JP2017012294A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を複数の方向へ確実に振り分けることができるようにした弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技領域に打ち込まれた遊技球Bを複数の方向へ振分可能な振分装置20を設けた弾球遊技機において、振分装置20は、遊技球Bが進入して流下可能な鉛直誘導路21cと、鉛直誘導路21cの下端部から一方向へ分岐する第1誘導路22及び他方向へ分岐する第2誘導路23と、駆動源と、駆動源により、鉛直誘導路21cを流下してきた遊技球Bを第1誘導路22に誘導可能な第1姿勢位置と第2誘導路23に誘導可能な第2姿勢位置間の回動範囲を往復回動する羽根25とを有し、羽根25が、回動範囲内のいずれの位置にあっても、羽根25の先端部25aと、先端部25aに対向する第1誘導路22及び第2誘導路23のそれぞれの対向面22a、23aとの間の間隙を遊技球Bの直径よりも大とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、振分装置を備えた弾球遊技機に関する。
従来、弾球遊技機において、遊技領域を流下する遊技球を複数の方向へ振分可能な振分装置を備えたものがある。例えば、特許文献1に記載の振分装置は、第1誘導路及び第2誘導路に分岐する略逆Y字状の通路と、遊技領域を流下する遊技球を第1誘導路又は第2誘導路に振り分ける羽根(特許文献1では「流路切替弁」)と、を備え、遊技球が羽根により、例えば、第1誘導路に振り分けられた場合は入賞となり、第2誘導路に振り分けられた場合は非入賞となることで、遊技の面白みを高めている。
特開2013−059591号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような振分装置においては、遊技球の流下するタイミングによっては、第1誘導路及び第2誘導路の入口と、羽根の先端部との間に遊技球が挟み込まれる虞があり、またそれにより後続球の遊技球の流下を次々に阻止し、複数の遊技球が通路を堰き止める問題点を有する。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、遊技球を複数の方向へ確実に振り分けることができるようにした弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
第1の発明は、遊技領域に打ち込まれた遊技球を複数の方向へ振分可能な振分装置を設けた弾球遊技機において、前記振分装置は、前記遊技球が進入して流下可能な鉛直誘導路と、前記鉛直誘導路の下端部から一方向へ分岐する第1誘導路及び他方向へ分岐する第2誘導路と、駆動源と、前記駆動源により、前記鉛直誘導路を流下してきた前記遊技球を前記第1誘導路に誘導可能な第1姿勢位置と前記第2誘導路に誘導可能な第2姿勢位置間の回動範囲を往復回動する羽根と、を有し、前記羽根が、前記回動範囲内のいずれの位置にあっても、前記羽根の先端部と、当該先端部に対向する前記第1誘導路及び前記第2誘導路のそれぞれの対向面及び前記鉛直誘導路の下端部との間の間隙を前記遊技球の直径よりも若干大きくすることによって、前記羽根の先端部と、前記それぞれの対向面との間の間隙への前記遊技球の流下を可能にし、前記第1姿勢位置又は前記第2姿勢位置にある前記羽根の先端部と当該先端部に対向する前記対向面との間の間隙を前記遊技球の中心が通過する際、当該遊技球の中心よりも上流側の側方部分が、前記鉛直誘導路の両側面の下端部から下方へ延長した両延長線の間に位置するようにする。
上記構成により、羽根がどのような姿勢にあっても、羽根と各誘導路との間に遊技球が挟み込まれることを防ぐことで球詰まりの発生を防止できる。また、遊技球が鉛直誘導路に続けて進入した場合であっても、遊技球を第1誘導路又は第2誘導路のいずれかの方向へ確実に流下させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記振分装置は、さらに、前記遊技領域の裏面側に設けられるとともに、前記駆動源の動力を前記羽根に伝達し得るように連結され、前記駆動源の動力により前記羽根を前記第1姿勢位置へ向けて回動させる第1の方向及び前記羽根を前記第2姿勢位置へ向けて回動させる第2の方向へ回動可能な駆動アームと、前記駆動アームが前記駆動源の動力により前記第1の方向へ回動した際、前記駆動アームに当接することにより、前記羽根を前記第1姿勢位置に停止させる第1弾性ストッパ、及び前記駆動アームが前記駆動源の動力により前記第2の方向へ回動した際、前記駆動アームに当接することにより、前記羽根を前記第2姿勢位置に停止させる第2弾性ストッパと、前記羽根が前記駆動アームにより前記第1姿勢位置へ向けて回動した際、前記羽根に当接可能な第1可塑性ストッパ、及び前記羽根が前記駆動アームにより前記第2姿勢位置へ向けて回動した際、前記羽根に当接可能な第2可塑性ストッパと、を有し、前記第1可塑性ストッパは、前記第1弾性ストッパに塑性変形が生じた場合に前記羽根に当接することで、前記羽根を前記第1姿勢位置を若干超えた位置に停止させ、前記第2可塑性ストッパは、前記第2弾性ストッパに塑性変形が生じた場合に前記羽根に当接することで、前記羽根を前記第2姿勢位置を若干超えた位置に停止させる。
