JP2023015935A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技球が入球可能な第1の契機入球手段(31a,32a)および第2の契機入球手段(47)と、
前記第1の契機入球手段(31a,32a)への入球を契機として第1判定を実行し、前記第2の契機入球手段(47)への入球を契機として第2判定を実行する判定実行手段(60a)と、
前記第1判定の結果に基づいて第1図柄変動を制御し、前記第2判定の結果に基づいて第2図柄変動を制御する図柄制御手段(60a,65a)と、
他の遊技状態より前記第1の契機入球手段(31a,32a)への入球が容易となる遊技状態、または、他の遊技状態で不可能な前記第1の契機入球手段(31a,32a)への入球が可能となる遊技状態である有利遊技状態を生起させる遊技状態制御手段(60a)とを備えた遊技機において、
前記有利遊技状態中に前記第1判定が当りの判定結果となり該当りの判定結果に基づく特定の第1図柄変動が実行される場合に、当該有利遊技状態の開始以降に生じた前記第2の契機入球手段(47)への入球に基づいて、該特定の第1図柄変動が終了した後の遊技状態の有利度が変化し得るように構成されていると共に、
前記特定の第1図柄変動が終了した後に有利度の高い遊技状態が生起される条件を満たしたことを報知可能に構成されていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、第1の契機入球手段への入球を契機とする第1判定の結果に基づいて、遊技者に有利な有利遊技状態が生起される。この有利遊技状態に関して、特定の第1図柄変動の実行中における第2の契機入球手段への入球が、特定の第1図柄変動の終了後における遊技状態の有利度に変化を与え得る。有利度の高い遊技状態が生起される条件を満たした場合には報知がなされ、遊技者が確実に把握し得る。このようにすることにより、有利遊技状態において、第1の契機入球手段に遊技球を入球させることのみならず、第2の契機入球手段に遊技球を入球させることにも遊技者の興味を向けることができ、興趣向上を図り得る。
前記有利遊技状態中の前記第2図柄変動の実行回数に関する指標情報を通知する指標情報通知手段(84)を備え、
前記遊技状態制御手段(60a)は、前記有利遊技状態中に前記第2図柄変動の実行回数が特定回数に達したことを条件として当該有利遊技状態を終了させ得るよう構成され、
前記指標情報通知手段(84)は、前記有利遊技状態中における前記第2図柄変動の実行回数が前記特定回数に達することまたは前記特定回数に近づくことに伴って前記指標情報の内容を変化させ得ることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、有利遊技状態中に第2図柄変動の実行回数が特定回数に達することまたは近づくことに伴って指標情報の内容を変化させることにより、有利遊技状態の終了に伴う遊技状態の変化のタイミングを遊技者に意識させ、新たな面白味を付与し得る。
演出を実行可能な演出実行手段(17)と、
前記第1の契機入球手段(31a,32a)への入球に基づいて前記演出実行手段(17)に演出を実行させると共に、前記第2の契機入球手段(47)への入球に基づいて前記演出実行手段(17)に演出を実行させる演出制御手段(65a)とを備え、
前記演出制御手段(65a)は、前記演出実行手段(17)に実行させる演出の態様を、その演出の実行契機が前記第1の契機入球手段(31a,32a)および前記第2の契機入球手段(47)の何れへの入球であるかに応じて異ならせ得ることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、演出実行手段で実行される演出の態様により、その演出の実行契機が第1・第2の契機入球手段の何れに対する入球であるかを遊技者が把握できる。従って、第1の契機入球手段に遊技球を入球させることによる遊技への影響と、第2の契機入球手段に遊技球を入球させることによる遊技への影響とを明確に区別し得る。すなわち、遊技の理解し易さを向上し得る。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように縦長の矩形状をなし、図示しない遊技店の設置島に縦置き姿勢で設置される。パチンコ機10は、設置島に固定される外枠(固定枠)11と、この外枠11の開口前面側に扉状に開閉可能に組み付けられた遊技機本体12,13とで構成されている。遊技機本体12,13は、遊技盤20(図3参照)を着脱可能に保持する中枠(本体枠)12と、この中枠12の前面を覆う前枠(装飾枠)13とを備え、前枠13は中枠12に対して扉状に開閉可能に組み付けられている。パチンコ機10における立体的な装飾が施された前面は、遊技機本体12,13の前部を構成する前枠13の前面により構成されている。
