JP2017016092A - コネクタ着脱構造、定着装置、および画像形成装置 - Google Patents

コネクタ着脱構造、定着装置、および画像形成装置 Download PDF

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【課題】メンテナンス性が良好なコネクタ着脱構造を提供する。【解決手段】コネクタ着脱構造30は、筐体29にコネクタ34を着脱可能に保持する。コネクタ着脱構造30は、第一のケーブル31と、第二のケーブル32と、端子33と、コネクタ34と、筐体29とを備える。端子33は、第一のケーブル31の端部に設けられている。コネクタ34は、第二のケーブル32の端部に設けられている。コネクタ34は、端子33の装着により端子33との電気的な接続が可能である。筐体29には、コネクタ34を着脱自在に保持するコネクタ保持部38が設けられている。コネクタ保持部38を構成する外方側の壁部39には、第一のケーブル31が通過しえる幅の切り欠き41が設けられている。【選択図】図8

Description

この発明は、コネクタ着脱構造、定着装置、および画像形成装置に関するものである。
複合機に代表される画像形成装置においては、画像形成部に備えられる感光体に対して画像データを基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、用紙に転写し、用紙上のトナーを画像形成装置に備えられる定着装置によって用紙に定着させ、トナーが定着された用紙を装置外に排出する。定着装置は、加熱用のヒーターに通電するためのケーブルや、コネクタを含む。また、定着装置には、各種のセンサーが取り付けられる。
ここで、ケーブルを含むセンサーや、ケーブルを備える画像形成装置に関する技術が、特開平9−196738号公報(特許文献1)、特開2005−300796号公報(特許文献2)、および特開2013−105938号公報(特許文献3)に開示されている。
特許文献1には、被検出物体の通路を挟むように、互いに対向配置された発光素子および受光素子と、発光素子および受光素子をそれぞれ覆うと共に、発光素子から受光素子への光路を外部に露出させるように構成した透光性材料からなるケースとを含んでおり、ケースが、少なくともその表面のうち発光素子から受光素子への光路を横切る部分にて、帯電防止効果を有するにように構成されていることを特徴とするフォトセンサーが開示されている。
特許文献2には、内部に画像形成部を備えた装置本体と、この装置本体の上面に原稿を給紙する開閉可能な原稿給送装置とを備えてなる画像形成装置が開示されている。原稿給送装置は、装置本体上面の一側辺に設けられた回動支点回りに回動して開閉自在に装置本体に取り付けられ、回動支点近傍に原稿給送装置と装置本体とを電気的に接続するコードが配線され、コードは、着脱自在に装置本体に装着される外装部材によって覆われていることを特徴としている。
特許文献3には、第1装置と、第1装置に搭載された第2装置とを備え、第2装置から導出された電気ケーブルの先端に設けられたケーブル側コネクタが、第1装置の回路基板に設けられた基板側コネクタに着脱自在に接続される構成の電気ケーブル接続装置が開示されている。電気ケーブル接続装置において、第1装置の筐体には、基板側コネクタに対向する箇所に開口部が設けられている。開口部を閉塞する蓋体が電気ケーブルの先端部に取り付け部材によって取り付けられている。蓋体は、ケーブル側コネクタを基板側コネクタに接続した状態で、固定部材によって開口部に取り付け自在に構成されていることを特徴としている。
特開平9−196738号公報 特開2005−300796号公報 特開2013−105938号公報
画像形成装置を構成する部材の一つに、定着装置がある。定着装置は、熱ローラーと圧ローラーと、熱ローラーの内方側に配置されるヒーターと、これらの部材を収容する筐体とを含む。ヒーターには、定着装置外から通電を行う必要があり、通電用のケーブルの配線を筐体に施す必要がある。具体的には、ケーブルの端部に設けられた端子を、筐体に保持されたコネクタに接続して、定着装置外からの電気的な接続を確保する場合がある。このようなコネクタは、メンテナンス性の容易性の観点から、筐体に着脱自在となるよう構成されている。
ここで、ケーブルの長さに余裕がない場合等、コネクタを筐体に取り付けてから、コネクタと端子とを接続しなければならない。このような状況は、作業性の観点から、好ましくない。すなわち、定着装置のメンテナンスの容易性等を考慮すると、コネクタと端子を接続させてから、コネクタを筐体に取り付けられる構成が望まれる。特許文献1〜特許文献3に開示の技術では、このような状況に対応することが困難である。
この発明の目的は、コネクタを着脱する際のメンテナンス性が良好なコネクタ着脱構造を提供することである。
この発明の他の目的は、メンテナンス性が良好な定着装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、メンテナンス性が良好な画像形成装置を提供することである。
