができる。US2,985,589、US3,696,107、U
S3,706,812、US3,761,533、FR−A−2103302、FR−A
−2651148、FR−A−2651149、US6,979,402、US5,06
9,883およびUS4,764,276に記載されているそうした装置は、本発明の方
法に従って構成されれば、全て使用することができる。
限り、本発明の方法を目的として、任意の既知の擬似または実移動床式クロマトグラフィ
ー装置を利用することができる。US2,985,589、US3,696,107、U
S3,706,812、US3,761,533、FR−A−2103302、FR−A
−2651148、FR−A−2651149、US6,979,402、US5,06
9,883およびUS4,764,276に記載されているそうした装置は、本発明の方
法に従って構成されれば、全て使用することができる。
装置で使用するカラム数は特に制限されない。当業者なら、使用するのに適したカラム
数を容易に決定することができるであろう。カラム数は、典型的には8個以上、好ましく
は15個以上である。より好ましい実施形態では、15または16個のカラムが使用され
る。別のより好ましい実施形態では、19または20個のカラムが使用される。別のより
好ましい実施形態では、30個以上のカラムが使用される。典型的には、50個以下、好
ましくは40個以下のカラムが存在する。
数を容易に決定することができるであろう。カラム数は、典型的には8個以上、好ましく
は15個以上である。より好ましい実施形態では、15または16個のカラムが使用され
る。別のより好ましい実施形態では、19または20個のカラムが使用される。別のより
好ましい実施形態では、30個以上のカラムが使用される。典型的には、50個以下、好
ましくは40個以下のカラムが存在する。
各ゾーンは、典型的には、カラム総数のほぼ均等な割り当てからなる。したがって、2
つのゾーンで構成された装置の場合は、各ゾーンは、システムのクロマトグラフィーカラ
ム総数のほぼ半分から典型的にはなる。したがって、第一ゾーンは、4個以上、好ましく
は8個以上、より好ましくは約8個のカラムを典型的には含む。第二ゾーンは、4個以上
、好ましくは7個以上、より好ましくは7個または8個のカラムを典型的には含む。
つのゾーンで構成された装置の場合は、各ゾーンは、システムのクロマトグラフィーカラ
ム総数のほぼ半分から典型的にはなる。したがって、第一ゾーンは、4個以上、好ましく
は8個以上、より好ましくは約8個のカラムを典型的には含む。第二ゾーンは、4個以上
、好ましくは7個以上、より好ましくは7個または8個のカラムを典型的には含む。
装置で使用するカラムの寸法は特に制限されておらず、精製される供給混合液の容積に
依存することになる。当業者なら、使用するのに適したサイズのカラムを容易に決定する
ことができるであろう。各カラムの直径は、典型的には10から500mmの間、好まし
くは25から250mmの間、より好ましくは50から100mmの間、最も好ましくは
70から80mmの間である。各カラムの長さは、典型的には10から200cmの間、
好ましくは25から150cmの間、より好ましくは70から110cmの間、最も好ま
しくは80から100cmの間である。
依存することになる。当業者なら、使用するのに適したサイズのカラムを容易に決定する
ことができるであろう。各カラムの直径は、典型的には10から500mmの間、好まし
くは25から250mmの間、より好ましくは50から100mmの間、最も好ましくは
70から80mmの間である。各カラムの長さは、典型的には10から200cmの間、
好ましくは25から150cmの間、より好ましくは70から110cmの間、最も好ま
しくは80から100cmの間である。
各ゾーン中のカラムは、典型的には同じ寸法を有するが、ある種の適用に関しては、異
なる寸法を有してもよい。
なる寸法を有してもよい。
カラムの流速は、一連のカラムにわたる最大圧力によって制限され、カラムの寸法およ
び固相の粒径に依存することになる。当業者なら、効率的な脱着を確実にするために各カ
ラム寸法について必要とされる流速を容易に確立することができるであろう。一般に、よ
り大きな直径のカラムは、カラムを通る直線的な流動を維持するのにより大きな流速を必
要とする。
び固相の粒径に依存することになる。当業者なら、効率的な脱着を確実にするために各カ
ラム寸法について必要とされる流速を容易に確立することができるであろう。一般に、よ
り大きな直径のカラムは、カラムを通る直線的な流動を維持するのにより大きな流速を必
要とする。
上記で概要を述べた典型的なカラムサイズに関して、および2つのゾーンを有する装置
に関しては、典型的には、第一ゾーン中への溶離剤の流速は、1から4.5L/分、好ま
しくは1.5から2.5L/分である。典型的には、第一ゾーンからの抽出液の流速は、
0.1から2.5L/分、好ましくは0.5から2.25L/分である。第一ゾーンから
の抽出液の一部を第一ゾーン中に再循環させる実施形態では、再循環の流速は、典型的に
は0.7から1.4L/分、好ましくは約1L/分である。典型的には、第一ゾーンから
の抽残液の流速は、0.2から2.5L/分、好ましくは0.3から2.0L/分である
。第一ゾーンからの抽残液の一部を第一ゾーン中に再循環する実施形態では、再循環の流
速は、典型的には0.3から1.0L/分、好ましくは約0.5L/分である。典型的に
は、第一ゾーン中への供給混合液の導入の流速は、5から150mL/分、好ましくは1
0から100mL/分、より好ましくは20から60mL/分である。
に関しては、典型的には、第一ゾーン中への溶離剤の流速は、1から4.5L/分、好ま
しくは1.5から2.5L/分である。典型的には、第一ゾーンからの抽出液の流速は、
0.1から2.5L/分、好ましくは0.5から2.25L/分である。第一ゾーンから
の抽出液の一部を第一ゾーン中に再循環させる実施形態では、再循環の流速は、典型的に
は0.7から1.4L/分、好ましくは約1L/分である。典型的には、第一ゾーンから
の抽残液の流速は、0.2から2.5L/分、好ましくは0.3から2.0L/分である
。第一ゾーンからの抽残液の一部を第一ゾーン中に再循環する実施形態では、再循環の流
速は、典型的には0.3から1.0L/分、好ましくは約0.5L/分である。典型的に
は、第一ゾーン中への供給混合液の導入の流速は、5から150mL/分、好ましくは1
0から100mL/分、より好ましくは20から60mL/分である。
上記で概要を述べた典型的なカラムサイズに関して、および2つのゾーンを有する装置
に関しては、典型的には、第二ゾーン中への溶離剤の流速は、1から4L/分、好ましく
は1.5から3.5L/分である。典型的には、第二ゾーンからの抽出液の流速は、0.
5から2L/分、好ましくは0.7から1.9L/分である。第二ゾーンからの抽出液の
一部を第二ゾーン中に再循環する実施形態では、再循環の流速は、典型的には0.6から
1.4L/分、好ましくは0.7から1.1L/分、より好ましくは約0.9L/分であ
る。典型的には、第二ゾーンからの抽残液の流速は、0.5から2.5L/分、好ましく
は0.7から1.8L/分、より好ましくは約1.4L/分である。
に関しては、典型的には、第二ゾーン中への溶離剤の流速は、1から4L/分、好ましく
は1.5から3.5L/分である。典型的には、第二ゾーンからの抽出液の流速は、0.
5から2L/分、好ましくは0.7から1.9L/分である。第二ゾーンからの抽出液の
一部を第二ゾーン中に再循環する実施形態では、再循環の流速は、典型的には0.6から
1.4L/分、好ましくは0.7から1.1L/分、より好ましくは約0.9L/分であ
る。典型的には、第二ゾーンからの抽残液の流速は、0.5から2.5L/分、好ましく
は0.7から1.8L/分、より好ましくは約1.4L/分である。
当業者なら認識するように、様々な抽出液および抽残液流を介して液体が収集されるま
たは除去される速度への言及は、ある時間内に除去される液体の容積、典型的にはL/分
を指す。同様に、液体が同一ゾーン中に、典型的には同一ゾーンの隣接したカラムに再循
環される速度への言及は、ある時間内に再循環される液体の容積、典型的にはL/分を指
す。
たは除去される速度への言及は、ある時間内に除去される液体の容積、典型的にはL/分
を指す。同様に、液体が同一ゾーン中に、典型的には同一ゾーンの隣接したカラムに再循
環される速度への言及は、ある時間内に再循環される液体の容積、典型的にはL/分を指
す。
典型的には、第一ゾーンからの抽出液流、第一ゾーンからの抽残液流、第二ゾーンから
の抽出液流および第二ゾーンからの抽残液流の1つまたは複数の一部は、同一ゾーン、典
型的には同一ゾーンの隣接したカラムに再循環する。
の抽出液流および第二ゾーンからの抽残液流の1つまたは複数の一部は、同一ゾーン、典
型的には同一ゾーンの隣接したカラムに再循環する。
この再循環は、別のゾーンの隣接していないカラムに抽出液または抽残液流を供給する
こととは異なる。むしろ、再循環は、抽出液または抽残液流の一部をあるゾーンから同一
ゾーン、典型的には同一ゾーンの隣接したカラムに再供給することを含む。
こととは異なる。むしろ、再循環は、抽出液または抽残液流の一部をあるゾーンから同一
ゾーン、典型的には同一ゾーンの隣接したカラムに再供給することを含む。
第一または第二ゾーンから抽出液または抽残液流を介して収集された液体が同一ゾーン
に再循環される速度は、その流れを介して収集された液体が、同一ゾーン、典型的には同
一ゾーンの隣接したカラムに再供給される速度である。このことは、図9を参照して理解
することができる。第一ゾーンの抽出液の再循環速度は、カラム2の底部から収集された
抽出液がカラム3の頂部に供給される速度、すなわちカラム3の頂部への液体の流速であ
る。第二ゾーンの抽出液の再循環速度は、カラム10の底部で収集された抽出液がカラム
11の頂部に供給される速度、すなわち、カラム11の頂部への液体の流速である。
に再循環される速度は、その流れを介して収集された液体が、同一ゾーン、典型的には同
一ゾーンの隣接したカラムに再供給される速度である。このことは、図9を参照して理解
することができる。第一ゾーンの抽出液の再循環速度は、カラム2の底部から収集された
抽出液がカラム3の頂部に供給される速度、すなわちカラム3の頂部への液体の流速であ
る。第二ゾーンの抽出液の再循環速度は、カラム10の底部で収集された抽出液がカラム
11の頂部に供給される速度、すなわち、カラム11の頂部への液体の流速である。
抽出液および/または抽残液流の再循環は、その流れを介して収集された液体を容器に
供給して、次いで、ある量のその液体をその容器から同一ゾーンにポンプで戻すことによ
って、典型的にはもたらされる。この場合、特定の抽出液または抽残液流を介して収集さ
れた液体の、典型的には同一ゾーンの隣接したカラムへの再循環速度は、液体が、同一ゾ
ーンに、典型的には隣接したカラムに容器からポンプで戻される速度である。
供給して、次いで、ある量のその液体をその容器から同一ゾーンにポンプで戻すことによ
って、典型的にはもたらされる。この場合、特定の抽出液または抽残液流を介して収集さ
れた液体の、典型的には同一ゾーンの隣接したカラムへの再循環速度は、液体が、同一ゾ
ーンに、典型的には隣接したカラムに容器からポンプで戻される速度である。
当業者なら認識するように、溶離剤および供給原料流を介してあるゾーンに導入される
液体の量は、あるゾーンから除去され、同一ゾーンに再循環される液体の量と釣り合って
いる。したがって、図9を参照すれば、抽出液流については、第一または第二ゾーンへの
溶離剤(脱着剤)の流速(D)は、そのゾーンから抽出液流を介して収集された液体が容
器に蓄積する速度(E1/E2)を、抽出液が同一ゾーンに再循環される速度(D−E1
/D−E2)に加えたものに等しい。あるゾーンの抽残液流については、あるゾーンに抽
出液が再循環される速度(D−E1/D−E2)を、あるゾーンに供給原料が導入される
速度(F/R1)に加えた速度は、そのゾーンから抽残液流を介して収集された液体が容
器に蓄積する速度(R1/R2)を、抽残液が同一ゾーンに再循環される速度(D+F−
E1−R1/D+R1−E2−R2)に加えたものに等しい。
液体の量は、あるゾーンから除去され、同一ゾーンに再循環される液体の量と釣り合って
いる。したがって、図9を参照すれば、抽出液流については、第一または第二ゾーンへの
溶離剤(脱着剤)の流速(D)は、そのゾーンから抽出液流を介して収集された液体が容
器に蓄積する速度(E1/E2)を、抽出液が同一ゾーンに再循環される速度(D−E1
/D−E2)に加えたものに等しい。あるゾーンの抽残液流については、あるゾーンに抽
出液が再循環される速度(D−E1/D−E2)を、あるゾーンに供給原料が導入される
速度(F/R1)に加えた速度は、そのゾーンから抽残液流を介して収集された液体が容
器に蓄積する速度(R1/R2)を、抽残液が同一ゾーンに再循環される速度(D+F−
E1−R1/D+R1−E2−R2)に加えたものに等しい。
あるゾーンからの特定の抽出液または抽残液流から収集された液体が容器に蓄積する速
度は、その抽出液または抽残液流をそのゾーンから除去する正味の速度と考えることもで
きる。
度は、その抽出液または抽残液流をそのゾーンから除去する正味の速度と考えることもで
きる。
典型的には、第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環さ
れる速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環され
る速度とは異なり、かつ/または第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一
ゾーンに再循環される速度は、第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二ゾ
ーンに再循環される速度とは異なる。
れる速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環され
る速度とは異なり、かつ/または第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一
ゾーンに再循環される速度は、第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二ゾ
ーンに再循環される速度とは異なる。
各ゾーンで抽出液および/または抽残液流を介して収集された液体が同一ゾーンに再循
環される速度を変化させることは、他の抽出液および抽残液流に存在するより極性が高い
およびより極性が低い成分の量を変化させる効果がある。したがって、例えば、抽出液の
再循環速度が低下すると、そのゾーンの抽残液流まで運ばれる、そのゾーンのより極性が
低い成分が少なくなる。抽出液の再循環速度が高くなると、そのゾーンの抽残液流まで運
ばれる、そのゾーンのより極性が低い成分が多くなる。このことは、例えば、図6に示す
