JP2017001158A - 筒状蛇腹カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】左右方向の移動時に蛇腹布が突っ張って筒状蛇腹カバーが破れるのを防止すること。
【解決手段】加工手段の移動に追従して変形する筒状蛇腹カバー(91)であって、複数のリング(96)と、複数のリングを平行に連結する筒状の蛇腹布(97)と、蛇腹布において隣り合うリングの間に設けられた開口を覆うゴム板(99)とを備えている。加工手段が左右方向に動作したときに蛇腹布に配設されたゴム板が伸長することで、蛇腹布に生じる応力が分散されて、蛇腹布の突っ張りが大幅に緩和される構成にした。
【選択図】図4

Description

本発明は、加工領域をカバーすると共に研磨パッドの移動に追従して変形する筒状蛇腹カバーに関する。
研磨装置は、チャックテーブルにウエーハを保持して、研磨パッドをウエーハに押し付けて研磨加工を実施している。研磨加工では、水平回転した研磨パッドがウエーハに押し付けられた状態で、研磨パッドがウエーハの被研磨面に対して平行に水平移動(左右方向に移動)される。研磨終了後には研磨パッドがウエーハから離間されて原点位置まで移動する。つまり、研磨加工時には研磨パッドがウエーハに上方から押し当てられて水平移動しながら研磨され、研磨終了時には研磨パッドが上昇された後に水平移動によって原点位置に戻される。
また、研磨装置では、研磨加工が所定回数繰り返されたときには研磨パッドの研磨面を整形するためにドレッシングが実施される。このため、チャックテーブルの近くには、研磨パッドの研磨面を整形するドレッシングユニットが備えられている。ドレッシング時にはドレッシングユニットの上方まで研磨パッドが水平移動され、水平回転した研磨パッドが下降されてドレッシングユニットに接触した状態で、研磨パッドがドレッシングユニットに対して水平移動される。このように、研磨パッドは昇降方向及び水平方向に移動されている。
この種の研磨装置には、研磨パッドの昇降移動及び水平移動に追従して変形する筒状蛇腹カバーが設けられている(例えば、特許文献1参照)。筒状蛇腹カバーは、複数のリングを筒状の蛇腹布によって平行に連結し、駆動機構によって研磨パッドが動作する動作領域をカバーしている。筒所蛇腹カバーは、複数のリングが接近して蛇腹布が畳まれることで研磨パッドの下降移動に追従し、複数のリングが離間して蛇腹布が広げられることで研磨パッドの上昇移動に追従する。また、複数のリングが横移動して蛇腹布が斜めになることで、研磨パッドの水平移動に追従する。
特許第4464113号公報
ところで、特許文献1に記載の筒状蛇腹カバーでは、駆動機構によって研磨パッドが水平移動すると、筒状蛇腹カバーの左右両側に弛みと突っ張りがアンバランスに生じる。より詳細には、研磨パッドの移動側では蛇腹布に弛みが生じ、研磨パッドの移動側とは逆側では蛇腹布に突っ張りが生じている。研磨パッドが左右方向に往復移動されて、蛇腹布の左右両側に弛みと突っ張りが繰り返されることで、特に各リングと蛇腹布の接続部分が疲労して、この接続部分を起点として蛇腹布が破れ始めるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、左右方向の移動時に蛇腹布が突っ張って破れることを防止できる筒状蛇腹カバーを提供することを目的とする。
本発明の筒状蛇腹カバーは、上下左右方向に動作する駆動機構の動作領域をカバーする筒状蛇腹カバーであって、円リング状の上リングと、長円リング状の下リングと、上下に配置される該上リングと該下リングとを連結する筒状の蛇腹布と、該上リングと該下リングと平行で上下に複数配設させ該蛇腹布を補強する補強リングと、を備え、該蛇腹布には、該上リングの中心と該下リングの中心とを結ぶ直線上で、該上リングと該補強リングと該下リングとのそれぞれのリングの間に、所定領域で配設されるゴム板を備え、該駆動機構で上下左右に動作したとき該蛇腹布に配設される該ゴム板が伸縮する事によって筒形状を維持させ該動作領域を保護する。
