JP2016525104A5 - - Google Patents

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JP2016525104A5
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  1. 下記一般式(I):
    Figure 2016525104

    [式中、
    Eは、−N(R)−であり;
    Lは、C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、−(CH1,1−シクロプロピレン−(CH−(式中、a及びbは、各々独立に、0と3の間の整数より選択される)及び−(CH−[Y−(CH−(式中、mは、1と6の間の整数であり、nは、0と3の間の整数であり、oは、1と3の間の整数であり、nが0であるとき、oは1であり、Yは、独立にO、S及び−N(R)−より選択される)からなる群より選択され、ここで、該C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、1,1−シクロプロピレン、−(CH−及び−(CH−基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Gは、場合により、1個、2個、3個、4個又は5個の独立に選択されたRで置換されているフェニルであり;
    環Aは、単環式4〜10員N−ヘテロシクロアルキレン、単環式4〜10員O/S−ヘテロシクロアルキレン、又は単環式3〜10員シクロアルキレンであり、ここで、該N−ヘテロシクロアルキレン、O/S−ヘテロシクロアルキレン及びシクロアルキレン基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたRで置換されており;
    は、Hであり;
    、R、R及びRは、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されているか、又は;
    及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、及び/若しくは、R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;
    は、Hであり;
    は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−OR11及び−NHR20からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、いずれの場合も、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、環炭素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、及び/若しくは、環Aの同一の炭素原子と結合している任意の2個のRは、一緒になって=Xを形成していてもよく;又は、Rは、環窒素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)1−211、−S(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−N(R14)C(=X)R11及び−N(R14)C(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、又は、Rは、環Aの環硫黄原子と結合している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11及び=Oからなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Xは、O、S及びN(R14)より独立に選択され;
    11は、いずれの場合も、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    12及びR13は、いずれの場合も、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、又は、R12及びR13は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、基−N=CR1516を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    14は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−OR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    15及びR16は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−NH20 2−yからなる群より選択され、又は、R15及びR16は、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    yは、0〜2の整数であり;
    20は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;及び
    30は、第1レベル置換基であって、いずれの場合も、独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR71、−N(R72)(R73)、−S(O)0−271、−S(O)1−2OR71、−OS(O)1−271、−OS(O)1−2OR71、−S(O)1−2N(R72)(R73)、−OS(O)1−2N(R72)(R73)、−N(R71)S(O)1−271、−NR71S(O)1−2OR71、−NR71S(O)1−2N(R72)(R73)、−C(=X)R71、−C(=X)X71、−XC(=X)R71及び−XC(=X)X71からなる群より選択され、及び/又は、シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個のR30は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第1レベル置換基である該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第2レベル置換基で置換されており、該第2レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OR81、−N(R82)(R83)、−S(O)0−281、−S(O)1−2OR81、−OS(O)1−281、−OS(O)1−2OR81、−S(O)1−2N(R82)(R83)、−OS(O)1−2N(R82)(R83)、−N(R81)S(O)1−281、−NR81S(O)1−2OR81、−NR81S(O)1−2N(R82)(R83)、−C(=X)R81、−C(=X)X81、−XC(=X)R81及び−XC(=X)X81からなる群より選択され、及び/又は、第1レベル置換基であるシクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第2レベル置換基は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第2レベル置換基である該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第3レベル置換基で置換されており、該第3レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)からなる群より選択され、ここで、zは、0、1若しくは2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、及び/又は、第2レベル置換基である3〜14員シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第3レベル置換基は、一緒になって=O、=S、=NH若しくは=N(C1−3アルキル)を形成していてもよく;