本発明の特定の実施形態で理解することができる。第一ゾーンで抽出液流を介して収集さ
れた液体が同一ゾーンに再循環される速度(D−E1)は、第一ゾーンで任意の成分Aが
抽残液流まで運ばれる程度(R1)に影響を及ぼす。
環される速度を変化させることは、他の抽出液および抽残液流に存在するより極性が高い
およびより極性が低い成分の量を変化させる効果がある。したがって、例えば、抽出液の
再循環速度が低下すると、そのゾーンの抽残液流まで運ばれる、そのゾーンのより極性が
低い成分が少なくなる。抽出液の再循環速度が高くなると、そのゾーンの抽残液流まで運
ばれる、そのゾーンのより極性が低い成分が多くなる。このことは、例えば、図6に示す
本発明の特定の実施形態で理解することができる。第一ゾーンで抽出液流を介して収集さ
れた液体が同一ゾーンに再循環される速度(D−E1)は、第一ゾーンで任意の成分Aが
抽残液流まで運ばれる程度(R1)に影響を及ぼす。
典型的には、第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環さ
れる速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環され
る速度より速い。好ましくは、より極性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液
流が第一ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入され、
第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される速度は、第
二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される速度より速い
。
れる速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環され
る速度より速い。好ましくは、より極性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液
流が第一ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入され、
第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される速度は、第
二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される速度より速い
。
あるいは、第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環され
る速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される
速度より遅い。
る速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される
速度より遅い。
典型的には、第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環さ
れる速度は、第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環され
る速度より速い。好ましくは、より極性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液
流が第二ゾーンのカラムから収集され、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入され、
第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される速度は、第
一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される速度より速い
。
れる速度は、第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環され
る速度より速い。好ましくは、より極性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液
流が第二ゾーンのカラムから収集され、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入され、
第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される速度は、第
一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される速度より速い
。
あるいは、第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環され
る速度は、第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される
速度より遅い。
る速度は、第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される
速度より遅い。
ステップ時間、すなわち、供給混合液および溶離剤の注入ポイントと収集画分の様々な
分岐ポイントとをシフトする間の時間は、特に制限されず、使用するカラムの数および寸
法ならびに装置を通る流速に依存することになる。当業者なら、本発明の方法で使用する
のに適したステップ時間を容易に決定することができるであろう。ステップ時間は、典型
的には100から1000秒、好ましくは200から800秒、より好ましくは約250
から約750秒である。いくつかの実施形態では、100から400秒、好ましくは20
0から300秒、より好ましくは約250秒のステップ時間が適する。他の実施形態では
、600から900秒、好ましくは700から800秒、より好ましくは約750秒のス
テップ時間が適する。
分岐ポイントとをシフトする間の時間は、特に制限されず、使用するカラムの数および寸
法ならびに装置を通る流速に依存することになる。当業者なら、本発明の方法で使用する
のに適したステップ時間を容易に決定することができるであろう。ステップ時間は、典型
的には100から1000秒、好ましくは200から800秒、より好ましくは約250
から約750秒である。いくつかの実施形態では、100から400秒、好ましくは20
0から300秒、より好ましくは約250秒のステップ時間が適する。他の実施形態では
、600から900秒、好ましくは700から800秒、より好ましくは約750秒のス
テップ時間が適する。
本発明の方法では、実移動床式クロマトグラフィーが好ましい。
実および擬似移動床システム用の当技術分野で既知の従来の吸着剤を本発明の方法で使
用できる。各クロマトグラフィーカラムは、同一または異なる吸着剤を含んでいてもよい
。典型的には、各カラムは同じ吸着剤を含む。一般に使用されるそうした材料の例として
は、ポリマービーズ、好ましくはDVB(ジビニルベンゼン)と網状化したポリスチレン
;およびシリカゲル、好ましくはC8またはC18アルカン、特にC18と結合した逆相
シリカゲルがある。C18結合逆相シリカゲルが好ましい。本発明の方法で使用する吸着
剤は、好ましくは非極性である。
用できる。各クロマトグラフィーカラムは、同一または異なる吸着剤を含んでいてもよい
。典型的には、各カラムは同じ吸着剤を含む。一般に使用されるそうした材料の例として
は、ポリマービーズ、好ましくはDVB(ジビニルベンゼン)と網状化したポリスチレン
;およびシリカゲル、好ましくはC8またはC18アルカン、特にC18と結合した逆相
シリカゲルがある。C18結合逆相シリカゲルが好ましい。本発明の方法で使用する吸着
剤は、好ましくは非極性である。
吸着剤固定相材料の形状は、例えば、球状のまたは非球状のビーズ、好ましくは実質的
に球状のビーズであってもよい。そうしたビーズは、5から500ミクロン、好ましくは
10から500ミクロン、より好ましくは15から500ミクロン、より好ましくは40
から500ミクロン、より好ましくは100から500ミクロン、より好ましくは250
から500ミクロン、さらにより好ましくは250から400ミクロン、最も好ましくは
250から350ミクロンの直径を典型的には有する。いくつかの実施形態では、5から
35ミクロン、典型的には10から30ミクロン、好ましくは15から25ミクロンの直
径を有するビーズを使用することができる。いくつかの好ましい粒径は、擬似および実移
動床式方法で過去に使用されたビーズの粒径よりも幾分大きい。より大きな粒子を使用す
ることによって、システムで使用される溶離剤の圧力をより低くすることができる。ひい
ては、これは、費用節約、効率および装置の寿命の点から利点を有する。より大きな粒径
の吸着剤ビーズが、(その付随する利点を伴って)分解能を少しも低下させることなしに
、本発明の方法で使用できることが驚いたことに見出された。
に球状のビーズであってもよい。そうしたビーズは、5から500ミクロン、好ましくは
10から500ミクロン、より好ましくは15から500ミクロン、より好ましくは40
から500ミクロン、より好ましくは100から500ミクロン、より好ましくは250
から500ミクロン、さらにより好ましくは250から400ミクロン、最も好ましくは
250から350ミクロンの直径を典型的には有する。いくつかの実施形態では、5から
35ミクロン、典型的には10から30ミクロン、好ましくは15から25ミクロンの直
径を有するビーズを使用することができる。いくつかの好ましい粒径は、擬似および実移
動床式方法で過去に使用されたビーズの粒径よりも幾分大きい。より大きな粒子を使用す
ることによって、システムで使用される溶離剤の圧力をより低くすることができる。ひい
ては、これは、費用節約、効率および装置の寿命の点から利点を有する。より大きな粒径
の吸着剤ビーズが、(その付随する利点を伴って)分解能を少しも低下させることなしに
、本発明の方法で使用できることが驚いたことに見出された。
吸着剤は、10から50nm、好ましくは15から45nm、より好ましくは20から
40nm、最も好ましくは25から35nmの孔径を典型的には有する。
40nm、最も好ましくは25から35nmの孔径を典型的には有する。
本発明の方法で使用する溶離剤は、水性アルコール以外の水性有機溶媒である。
水性有機溶媒は、水および1種もしくは複数のエーテル、エステル、ケトンもしくはニ
トリルまたはそれらの混合液を典型的には含む。
トリルまたはそれらの混合液を典型的には含む。
エーテル溶媒は当業者に周知である。エーテルは、典型的には短鎖エーテルである。エ
ーテルは典型的には式R−O−R’のものであり、式中、RおよびR’は同一または異な
っており、直鎖または分枝状のC1〜C6アルキル基を表す。C1〜C6アルキル基は、
好ましくは無置換である。好ましいエーテルとしては、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテルおよびメチルt−ブチルエーテル(MTBE)が挙げられる。
ーテルは典型的には式R−O−R’のものであり、式中、RおよびR’は同一または異な
っており、直鎖または分枝状のC1〜C6アルキル基を表す。C1〜C6アルキル基は、
好ましくは無置換である。好ましいエーテルとしては、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテルおよびメチルt−ブチルエーテル(MTBE)が挙げられる。
エステル溶媒は当業者に周知である。エステルは、典型的には短鎖エステルである。エ
ステルは典型的には式R−(C=O)O−R’のものであり、式中、RおよびR’は同一
または異なっており、直鎖または分枝状のC1〜C6アルキル基を表す。好ましいエステ
ルとしては、酢酸メチルおよび酢酸エチルが挙げられる。
ステルは典型的には式R−(C=O)O−R’のものであり、式中、RおよびR’は同一
または異なっており、直鎖または分枝状のC1〜C6アルキル基を表す。好ましいエステ
ルとしては、酢酸メチルおよび酢酸エチルが挙げられる。
ケトン溶媒は当業者に周知である。ケトンは典型的には短鎖ケトンである。ケトンは典
型的には式R−(C=O)−R’のものであり、式中、RおよびR’は同一または異なっ
ており、直鎖または分枝状のC1〜C6アルキル基を表す。C1〜C6アルキル基は、好
ましくは無置換である。好ましいケトンとしては、アセトン、メチルエチルケトンおよび
メチルイソブチルケトン(MIBK)が挙げられる。
型的には式R−(C=O)−R’のものであり、式中、RおよびR’は同一または異なっ
ており、直鎖または分枝状のC1〜C6アルキル基を表す。C1〜C6アルキル基は、好
ましくは無置換である。好ましいケトンとしては、アセトン、メチルエチルケトンおよび
メチルイソブチルケトン(MIBK)が挙げられる。
ニトリル溶媒は当業者に周知である。ニトリルは典型的には短鎖ニトリルである。ニト
リルは典型的には式R−CNのものであり、式中、Rは直鎖または分枝状のC1〜C6ア
ルキル基を表す。C1〜C6アルキル基は、好ましくは無置換である。好ましいニトリル
としては、アセトニトリルが挙げられる。
リルは典型的には式R−CNのものであり、式中、Rは直鎖または分枝状のC1〜C6ア
ルキル基を表す。C1〜C6アルキル基は、好ましくは無置換である。好ましいニトリル
としては、アセトニトリルが挙げられる。
水性有機溶媒は、好ましくは水性アセトニトリルである。
水性有機溶媒が水性アセトニトリルである場合は、溶離剤は、30重量%までの水、残
りのアセトニトリルを典型的には含む。好ましくは、溶離剤は、5から25重量%の水、
残りのアセトニトリルを含む。より好ましくは、溶離剤は、10から20重量%の水、残
りのアセトニトリルを含む。さらにより好ましくは、溶離剤は、15から25重量%の水
、残りのアセトニトリルを含む。
りのアセトニトリルを典型的には含む。好ましくは、溶離剤は、5から25重量%の水、
残りのアセトニトリルを含む。より好ましくは、溶離剤は、10から20重量%の水、残
りのアセトニトリルを含む。さらにより好ましくは、溶離剤は、15から25重量%の水
、残りのアセトニトリルを含む。
水性アルコールは、水および1種または複数の短鎖アルコールを典型的には含む。短鎖
アルコールは、1から6個の炭素原子を典型的には有する。アルコールの例としては、メ
タノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブ
タノール、s−ブタノールおよびt−ブタノールが挙げられる。
アルコールは、1から6個の炭素原子を典型的には有する。アルコールの例としては、メ
タノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブ
タノール、s−ブタノールおよびt−ブタノールが挙げられる。
典型的には、溶離剤は超臨界状態でない。典型的には、溶離剤は液体である。
典型的には、装置全体の溶離剤の水:有機溶媒の平均比率は、0.1:99.9から3
0:70容積部、好ましくは0.1:99.9から9:91容積部、より好ましくは0.
