JP2016533962A - 軌道接合アセンブリ - Google Patents

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Abstract

軌道接合アセンブリの一例としての種々の実施形態を開示する。一例としての実施形態において、軌道接合アセンブリは、第1孔部を有する第1リンクを備えてもよい。また軌道接合アセンブリは、第2孔部を有する第2リンクを備えてもよい。軌道接合アセンブリはまた、ブッシングを備えてもよい。ブッシングは、第1孔部内に配された第1軸方向端部を備えてもよい。またブッシングは、第2孔部内に配された第2軸方向端部を備えてもよい。軌道接合アセンブリはまた、第1軸方向端部の軸端に配置されたシールアセンブリを備えてもよい。シールアセンブリは、シール−リンク境界において第1リンクに接触してもよい。【選択図】図4

Description

本発明は、軌道アセンブリ全般に係り、特に軌道アセンブリのリンクを接合する軌道接合アセンブリに係る。
例えば、ローダー、トラクター、及び掘削機等の土工用機械は、地表における機械の動きを促進する軌道型車台を備える。このような車台は、1つ以上の遊動輪又は他の案内要素の周りに軌道アセンブリを回転させ、地表で機械を推進させる駆動スプロケットを備える。各軌道アセンブリは、各々が一連のリンクを形成し、ピン及び/又はブッシングによって互いに接合された一対の並列チェーンを備える(この組み合わせは、カートリッジアセンブリと称されることもある)。使用中の摩耗及び衝撃による極度の損耗により、車台のメンテナンスコストは、土工用機械の操作に関連する総コストの4分の1を超えることが多い。
図1は、Johannsenらによる米国特許公開出願第2012/0267947号に開示の従来のリンク連結用カートリッジアセンブリ10を一例として示している。図示のとおり、カートリッジアセンブリ10は内側ブッシング14内に収容されたピン12を備え、この内側ブッシング14は同様に、外側ブッシング16に収容されている。内側ブッシング14の端部17a及び17bは、インサート19a及び19bによって包囲されており、ピン12の端部21a及び21bは、カラー23a及び23bによって包囲されている。ピン12は、潤滑剤チャンネル25を備え、これは潤滑剤の貯蔵部として機能し、ピン12と内側ブッシング14との間の空隙及び内側ブッシング14と外側ブッシング16との間の空隙に潤滑剤を送達する。潤滑剤は、外側ブッシング16とインサート19a及び19bとの間に配置されたシール27a及び27bと、インサート19a及び19bとカラー23a及び23bとの間に配置されたシール29a及び29bとによって保持される。
カートリッジアセンブリ10は、適用例によっては特に重要な特定の利点を提供することもある。しかしながら、特定の欠点を有することもある。例えば、チャンネル25を備えるようにピン12を製造するのは複雑であり、コストがかかることもある。他の例として、インサート19a及び19bとカラー23a及び23bを収容するのに十分な大きさにリンクを製造するには(ピン12及び内側ブッシング14のみを製造するのとは対照的に)余剰の材料が必要となる。本開示の実施形態は、これらの課題を解決するのに役立つ。
開示の一実施形態は、軌道接合アセンブリに係る。軌道接合アセンブリは、第1孔部を有する第1リンクを備えてもよい。また軌道接合アセンブリは、第2孔部を有する第2リンクを備えてもよい。軌道接合アセンブリはまた、ブッシングを備えてもよい。ブッシングは、第1孔部内に配された第1軸方向端部を備えてもよい。またブッシングは、第2孔部内に配された第2軸方向端部を備えてもよい。軌道接合アセンブリはまた、第1軸方向端部の軸端に配置されたシールアセンブリを備えてもよい。シールアセンブリは、シール−リンク境界において第1リンクに接触してもよい。
開示の他の実施形態は、軌道接合アセンブリに係る。軌道接合アセンブリは、第1孔部を有する第1リンクを備えてもよい。軌道接合アセンブリはまた、第2孔部を有する第2リンクを備えてもよい。また軌道接合アセンブリは、ブッシングを備えてもよい。ブッシングは、第1孔部内に圧入される第1軸方向端部を備えてもよい。ブッシングはまた、第2孔部に圧入される第2軸方向端部を備えてもよい。また軌道接合アセンブリは、第1軸方向端部の軸端に配置されるスラストリングを備えてもよい。スラストリングは、第1軸方向端部の外径の約1.1倍〜約2.0倍の外径を有してもよい。
