JP2016522135A5 - - Google Patents

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当業者がエルパソライト単結晶を製造しようとする慣用的な方法は、組成が当該結晶の化学量論に一致する溶融浴を基にした結晶化を行うことである。使用する結晶の線状成長の方法がどんなものであれ、多数の複雑な組成(三成分あるいはそれ以上の複合体)の場合は、分解溶融の現象が存在する。エルパソライトの主相の結晶化は、介在物の形で、又は不所望の相の単一相領域の形で現れることがある二次的な相の析出を伴うか、あるいはエルパソライトの主相の結晶化より先にそれが生じる。ここでは、これらの複雑な組成の溶融浴から得られる結晶材料は高い割合の介在物を含有しており、あるいはもっぱら不要な二次的相で構成されるということが注目されている。単結晶又は多結晶タイプの、得られた結晶材料は、インゴットと称されることもある。分解溶融で製造された単結晶の場合、二次的相は一般に、単結晶材料の端部に又は周囲に位置している。この二次的相は、主相の単結晶の性質に支障を来す不透明な領域を形成する。それでも、一部の満足な事例では、単結晶材料の部分を、その後これらの使用に適さない領域を切り取って除去しそして介在物のない透明な単結晶の部分を保持しながら、回収することが可能である。これらの介在物は、目標とするのとは異なる組成の不要な相に相当する。
より良好な製造収率を得るのに加えて、本発明は、エルパソライトの理論的化学量論組成により近い組成の結晶を得ること、あるいは場合によってはそれを特定の元素、例えばLiなどに富ませることを可能にする。Liに富ませることは、中性子の検出に有利である。大抵の場合、理論的化学量論組成により近い組成は、より良好なエネルギー分解能のため、シンチレーションにおける光の伝送をより良好にすることになる。本発明は更に、分解溶融する結晶そして特にエルパソライト系の大多数の結晶に対しては不可能であると当業者により現在に至るまでずっと考えられてきたチョクラルスキー成長法の利用を可能にする。ブリッジマン成長では、本発明による方法は、使用に適した結晶の高い材料収率を得るのを可能にし、すなわち、分解溶融するエルパソライトの場合の不要な相がより少ないインゴットをもたらす。
例5、6、19、20、21、22、24、25、26、27、28の場合には、浴における2t/rは1より大きく、且つ浴における2s/rは1.08より大きかった。これらの場合、成長のタイプに応じ、図1c又は2cの相当した成長が観測され、欠点のない結晶の収率が上昇した。ブリッジマン成長の場合、図1cの点描模様部分が減少した。チョクラルスキー成長の場合、浴に残存する材料の量が減少した。例7と27の場合、成長の最後における不所望の相の質量割合は、ブリッジマンのバイアルに導入した材料の全質量から測定した(図1c)の点描模様部分)。この割合は、例7のそれ(17.9%)に対して例27の場合(10%)の場合には極めて小さいことが認められた。材料の収率は、例7に比べて例27の場合にははるかに高くなる。
本発明の代表的な態様としては、以下を挙げることができる:
《態様1》
理論組成:
BC (1−y) (6−y)
(この式中、
・AはCs、Rb、K、Naのうちから選ばれ、
・BはLi、K、Naのうちから選ばれ、
・Cは希土類元素、Al、Gaのうちから選ばれ、
・Mはアルカリ土類元素のうちから選ばれ、
・XはF、Cl、Br,Iのうちから選ばれ、
yはCをMに置き換えた原子分率に相当し、0〜0.05の範囲内にある)
のエルパソライトタイプの構造を有する結晶シンチレータ材料を製造するための方法であり、rモルのAとsモルのBとを含む溶融浴からの冷却によりそれを結晶化させることを含む方法であって、当該結晶シンチレータ材料にそのシンチレーションを活性化する元素をドープすることと、当該材料と接触する前記溶融浴が、2s/rが1より大きくなるようにAとBとを含有することを特徴とする、結晶シンチレータ材料の製造方法。
《態様2》
2s/rが1.05より大きいことを特徴とする、態様1記載の方法。
《態様3》
2s/rが1.15より大きく、好ましくは1.25より大きいことを特徴とする、態様2記載の方法。
《態様4》
2s/rが1.35より大きく、好ましくは1.5より大きいことを特徴とする、態様3記載の方法。
《態様5》
2s/rが10未満であり、好ましくは5未満、また好ましくは3未満であることを特徴とする、態様1〜4の1つに記載の方法。
《態様6》
2s/rが、当該結晶材料中のAタイプの元素の原子分率に対するBタイプの元素の分子分率の2倍の比が少なくとも0.97であるのに十分であることを特徴とする、態様1〜5の1つに記載の方法。
《態様7》
MをCa、Mg、Sr又はBaのうちから選択することを特徴とする、態様1〜6の1つに記載の方法。
《態様8》
CがCe、Pr、Eu、Tb及びNdのうちから選ばれる少なくとも1種の活性化希土類元素を含み、その原子分率が、当該結晶材料中の元素CとMの原子分率の合計に対するその原子分率の比が0.00001より大きく且つ0.1以下であるようなものであることを特徴とする、態様1〜7の1つに記載の方法。
《態様9》