次に、図3等を参照し、遊技盤20およびその前面に備えられる各種の構成について説明する。但し、演出表示装置17での具体的な表示内容等については後述する。
前記第1始動入賞装置(第1始動入賞部)31には、第1始動入賞口31aが設けられている。第1始動入賞口31aは、上方へ開口する常時開放タイプの入賞口となっている。第1始動入賞装置31は、第1始動入賞口31aに入賞したパチンコ球を検出する第1始動入賞検出センサSE1(図2参照)を備えている。第1始動入賞検出センサSE1は主制御基板60と電気的に接続されており、主制御基板60(主制御CPU60a)は、第1始動入賞検出センサSE1によるパチンコ球の検出を契機として、大当り遊技状態を生起させるか否かの特図当り判定(大当り判定)を行う。そして、演出表示装置17の表示画面17aでは、第1始動入賞検出センサSE1による検出(始動入賞)を契機として、特図当り判定の結果を示す図柄変動演出(演出図柄の変動表示を含む表示演出)が行われるようになっている。この他、第1始動入賞検出センサSE1によるパチンコ球の検出を契機として、所定数(4個)の賞球が払い出されるようになっている。
前記球通過ゲート47には、該球通過ゲート47のゲート口を通過するパチンコ球を検出する球通過検出センサSE3(図2参照)が設けられている。この球通過検出センサSE3は、主制御基板60と電気的に接続されている。主制御CPU60aは、球通過検出センサSE3によるパチンコ球の検出を契機として、普図当り状態(第2始動入賞口32aの開放状態)を生起させるか否かの普図当り判定を行う。すなわち、この普図当り判定による当りの判定結果に応じて前記始動入賞ソレノイドSL1が駆動制御され、始動開閉部材33が開閉動作するようになっている。
前記特別入賞装置(特別入賞部)40には、該下特別入賞装置40に開閉可能に設けられた下特別開閉部材43によって開口寸法が拡大・縮小される可変タイプの入賞口である下特別入賞口41が設けられている。下特別入賞装置40には、前記主制御基板60と電気的に接続された駆動手段としての下特別入賞ソレノイドSL2(図2参照)が配設されており、この下特別入賞ソレノイドSL2の駆動に伴って下特別開閉部材43が、下特別入賞口41を閉鎖する閉鎖位置および開放する開放位置に変位するよう構成されている。また下特別入賞装置40には、下特別入賞口41に入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての下特別入賞検出センサSE4(図2参照)が配設されている。下特別入賞検出センサSE4は、主制御基板60と電気的に接続されており、パチンコ球の検出に応じて検出信号を主制御基板60(主制御CPU60a)に出力する。この検出信号が主制御CPU60aに入力されると、当該主制御CPU60aの制御下に、予め設定された数(9個)の賞球が払い出される。なお、下特別入賞装置40は、下特別開閉部材43によって下特別入賞口41が常には閉鎖され(入賞不能とされ)、大当り遊技状態の発生に伴って下特別入賞口41が開放される(入賞可能状態とされる)。
上特別入賞装置(特別入賞部)35の右側部には、入賞口として上特別入賞口(特別入賞口)36が設けられている。上特別入賞口36は、上特別開閉部材(入賞規制手段)38の開閉によって開口寸法が拡大・縮小される可変タイプの入賞口とされている。上特別入賞装置35には、前記主制御基板60と電気的に接続された駆動手段としての上特別入賞ソレノイドSL3(図2参照)が配設されており、この上特別入賞ソレノイドSL3の駆動に伴って上特別開閉部材38が、上特別入賞口36を閉鎖する閉鎖位置および開放する開放位置に変位するように構成されている。また、上特別入賞装置35には、上特別入賞口36に入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての上特別入賞検出センサSE5(図2参照)が配設されている。上特別入賞検出センサSE5は、主制御基板60と電気的に接続されており、パチンコ球の検出に応じて検出信号を主制御基板60(主制御CPU60a)に出力する。この検出信号が主制御CPU60aに入力されると、当該主制御CPU60aの制御下に、予め設定された数(9個)の賞球が払い出される。なお、上特別入賞口36は、上特別開閉部材38によって常には閉鎖され(入賞不能とされ)、小当り遊技状態の発生に伴って開放される(入賞可能状態とされる)。
本実施例のパチンコ機10は、前述した遊技領域21にパチンコ球を流下させることで遊技を行い、その遊技の結果として得られた複数種類の情報(遊技情報)を、遊技盤20の前面に設けられた遊技情報表示器Mに表示するように構成されている。以下、遊技情報表示器M(図2および図3参照)について説明する。