開示のさらに他の実施形態は、軌道接合アセンブリに係る。軌道接合アセンブリは、孔部を有するリンクを備えてもよい。また軌道接合アセンブリは、孔部内に配される軸方向端部を有するブッシングを備えてもよい。軌道接合アセンブリはまた、軸方向端部の軸端に配置されるスラストリングを備えてもよい。スラストリングは、略円筒形の外面を備えてもよい。スラストリングは、スラストリングの中心軸に向かって延びる少なくとも1つの突出部を有する略円筒形の内面を備えてもよい。また軌道接合アセンブリは、スラストリングの外面の径方向外側に配置されたシールアセンブリを備えてもよい。シールアセンブリは、シール−リンク境界においてリンクに接触してもよい。
図1は、従来のカートリッジアセンブリを示す図である。 図2は、本開示に係る軌道アセンブリの斜視図である。 図3は、図2に示す軌道アセンブリの軌道接合アセンブリの切断図である。 図4は、図3に示す軌道接合アセンブリの断面図である。 図5は、図4に示す一部の拡大図である。 図6は、図4に示す一部の他の拡大図である。 図7は、図3に示す軌道接合アセンブリのスラストリングの斜視図である。 図8は、図7に示すスラストリングの側面図である。 図9は、図7に示すスラストリングの断面図である。 図10は、本開示に係る他の軌道接合アセンブリの断面図である。 図11は、本開示に係るさらに他の軌道接合アセンブリの断面図である。
図2は、一例としての軌道型機械用軌道アセンブリ100を示す。例えば、軌道型機械は、ローダー、トラクター、掘削機、タンク、又はその他の軌道型牽引装置を有する稼動機械であってもよい。作動時、軌道型機械の駆動スプロケット(図示せず)は、1つ以上の遊動輪又はその他の案内要素(図示せず)の周りに軌道アセンブリ100を回転させることにより、軌道型機械の動きを促進してもよい。
軌道アセンブリ100は、横方向に配されたピン120により、互いに接合され、一連のリンク110bに接合された一連のリンク110aを備えてもよい。図示のとおり、リンク110a及び110bは、オフセットリンクであってもよい。つまり、これらは内側オフセット端部140a及び140bと、外側オフセット端部150a及び150bとを有してもよい。各リンク110a及び110bの内側オフセット端部140a及び140bは、隣接する各リンク110a及び110bの外側オフセット端部150a及び150bに接合されてもよい。また各リンク110aの内側オフセット端部140aは、対向するリンク110bの内側オフセット端部140bに接合されてもよく、各リンク110aの外側オフセット端部150aは、対向するリンク110bの外側オフセット端部150bに接合されてもよい。しかしながら、リンク110a及び110bはオフセットリンクである必要がないことを理解しなければならない。正確に言うと、実施形態によっては、リンク110a及び110bは内側リンク及び外側リンクであってもよい。このような実施形態において、内側リンクの各対向対の両端は、従来既知のとおり、対向外側リンクの端部間に挟持されるであろう。
図3及び図4を参照すると、軌道アセンブリ100の個々の軌道接合アセンブリ155は、2つのリンク110bに接合された2つのリンク110aを備えてもよい。図示のとおり、リンク110a及び110bの内側オフセット端部140a及び140bは、少なくとも部分的にオフセット端部140a及び140bのブッシング孔部160a及び160b内に配置されてもよい接合ブッシング157に固定されてもよい。同様に、リンク110a及び110bの外側オフセット端部150a及び150bは、少なくとも部分的にオフセット端部150a及び150bのピン孔部170a及び170b内に配置されてもよいピン120に固定されてもよい。例えば、固定は圧入によるものであってもよい。具体的には、ブッシング157はブッシング孔部160a及び160b内に圧入されてもよく、ピン120はピン孔部170a及び170b内に圧入されてもよい。或いは、固定は、溶接、スナップリング、又は従来既知のその他の機構によるものであってもよい。