上記構成により、駆動アームが弾性ストッパに当接することで、羽根が第1姿勢位置及び第2姿勢位置に停止する際の当接音の発生を緩和することができる。また、長期の使用によって、弾性ストッパが塑性変形しても、羽根が可塑性ストッパに当接することで、遊技に支障がない位置に停止させることができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、前記振分装置は、さらに、前記遊技領域の裏面側に設けられ、前記駆動源を含む電気的駆動機構を有し、前記電気的駆動機構は、前記遊技領域の裏面側に固定されるベースと、前記ベースに固定される前記駆動源である電磁石と、前記電磁石の励磁によって前記第1の方向へ回動し、非励磁によって前記第2の方向へ回動する前記駆動アームと、前記駆動アームを前記第2の方向に向けて付勢する付勢手段と、を有し、前記電磁石の励磁によって前記第1の方向へ回動した際、前記第1弾性ストッパと当接することで、前記駆動アームが前記電磁石に接触しないようにする。
上記構成により、電気的駆動機構の小型化を図ることができるとともに、駆動アームが電磁石の励磁によって第1の方向に回動した際の金属同士が当接する当接音の発生を防止できる。
本発明によると、誘導路内での遊技球の球詰まりを防止して、遊技球を複数の方向へ確実に振り分けることができる。
本発明に係る弾球遊技機の前方から見た斜視図である。 同じく遊技盤の正面図である。 同じく振分装置の正面図である。 羽根が第1姿勢位置にあるときの振分装置の拡大正面図である。 羽根が第2姿勢位置にあるときの振分装置の拡大正面図である。 羽根が垂直方向を向いた時に遊技球が連続で流下した際の拡大正面図である。 遊技球が変則的に流下した際の拡大正面図である。 電磁石が励磁状態にあるときの振分装置の拡大裏面図である。 電磁石が非励磁状態にあるときの振分装置の拡大裏面図である。
以下、本発明を実施するための一実施形態を、添付図面を参照しながら詳述する。
なお、以下の実施形態は本出願の特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(弾球遊技機1の基本構造)
図1に示すように、弾球遊技機1は、遊技場の島設備に設置される矩形枠状の外枠2と、外枠2の左枠部に蝶番(図示略)により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられる内枠3と、内枠3に装着され、各種要素が組み付けられる遊技盤4(図2参照)と、遊技盤4の前側にあって、内枠3の左枠部に上下の蝶番(図示略)により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられ、遊技盤4の前面を閉塞し、遊技者が透視し得る透明な板であるガラス板(又は、合成樹脂板)5aを嵌め込んだガラス枠5と、遊技盤4の後側に設けられ賞球や貸球等の遊技球Bを払出可能な賞球払出装置(図示略)と、ガラス枠5の下部に設けられ、賞球払出装置から払い出される遊技球Bを貯留するための受皿部6と、ガラス枠5の下部裏側に設けられ受皿部6に貯留されている遊技球Bを導入して遊技盤4の前面に形成される遊技領域4aへ向けて発射するための発射装置(図示略)と、ガラス枠5の前面右下部に設けられ、受皿部6に貯留されている遊技球Bを遊技領域4aへ打ち出す際に操作される発射ハンドル7と、ガラス枠5の上部に設けられ遊技状況に応じた効果音を出力するスピーカ装置8と、ガラス枠5に設けられ遊技状況に応じて点灯、消灯及び点滅する照明演出を行う電飾装置9と、遊技盤4の後側に設置される表示装置10(図2参照)と、遊技盤4の後側に設置され、遊技進行及び遊技演出を制御するためのマイクロコンピュータにより構成される各種制御装置(図示略)等とを備える。
表示装置10は、遊技盤4の後側に設置され、例えば液晶ディスプレイから構成されることで、ガラス板5aを透して遊技者が視認可能な表示画面10a(図2参照)に遊技に係わる情報である各種キャラクタや左列、中列、右列の3列の数字等で構成される演出図柄(図示略)を変動、停止表示すると共に、そのときの遊技状態に応じた動画を表示することによって遊技の盛り上げ演出を行う。
(遊技盤4及びそれに関係する構造)
図2に示すように、遊技盤4は、アクリル樹脂等の透明合成樹脂板により正面視ほぼ方形に形成されると共に、前面には、内外のガイドレール11、11によって包囲される円形(楕円形を含む)の遊技領域4aが形成される。受皿部6に貯留された遊技球Bは、発射ハンドル7が回転操作されることにより、発射装置から発射されて、内外のガイドレール11、11により左斜め上方へ誘導されて、遊技領域4aの左上部から遊技領域4a内に導入されて流下可能となる。