遊技情報表示器Mには、特図当り判定(大当り判定、小当り判定)の結果を示す報知用の特別図柄(以下、特図という)を表示する表示部(図柄表示部)として、複数のLED(8個)から構成された特図表示部が2つ(第1特図表示部Maおよび第2特図表示部Mb)設けられている(図3参照)。第1特図表示部Maでは、第1始動入賞口31aへの入賞を契機とする特図当り判定の結果に基づいて特図の変動表示(特図変動表示、図柄変動)が開始され、その特図当り判定に伴って決定された特図が最終的に停止表示(確定表示)される。第2特図表示部Mbでは、第2始動入賞口32aへの入賞を契機とする特図当り判定の結果に基づいて特図の変動表示(特図変動表示、図柄変動)が開始され、その特図当り判定に伴って決定された特図が最終的に停止表示(確定表示)される。なお、特図変動表示の終了(特図の停止表示)から例えば0.8秒の変動禁止期間(変動インターバル時間)が設けられており、この期間内には次の特図変動表示が開始されないようになっている。第1・第2特図表示部Ma,Mbに停止表示され得る特図として複数が設定されており、大当り遊技状態が付与されることを示す大当り図柄(当り図柄)A,B,a,bと、小当り遊技状態が付与されることを示す小当り図柄(当り図柄)cと、外れを示す外れ図柄とに分類可能である。なお、以下の説明では、第1特図表示部Maによる特図(特図1)の変動表示を「第1特図変動表示」と称し、第2特図表示部Mbによる特図(特図2)の変動表示を「第2特図変動表示」と称して区別する場合がある。
遊技情報表示器Mには、普図当り判定の結果を示す報知用の普通図柄(以下、普図という)を表示する表示部(図柄表示部)として、複数のLED(2個)から構成された普図表示部Meが設けられている(図3参照)。第1特図表示部Maでは、球通過ゲート47のゲート口へのパチンコ球の通過(球通過検出センサSE3による検出)を契機とする普図当り判定の結果に基づいて普図の変動表示(図柄変動)が開始され、その普図当り判定に伴って決定された普図が最終的に停止表示(確定表示)される。この普図表示部Meに停止表示される普図としては、第2始動入賞口32aの開放状態(普図当り状態)が生起されることを認識し得る普図当り図柄(当り図柄)と、外れを認識し得る普図外れ図柄(外れ図柄)とが設定されている。普図表示部Meでの普図変動表示の変動時間および停止表示する普図の種類は、主制御CPU60aが球通過検出センサSE3によるパチンコ球の検出を契機として取得する(主制御RAM60cに記憶する)作動入球情報(乱数値)に基づいて普図当り判定等の判定処理を実行する過程で決定される。作動入球情報には、普図当り状態を付与するか否かの決定(普図当り判定)に用いる普図当り判定用乱数の値、普図当り図柄の決定普図当り図柄判定)に用いる普図当り図柄判定用乱数の値、普図変動表示の変動時間の決定に用いる普図変動パターン振分用乱数の値、等が含まれる。主制御CPU60aは、普図当り判定が当りの判定結果となった場合に普図当り図柄判定を行って普図当り図柄(2種類)の何れかを決定し、特図当り判定が外れの判定結果となった場合に普図外れ図柄(1種類)を決定する。なお、普図当り判定で当りの判定結果が導出される確率(普図当り確率)は、図4に示すように、遊技状態が後述する低ベース状態の場合には0/3(0パーセント)、遊技状態が後述する高ベース状態の場合には約2/3となるように設定されている。
遊技情報表示器Mには、複数個(2個)のLEDにより構成された状態表示部Mgが設けられている。この状態表示部Mgは、パチンコ機10における現在の遊技状態が複数種類のうち何れであるかを判別可能に表示するものである。本実施例では、状態表示部MgのLEDが点灯することで、後述する複数種類の遊技状態のうち所定の遊技状態(具体的には、高ベース状態・大当り遊技状態)が生起されていることを報知する。
本実施例のパチンコ機10は、主制御CPU60aによる制御に応じて複数種類の遊技状態を生起し得るよう構成されている。以下、パチンコ機10が生起可能な遊技状態である大当り遊技状態、小当り遊技状態および高ベース状態について説明する。