図示のとおり、ブッシング157はピン120の周囲で同軸に配置され、ピン120に対して回転することにより、軌道アセンブリ100が回転する際、内側オフセット端部140a及び140bを外側オフセット端部150a及び150bに対して枢動させてもよい。この回転を促進するため、ブッシング157及びピン120の一方又は双方は、ブッシング157とピン120との間の摩擦を低減するように、ダイヤモンドライクカーボン又は無電解ニッケルで被覆されてもよく、若しくは浸炭、窒化、又は研磨されてもよい。代替又は追加として、潤滑流体がブッシング157及びピン120の間に投入されてもよい。
潤滑流体は、リンク110a及び110bの開口180a及び180bを通じて添加されてもよく、少なくとも部分的に内側ブッシング157の略円筒形の内面200と面200に対向するピン120の略円筒形の外面210とに規定される潤滑流体キャビティ190に収容されてもよい。上述の従来のカートリッジアセンブリとは異なり、潤滑流体キャビティ190は、ピン120が中実であってもよいため、ピン120の内部キャビティ内に延びていなくてもよい。ピン120が潤滑流体を収容しなくてもよいため、潤滑流体キャビティ190は、面200又は面210の1つ以上の凹部内に延び、且つ、少なくとも部分的に面200又は面2101つ以上の凹部に規定されてもよい。代替又は追加として、潤滑流体キャビティ190は、ブッシング157の軸端230a及び230bに配置されたスラストリング220a及び220b内に延び、且つ、少なくとも部分的にスラストリング220a及び220bに規定されてもよい。スラストリング220a及び220bは、隣接するリンク110a及び110b間に軸方向負荷を伝達し、スラストリング220a及び220bの径方向外側に配置されて隣接するリンク110a及び110b間の気密封止を形成することで潤滑流体キャビティ190内に潤滑流体を保持してもよいシールアセンブリ240a及び240bに掛かる軸方向負荷を制限してもよい。
さらに図3及び図4を参照すると、いくつかの実施形態において、軌道接合アセンブリ155は、ブッシング157の周囲で同軸に配置される(ブッシング157を内側ブッシングとする)ことで軌道アセンブリ100を回転させる駆動スプロケット(図示せず)に係合してもよい外側ブッシング250も備えてもよい。外側ブッシング250は、駆動スプロケットに係合すると、内側ブッシング157に対して回転することにより、外側ブッシング250と駆動スプロケットとの間の滑動によって外側ブッシング250に生じる損耗を低減してもよい。このような回転は、外側ブッシング250と内側ブッシング157との間の摩擦を低減するように、外側ブッシング250及び内側ブッシング157の一方又は双方をダイヤモンドライクカーボン又は無電解ニッケルで被覆するか、外側ブッシング250及び内側ブッシング157の一方又は双方を浸炭、窒化、又は研磨することによって促進されてもよい。代替又は追加として、外側ブッシング250と内側ブッシング157との間に潤滑流体を投入してもよい。この潤滑流体は、内側ブッシング157とピン120との間に投入される潤滑流体と同一であってもよく、又は異なってもよい。
潤滑流体は、軌道接合アセンブリ155の組み立てを行う間に添加されてもよく、少なくとも部分的に外側ブッシング250の略円筒形の内面270と面270に対向する内側ブッシング157の略円筒形の外面280に規定される潤滑流体キャビティ260に収容されてもよい。潤滑流体キャビティ260は、潤滑流体キャビティ260の漏れが潤滑流体キャビティ190に衝撃を与えること(及びその逆)がないように潤滑流体キャビティ190から分離されてもよい。潤滑流体キャビティ260は、面270又は面280の1つ以上の凹部内に向かって延び、且つ、少なくとも部分的に面270又は面280の1つ以上の凹部に規定されてもよい。代替又は追加として、潤滑流体キャビティ260は、ブッシング孔部160a及び160b内に配されてもよく、外側ブッシング250の軸端300a及び300bにおいて内側ブッシング157の周囲で同軸に配置されてもよいスラストリング290a及び290b内に向かって延びてもよく、且つ、少なくとも部分的にスラストリング290a及び290bに規定されてもよい。スラストリング290a及び290bは、外側ブッシング250とリンク110a及び110bとの間に気密封止を形成することで潤滑流体キャビティ260内に潤滑流体を保持してもよいシールアセンブリ310a及び310bに掛かる軸方向負荷を制限してもよい。
