JP2017002924A - 駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被駆動伝達部材に駆動力を出力する出力ギヤの耐久性を向上させることができる駆動装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】駆動モータ160と、前記駆動モータの出力軸に設けられたモータギヤ160aと噛み合う内歯歯車155aと、前記内歯歯車と同軸上に設けられ該内歯歯車と一体的に回転する外歯歯車155bと、前記外歯歯車と噛み合い、被駆動伝達部材81Mに駆動力を出力する出力ギヤ152Mとを備えた駆動装置150において、前記外歯歯車に前記出力ギヤを含む複数のギヤが噛み合っており、該複数のギヤのうち少なくとも該出力ギヤとは異なる残りのギヤ151の一つにベルト部材153を張架して、該出力ギヤから駆動力が出力される前記被駆動伝達部材とは異なる他の被駆動伝達部材81Yに駆動力を伝達するように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置及び画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機における画像形成装置においては、画像形成動作のために多くの駆動装置が備えられており、感光体や現像装置の動作などに用いられている。
特許文献1には、駆動モータの出力軸に設けられたモータギヤと噛み合う内歯歯車と、内歯歯車と同軸上に設けられ内歯歯車と一体的に回転する外歯歯車と、外歯歯車に噛み合い、被駆動伝達部材に駆動力を出力する出力ギヤとを備えた駆動装置が記載されている。
近年の画像形成装置に設けられる駆動装置では、低コスト化のため駆動装置に設けられる駆動モータの数が削減される傾向にあり、一つの駆動モータから複数の被駆動伝達部材に駆動力を伝達する構成がしばしば用いられる。例えば、前述したような内歯歯車と一体的に回転する外歯歯車と噛み合う出力ギヤに、複数のタイミングベルトを掛け回して、外歯歯車から離れた位置にある複数の被駆動伝達部材それぞれに各タイミングベルトを介して駆動力を伝達するような駆動列を構成する。しかしながら、複数のタイミングベルトが掛け回された前記出力ギヤには、各被駆動伝達部材への駆動伝達による駆動トルクがかかるとともに、各タイミングベルトの張力がかかるため高負荷となり、耐久性が乏しくなるといった問題が生じる。
上記課題を解決するために、本発明は、駆動モータと、前記駆動モータの出力軸に設けられたモータギヤと噛み合う内歯歯車と、前記内歯歯車と同軸上に設けられ該内歯歯車と一体的に回転する外歯歯車と、前記外歯歯車と噛み合い、被駆動伝達部材に駆動力を出力する出力ギヤとを備えた駆動装置において、前記外歯歯車に前記出力ギヤを含む複数のギヤが噛み合っており、該複数のギヤのうち少なくとも該出力ギヤとは異なる残りのギヤの一つにベルト部材を張架して、該出力ギヤから駆動力が出力される前記被駆動伝達部材とは異なる他の被駆動伝達部材に駆動力を伝達するように構成したことを特徴とする。
以上、本発明によれば、被駆動伝達部材に駆動力を出力する出力ギヤの耐久性を向上させることができるという優れた効果がある。
構成例1に係るカラー現像駆動装置の模式図。 実施形態に係るプリンタの概略構成図。 四つのプロセスユニットのうちの一つの拡大説明図。 従来のカラー現像駆動装置における駆動列の一例について説明する図。 構成例1に係るカラー現像駆動装置の上面図。 構成例1に係るカラー現像駆動装置の概略斜視図。 図6に示すカラー現像駆動装置の断面図。 構成例2に係るカラー現像駆動装置の概略斜視図。 構成例2に係るカラー現像駆動装置の模式図。 構成例3に係るカラー現像駆動装置の模式図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単に「プリンタ100」という。)の一実施形態について説明する。まず、本実施形態に係るプリンタ100の基本的な構成について説明する。図2は、本実施形態に係るプリンタ100の概略構成図である。プリンタ100は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー(以下、K、C、M、Yと記す)のトナー像を形成するための四つのプロセスユニット26K,26C,26M,26Yを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のK,C,M,Yトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。