遊技盤4の遊技領域4aの略中央部には、表示画面10aに表示される演出図柄を視認し得るように開口する表示窓12aを有すると共に、表面に各種模様が施された正面視で枠状の装飾枠12が固定される。
なお、遊技盤4における表示窓12a以外の一部の領域は、模様、彩色等が施された不透明の装飾板等が貼着されることにより、弾球遊技機1の内部構造が見えないように隠蔽される。
さらに、遊技領域4aには、遊技領域4aに打ち込まれた遊技球Bの流下方向を変化させる多数の遊技釘4b及び風車4cと、表示窓12aの下方にあって、遊技領域4aの左領域(装飾枠12の左側の領域)を流下する遊技球Bのうち装飾枠12の左部に設けられたワープ孔12bに進入したワープ球(遊技球B)を導入し、当該ワープ球を左右及び前後方向へ転動させ得るステージ12cと、ステージ12cの下方にあって、遊技領域4aを流下する遊技球B及びステージ12cの前側から落下したワープ球が入球可能な第1始動入賞口13と、装飾枠12の上面及び右外周面に形成され、遊技球Bを遊技領域4aの右領域(装飾枠12の右側の領域)へ誘導可能な右打ち通路12dと、アウト球(いずれの入賞口にも入球しなかった遊技球B)を遊技盤4の裏面側に排出するアウト口19とが設けられる。
また、遊技領域4aの右領域には、右打ち通路12dを流下した遊技球Bを導入する導入口12eと、導入口12eに導入された遊技球Bを右領域に導出するための導出口12fと、導出口12fから導出された遊技球Bが通過可能なスルーチャッカ14と、スルーチャッカ14を通過した遊技球Bを複数方向(本実施形態では左方向及び右方向)へ振分可能な振分装置20の羽根25と、当該羽根25により左方向へ振り分けられた遊技球Bが入球可能な状態及び入球不能な状態に変化可能な第2始動入賞口15と、第2始動入賞口15の真下にあって、第2始動入賞口15に入球しなかった遊技球Bが入球可能な入賞口16と、スルーチャッカ14の真下にあって、スルーチャッカ14を通過した遊技球Bが入球可能な状態及び入球不能な状態に変化可能な第1大入賞口17と、振分装置20の羽根25により右方向へ振り分けられた遊技球Bが入球可能な状態及び入球不能な状態に変化可能な第2大入賞口18と、が設けられる。なお、羽根25、第2始動入賞口15、入賞口16、第1大入賞口17及び第2大入賞口18を含む領域の前面は、遊技球Bが遊技領域4aの右領域を流下し得るように、透明なアクリル板等により閉塞される。
スルーチャッカ14は、導出口12fの真下に配置されるとともに、その左下端には、スルーチャッカ14を通過した遊技球Bを、右斜め下方に向けて誘導するための円弧状の誘導片14aを有する。
第1始動入賞口13、第2始動入賞口15、入賞口16、第1大入賞口17、及び第2大入賞口18の内部には、それぞれ遊技球Bの入球を検知するための、検知センサ(図示略)が設けられ、それぞれの検知センサが遊技球Bの通過を検知すると、所定個数の遊技球Bが賞球として賞球払出装置から払い出される。
なお、以下の説明において、遊技球Bが第1始動入賞口13、第2始動入賞口15、入賞口16、第1大入賞口17、又は第2大入賞口18に入球し、各入賞口13、15、16、17、18に設けた各検知センサが遊技球Bを検知したことを「入賞」という。
第1始動入賞口13は、常時上向きに開放した遊技球入賞口である。
第2始動入賞口15は、振分装置20の羽根25の下流側に配置されるとともに、ソレノイド(図示略)により左右方向の軸(図示略)回りに回動可能な第2始動入賞口開閉部材15aにより、遊技球Bの入賞を可能とする開状態及び入賞を不能とする閉状態に変化可能であり、スルーチャッカ14への遊技球Bの通過検出を契機に制御装置によって実行される抽選の結果、当りとなった場合、第2始動入賞口開閉部材15aが閉状態から開状態に所定時間変化する。
入賞口16は、第2始動入賞口15の略真下に配置され、第2始動入賞口15に入球することなく第2始動入賞口15の前側を通過した遊技球Bが入球し得るように上向きに開放した遊技球入賞口である。
第1大入賞口17は、スルーチャッカ14の略真下で、かつ正面視左下り傾斜の水平誘導路171(図3参照)に設けた上向き開口の入賞口であって、ソレノイド(図示略)により前後方向へスライド移動可能で、かつ上面が左下り傾斜した第1大入賞口開閉部材17aにより、スルーチャッカ14を通過した遊技球Bが入球可能な開状態及び入球不能な閉状態に変化可能である。第1大入賞口17が閉状態にあるとき、スルーチャッカ14を通過して第1大入賞口開閉部材17a上に落下した遊技球Bは、左方向、すなわち振分装置20の一部を形成する後述の入口21aに向けて転動する。
第1大入賞口17に入球した遊技球Bは、第1大入賞口17から下方へ延伸する特定通路17cを通って特定通路17cの最下端部に設けられた特定入賞口17bに入球することができる。特定入賞口17bに遊技球Bが入球した場合には、遊技者にとって有利な遊技状態(確率変動状態)の発生が確定する。