    71、R72及びR73は、独立に、−H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    81、R82及びR83は、独立に、−H、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    及びXは、独立に、O、S及びN(R84)(R84は、−H又はC1−3アルキルである)より選択され、
    ただし、
    (1)R〜Rが各々Hであるとき、Lは−CH−であり、かつ、
    (i)Gが非置換フェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは、−S(O)N(CH、(シクロプロピル)スルホニル若しくは(3−ピリジニル)スルホニルであるか、又は、Rは、−C(O)Zである(ここで、Zは、メチル、tert-ブチル、メトキシメチル、2−メトキシエチル、−CHNHC(O)CH、2−メトキシエチルアミノ、モルホリン−4−イルメチル、2−フラニルメチルアミノ、(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)メチル、2−フラニル、3−フラニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、ピラジン−2−イル、1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル又は1−エチル−1H−ピラゾール−5−イルである)]
    のいずれでもないか;
    (ii)Gが非置換フェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは、(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル又は−C(O)Zである(ここで、Zは、2−メトキシエチルアミノ、メトキシカルボニルメチルアミノ、(2−トリフルオロメチルフェニル)アミノ、5−クロロ−1H−インドール−2−イル、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−3−イル又は3−(2−チエニル)−1H−ピラゾール−5−イルである)]
    ではないか;
    (iii)Gが、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、3−メトキシフェニル又は4−メトキシフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    ではないか;
    (iv)Gが3−メトキシフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは、(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニルである]
    ではないか;
    (v)Gが4−フルオロフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは−C(O)Zである(ここで、Zは、6−メトキシ−1H−インドール−2−イル又は3,4−ジメトキシフェニルである)]
    ではないか;又は
    (vi)Gが4−クロロフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは−C(O)Zである(ここで、Zは、1−メチル−2−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)エチルである)]
    ではなく;
    (2)環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であるとき、R及びRの両者がHであり、Lが−CH−であり、かつ
    (i)R及びRの両者がHであり、その場合、Gが、3−メチルフェニル、3−メトキシフェニル、4−クロロフェニル又は4−フルオロフェニルのいずれでもないか;又は
    (ii)R及びRの両者がメチルであり、その場合、Gが4−フルオロフェニルではなく;そして
    (3)R及びRの両者がHであるとき、Lが−CH−であり、かつ、
    (i)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、4−メチルフェニル、3−メトキシフェニル又は4−メトキシフェニルのいずれでもないか;
    (ii)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、4−メチルフェニル、4−フルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル又は3−メトキシフェニルのいずれでもないか;
    (iii)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、3−メチルフェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、4−クロロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル又は4−トリフルオロメチルフェニルのいずれでもないか;
    (iv)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    のいずれかであり、その場合、Gが3−メトキシフェニルではないか;
    (v)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル又は4−トリフルオロメチルフェニルのいずれでもないか;
    (vi)R及びRの両者がメチルであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、3−フルオロフェニル又は3,5−ジフルオロフェニルのいずれでもないか;
    (vii)R及びRの両者がメチルであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、3−フルオロフェニル又は3−メトキシフェニルのいずれでもないか;又は
    (viii)R及びRの両者がメチルであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、2−メチルフェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル又は3−メトキシフェニルのいずれでもない]
    を有するスピロキノキサリン誘導体、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択される化合物。
  2. (i)非アポトーシス性の制御された細胞死によって特徴付けられるか、又は、非アポトーシス性の制御された細胞死が本質的な役割を果たしている可能性が高いか若しくは果たしている状態、障害又は疾患;(ii)酸化的ストレスによって特徴付けられるか、又は、酸化的ストレスが本質的な役割を果たしている可能性が高いか若しくは果たしている状態、障害又は疾患;(iii)(1)ネクロソームの1つ以上の要素;(2)デスドメイン受容体(death domain receptors);及び/若しくは(3)Toll様受容体(Toll-like receptors)の活性化によって特徴付けられるか、又は、(1)〜(3)のうちのいずれか1つの活性化が本質的な役割を果たしている可能性が高いか若しくは果たしている状態、障害又は疾患;(iv)中枢又は末梢神経系の神経変性疾患、筋肉の消耗(muscle wasting)、筋ジストロフィー、虚血、筋区画症候群(compartment syndrome)、壊疽、褥瘡、敗血症、変性性関節炎、網膜壊死、心臓疾患、肝臓、胃腸又は膵疾患、虚血壊死、糖尿病、鎌状赤血球病、血管の変化、癌化学/放射線治療で誘発される細胞死及び中毒からなる群より選択される状態、障害若しくは疾患、又は、前記のいずれかの結果である、前記のいずれかに起因する、若しくは前記のいずれかに関連する状態、障害若しくは疾患;及び/又は、(v)ウィルス、細菌、真菌又はその他の微生物の感染の形態;細胞増殖、細胞分化における変化又は細胞内シグナル伝達の減少;望ましくない炎症;網膜神経細胞、心筋細胞若しくは免疫系の細胞の細胞死又は腎不全に関連する細胞死;新生児呼吸窮迫、呼吸停止、嵌頓ヘルニア、胎盤梗塞、鉄負荷合併症(iron-load complications)、子宮内膜症、先天性疾患;頭部外傷/外傷性脳損傷、肝損傷;環境放射線からの損傷;やけど(burns);凍傷;機械的損傷及び減圧症からなる群より選択される状況(circumstance)の結果であるか、それに起因するか、又はそれに関連する状態、障害又は疾患の処置における使用のための、下記一般式(I):