図3は、四つのプロセスユニット26K,26C,26M,26Yのうちの一つの拡大説明図である。四つのプロセスユニット26K,26C,26M,26Yは使用するトナーの色が異なる点以外は同様であるため、図3では使用するトナーの色を示す添え字(K,C,M,Y)は省略している。図3に示すように、プロセスユニット26は、潜像担持体としてのドラム状の感光体24、感光体クリーニング装置83、除電装置及び帯電装置25を保持する感光体ユニット10と、現像ユニット23とを備えている。画像形成ユニットとしてのプロセスユニット26は、プリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置25は、駆動手段によって図中時計回りに回転駆動される感光体24の表面を一様帯電する。一様帯電された感光体24の表面は、光書込ユニット27が照射するレーザー光Lによって露光走査されて各色用の静電潜像を担持する。この静電潜像は、トナーを用いる現像ユニット23によってトナー像に現像される。そして、中間転写ベルト22上に一次転写される。
感光体クリーニング装置83は、一次転写工程を経た後の感光体24の表面に付着している転写残トナーを除去する。また、除電装置は、クリーニング後の感光体24の残留電荷を除電する。この除電により、感光体24の表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
現像ユニット23は、現像剤としてのトナーを収容する縦長のホッパ部86と、現像部87とを有している。現像剤収容部としてのホッパ部86内には、駆動手段によって回転駆動されるアジテータ88、これの鉛直方向下方で駆動手段によって回転駆動される現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ80などが配設されている。ホッパ部86内のトナーは、アジテータ88の回転駆動によって撹拌されながら、自重によってトナー供給ローラ80に向けて移動する。トナー供給ローラ80は、金属製の芯金と、これの表面に被覆された発泡樹脂等からなるローラ部とを有しており、ホッパ部86内下側に溜まったトナーをローラ部の表面に付着させながら回転する。
現像ユニット23の現像部87内には、感光体24やトナー供給ローラ80に当接しながら回転する現像ローラ81や、これの表面に先端を当接させる薄層化ブレード82などが配設されている。ホッパ部86内のトナー供給ローラ80に付着したトナーは、現像ローラ81とトナー供給ローラ80との当接部で現像ローラ81の表面に供給される。供給されたトナーは、現像ローラ81の回転に伴って現像ローラ81と薄層化ブレード82との当接位置を通過する際に、現像ローラ81表面上での層厚が規制される。そして、層厚規制後のトナーは、現像ローラ81と感光体24との当接部である現像領域において、感光体24表面上の静電潜像に付着する。この付着により、静電潜像がトナー像に現像される。
このようなトナー像の形成が、各プロセスユニット26K,26C,26M,26Yで行われ、各色のトナー像が各プロセスユニット26K,26C,26M,26Yのそれぞれの感光体24上に形成される。
図2に示すように、四つのプロセスユニット26K,26C,26M,26Yの鉛直方向上方には、光書込ユニット27が配設されている。潜像書込装置としての光書込ユニット27は、画像情報に基づいてレーザーダイオードから発したレーザー光Lにより、四つのプロセスユニット26K,26C,26M,26Yにおけるそれぞれの感光体24を光走査する。この光走査により、感光体24上に各色用の静電潜像が形成される。かかる構成においては、光書込ユニット27と、四つのプロセスユニット26K,26C,26M,26Yとにより、四つの感光体24のそれぞれ互いに異なる色の可視像としてのK,C,M,Yトナー像を作像する作像手段として機能している。
光書込ユニット27は、ポリゴンモータによって回転駆動したポリゴンミラーによって光源から発したレーザー光Lを主走査方向に偏光しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体24に照射するものである。光書込ユニット27としては、LEDアレイの複数のLEDから発したLED光によって光書込を行うものを採用してもよい。
四つのプロセスユニット26K,26C,26M,26Yの鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト22を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動させるベルト装置としての転写ユニット75が配設されている。転写ユニット75は、中間転写ベルト22の他に、駆動ローラ76、テンションローラ20、四つの一次転写ローラ74K,74C,74M,74Y、二次転写ローラ21、ベルトクリーニング装置71、クリーニングバックアップローラ72などを備えている。
ベルト部材であり、転写ベルトである中間転写ベルト22は、そのループ内側に配設された駆動ローラ76、テンションローラ20、クリーニングバックアップローラ72及び四つの一次転写ローラ74K,74C,74M,74Yによって張架されている。そして、駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ76の回転力により、同方向に無端移動される。