第2大入賞口18は、入賞口16の下流側に配置されるとともに、ソレノイド(図示略)により前後方向へスライド移動可能な第2大入賞口開閉部材18aにより、振分装置20の羽根25によって右方向へ振り分けられた遊技球Bを入球可能とする開状態及び入球不能とする閉状態に変化可能である。第2大入賞口18に入球した遊技球Bは、第2大入賞口18の下流側に設けられる排出口18bから、遊技盤4の裏面側に排出される。
通常遊技状態において、発射装置により発射され遊技領域4aに打ち込まれた遊技球Bが、第1始動入賞口13又は第2始動入賞口15に入賞したことを契機に、制御装置により実行される大当たりに係る抽選の結果大当りが確定した場合には、規定された所定の変動パターンに基づいて、表示画面10aに演出図柄を所定の演出態様で表示する視覚演出を所定時間行った後、演出図柄が特定の組み合わせで確定表示されて、大当たりが生起する。
大当りが生起された場合には、遊技者にとって有利な遊技状態(以下、「大当たり遊技状態」という)となって第1大入賞口17又は第2大入賞口18が所定のパターンで開状態に変化する。これにより、大当り遊技状態においては、各大入賞口17、18が遊技領域4aの右領域に配置されているため、遊技球Bを右打ちする必要がある。
そして、第1大入賞口17又は第2大入賞口18が開状態に変化してから所定時間(例えば、30秒)経過するか、所定数(例えば、10個)の遊技球Bが第1大入賞口17又は第2大入賞口18に入賞すると、1ラウンド(第1大入賞口17又は第2大入賞口18が開放してから閉鎖されるまでの期間)が終了し、閉状態に一旦変化する。
そして、第1大入賞口17又は第2大入賞口18が閉状態にあるラウンド間インターバル(例えば、5秒)が経過すると、次のラウンドに進んで第1大入賞口17又は第2大入賞口18が再度開状態に変化し、規定の最終ラウンド(例えば、15ラウンド)まで継続する。
また、大当り遊技状態の際、第1大入賞口17に入球した遊技球Bが特定入賞口17bに入賞した場合には、大当り遊技状態終了後に、第2始動入賞口15への遊技球Bの入賞の確率を高めるとともに、表示画面10aに表示される演出図柄の視覚演出の時間が「通常遊技状態」時より短く、かつ大当りとなる確率が「通常遊技状態」より高くなる「確率変動状態」となる。
一方、遊技球Bが特定入賞口17bに入賞しなかった場合は、大当り遊技状態終了後に、第2始動入賞口15への遊技球Bの入賞の確率を高めるとともに、表示画面10aに表示される演出図柄の視覚演出の時間が「通常遊技状態」時より、短くなるが、大当りとなる確率は「通常遊技状態」時と同じ「時短状態」となる。
(振分装置20の構成)
次に、図3〜9に基づいて、振分装置20について説明する。
振分装置20は、遊技領域4aの右領域における第1大入賞口17の下流側に設けられる略逆Y字状の誘導路21と、誘導路21への遊技球Bの受け入れを可能にする入口21aと、誘導路21の分岐部21bに左右方向へ所定角度回動(往復回動)可能に枢支される羽根25と、遊技盤4の裏側に配置され、羽根25を駆動するための図8、9に示す電気的駆動機構30と、を含んで構成される。
誘導路21は、入口21aから鉛直方向に延伸する鉛直誘導路21cと、鉛直誘導路21cの下方に位置する分岐部21bから左側に分岐し、第2始動入賞口15に向かって延伸する第1誘導路22と、鉛直誘導路21cの分岐部21bから右側に分岐し、第2始動入賞口15及び入賞口16の右側を通って第2大入賞口18に向かって延伸する第2誘導路23と、により形成される。
羽根25は、先端部25aが尖形状であって、基端部が誘導路21の分岐部21bに前後方向を向く軸24回りに左右方向へ所定角度回動可能に枢支され、電気的駆動機構30の動力によって、鉛直誘導路21cを流下してきた遊技球Bを左方向へ振り分けて第1誘導路22に誘導可能な第1姿勢位置(図4参照)と、遊技球Bを右方向へ振り分けて第2誘導路23に誘導可能な第2姿勢位置(図5参照)間の回動範囲を常時往復移動している。なお、羽根25の回動中心をなす軸24は、図4に示すように、鉛直誘導路21cの左右方向の中央を指す線を下方へ延長した中央延長線Y上に配置される。
羽根25は、図4に示す第1姿勢位置にあるとき、先端部25aが直立位置(90度の位置)から右方向へ所定角度(本実施形態では略30度)回動した位置にあって、鉛直誘導路21cを流下してきた遊技球Bを、先端部25aから基端部にかけて左下り傾斜する左側面25bに当接させることで左方向の第1誘導路22へ誘導し、また、図5に示す第2姿勢位置にあるとき、先端部25aが直立位置から左方向へ所定角度(本実施形態では略30度)回動した位置にあって、鉛直誘導路21cを流下してきた遊技球Bを、先端部25aから基端部にかけて右下り傾斜する右側面25cに当接させることで右方向の第2誘導路23へ誘導する。これにより、遊技球Bが連続して入口21aに進入した場合には、遊技球Bは、そのときの羽根25の姿勢位置に応じて、第1誘導路22又は第2誘導路23へ交互に振り分けられる。また、羽根25が第1姿勢位置及びその手前の位置(又は第2姿勢位置及びその手前の位置)にあるときには、先端部25aが第2誘導路23(又は第1誘導路22)側へ偏倚しているため、鉛直誘導路21cを流下してきた遊技球Bは、羽根25の先端部25aに当接することはない。これにより、羽根25の左側面25b(又は右側面25c)によって、遊技球Bを第1誘導路22(又は第2誘導路23)側へ確実に振り分けることができる。