    Figure 2016525104

    [式中、
    Eは、−N(R)−であり;
    Lは、C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、−(CH −1,1−シクロプロピレン−(CH−(式中、a及びbは、各々独立に、0と3の間の整数より選択される)及び−(CH−[Y−(CH−(式中、mは、1と6の間の整数であり、nは、0と3の間の整数であり、oは、1と3の間の整数であり、nが0であるとき、oは1であり、Yは、独立にO、S及び−N(R)−より選択される)からなる群より選択され、ここで、該C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、1,1−シクロプロピレン、−(CH−及び−(CH−基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Gは、場合により、1個、2個、3個、4個又は5個の独立に選択されたRで置換されているフェニルであり;
    環Aは、単環式4〜10員N−ヘテロシクロアルキレン、単環式4〜10員O/S−ヘテロシクロアルキレン、又は単環式3〜10員シクロアルキレンであり、ここで、該N−ヘテロシクロアルキレン、O/S−ヘテロシクロアルキレン及びシクロアルキレン基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたRで置換されており;
    は、Hであり;
    、R、R及びRは、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されているか、又は;
    及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;及び/若しくは、R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;
    は、Hであり;
    は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−OR11及び−NHR20からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、いずれの場合も、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、環炭素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、及び/若しくは、環Aの同一の炭素原子と結合している任意の2個のRは、一緒になって=Xを形成していてもよく;又は、Rは、環窒素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)1−211、−S(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−N(R14)C(=X)R11及び−N(R14)C(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;又は、Rは、環Aの環硫黄原子と結合している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11及び=Oからなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Xは、O、S及びN(R14)より独立に選択され;
    11は、いずれの場合も、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    12及びR13は、いずれの場合も、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、又は、R12及びR13は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、基−N=CR1516を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    14は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−OR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    15及びR16は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−NH20 2−yからなる群より選択され、又は、R15及びR16は、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    yは、0〜2の整数であり;
    20は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;及び
    30は、第1レベル置換基であって、いずれの場合も、独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR71、−N(R72)(R73)、−S(O)0−271、−S(O)1−2OR71、−OS(O)1−271、−OS(O)1−2OR71、−S(O)1−2N(R72)(R73)、−OS(O)1−2N(R72)(R73)、−N(R71)S(O)1−271、−NR71S(O)1−2OR71、−NR71S(O)1−2N(R72)(R73)、−C(=X)R71、−C(=X)X71、−XC(=X)R71及び−XC(=X)X71からなる群より選択され、及び/又は、シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個のR30は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第1レベル置換基である該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第2レベル置換基で置換されており、該第2レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OR81、−N(R82)(R83)、−S(O)0−281、−S(O)1−2OR81、−OS(O)1−281、−OS(O)1−2OR81、−S(O)1−2N(R82)(R83)、−OS(O)1−2N(R82)(R83)、−N(R81)S(O)1−281、−NR81S(O)1−2OR81、−NR81S(O)1−2N(R82)(R83)、−C(=X)R81、−C(=X)X81、−XC(=X)R81及び−XC(=X)X81からなる群より選択され、及び/又は、第1レベル置換基であるシクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第2レベル置換基は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第2レベル置換基である該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第3レベル置換基で置換されており、該第3レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)からなる群より選択され、ここで、zは、0、1若しくは2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、及び/又は、第2レベル置換基である3〜14員シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第3レベル置換基は、一緒になって=O、=S、=NH若しくは=N(C1−3アルキル)を形成していてもよく;