25:99.75から7:93容積部、さらにより好ましくは0.5:99.5から6:
94容積部である。
0:70容積部、好ましくは0.1:99.9から9:91容積部、より好ましくは0.
25:99.75から7:93容積部、さらにより好ましくは0.5:99.5から6:
94容積部である。
各ゾーンの溶離剤の溶離力は、典型的には異なる。好ましくは、第一ゾーンの溶離剤の
溶離力は、第二ゾーンおよびそれ以降のゾーンの溶離剤の溶離力より大きい。実際には、
これは、各ゾーンの水および有機溶媒の相対量を変化させることによって達成される。有
機溶媒の選択によっては、それらは水よりも強力な脱着試薬であり得る。あるいは、それ
らは、水よりも強力でない脱着試薬であり得る。例えば、アセトニトリルは水よりも強力
な脱着試薬である。したがって、水性有機溶媒がアセトニトリルである場合は、第一ゾー
ンの溶離剤中のアセトニトリルの量は、第二ゾーンおよびそれ以降のゾーンの溶離剤のア
セトニトリルの量より典型的には多い。
溶離力は、第二ゾーンおよびそれ以降のゾーンの溶離剤の溶離力より大きい。実際には、
これは、各ゾーンの水および有機溶媒の相対量を変化させることによって達成される。有
機溶媒の選択によっては、それらは水よりも強力な脱着試薬であり得る。あるいは、それ
らは、水よりも強力でない脱着試薬であり得る。例えば、アセトニトリルは水よりも強力
な脱着試薬である。したがって、水性有機溶媒がアセトニトリルである場合は、第一ゾー
ンの溶離剤中のアセトニトリルの量は、第二ゾーンおよびそれ以降のゾーンの溶離剤のア
セトニトリルの量より典型的には多い。
各ゾーンに存在する水性有機溶媒が異なる水有機溶媒含有量を有する実施形態では、第
一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、典型的には5:95から25:75容積部、好
ましくは10:90から15:85容積部である。あるいは、第一ゾーンの溶離剤の水:
有機溶媒比率は、0:100から5:95容積部、好ましくは0.1:99.9から2.
5:97.5容積部、より好ましくは0.25:99.75から2:98容積部、最も好
ましくは0.5:99.5から1.5:98.5容積部でもよい。
一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、典型的には5:95から25:75容積部、好
ましくは10:90から15:85容積部である。あるいは、第一ゾーンの溶離剤の水:
有機溶媒比率は、0:100から5:95容積部、好ましくは0.1:99.9から2.
5:97.5容積部、より好ましくは0.25:99.75から2:98容積部、最も好
ましくは0.5:99.5から1.5:98.5容積部でもよい。
これらの実施形態では、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、典型的には10:
90から30:70容積部、好ましくは15:85から20:80容積部である。あるい
は、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、3:97から7:93容積部、好ましく
は4:96から6:94容積部、より好ましくは4.5:95.5から5.5:94.5
容積部でもよい。
90から30:70容積部、好ましくは15:85から20:80容積部である。あるい
は、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、3:97から7:93容積部、好ましく
は4:96から6:94容積部、より好ましくは4.5:95.5から5.5:94.5
容積部でもよい。
各ゾーンに存在する水性有機溶媒が異なる水有機溶媒含有量を有する特に好ましい実施
形態では、第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、0.5:99.5から1.5:9
8.5容積部であり、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、4.5:95:5から
5.5:94.5容積部である。
形態では、第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、0.5:99.5から1.5:9
8.5容積部であり、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、4.5:95:5から
5.5:94.5容積部である。
各ゾーンで抽出液および抽残液流を介して収集された液体が同一ゾーンに再循環される
速度が、各ゾーンで供給混合液の異なる成分からPUFA生成物を分離できるように調整
される実施形態では、各ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、同じでもよいし、異なっ
ていてもよい。典型的には、各ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、0.5:99.5
から5.5:94.5容積部である。一実施形態では、第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶
媒比率は、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率より低い。別の実施形態では、第一ゾ
ーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率より高い。
さらなる実施形態では、第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、第二ゾーンの溶離剤
の水:有機溶媒比率と同じである。
速度が、各ゾーンで供給混合液の異なる成分からPUFA生成物を分離できるように調整
される実施形態では、各ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、同じでもよいし、異なっ
ていてもよい。典型的には、各ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、0.5:99.5
から5.5:94.5容積部である。一実施形態では、第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶
媒比率は、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率より低い。別の実施形態では、第一ゾ
ーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率より高い。
さらなる実施形態では、第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、第二ゾーンの溶離剤
の水:有機溶媒比率と同じである。
上記で言及した各ゾーンの水と有機溶媒の比率はゾーン全体の平均比率であることが認
識されるであろう。
識されるであろう。
典型的には、各ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、ゾーンの1個または複数のカラ
ムに水および/または有機溶媒を導入することによって制御される。したがって、例えば
,第二ゾーンよりも低い第一ゾーンの水:有機溶媒比率を達成するためには、水は、典型
的には、第一ゾーンに第二ゾーンよりもゆっくりと導入される。いくつかの実施形態では
、実質的に純粋な有機溶媒および実質的に純粋な水を、各ゾーンの異なるポイントで導入
することができる。これら2つの流れの相対的な流速は、ゾーン全体の全体的な溶媒プロ
ファイルを決定する。他の実施形態では、異なる有機溶媒/水混合液を、各ゾーンの異な
るポイントで導入することができる。それは、異なる有機溶媒:水比率を有する2つ以上
の異なる有機溶媒/水混合液を、ゾーンに導入することを含む。本実施形態の有機溶媒/
水混合液の相対的な流速および相対的な濃度は、ゾーン全体の全体的な溶媒プロファイル
を決定する。各ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率が同じである他の実施形態では、同じ
有機溶媒/水混合液が各ゾーンに導入される。
ムに水および/または有機溶媒を導入することによって制御される。したがって、例えば
,第二ゾーンよりも低い第一ゾーンの水:有機溶媒比率を達成するためには、水は、典型
的には、第一ゾーンに第二ゾーンよりもゆっくりと導入される。いくつかの実施形態では
、実質的に純粋な有機溶媒および実質的に純粋な水を、各ゾーンの異なるポイントで導入
することができる。これら2つの流れの相対的な流速は、ゾーン全体の全体的な溶媒プロ
ファイルを決定する。他の実施形態では、異なる有機溶媒/水混合液を、各ゾーンの異な
るポイントで導入することができる。それは、異なる有機溶媒:水比率を有する2つ以上
の異なる有機溶媒/水混合液を、ゾーンに導入することを含む。本実施形態の有機溶媒/
水混合液の相対的な流速および相対的な濃度は、ゾーン全体の全体的な溶媒プロファイル
を決定する。各ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率が同じである他の実施形態では、同じ
有機溶媒/水混合液が各ゾーンに導入される。
典型的には、本発明の方法は、15から55℃、好ましくは20から40℃、より好ま
しくは約30℃で行われる。したがって、本方法は典型的には室温で行われるが、高温で
行うこともできる。
しくは約30℃で行われる。したがって、本方法は典型的には室温で行われるが、高温で
行うこともできる。
本発明の方法は、1つのゾーン(例えば第一ゾーン)に供給流を導入し、PUFA生成
物が豊富な第一中間流を収集し、第一中間流を別のゾーン(例えば第二ゾーン)に導入す
ることを含む。したがって、装置が2つのゾーンを有する場合は、この方法は、(a)第
一中間流を第一ゾーンから収集し、それを第二ゾーンに導入すること、または(b)第一
中間流を第二ゾーンから収集し、それを第一ゾーンに導入することのいずれかを含む。こ
のようにして、極性がより高いおよびより低い成分の両方からPUFA生成物を単一方法
で分離することができる。
物が豊富な第一中間流を収集し、第一中間流を別のゾーン(例えば第二ゾーン)に導入す
ることを含む。したがって、装置が2つのゾーンを有する場合は、この方法は、(a)第
一中間流を第一ゾーンから収集し、それを第二ゾーンに導入すること、または(b)第一
中間流を第二ゾーンから収集し、それを第一ゾーンに導入することのいずれかを含む。こ
のようにして、極性がより高いおよびより低い成分の両方からPUFA生成物を単一方法
で分離することができる。
(a)より極性が高い成分とともにPUFA生成物を含む抽残液流が第一ゾーンのカラ
ムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入される、または(b)より極
性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され
、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入される。
ムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導入される、または(b)より極
性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液流が第二ゾーンのカラムから収集され
、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入される。
特に好ましい実施形態では、装置は2つのゾーンを有し、本発明の方法は、
(i)供給混合液を第一ゾーンに導入し、PUFA生成物が豊富な第一抽残液流および
PUFA生成物が欠乏している第一抽出液流を除去すること、ならびに
(ii)第一抽残液流を第二ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第二抽残
液流を除去し、第二抽出液流を収集してPUFA生成物を得ること
を含む。
(i)供給混合液を第一ゾーンに導入し、PUFA生成物が豊富な第一抽残液流および
PUFA生成物が欠乏している第一抽出液流を除去すること、ならびに
(ii)第一抽残液流を第二ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第二抽残
液流を除去し、第二抽出液流を収集してPUFA生成物を得ること
を含む。
この特に好ましい実施形態は、供給混合液からEPAを精製するのに適する。
この特に好ましい実施形態を図2に図示する。PUFA生成物(B)ならびにより極性
が高い(C)およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fが、第一ゾーンに導入
される。第一ゾーンでは、最も極性が低い成分(A)が、抽出液流E1として除去される
。PUFA生成物(B)およびより極性が高い成分(C)が、抽残液流R1として除去さ
れる。抽残液流R1は、次いで第二ゾーンに導入される。第二ゾーンでは、より極性が高
い成分(C)が抽残液流R2として除去される。PUFA生成物(B)が、抽出液流E2
として収集される。
が高い(C)およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fが、第一ゾーンに導入
される。第一ゾーンでは、最も極性が低い成分(A)が、抽出液流E1として除去される
。PUFA生成物(B)およびより極性が高い成分(C)が、抽残液流R1として除去さ
れる。抽残液流R1は、次いで第二ゾーンに導入される。第二ゾーンでは、より極性が高
い成分(C)が抽残液流R2として除去される。PUFA生成物(B)が、抽出液流E2
として収集される。
本実施形態を、図4でより詳細に図示する。図4は、各ゾーンへの有機溶媒の脱着剤(
D)および水(W)の導入ポイントが示されていることを除いて、図2と同じである。有
機溶媒の脱着剤(D)および水(W)は、共に溶離剤を構成する。(D)相は典型的には
実質的に純粋な有機溶媒であるが、ある種の実施形態では、主に有機溶媒を含む有機溶媒
/水の混合液でもよい。(W)相は典型的には実質的に純粋な水であるが、ある種の実施
形態では、主に水を含む有機溶媒/水の混合液、例えば98%水/2%アセトニトリルの
混合液でもよい。
D)および水(W)の導入ポイントが示されていることを除いて、図2と同じである。有
機溶媒の脱着剤(D)および水(W)は、共に溶離剤を構成する。(D)相は典型的には
実質的に純粋な有機溶媒であるが、ある種の実施形態では、主に有機溶媒を含む有機溶媒
/水の混合液でもよい。(W)相は典型的には実質的に純粋な水であるが、ある種の実施