誘導路21の分岐部21bには、羽根25の回動範囲を規制するための合成樹脂等の可塑性材料で形成される左右の可塑性ストッパ26L、26Rが設けられる。右側の可塑性ストッパ(第1可塑性ストッパ)26Rは、羽根25の右側面25cが当接することで、羽根25を第1姿勢超過位置(第1姿勢位置から右方向へ若干角度(例えば、5度程度)回動した位置)に停止させることができるように設定される。左側の可塑性ストッパ(第2可塑性ストッパ)26Lは、羽根25の左側面25bが当接することで、羽根25を第2姿勢超過位置(第2姿勢位置から左方向へ若干角度(例えば、5度程度)回動した位置)に停止させることができるように設定される。なお、第1姿勢超過位置及び第2姿勢超過位置は、遊技球Bを第1誘導路22側及び第2誘導路23側へ支障なく誘導できる位置に設定される。
初期段階における羽根25の第1、2姿勢位置の停止位置は、遊技盤4の裏側に配置される後述の弾性ストッパ36L、36Rによって決定される。これにより、羽根25が第1姿勢位置に停止した状態(弾性ストッパ36Rが長期の使用で塑性変形していない初期状態での弾性ストッパ36Rによって決定される位置)にあるときには、羽根25の右側面25cと可塑性ストッパ26Rとの間には若干の隙間が形成される。また、羽根25が第2姿勢位置に停止した状態(弾性ストッパ36Lが長期の使用で塑性変形していない初期状態での弾性ストッパ36Lによって決定される位置)にあるときには、羽根25の左側面25bと可塑性ストッパ26Lとの間には若干の隙間が形成される。したがって、弾性ストッパ36L、36Rが塑性変形していない初期状態においては、羽根25は、可塑性ストッパ26L、26Rに直接当接することはない。
第1誘導路22の上部の入口部分には、羽根25が直立位置から左方向へ若干回動した位置と第2姿勢位置間にあるとき、羽根25の先端部25aと対向する対向面22aを有する。対向面22aは、軸24を中心とした円弧状に形成される。第2誘導路23の上部の入口部分には、羽根25が直立位置から右方向へ若干回動した位置と第1姿勢位置間にあるとき、羽根25の先端部25aと対向する対向面23aを有する。対向面23aは、軸24を中心とした円弧状に形成される。また、羽根25の先端部25aと各対向面22a、23a及び鉛直誘導路21cの左右の下端部21d、21dとの間の間隙Lは、羽根25が回動範囲内のいずれの位置にあっても、遊技球Bの直径より若干大となるように設定される。
これにより、鉛直誘導路21cを流下してきた遊技球Bを羽根25の動作によって左方向の第1方向及び右方向の第2方向へ振り分ける際、第1誘導路22の対向面22a、第2誘導路23の対向面23a及び鉛直誘導路21cの左右の下端部21d、21dと、羽根25の先端部25aとの間に、遊技球Bの挟み込みを防止でき、後続の遊技球Bが誘導路21内で葡萄状に詰まることがない。また、各対向面22a、23aを軸24を中心とする円弧状とすることで、遊技球Bが流下する誘導路21の幅に無駄がなくなるため、誘導路21の小型化を図ることができる。
なお、第1姿勢位置及び第2姿勢位置の羽根25の位置は、各対向面23a、22aの下端部(最下流部分)と軸24を結ぶ直線(図4及び図5に点線で示す線)よりも、内側、つまり上流側寄りに位置するように設定される。
(右打ちされた遊技球Bの流れ)
遊技領域4aの右領域へ向けて発射装置から発射された遊技球Bは、右打ち通路12d、導入口12e及び導出口12fを流下してスルーチャッカ14へ向けて排出される。スルーチャッカ14を通過した遊技球Bは、誘導片14aによって右斜め下方に向けて誘導される。
このとき、第1大入賞口17が開状態にある場合には、遊技球Bは、第1大入賞口17に入球して特定通路17cを通って特定入賞口17bに入賞する。また、第1大入賞口17が閉状態にある場合には、遊技球Bは、第1大入賞口開閉部材17aの上面を転動し、振分装置20の入口21aへ向かって転動し、入口21aに入球して鉛直誘導路21cを流下する。
このとき、図3及び図4に示すように、羽根25が第1姿勢位置にある場合には、鉛直誘導路21cを流下した遊技球Bは、羽根25の左側面25bに接触することで、第1誘導路22へ向かって誘導される。第1誘導路22を流下した遊技球Bは、第2始動入賞口15が開状態の場合には、第2始動入賞口15に入賞し、第2始動入賞口15が閉状態の場合には、第2始動入賞口15を通過して、入賞口16に入賞する。
一方、図5に示すように、羽根25が第2姿勢位置にある場合には、鉛直誘導路21cを流下した遊技球Bは、羽根25の右側面25cに接触することで、第2誘導路23へ向かって誘導される。第2誘導路23を流下した遊技球Bは、水平誘導路181(図3参照)を転動し、第2大入賞口18が開状態の場合には、第2大入賞口18に入賞し、第2大入賞口18が閉状態の場合には、第2大入賞口開閉部材18aの上面を転動し、アウト口19へ向かって誘導される。