    71、R72及びR73は、独立に、−H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    81、R82及びR83は、独立に、−H、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    及びXは、独立に、O、S及びN(R84)(R84は、−H又はC1−3アルキルである)より選択される]
    を有するスピロキノキサリン誘導体、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択される化合物。
  3. 処置を必要とする個体(特にヒトの患者)の処置における使用のための化合物であって、下記一般式(I):
    Figure 2016525104

    [式中、
    Eは、−N(R)−であり;
    Lは、C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、−(CH −1,1−シクロプロピレン−(CH−(式中、a及びbは、各々独立に、0と3の間の整数より選択される)及び−(CH−[Y−(CH−(式中、mは、1と6の間の整数であり、nは、0と3の間の整数であり、oは、1と3の間の整数であり、nが0であるとき、oは1であり、Yは、独立にO、S及び−N(R)−より選択される)からなる群より選択され、ここで、該C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、1,1−シクロプロピレン、−(CH−及び−(CH−基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Gは、場合により、1個、2個、3個、4個又は5個の独立に選択されたRで置換されているフェニルであり;
    環Aは、場合により1個以上の独立に選択されたRで置換されている単環式4〜10員N−ヘテロシクロアルキレンであり;
    は、Hであり;
    、R、R及びRは、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されているか、又は;
    及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、及び/若しくは、R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;
    は、Hであり;
    は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−OR11及び−NHR20からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、いずれの場合も、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、環炭素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、及び/若しくは、環Aの同一の炭素原子と結合している任意の2個のRは、一緒になって=Xを形成していてもよく;又は、Rは、環窒素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)1−211、−S(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−N(R14)C(=X)R11及び−N(R14)C(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Xは、O、S及びN(R14)より独立に選択され;
    11は、いずれの場合も、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    12及びR13は、いずれの場合も、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、又は、R12及びR13は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、基−N=CR1516を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    14は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−OR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    15及びR16は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−NH20 2−yからなる群より選択され、又は、R15及びR16は、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    yは、0〜2の整数であり;
    20は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;及び
    30は、第1レベル置換基であって、いずれの場合も、独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR71、−N(R72)(R73)、−S(O)0−271、−S(O)1−2OR71、−OS(O)1−271、−OS(O)1−2OR71、−S(O)1−2N(R72)(R73)、−OS(O)1−2N(R72)(R73)、−N(R71)S(O)1−271、−NR71S(O)1−2OR71、−NR71S(O)1−2N(R72)(R73)、−C(=X)R71、−C(=X)X71、−XC(=X)R71及び−XC(=X)X71からなる群より選択され、及び/又は、シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個のR30は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第1レベル置換基である該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第2レベル置換基で置換されており、該第2レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OR81、−N(R82)(R83)、−S(O)0−281、−S(O)1−2OR81、−OS(O)1−281、−OS(O)1−2OR81、−S(O)1−2N(R82)(R83)、−OS(O)1−2N(R82)(R83)、−N(R81)S(O)1−281、−NR81S(O)1−2OR81、−NR81S(O)1−2N(R82)(R83)、−C(=X)R81、−C(=X)X81、−XC(=X)R81及び−XC(=X)X81からなる群より選択され、及び/又は、第1レベル置換基であるシクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第2レベル置換基は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第2レベル置換基である該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第3レベル置換基で置換されており、該第3レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)からなる群より選択され、ここで、zは、0、1若しくは2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、及び/又は、第2レベル置換基である3〜14員シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第3レベル置換基は、一緒になって=O、=S、=NH若しくは=N(C1−3アルキル)を形成していてもよく;