この発明の一の局面において、コネクタ着脱構造は、筐体にコネクタを着脱可能に保持する。コネクタ着脱構造は、第一のケーブルと、第二のケーブルと、端子と、コネクタと、筐体とを備える。端子は、第一のケーブルの端部に設けられている。コネクタは、第二のケーブルの端部に設けられている。コネクタは、端子の装着により端子との電気的な接続が可能である。筐体には、コネクタを着脱自在に保持するコネクタ保持部が設けられている。コネクタ保持部を構成する外方側の壁部には、第一のケーブルが通過しえる幅の切り欠きが設けられている。
この発明の他の局面において、定着装置は、用紙にトナーを定着させる定着装置である。定着装置は、圧ローラーと、熱ローラーと、サーミスタと、第一のケーブルと、第二のケーブルと、端子と、コネクタと、筐体とを備える。熱ローラーは、圧ローラーと接触して配置される。圧ローラーは、熱ローラーの表面に対向して配置される。サーミスタは、熱ローラーの温度を検知する。第一のケーブルは、サーミスタに接続される。第二のケーブルは、定着装置を制御する制御部に接続される。端子は、第一のケーブルの端部に設けられている。コネクタは、第二のケーブルの端部に設けられている。コネクタは、端子の装着により端子との電気的な接続が可能である。筐体には、コネクタを着脱自在に保持するコネクタ保持部が設けられている。筐体は、熱ローラー、および圧ローラーを収容する。コネクタ保持部を構成する外方側の壁部には、第一のケーブルが通過しえる幅の切り欠きが設けられている。
この発明のさらに他の局面において、画像形成装置は、用紙にトナーによる可視画像を定着させる定着装置を含み、トナーによる可視画像を用紙に形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、定着装置は、圧ローラーと、熱ローラーと、サーミスタと、第一のケーブルと、第二のケーブルと、端子と、コネクタと、筐体とを備える。熱ローラーは、圧ローラーと接触して配置される。圧ローラーは、熱ローラーの表面に対向して配置される。サーミスタは、熱ローラーの温度を検知する。第一のケーブルは、サーミスタに接続される。第二のケーブルは、定着装置を制御する制御部に接続される。端子は、第一のケーブルの端部に設けられている。コネクタは、第二のケーブルの端部に設けられている。コネクタは、端子の装着により端子との電気的な接続が可能である。筐体には、コネクタを着脱自在に保持するコネクタ保持部が設けられている。筐体は、熱ローラー、および圧ローラーを収容する。コネクタ保持部を構成する外方側の壁部には、第一のケーブルが通過しえる幅の切り欠きが設けられている。
このような構成のコネクタ着脱構造によると、筐体に設けられたコネクタ保持部において、コネクタ保持部を構成する外方側の壁部には、第一のケーブルが通過しえる幅の切り欠きが設けられるため、コネクタに端子を接続させた状態で、コネクタ保持部にコネクタを取り付けることが容易となる。そうすると、コネクタをコネクタ保持部に取り付けてからコネクタと端子とを接続しないで済む。したがって、このようなコネクタ着脱構造は、メンテナンス時におけるユーザーの利便性の向上を図ることができる。
また、このような定着装置は、メンテナンス性が良好となる。
また、このような画像形成装置は、メンテナンス性が良好な定着装置を含むため、メンテナンス性が良好である。
この発明の一実施形態に係るコネクタ着脱構造を含む定着装置を備える画像形成装置をプリンターに適用した場合のプリンターの断面図である。 定着装置を、図1中の矢印Dと逆の方向であるフロント側からリア側に向かう方向から見た図である。 図2に示す定着装置のうち、後述する筐体を取り除いた状態を示す図である。 定着装置に含まれる筐体を図1中の矢印Dで示す方向と逆の方向から見た図である。 定着装置に含まれる筐体の外観を示す斜視図である。 図5中のVIで示す領域の拡大図である。 図6に示す状態において、コネクタが取り付けられる前の状態を示す図である。 コネクタが取り付けた状態を示す図である。 コネクタと端子とを接続する前の状態を示す図である。 コネクタと端子とが接続され、コネクタがコネクタ保持部に取り付けられる前の状態を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係るコネクタ着脱構造を含む定着装置を備える画像形成装置をプリンターに適用した場合のプリンター11の断面図である。なお、図1中の矢印Dは、リア側からフロント側に向かう方向を示している。
図1を参照して、プリンター11は、制御部12と、図示しない操作部と、給紙カセット14と、画像形成部15と、排出部13と、定着装置16とを備える。なお、制御部12については、一点鎖線で概略的に図示している。