形態では、主に水を含む有機溶媒/水の混合液、例えば98%水/2%アセトニトリルの
混合液でもよい。
この特に好ましい実施形態のさらなる例示を図6に示す。ここでは、別個の水注入ポイ
ントは存在せず、代わりに水性有機溶媒の脱着剤が(D)で注入される。
ントは存在せず、代わりに水性有機溶媒の脱着剤が(D)で注入される。
抽残液および抽出液流への分離は、各ゾーン内の溶離剤の脱着力を変化させることによ
って促進され得る。これは、溶離剤の有機溶媒(または有機溶媒が豊富な)成分および水
(または水が豊富な)成分を各ゾーンの異なるポイントで導入することによって実現する
ことができる。したがって、典型的には、システムにおける溶離剤の流れに対して、有機
溶媒は、抽出液分岐ポイントの上流で導入され、水は、抽出液分岐ポイントとゾーンへの
供給物の導入ポイントとの間で導入される。このことを図4に示す。
って促進され得る。これは、溶離剤の有機溶媒(または有機溶媒が豊富な)成分および水
(または水が豊富な)成分を各ゾーンの異なるポイントで導入することによって実現する
ことができる。したがって、典型的には、システムにおける溶離剤の流れに対して、有機
溶媒は、抽出液分岐ポイントの上流で導入され、水は、抽出液分岐ポイントとゾーンへの
供給物の導入ポイントとの間で導入される。このことを図4に示す。
あるいは、分離は、抽出液および抽残液流を介して2つのゾーンから収集された液体が
同一ゾーンに再循環される速度を変化させることによって促進され得る。
同一ゾーンに再循環される速度を変化させることによって促進され得る。
典型的には、この特に好ましい実施形態では、第一ゾーンから抽出液流を介して収集さ
れた液体が第一ゾーンに再循環される速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集され
た液体が第二ゾーンに再循環される速度より速い、または第一ゾーンの溶離剤の水:有機
溶媒比率は、第二ゾーンのそれよりも低い。
れた液体が第一ゾーンに再循環される速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集され
た液体が第二ゾーンに再循環される速度より速い、または第一ゾーンの溶離剤の水:有機
溶媒比率は、第二ゾーンのそれよりも低い。
この特に好ましい実施形態では、第一ゾーンの第一抽残液流は、第一ゾーンの溶離剤の
流れに対して、第一ゾーンに供給混合液を導入するポイントの下流で典型的には除去され
る。
流れに対して、第一ゾーンに供給混合液を導入するポイントの下流で典型的には除去され
る。
この特に好ましい実施形態では、第一ゾーンの第一抽出液流は、第一ゾーンの溶離剤の
流れに対して、第一ゾーンに供給混合液を導入するポイントの上流で典型的には除去され
る。
流れに対して、第一ゾーンに供給混合液を導入するポイントの上流で典型的には除去され
る。
この特に好ましい実施形態では、第二ゾーンの第二抽残液流は、第二ゾーンの溶離剤の
流れに対して、第二ゾーンに第一抽残液流を導入するポイントの下流で典型的には除去さ
れる。
流れに対して、第二ゾーンに第一抽残液流を導入するポイントの下流で典型的には除去さ
れる。
この特に好ましい実施形態では、第二ゾーンの第二抽出液流は、第二ゾーンの溶離剤の
流れに対して、第二ゾーンに第一抽残液流を導入するポイントの上流で典型的には収集さ
れる。
流れに対して、第二ゾーンに第一抽残液流を導入するポイントの上流で典型的には収集さ
れる。
典型的には、この特に好ましい実施形態では、有機溶媒または水性有機溶媒は、第一ゾ
ーンの溶離剤の流れに対して、第一抽出液流を除去するポイントの上流で、第一ゾーンに
導入される。
ーンの溶離剤の流れに対して、第一抽出液流を除去するポイントの上流で、第一ゾーンに
導入される。
典型的には、この特に好ましい実施形態では、水が、第一ゾーンに導入される場合は、
水は、第一ゾーンの溶離剤の流れに対して、供給混合液の導入ポイントの上流ではあるが
第一抽出液流を除去するポイントの下流で、第一ゾーンに導入される。
水は、第一ゾーンの溶離剤の流れに対して、供給混合液の導入ポイントの上流ではあるが
第一抽出液流を除去するポイントの下流で、第一ゾーンに導入される。
典型的には、この特に好ましい実施形態では、有機溶媒または水性有機溶媒は、第二ゾ
ーンの溶離剤の流れに対して、第二抽出液流を除去するポイントの上流で、第二ゾーンに
導入される。
ーンの溶離剤の流れに対して、第二抽出液流を除去するポイントの上流で、第二ゾーンに
導入される。
典型的には、この特に好ましい実施形態では、水が、第二ゾーンに導入される場合は、
水は、第二ゾーンの溶離剤の流れに対して、第一抽残液流を導入するポイントの上流では
あるが第二抽出液流を除去するポイントの下流で、第二ゾーンに導入される。
水は、第二ゾーンの溶離剤の流れに対して、第一抽残液流を導入するポイントの上流では
あるが第二抽出液流を除去するポイントの下流で、第二ゾーンに導入される。
別の特に好ましい実施形態では、装置は2つのゾーンを有し、方法は、
(i)供給混合液を第二ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第一抽残液流
およびPUFA生成物が豊富な第一抽出液流を除去すること、ならびに
(ii)第一抽出液流を第一ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第二抽出
液流を除去し、第二抽残液流を収集してPUFA生成物を得ること
を含む。
(i)供給混合液を第二ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第一抽残液流
およびPUFA生成物が豊富な第一抽出液流を除去すること、ならびに
(ii)第一抽出液流を第一ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第二抽出
液流を除去し、第二抽残液流を収集してPUFA生成物を得ること
を含む。
この特に好ましい実施形態は、供給混合液からDHAを精製するのに適する。
この実施形態を図3に図示する。PUFA生成物(B)ならびにより極性が高い(C)
およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fが、第二ゾーンに導入される。第二
ゾーンでは、より極性が高い成分(C)が抽残液流R1として除去される。PUFA生成
物(B)およびより極性が低い成分(A)が、抽出液流E1として収集される。抽出液流
E1は、次いで第一ゾーンに導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分(A)が
、抽出液流E2として除去される。PUFA生成物(B)は、抽残液流R2として収集さ
れる。
およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fが、第二ゾーンに導入される。第二
ゾーンでは、より極性が高い成分(C)が抽残液流R1として除去される。PUFA生成
物(B)およびより極性が低い成分(A)が、抽出液流E1として収集される。抽出液流
E1は、次いで第一ゾーンに導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分(A)が
、抽出液流E2として除去される。PUFA生成物(B)は、抽残液流R2として収集さ
れる。
本実施形態をより詳細に図5に図示する。有機溶媒の脱着剤(D)および水(W)の各
ゾーンへの導入ポイントが示されていることを除いて、図5は、図3と同じである。上記
のように、(D)相は典型的には実質的に純粋な有機溶媒であるが、ある種の実施形態で
は、主に有機溶媒を含む有機溶媒/水混合液でもよい。(W)相は典型的には実質的に純
粋な水であるが、ある種の実施形態では、主に水を含む有機溶媒/水の混合液、例えば9
8%水/2%アセトニトリル混合液でもよい。
ゾーンへの導入ポイントが示されていることを除いて、図5は、図3と同じである。上記
のように、(D)相は典型的には実質的に純粋な有機溶媒であるが、ある種の実施形態で
は、主に有機溶媒を含む有機溶媒/水混合液でもよい。(W)相は典型的には実質的に純
粋な水であるが、ある種の実施形態では、主に水を含む有機溶媒/水の混合液、例えば9
8%水/2%アセトニトリル混合液でもよい。
この特に好ましい実施形態のさらなる例示を図7に示す。ここでは、別個の水注入ポイ
ントは存在せず、代わりに水性有機溶媒の脱着剤が(D)で注入される。
ントは存在せず、代わりに水性有機溶媒の脱着剤が(D)で注入される。
典型的には、本実施形態では、第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二
ゾーンに再導入される速度は、第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾ
ーンに再導入される速度より速い、または第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、第
二ゾーンのそれより低い。
ゾーンに再導入される速度は、第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾ
ーンに再導入される速度より速い、または第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率は、第
二ゾーンのそれより低い。
この第二の特に好ましい実施形態では、第二ゾーンの第一抽残液流は、第二ゾーンの溶
離剤の流れに対して、第二ゾーンへの供給混合液の導入ポイントの下流で典型的には除去
される。
離剤の流れに対して、第二ゾーンへの供給混合液の導入ポイントの下流で典型的には除去
される。
この第二の特に好ましい実施形態では、第二ゾーンの第一抽出液流は、第二ゾーンの溶
離剤の流れに対して、第二ゾーンへ供給混合液を導入するポイントの上流で典型的には収
集される。
離剤の流れに対して、第二ゾーンへ供給混合液を導入するポイントの上流で典型的には収
集される。
この第二の特に好ましい実施形態では、第一ゾーンの第二抽残液流は、第一ゾーンの溶
離剤の流れに対して、第一ゾーンへの第一抽出液流の導入ポイントの下流で典型的には収
集される。
離剤の流れに対して、第一ゾーンへの第一抽出液流の導入ポイントの下流で典型的には収
集される。
この第二の特に好ましい実施形態では、第一ゾーンの第二抽出液流は、第一ゾーンの溶
離剤の流れに対して、第一ゾーンへの第一抽出液流の導入ポイントの上流で典型的には除
去される。
離剤の流れに対して、第一ゾーンへの第一抽出液流の導入ポイントの上流で典型的には除
去される。
典型的には、この第二の特に好ましい実施形態では、有機溶媒または水性有機溶媒は、
第二ゾーンの溶離剤の流れに対して、第一抽出液流を除去するポイントの上流で、第二ゾ
ーンに導入される。
第二ゾーンの溶離剤の流れに対して、第一抽出液流を除去するポイントの上流で、第二ゾ
ーンに導入される。
典型的には、この第二の特に好ましい実施形態では、水が、第二ゾーンに導入される場
合は、水は、第二ゾーンの溶離剤の流れに対して、供給混合液の導入ポイントの上流では
あるが第一抽出液流を除去するポイントの下流で、第二ゾーンに導入される。
合は、水は、第二ゾーンの溶離剤の流れに対して、供給混合液の導入ポイントの上流では
あるが第一抽出液流を除去するポイントの下流で、第二ゾーンに導入される。
典型的には、この第二の特に好ましい実施形態では、有機溶媒または水性有機溶媒は、
第一ゾーンの溶離剤の流れに対して、第二抽出液流を除去するポイントの上流で、第一ゾ
ーンに導入される。
第一ゾーンの溶離剤の流れに対して、第二抽出液流を除去するポイントの上流で、第一ゾ
ーンに導入される。
典型的には、この第二の特に好ましい実施形態では、水が、第一ゾーンに導入される場
合は、水は、第一ゾーンの溶離剤の流れに対して、第一抽残液流を導入するポイントの上
流ではあるが第二抽出液流を除去するポイントの下流で、第一ゾーンに導入される。
合は、水は、第一ゾーンの溶離剤の流れに対して、第一抽残液流を導入するポイントの上
流ではあるが第二抽出液流を除去するポイントの下流で、第一ゾーンに導入される。
本発明の好ましい実施形態では、擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置は、1
5個のクロマトグラフィーカラムからなる。これらは、カラム1から15と称される。1
5個のカラムは、カラム1の底部がカラム2の頂部に連結し、カラム2の底部がカラム3
の頂部に連結し、...など、連続して配置される。これは、場合によっては保持容器を
介して、再循環流を次のカラムに入れてもよい。このシステムを通じての溶離剤の流れは
、カラム1からカラム2、カラム2からカラム3などである。このシステムを通じての吸
着剤の流れは、カラム15からカラム14、カラム14からカラム13などである。
5個のクロマトグラフィーカラムからなる。これらは、カラム1から15と称される。1
5個のカラムは、カラム1の底部がカラム2の頂部に連結し、カラム2の底部がカラム3
の頂部に連結し、...など、連続して配置される。これは、場合によっては保持容器を
介して、再循環流を次のカラムに入れてもよい。このシステムを通じての溶離剤の流れは
、カラム1からカラム2、カラム2からカラム3などである。このシステムを通じての吸
着剤の流れは、カラム15からカラム14、カラム14からカラム13などである。
最も好ましい実施形態では、第一ゾーンは、上記で論じたようにつながっている8個の
隣接したカラム、カラム1から8から典型的にはなる。この最も好ましい実施形態では、
第二ゾーンは、上記で論じたようにつながっている7個のカラム、カラム9から15から
典型的にはなる。誤解を避けるために、第一ゾーンのカラム8の底部は、第二ゾーンのカ
ラム9の頂部に連結している。
隣接したカラム、カラム1から8から典型的にはなる。この最も好ましい実施形態では、
第二ゾーンは、上記で論じたようにつながっている7個のカラム、カラム9から15から
典型的にはなる。誤解を避けるために、第一ゾーンのカラム8の底部は、第二ゾーンのカ
ラム9の頂部に連結している。
最も好ましい実施形態を図8に図示する。PUFA生成物(B)ならびにより極性が高
い(C)およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fは、第一ゾーンのカラム5
の頂部に導入される。有機溶媒の脱着剤は、第一ゾーンのカラム1の頂部に導入される。
水は、第一ゾーンのカラム4の頂部に導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分
(A)は、抽出液流E1としてカラム2の底部から除去される。PUFA生成物(B)お
