JP2017017468A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】削除対象データが内部処理の都合上すぐに削除されない場合の不具合を解消する。
【解決手段】画像形成装置1は、文書データを規定容量まで蓄積可能な複数のボックスが設定された文書ボックス141を備えている。アクセス状態管理テーブル142には、文書ボックス141に対するアクセス状態が登録される。内部処理部171は、削除が指示された文書データ又はボックスである削除対象データがアクセスされている場合、削除対象データに対する削除処理を削除予約状態にして、アクセスがなくなったタイミングで削除を実行する。この削除予約状態にした削除対象データはユーザーが処理を設定可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、文書データを蓄積する文書ボックスを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置には、原稿を読み取って取得した文書データやネットワークを介して受信した文書データを蓄積するボックス機能を備えたものがある(例えば、特許文献1を参照)。画像形成装置はボックスにアクセス可能なユーザーインターフェース(例えば操作パネルや外部端末など)を複数備えており、同時に複数のユーザーインターフェース(操作パネルや外部端末)から同一の文書データにアクセス可能に構成されている。そのため、各ユーザーは他のユーザーを気にすることなくそれぞれのユーザーインターフェースを介して好きなタイミングでボックスに文書データを登録したり、ボックスの文書データを印刷、送信、編集、参照等したりすることができる。
ボックスには容量制限があり、ボックスの容量を超えると文書データを登録できなくなる。そのため、文書データを圧縮したり、文書データに保存期間を設定して、保存期間を経過した文書データを自動的に削除したりする技術が提案されている(例えば、特許文献2、3を参照)。
特開2011-049618号公報 特開2008-077224号公報 特開2008-052642号公報
しかしながら、ユーザーが削除しようとした文書データに他のユーザーインターフェースがアクセス中である場合、画像形成装置は、内部処理的な都合でその文書データをすぐに削除せず、その文書データに対する全てのアクセスが無くなったタイミングで実際に削除処理を実行することがある。この場合、削除対象の文書データが実際に削除されるタイミングはユーザーに分からないようになっており、削除操作したユーザーは文書データを削除したという認識であるが、画像形成装置内部では実データが削除されずに残っている状態である。そのため、従来技術では、文書データに対する削除操作をしてもボックスの残容量表示が減らなかったり、サイズオーバーでボックスに新たな文書データを登録できなかったりする不具合が発生するという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、文書データを規定容量まで蓄積可能な複数のボックスが設定された文書ボックスを備えた画像形成装置であって、前記文書データ又は前記ボックスの削除を指示する削除操作と、前記文書データの蓄積を指示する登録操作とを受け付ける操作部と、ネットワークを介して前記文書ボックスに対する外部端末からのアクセスを受け付ける通信部と、前記文書ボックスに対するアクセス状態が登録されるアクセス状態管理テーブルと、前記削除が指示された前記文書データ又はボックスである削除対象データがアクセスされているか否かを前記アクセス状態管理テーブルに基づいて判定して、アクセスされていない場合には前記文書ボックスから前記削除対象データを削除し、アクセスされている場合には、外部的には前記削除対象データを前記文書ボックスから削除したものとして取り扱い、内部的には前記削除対象データに対する削除処理を削除予約状態にして、前記削除予約状態にした前記削除対象データがアクセスされなくなったタイミングで前記削除予約状態の前記削除対象データを削除する内部処理部とを備え、前記削除予約状態の前記削除対象データに対する処理をユーザーが設定可能であることを特徴とする。
また、前記ユーザーの設定に応じて、前記操作部により前記登録操作が受け付けられたときに、前記アクセス状態管理テーブルに基づいて前記文書ボックスに残っている前記削除予約状態の前記削除対象データを強制削除してもよい。
また、前記ユーザーの設定に応じて、前記操作部により前記登録操作が受け付けられたときに、新たに前記蓄積が指示された全ての文書データが前記文書ボックスに蓄積されるまで、サイズが小さな前記削除予約状態の前記削除対象データを順に強制削除してもよい。