制御部12は、プリンター11全体の制御を行う。操作部は、プリンター11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示すると共に、電源のオンまたはオフを入力させる。給紙カセット14には、画像形成部15に供給される用紙が複数セットされる。なお、図1において、定着装置16の外形は二点鎖線で示し、概略的に図示している。
次に、上記した画像形成部15の構成について説明する。画像形成部15は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各4色に対応する4つの作像ユニット21a、21b、21c、21dと、LSU(Laser Scanner Unit)22と、中間転写体としての転写ベルト23と、二次転写ローラー24とを備える。LSU22は、図示しないネットワークを介して受信した画像データを基に4つの作像ユニット21a〜21dにそれぞれ露光する。転写ベルト23には、作像ユニット21a〜21dによって形成されたトナー像を用紙に転写する前に一次転写される。具体的には、転写ベルト23は、無端状であって、一対の駆動ローラー25a、および従動ローラー25bによって一方方向に回転しながら、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の作像ユニット21a〜21dにより形成されたトナー像を転写される。その後、二次転写ローラー24によって、搬送されてきた用紙に転写ベルト23上に一次転写されたトナー像が転写される。その後、トナー像が転写された用紙は、定着装置16によってトナーが用紙に定着された後、排出部13に排出される。
次に、定着装置16の構成について説明する。図2は、定着装置16を、図1中の矢印Dと逆の方向であるフロント側からリア側に向かう方向から見た図である。図3は、図2に示す定着装置16のうち、後述する筐体を取り除いた状態を示す図である。図4は、定着装置16に含まれる筐体29を図1中の矢印Dで示す方向と逆の方向から見た図である。
図1〜図4を参照して、定着装置16は、熱ローラー26と、圧ローラー27と、サーミスタ28と、筐体29とを含む。熱ローラー26は、中空状であって回転可能であり、トナーを用紙に定着させる際に用紙を加熱する。圧ローラー27は、中実状であって熱ローラー26と反対の方向に回転可能である。用紙は、熱ローラー26および圧ローラー27の間に搬送されることにより、熱ローラー26および圧ローラー27によって加圧される。サーミスタ28は、熱ローラー26の温度を検知する。筐体29は、定着装置16の外形形状を形成し、熱ローラー26、および圧ローラー27を収容する。筐体29は、樹脂製であり、一体形成されている。
熱ローラー26は、円筒状であって、金属の素管から構成されている。熱ローラー26の内方側には、図示しないヒーターなどの加熱手段が配置されている。ヒーターへの通電により熱ローラー26が定着に適した所定の温度まで加熱される。サーミスタ28は、熱ローラー26の表面の温度に応じて電気的な抵抗が変化する素子である。サーミスタ28は、熱ローラー26の表面に接触するようにして配置されている。具体的には、サーミスタ28は、熱ローラー26のうち、通紙する用紙と接触しない位置であって、熱ローラー26の一方端部側の表面に接触するようにして設けられている。制御部12は、サーミスタ28の抵抗値の変化から、熱ローラー26の表面温度を検知する。この検知結果に基づいて、熱ローラー26の表面温度が制御される。
圧ローラー27は、弾性を有するゴム状の円柱状部材から構成されている。熱ローラー26と圧ローラー27とは当接している。具体的には、熱ローラー26の表面と、圧ローラー27の表面とが接触するように、圧ローラー27が熱ローラー26に向けて付勢されている。なお、熱ローラー26と圧ローラー27とは接触しているため、熱ローラー26の熱が圧ローラー27に伝わっている。すなわち、熱ローラー26と圧ローラー27とは、ほとんど同じ温度となっている。
次に、定着装置16に含まれるコネクタ着脱構造30の具体的な構成について説明する。図5は、定着装置16に含まれる筐体29の外観を示す斜視図である。図6は、図5中のVIで示す領域の拡大図である。図7は、図6に示す状態において、コネクタ34が取り付けられる前の状態を示す図である。図8は、コネクタ34が取り付けた状態を示す図である。
図1〜図8を参照して、定着装置16は、筐体29にコネクタ34を着脱可能に保持するコネクタ着脱構造30を含む。コネクタ着脱構造30は、筐体29と、第一のケーブル31と、第二のケーブル32と、端子33と、コネクタ34とを備える。端子33は、第一のケーブル31の一方側の端部に設けられている。なお、第一のケーブル31の他方側の端部は、サーミスタ28に接続されている。コネクタ34には、弾性変形が可能な一対の突起状のスナップ部35a、35bが設けられている。コネクタ34は、第二のケーブル32の一方側の端部に設けられている。コネクタ34は、設けられた図示しない凹部に端子33を差し込んで装着することにより、端子33との電気的な接続が可能である。なお、第二のケーブル32の他方側の端部は、図示しない基板等を介して、制御部12に接続されている。