上述により、大当り遊技状態であれば、右打ちされた遊技球Bは、羽根25により第1方向及び第2方向に交互に振り分けられることによって、第2始動入賞口15又は入賞口16、あるいは第2大入賞口18のいずれかに入球することとなる。
次に、例えば、図6に示すように、羽根25が直立位置(90度の位置)にあるとき、遊技球Bが羽根25の先端部25aに衝突した際の遊技球Bの流下態様について、図6及び図7を参照して説明する。
図6に示すように、羽根25が直立位置又はその近傍位置にあるとき、鉛直誘導路21cを流下した遊技球Bが羽根25の先端部25aに衝突すると、そのときの羽根25の回動方向、羽根25の先端部25aに対する遊技球Bの衝突角度等に応じて、遊技球Bが変則的に第1誘導路22又は第2誘導路23のいずれかの方向へ流下する場合がある。この場合には、羽根25の先端部25aと、対向面22a、23a及び鉛直誘導路21cの両下端部21dとの間の間隙Lが遊技球Bの直径よりも若干大となっているため、遊技球Bは、第1誘導路22又は第2誘導路23のいずれかの方向へ円滑に流下することができる。
また、図6に示す状態から羽根25が第1姿勢位置又は第2姿勢位置へ回動した際、図7に示すように、遊技球Bが羽根25の回動に追従して変則的に第1誘導路22又は第2誘導路23に向けて流下する場合があるが、この場合にも、遊技球Bは、羽根25の先端部25aと対向面22a又は23aとの間を通って、第1誘導路22又は第2誘導路23を流下することができる。
さらに、本実施形態は、図7に示すように、第1姿勢位置又は第2姿勢位置にある羽根25の先端部25aと対向面22a、23aとの間の間隙Lを遊技球Bの中心Oが通過する際、遊技球Bの中心Oよりも上流側の側方部分、つまり図7に示す右側の遊技球(実線)Bにおいては、中心Oよりも左側部分、左側の遊技球(二点鎖線)Bにおいては中心Oよりも右側部分が、鉛直誘導路21cの両側面の両下端部21dから下方へ延長した左右の延長線(二点鎖線)の間に位置するようにしている。これにより、遊技球Bが羽根25の先端部25aと各対向面22a、23aとの間を変則的に通過する際、後続の遊技球Bが前の遊技球Bの上流側の側方部分に衝突することで、遊技球Bが羽根25の先端部25aと第1誘導路22又は第2誘導路23との間を確実に通過することができる。
また、弾球遊技機1への電源投入時から電源切断時までの遊技可能期間内に、電気的な駆動源(例えば、後述の電磁石32)によって継続して羽根25を往復回動させる場合、羽根25の往復回動の回動範囲を小さくすることができるため、振分装置20の小型化が可能となり、配置スペースを確保しやすく、さらに羽根25を往復回動するために必要な動力(消費電力)を軽減することができる。
さらに、羽根25の往復回動の際に要する移動範囲(距離)を短くすることができるため、一方の姿勢位置(第1姿勢位置)から他方の姿勢位置(第2姿勢位置)への移動によって、羽根25及び羽根25と連動する駆動アーム33が当接する際の各ストッパ26、36への衝撃を軽減することができ、羽根25、駆動アーム33、及び各ストッパ26、36の耐久性の向上や、羽根25及び駆動アーム33が、各ストッパ26、36への当接時に発生する当接音の発生を緩和することができる。
次に、図8及び図9を参照して、振分装置20の電気的駆動機構30について説明する。なお、図8及び図9は、弾球遊技機1の裏側から見た形態を示しているため、その左右方向は図2〜図7で説明したものと逆になる。
電気的駆動機構30は、遊技盤4の裏面側に固定される箱状のベース31と、ベース31に左右方向へ向くように固定される駆動源である電磁石32と、ベース31に前後方向を向く軸331により左右方向へ所定角度回動可能に支持され、羽根25に連結される駆動アーム33と、駆動アーム33に対して時計方向への付勢力を付与する付勢手段であるスプリング34と、駆動アーム33を介して羽根25の回動範囲を規制するゴム等により形成される左側の弾性ストッパ(第1弾性ストッパ)36L及び右側の弾性ストッパ(第2弾性ストッパ)36Rと、を有する。
駆動アーム33は、略逆L字状を呈して、角部が前後方向を向く軸331によりベース31により回動可能に支持されるとともに、電磁石32の吸引部32aに吸引可能な距離で対向する上下方向へ延伸する磁性体の被吸引アーム部33aと、電磁石32の下部に沿って、被吸引アーム部33aの基端部(下部)から左方向に延伸してスプリング34の離間方向(図8において時計方向であって、被吸引アーム部33aが電磁石32の吸引部32aから離れる方向)への付勢力を入力するための入力アーム部33bと、被吸引アーム部33aの先端部にあって、その左右両側に設けられる弾性ストッパ36L、36Rに当接可能な被ストッパ部35と、被ストッパ部35の前部にあって、羽根25に接続される接続部35aとを有し、電磁石32がON(励磁状態)のとき、吸引部32aに被吸引アーム部33aがスプリング34の付勢力に抗して吸引されて図8に示す第1の方向(羽根25の第1姿勢位置に対応)D1に回動移動し、また電磁石32がOFF(非励磁状態)のとき、スプリング34の付勢力により図9に示す第2の方向(羽根25の第2姿勢位置に対応)D2に回動移動する。なお、電磁石32のON、OFFは、遊技中、常時所定の時間間隔をもって切替制御されるため、羽根25は、駆動アーム33を介して常時、第1姿勢位置と第2姿勢位置とに往復回動している。