四つの一次転写ローラ74K,74C,74M,74Yは、このように無端移動される中間転写ベルト22を感光体24K,24C,24M,24Yとの間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、感光体24K,24C,24M,24Yとが当接するK,C,M,Y用の四箇所の一次転写ニップが形成されている。
一次転写ローラ74K,74C,74M,74Yには、転写バイアス電源によってそれぞれ一次転写バイアスが印加されている。これにより、感光体24K,24C,24M,24Yの静電潜像と、一次転写ローラ74K,74C,74M,74Yとの間に転写電界が形成される。なお、一次転写ローラ74に代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
プロセスユニット26Yの感光体24Y表面に形成されたY色トナー像は、感光体24Yの回転に伴って上述のY用の一次転写ニップに進入する。Y用の一次転写ニップでは、転写電界やニップ圧の作用により、Y色トナー像は、感光体24Y上から中間転写ベルト22上に一次転写される。このようにしてY色トナー像が一次転写された中間転写ベルト22は、その無端移動に伴ってM,C,K用の一次転写ニップを通過する際に、感光体24M,24C,24K上のM,C,K色トナー像が、Y色トナー像上に順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト22上には四色トナー像が形成される。
転写ユニット75の二次転写ローラ21は、中間転写ベルト22のループ外側に配設されて、ループ内側のテンションローラ20との間に中間転写ベルト22を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、二次転写ローラ21とが当接する二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ21には、転写バイアス電源によって二次転写バイアスが印加される。この印加により、二次転写ローラ21と、アース接続されているテンションローラ20との間には、二次転写電界が形成される。
転写ユニット75の鉛直方向下方には、記録紙を複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット41がプリンタ100の筐体に対してスライド着脱可能に配設されている。この給紙カセット41は、紙束の一番上の記録紙に給紙ローラ42を当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、その記録紙を給紙路に向けて送り出す。
給紙路の末端付近には、二つのレジストローラから構成されるレジストローラ対43が配設されている。このレジストローラ対43は、給紙カセット41から送り出された記録部材としての記録紙をローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録紙を上述の二次転写ニップ内で中間転写ベルト22上の四色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録紙を二次転写ニップに向けて送り出す。
二次転写ニップで記録紙に密着された中間転写ベルト22上の四色トナー像は、二次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録紙上に一括二次転写され、記録紙の白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録紙は、二次転写ニップを通過すると、二次転写ローラ21や中間転写ベルト22から曲率分離する。そして、転写後搬送路を経由して、定着手段としての定着装置40に送り込まれる。
定着装置40には、ハロゲンランプ等の発熱源45aを内包する定着ローラ45と、定着ローラ45に所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ47とが設けられており、定着ローラ45と加圧ローラ47とによって定着ニップを形成している。定着装置40内に送り込まれた記録紙は、その未定着トナー像担持面を定着ローラ45に密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化されて、フルカラー画像が定着される。
片面プリントモードが設定されている場合には、定着装置40内から排出された記録紙は、そのまま機外へと排出される。そして、筐体の上カバー56の上面で構成するスタック部にスタックされる。