2s/rが、結晶化の開始時にB (1−y) の相の形成を生じさせるのに十分でないことを特徴とする、態様1〜8の1つに記載の方法。
《態様10》
BがLiを含むことを特徴とする、態様1〜9の1つに記載の方法。
《態様11》
BがLiであることを特徴とする、態様1〜10の1つに記載の方法。
《態様12》
XがCl、Br又はIを含むことを特徴とする、態様1〜11の1つに記載の方法。
《態様13》
希土類元素がLaからLuまでのランタニドのうちの元素、又はYを含むことを特徴とする、態様1〜12の1つに記載の方法。
《態様14》
AがCsを含み、BがLiを含むことを特徴とする、態様1〜13の1つに記載の方法。
《態様15》
CがLaを含み、XがBrを含むことを特徴とする、態様14記載の方法。
《態様16》
Cの80モル%超がランタンであり、Xの80モル%超が臭素であることを特徴とする、態様14又は15記載の方法。
《態様17》
CがYを含み、XがClを含むことを特徴とする、態様14記載の方法。
《態様18》
Cの80モル%超がYであり、Xの80モル%超がClであることを特徴とする、態様17記載の方法。
《態様19》
2t/rが1より大きく、更には1.1より大きく、更には少なくとも1.2であり、tが前記浴中のCのモル数に相当していることを特徴とする、態様1〜18の1つに記載の方法。
《態様20》
2t/rが1より大きく、更には1.1より大きく、更には少なくとも1.2であり、tが前記浴中のCのモル数に相当しており、CがLaを含み、特にCの80モル%超はLaであり、そしてXがBrを含み、特にXの80モル%超はBrであり、且つ2s/rが1.05より大きく、更には少なくとも1.1であることを特徴とする、態様1〜15の1つに記載の方法。
《態様21》
単結晶の成長方法であることを特徴とする、態様1〜20の1つに記載の方法。
《態様22》
前記単結晶材料の成長体積のうちの最初の三分の二が含むエルパソライトの相と異なる相が10体積%未満であることを特徴とする、態様21記載の方法。
《態様23》
前記結晶化が、前記単結晶材料の成長体積のうちの始めの三分の二がエルパソライトの相と異なる相を含有しないチョクラルスキータイプのものであることを特徴とする、態様22記載の方法。
《態様24》
前記結晶材料が分解溶融から製造されることを特徴とする、態様1〜23の1つに記載の方法。
《態様25》
理論組成がA BC (1−y) (6−y) 、そして実際の式がA (これらの式中、
・AはCs、Rb、K、Naのうちから選ばれ、
・BはLi、K、Naのうちから選ばれ、
・Cは希土類元素、Al、Gaのうちから選ばれ、
・Mはアルカリ土類元素のうちから選ばれ、
・XはF、Cl、Br、Iのうちから選ばれ、
yはCをMに置き換えた原子分率に相当し、0〜0.05の範囲内にあり、a、b、c、m、xはA、B、C、M、Xのそれぞれの原子分率を表し、2b/a比が0.97〜1.4の範囲内にある)
のエルパソライトタイプの構造であり、シンチレーションを活性化する元素をドープされている結晶シンチレータ材料。
《態様26》
Cが、Ce、Pr、Eu、Tb、Ndのうちから選ばれその原子分率が元素CとMの原子分率の合計に対する原子分率の比が0.00001より大きく0.1以下であるようなものである少なくとも1種の活性化希土類元素を含有していることを特徴とする、態様25記載の材料。
《態様27》
BがLiを含むことを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様28》
AがCsを含むことを特徴とする、態様27記載の材料。
《態様29》
CがLaを含み、XがBrを含むことを特徴とする、態様28記載の材料。
《態様30》
Cの80モル%超がランタンであり、Xの80モル%超が臭素であることを特徴とする、態様29記載の材料。
《態様31》
CがYを含み、XがClを含むことを特徴とする、態様27又は28記載の材料。
《態様32》
Cの80モル%超がYであり、Xの80モル%超がClであることを特徴とする、態様31記載の材料。
《態様33》
XがCl、Br又はIを含むことを特徴とする、態様25〜32の1つに記載の材料。
《態様34》
CがLaからLuまでのランタニドのうちから選ばれる希土類元素、又はYを含むことを特徴とする、態様25〜28の1つに記載の材料。
《態様35》
AがCsであり、BがLiであり、CがYとCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様36》
AがCsであり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがBrであることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様37》
AがCsであり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様38》
AがCsとRbの混合物であり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがBrであることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様39》