筐体29には、第一のケーブル31を収容可能な凹部36が設けられている。また、筐体29には、第二のケーブル32を収容可能な凹部37が設けられている。凹部36、37は共に、筐体29の外方側から内方側へ凹むように設けられている。第一のケーブル31、および第二のケーブル32はそれぞれ、筐体29の凹部36、37内において這わせるようにして、筐体29に収容される。
ここで、筐体29には、コネクタ34を着脱自在に保持するコネクタ保持部38が設けられている。コネクタ保持部38は、いわゆる筐体29の一部をパネルカットすることにより形成されている。コネクタ保持部38は、凹部36と凹部37との間に位置するように設けられている。コネクタ保持部38は、筐体29の一部である複数の壁部39から構成されている。コネクタ34は、複数の壁部39から構成されるコネクタ保持部38の内部に収容されるようにして保持される。
コネクタ34は、スナップ嵌合により、コネクタ保持部38に着脱自在に保持される。具体的には、一対のスナップ部35a、35bを畳むようにして中央側に折り曲げ、コネクタ34を、コネクタ保持部38に対して、図7中の矢印Dの方向に向かって挿入するようにして嵌合させて、装着する。この時、スナップ部35a、35bの元の形状に戻る力により、コネクタ34は、コネクタ保持部38にスナップ嵌合される。一方、一対のスナップ部35a、35bを畳むようにして折り曲げ、コネクタ34に対して図7中の矢印Dと逆の方向に向かって引き抜くように力を加えることにより、コネクタ保持部38からコネクタ34を取り外すことができる。
ここで、コネクタ保持部38を構成する外方側の壁部39には、第一のケーブル31が通過しえる幅の切り欠き41が設けられている。この場合、壁部39は、その間に切り欠き41を構成するように互いに突出する一対の突出部42a、42bを含むよう構成されている。切り欠き41の幅、すなわち、図6中の長さLで示される突出部42aの先端と突出部42bの先端との間の長さは、第一のケーブル31の幅よりも長く構成されている。なお、例えば、端子33から延びる第一のケーブル31が複数の線材で構成されている場合、長さLは、複数の線材が一対の突出部42a、42b間を通過できる長さであればよい。また、コネクタ保持部38のうち、壁部39の一部を構成する底壁43と、突出部42a、42bとの間には、コネクタ34の一部を収容する空間44が設けられることとなる。空間44の高さは、コネクタ34の高さと略同一であるため、コネクタ34がコネクタ保持部38から垂直方向に抜け出すことがより一層規制される。
次に、コネクタ34をコネクタ保持部38に取り付ける方法について説明する。図9は、コネクタ34と端子33とを接続する前の状態を示す図である。図10は、コネクタ34と端子33とが接続され、コネクタ34がコネクタ保持部38に取り付けられる前の状態を示す図である。図9および図10はそれぞれ、図8に示す斜視図に相当する。
まず、図9を参照して、コネクタ34に端子33を装着する。この場合、設けられた切り欠き41の上側で行うようにする。この時は、コネクタ34、端子33共に壁部39等による物理的な障壁はほとんどないため、比較的容易にコネクタ34に端子33を装着することができる。コネクタ34に端子33を装着した状態が、図10に図示されたものとなる。
そして、この状態で、コネクタ保持部38にコネクタ34を保持させる。ここで、切り欠き41を利用して、端子33から延びる第一のケーブル31を切り欠き41、すなわち、一対の突出部42a、42b間を通すようにする。そして、スナップ部35a、35bを共に折り畳み、矢印Dで示す方向に向かってコネクタ34をコネクタ保持部38内に挿入して、コネクタ保持部38に保持させるようにする。
このようなコネクタ着脱構造30によると、筐体29に設けられたコネクタ保持部38において、コネクタ保持部38を構成する外方側の壁部39には、第一のケーブル31が通過しえる幅の切り欠き41が設けられるため、コネクタ34に端子33を接続させた状態で、コネクタ保持部38にコネクタ34を取り付けることが容易となる。そうすると、コネクタ34をコネクタ保持部38に取り付けてからコネクタ34と端子33とを接続しないで済む。したがって、このようなコネクタ着脱構造30は、メンテナンス時におけるユーザーの利便性の向上を図ることができる。
また、このような定着装置16は、メンテナンス性が良好となる。すなわち、コネクタ保持部38をサーミスタ28の位置に応じて適切な位置に配置して、第一のケーブル31の長さをサーミスタ28の位置に応じて変更する必要はなく、プリンター11を構成する他の部品と共通の部品として使用することが可能である。
また、このようなプリンター11は、メンテナンス性が良好な定着装置16を含むため、メンテナンス性が良好である。