    71、R72及びR73は、独立に、−H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    81、R82及びR83は、独立に、−H、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    及びXは、独立に、O、S及びN(R84)(R84は、−H又はC1−3アルキルである)より選択され、
    ただし、環Aが単環式4〜10員N−ヘテロシクロアルキレンであるとき、該個体は、癌である状態、障害若しくは疾患、及び/又は、癌の結果であるか、癌に起因するか、若しくは癌に関連するそれをかかえていない]
    を有するスピロキノキサリン誘導体、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択され
    該処置は、薬学的に有効な量の(特に、治療有効量の)該化合物を投与することを含む化合物
  4. 医薬としての使用のための、下記一般式(I):
    Figure 2016525104

    [式中、
    Eは、−N(R)−であり;
    Lは、C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、−(CH −1,1−シクロプロピレン−(CH−(式中、a及びbは、各々独立に、0と3の間の整数より選択される)及び−(CH−[Y−(CH−(式中、mは、1と6の間の整数であり、nは、0と3の間の整数であり、oは、1と3の間の整数であり、nが0であるとき、oは1であり、Yは、独立にO、S及び−N(R)−より選択される)からなる群より選択され、ここで、該C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、1,1−シクロプロピレン、−(CH−及び−(CH−基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Gは、場合により、1個、2個、3個、4個又は5個の独立に選択されたRで置換されているフェニルであり;
    環Aは、単環式4〜10員N−ヘテロシクロアルキレン、単環式4〜10員O/S−ヘテロシクロアルキレン、又は単環式3〜10員シクロアルキレンであり、ここで、該N−ヘテロシクロアルキレン、O/S−ヘテロシクロアルキレン及びシクロアルキレン基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたRで置換されており;
    は、Hであり;
    、R、R及びRは、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されているか、又は;
    及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、及び/若しくは、R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;
    は、Hであり;
    は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−OR11及び−NHR20からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、いずれの場合も、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、環炭素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、及び/若しくは、環Aの同一の炭素原子と結合している任意の2個のRは、一緒になって=Xを形成していてもよく;又は、Rは、環窒素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)1−211、−S(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−N(R14)C(=X)R11及び−N(R14)C(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、又は、Rは、環Aの環硫黄原子と結合している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11及び=Oからなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Xは、O、S及びN(R14)より独立に選択され;
    11は、いずれの場合も、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    12及びR13は、いずれの場合も、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、又は、R12及びR13は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、基−N=CR1516を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    14は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−OR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    15及びR16は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−NH20 2−yからなる群より選択され、又は、R15及びR16は、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    yは、0〜2の整数であり;
    20は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;及び
    30は、第1レベル置換基であって、いずれの場合も、独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR71、−N(R72)(R73)、−S(O)0−271、−S(O)1−2OR71、−OS(O)1−271、−OS(O)1−2OR71、−S(O)1−2N(R72)(R73)、−OS(O)1−2N(R72)(R73)、−N(R71)S(O)1−271、−NR71S(O)1−2OR71、−NR71S(O)1−2N(R72)(R73)、−C(=X)R71、−C(=X)X71、−XC(=X)R71及び−XC(=X)X71からなる群より選択され、及び/又は、シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個のR30は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第1レベル置換基である該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第2レベル置換基で置換されており、該第2レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OR81、−N(R82)(R83)、−S(O)0−281、−S(O)1−2OR81、−OS(O)1−281、−OS(O)1−2OR81、−S(O)1−2N(R82)(R83)、−OS(O)1−2N(R82)(R83)、−N(R81)S(O)1−281、−NR81S(O)1−2OR81、−NR81S(O)1−2N(R82)(R83)、−C(=X)R81、−C(=X)X81、−XC(=X)R81及び−XC(=X)X81からなる群より選択され、及び/又は、第1レベル置換基であるシクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第2レベル置換基は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第2レベル置換基である該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第3レベル置換基で置換されており、該第3レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)からなる群より選択され、ここで、zは、0、1若しくは2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、及び/又は、第2レベル置換基である3〜14員シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第3レベル置換基は、一緒になって=O、=S、=NH若しくは=N(C1−3アルキル)を形成していてもよく;