駆動アーム33の接続部35aは、遊技盤4及びベース31に設けた扇状の接続孔31aを貫通して羽根25と連結される。これにより、羽根25は、駆動アーム33の回動に連動して第1姿勢位置及び第2姿勢位置に回動する。
左右の弾性ストッパ36L、36Rは、駆動アーム33の被ストッパ部35を左右から挟むように所定距離離間した状態でベース31の上部にそれぞれ固定される。これにより、電磁石32がONして、駆動アーム33の被吸引アーム部33aが電磁石32の吸引部32aに吸引された場合には、図8に示すように、被ストッパ部35の左側面が左側の弾性ストッパ36Lに当接することによって、駆動アーム33は第1の方向D1に回動し、羽根25の第1姿勢位置に対応する位置に停止する。また、電磁石32がOFFして、駆動アーム33がスプリング34の付勢力で回動した場合には、図9に示すように、被ストッパ部35の右側面が右側の弾性ストッパ36Rに当接することによって、駆動アーム33は第2の方向D2に回動し、羽根25の第2姿勢位置に対応する位置に停止する。
羽根25は、駆動アーム33と一体になって回動するように接続部35aにより連結されることによって、羽根25が可塑性ストッパ26Rに当接する以前に、駆動アーム33が弾性ストッパ36Lに当接して第1の方向D1に回動し、第1姿勢位置に対応する位置に停止すると同時に第1姿勢位置に停止し、また、羽根25が可塑性ストッパ26Lに当接する以前に、駆動アーム33が弾性ストッパ36Rに当接して第2の方向D2に回動し、第2姿勢位置に対応する位置に停止すると同時に第2姿勢位置に停止する。これにより、羽根25の動作時に、羽根25が可塑性ストッパ26L、26Rに直接当接しないため、当接音を緩和するとともに、長期使用による羽根25及び可塑性ストッパ26L、26Rの疲労破壊を防止する。
また、弾球遊技機1の長期使用によって、弾性ストッパ36L、36Rに塑性変形が生じた場合には、駆動アーム33が弾性ストッパ36L、36Rに当接すると同時に、羽根25が可塑性ストッパ26L、26Rに当接することによって、羽根25は、遊技球Bの振分動作には支障がない第1姿勢超過位置及び第2姿勢超過位置に停止する。これにより、弾性ストッパ36L、36Rに塑性変形が生じた後も、羽根25の動作により遊技球Bを第1誘導路22及び第2誘導路23に交互に振り分ける遊技を行うことができるため、弾球遊技機1の耐久性向上を図ることが可能となる。
また、図8に示すように、電磁石32がONして、駆動アーム33の被吸引アーム部33aが吸引部32aに吸引されて、被ストッパ部35が左側の弾性ストッパ36Lと当接して、駆動アーム33が第1姿勢位置に停止した状態のときには、被吸引アーム部33aの左側面が、吸引部32aに当接しないように設定される。これにより、金属同士が当接する当接音発生を抑制することができる。
さらに、図8及び図9に示すように、駆動アーム33の被吸引アーム部33aと対向する電磁石32のケースの右側面の上部に、電磁石32がONした場合、被吸引アーム部33aの左側面が電磁石32の吸引部32aに当接するよりも先に当接する副弾性ストッパ37を設け、被吸引アーム部33aが電磁石32の吸引部32aに直接当接することをより確実に防止している。なお、駆動アーム33における被ストッパ部35の弾性ストッパ36Lに対する当接するタイミングは、被吸引アーム部33aが副弾性ストッパ37に対する当接よりも、先に当接するように設定される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、変形や変更を施すことが可能である。
(a)駆動源を、電磁石32に代えてソレノイドまたはモータとする。
(b)駆動源をソレノイドとし、駆動アーム33を省略して、ソレノイドのプランジャを羽根25に連結することで、羽根25を第1姿勢位置及び第2姿勢位置に回動させる。
(c)誘導路21における鉛直誘導路21cを、入口21aと同じものとし、入口21a(鉛直誘導路21c)から進入した遊技球Bを、鉛直方向に流下させることなく直接、第1誘導路22、又は第2誘導路23へと振り分けるようにしてもよい。
1 弾球遊技機
2 外枠
3 内枠
4 遊技盤
4a 遊技領域
4b 釘
4c 風車
5 ガラス枠
5a ガラス板
6 受皿部
7 発射ハンドル
8 スピーカ装置
9 電飾装置
10 表示装置
10a 表示画面
11 ガイドレール
12 装飾枠
12a 表示窓
12b ワープ孔
12c ステージ