なお、二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト22には、記録紙に転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中間転写ベルト22のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置71によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト22のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ72は、ベルトクリーニング装置71によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
図4は、従来のカラー現像駆動装置における駆動列の一例について説明する図である。1つのカラー用現像モータ160でシアン、マゼンタ、イエローの各色の現像ユニット23C,23M,23Yに設けられた現像ローラ81C,81M,81Yを駆動するカラー現像駆動装置において、以下のような伝達方法が例として挙げられる。
駆動源であるカラー用現像モータ160のモータギヤ163は、現像内歯外歯一体ギヤ155の内歯部155aと噛み合っており、現像内歯外歯一体ギヤ155の外歯部155bは駆動出力ギヤ152Mと噛み合っている。そして、駆動出力ギヤ152Mには、現像内歯外歯一体ギヤ155を介してカラー用現像モータ160からの駆動力が伝達される。さらに、駆動出力ギヤ152Yにかけられた第一タイミングベルト153と、駆動出力ギヤ152Cにかけられた第二タイミングベルト154との2本のタイミングベルトが、駆動出力ギヤ152Mにかけられている。そして、駆動出力ギヤ152Mからの駆動力を、第一タイミングベルト153や第二タイミングベルト154を介して、駆動出力ギヤ152Cや駆動出力ギヤ152Yに伝達し駆動する。この場合、駆動出力ギヤ152Mには、現像内歯外歯一体ギヤ155からのトルク、及び、C,M,Yの3つの現像ローラ81C,81M,81Yからのトルクがかかるとともに、2本のタイミングベルトによる張力も発生し高負荷となる。そして、同様なトルクがかかる現像内歯外歯一体ギヤ155に比べて、2本のタイミングベルトによる張力がかかる分、駆動出力ギヤ152Mの耐久性が低くなる。
[構成例1]
図5は、構成例1に係るカラー現像駆動装置150の上面図である。図6は、構成例1に係るカラー現像駆動装置150の概略斜視図である。図7は、図6に示すカラー現像駆動装置150の断面図である。カラー用感光体モータ51のモータギヤ51aは、感光体ギヤ53Cと感光体ギヤ53Mとに噛み合っており、感光体ギヤ53Cの感光体駆動軸53aCと、感光体ギヤ53Mの感光体駆動軸53aMとを介して、感光体24Cと感光体24Mとに駆動伝達している。また、感光体ギヤ53Mからアイドラギヤ52iを介して感光体ギヤ53Yに駆動力を伝達し、感光体ギヤ53Yの感光体駆動軸53aを介して感光体24Yに駆動を伝達している。また、図5に示すように、感光体ギヤ53C,53M,53Yは、感光体24C,24M,24Yよりも大径の外歯歯車となっており、ギヤ精度による画像への影響を低減している。
カラー現像駆動装置150は、カラー用現像モータ160及びこのカラー用現像モータ160の駆動力を伝達するためのギヤなどの駆動伝達部材を保持する板金からなるブラケット162を備えている。カラー用現像モータ160は、モータ軸160aが貫通するようにブラケット162の現像ローラと対向する対向面とは反対側の面に取り付けられている。ブラケット162の現像ローラと対向する対向面には、現像内歯外歯一体ギヤ155、アイドラギヤプーリ151、Y,M,C色の駆動出力ギヤ152Y,152M,152Cが保持されている。
各色の駆動出力ギヤ152Y,152M,152Cは、同一形状であり、従動ギヤ部152aと、プーリ部152bと、駆動側カップリング部152cとを有している。アイドラギヤプーリ151は、アイドラギヤ部151aとプーリ部151bとを有している。現像内歯外歯一体ギヤ155、アイドラギヤプーリ151、各色の駆動出力ギヤ152Y,152M,152Cは、ブラケット162に固定された駆動ピンに回転自在に支持されている。このように、各色の駆動出力ギヤ152Y,152M,152Cを同一形状とすることで、部品の共通化を図れ、部品管理コストなどを削減することができる。なお、駆動出力ギヤ152Cと駆動出力ギヤ152Yとは、プーリ部152b、駆動側カップリング部152cのみ備える構成でもよい。
アイドラギヤプーリ151のプーリ部151bと、駆動出力ギヤ152Yのプーリ部152bYとに第一タイミングベルト153が掛け回されている。また、M色の駆動出力ギヤ152Mのプーリ部152bMと、C色の駆動出力ギヤ152Cのプーリ部152bCとに第二タイミングベルト154が掛け回されている。第一タイミングベルト153及び第二タイミングベルト154としては、歯付きベルトやVベルトなどを用いることができる。
現像内歯外歯一体ギヤ155は、内歯部155aと外歯部155bと有し、内歯部155aは、カラー用現像モータ160のモータギヤ163に噛み合っている。現像内歯外歯一体ギヤ155の外歯部155bには、アイドラギヤプーリ151のアイドラギヤ部151aと、M色の駆動出力ギヤ152Mの従動ギヤ部152aとが噛み合っている。