図5に示し、上述したとおり、ブッシング157は、ブッシング孔部160a及び160b内に圧入されてもよい。特に、ブッシング157の軸方向端部320a及び320bは、ブッシング孔部160a及び160bの外側部分330a及び330b内に配されて圧入されてもよい。さらにブッシング157の軸端隣接部340a及び340bは、ブッシング孔部160a及び160bの中心部350a及び350b内に配されて圧入されてもよい。従って、軸方向端部320a及び320bは、外側部分330a及び330bに接触してもよく、軸端隣接部340a及び340bは、中心部350a及び350bに接触してもよい。いくつかの実施形態において、端部隣接部340a及び340bの外径360a及び360bは、端部320a及び320bの外径370a及び370bより大きくてもよい。従って、外側部分330a及び330bは、360a及び360bと370a及び370bとの直径の差異を考慮して中心部350a及び350bとは異なる直径を有してもよい。しかしながら、他の実施形態において、端部隣接部340a及び340bの外径360a及び360bは、端部320a及び320bの外径370a及び370bと同一であってもよく、この場合、外側部分330a及び330bは、中心部350a及び350bと同一の直径を有してもよい。
再び図5を参照すると、ブッシング157の内面200は、孔部390を規定する略円筒形の内面380を備えてもよい。ピン120は、少なくとも部分的に孔部390内に配置されてもよく、従ってその動きは、面380によって拘束されてもよい。従って面380は、軸受面であってもよい。図示のとおり、内面380は、3つの谷状凹部400を備えてもよく、これらは各々、ブッシング157の周辺内に向かって、且つ、ブッシング157の周辺に沿って延び、ブッシング157の軸方向における凹部400の長さ410の総計は、面380の長さ420の約27%であってもよい。しかしながら、内面380は異なる数の凹部、又は異なるサイズの凹部を備えてもよいことを理解しなければならない。例えば、内面380は、1〜20の凹部400を備えてもよく、長さ410の総計は、長さ420の約5%〜約75%であってもよい。しかしながら、(より大きな単一の凹部400とは対照的に)複数の凹部400を使用することにより、ブッシング157の構造的一体性が維持されてもよいことが予期される。また内面380は異なる配置又は形状の凹部を備えてもよいことを理解しなければならない。例えば、内面380は、ブッシング157の軸方向に沿って延びる谷状凹部を備えてもよい。或いは、内面380は、ブッシング157の周方向及び軸方向の双方に沿って延びる螺旋状凹部を備えてもよい。
ブッシング157の外面280は、略円筒形の外面430を備えてもよく、これが外側ブッシング250の動きを拘束してもよい。従って、面430は、軸受面であってもよい。図示のとおり、外面430は、内面380とは異なる数の凹部を備えてもよく、これらの凹部は、ブッシング157の構造的一体性の妥協を回避するため、内面380の凹部に対してブッシング157の軸方向にオフセットされてもよい。具体的には、外面430は、4つの谷状凹部440を備えてもよく、これらは各々、ブッシング157の周辺内に向かって、且つ、ブッシング157の周辺に沿って延び、ブッシング157の軸方向における凹部440の長さ450の総計は、面430の長さ460の約37%であってもよい。しかしながら、外面430は異なる数の凹部、又は異なるサイズの凹部を備えてもよいことを理解しなければならない。例えば、外面430は、1〜20の凹部440を備えてもよく、長さ450の総計は、長さ460の約7%〜約38%であってもよい。しかしながら、(より大きな単一の凹部440とは対照的に)複数の凹部440を用いることにより、ブッシング157の構造的一体性を維持してもよいことが予期される。外面430は、異なる配置又は形状の凹凸部を備えてもよいことを理解しなければならない。例えば、外面430は、ブッシング157の軸方向に沿って延びる谷状の凹部を備えてもよい。或いは、外面430は、ブッシング157の周方向及び軸方向の双方に沿って延びる螺旋状凹部を備えてもよい。さらなる代替として、外面430は、内面380の凹部に対して(これに対してオフセットされるのとは対照的に)配列された凹部を備えてもよい。