主制御CPU60aは、始動入賞(始動入賞検出センサSE1,SE2によるパチンコ球の検出)を契機として、下特別入賞口41へのパチンコ球の入賞が可能な大当り遊技状態(大当り、第2遊技状態)を生起可能に構成されている。図5(a)に示すように、主制御CPU60aは、始動入賞(始動入賞検出センサSE1,SE2によるパチンコ球の検出)を契機とする大当り判定(特図当り判定)の結果が当りとなった場合に、特図表示部Ma,Mbに停止表示する特図として大当り図柄A,B,a,bの何れかを決定し、その大当り図柄A,B,a,bの決定に応じて、生起させる大当り遊技状態の種類を決定する。そして、決定した大当り図柄A,B,a,bを特図変動表示の結果として停止表示するよう制御した後に、その決定した大当り図柄A,B,a,bに対応する種類の大当り遊技状態(大当り)を生起させる。大当り遊技状態は、下特別入賞装置40の下特別開閉部材43を開放するラウンド遊技を、大当り遊技状態の種類に応じた回数(5回または15回)だけ実行するものであって、その最初のラウンド遊技の開始前に、大当り遊技状態の開始を示すオープニング演出が実行され、最後のラウンド遊技の終了後に、大当り遊技状態の終了を示すエンディング演出が実行される。ここで、主制御CPU60aは、大当り遊技状態として、規定ラウンド数が5回の大当り遊技状態である「5ラウンド大当り」と、規定ラウンド数が15回である「15ラウンド大当り」とを生起可能に構成されている。そして、主制御CPU60aは、図5(a)に示すように、図柄A,B,bを大当り図柄として決定することに応じて5ラウンド大当りを生起させることを決定し、図柄aを大当り図柄として決定することに応じて15ラウンド大当りを生起させることを決定する。なお、各大当り遊技状態における1回のラウンド遊技は、ラウンド遊技時間(予め定めた時間)の経過或いは下特別入賞口41への規定入賞個数(9個)のパチンコ球の入賞(下特別入賞検出センサSE4による検出)を契機として終了するように設定され、その開始から終了まで下特別入賞ソレノイドSL2が励磁状態に維持されて、その間、下特別入賞口41が開放状態(入賞可能)となる。
主制御CPU60aは、始動入賞(第2始動入賞検出センサSE2によるパチンコ球の検出)を契機として、上特別入賞口36へのパチンコ球の入賞が可能な小当り遊技状態を生起可能に構成されている。主制御CPU60aは、図5(b)に示すように、第2始動入賞口32aへのパチンコ球の入賞を契機とする小当り判定(特図当り判定)の結果が当りの判定結果となった場合に、第2特図表示部Mbに停止表示する特図(特図2)として小当り図柄cを決定し、その小当り図柄cの決定に応じて小当り遊技状態を生起させることを決定する。そして、特図変動表示の結果として小当り図柄cを停止表示するよう制御した後、小当り遊技状態を生起させる。小当り遊技状態では、オープニング演出が実行されるオープニング演出期間と、エンディング演出が実行されるエンディング演出期間との間に、上特別入賞口36を開放(小当り開放)して入賞可能状態とする小当り開放期間が発生する。主制御ROM60bには、オープニング演出期間、エンディング演出期間および小当り開放期間に対応する計測時間等の時間情報が記憶(設定)されており、この時間情報に基づいて主制御CPU60aが小当り遊技状態を生起させる。小当り開放期間には、その開始から終了まで上特別入賞ソレノイドSL3が励磁状態とされて上特別開閉部材38が開放され、これにより上特別入賞口36へのパチンコ球の入賞が可能になる。そして、予め定めた時間(例えば3秒)の計測が終了するか、或いは上特別入賞口36に規定入賞個数(9個)のパチンコ球が入賞すること(上特別入賞検出センサSE5による検出が9回に達したこと)を契機として、小当り開放期間が終了するようになっている。
主制御CPU60aは、遊技者に対する特典付与状態(特定の有利な状況)として、パチンコ球の第2始動入賞口32aへの入賞頻度を通常よりも増やすことが可能な「高ベース状態(有利遊技状態、時短状態、始動入賞率向上状態、始動入賞容易状態)」を生起可能に構成されている。高ベース状態は、(1)普図変動表示の変動時間の短縮、(2)普図当り確率を低確率(0パーセントを含む)から高確率に変動、(3)普図当り1回についての第2始動入賞口32aを開放する始動開閉部材33の開放時間を増やすこと、のうち少なくとも1つによって、第2始動入賞口32aへの入賞が他の遊技状態よりも容易になるか、または他の遊技状態で不可能な第2始動入賞口32aへの入賞が可能となる遊技状態であり、上記(1)~(3)のうち何れかを単独で採用するか、または複数を組み合わせることができる。本実施例において主制御CPU60aは、3種類の高ベース状態を、上記(2)および上記(3)の2つを採用する遊技状態として生起させるようになっている。なお、以下の説明では、高ベース状態ではなく大当り遊技状態や小当り遊技状態でもない通常の遊技状態を、「低ベース状態」と称する。
本実施例のパチンコ機10は、遊技結果に基づく主制御CPU60aの制御により得られた遊技情報を演出制御CPU65aに伝達することで、演出制御CPU65aが遊技結果に合わせた演出の実行を制御し得るように構成されている。以下、主制御CPU60aおよび演出制御CPU65aの間で伝達される主な遊技情報について説明する。