現像ローラ81Yには、現像内歯外歯一体ギヤ155、アイドラギヤプーリ151、第一タイミングベルト153、駆動出力ギヤ152Yを介して、カラー用現像モータ160の駆動力が伝達され、現像ローラ81Yが回転駆動する。現像ローラ81Mには、現像内歯外歯一体ギヤ155、駆動出力ギヤ152Mを介して、カラー用現像モータ160の駆動力が伝達され、現像ローラ81Mが回転駆動する。現像ローラ81Cには、現像内歯外歯一体ギヤ155、駆動出力ギヤ152M、第二タイミングベルト154、駆動出力ギヤ152Cを介して、カラー用現像モータ160の駆動力が伝達され、現像ローラ81Cが回転駆動する。
また、カラー用現像モータ160のモータギヤ163と噛み合う歯車を、現像内歯外歯一体ギヤ155の内歯部155aとすることにより、モータギヤ163との噛み合い率を高めることができ、回転ムラや騒音、振動の発生を抑制することができる。
図1は、構成例1に係るカラー現像駆動装置150の模式図である。現像内歯外歯一体ギヤ155の外歯部155bに、駆動出力ギヤ152Mとアイドラギヤプーリ151とがそれぞれ噛み合っている。そして、アイドラギヤプーリ151と駆動出力ギヤ152Yとに第一タイミングベルト153を掛け回し、駆動出力ギヤ152Mと駆動出力ギヤ152Cとに第二タイミングベルト154を掛け回す構成としている。これにより、アイドラギヤプーリ151と駆動出力ギヤ152Mとで、現像ローラ回転トルク、及び、第一タイミングベルト153や第二タイミングベルト154による張力を分割させることができる。よって、その分、駆動出力ギヤ152Mにかかる負荷が減少し駆動出力ギヤ152Mの耐久性を向上させることができる。
[構成例2]
図8は、構成例2に係るカラー現像駆動装置150の概略斜視図である。図9は、構成例2に係るカラー現像駆動装置150の模式図である。本構成例では、アイドラギヤプーリ151のプーリ部151bと、駆動出力ギヤ152Yのプーリ部152bYとに掛け回された第一タイミングベルト153の外周のベルト面に、第一タイトナ156が当接して第一タイミングベルト153に張力を付与している。また、駆動出力ギヤ152Mのプーリ部152bMと、駆動出力ギヤ152Cのプーリ部152bCとに掛け回された第二タイミングベルト154の外周のベルト面には、第二タイトナ157が当接して第二タイミングベルト154に張力を付与している。また、第一タイトナ156及び第二タイトナ157をブラケット162などに揺動可能に設けることで、第一タイミングベルト153及び第二タイミングベルト154からの張力を一定に管理することができる。
また、第一タイミングベルト153及び第二タイミングベルト154に、第一タイトナ156及び第二タイトナ157を設けることで、アイドラギヤプーリ151や各駆動出力ギヤ152に対する各タイミングベルトの巻き付き角を大きくし歯飛びを抑制できる。
[構成例3]
図10は、構成例3に係るカラー現像駆動装置150の模式図である。本構成例においては、現像内歯外歯一体ギヤ155の外歯部155bに、駆動出力ギヤ152Mとアイドラギヤプーリ151とアイドラギヤプーリ158とがそれぞれ噛み合っている。そして、アイドラギヤプーリ151と駆動出力ギヤ152Yとに第一タイミングベルト153を掛け回し、アイドラギヤプーリ158と駆動出力ギヤ152Cとに第二タイミングベルト154を掛け回す構成としている。本構成例のように、タイミングベルトの数と同じ数のアイドラギヤプーリを用いることによって、駆動出力ギヤ152Mには第一タイミングベルト153及び第二タイミングベルト154からの張力がかからず、その分、負荷が減少し高耐久な駆動列が可能となる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
カラー用現像モータ160などの駆動モータと、前記駆動モータのモータ軸160aなどの出力軸に設けられたモータギヤ163などのモータギヤと噛み合う内歯部155aなどの内歯歯車と、前記内歯歯車と同軸上に設けられ当該内歯歯車と一体的に回転する外歯部155bなどの外歯歯車と、前記外歯歯車と噛み合い、現像ローラ81Mなどの被駆動伝達部材に駆動力を出力する駆動出力ギヤ152Mなどの出力ギヤとを備えたカラー現像駆動装置150などの駆動装置において、前記外歯歯車に前記出力ギヤを含む複数のギヤが噛み合っており、当該複数のギヤのうち少なくとも前記出力ギヤとは異なるアイドラギヤプーリ151などの残りのギヤの一つに第一タイミングベルト153などのベルト部材を張架して、前記出力ギヤから駆動力が出力される前記被駆動伝達部材とは異なる現像ローラ81Yなどの他の被駆動伝達部材に駆動力を伝達するように構成した。
(態様A)においては、前記ベルト部材が張架されたギヤと前記出力ギヤとを含む、前記外歯歯車に噛み合う複数のギヤによって、複数の被駆動伝達部材の駆動トルクや前記ベルト部材の張力などの負荷を分割することができる。よって、その分、前記出力ギヤだけに、複数の被駆動伝達部材の駆動トルクや前記ベルト部材の張力などの負荷がかかる場合よりも、前記出力ギヤにかかる負荷が減少し、前記出力ギヤの耐久性を向上させることができる。