図6に示し、上述したとおり、スラストリング220aは、ブッシング157の軸端230aに配置されてもよい。スラストリング220aは、略円筒形の外面465を備えてもよく、これはシールアセンブリ240aを支持してもよい。さらにスラストリング220aは、略円筒形の内面470を備えてもよく、これは少なくとも部分的に潤滑流体キャビティ190を規定してもよい。図示のとおり、外面465(引いてはスラストリング220a)の外径480は、内側ブッシング157の軸方向端部320aの外径370aより大きくてもよい。具体的には、外径480は、外径370aの約1.16倍であってもよい。或いは、外径480は、他のサイズであってもよい。例えば、外径480は、外径370aの約1.1倍〜約2.0倍であってもよい。
スラストリング220aの直径をより大きくすることにより、シールアセンブリ240aがブッシング157でなく、リンク110aのみに接触することを保証してもよい。具体的には、シールアセンブリ240aは、シール−リンク境界490においてリンク110aの封止部485に接触してもよい。図示のとおり、シール−リンク境界490の外径500は、内側ブッシング157の軸方向端部320aの外径370aの約1.20倍であってもよい。或いは、外径500は、他のサイズであってもよい。例えば、外径500は、外径370aの約1.05倍〜約2.5倍であってもよい。
封止部485は、隣接のリンク110aの外側オフセット端部150aに対向するリンク110aの内側オフセット端部140aの封止面505を備えてもよい。これは、環状で軸方向端部320aの軸端230aを包囲してもよく、リンク110の他の部分とは異なる材料からなってもよい。つまり、リンク110aの他の部分とは異なる材料特性を有してもよい。異なる材料は、他の部分の材料とは異なる損耗耐性を有してもよく、封止部485がシールアセンブリ240aに接触する結果として、損耗及び腐食に対する抵抗を向上してもよい。例えば、異なる材料とは、無電解ニッケルコーティング、窒化物コーティング、又は炭化物コーティングであってもよい。いくつかの実施形態において、異なる材料とは、リンク110aに取り付けられたワッシャー510であってもよい。例えば、ワッシャー510は、リンク110aの他の部分に圧入されてもよく、他の部分に溶接されてもよく、他の部分に接着剤で締結されてもよく、ワッシャー510の内径又は外径に配置された環状付勢部材によって他の部分に保持されてもよい。他の実施形態において、異なる材料は、リンク110aの他の部分の材料にクラッド(例えば、レーザークラッド)されてもよい。或いは、異なる材料は、レーザー硬化材料又は溶射材料であってもよい。さらなる代替として、異なる材料は、例えば、窒化クロム、非晶質ダイヤモンドライクカーボン、又は四面体非晶質炭素の薄膜コーティングであってもよい。
図7〜図9を参照すると、スラストリンク220aは、スラストリング220aの外面465をスラストリング220aの内面470に接続する軸端520−1及び520−2を備えてもよい。図示のとおり、軸端520−1及び520−2は各々、2つの凹部530を備えてもよく、これらは外面465から内面470に延びることにより、スラストリング220aの外側とスラストリング220aの内側との間の潤滑流体の流れを促進してもよい。或いは、軸端520−1及び520−2は、その他の数の凹部を備えてもよい。例えば、いくつかの実施形態において、軸端520−1は、軸端520−2の凹部の数とは異なる数の凹部を備えてもよい。
図7〜図9に示すとおり、スラストリング220aの内面470は、3つの突出部540を備えてもよく、これらはすべて、スラストリング220aの周辺に沿ってスラストリング220aの中心軸に向かって延びる。突出部540は、略矩形の断面545を有してもよく、図9に最もよく示すとおり、スラストリング220aの中心からスラストリング220aの軸方向にオフセットされてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、異なる構成の突出部が備えられてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、突出部が1つのみ設けられてもよく、これはスラストリング220aの周辺全体に沿って延びてもよく、又は延びなくてもよい。他の実施形態では、複数の突出部が設けられるものの、突出部540とは異なる形状又は配置を有してもよい。例えば、略矩形の断面を有する代わりに、略U字状又はV字状の突出部を有してもよく、スラストリング220aの中心からオフセットされてもよく、オフセットされなくてもよい。