この構成によれば、上下で隣り合うリングの間には、蛇腹布における上リングの中心と下リングの中心とを結ぶ直線上の所定領域にゴム板が配設されている。駆動機構の左右方向の動作時には、ゴム板が伸長することで蛇腹布に生じる応力が分散され、蛇腹布の突っ張りが大幅に緩和される。よって、駆動機構が左右方向に繰返し動作しても、蛇腹布が突っ張ることによって破れることがない。また、伸縮可能なゴム板であるため、駆動機構の上下方向の移動時の筒状蛇腹カバーの伸縮変形がゴム板によって阻害されることがない。
また、上記筒状蛇腹カバーにおいて、前記ゴム板は、前記所定領域に形成された破断部に配設される。
本発明によれば、上下で隣り合うリングの間にゴム板が配設されているため、駆動機構の左右方向の動作時にゴム板が伸長することで蛇腹布の突っ張りが緩和される。よって、駆動機構が左右方向に繰返し動作しても蛇腹布が破れることがない。
本実施の形態に係る研削研磨装置の斜視図である。 一般的な筒状蛇腹カバーの変形状態を示す図である。 本実施の形態に係る筒状蛇腹カバーの側面図である。 本実施の形態に係る筒状蛇腹カバーの変形動作の説明図である。 本実施の形態に係る研磨手段による研磨動作の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る筒状蛇腹カバーを備えた研削研磨装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る研削研磨装置の斜視図である。なお、筒状蛇腹カバーは、上下左右に動かされる加工手段を備えた加工装置に適用可能であり、図1に示す研削研磨装置に限定されない。
図1に示すように、研削研磨装置1は、フルオートタイプの加工装置であり、ウエーハWに対して搬入処理、粗研削加工、仕上げ研削加工、研磨加工、洗浄処理、搬出処理からなる一連の作業を全自動で実施するように構成されている。ウエーハWは、略円板状に形成されており、カセットCに収容された状態で研削研磨装置1に搬入される。なお、ウエーハWは、研削対象及び研磨対象になる板状のワークであればよく、シリコン、ガリウムヒ素等の半導体基板でもよいし、セラミック、ガラス、サファイア等の無機材料基板でもよいし、さらに半導体製品のパッケージ基板等でもよい。
研削研磨装置1の基台11の前側には、複数のウエーハWが収容された一対のカセットCが載置されている。一対のカセットCの後方には、カセットCに対してウエーハWを出し入れするカセットロボット16が設けられている。カセットロボット16の両斜め後方には、加工前のウエーハWを位置決めする位置決め機構21と、加工済みのウエーハWを洗浄する洗浄機構26とが設けられている。位置決め機構21と洗浄機構26の間には、加工前のウエーハWをチャックテーブル42に搬入する搬入手段31と、チャックテーブル42から加工済みのウエーハWを搬出する搬出手段36とが設けられている。
カセットロボット16は、多節リンクからなるロボットアーム17の先端にハンド部18を設けて構成されている。カセットロボット16では、カセットCから位置決め機構21に加工前のウエーハWが搬送される他、洗浄機構26からカセットCに加工済みのウエーハWが搬送される。位置決め機構21は、仮置きテーブル22の周囲に、仮置きテーブル22の中心に対して進退可能な複数の位置決めピン23を配置して構成される。位置決め機構21では、仮置きテーブル22上に載置されたウエーハWの外周縁に複数の位置決めピン23が突き当てられることで、ウエーハWの中心が仮置きテーブル22の中心に位置決めされる。
搬入手段31は、基台11上で旋回可能な搬入アーム32の先端に搬入パッド33を設けて構成される。搬入手段31では、搬入パッド33によって仮置きテーブル22からウエーハWが持ち上げられ、搬入アーム32によって搬入パッド33が旋回されることでチャックテーブル42にウエーハWが搬入される。搬出手段36は、基台11上で旋回可能な搬出アーム37の先端に搬出パッド38を設けて構成される。搬出手段36では、搬出パッド38によってチャックテーブル42からウエーハWが持ち上げられ、搬出アーム37によって搬出パッド38が旋回されることでチャックテーブル42からウエーハWが搬出される。