本実施例のパチンコ機10は、各種の演出を表示する演出表示装置17を備えている。演出表示装置17は、演出制御CPU65aからの制御信号を入力する表示制御CPU70aと電気的に接続されており、演出制御CPU65aが主制御CPU65aからの制御信号に応じて決定した具体的な演出内容に基づいて、直接的には表示制御CPU70aが表示内容を制御する。ここで、演出表示装置17の表示画面17aには、演出の一種として、前述した遊技情報表示器Mで表示する特別図柄や普通図柄に対応する演出図柄が表示される。但し、演出図柄の表示領域は、遊技状態に応じて変化するようになっている。以下、図8(a)および図8(b)を参照し、表示画面17a上に設定される演出図柄の表示領域について説明する。
本実施例のパチンコ機10は、遊技状態に応じた演出モードを設定可能に構成されている。演出制御CPU65aは、主制御CPU60aにより制御される遊技状態が低ベース状態である期間に対応して「通常演出モードA」を設定し、第1の高ベース状態である期間に対応して「第1特別演出モードB1」を設定し、第2の高ベース状態である期間に対応して「第2特別演出モードB2」を設定し、第3の高ベース状態である期間に対応して「第3特別演出モードB3」を設定するよう制御を行う。各演出モードA,B1,B2,B3は、表示画面17aで演出図柄の背後に表示する背景画像が互いに異なり、また、ランプ装置18による発光態様や、スピーカ19による音出力態様も互いに異なる。このため遊技者は、演出表示装置17、ランプ装置18およびスピーカ19の演出態様により、どの演出モードであるかを容易にすることが把握できる。本実施例では、特別演出モードB1,B2,B3での演出内容に特徴があるので、特別演出モードB1,B2,B3について主に説明する。
図9(a)および図9(b)に示すように、特別演出モードB1,B2,B3では、表示画面17aの第2の特図演出図柄表示領域82において特図演出図柄の変動表示および停止表示が行われ、表示画面17aの普図演出図柄表示領域83において普図演出図柄の変動表示および停止表示が行われる。すなわち、演出制御CPU65aは、高ベース状態において、始動入賞口31a,32aへの入賞に基づいて表示画面17aに特図演出図柄の変動表示(演出)を実行させると共に、球通過ゲート47(ゲート口)への入球に基づいて表示画面17aに普図演出図柄の変動表示(演出)を実行させる。なお、特別演出モードB1,B2,B3においては基本的に、特図変動表示(特図演出図柄の変動表示)中に後述する「ミッション」を達成した場合、その達成時点から実行中の特図変動表示(特図演出図柄の変動表示)が終了するまで、図9(b)に示す内容での表示を継続させる。但し、その実行中の特図変動表示(特図演出図柄の変動表示)が終了するまでに一定以上の時間がかかる場合は、その特図変動表示(特図演出図柄の変動表示)が終了する前に、図9(c)に示す通常演出モードAの表示に切り替えてもよい。特別演出モードB1,B2,B3では、表示画面17aの一部(下部)に設けられた指標情報表示領域84内に各種の演出(後述する指標情報の表示)が実行される。なお、特別演出モードB1,B2,B3では、第1・第2の特図演出図柄表示領域81,82、普図演出図柄表示領域83および指標情報表示領域84に表示される画像が、表示画面17aの略全体を使って表示される背景画像の手前側に重なって見えるように表示される。
次に、前述した実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
本発明は、前述の実施例に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1) 実施例では、有利度の低い有利遊技状態(第1の高ベース状態)中に第1判定(小当り判定)が当りの判定結果となり、該当りの判定結果に基づく特定の第1図柄変動(小当り変動)が実行される場合に、当該有利遊技状態の開始以降に生じた第2の契機入球手段(球通過ゲート)への入球が当該有利遊技状態の終了条件として定められる特定回数(15回)に達したか否かに基づいて、特定の第1図柄変動が終了した後の遊技状態の有利度(第2の高ベース状態とするか否か)を変化させるように構成した。これに対し、有利度の低い有利遊技状態中に第1判定が当りの判定結果となり、該当りの判定結果に基づく特定の第1図柄変動が実行される場合に、当該有利遊技状態の開始以降に生じた第2の契機入球手段への入球を契機として開放される第1の契機入球手段(第2始動入賞口)への入球がどれだけ発生するかに基づいて、特定の第1図柄変動が終了した後の遊技状態の有利度(大当り遊技状態の連続数等)を変化させるように構成してもよい。