図10は、ブッシングの構成が異なる軌道接合アセンブリ155の他の実施形態を示す。軌道接合アセンブリ155’は、内側ブッシング157及び外側ブッシング250を備える代わりに、単一のブッシング157’のみを備えてもよい。他の点において、軌道接合アセンブリ155’は、軌道接合アセンブリ155と同一であってもよい。
ブッシング157’は、ブッシング157と類似してもよい。従ってブッシング157’がブッシング157と異なる点のみを説明する。ブッシング157’は、軸端隣接部340a’及び340b’の間に中間部570’を備えてもよい。従って中間部570’は、軸端隣接部340a’及び340b’により、軸方向端部320a’及び320b’から分離されてもよい。中間部570’は、端部隣接部340a’及び340b’の外径360a’及び360b’より大きな外径580’を有することにより、駆動スプロケットとの係合の結果として中間部570’が受ける損耗の量を最大化してもよい。例えば、外径580’は、外径360a’及び360b’の約1.49倍であってもよい。しかしながら、外径580’は他のサイズであってもよいことを理解しなければならない。例えば、外径580’は、外径360a’及び360b’の約1.25倍〜約2.00倍であってもよい。いくつかの実施形態において、中間部570’は、少なくとも部分的にブッシング160a’及び160b’の内側部分590a’及び590b’の内部に配置されてもよい。他の実施形態において、中間部570’は、少なくとも部分的に内側部分590a’及び590b’の内部に配置されなくてもよい。
図11は、ブッシング及びリンクの構成の異なる軌道接合アセンブリ155”のさらに他の実施形態を示す。軌道接合アセンブリ155’と同様、軌道接合アセンブリ155”は、内側ブッシング157及び外側ブッシング250を有する代わりに、単一のブッシング157”のみを備えてもよい。さらに軌道接合アセンブリ155”は、リンク110a及び110bを有する代わりに、リンク110a”及び110b”を備えてもよい。ブッシング157”は、ブッシング157’と類似していてもよく、リンク110a”及び110b”は、リンク110a’及び110b’(引いてはリンク110a及び110b)と類似していてもよい。リンク110a”及び110b”は、3つの部分(外側部分330a’及び330b’、中心部分350a’及び350b’、内側部分590a’及び590b’)の代わりに2つの部分(外側部分330a”及び330b”、中心部分350a”及び350b”)のみを有するブッシング孔部160a”及び160b”を備えるという点のみにおいて、リンク110a’及び110b’と異なってもよい。またブッシング157”は、中間部570”が少なくとも部分的にブッシング孔部160a”及び160b”の内側部分内に配置されなくてもよい点のみにおいて、ブッシング157’と異なってもよい。他の点においては、軌道接合アセンブリ155”は軌道接合アセンブリ155及び155’と同一であってもよい。
軌道接合アセンブリ155、155’、及び155”の構成要素は、種々の材料で構築されてもよい。いくつかの実施形態において、リンク110a、110b、110a’、110b’、110a”、110b”、ブッシング157、157’、157”、ブッシング250、スラストリング220a、220b、及びスラストリング290a、290bは、金属で構築されてもよい。例えば、これらの構成要素は各々、スチール又は鉄等の鉄系金属で構築されてもよい。
軌道接合アセンブリ155、155’、155”の構成は、以上に説明し、図面に示した構成に限定されるものでない。例えば、ピン120の外面210は、ブッシング157の内面200の代わりに凹部を備えてもよい。このような凹部は、ブッシング157の外面280の凹部440と類似していてもよい。他の一例によると、外側ブッシング250の内面270は、ブッシング157の外面280の代わりに凹部を備えてもよい。このような凹部は、ブッシング157の内面200の凹部400と類似していてもよい。
本開示の軌道接合アセンブリは、例えば、ローダー、トラクター、掘削機、タンク等の軌道型機械に適用可能であってもよく、このような機械の動きを促進してもよい。本開示の軌道接合アセンブリは、従来の軌道接合アセンブリを超える種々の利点を有してもよい。例えば、本開示の軌道接合アセンブリは、従来の軌道接合アセンブリに比して強度及び耐性が高くてもよい。また本開示の軌道接合アセンブリの製造は、従来の軌道接合アセンブリの製造に比してコストを低減してもよく。従来の軌道接合アセンブリの製造に比して必要な材料を低減してもよい。本開示の軌道接合アセンブリの具体的な利点を以下に説明する。