洗浄機構26は、スピンナーテーブル27に向けて洗浄水及び乾燥エアーを噴射する各種ノズル(不図示)を設けて構成される。洗浄機構26では、ウエーハWを保持したスピンナーテーブル27が基台11内に降下され、基台11内で洗浄水が噴射されてウエーハWがスピンナー洗浄された後、乾燥エアーが吹き付けられてウエーハWが乾燥される。搬入手段31及び搬出手段36の後方には、4つのチャックテーブル42が周方向に均等間隔で、回転可能に配置されたターンテーブル41が設けられている。各チャックテーブル42の上面には、ウエーハWを保持する保持面43が形成されている。
ターンテーブル41が90度間隔で間欠回転することで、ウエーハWが搬入及び搬出される搬入出位置、粗研削手段46に対峙する粗研削位置、仕上げ研削手段51に対峙する仕上げ研削位置、研磨手段56に対峙する研磨位置に順に位置付けられる。粗研削位置では、粗研削手段46によってウエーハWが所定の厚みまで粗研削される。仕上げ研削位置では、仕上げ研削手段51によってウエーハWが仕上げ厚みまで仕上げ研削される。研磨位置では、研磨手段56によってウエーハWが研磨される。ターンテーブル41の周囲には、コラム12、13、14が立設されている。
コラム12には、粗研削手段46を上下動させる駆動機構61が設けられている。駆動機構61は、コラム12の前面に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール62と、一対のガイドレール62にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル63とを有している。Z軸テーブル63の前面には、ハウジング64を介して粗研削手段46が支持されている。Z軸テーブル63の背面側にはボールネジ65が螺合されており、ボールネジ65の一端には駆動モータ66が連結されている。駆動モータ66によってボールネジ65が回転駆動され、粗研削手段46がガイドレール62に沿ってZ軸方向に移動される。
同様に、コラム13には、仕上げ研削手段51を上下動させる駆動機構71が設けられている。駆動機構71は、コラム13の前面に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール72と、一対のガイドレール72にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル73とを有している。Z軸テーブル73の前面には、ハウジング74を介して仕上げ研削手段51が支持されている。Z軸テーブル73の背面側にはボールネジ75が螺合されており、ボールネジ75の一端には駆動モータ76が連結されている。駆動モータ76によってボールネジ75が回転駆動され、仕上げ研削手段51がガイドレール72に沿ってZ軸方向に移動される。
粗研削手段46のスピンドル47の下端にはマウント48が設けられ、マウント48の下面に複数の粗研削砥石50が環状に配設された粗研削用の研削ホイール49が装着される。粗研削砥石50は、例えば、ダイヤモンド砥粒をメタルボンドやレジンボンド等の結合剤で固めたダイヤモンド砥石で構成される。また、仕上げ研削手段51のスピンドル52の下端にはマウント53が設けられ、マウント53の下面に複数の仕上げ研削砥石55が環状に配設された仕上げ研削用の研削ホイール54が装着される。仕上げ研削砥石55は、粗研削砥石50よりも粒径が細かい砥粒で構成される。
コラム14には、研磨手段56をウエーハWに対して所定の研磨位置に位置付ける駆動機構81が設けられている。駆動機構81は、コラム14の前面に配置されたY軸方向に平行な一対のガイドレール82と、一対のガイドレール82にスライド可能に設置されたモータ駆動のY軸テーブル83とを有している。また、駆動機構81は、Y軸テーブル83の前面に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール84と、一対のガイドレール84にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル85とを有している。Z軸テーブル85の前面には、ハウジング86を介して研磨手段56が支持されている。