(2) 実施例では、所定の起点(第1の高ベース状態の開始)以降における特図演出図柄および普図演出図柄の少なくとも何れかの合算実行回数が予め定めた回数に達した後は、所定条件が成立(小当り変動が終了、小当り遊技状態が開始)することで特定の有利な状況(第2の高ベース状態)が得られる一方、予め定めた回数に達する前は、所定条件が成立したとしても特定の有利な状況が得られないように構成した。これに対し、所定条件を「小当り遊技状態における特定入球の発生」としてもよい。すなわち、小当り変動の終了後に行われる小当り遊技状態において特定領域に遊技球が入球する時点での遊技状態に応じて、その小当り遊技状態から発展する大当り遊技状態が終了した後の遊技状態が変化するよう構成する。なおこの場合、第1の高ベース状態の終了条件の1つである特図演出図柄の変動表示の実行回数を2回以上とする。
例えば、第1の高ベース状態は、特図演出図柄の変動表示が2回行われる(第1の終了条件)か、普図演出図柄の変動表示が15回行われる(第2の終了条件)か、大当り遊技状態が生起される(第3の終了条件)ことで終了するよう設定する。従って、図12(a)に示すように、第1の高ベース状態での1回目の特図演出図柄の変動表示が小当り変動の場合、その小当り変動の終了に伴って付与される小当り遊技状態で特定入球が発生するまでの期間Y1に、球通過ゲート(ゲート口)への入球を契機とする普図演出図柄の変動表示が15回行われれば、大当り遊技状態の終了後の遊技状態として第2の高ベース状態(有利度の高い有利遊技状態)が生起される。これに対し、期間Y1の間に普図演出図柄の変動表示が15回に到達しなければ、小当り遊技状態での特定入球の時点で第1の高ベース状態が維持されていることになり、大当り遊技状態の終了後の遊技状態は再び第1の高ベース状態(有利度の低い有利遊技状態)となる。この他、図12(b)に示すように、第1の高ベース状態での1回目の特図演出図柄の変動表示が外れとなり、2回目の特図演出図柄の変動表示が小当り変動の場合は、その小当り変動の終了に伴って第1の終了条件が成立するため、小当り遊技状態での特定入球の時点では必ず低ベース状態となり、大当り遊技状態の終了後の遊技状態として第2の高ベース状態が生起される。すなわち、2回目の特図演出図柄の変動表示(小当り変動)が終了する前(期間Y2)に普図演出図柄の変動表示が15回行われれば、第2の終了条件が成立し、当該期間Y2において普図演出図柄の変動表示が15回行われなければ、第1の終了条件が成立する。
(3) 実施例では、所定の起点(第1の高ベース状態の開始)以降における特図演出図柄および普図演出図柄の少なくとも何れかの合算実行回数が予め定めた回数に達した後は、所定条件が成立(小当り変動が終了、小当り遊技状態が開始)することで特定の有利な状況(第2の高ベース状態)が得られる一方、予め定めた回数に達する前は、所定条件が成立したとしても特定の有利な状況が得られないように構成した。これに対し、所定条件を小当り変動の開始とし、所定の起点以降における特図演出図柄および普図演出図柄の少なくとも何れかの合算実行回数が予め定めた回数に達した後は、所定条件が成立(小当り変動が開始)することで特定の有利な状況(第2の高ベース状態)が得られる一方、予め定めた回数に達する前は、所定条件が成立したとしても特定の有利な状況が得られないように構成してもよい。すなわち、小当り変動の開始時点での遊技状態に応じて、その小当り遊技状態から発展する大当り遊技状態が終了した後の遊技状態が変化するように構成してもよい。この場合には、第1の高ベース状態の終了条件の1つである特図演出図柄の変動表示の実行回数を2回以上にすればよい。
(4) 実施例では、演出実行手段としての演出表示装置に実行させる演出(演出図柄)の態様を、その演出の実行契機が始動入賞口への入球であるか、球通過ゲートのゲート口への入球であるかに応じて異ならせるように構成したが、演出実行手段としてのランプ装置に実行させる発光表示演出、またはスピーカに実行させる音出力演出の態様を、その演出の実行契機が始動入賞口への入球であるか、球通過ゲートのゲート口への入球であるかに応じて異ならせるようにしてもよい。
(5) 実施例では、特図変動表示中における第1の契機入球手段(始動入賞口)への入球に伴う始動入賞情報の保留機能を省略すると共に、普図変動表示中における第2の契機入球手段(球通過ゲート)への入球に伴う作動入球情報の保留機能を省略するようにしたが、少なくとも何れかの保留機能を備えるように構成してもよい。
(6) 実施例では、第1の契機入球手段としての第1・第2始動入賞口のうち、第1始動入賞口への入賞に基づく第1判定(小当り判定)に伴って小当り遊技状態が発生することがないように構成したが、第1始動入賞口への入賞に基づく第1判定(小当り判定)に伴って小当り遊技状態が発生し得るように構成してもよい。