また、前記ユーザーの設定に応じて、前記操作部により前記登録操作が受け付けられてから予め設定された時間経過したときに、前記アクセス状態管理テーブルに基づいて前記文書ボックスに残っている前記削除予約状態の前記削除対象データを強制削除してもよい。
また、前記ユーザーの設定に応じて、外部的に前記ボックスに残っている前記文書データのデータ量と内部的に前記ボックスに残っている前記削除予約状態の前記文書データのデータ量とを前記規定容量から差し引いて、前記ボックスの使用可能残容量を表示部に表示してもよい。
また、前記ユーザーの設定に応じて、前記削除予約状態の前記削除対象データの一覧表示画面を表示部に表示し、前記一覧表示画面から前記ユーザーにより選択された前記削除予約状態の前記削除対象データを強制削除してもよい。
また、前記削除予約状態の前記削除対象データがすべて削除されるまで、前記文書ボックスに残っている前記削除予約状態の前記削除対象データの状態を表示部に表示してもよい。
また、前記削除予約状態の前記削除対象データの状態として、前記削除予約状態の前記削除対象データを削除中か否かの状態遷移を表示してもよい。
本発明によれば、削除対象データが内部処理の都合上すぐに削除されない場合の不具合を解消することができる。
本発明に係る実施形態の画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す文書ボックスの登録例を示した図である。 図1に示すアクセス状態管理テーブルの登録例を示した図である。 図1に示す操作部に表示される設定画面の一例である。 図1に示す操作部に表示されるボックス残容量表示画面の一例である。 図1に示す操作部に表示される削除予約データ一覧画面の一例である。 図1に示す操作部に表示される削除予約データの状態表示の一例である。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
図1に示す画像形成装置1は、複写機能、スキャナー機能、ネットワーク通信機能等を有する複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。画像形成装置1は、操作部11と、通信部12と、原稿読取部13と、記憶部14と、画像処理部15と、印刷部16と、制御部17とを備えている。
操作部11は、液晶表示パネルの表面に透明の感圧センサーが設けられた表示部及び入力部として機能するタッチパネル、印刷枚数等の数値を入力するためのテンキー、設定情報を初期化させる指示を入力するためのリセットキー、複写動作を停止させたり、入力された数値を消去させたりするためのストップキー、割り込みコピーを指示する割り込みキー、印刷動作を開始させる出力指示を入力するためのスタートキー等の各種操作キーを備えたユーザーインターフェースである。
通信部12は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して外部ユーザーインターフェースである外部端末との間で各種データを送受信する機能を有する。
原稿読取部13は、図示しない原稿給紙装置により給紙されてきた原稿や、ユーザーによってプラテンガラスに載置された原稿に対して光を照射し、その反射光等を受光して原稿画像を読み取るスキャナーである。
記憶部14は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部13によって読み取られた文書データや、通信部12によって受信された文書データが蓄積される記憶手段である。なお、本実施の形態において文書データは、イメージデータ、テキストデータ、図形データ、又はこれらの組み合わせ等からなるドキュメントデータを総称するものである。
また、記憶部14には、必要に応じて印刷、送信、編集、参照することができる文書データを登録する文書ボックス141が設定されている。文書ボックス141は、文書データが蓄積される、ボックスと称される分割された複数の記憶領域からなる。各ボックスの容量は予め決まっているが、管理者によって適宜変更可能である。ボックスは、それぞれ異なる「ボックスID」によって管理される。ボックスは、予め設定しておくように構成してもよく、ユーザーによって適宜に設定できるように構成してもよい(例えば、ユーザー毎や用途毎等)。文書ボックス141には、通信部12を介して外部端末からアクセスすることもできる。