Y軸テーブル83、Z軸テーブル85の背面側にはボールネジ(不図示)が螺合されており、ボールネジの一端には駆動モータ87、88が連結されている。駆動モータ87、88によってボールネジが回転駆動され、研磨手段56がガイドレール82、84に沿ってY軸方向及びZ軸方向に移動される。スピンドルハウジングには、スピンドル93の上下左右方向の動作に追従する筒状蛇腹カバー91が設けられている。筒状蛇腹カバー91の下端は、研磨位置のチャックテーブル42を覆うケース92に接続されている。筒状蛇腹カバー91及びケース92によって研磨加工の加工領域がカバーされている。
ケース92は、直方体の箱状に形成されており、ケース92の側面はターンテーブル41の回転時にチャックテーブル42が干渉しないように部分的に切り欠かれている。ケース92の天面は、Y軸方向を長軸とした長穴状に開口されている。ケース92の長穴状の開口によって研磨手段56のY軸方向の動作が許容される。筒状蛇腹カバー91及びケース92の内側では、スピンドル93の下端にマウント94(図5参照)が設けられ、マウント94の下面に発泡材や繊維質等で形成された研磨パッド95(図5参照)が装着されている。研磨パッド95によるウエーハWの研磨により、ウエーハWに残された研削ダメージが除去される。
このような研削研磨装置1では、カセットC内からウエーハWが位置決め機構21に搬送されて、位置決め機構21でウエーハWがセンタリングされる。次に、チャックテーブル42上にウエーハWが搬入され、ターンテーブル41の回転によってウエーハWが粗研削位置、仕上げ研削位置、研磨位置の順に位置付けられる。粗研削位置ではウエーハWが粗研削加工され、仕上げ研削位置ではウエーハWが仕上げ研削加工され、研磨位置ではウエーハWが研磨加工される。そして、洗浄機構26でウエーハWが洗浄され、洗浄機構26からカセットCへウエーハWが搬出される。
ところで、筒状蛇腹カバー91は、研磨手段56の上下左右方向(Z軸方向及びY軸方向)の動作に追従して変形可能に形成されている。筒状蛇腹カバー91は、研磨手段56の下方向の移動時には蛇腹を畳むように変形し、研磨手段56の上方向の移動時には蛇腹を伸ばすように変形する。また、筒状蛇腹カバー91は、研磨手段56の左右方向の移動時には蛇腹を横にずらすように変形する。この研磨手段56の左右方向の移動時には蛇腹の伸縮方向とは異なる方向に筒状蛇腹カバー91が動かされるため、蛇腹の左右両側には突っ張りと弛みがアンバランスに生じる。
例えば、図2に示すように、一般的な筒状蛇腹カバー91は、複数のリング96が筒状の蛇腹布97で平行に連結されている。研磨手段56(図1参照)の右方向の移動時には、蛇腹布97の右側に弛みが生じ、蛇腹布97の左側に突っ張りが生じている。このとき、上下で隣り合う一対のリング96には横ズレが生じており、この一対のリング96の横ズレによって蛇腹布97に引っ張り力が発生している。すなわち、上側のリング96の右端側によって蛇腹布97が研磨手段56の移動方向である右側に引っ張られ、下側のリング96の左端側によって蛇腹布97が研磨手段56の移動方向とは逆の左側に引っ張られている。
このため、上側のリング96の右端側と蛇腹布97の連結部分P1や、下側のリング96の左端側と蛇腹布97の連結部分P2に強い負荷が生じている。研磨手段56の左右方向の移動が繰り返されると、リング96と蛇腹布97の連結部分P1、P2が疲労して、この連結部分P1、P2を起点として蛇腹布97が破れ始めるおそれがある。また、研磨手段56の左右方向の移動時には、蛇腹布97に下側のリング96から上側のリング96に斜めに延びるシワ101が作られる。このため、研磨手段56の左右方向の移動が繰り返されることで、蛇腹布97の表面にクセが付いて外観性が悪化する。
そこで、本実施の形態では、上下に並んだ複数のリング96の間に、それぞれゴム板99(図3参照)を配設するようにしている。これにより、研磨手段56(図1参照)の左右方向の動作時にはゴム板99が伸長することで蛇腹布97に生じる応力が分散される。蛇腹布97の応力が分散されることで蛇腹布97の突っ張りが大幅に緩和され、リング96と蛇腹布97の接続部分を起点に蛇腹布97が破けることが防止される。また、蛇腹布97のシワが抑えられるため、蛇腹布97の表面にクセが付き難くなり、筒状蛇腹カバー91の外観を良好な状態で維持することが可能になっている。