よびより極性が高い成分(C)は、抽残液流R1としてカラム7の底部から除去される。
抽残液流R1は、次いでカラム13の頂部で第二ゾーンに導入される。有機溶媒の脱着剤
は、第二ゾーンのカラム9の頂部に導入される。水は、第二ゾーンのカラム12の頂部に
導入される。第二ゾーンでは、より極性が高い成分(C)は、抽残液流R2としてカラム
15の底部で除去される。PUFA生成物(B)は、抽出液流E2としてカラム10の底
部で収集される。
い(C)およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fは、第一ゾーンのカラム5
の頂部に導入される。有機溶媒の脱着剤は、第一ゾーンのカラム1の頂部に導入される。
水は、第一ゾーンのカラム4の頂部に導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分
(A)は、抽出液流E1としてカラム2の底部から除去される。PUFA生成物(B)お
よびより極性が高い成分(C)は、抽残液流R1としてカラム7の底部から除去される。
抽残液流R1は、次いでカラム13の頂部で第二ゾーンに導入される。有機溶媒の脱着剤
は、第二ゾーンのカラム9の頂部に導入される。水は、第二ゾーンのカラム12の頂部に
導入される。第二ゾーンでは、より極性が高い成分(C)は、抽残液流R2としてカラム
15の底部で除去される。PUFA生成物(B)は、抽出液流E2としてカラム10の底
部で収集される。
この最も好ましい実施形態では、有機溶媒は、第一ゾーンのカラム1の頂部に典型的に
は導入される。
は導入される。
この最も好ましい実施形態では、水は、第一ゾーンのカラム4の頂部に導入される。
この最も好ましい実施形態では、有機溶媒は、第二ゾーンのカラム9の頂部に典型的に
は導入される。
は導入される。
この最も好ましい実施形態では、有機溶媒は、第二ゾーンのカラム12の頂部に典型的
には導入される。
には導入される。
この最も好ましい実施形態では、供給流は、第一ゾーンのカラム5の頂部に典型的には
導入される。
導入される。
この最も好ましい実施形態では、第一抽残液流は典型的には、第一ゾーンのカラム7の
底部から収集され、第二ゾーンのカラム13の頂部に導入される。第一抽残液流は、カラ
ム13に導入される前に、場合によっては容器に収集されてもよい。
底部から収集され、第二ゾーンのカラム13の頂部に導入される。第一抽残液流は、カラ
ム13に導入される前に、場合によっては容器に収集されてもよい。
この最も好ましい実施形態では、第一抽出液流は、第一ゾーンのカラム2の底部から、
典型的には除去される。第一抽出液流は、場合によっては容器に収集され、第一ゾーンの
カラム3の頂部に再導入されてもよい。
典型的には除去される。第一抽出液流は、場合によっては容器に収集され、第一ゾーンの
カラム3の頂部に再導入されてもよい。
この最も好ましい実施形態では、第二抽出液流は、第二ゾーンのカラム15の底部から
、典型的には除去される。
、典型的には除去される。
この最も好ましい実施形態では、第二抽出液流は、第二ゾーンのカラム10の底部から
典型的には収集される。この第二抽出液流は、精製されたPUFA生成物を典型的には含
む。第二抽出液流は、場合によっては容器に収集され、第二ゾーンのカラム11の頂部に
再導入されてもよい。
典型的には収集される。この第二抽出液流は、精製されたPUFA生成物を典型的には含
む。第二抽出液流は、場合によっては容器に収集され、第二ゾーンのカラム11の頂部に
再導入されてもよい。
典型的には、この最も好ましい実施形態では、第一ゾーンの水:有機溶媒比率は、第二
ゾーンの水:有機溶媒比率より低い。
ゾーンの水:有機溶媒比率より低い。
さらなる最も好ましい実施形態を図9に図示する。PUFA生成物(B)ならびにより
極性が高い(C)およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fが、第一ゾーンの
カラム5の頂部に導入される。水性有機溶媒の脱着剤が、第一ゾーンのカラム1の頂部に
導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分(A)が、抽出液流E1としてカラム
2の底部から除去される。PUFA生成物(B)およびより極性が高い成分(C)が、抽
残液流R1としてカラム7の底部から除去される。抽残液流R1は、次いでカラム12の
頂部で第二ゾーンに導入される。水性有機溶媒の脱着剤が、第二ゾーンのカラム9の頂部
に導入される。第二ゾーンでは、より極性が高い成分(C)が、抽残液流R2としてカラ
ム14の底部で除去される。PUFA生成物(B)は、抽出液流E2としてカラム10の
底部で収集される。
極性が高い(C)およびより極性が低い(A)成分を含む供給混合液Fが、第一ゾーンの
カラム5の頂部に導入される。水性有機溶媒の脱着剤が、第一ゾーンのカラム1の頂部に
導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分(A)が、抽出液流E1としてカラム
2の底部から除去される。PUFA生成物(B)およびより極性が高い成分(C)が、抽
残液流R1としてカラム7の底部から除去される。抽残液流R1は、次いでカラム12の
頂部で第二ゾーンに導入される。水性有機溶媒の脱着剤が、第二ゾーンのカラム9の頂部
に導入される。第二ゾーンでは、より極性が高い成分(C)が、抽残液流R2としてカラ
ム14の底部で除去される。PUFA生成物(B)は、抽出液流E2としてカラム10の
底部で収集される。
この最も好ましい実施形態では、水性有機溶媒は、第一ゾーンのカラム1の頂部に典型
的には導入される。
的には導入される。
この最も好ましい実施形態では、水性有機溶媒は、第二ゾーンのカラム9の頂部に典型
的には導入される。
的には導入される。
この最も好ましい実施形態では、供給流は、第一ゾーンのカラム5の頂部に典型的には
導入される。
導入される。
この最も好ましい実施形態では、第一抽残液流は典型的には、第一ゾーンのカラム7の
底部から収集され、第二ゾーンのカラム12の頂部に導入される。第一抽残液流は、カラ
ム12に導入される前に、場合によっては容器に収集されてもよい。
底部から収集され、第二ゾーンのカラム12の頂部に導入される。第一抽残液流は、カラ
ム12に導入される前に、場合によっては容器に収集されてもよい。
この最も好ましい実施形態では、第一抽出液流は、第一ゾーンのカラム2の底部から典
型的には除去される。第一抽出液流は、場合によっては容器に収集され、一部が、第一ゾ
ーンのカラム3の頂部に再導入されてもよい。第一ゾーンから抽出液流を介して収集され
た液体の、第一ゾーンへ戻される再循環の速度は、液体が、この容器からカラム3の頂部
にポンプで注入される速度である。
型的には除去される。第一抽出液流は、場合によっては容器に収集され、一部が、第一ゾ
ーンのカラム3の頂部に再導入されてもよい。第一ゾーンから抽出液流を介して収集され
た液体の、第一ゾーンへ戻される再循環の速度は、液体が、この容器からカラム3の頂部
にポンプで注入される速度である。
この最も好ましい実施形態では、第二抽残液流は、第二ゾーンのカラム14の底部から
、典型的には除去される。
、典型的には除去される。
この最も好ましい実施形態では、第二抽出液流は、第二ゾーンのカラム10の底部から
典型的には収集される。この第二抽出液流は、精製されたPUFA生成物を典型的には含
む。第二抽出液流は、場合によっては容器に収集され、一部が、第二ゾーンのカラム11
の頂部に再導入されてもよい。第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体の、第二
ゾーンに戻される再循環の速度は、液体が、この容器からカラム11の頂部にポンプで注
入される速度である。
典型的には収集される。この第二抽出液流は、精製されたPUFA生成物を典型的には含
む。第二抽出液流は、場合によっては容器に収集され、一部が、第二ゾーンのカラム11
の頂部に再導入されてもよい。第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体の、第二
ゾーンに戻される再循環の速度は、液体が、この容器からカラム11の頂部にポンプで注
入される速度である。
この最も好ましい実施形態では、第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第
一ゾーンに再循環される速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二
ゾーンに再循環される速度より典型的には速い。
一ゾーンに再循環される速度は、第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二
ゾーンに再循環される速度より典型的には速い。
この最も好ましい実施形態では、水性有機溶媒の溶離剤は、各ゾーンで実質的に同じで
ある。
ある。
本発明のさらに好ましい実施形態では、擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置
は、19個のクロマトグラフィーカラムからなる。これらは、カラム1から19と称され
る。15個のカラムは、カラム1の底部がカラム2の頂部に連結し、カラム2の底部がカ
ラム3の頂部に連結するなどのように連続して配置される。このシステムを通じての溶離
剤の流れは、カラム1からカラム2、カラム2からカラム3などである。このシステムを
通じての吸着剤の流れは、カラム19からカラム18、カラム18からカラム17などで
ある。
は、19個のクロマトグラフィーカラムからなる。これらは、カラム1から19と称され
る。15個のカラムは、カラム1の底部がカラム2の頂部に連結し、カラム2の底部がカ
ラム3の頂部に連結するなどのように連続して配置される。このシステムを通じての溶離
剤の流れは、カラム1からカラム2、カラム2からカラム3などである。このシステムを
通じての吸着剤の流れは、カラム19からカラム18、カラム18からカラム17などで
ある。
本実施形態では、第一ゾーンは、上記で論じたようにつながっている10個の隣接した
カラム、カラム1から10から典型的にはなる。第二ゾーンは、上記で論じたようにつな
がっている8個のカラム、カラム11から19から典型的にはなる。
カラム、カラム1から10から典型的にはなる。第二ゾーンは、上記で論じたようにつな
がっている8個のカラム、カラム11から19から典型的にはなる。
このさらに好ましい実施形態を図10に図示する。PUFA生成物(B)ならびにより
極性が高い(C)およびより極性が低い(AおよびA’)成分を含む供給混合液Fが、第
一ゾーンのカラム7の頂部に導入される。100%の有機溶媒を含む第一脱着剤(D1)
が、第一ゾーンのカラム1の頂部に導入される。水/有機溶媒混合液(好ましくは2%の
アセトニトリルおよび98%の水)を含む第二脱着剤(D2)が、第一ゾーンのカラム5
の頂部に導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分(A’)および(A)が、抽
出液流E1’およびE1としてカラム1および4の底部からそれぞれ除去される。PUF
A生成物(B)およびより極性が高い成分(C)が、抽残液流R1としてカラム10の底
部から除去される。次いで、抽残液流R1が、カラム17の頂部で第二ゾーンに導入され
る。水/有機溶媒混合液(好ましくは2%のアセトニトリルおよび98%の水)を含む第
二脱着剤(D2)が、第二ゾーンのカラム11の頂部に導入される。第二ゾーンでは、よ
り極性が高い成分(C)が、抽残液流R2としてカラム19の底部で除去される。PUF
A生成物(B)が、抽出液流E2としてカラム14の底部で収集される。
極性が高い(C)およびより極性が低い(AおよびA’)成分を含む供給混合液Fが、第
一ゾーンのカラム7の頂部に導入される。100%の有機溶媒を含む第一脱着剤(D1)
が、第一ゾーンのカラム1の頂部に導入される。水/有機溶媒混合液(好ましくは2%の
アセトニトリルおよび98%の水)を含む第二脱着剤(D2)が、第一ゾーンのカラム5
の頂部に導入される。第一ゾーンでは、より極性が低い成分(A’)および(A)が、抽
出液流E1’およびE1としてカラム1および4の底部からそれぞれ除去される。PUF
A生成物(B)およびより極性が高い成分(C)が、抽残液流R1としてカラム10の底
部から除去される。次いで、抽残液流R1が、カラム17の頂部で第二ゾーンに導入され
る。水/有機溶媒混合液(好ましくは2%のアセトニトリルおよび98%の水)を含む第
二脱着剤(D2)が、第二ゾーンのカラム11の頂部に導入される。第二ゾーンでは、よ
り極性が高い成分(C)が、抽残液流R2としてカラム19の底部で除去される。PUF
A生成物(B)が、抽出液流E2としてカラム14の底部で収集される。
この好ましい実施形態では、有機溶媒は、第一ゾーンのカラム1の頂部に典型的には導
入される。
入される。
この好ましい実施形態では、2%MeCN/98%水混合液が、第一ゾーンのカラム5
の頂部に典型的には導入される。
の頂部に典型的には導入される。
この好ましい実施形態では、2%MeCN/98%水混合液が、第二ゾーンのカラム1
1の頂部に典型的には導入される。
1の頂部に典型的には導入される。
この好ましい実施形態では、供給流は、第一ゾーンのカラム7の頂部に典型的には導入
される。
される。
この好ましい実施形態では、第一抽残液流は、典型的には、第一ゾーンのカラム10の
底部から収集され、第二ゾーンのカラム17の頂部に導入される。第一抽残液流は、カラ
ム17に導入される前に、場合によっては容器に収集されてもよい。
底部から収集され、第二ゾーンのカラム17の頂部に導入される。第一抽残液流は、カラ
ム17に導入される前に、場合によっては容器に収集されてもよい。
この好ましい実施形態では、抽出液流は、第一ゾーンのカラム1および4の底部から典
型的には除去される。カラム4の底部から収集された抽出液流は、場合によっては容器に
収集され、第一ゾーンのカラム5の頂部に再導入されてもよい。
型的には除去される。カラム4の底部から収集された抽出液流は、場合によっては容器に
収集され、第一ゾーンのカラム5の頂部に再導入されてもよい。
この好ましい実施形態では、第二抽残液流は、第二ゾーンのカラム19の底部から典型
的には除去される。
的には除去される。
この好ましい実施形態では、第二抽出液流は、第二ゾーンのカラム14の底部から典型
的には収集される。この第二抽出液流は、精製されたPUFA生成物を典型的には含む。
第二抽出液流は、場合によっては容器に収集されて、第二ゾーンのカラム15の頂部に再
導入されてもよい。
的には収集される。この第二抽出液流は、精製されたPUFA生成物を典型的には含む。
第二抽出液流は、場合によっては容器に収集されて、第二ゾーンのカラム15の頂部に再
