JP2017017171A - 太陽電池モジュール用の集電シート及びそれを用いた太陽電池モジュール。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】峰部分31と峰部分31に対して垂直方向に形成される歯部分32とからなる櫛形形状の単位配線部の組合せからなる金属配線部3を備える太陽電池モジュール用の集電シート1において、歯部分32の先端部周囲に形成される配線非形成部の先端と、対面する配線非形成部の先端との間の距離によって規定される峰部分31の幅の最小値Lが0.1mm以上1.0mm以下であり、且つ、樹脂基材2が、厚さ12μm以上250μm以下のアニール処理済の樹脂である集電シート1とする。
【選択図】図3
Description
[全体構成]
本発明の実施形態である太陽電池モジュール10(図4)は、バックコンタクト型の太陽電池素子4が実装されている太陽電池である。「実装されている」とは、具体的には太陽電池素子が、集電のための内部配線に集電可能な態様で接続されて配置されていることを言う。太陽電池モジュール10は、受光面側から、ガラス等からなる透明前面基板5、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA)、アイオノマー、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリエチレン等からなる前面封止材層6、バックコンタクト型の太陽電池素子4、集電シート1、背面封止材層7、これにフッ素系樹脂フィルムであるETFE、耐加水分解PET等からなる裏面保護シート8が順に積層された構成を基本構成とする。太陽電池素子4から取り出された電気は、集電シート1上に形成されている金属配線部(図4においては図視省略、図1等参照)を介して太陽電池モジュール10から取り出される。
太陽電池モジュール10を構成する集電シート1は、図1〜3に示す通り、樹脂基材2の表面に、金属箔からなる導電性の金属配線部3が形成されてなる回路基板である。樹脂基材2は、単層、或いは、多層の樹脂シートである。太陽電池モジュール10においては、バックコンタクト型の太陽電池素子4が、この金属配線部3上に集電可能な態様で設置される。
樹脂基材2としては、シート状に成形された絶縁性の樹脂シートを用いることができる。ここで、シート状とはフィルム状を含む概念であり本発明において両者に差はない。樹脂基材2の厚さは12μmから250μmが好ましく、より好ましくは25μmから150μmであり、最も好ましくは50μmから85μmである。12μm未満では平面性の点で好ましくなく、アニール処理を施したとしても、十分な耐破断強度が保てない場合がある。250μmを超えると熱伝導性の点で好ましくない。
図1〜図3に示す通り、金属配線部3は、集電シート1の表面上に形成されている導電性基材からなる配線パターンである。金属配線部3は、複数の太陽電池素子4から、電気を取り出す集電機能を有する。金属配線部3は、図1に示す通り、複数の櫛形形状の単位配線部の組合せからなる。単位配線部は、峰部分31と峰部分31に対して垂直方向に形成される歯部分32とからなる櫛形形状を有する。そして、この単位配線部が、2つの櫛型形状の単位配線部を一組の組合せとして、樹脂基材2の表面に、互いに歯部分32がかみ合うようにして、交差或いは接触せずに近接して配置されて、金属配線部3が構成されている。
太陽電池モジュール10を構成する前面封止材層6及び背面封止材層7(これらをまとめて単に「封止材層」とも言う)について説明する。封止材層は、太陽電池モジュール内において、太陽電池素子の位置を固定し、又、外部からの衝撃を緩和するために配置される。
裏面保護シート8は、集電シート1において、太陽電池素子4との接合面と反対側の最外層側の面、即ち、太陽電池モジュール10として一体化された際に最外層となる面に形成される層であり、耐候性、耐熱性、耐光性等に優れたものであることが求められる。裏面保護シート8の厚さは、充分な耐候性や耐光性を備え得る範囲であれば、特に限定されないが、一例として、10μm〜400μmが挙げられる。
集電シート1と太陽電池素子4を備える太陽電池モジュール10は、集電シート1、太陽電池素子4及び他の部材を積層して一体化することによって製造することができる。この一体化の方法としては真空熱ラミネート加工により一体化する方法が挙げられる。上記方法を用いた際のラミネート温度は、130℃〜190℃の範囲内とすることが好ましい。又、ラミネート時間は、5分〜60分の範囲内が好ましく、特に8分〜40分の範囲内が好ましい。
2 樹脂基材
3 金属配線部
31 峰部分
32 歯部分
33 配線非形成部
4 太陽電池素子
5 透明前面基板
6 前面封止材層
7 背面封止材層
8 裏面保護シート
10 太陽電池モジュール
Claims (3)
- 樹脂基材の表面に金属配線部が形成されてなる太陽電池モジュール用の集電シートであって、
前記金属配線部は、峰部分と該峰部分に対して垂直方向に形成される歯部分とを含んでなる櫛形形状の単位配線部の組合せからなり、
前記歯部分の先端部周囲に形成される配線非形成部の先端と、対面する前記配線非形成部の先端との間の距離によって規定される前記峰部分の幅の最小値Lが0.1mm以上1.0mm以下であり、
前記樹脂基材が、厚さ12μm以上250μm以下のアニール処理済の樹脂である集電シート。 - 請求項1に記載の集電シートに、複数のバックコンタクト型の太陽電池素子が導通可能に積層されてなる太陽電池モジュール。
- 隣接して配置されている前記太陽電池素子間の対向する平行な側辺の間の距離が、いずれも1.0mm以下となっている請求項2に記載の太陽電池モジュール。
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