以下、図3を参照して、本実施の形態に係る筒状蛇腹カバーについて詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る筒状蛇腹カバーの側面図である。なお、図3Aは蛇腹布に開口を形成した一例を示し、図3Bは蛇腹布に切り込みを形成した一例を示している。
図3Aに示すように、筒状蛇腹カバー91は、上下左右方向に動作する駆動機構81(図1参照)の動作領域をカバーし、研磨手段56(図1参照)の動作に追従して変形するように構成されている。なお、駆動機構81の動作領域とは、研磨手段56を上下左右に動作する領域である。筒状蛇腹カバー91は、円リング状の上リング96aと長円リング状の下リング96bとを筒状の蛇腹布97で連結し、上リング96aと下リング96bに平行な複数の補強リング96cを蛇腹布97に配設して蛇腹布97を補強して形成される。これら複数のリング96は、上から下に向かってリング径が大きくなるように並んでおり、互いに平行になるように蛇腹布97に配設されている。
上リング96aは、円形リング状の金属板であり、スピンドル93(図1参照)のハウジングに固定されている。下リング96bは、長円リング状の金属板であり、長軸を左右方向(Y軸方向)に向けた状態で、長穴を有するケース92(図1参照)の天面に固定されている。複数の補強リング96cは、長円リング状の金属ワイヤであり、長軸を左右方向に向けた状態で蛇腹布97に配設されている。なお、複数のリング96の材質は金属に限定されるものではなく、例えば、可撓性樹脂等で形成されてもよい。また、各リング96は、板状に形成されてもよいし、ワイヤ状に形成されてもよい。
蛇腹布97は、樹脂系シートで略円錐台筒状に形成されており、小径の上端に上リング96aが固定され、大径の下端に下リング96bが固定されている。また、蛇腹布97には、複数の補強リング96cが等間隔に配設されており、複数の補強リング96cによって蛇腹布97の上下で隣り合うリング96の間に弛みが作られている。蛇腹布97の弛みによって複数のリング96の水平方向の相対的な移動が許容される。また、蛇腹布97には、上リング96aと下リング96bの中心を結ぶ直線C上で、複数のリング96のそれぞれのリング96間の所定領域にゴム板99が配設されている。
この場合、蛇腹布97には、複数のリング96のそれぞれの間に、破断部として四角形状の開口98が形成されており、この開口98を覆うように蛇腹布97に四角形状のゴム板99が取り付けられている。これにより、蛇腹布97の所定領域がゴムで形成されることになり、蛇腹布97が部分的に伸縮するように構成されている。また、開口98及びゴム板99は、左右方向に長く形成されており、蛇腹布97の左右方向の可動範囲が広げられている。筒状蛇腹カバー91は、駆動機構81によって上下左右に動作されたときに、蛇腹布97に配設されるゴム板99が伸縮する事によって筒形状を維持させつつ動作領域を保護している。
このような筒状蛇腹カバー91は、複数のリング96が接近して蛇腹布97が畳まれることで、研磨手段56の下方向の移動に追従し、複数のリング96が離間して蛇腹布97が広げられることで、研磨手段56の上方向の移動に追従する。また、複数のリング96が横移動して蛇腹布97が斜めになることで、研磨手段56の左右方向の移動に追従する。研磨手段56の上下方向の移動時には、軟質性のゴム板99が筒状蛇腹カバー91の変形を阻害することがなく、研磨手段56の左右方向の移動時には、ゴム板99の伸長によって蛇腹布97に生じる突っ張りが緩和される。
なお、ゴム板99は、左右方向に長い四角形状に限らず、左右方向を長軸とした楕円形状に形成されていてもよい。この場合、蛇腹布97の破断部として四角形状の開口98の代わりに楕円形状の開口98を形成するようにしてもよい。また、蛇腹布97の破断部として四角形状の開口98の代わりに、図3Bに示すように、蛇腹布97にX字状の切り込み100を入れるようにしてもよい。切り込み100を覆うようにゴム板99を配設することで、四角形状の開口98をゴム板99で覆う構成と同様な効果を得ることが可能である。