この場合、壁部39は、その間に切り欠き41を構成するように互いに突出する一対の突出部42a、42bを含むよう構成されているため、よりコネクタ34に端子33を接続させた状態で、コネクタ保持部38にコネクタ34を取り付けることが容易となり、メンテナンス性をより良好にすることができる。
なお、上記の実施の形態においては、壁部39は、その間に切り欠き41を構成するように互いに突出する一対の突出部42a、42bを含むよう構成することとしたが、これに限らず、切り欠き41を構成する壁部39は、一方側が平らで他方側が一方側に突出する突出部を含むよう構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係るコネクタ着脱構造、定着装置、および画像形成装置は、良好なメンテナンス性が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 プリンター、12 制御部、13 排出部、14 給紙カセット、15 画像形成部、16 定着装置、21a,21b,21c,21d 作像ユニット、22 LSU、23 転写ベルト、24 二次転写ローラー、25a 駆動ローラー、25b 従動ローラー、26 熱ローラー、27 圧ローラー、28 サーミスタ、29 筐体、30 コネクタ着脱構造、31,32 ケーブル、33 端子、34 コネクタ、35a,35b スナップ部、36,37 凹部、38 コネクタ保持部、39 壁部、41 切り欠き、42a,42b 突出部、43 底壁、44 空間。

Claims (7)

  1. 筐体にコネクタを着脱可能に保持するコネクタ着脱構造であって、
    第一のケーブルと、
    第二のケーブルと、
    前記第一のケーブルの端部に設けられている端子と、
    前記第二のケーブルの端部に設けられており、前記端子の装着により前記端子との電気的な接続が可能なコネクタと、
    前記コネクタを着脱自在に保持するコネクタ保持部が設けられている筐体とを備え、
    前記コネクタ保持部を構成する外方側の壁部には、前記第一のケーブルが通過しえる幅の切り欠きが設けられている、コネクタ着脱構造。
  2. 前記壁部は、その間に前記切り欠きを構成するように互いに突出する一対の突出部を含む、請求項1に記載のコネクタ着脱構造。
  3. 前記筐体には、内方側に凹む凹部が設けられており、
    前記ケーブルは、前記凹部に収容可能である、請求項1または2に記載のコネクタ着脱構造。
  4. 前記筐体は、樹脂製である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ着脱構造。
  5. 前記コネクタ保持部は、前記筐体の一部をパネルカットすることにより形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ着脱構造。
  6. 用紙にトナーを定着させる定着装置であって、
    圧ローラーと、
    前記圧ローラーと接触して配置される熱ローラーと、
    前記熱ローラーの表面に対向して配置され、前記熱ローラーの温度を検知するサーミスタと、
    前記サーミスタに接続される第一のケーブルと、
    前記定着装置を制御する制御部に接続される第二のケーブルと、
    前記第一のケーブルの端部に設けられている端子と、
    前記第二のケーブルの端部に設けられており、前記端子の装着により前記端子との電気的な接続が可能なコネクタと、
    前記コネクタを着脱自在に保持するコネクタ保持部が設けられており、前記熱ローラー、および前記圧ローラーを収容する筐体とを備え、
    前記コネクタ保持部を構成する外方側の壁部には、前記第一のケーブルが通過しえる幅の切り欠きが設けられている、定着装置。
  7. 用紙にトナーによる可視画像を定着させる定着装置を含み、トナーによる可視画像を用紙に形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、
    前記定着装置は、
    圧ローラーと、
    前記圧ローラーと接触して配置される熱ローラーと、
    前記熱ローラーの表面に対向して配置され、前記熱ローラーの温度を検知するサーミスタと、
    前記サーミスタに接続される第一のケーブルと、
    前記定着装置を制御する制御部に接続される第二のケーブルと、
    前記第一のケーブルの端部に設けられている端子と、
    前記第二のケーブルの端部に設けられており、前記端子の装着により前記端子との電気的な接続が可能なコネクタと、
    前記コネクタを着脱自在に保持するコネクタ保持部が設けられており、前記熱ローラー、および前記圧ローラーを収容する筐体とを備え、
    前記コネクタ保持部を構成する外方側の壁部には、前記第一のケーブルが通過しえる幅の切り欠きが設けられている、画像形成装置。
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