12d 右打ち通路
12e 導入口
12f 導出口
13 第1始動入賞口
14 スルーチャッカ
14a 誘導片
15 第2始動入賞口
15a 第2始動入賞口開閉部材
16 入賞口
17 第1大入賞口
17a 第1大入賞口開閉部材
17b 特定入賞口
17c 特定通路
171 水平誘導路
18 第2大入賞口
18a 第2大入賞口開閉部材
18b 排出口
181 水平誘導路
19 アウト口
20 振分装置
21 誘導路
21a 入口
21b 分岐部
21c 鉛直誘導路
21d 下端部
22 第1誘導路
22a 対向面
23 第2誘導路
23a 対向面
24 軸
25 羽根
25a 先端部
25b 左側面
25c 右側面
26L 可塑性ストッパ(第2可塑性ストッパ)
26R 可塑性ストッパ(第1可塑性ストッパ)
30 電気的駆動機構
31 ベース
31a 接続孔
32 電磁石(駆動源)
32a 吸引部
33 駆動アーム
33a 被吸引アーム部
33b 入力アーム部
331 軸
34 スプリング(付勢手段)
35 被ストッパ部
35a 接続部
36L 弾性ストッパ(第1弾性ストッパ)
36R 弾性ストッパ(第2弾性ストッパ)
37 副弾性ストッパ
B 遊技球
D1 第1の方向
D2 第2の方向
L 間隙
O 遊技球Bの中心

Claims (3)

  1. 遊技領域に打ち込まれた遊技球を複数の方向へ振分可能な振分装置を設けた弾球遊技機において、
    前記振分装置は、
    前記遊技球が進入して流下可能な鉛直誘導路と、
    前記鉛直誘導路の下端部から一方向へ分岐する第1誘導路及び他方向へ分岐する第2誘導路と、
    駆動源と、
    前記駆動源により、前記鉛直誘導路を流下してきた前記遊技球を前記第1誘導路に誘導可能な第1姿勢位置と前記第2誘導路に誘導可能な第2姿勢位置間の回動範囲を往復回動する羽根と、を有し、
    前記羽根が、前記回動範囲内のいずれの位置にあっても、前記羽根の先端部と、当該先端部に対向する前記第1誘導路及び前記第2誘導路のそれぞれの対向面及び前記鉛直誘導路の下端部との間の間隙を前記遊技球の直径よりも若干大きくすることによって、前記羽根の先端部と、前記それぞれの対向面との間の間隙への前記遊技球の流下を可能にし、
    前記第1姿勢位置又は前記第2姿勢位置にある前記羽根の先端部と当該先端部に対向する前記対向面との間の間隙を前記遊技球の中心が通過する際、当該遊技球の中心よりも上流側の側方部分が、前記鉛直誘導路の両側面の下端部から下方へ延長した両延長線の間に位置することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記振分装置は、さらに、
    前記遊技領域の裏面側に設けられるとともに、前記駆動源の動力を前記羽根に伝達し得るように連結され、前記駆動源の動力により前記羽根を前記第1姿勢位置へ向けて回動させる第1の方向及び前記羽根を前記第2姿勢位置へ向けて回動させる第2の方向へ回動可能な駆動アームと、
    前記駆動アームが前記駆動源の動力により前記第1の方向へ回動した際、前記駆動アームに当接することにより、前記羽根を前記第1姿勢位置に停止させる第1弾性ストッパ、及び前記駆動アームが前記駆動源の動力により前記第2の方向へ回動した際、前記駆動アームに当接することにより、前記羽根を前記第2姿勢位置に停止させる第2弾性ストッパと、
    前記羽根が前記駆動アームにより前記第1姿勢位置へ向けて回動した際、前記羽根に当接可能な第1可塑性ストッパ、及び前記羽根が前記駆動アームにより前記第2姿勢位置へ向けて回動した際、前記羽根に当接可能な第2可塑性ストッパと、を有し、
    前記第1可塑性ストッパは、前記第1弾性ストッパに塑性変形が生じた場合に前記羽根に当接することで、前記羽根を前記第1姿勢位置を若干超えた位置に停止させ、
    前記第2可塑性ストッパは、前記第2弾性ストッパに塑性変形が生じた場合に前記羽根に当接することで、前記羽根を前記第2姿勢位置を若干超えた位置に停止させることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記振分装置は、さらに、前記遊技領域の裏面側に設けられ、前記駆動源を含む電気的駆動機構を有し、
    前記電気的駆動機構は、
    前記遊技領域の裏面側に固定されるベースと、
    前記ベースに固定される前記駆動源である電磁石と、
    前記電磁石の励磁によって前記第1の方向へ回動し、非励磁によって前記第2の方向へ回動する前記駆動アームと、
    前記駆動アームを前記第2の方向に向けて付勢する付勢手段と、を有し、
    前記電磁石の励磁によって前記第1の方向へ回動した際、前記第1弾性ストッパと当接することで、前記駆動アームが前記電磁石に接触しないことを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
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