図4を参照して、筒状蛇腹カバーの変形動作について説明する。図4は、本実施の形態に係る筒状蛇腹カバーの変形動作の説明図である。
図4Aに示すように、下リング96bの真上に上リング96aが位置付けられると、複数のリング96の中心が上下一列に並べられる。複数のリング96が離間して蛇腹布97が広げられているが、蛇腹布97の左右両側にバランス良く弛みが生じている。また、図4Bに示すように、この状態から上リング96aが真下に降ろされると、複数のリング96が接近して蛇腹布97が畳まれて、蛇腹布97の弛みが大きくなる。このように、筒状蛇腹カバー91が上下方向に動かされる場合には、蛇腹布97に弛みが作られるため、蛇腹布97が突っ張って破損することはない。
一方、図4Cに示すように、下リング96bに対して上リング96aが左方向に移動されると、複数のリング96の中心が斜めに並べられる。複数のリング96が左寄りに位置付けられるため、蛇腹布97の左側に弛みが生じると共に蛇腹布97の右側に突っ張りが生じる。このとき、上下で隣り合う一対のリング96のうち、上側のリング96によって蛇腹布97が左方向に引っ張られ、下側のリング96によって蛇腹布97が右方向に引っ張られている。蛇腹布97にはゴム板99が配設されているため、蛇腹布97が引っ張られることでゴム板99が左右方向に伸長する。
この場合、ゴム板99の上側は左方向に引っ張られて伸長し、ゴム板99の下側は右方向に引っ張られて伸長する。ゴム板99が左右方向に伸長することで、引っ張り力によって蛇腹布97に生じる応力がゴム板99によって分散され、蛇腹布97の突っ張りが大幅に緩和される。よって、筒状蛇腹カバー91が左右方向に繰返し動かされても、複数のリング96と蛇腹布97の連結部分P3、P4に強い負荷がかかることがない。また、図4Dに示すように、この状態から上リング96aが真下に降ろされると、蛇腹布97の左側の弛みが大きくなり、蛇腹布97の右側が僅かに弛んで突っ張りが更に緩和される。
このように、駆動機構81によって筒状蛇腹カバー91が左右方向に動かされる場合であっても、蛇腹布97の突っ張りがゴム板99によって緩和されるため、蛇腹布97が突っ張って破損することが防止される。また、蛇腹布97の応力が分散されることで、蛇腹布97のシワ(よじれ)が抑えられている。よって、蛇腹布97の表面にクセが付き難くなり、筒状蛇腹カバー91の外観が良好な状態で維持される。
ここで、図5を参照して、研磨手段による研磨動作について簡単に説明する。図5は、本実施の形態に係る研磨手段による研磨動作の説明図である。
図5Aに示すように、チャックテーブル42上のウエーハWがターンテーブル41(図1参照)の間欠回転によって、ケース92内の研磨位置に位置付けられている。研磨位置では、研磨手段56がチャックテーブル42の上方に位置付けられ、ウエーハWから研磨パッド95が離間されている。また、研磨手段56によって筒状蛇腹カバー91が上方に引き上げられており、複数のリング96が離間して蛇腹布97が上下方向で広げられている。この初期状態では、蛇腹布97に左右両側にバランス良く弛みが残されているため、蛇腹布97に突っ張りが生じることがない。
図5Bに示すように、研磨パッド95が回転された状態で、駆動機構81によって研磨手段56が下方向に移動されると、研磨パッド95の研磨面がウエーハWの被研磨面に接触される。また、研磨手段56の下方向の移動に追従して筒状蛇腹カバー91が縮められ、複数のリング96が接近して蛇腹布97が上下方向で畳まれる。研磨手段56が真下に降ろされた状態では、蛇腹布97の左右両側の弛みが大きくなるため、蛇腹布97に突っ張りが生じることがない。この研磨パッド95とウエーハWが回転接触している状態で、駆動機構81によって研磨手段56が右方向に移動され始める。
図5Cに示すように、研磨手段56の右方向の移動時には、蛇腹布97の右側を弛ませると共に蛇腹布97の左側に突っ張らせながら、筒状蛇腹カバー91が研磨手段56に追従する。このとき、蛇腹布97には左右方向に引っ張り力が作用するが、この引っ張り力によって蛇腹布97に生じる応力が蛇腹布97のゴム板99(図4参照)で分散される。これにより、蛇腹布97の左側の突っ張りを緩和させることができ、蛇腹布97の突っ張りによる破損が防止される。また、研磨終了後は、駆動機構81によって研磨手段56が上方向に移動された後、左右方向に移動されて初期状態に戻される。