軌道接合アセンブリ155は、リンク110a及び110b間の直接接続を備え、軌道接合アセンブリ155を強化し、耐性を向上してもよい。具体的には、リンク110a及び110bの内側オフセット端部140a及び140bは、ブッシング157に固定されることで直接接続されてもよい。同様に、リンク110a及び110bの外側オフセット端部150a及び150bは、ピン120に固定されることで直接接続されてもよい。リンク110a及び110b間のこのような直接接続により、振動や衝撃に対する感受性を低減することで、軌道接合アセンブリ155を強化し、耐性を向上してもよい。
軌道接合アセンブリ155は、ピン120が中実である場合であっても、ピン120に対するブッシング157の回転を促進するよう(引いては、高価な機械加工、ドリル、又は鋳造を用いることなく製造できるように)構成されてもよい。特に、ブッシング157とピン120との間の摩擦を低減するため、ブッシング157及びピン120の一方又は双方をダイヤモンドライクカーボン又は無電解ニッケルで被覆するか、ブッシング157及びピン120の一方又は双方を浸炭、窒化、又は研磨することによって回転を促進してもよい。代替又は追加として、ブッシング157とピン120との間に潤滑流体を投入することによって回転を促進してもよい。具体的には、潤滑流体は、開口180a及び180bを通じてリンク110a及び110bに添加されてもよく、潤滑流体キャビティ190内に収容されてもよい。ピン120はピン120の内部キャビティ内に向かって延びるのでなく、中実であるため、潤滑流体キャビティ190は、ブッシング157の内面200又はピン120の外面210の1つ以上の凹部内に向かって延び、且つ、少なくとも部分的に1つ以上の凹部に規定されてもよい。代替又は追加として、潤滑流体キャビティ190は、スラストリング220a及び220bの内部に向かって延び、且つ、少なくとも部分的にスラストリング220a及び220bに規定されてもよい。
軌道接合アセンブリ155は、リンク110a及び110bの製造に要する材料の総量を最少化するように構成されてもよい。このような最少化は、リンク110a及び110bのブッシング孔部160a及び160bに配される構成要素の数を低減することによって達成されてもよい。例えば、リンク110aの封止部485の材料は、封止部485がシールアセンブリ240aに接触する結果として生じる損耗及び腐食に抵抗してもよいため、ブッシング孔部160とブッシング157との間にカラー又はシールインサートが配置される必要はない。従ってリンク110aの内側オフセット端部140aは、ブッシング157に直接固定されることにより、ブッシング孔部160a内に配される構成要素の数を最少化し、引いてはブッシング孔部160a及びリンク110aのサイズを最少化してもよい。例えば、ブッシング孔部160aの中心部350aの直径は、ピン孔部170aの直径の1.49倍未満であってもよい。さらにブッシング孔部160aの中心部350aの直径は、外側ブッシング250の外径の0.87倍未満であってもよい。
軌道接合アセンブリ155、155’、155”は、具体的な適用例に合わせて最適化されてもよいが、製造コストを最少化するために多数の代替部品を備えてもよい。例えば、軌道接合アセンブリ155は、駆動スプロケットがブッシング接続リンク110a及び110bをすぐに損耗してしまう高衝撃の適用例に合わせて最適化されてもよく、軌道接合アセンブリ155’及び155”は、ブッシングの損耗が主な懸念とならない低衝撃の適用例に合わせて最適化されてもよい。しかしながら、上述のとおり、このような最適化は軌道接合アセンブリ155、155’、155”のいくつかの部品に影響を及ぼすのみに留まる。従って軌道接合アセンブリ155、155’、155”の実質的にすべての部品が、代替可能である。
当業者にとって、本開示の軌道接合アセンブリには種々の修正及び変更が加えられることが明らかであろう。明細書及び本開示の軌道接合アセンブリの実践を考慮することにより、当業者当業者には他の実施形態も明らかとなるであろう。明細書及び実施例は例示のみを目的とするものであり、真の範囲は以下の請求項及びその同等物によって示される。