    71、R72及びR73は、独立に、−H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    81、R82及びR83は、独立に、−H、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    及びXは、独立に、O、S及びN(R84)(R84は、−H又はC1−3アルキルである)より選択される]
    を有するスピロキノキサリン誘導体、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択される化合物。
  5. 薬学的に許容し得る賦形剤、及び
    下記一般式(I):
    Figure 2016525104

    [式中、
    Eは、−N(R)−であり;
    Lは、C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、−(CH −1,1−シクロプロピレン−(CH−(式中、a及びbは、各々独立に、0と3の間の整数より選択される)及び−(CH−[Y−(CH−(式中、mは、1と6の間の整数であり、nは、0と3の間の整数であり、oは、1と3の間の整数であり、nが0であるとき、oは1であり、Yは、独立にO、S及び−N(R)−より選択される)からなる群より選択され、ここで、該C1−10アルキレン、C2−10アルケニレン、C2−10アルキニレン、1,1−シクロプロピレン、−(CH−及び−(CH−基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Gは、場合により、1個、2個、3個、4個又は5個の独立に選択されたRで置換されているフェニルであり;
    環Aは、単環式4〜10員N−ヘテロシクロアルキレン、単環式4〜10員O/S−ヘテロシクロアルキレン、又は単環式3〜10員シクロアルキレンであり、ここで、該N−ヘテロシクロアルキレン、O/S−ヘテロシクロアルキレン及びシクロアルキレン基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたRで置換されており;
    は、Hであり;
    、R、R及びRは、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されているか、又は;
    及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、及び/若しくは、R及びRは、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく;
    は、Hであり;
    は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−OR11及び−NHR20からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、いずれの場合も、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−N(R11)(OR11)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    は、環炭素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)0−211、−S(O)1−2OR11、−OS(O)1−211、−OS(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−OS(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−XC(=X)R11及び−XC(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、及び/若しくは、環Aの同一の炭素原子と結合している任意の2個のRは、一緒になって=Xを形成していてもよく;又は、Rは、環窒素原子と結合する水素原子を置換している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11、−N(R12)(R13)、−S(O)1−211、−S(O)1−2OR11、−S(O)1−2N(R12)(R13)、−N(R11)S(O)1−211、−NR11S(O)1−2OR11、−NR11S(O)1−2N(R12)(R13)、−C(=X)R11、−C(=X)XR11、−N(R14)C(=X)R11及び−N(R14)C(=X)XR11からなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており、又は、Rは、環Aの環硫黄原子と結合している場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、−OR11及び=Oからなる群より独立に選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    Xは、O、S及びN(R14)より独立に選択され;
    11は、いずれの場合も、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    12及びR13は、いずれの場合も、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、又は、R12及びR13は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、基−N=CR1516を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    14は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−OR11からなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    15及びR16は、独立に、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及び−NH20 2−yからなる群より選択され、又は、R15及びR16は、それらが結合している原子と一緒になって、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されている環を形成していてもよく、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;
    yは、0〜2の整数であり;
    20は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の独立に選択されたR30で置換されており;及び