図2は、文書ボックス141の登録例を示した図である。文書データは、文書ボックス141の「ボックスID」と、各文書データに割り振られる識別情報である「文書ID」と、文書データの「文書名」と、文書データの「データサイズ」とともに、文書ボックス141に蓄積されて登録される。例えば、図2では、文書ボックス141のボックスID“001”のボックスに、文書ID“0101”で、文書名が“文書A”で、文書データサイズ“1.2MB”の文書データが蓄積され、同じくボックスID“001”のボックスに文書ID“0121”で、文書名が“文書B”で、文書データサイズ“0.7MB”の文書データが蓄積されている。また、文書ボックス141のボックスID“002”のボックスには、文書ID“0128”で、文書名が“文書C”で、文書データサイズ“1.5MB”の文書データが蓄積されている。
また、記憶部14には、文書ボックス141にアクセスしているユーザーインターフェース(操作部11や外部端末等)のアクセス状態が登録されるアクセス状態管理テーブル142が記憶されている。
図3はアクセス状態管理テーブル142の登録例である。アクセス状態管理テーブル142は、文書ボックス141の「ボックスID」と、文書データの「文書ID」と、アクセスしているユーザーの「名前」と、アクセスの「状態」と、アクセスしているユーザーインターフェース名である「アクセス元」と、このボックス又は文書データが削除予約状態になっているかどうかを示す「削除予約状態」とで構成されている。「削除予約状態」が “0”の場合、削除予約状態になっておらず、“1”の場合、削除予約状態になっている。文書データ又はボックスに対する削除指示が出されたときに、削除指示がされた削除対象データがアクセス状態管理テーブル142に登録されている場合、すなわち、削除指示が出された文書データ又はボックスにアクセス中のユーザーインターフェースが存在する場合には、「削除予約状態」にフラグが立って“1”になる。「削除予約状態」が“1”のデータはユーザーインターフェースからのアクセスが無くなり次第削除されるデータである。なお、ボックスに対して削除指示が出された場合には、削除指示が出されたボックスに蓄積された全ての文書データが削除対象データとなり、ボックス毎削除される。
例えば、アクセス状態管理テーブル142では、ボックスID”001”のボックスに蓄積されている文書データID“0101”の文書データには、ユーザー“tanaka”がアクセス元“外部UI”を介してアクセスしており、状態が“アクセス中”であり、削除予約状態が“1”として登録されている。また、ボックスID“002”のボックスに蓄積されている文書データID“0128”の文書データには、ユーザー “kimura”がアクセス元 “外部UI”を介してアクセスしており、状態 が“アクセス中”であり、削除予約状態が“0”である。外部UIは、ネットワークを介して画像形成装置1にアクセスしている外部端末のことである。
画像処理部15は、文書データに対して所定の画像処理を行う手段である。画像処理部16では、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われる。
印刷部16は、記憶部14に記憶された文書データを文書画像として印刷する印刷手段である。印刷部16は、例えば、記憶部14から読み出した文書データに基づき感光体ドラムの表面に潜像を形成し、トナーによってその潜像をトナー像とする画像形成を行い、その感光体ドラムから記録紙にトナー像を転写させ、そのトナー像を記録紙に定着させて排紙する。
制御部17は、操作部11、通信部12、ログイン処理部13、原稿読取部13、記憶部14、画像処理部15及び印刷部16にそれぞれ接続され、操作部11から入力された所定の指示情報に応じて画像形成装置1全体の動作制御を実行する。制御部17は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部17は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部11から入力された所定の指示情報に応じて装置全体を制御する。
また、制御部17は、内部処理部171と、強制削除実行部172として機能する。
内部処理部171は、操作部11を介して文書ボックス141のボックス又は文書データの削除を指示する削除操作がされると、アクセス状態管理テーブル142を参照して、削除の指示が出されたボックス又は文書データ(削除対象データ)がアクセスされているか否か判定する。存在しない場合、内部処理部171は、削除対象データに対する削除処理を実行する。存在する場合には、内部処理部171は、削除対象データを外部的には削除したものとして取り扱い、内部的には削除対象データのアクセス状態管理テーブル142における削除予約状態を“1”にして削除予約状態にし、この削除予約状態の削除対象データ(削除予約データ)に対するユーザーインターフェースからのアクセスが全て無くなったタイミングで削除処理を実行する。