Claims (20)

  1. 軌道接合アセンブリであって、
    第1孔部を有する第1リンクと、
    第2孔部を有する第2リンクと、
    前記第1孔部内に配された第1軸方向端部及び前記第2孔部内に配された第2軸方向端部を有するブッシングと、
    前記第1軸方向端部の軸端に配置され、シール−リンク境界において前記第1リンクに接触するシールアセンブリとを備える軌道接合アセンブリ。
  2. 前記シール−リンク境界の外径は、前記第1軸方向端部の外径の約1.05倍〜約2.5倍である請求項1に記載の軌道接合アセンブリ。
  3. 前記シール−リンク境界の前記外径は、前記第1軸方向端部の前記外径の約1.20倍である請求項2に記載の軌道接合アセンブリ。
  4. 前記第1軸方向端部の前記軸端に配置されたスラストリングをさらに備え、前記シールアセンブリは、前記スラストリングの外面の径方向外側に配置される請求項2に記載の軌道接合アセンブリ。
  5. 前記スラストリングの外径は、前記第1軸方向端部の前記外径の約1.1倍〜約2.0倍である請求項4に記載の軌道接合アセンブリ。
  6. 前記シール−リンク境界の前記外径は、前記第1軸方向端部の前記外径の約1.20倍であり、
    前記スラストリングの前記外径は、前記第1軸方向端部の前記外径の約1.16倍である請求項5に記載の軌道接合アセンブリ。
  7. 前記スラストリングは、前記スラストリングの中心軸に向かって延びる少なくとも1つの突出部を有する略円筒形の内面を備える請求項4に記載の軌道接合アセンブリ。
  8. 前記少なくとも1つの突出部は、前記スラストリングの周辺に沿って延びる請求項7に記載のスラストリング。
  9. 前記少なくとも1つの突出部は、前記スラストリングの中心から前記スラストリングの軸方向にオフセットされる請求項8に記載のスラストリング。
  10. 前記少なくとも1つの突出部は、複数の突出部を含む請求項8に記載のスラストリング。
  11. 軌道接合アセンブリであって、
    第1孔部を有する第1リンクと、
    第2孔部を有する第2リンクと、
    前記第1孔部に圧入される第1軸方向端部及び前記第2孔部に圧入される第2軸方向端部を有するブッシングと、
    前記第1軸方向端部の軸端に配置され、前記軸方向端部の外径の約1.1倍〜約2.0倍の外径を有するスラストリングとを備える軌道接合アセンブリ。
  12. 前記スラストリングの前記外径は、前記第1軸方向端部の前記外径の約1.16倍である請求項11に記載の軌道接合アセンブリ。
  13. 前記スラストリングの外面の径方向外側に配置され、シール−リンク境界において前記第1リンクに接触するシールアセンブリをさらに備える請求項11に記載の軌道接合アセンブリ。
  14. 軌道接合アセンブリであって、
    孔部を有するリンクと、
    前記孔部内に配された軸方向端部を有するブッシングと、
    前記軸方向端部の軸端に配置され、略円筒形の外面及び自らの中心軸に向かって延びる少なくとも1つの突出部を有する略円筒形の内面を備えたスラストリングと、
    前記スラストリングの前記外面の径方向外側に配置され、シール−リンク境界において前記リンクに接触するシールアセンブリとを備える軌道接合アセンブリ。
  15. 前記スラストリングの外径は、前記軸方向端部の外径の約1.1倍〜約2.0倍である請求項14に記載の軌道接合アセンブリ。
  16. 前記スラストリングの前記外径は、前記軸方向端部の前記外径の約1.16倍である請求項15に記載の軌道接合アセンブリ。
  17. 前記シール−リンク境界の外径は、前記軸方向端部の外径の約1.05倍〜約2.5倍である請求項14に記載の軌道接合アセンブリ。
  18. 前記シール−リンク境界の前記外径は、前記軸方向端部の前記外径の約1.20倍である請求項17に記載の軌道接合アセンブリ。
  19. 前記スラストリングの外径は、前記軸方向端部の前記外径の約1.1倍〜約2.0倍である請求項17に記載の軌道接合アセンブリ。
  20. 前記シール−リンク境界の前記外径は、前記軸方向端部の前記外径の約1.20倍であり、
    前記スラストリングの前記外径は、前記軸方向端部の前記外径の約1.16倍である請求項17に記載の軌道接合アセンブリ。
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