以上のように、本実施の形態に係る筒状蛇腹カバー91によれば、蛇腹布97には上下で隣り合うリング96の間の所定領域にゴム板99が配設されている。駆動機構81の左右方向の動作時には、ゴム板99が伸長することで蛇腹布97に生じる応力が分散され、蛇腹布97の突っ張りが大幅に緩和される。よって、駆動機構81が左右方向に繰返し動作しても、蛇腹布97が突っ張ることによって破れることがない。また、伸縮可能なゴム板99であるため、駆動機構81の上下方向の移動時の筒状蛇腹カバー91の伸縮変形がゴム板99によって阻害されることがない。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、研削研磨装置1に筒状蛇腹カバー91を設ける構成にしたが、この構成に限定されない。筒状蛇腹カバー91は、研磨専用の研磨装置に設けられてもよいし、その他、加工手段の動作領域のカバーが必要な加工装置に設けられてもよい。
また、上記した実施の形態においては、補強リング96cが長円リング状に形成される構成にしたが、この構成に限定されない。補強リング96cは、円形リング状に形成されていてもよい。
また、上記した実施の形態においては、蛇腹布97に複数の補強リング96cが平行に配設される構成にしたが、この構成に限定されない。補強リング96cを螺旋状に形成して、蛇腹布97に螺旋状の補強リング96cが配設されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、蛇腹布97の破断部として開口98及び切り込み100を例示したが、この構成に限定されない。蛇腹布97の破断部は、蛇腹布97の応力を分散させるように形成されていれば、どのように形成されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、蛇腹布97のリング96間の所定領域に破断部が形成される構成にしたが、この構成に限定されない。すなわち、蛇腹布97のリング96間の破断部が形成されていない所定領域にゴム板99が配設されていてもよい。このような構成により、蛇腹布97に破断部を備えた時の同様な効果が得られ、蛇腹布97からゴム板99が剥がれたとしても蛇腹布97が破断することがない。この場合、蛇腹布97の所定領域に弛みを持たせた状態でゴム板99が配設されることが好ましい。
また、上記した実施の形態においては、複数のリング96の間に、それぞれ1つのゴム板99が配設される構成にしたが、この構成に限定されない。複数のリング96の間には、それぞれ複数のゴム板99が配設されてもよい。
以上説明したように、本発明は、蛇腹布が突っ張ることで破れることを防止できるという効果を有し、特に、研磨パッドの移動に追従して変形する筒状蛇腹カバーに有用である。
1 研削研磨装置
81 駆動機構
91 筒状蛇腹カバー
95 研磨パッド
96a 上リング
96b 下リング
96c 補強リング
97 蛇腹布
98 開口
99 ゴム板
101 シワ

Claims (2)

  1. 上下左右方向に動作する駆動機構の動作領域をカバーする筒状蛇腹カバーであって、
    円リング状の上リングと、長円リング状の下リングと、上下に配置される該上リングと該下リングとを連結する筒状の蛇腹布と、該上リングと該下リングと平行で上下に複数配設させ該蛇腹布を補強する補強リングと、を備え、
    該蛇腹布には、該上リングの中心と該下リングの中心とを結ぶ直線上で、該上リングと該補強リングと該下リングとのそれぞれのリングの間に、所定領域で配設されるゴム板を備え、
    該駆動機構で上下左右に動作したとき該蛇腹布に配設される該ゴム板が伸縮する事によって筒形状を維持させ該動作領域を保護する筒状蛇腹カバー。
  2. 前記ゴム板は、前記所定領域に形成された破断部に配設される請求項1に記載の筒状蛇腹カバー。
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