(7) 実施例では、特図演出図柄の変動表示(第1図柄変動)の合算実行回数が予め定めた回数(1回)に達することおよび普図演出図柄(第2図柄変動)の変動表示の合算実行回数が予め定めた回数(15回)に達することを、有利遊技状態(第1の高ベース状態)の終了条件として設定したが、当該有利遊技状態の終了条件として更に、小当り遊技状態の発生回数を追加してもよい。
(8) 実施例では、普図演出図柄(第2図柄変動)の変動表示の合算実行回数を終了条件とする複数の有利遊技状態(第1~第3の高ベース状態)を設けたが、少なくとも1つの有利遊技状態について、普図演出図柄(第2図柄変動)の変動表示の合算実行回数を終了条件としないように設定してもよい。
(9) 実施例では、有利遊技状態(第1~第3の高ベース状態)中にのみ、液晶表示装置の表示画面で普図演出図柄を変動表示するようにしたが、他の遊技状態(低ベース状態)においても普図演出図柄を液晶表示装置の表示画面で変動表示するようにしてもよい。
(10) 実施例では、複数種類の有利遊技状態(第1~第3の高ベース状態)の終了条件として、普図演出図柄(第2図柄変動)の変動表示の合算実行回数を15回とする終了条件を設けたが、第2または第3の高ベース状態の少なくとも何れかについて当該終了条件を設けないようにしてもよい。
(11) 実施例では、有利度の低い有利遊技状態(第1の高ベース状態)において第2の終了条件が成立するまでの(普図演出図柄の変動表示の実行回数が15回に達するまでの時間)にばらつきを与えるため、普図当りに伴う第2始動入賞口の開放時間として2種類(4秒、9秒)を設け、普図演出図柄の変動表示の終了時点から次の普図演出図柄の変動表示の開始時点までの時間を変化させるようにしたが、3種類以上の開放時間を設けてもよいし、他の方法によって第2の終了条件が成立するまでの時間を変化させてもよい。
例えば、有利度の低い有利遊技状態(第1の高ベース状態)で決定可能な普図演出図柄の変動時間を、前述の実施例では1種類のみ(1秒)としていたのに対し、複数種類(例えば、1秒・10秒の2種類等)から決定可能としてもよい。
また、有利度の低い有利遊技状態(第1の高ベース状態)の終了条件となる普図演出図柄の変動表示の実行回数を、前述の実施例では15回としていたのに対し、当該有利遊技状態(第1の高ベース状態)が生起される契機となった特図の種類(図柄A,B,a,b,c)に応じて複数種類(例えば、5回・15回・30回の3種類)設定してもよい。
(12) 実施例では、有利度の低い有利遊技状態(第1の高ベース状態)における普図当りに伴う第2始動入賞口の開放時間として2種類(4秒、9秒)を設けることにより、第2の終了条件が成立するまでの時間(普図演出図柄の変動表示の実行回数が15回に達するまでの時間)にばらつきを与えるようにする一方、当該有利遊技状態(第1の高ベース状態)において決定可能な小当り変動の変動時間を1種類(90秒)のみとしたが、複数種類(例えば、30秒・90秒の2種類)から決定可能としてもよい。このようにしても、小当り変動の終了時点までに第2の終了条件が成立する(普図演出図柄の変動表示の実行回数が15回に達する)可能性を変化させることができる。
(13) 実施例では、各有利遊技状態における第1の終了条件としての特図演出図柄の変動表示の実行回数を、有利度の低い有利遊技状態(第1の高ベース状態)と、有利度の高い有利遊技状態(第2・第3の高ベース状態)とで異ならせたが、同じ回数としてもよい。
(14) 実施例では、特図演出図柄の変動表示の特図変動パターンについての変動時間を、遊技状態に関わらず共通としたが、遊技状態に応じて(例えば、有利遊技状態の種類に応じて)異ならせてもよい。
例えば、第1の契機入球手段(第2始動入賞口)への入球を契機とする第1判定(小当り判定)が当りの判定結果となった場合に決定され得る特図変動パターン(小当り変動パターン)について、実施例では、遊技状態に関わらず、90秒の特図変動パターンが決定されるようにしたが、有利度の低い有利遊技状態(第1の高ベース状態)において決定され得る特図変動パターン(小当り変動パターン)の変動時間(実施例では90秒)よりも、有利度の高い有利遊技状態(第2・第3の高ベース状態の少なくとも何れか)において決定され得る特図変動パターン(小当り変動パターン)の変動時間の方が長い時間(例えば120秒)とするように設定してもよい。このようにすれば、有利度の高い有利遊技状態(第2・第3の高ベース状態)において小当り変動の終了時点までに第2の終了条件が成立する(普図演出図柄の変動表示の実行回数が15回に達する)可能性を一層高めることができる。