(態様B)
(態様A)において、前記内歯歯車が樹脂製である。これによれば、上記実施形態について説明したように、静音性を高めることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記ベルト部材のベルト面に接触し当該ベルト部材に張力を付与する第一タイトナ156などの張力付与部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、歯飛びのリスクを低減させることができる。
(態様D)
(態様C)において、前記張力付与部材を揺動可能に設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルト部材の張力を一定にすることができ、高耐久につながる。
(態様E)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、前記ベルト部材が歯付ベルトであることで、静音性を高めることができる。
(態様F)
プリンタ100などの画像形成装置において、画像を形成するプロセスユニット26などの画像形成手段と、(態様A)乃至(態様E)のいずれか一記載のカラー現像駆動装置150などの駆動装置を備えた。これによれば、上記実施形態について説明したように、駆動モータの数を減らして低コスト化を図りつつ、現像ローラ81などに駆動を伝達するためギヤの耐久性を向上させ、経時で良好な画像形成動作を実行することが可能となる。
10 感光体ユニット
20 テンションローラ
21 二次転写ローラ
22 中間転写ベルト
23 現像ユニット
24 感光体
25 帯電装置
26 プロセスユニット
27 光書込ユニット
40 定着装置
41 給紙カセット
42 給紙ローラ
43 レジストローラ対
45 定着ローラ
45a 発熱源
47 加圧ローラ
51 カラー用感光体モータ
51a モータギヤ
52i アイドラギヤ
53 感光体ギヤ
53a 感光体駆動軸
56 上カバー
71 ベルトクリーニング装置
72 クリーニングバックアップローラ
74 一次転写ローラ
75 転写ユニット
76 駆動ローラ
80 トナー供給ローラ
81 現像ローラ
82 薄層化ブレード
83 感光体クリーニング装置
86 ホッパ部
87 現像部
88 アジテータ
100 プリンタ
150 カラー現像駆動装置
151 アイドラギヤプーリ
151a アイドラギヤ部
151b プーリ部
152 駆動出力ギヤ
152a 従動ギヤ部
152b プーリ部
152c 駆動側カップリング部
153 第一タイミングベルト
154 第二タイミングベルト
155 現像内歯外歯一体ギヤ
155a 内歯部
155b 外歯部
156 第一タイトナ
157 第二タイトナ
158 アイドラギヤプーリ
160 カラー用現像モータ
160a モータ軸
162 ブラケット
163 モータギヤ
特開2014−111983号公報

Claims (6)

  1. 駆動モータと、
    前記駆動モータの出力軸に設けられたモータギヤと噛み合う内歯歯車と、
    前記内歯歯車と同軸上に設けられ該内歯歯車と一体的に回転する外歯歯車と、
    前記外歯歯車と噛み合い、被駆動伝達部材に駆動力を出力する出力ギヤとを備えた駆動装置において、
    前記外歯歯車に前記出力ギヤを含む複数のギヤが噛み合っており、該複数のギヤのうち少なくとも該出力ギヤとは異なる残りのギヤの一つにベルト部材を張架して、該出力ギヤから駆動力が出力される前記被駆動伝達部材とは異なる他の被駆動伝達部材に駆動力を伝達するように構成したことを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記内歯歯車が樹脂製であることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動装置において、
    前記ベルト部材のベルト面に接触し該ベルト部材に張力を付与する張力付与部材を設けたことを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項3に記載の駆動装置において、
    前記張力付与部材を揺動可能に設けたことを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一記載の駆動装置において、
    前記ベルト部材が歯付ベルトであることを特徴とする駆動装置。
  6. 画像を形成する画像形成手段と、
    請求項1乃至5のいずれか一記載の駆動装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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