導入されてもよい。
典型的には、この最も好ましい実施形態では、第一ゾーンの水:有機溶媒比率は、第二
ゾーンの水:有機溶媒比率より低い。
ゾーンの水:有機溶媒比率より低い。
本発明の方法によって、従来のクロマトグラフィー手法を用いて可能であったよりもは
るかに高い純度のPUFA生成物を実現することができる。本発明の方法によって生成さ
れるPUFA生成物は、特に好都合な不純物プロファイルも有し、それは、既知の手法に
よって調製された油で観察されるものとは全く異なる。したがって、本発明は、PUFA
生成物、例えば本発明の方法によって得られるPUFA生成物を含む組成物にも関する。
るかに高い純度のPUFA生成物を実現することができる。本発明の方法によって生成さ
れるPUFA生成物は、特に好都合な不純物プロファイルも有し、それは、既知の手法に
よって調製された油で観察されるものとは全く異なる。したがって、本発明は、PUFA
生成物、例えば本発明の方法によって得られるPUFA生成物を含む組成物にも関する。
実際には、本発明の方法は、通常、コンピューターによって制御される。したがって、
本発明は、本明細書で定義したようにクロマトグラフィー装置を制御するためのコンピュ
ータープログラムであって、実行時に、装置に指示して本発明の方法を実施させるコード
手段を含むコンピュータープログラムを提供する。
本発明は、本明細書で定義したようにクロマトグラフィー装置を制御するためのコンピュ
ータープログラムであって、実行時に、装置に指示して本発明の方法を実施させるコード
手段を含むコンピュータープログラムを提供する。
以下の実施例は、本発明を例示するものである。
実施例
実施例
参考例1
図8に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径
300μm)および溶離剤として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィー
システムを使用して、魚油に由来する供給原料(55重量%EPA EE、5重量%DH
A EE)を分画する。図8に示すように、15個のカラム(直径:76.29mm、長
さ914.40mm)を連続してつなぐ。
図8に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径
300μm)および溶離剤として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィー
システムを使用して、魚油に由来する供給原料(55重量%EPA EE、5重量%DH
A EE)を分画する。図8に示すように、15個のカラム(直径:76.29mm、長
さ914.40mm)を連続してつなぐ。
8つの異なる事例に対する動作パラメーターおよび流速は以下の通りである。以下の条
件の場合には、EPA EEは、高水準の純度(GC FAMESによれば85から98
%)で生成される。ゾーン1の抽出液および抽残液ならびにゾーン2の抽出液および抽残
液のGC FAMESトレースを、それぞれに図11および12として示す。
件の場合には、EPA EEは、高水準の純度(GC FAMESによれば85から98
%)で生成される。ゾーン1の抽出液および抽残液ならびにゾーン2の抽出液および抽残
液のGC FAMESトレースを、それぞれに図11および12として示す。
参考例1a
ステップ時間:750秒
サイクル時間:200分
供給原料(F)の供給速度:70ml/分
脱着剤(D)の供給速度:850ml/分
抽出液の速度:425ml/分
抽残液の速度:495ml/分
ステップ時間:750秒
サイクル時間:200分
供給原料(F)の供給速度:70ml/分
脱着剤(D)の供給速度:850ml/分
抽出液の速度:425ml/分
抽残液の速度:495ml/分
参考例1b
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:210ml/分
脱着剤(D)の供給速度:2550ml/分
抽出液の速度:1275ml/分
抽残液の速度:1485ml/分
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:210ml/分
脱着剤(D)の供給速度:2550ml/分
抽出液の速度:1275ml/分
抽残液の速度:1485ml/分
参考例1c
ステップ時間:500秒
サイクル時間:133.33分
供給原料(F)の供給速度:25ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):2050ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):1125ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):925ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):950ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1700ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):900ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):800ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):800ml/分
ステップ時間:500秒
サイクル時間:133.33分
供給原料(F)の供給速度:25ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):2050ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):1125ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):925ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):950ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1700ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):900ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):800ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):800ml/分
参考例1d
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:50ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):4125ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):2250ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):1875ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1925ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):3375ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):1800ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):1575ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1575ml/分
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:50ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):4125ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):2250ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):1875ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1925ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):3375ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):1800ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):1575ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1575ml/分
参考例1e
ステップ時間:500秒
サイクル時間:133.33分
供給原料(F)の供給速度:50ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):4000ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):2250ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):1750ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1800ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):3200ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):1750ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):1450ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1450ml/分
ステップ時間:500秒
サイクル時間:133.33分
供給原料(F)の供給速度:50ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):4000ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):2250ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):1750ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1800ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):3200ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):1750ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):1450ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1450ml/分
参考例1f
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:100ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):4050ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):2100ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):1950ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):2050ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):3300ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):1700ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):1600ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1600ml/分
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:100ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):4050ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):2100ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):1950ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):2050ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):3300ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):1700ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):1600ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1600ml/分
参考例1g
ステップ時間:500秒
サイクル時間:133.33分
供給原料(F)の供給速度:25ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):1275ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):750ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):550ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):575ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1275ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):950ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):325ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):325ml/分