(15) 実施例では、第1の終了条件としての特図演出図柄の変動表示の実行回数が100回に定められている有利度の高い有利遊技状態(第2・第3の高ベース状態)について、第2始動入賞口への入球を契機として決定可能な外れの特図変動パターン(特図変動パターン7)により特定される変動時間を、第1始動入賞口への入球を契機として決定可能な外れの特図変動パターン(特図変動パターン1、5秒)より短い時間(3秒)としたが、より短い変動時間、例えば、普図演出図柄の変動表示の変動時間(1秒)以下の時間(例えば、1秒や0.2秒)としてもよい。このようにすれば、第2の終了条件が成立するまでに実行される特図当り判定の回数を増やすことができるので、小当り判定による当りの判定結果が第2の終了条件の成立前に導出される可能性を高め得る。小当り変動の変動時間については長くすることで、小当り変動の終了時点より前に第2の終了条件を成立させることができる。このため、小当り遊技状態から発展する大当り遊技状態の後、有利度の高い有利遊技状態を付与し得る。
(16) 実施例では、有利遊技状態において第1の契機入球手段(第2始動入賞口)への入球を契機として決定可能な外れの特図変動パターンとして、変動時間3秒の特図変動パターン7のみを設定し、当該特図変動パターン7が有利遊技状態の種類に関わらず決定されるようにしたが、決定可能な外れの特図変動パターンの変動時間を有利遊技状態の種類に応じて異ならせてもよい。
この場合には例えば、実施例に記載の第1の高ベース状態において決定可能な外れの特図変動パターンを比較的長い変動時間(例えば60秒程度)に対応するものとし、当該長い変動時間を使って、小当りや大当りとなるか否かの煽り演出を実行するようにする。この場合、小当りや大当りに対応する特図変動パターンは90秒であるので、この90秒のうち最初の60秒は外れの特図変動パターンの決定時と同様の煽り演出を実行し、残りの30秒を使って、15回の普図演出図柄の変動表示を達成できるか否かのミッション演出を実行すればよい。なお、一方で、実施例に記載の第2・第3の高ベース状態では、小当りや大当りが発生するまでの時間を最小限にする目的で、決定可能な外れの特図変動パターンを比較的短い時間(例えば3秒程度)に対応するものとして設定することができる。
31a 第1始動入賞口(第1の契機入球手段)
32a 第2始動入賞口(第2の契機入球手段)
47 球通過ゲート(第2の契機入球手段)
60a 主制御CPU(判定実行手段、図柄制御手段、遊技状態制御手段)
65a 演出制御CPU(図柄制御手段、演出制御手段)
84 指標情報表示領域(指標情報通知手段)
Claims (3)
- 遊技球が入球可能な第1の契機入球手段および第2の契機入球手段と、
前記第1の契機入球手段への入球を契機として第1判定を実行し、前記第2の契機入球手段への入球を契機として第2判定を実行する判定実行手段と、
前記第1判定の結果に基づいて第1図柄変動を制御し、前記第2判定の結果に基づいて第2図柄変動を制御する図柄制御手段と、
他の遊技状態より前記第1の契機入球手段への入球が容易となる遊技状態、または、他の遊技状態で不可能な前記第1の契機入球手段への入球が可能となる遊技状態である有利遊技状態を生起させる遊技状態制御手段とを備えた遊技機において、
前記有利遊技状態中に前記第1判定が当りの判定結果となり該当りの判定結果に基づく特定の第1図柄変動が実行される場合に、当該有利遊技状態の開始以降に生じた前記第2の契機入球手段への入球に基づいて、該特定の第1図柄変動が終了した後の遊技状態の有利度が変化し得るように構成されていると共に、
前記特定の第1図柄変動が終了した後に有利度の高い遊技状態が生起される条件を満たしたことを報知可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。 - 前記有利遊技状態中の前記第2図柄変動の実行回数に関する指標情報を通知する指標情報通知手段を備え、
前記遊技状態制御手段は、前記有利遊技状態中に前記第2図柄変動の実行回数が特定回数に達したことを条件として当該有利遊技状態を終了させ得るよう構成され、
前記指標情報通知手段は、前記有利遊技状態中における前記第2図柄変動の実行回数が前記特定回数に達することまたは前記特定回数に近づくことに伴って前記指標情報の内容を変化させ得る請求項1記載の遊技機。 - 演出を実行可能な演出実行手段と、
前記第1の契機入球手段への入球に基づいて前記演出実行手段に演出を実行させると共に、前記第2の契機入球手段への入球に基づいて前記演出実行手段に演出を実行させる演出制御手段とを備え、
前記演出制御手段は、前記演出実行手段に実行させる演出の態様を、その演出の実行契機が前記第1の契機入球手段および前記第2の契機入球手段の何れへの入球であるかに応じて異ならせ得る請求項1または2記載の遊技機。
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