強制削除実行部172は、削除予約データをユーザーの設定に従って強制削除する機能を有する。
図4は、削除予約データに対する強制削除実行部172の処理を設定可能な設定画面G80の一例である。設定画面G80では、削除予約データに対する強制削除実行部172の処理をモード1〜モード6の中から設定することができる。強制削除実行部172は、文書データの蓄積を指示する登録操作がされたときに、蓄積が指示された文書ボックス141のボックスに削除予約データがあった場合に、設定画面G80で設定されたモードに従って削除予約データに対する処理を実行する。この設定はボックス毎に設定可能である。
<モード1>削除予約データに対する全てのアクセスが無くなったときに、削除予約データを削除する。
<モード2>他ユーザーがこのボックスに文書データを登録しようとしたときに、このボックスの全ての削除予約データを強制削除する。
<モード3>他ユーザーがこのボックスに文書データを登録しようとしたときに、他ユーザーが登録要求した文書データを全て登録完了するまで、サイズの小さな削除予約データから順に強制削除する。
<モード4>このボックスの全ての削除予約データを強制削除する。(削除予約状態にせず、すべてのアクセス中状態を強制解除して削除予約データを強制削除)
<モード5>削除予約状態が特定時間継続した場合に、このボックスの全ての削除予約データを強制削除する。
<モード6>削除予約状態が特定時間継続した場合に、このボックスの全ての削除予約データの削除予約状態を強制解除する。
モード1は通常モードである。モード2及びモード3における他ユーザーとは、ボックスを作成したユーザー以外のユーザーである。モード3では、文書データの登録に最低限必要な削除予約データだけを強制削除することができる。モード5及びモード6における特定時間はユーザーが設定することができる。モード2〜モード5において、削除予約データが強制削除される際に、その削除予約データにアクセス中のユーザーインターフェースは、その削除予約データに対するアクセスが強制解除される。
削除予約データは、ユーザーインターフェースからのアクセスが無くなれば内部処理部171により自動的に削除される一時データである。しかしながら、削除予約データが実際に削除されるタイミングによっては、削除予約データが残っているためにサイズオーバーでボックスに新たに文書データを登録できないことがある。この設定画面G80によれば、削除予約データが残っているボックスに対して文書データの登録操作がされた場合に、設定画面G80で設定されたモードに従って強制削除実行部172により削除予約データを強制削除することができるので、新たに文書データを登録することができる。
また、図5に示すボックス残容量表示画面G90では、各ボックスに残っている削除予約データのデータ量を考慮したボックス残容量を確認することができる。
ボックス残容量表示画面G90では、各ボックスについて、「使用可能最大サイズ」と、「使用可能残容量」と、「デバイス残容量」と、「削除予約データ量」とを表示することができる。「使用可能最大サイズ」は、ボックスの容量である。「使用可能残容量」は、使用可能最大サイズ−使用中データ量−削除予約データ量である。「使用中データ量」は、このボックスに登録されている文書データの総データ量であり、削除予約データを含んだデータ量である。「デバイス残容量」は、使用可能最大サイズ−使用中データ量である。「削除予約データ量」は、このボックスに残っている削除予約データの総データ量である。つまり、「使用可能残容量」は、今残っている削除予約データが実際に削除された場合のボックスの空き容量を示しており、「デバイス残容量」は、削除予約データを含む実データを除いた現実のボックスの空き容量を示している。
また、削除予約データを一覧表示させることもできる。図6は、削除予約データを一覧表示した削除予約データ一覧画面G100の一例である。削除予約データ一覧画面G100では、アクセス状態管理テーブル142において、削除予約状態になっているボックスと、削除予約状態になっている文書データの一覧が表示される。ボックス一覧では、ボックスの「ボックスID」と、アクセスしているユーザーの「名前」と、アクセスの「状態」と、アクセスしているユーザーインターフェース名である「アクセス元」と、ボックスの「ボックスデータサイズ」とが表示される。文書データ一覧では、文書データの「文書データID」と、この文書データが登録されている「ボックスID」と、アクセスしているユーザーの「名前」と、アクセスの「状態」と、アクセスしているユーザーインターフェース名である「アクセス元」と、この文書データの「文書データサイズ」とが表示される。