    30は、第1レベル置換基であって、いずれの場合も、独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロゲン、−CN、アジド、−NO、−OR71、−N(R72)(R73)、−S(O)0−271、−S(O)1−2OR71、−OS(O)1−271、−OS(O)1−2OR71、−S(O)1−2N(R72)(R73)、−OS(O)1−2N(R72)(R73)、−N(R71)S(O)1−271、−NR71S(O)1−2OR71、−NR71S(O)1−2N(R72)(R73)、−C(=X)R71、−C(=X)X71、−XC(=X)R71及び−XC(=X)X71からなる群より選択され、及び/又は、シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個のR30は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第1レベル置換基である該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及びヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第2レベル置換基で置換されており、該第2レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OR81、−N(R82)(R83)、−S(O)0−281、−S(O)1−2OR81、−OS(O)1−281、−OS(O)1−2OR81、−S(O)1−2N(R82)(R83)、−OS(O)1−2N(R82)(R83)、−N(R81)S(O)1−281、−NR81S(O)1−2OR81、−NR81S(O)1−2N(R82)(R83)、−C(=X)R81、−C(=X)X81、−XC(=X)R81及び−XC(=X)X81からなる群より選択され、及び/又は、第1レベル置換基であるシクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第2レベル置換基は、一緒になって=Xを形成していてもよく、ここで、第2レベル置換基である該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜14員アリール、3〜14員ヘテロアリール、3〜14員シクロアルキル、3〜14員ヘテロシクリル基は各々、場合により、1個以上の第3レベル置換基で置換されており、該第3レベル置換基は、いずれの場合も、独立に、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)からなる群より選択され、ここで、zは、0、1若しくは2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、及び/又は、第2レベル置換基である3〜14員シクロアルキル若しくはヘテロシクリル基の同一の炭素原子と結合している任意の2個の第3レベル置換基は、一緒になって=O、=S、=NH若しくは=N(C1−3アルキル)を形成していてもよく;
    71、R72及びR73は、独立に、−H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、3〜7員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜7員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    81、R82及びR83は、独立に、−H、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、該C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、3〜6員シクロアルキル、5又は6員アリール、5又は6員ヘテロアリール及び3〜6員ヘテロシクリル基は各々、場合により、C1−3アルキル、ハロゲン、−CF、−CN、アジド、−NO、−OH、−O(C1−3アルキル)、−OCF、=O、−S(C1−3アルキル)、−NH、−NH(C1−3アルキル)、−N(C1−3アルキル)、−NHS(O)(C1−3アルキル)、−S(O)NH2−z(C1−3アルキル)、−C(=O)(C1−3アルキル)、−C(=O)OH、−C(=O)O(C1−3アルキル)、−C(=O)NH2−z(C1−3アルキル)、−NHC(=O)(C1−3アルキル)、−NHC(=NH)NH 2−z (C1−3アルキル)及び−N(C1−3アルキル)C(=NH)NH2−z(C1−3アルキル)(zは、0、1又は2であり、C1−3アルキルは、メチル、エチル、プロピル又はイソプロピルである)からなる群より選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されており;
    及びXは、独立に、O、S及びN(R84)(R84は、−H又はC1−3アルキルである)より選択される]
    を有するスピロキノキサリン誘導体、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択される化合物
    を含む医薬組成物。
  6. 環Aが、単環式4〜10員N−ヘテロシクロアルキレンである、請求項1記載の化合物。
  7. 〜Rが各々Hであるとき、Lは−CH−であり、かつ、
    (i)Gが非置換フェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは、−S(O)N(CH、(シクロプロピル)スルホニル若しくは(3−ピリジニル)スルホニルであるか、又は、Rは、−C(O)Zである(ここで、Zは、メチル、tert-ブチル、メトキシメチル、2−メトキシエチル、−CHNHC(O)CH、2−メトキシエチルアミノ、モルホリン−4−イルメチル、2−フラニルメチルアミノ、(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)メチル、2−フラニル、3−フラニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、ピラジン−2−イル、1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル又は1−エチル−1H−ピラゾール−5−イルである)]
    のいずれでもないか;
    (ii)Gが非置換フェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは、(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル又は−C(O)Zである(ここで、Zは、2−メトキシエチルアミノ、メトキシカルボニルメチルアミノ、(2−トリフルオロメチルフェニル)アミノ、5−クロロ−1H−インドール−2−イル、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−3−イル又は3−(2−チエニル)−1H−ピラゾール−5−イルである)]
    ではないか;
    (iii)Gが、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、3−メトキシフェニル又は4−メトキシフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    ではないか;
    (iv)Gが3−メトキシフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは、(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニルである]
    ではないか;
    (v)Gが4−フルオロフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは−C(O)Zである(ここで、Zは、6−メトキシ−1H−インドール−2−イル又は3,4−ジメトキシフェニルである)]
    ではないか;又は
    (vi)Gが4−クロロフェニルであり、その場合、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    [式中、Rは−C(O)Zである(ここで、Zは、1−メチル−2−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)エチルである)]
    ではない、
    請求項1記載の化合物
  8. 環Aが飽和である、請求項1記載の化合物
  9. 環Aが、1個の環窒素原子を含有し、かつ6又は7員である、請求項1記載の化合物