ステップ時間:500秒
サイクル時間:133.33分
供給原料(F)の供給速度:25ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):1275ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):750ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):550ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):575ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1275ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):950ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):325ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):325ml/分
参考例1h
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:50ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):2550ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):1500ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):950ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1000ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):2000ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):900ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):600ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):600ml/分
ステップ時間:250秒
サイクル時間:66.67分
供給原料(F)の供給速度:50ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):2550ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E1):1500ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D1−E1):950ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1000ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):2000ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の容器蓄積速度(E2):900ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の再循環速度(D2−E2):600ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):600ml/分
参考例2
エイコサテトラエン酸エチルエステル(ETA EE)、EPA EE、それらの異性
体およびDHA EEを含む魚油に由来する供給原料を、図10に概略的に図示するシス
テムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径40〜60μm)および溶離剤
として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィーシステムを使用して分画し
た。図10に示すように、19個のカラム(直径:10mm、長さ:250mm)を連続
してつなぐ。
エイコサテトラエン酸エチルエステル(ETA EE)、EPA EE、それらの異性
体およびDHA EEを含む魚油に由来する供給原料を、図10に概略的に図示するシス
テムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径40〜60μm)および溶離剤
として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィーシステムを使用して分画し
た。図10に示すように、19個のカラム(直径:10mm、長さ:250mm)を連続
してつなぐ。
動作パラメーターおよび流速は以下の通りである。
サイクル時間:600秒
供給原料(F)の供給速度:0.5ml/分
第一ゾーンへの脱着剤(D1、100%メタノール)の供給速度:6ml/分
第一ゾーンへの脱着剤(D2、99%メタノール/1%水)の供給速度:6ml/分
第一ゾーンからの抽出液(E1’)の速度:3ml/分
第一ゾーンからの抽出液(E1)の速度:1.9ml/分
第一ゾーンからの抽残液(R1)の速度:4.6ml/分
第二ゾーンへの脱着剤(D2、97%メタノール/3%水)の供給速度:6ml/分
第二ゾーンからの抽出液(E2)の速度:2.4ml/分
第二ゾーンからの抽残液(R2)の速度:4.6ml/分
供給原料(F)の供給速度:0.5ml/分
第一ゾーンへの脱着剤(D1、100%メタノール)の供給速度:6ml/分
第一ゾーンへの脱着剤(D2、99%メタノール/1%水)の供給速度:6ml/分
第一ゾーンからの抽出液(E1’)の速度:3ml/分
第一ゾーンからの抽出液(E1)の速度:1.9ml/分
第一ゾーンからの抽残液(R1)の速度:4.6ml/分
第二ゾーンへの脱着剤(D2、97%メタノール/3%水)の供給速度:6ml/分
第二ゾーンからの抽出液(E2)の速度:2.4ml/分
第二ゾーンからの抽残液(R2)の速度:4.6ml/分
重ねて、EPA EEは、(90重量%を超える、95重量%を超える、98重量%を
超える)高水準の純度で生成された。
超える)高水準の純度で生成された。
参考例3
魚油に由来する供給原料(55重量%EPA EE、5重量%DHA EE)を、図8
に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径300
μm、粒子多孔度150オングストローム)および溶離剤として水性メタノールを用いる
実移動床式クロマトグラフィーシステムを使用して分画した。図8に示すように、15個
のカラム(直径:10mm、長さ:250mm)を連続してつなぐ。
魚油に由来する供給原料(55重量%EPA EE、5重量%DHA EE)を、図8
に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径300
μm、粒子多孔度150オングストローム)および溶離剤として水性メタノールを用いる
実移動床式クロマトグラフィーシステムを使用して分画した。図8に示すように、15個
のカラム(直径:10mm、長さ:250mm)を連続してつなぐ。
動作パラメーターおよび流速は以下の通りである。
サイクル時間:380秒
供給原料(F)の供給速度:0.5ml/分
第一ゾーンへの脱着剤(D、98.5%メタノール/1.5%水)の供給速度:9ml/
分
第一ゾーンへの水が豊富な相(W、85%メタノール/15%水)の供給速度:3.1m
l/分
第一ゾーンからの抽出液(E1)の速度:4ml/分
第一ゾーンからの抽残液(R1)の速度:8.6ml/分
第二ゾーンへの脱着剤(D、97%メタノール/3%水)の供給速度:10.8ml/分
第二ゾーンへの水が豊富な相(W、85%メタノール/15%水)の供給速度:3.1m
l/分
第二ゾーンからの抽出液(E2)の速度:4.1ml/分
第二ゾーンからの抽残液(R2)の速度:10.3ml/分
供給原料(F)の供給速度:0.5ml/分
第一ゾーンへの脱着剤(D、98.5%メタノール/1.5%水)の供給速度:9ml/
分
第一ゾーンへの水が豊富な相(W、85%メタノール/15%水)の供給速度:3.1m
l/分
第一ゾーンからの抽出液(E1)の速度:4ml/分
第一ゾーンからの抽残液(R1)の速度:8.6ml/分
第二ゾーンへの脱着剤(D、97%メタノール/3%水)の供給速度:10.8ml/分
第二ゾーンへの水が豊富な相(W、85%メタノール/15%水)の供給速度:3.1m
l/分
第二ゾーンからの抽出液(E2)の速度:4.1ml/分
第二ゾーンからの抽残液(R2)の速度:10.3ml/分
EPA EEは、高水準の純度(>95%純度)で生成された。生成物のGCトレース
を図13として示す。
を図13として示す。
参考例4
魚油に由来する供給原料(70重量%DHA EE、7重量%EPA EE)を、図8
に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径300
μm)および溶離剤として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィーシステ
ムを使用して分画する。図8に示すように、15個のカラム(直径:76.29mm、長
さ:914.40mm)を連続してつなぐ。
魚油に由来する供給原料(70重量%DHA EE、7重量%EPA EE)を、図8
に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径300
μm)および溶離剤として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィーシステ
ムを使用して分画する。図8に示すように、15個のカラム(直径:76.29mm、長
さ:914.40mm)を連続してつなぐ。
動作パラメーターおよび流速は以下の通りである。
ステップ時間:600秒
サイクル時間:160分
供給原料(F)の供給速度:25ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):2062.5ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の速度(E1):900ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1187.5ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1500ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の速度(E2):450ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1050ml/分
サイクル時間:160分
供給原料(F)の供給速度:25ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):2062.5ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の速度(E1):900ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1187.5ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1500ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の速度(E2):450ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):1050ml/分
DHA EEは、高水準の純度(GC FAMESによれば>97%)で生成される。
ゾーン2の抽出液のGC FAMESトレースを図14として示す。
ゾーン2の抽出液のGC FAMESトレースを図14として示す。
参考例5
魚油に由来する供給原料(33重量%EPA EE、22重量%DHA EE)を、図
8に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径30
0μm)および溶離剤として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィーシス
テムを使用して分画する。図8に示すように、15個のカラム(直径:76.29mm、
長さ:914.40mm)を連続してつなぐ。
魚油に由来する供給原料(33重量%EPA EE、22重量%DHA EE)を、図
8に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径30
0μm)および溶離剤として水性メタノールを用いる実移動床式クロマトグラフィーシス
テムを使用して分画する。図8に示すように、15個のカラム(直径:76.29mm、
長さ:914.40mm)を連続してつなぐ。
動作パラメーターおよび流速は以下の通りである。
ステップ時間:380秒
サイクル時間:101.33分
供給原料(F)の供給速度:40ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):1950ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の速度(E1):825ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1165ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1425ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の速度(E2):787.5ml/分
第二ゾーンの抽残液の速度(R2):637.5ml/分
サイクル時間:101.33分
供給原料(F)の供給速度:40ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):1950ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の速度(E1):825ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1165ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1425ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の速度(E2):787.5ml/分