削除予約データ一覧画面G100には、強制削除ボタンB101が設けられており、ユーザーが所望の削除予約データにチェックを入れて強制削除ボタンB101を押すことで、チェックされた削除予約データが強制削除実行部172により即時に強制削除されるようになっている。
なお、図示していないが、文書ボックス141のボックスを一覧表示するボックス一覧画面を表示できるようにしてもよい。このボックス一覧画面には、選択されたボックスに文書データを登録する「登録」ボタンと、選択されたボックス又は文書データを編集する「編集」ボタンと、選択されたボックス又は文書データを削除する「削除」ボタンとを設けてもよい。また、ボックス一覧画面には削除予約データを表示させる「削除予約状態も表示」ボタンを設け、「削除予約状態も表示」ボタンが押されたときに、ボックス一覧画面内に削除予約データ一覧画面G100の削除予約データ一覧を追加して表示させるようにしてもよい。なお、削除予約データが表示された場合には、削除予約データに対する「編集」ボタンは操作不可となり、削除予約データを参照する「参照」ボタンが表示される。
また、削除予約データがある間、操作部11に削除予約データの状態が表示される。そのため、ユーザーが、削除予約データ一覧画面G100やボックス残容量表示画面G90を表示させなくても削除予約データが存在することを把握可能になっている。例えば、図6に示すように、表示画面の下部には「削除予約待機中」と表示され、アクセス状態管理テーブル142に登録されている削除予約状態が”1”のボックスや文書データの情報が表示される。操作部11の画面の表示スペースに余裕がある場合には、図6に示すように削除予約されているボックスと文書データについてそれぞれ件数とデータサイズとを表示するようにしてもよい。操作部11の画面の表示スペースに余裕がない場合には、LED(Light Emitting Diode)を操作部11に設け、LEDの点灯/点滅などの点灯パターンにより削除予約データの有無やその状態を表示するようにしてもよい。
また、制御部17は、削除予約データの状態遷移(例えば、削除予約待機中や削除予約実行中)に応じて、操作部11に表示する削除予約データの状態表示を「削除予約待機」や「削除予約実行」などに変えるようにする。「削除予約待機」状態で削除実行を待っている状態では、その他のシステム処理のパフォーマンスにあたえる影響が少ないが、削除可能になって削除処理が実行され、「削除予約実行」状態になると、その他のシステム処理のパフォーマンスに影響を与えてしまう可能性があり、ユーザーに現状を知らせる必要があるからである。
このように、本実施形態の画像形成装置1は、ユーザーから削除が指示された文書ボックス141の削除対象データがアクセスされているか否かをアクセス状態管理テーブル142に基づいて判定して、アクセスされている場合には、外部的には削除対象データが文書ボックスから削除されたものとして取り扱い、内部的には削除対象データに対する削除処理を削除予約状態にして、削除予約データがアクセスされなくなったタイミングで削除予約データを削除する内部処理部171とを備えており、削除予約データに対する処理をユーザーが設定可能である。そのため、削除予約データに対してユーザーの所望の処理が実施され、削除予約状態になって直ぐに削除されない削除対象データに伴う不具合を解消することができる。
例えば、ユーザーの設定に応じて、操作部11により登録操作が受け付けられたときに、アクセス状態管理テーブル142に基づいて文書ボックスに残っている削除予約データを強制削除することができる。また、ユーザーの設定に応じて、操作部11により登録操作が受け付けられたときに、新たに蓄積が指示された全ての文書データが文書ボックス141に蓄積されるまで、サイズが小さな削除予約データを順に強制削除することができる。また、ユーザーの設定に応じて、操作部11により登録操作が受け付けられてから予め設定された時間経過したときに、アクセス状態管理テーブル142に基づいて文書ボックス141に残っている削除予約データを強制削除することができる。
また、ユーザーの設定に応じて、外部的にボックスに残っている文書データのデータ量と内部的にボックスに残っている削除予約データのデータ量とをボックスの規定容量から差し引いた量をボックスの使用可能残容量として表示することができる。そのため、ユーザーは、ボックスで実際に使用可能な空き容量を知ることができる。
また、ユーザーの設定に応じて、削除予約データの一覧表示画面を表示して、強制削除ボタンB101が押されると、ユーザーにより選択された削除予約データを削除することができる。そのため、ユーザーは、所望の削除予約データを選んでピンポイントに強制削除することができる。