  10. 環Aが、各々場合により1個以上の独立に選択されたRで置換されている、ピペリジニレン、アゼパニレン(例えば、ホモピペリジニレン)、アゼチジニレン、ピロリジニレン、アゾカニレン、ピラゾリジニレン、ヘキサヒドロピリダジニレン、ヘキサヒドロピリミジニレン、ジアゼパニレン(例えば、ホモピペラジニレン)、ジアゾカニレン、トリアゼパニレン及びトリアゾカニレンからなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  11. 環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であるとき、R及びRの両者がHであり、Lが−CH−であり、かつ、
    (i)R及びRの両者がHであり、その場合、Gが、3−メチルフェニル、3−メトキシフェニル、4−クロロフェニル又は4−フルオロフェニルのいずれでもないか;又は、
    (ii)R及びRの両者がメチルであり、その場合、Gが4−フルオロフェニルではない、
    請求項1記載の化合物
  12. 環Aが、1個の環酸素若しくは環硫黄原子を含有し、かつ4〜8員であるか、又は、酸素及び硫黄より選択される環ヘテロ原子を2個含有し、かつ5〜8員であり、好ましくは、環Aが5、6又は7員であり、より好ましくは6又は7員である、請求項1記載の化合物
  13. 環Aが、各々場合により1個以上の独立に選択されたRで置換されている、ジ及びテトラヒドロピラニレン、ジ及びテトラヒドロチオピラニレン、オキセパニレン、チエパニレン、オキセタニレン、チエタニレン、ジ及びテトラヒドロフラニレン、ジ及びテトラヒドロチエニレン、オキソカニレン、チオカニレン、ジチオラニレン、オキサチオラニレン、ジオキサニレン、ジチアニレン、オキサチアニレン、ジオキセパニレン、ジチエパニレン、オキサチエパニレン、ジオキソカニレン、ジチオカニレン並びにオキサチオカニレンからなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  14. 環Aが、単環式3〜10員シクロアルキレンである、請求項1記載の化合物
  15. 及びRの両者がHであるとき、Lが−CH−であり、かつ、
    (i)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、4−メチルフェニル、3−メトキシフェニル又は4−メトキシフェニルのいずれでもないか;
    (ii)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、4−メチルフェニル、4−フルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル又は3−メトキシフェニルのいずれでもないか;
    (iii)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、3−メチルフェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、4−クロロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル又は4−トリフルオロメチルフェニルのいずれでもないか;
    (iv)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    のいずれかであり、その場合、Gが3−メトキシフェニルではないか;
    (v)R及びRの両者がHであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル又は4−トリフルオロメチルフェニルのいずれでもないか;
    (vi)R及びRの両者がメチルであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、3−フルオロフェニル又は3,5−ジフルオロフェニルのいずれでもないか;
    (vii)R及びRの両者がメチルであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、3−フルオロフェニル又は3−メトキシフェニルのいずれでもないか;又は
    (viii)R及びRの両者がメチルであり、環Aが、下記式:
    Figure 2016525104

    であり、その場合、Gが、非置換フェニル、2−メチルフェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル又は3−メトキシフェニルのいずれでもない、
    請求項1記載の化合物
  16. 環Aが、3〜8員であり、好ましくは4、5、6又は7員であり、より好ましくは6又は7員である、請求項1記載の化合物
  17. 環Aが、各々場合により1個以上の独立に選択されたRで置換されている、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロプロピレン、シクロブチレン、シクロペンチレン、シクロオクチレン、シクロヘキセニレン、シクロヘプテニレン、シクロペンテニレン及びシクロオクテニレンからなる群より選択される、請求項14〜16のいずれか一項記載の化合物。
  18. 該化合物が、下記式:
    Figure 2016525104

    Figure 2016525104

    Figure 2016525104

    Figure 2016525104

    のもの、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  19. 該化合物が、下記式:
    Figure 2016525104

    のもの、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  20. 該化合物が、下記式:
    Figure 2016525104

    のもの、並びにその溶媒和物、塩、錯体、多形体、結晶形態、ラセミ混合物、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体、同位体標識形態、プロドラッグ及びそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  21. 及びRが、各々−Hであり;Rが、−H、メチル、F及びClからなる群より選択され;かつRが、−H、メチル、F及びClからなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  22. Gが、非置換フェニル、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、3−メチルフェニル、3−(トリフルオロメチル)フェニル、2,6−ジフルオロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、4−クロロ−2−フルオロフェニル及び3,5−ジメチルフェニルからなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  23. Lが、メチレン、1,1−エチレン、1,2−エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、2,4−ブタンジイル及び2−フェニル−1,2−エチレン(−CH−CH(C)−)からなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  24. 環Aの環窒素原子が非置換であるか、又は、環窒素原子と結合する水素原子を置換しているRが、各々独立に、C1−12アルキル(特にメチル、n−オクチル又はn−ドデシル)及び−C(=O)R11(特に−C(=O)CH又は−C(=O)(CHCH)からなる群より選択される、請求項1記載の化合物
  25. 環Aの環窒素原子が非置換であるか、又は、メチルである1個のRで置換されている、請求項24記載の化合物
JP2016526582A 2013-07-15 2014-07-15 非アポトーシス性の制御された細胞死の阻害剤としてのスピロキノキサリン誘導体 Active JP6851825B2 (ja)

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