JP2016534206A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 光硬化性材料と、
   前記光硬化性材料全体に亘って分散された構造体光学粒子状材料であって、前記光硬化性材料全体に亘って第１の波長の照射光を散乱させることが可能である構造体光学粒子状材料と、
   を含むことを特徴とする接着剤組成物。
2. 光学素子を保持するように構成された支持構造と、
   前記支持構造上に位置決めされた前記光学素子と、
   接着性により前記光学素子を前記支持構造に結合するように該支持構造の表面と該光学素子の表面の間に配置された硬化済みの請求項１記載の接着剤組成物であって、架橋結合したポリマーマトリックス材料、および該マトリックス全体に亘って分散された構造体光学粒子状材料を有する硬化済みの接着剤組成物と、
   を備えたことを特徴とする光学装置。
3. 接着性により光学素子を支持構造に取り付ける方法であって、
   前記支持構造の表面と前記光学素子の表面の間に配置された請求項１記載の光硬化性接着剤組成物で、該光学素子を該支持構造上に位置決めする工程と、
   前記光硬化性接着剤組成物を硬化させるのに適切な波長の照射光を、該光硬化性接着剤組成物に向ける工程と、
   を有してなることを特徴とする方法。
4. 前記硬化済みの接着剤組成物の少なくとも一部分が、（ｉ）直接照射の光路内ではない、前記光学素子と前記支持構造の間の領域、または（ｉｉ）該光学素子の表面に塗布されたコーティングによって直接照射の光路から遮蔽されている、該光学素子と該支持構造の間の領域に配置されていることを特徴とする請求項２記載の光学装置。
5. 前記硬化済みの接着剤組成物の少なくとも一部分が、（ｉ）直接照射の光路内ではない、前記光学素子と前記支持構造の間の領域、または（ｉｉ）該光学素子の表面に塗布されたコーティングによって直接照射の光路から遮蔽されている、該光学素子と該支持構造の間の領域に配置されていることを特徴とする請求項３記載の方法。
6. 前記構造体光学粒子状材料が、溶融シリカ微小球であることを特徴とする請求項１記載の接着剤組成物。
7. 前記構造体光学粒子状材料が、溶融シリカ微小球であることを特徴とする請求項２記載の光学装置。
8. 前記光硬化性接着剤組成物に構造体光学粒子状材料が含まれており、当該構造体光学粒子材料が溶融シリカ微小球であることを特徴とする請求項３記載の方法。