また、表示部には、削除予約データがすべて削除されるまで、文書ボックス141に残っている削除予約データの状態表示がされる。そのため、ユーザーは、削除予約データを確認するための特別な操作をしなくても削除予約データの存在を知ることができる。また、この削除予約データの状態表示は、削除予約データが削除中か否かの状態遷移が表示されるので、画像形成装置1の処理パフォーマンスを確認することができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 画像形成装置
11 操作部
12 通信部
13 原稿読取部
14 記憶部
15 画像処理部
16 印刷部
17 制御部
141 文書ボックス
142 アクセス状態管理テーブル
171 内部処理部
172 強制削除実行部
G80 設定画面
G90 ボックス残容量表示画面
G100 削除予約データ一覧画面
B101 強制削除ボタン

Claims (8)

  1. 文書データを規定容量まで蓄積可能な複数のボックスが設定された文書ボックスを備えた画像形成装置であって、
    前記文書データ又は前記ボックスの削除を指示する削除操作と、前記文書データの蓄積を指示する登録操作とを受け付ける操作部と、
    ネットワークを介して前記文書ボックスに対する外部端末からのアクセスを受け付ける通信部と、
    前記文書ボックスに対するアクセス状態が登録されるアクセス状態管理テーブルと、
    前記削除が指示された前記文書データ又はボックスである削除対象データがアクセスされているか否かを前記アクセス状態管理テーブルに基づいて判定して、アクセスされていない場合には前記文書ボックスから前記削除対象データを削除し、アクセスされている場合には、外部的には前記削除対象データを前記文書ボックスから削除したものとして取り扱い、内部的には前記削除対象データに対する削除処理を削除予約状態にして、前記削除予約状態にした前記削除対象データがアクセスされなくなったタイミングで前記削除予約状態の前記削除対象データを削除する内部処理部とを備え、
    前記削除予約状態の前記削除対象データに対する処理をユーザーが設定可能である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ユーザーの設定に応じて、前記操作部により前記登録操作が受け付けられたときに、前記アクセス状態管理テーブルに基づいて前記文書ボックスに残っている前記削除予約状態の前記削除対象データを強制削除する
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ユーザーの設定に応じて、前記操作部により前記登録操作が受け付けられたときに、新たに前記蓄積が指示された全ての文書データが前記文書ボックスに蓄積されるまで、サイズが小さな前記削除予約状態の前記削除対象データを順に強制削除する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ユーザーの設定に応じて、前記操作部により前記登録操作が受け付けられてから予め設定された時間経過したときに、前記アクセス状態管理テーブルに基づいて前記文書ボックスに残っている前記削除予約状態の前記削除対象データを強制削除する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ユーザーの設定に応じて、外部的に前記ボックスに残っている前記文書データのデータ量と内部的に前記ボックスに残っている前記削除予約状態の前記文書データのデータ量とを前記規定容量から差し引いて、前記ボックスの使用可能残容量を表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ユーザーの設定に応じて、前記削除予約状態の前記削除対象データの一覧表示画面を表示部に表示し、
    前記一覧表示画面から前記ユーザーにより選択された前記削除予約状態の前記削除対象データを強制削除する
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記削除予約状態の前記削除対象データがすべて削除されるまで、前記文書ボックスに残っている前記削除予約状態の前記削除対象データの状態を表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記削除予約状態の前記削除対象データの状態として、前記削除予約状態の前記削除対象データを削除中か否かの状態遷移を表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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