第二ゾーンの抽残液の速度(R2):637.5ml/分
EPA EEとDHA EEとの混合液は、高水準の純度(EPA EEとDHA E
Eとの合計が>80%)で生成される。
Eとの合計が>80%)で生成される。
参考例6
SMBによって生成された2種のPUFA生成物に存在する環境汚染物質の量を蒸留に
よって調製された同様の油と比較することを目的として、実験を行った。これらの油の汚
染物質プロファイルを以下の表1に示す。
SMBによって生成された2種のPUFA生成物に存在する環境汚染物質の量を蒸留に
よって調製された同様の油と比較することを目的として、実験を行った。これらの油の汚
染物質プロファイルを以下の表1に示す。
参考例7
蒸留によって調製された同等の油と比較して、SMBによって調製された油に存在する
異性体不純物の量を決定することを目的として、実験を行った。
蒸留によって調製された同等の油と比較して、SMBによって調製された油に存在する
異性体不純物の量を決定することを目的として、実験を行った。
SMBによって調製された、DHAが豊富な油のGCトレースを図14として示す。G
Cトレース中に異性体不純物の形跡はない。
Cトレース中に異性体不純物の形跡はない。
蒸留によって調製された油のGCトレースを図15として示す。DHAのピークより長
い溶出時間を有する4つのピークは、DHA異性体に対応する。このGCトレースから、
蒸留によって調製された油が約1.5重量%の異性体不純物を含むことを理解することが
できる。
い溶出時間を有する4つのピークは、DHA異性体に対応する。このGCトレースから、
蒸留によって調製された油が約1.5重量%の異性体不純物を含むことを理解することが
できる。
参考例8
SMBによって生成された、EPAが豊富な2種の生成物を、蒸留によって生成された
EPAが豊富な油と比較した。それらの構成成分であるPUFAの重量%分析を以下に示
す。
SMBによって生成された、EPAが豊富な2種の生成物を、蒸留によって生成された
EPAが豊富な油と比較した。それらの構成成分であるPUFAの重量%分析を以下に示
す。
参考例9
SMBによって生成された、EPA/DHAが豊富な生成物を、蒸留によって生成され
たEPA/DHAが豊富な油と比較した。それらの構成成分であるPUFAの重量%分析
を以下に示す。
SMBによって生成された、EPA/DHAが豊富な生成物を、蒸留によって生成され
たEPA/DHAが豊富な油と比較した。それらの構成成分であるPUFAの重量%分析
を以下に示す。
参考例10
魚油に由来する供給原料(55重量%EPA EE、5重量%DHA EE)を、固定
相としてC18シリカゲル(粒径20ミクロン、粒子多孔度60オングストローム)およ
び溶離剤として水性アセトニトリル(19重量%水、81重量%アセトニトリル)で充填
した単一クロマトグラフィーカラム(直径30cm、長さ60cm)による固定床式クロ
マトグラフィーシステムを使用して分画した。900mlの供給原料を、2200ml/
分の流速でカラムを通過させた22Lの溶離剤を使用して精製した。
魚油に由来する供給原料(55重量%EPA EE、5重量%DHA EE)を、固定
相としてC18シリカゲル(粒径20ミクロン、粒子多孔度60オングストローム)およ
び溶離剤として水性アセトニトリル(19重量%水、81重量%アセトニトリル)で充填
した単一クロマトグラフィーカラム(直径30cm、長さ60cm)による固定床式クロ
マトグラフィーシステムを使用して分画した。900mlの供給原料を、2200ml/
分の流速でカラムを通過させた22Lの溶離剤を使用して精製した。
収集したEPA画分のGC FAMESトレースを図16として示す。
魚油に由来する供給原料(55重量%EPA EE、5重量%DHA EE)を、図8
に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径300
ミクロン、粒子多孔度150オングストローム)および溶離剤として水性アセトニトリル
を用いる実移動床式クロマトグラフィーシステムを使用して分画する。図8に示すように
、15個のカラム(直径:76.29mm、長さ:914.40mm)を連続してつなぐ
。
に概略的に図示するシステムによって、固定相として結合C18シリカゲル(粒径300
ミクロン、粒子多孔度150オングストローム)および溶離剤として水性アセトニトリル
を用いる実移動床式クロマトグラフィーシステムを使用して分画する。図8に示すように
、15個のカラム(直径:76.29mm、長さ:914.40mm)を連続してつなぐ
。
動作パラメーターおよび流速は、以下の通りである。
ステップ時間:600秒
サイクル時間:160分
供給原料(F)の供給速度:55ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):3000ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の速度(E1):1800ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1455ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1400ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の速度(E2):600ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):945ml/分
サイクル時間:160分
供給原料(F)の供給速度:55ml/分
第一ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D1):3000ml/分
第一ゾーンにおける抽出液の速度(E1):1800ml/分
第一ゾーンにおける抽残液の速度(R1):1455ml/分
第二ゾーンにおける脱着剤の供給速度(D2):1400ml/分
第二ゾーンにおける抽出液の速度(E2):600ml/分
第二ゾーンにおける抽残液の速度(R2):945ml/分
A より極性が低い成分
A’ より極性が低い成分
B PUFA生成物
C より極性が高い成分
D 脱着剤
D1 第一脱着剤
D2 第二脱着剤
E1 抽出液流
E1’ 抽出液流
E2 抽出液流
F 供給混合液、供給原料
R1 抽残液流
R2 抽残液流
W 水が豊富な相
A’ より極性が低い成分
B PUFA生成物
C より極性が高い成分
D 脱着剤
D1 第一脱着剤
D2 第二脱着剤
E1 抽出液流
E1’ 抽出液流
E2 抽出液流
F 供給混合液、供給原料
R1 抽残液流
R2 抽残液流
W 水が豊富な相
Claims (28)
- 多価不飽和脂肪酸(PUFA)生成物を供給混合液から回収するためのクロマトグラフ
ィー分離方法であって、溶離剤として水性有機溶媒を含む複数の連結したクロマトグラフ
ィーカラムを有する擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置に供給混合液を導入す
ることを含み、装置が、少なくとも第一ゾーンおよび第二ゾーンを含む複数のゾーンを有
し、各ゾーンが、前記複数の連結したクロマトグラフィーカラムから液体が収集され得る
抽出液流および抽残液流を有し、(a)より極性が高い成分とともにPUFA生成物を含
む抽残液流が第一ゾーンのカラムから収集され、第二ゾーンの隣接していないカラムに導
入され、かつ/または(b)より極性が低い成分とともにPUFA生成物を含む抽出液流
が第二ゾーンのカラムから収集され、第一ゾーンの隣接していないカラムに導入され、前
記PUFA生成物が供給混合液の異なる成分から各ゾーンで分離され、水性有機溶媒が水
性アルコール以外である、方法。 - 第一ゾーンからの抽出液流、第一ゾーンからの抽残液流、第二ゾーンからの抽出液流お
よび第二ゾーンからの抽残液流の1つまたは複数の一部が、同一ゾーン、典型的には同一
ゾーンの隣接したカラムに再循環する、請求項1に記載の方法。 - (a)各ゾーンに存在する水性有機溶媒の溶離剤が、異なる水:有機溶媒比率を有し、
かつ/または
(b)各ゾーンで抽出液および抽残液流を介して収集された液体が同一ゾーンに再循環さ
れる速度が、各ゾーンで供給混合液の異なる成分からPUFA生成物を分離できるように
調整される、請求項1または2に記載のクロマトグラフィー分離方法。 - 第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される速度が、
第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される速度とは異
なり、かつ/または第一ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循
環される速度が、第二ゾーンから抽残液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環
される速度とは異なる、請求項3に記載のクロマトグラフィー分離方法。 - 装置が、第一ゾーンおよび第二ゾーンを有し、前記PUFA生成物がより極性が低い供
給混合液成分から第一ゾーンで分離され、前記PUFA生成物がより極性が高い供給混合
液成分から第二ゾーンで分離される、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 - PUFA生成物が少なくとも1つのω−3PUFAを含む、前記請求項のいずれか一項
に記載の方法。 - PUFA生成物がEPAおよび/またはDHAを含む、請求項6に記載の方法。
- クロマトグラフィー分離方法において、前記PUFA生成物に加えて、さらなる二次的
なPUFA生成物が回収される、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 - PUFA生成物がEPAであり、さらなる二次的なPUFA生成物がDHAである、請
求項8に記載の方法。 - クロマトグラフィーカラムが実質的に球状のビーズを吸着剤として含む、前記請求項の
いずれか一項に記載の方法。 - ビーズがC18結合シリカゲルから形成される、請求項10に記載の方法。
- 実質的に球状のビーズが250から500μmの直径を有する、請求項10または11
に記載の方法。 - 溶離剤が、水とエーテル、エステル、ケトンまたはニトリルとの混合液である、前記請
求項のいずれか一項に記載の方法。 - 溶離剤が水とアセトニトリルとの混合液である、請求項13に記載の方法。
- 第一ゾーンの溶離剤が第二ゾーンの溶離剤よりも多くの有機溶媒を含み、第二ゾーンが
、システムにおける溶離剤の流れに対して、第一ゾーンの下流にある、前記請求項のいず
れか一項に記載の方法。 - 第一ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率が10:90から15:85容積部であり、第
二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率が15:85から20:80容積部である、前記請
求項のいずれか一項に記載の方法。 - 第一および第二ゾーンの溶離剤の水:有機溶媒比率が、水および/または有機溶媒を第
一および第二ゾーンの1個または複数のカラムに導入することによって制御される、前記
請求項のいずれか一項に記載の方法。 - 第一ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第一ゾーンに再循環される速度が、
第二ゾーンから抽出液流を介して収集された液体が第二ゾーンに再循環される速度より速
い、請求項2から17のいずれか一項に記載の方法。 - (i)供給混合液を第一ゾーンに導入し、PUFA生成物が豊富な第一抽残液流および
PUFA生成物が欠乏している第一抽出液流を除去すること、ならびに
(ii)第一抽残液流を第二ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第二抽残液
流を除去し、第二抽出液流を収集してPUFA生成物を得ること
を含む、請求項5から18のいずれか一項に記載の方法。 - (i)供給混合液を第二ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第一抽残液流
およびPUFA生成物が豊富な第一抽出液流を除去すること、ならびに
(ii)第一抽出液流を第一ゾーンに導入し、PUFA生成物が欠乏している第二抽出液
流を除去し、第二抽残液流を収集してPUFA生成物を得ること
を含む、請求項5から18のいずれか一項に記載の方法。 - 擬似または実移動床式クロマトグラフィー装置が15個のクロマトグラフィーカラム1
から15を有する、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 - 第一ゾーンが8個の隣接したカラム1から8からなる、請求項5から21のいずれか一
項に記載の方法。 - 第二ゾーンが7個の隣接したカラム、9から15からなる、請求項5から22のいずれ
か一項に記載の方法。 - (a)有機溶媒がカラム1に導入され、かつ/または(b)有機溶媒がカラム9に導入
され、かつ/または(c)水がカラム4に導入され、かつ/または(d)水がカラム12
に導入される、請求項21から23のいずれか一項に記載の方法。 - 水性有機溶媒がカラム1および/またはカラム9に導入される、請求項21から23の
いずれか一項に記載の方法。 - 第一抽残液流がカラム7から収集され、カラム13に導入される、請求項21から25
のいずれか一項に記載の方法。 - 装置が、第一ゾーン、第二ゾーンおよび第三ゾーンを有し、(a)第一ゾーンの溶離剤
が第二および第三ゾーンの溶離剤より多くの有機溶媒を含み、第一ゾーンが、システムに
おける溶離剤の流れに対して、第二および第三ゾーンの上流にあり、(b)第二ゾーンの
溶離剤が第三ゾーンの溶離剤より多くの有機溶媒を含み、第二ゾーンが、システムにおけ
る溶離剤の流れに対して、第三ゾーンの上流にあり、前記PUFA生成物がPUFA生成
物より極性が低い供給混合液成分から第一ゾーンで分離され、前記PUFA生成物がPU
FA生成物より極性が低いが第一ゾーンで分離された成分より極性が高い供給混合液成分
から第二ゾーンで分離され、前記PUFA生成物がPUFA生成物より極性が高い供給混
合液成分から第三ゾーンで分離される、請求項1に記載の方法。 - 請求項1から27のいずれか一項に定義されたクロマトグラフィー装置を制御するため
のコンピュータープログラムであって、実行時に、請求項1から27のいずれか一項に記
載の方法を実施するように装置に指示するコード手段を含む、コンピュータープログラム
。
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