AがCsであり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがClとBrの混合物であることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様40》
AがCsであり、BがLiであり、CがYとCeの混合物であり、XがClとBrの混合物であることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様41》
AがCsであり、BがLiであり、CがLa、Y及びCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様42》
AがCsとNaの混合物であり、BがLiとNaの混合物であり、CがYとCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様43》
AがCsであり、BがLiであり、CがYとCeの混合物であり、XがFであることを特徴とする、態様25又は26記載の材料。
《態様44》
2b/a比が1.1から1.4までの範囲内にあることを特徴とする、態様29、30又は39記載の材料。
《態様45》
前記結晶材料が分解溶融から製造されていることを特徴とする、態様25〜44の1つに記載の材料。
《態様46》
662keVの 137 Csガンマ線源を使って測定したシンチレーションエネルギー分解能が6%未満、更には5%未満であることを特徴とする、態様25〜45の1つに記載の材料。
《態様47》
成長体積の最初の三分の二が含むエルパソライト材料の相と異なる相が10体積%未満であることを特徴とする、態様25〜46の1つに記載の材料を含む単結晶成長のインゴット。
《態様48》
単結晶材料の成長体積の最初の三分の二がエルパソライト材料の相と異なる相を含有していないことを特徴とする、態様47記載のインゴット。

Claims (47)

  1. 理論組成:
    BC(1−y)(6−y)
    (この式中、
    ・AはCs、Rb、K、Naのうちから選ばれ、
    ・BはLi、K、Naのうちから選ばれ、且つLiを含み、
    ・Cは希土類元素、Al、Gaのうちから選ばれ、
    ・Mはアルカリ土類元素のうちから選ばれ、
    ・XはF、Cl、Br,Iのうちから選ばれ、且つCl又はBr又はIを含み、
    yはCをMに置き換えた原子分率に相当し、0〜0.05の範囲内にある)
    のエルパソライトタイプの構造を有する結晶シンチレータ材料を製造するための方法であり、rモルのAとsモルのBとを含む溶融浴からの冷却によりそれを結晶化させることを含む方法であって、当該結晶シンチレータ材料にそのシンチレーションを活性化する元素をドープすることと、当該材料と接触する前記溶融浴が、2s/rが1より大きくなるようにAとBとを含有することを特徴とする、結晶シンチレータ材料の製造方法。
  2. 2s/rが1.05より大きいことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 2s/rが1.15より大きいことを特徴とする、請求項2記載の方法。
  4. 2s/rが1.35より大きいことを特徴とする、請求項3記載の方法。
  5. 2s/rが10未満であることを特徴とする、請求項1〜4の1つに記載の方法。
  6. 2s/rが、当該結晶材料中のAタイプの元素の原子分率に対するBタイプの元素の分子分率の2倍の比が少なくとも0.97であるのに十分であることを特徴とする、請求項1〜5の1つに記載の方法。
  7. MをCa、Mg、Sr又はBaのうちから選択することを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の方法。
  8. CがCe、Pr、Eu、Tb及びNdのうちから選ばれる少なくとも1種の活性化希土類元素を含み、その原子分率が、当該結晶材料中の元素CとMの原子分率の合計に対するその原子分率の比が0.00001より大きく且つ0.1以下であるようなものであることを特徴とする、請求項1〜7の1つに記載の方法。
  9. 2s/rが、結晶化の開始時にB(1−y)の相の形成を生じさせるのに十分でないことを特徴とする、請求項1〜8の1つに記載の方法。
  10. BがLiであることを特徴とする、請求項1〜の1つに記載の方法。
  11. Cの希土類元素がLaからLuまでのランタニドのうちの元素、又はYを含むことを特徴とする、請求項1〜10の1つに記載の方法。
  12. AがCsを含むことを特徴とする、請求項1〜11の1つに記載の方法。
  13. CがLaを含み、XがBrを含むことを特徴とする、請求項12記載の方法。
  14. Cの80モル%超がランタンであり、Xの80モル%超が臭素であることを特徴とする、請求項12又は13記載の方法。
  15. CがYを含み、XがClを含むことを特徴とする、請求項12記載の方法。
  16. Cの80モル%超がYであり、Xの80モル%超がClであることを特徴とする、請求項15記載の方法。
  17. tが前記浴中のCのモル数に相当しているとして、2t/rが1より大きことを特徴とする、請求項1〜16の1つに記載の方法。
  18. tが前記浴中のCのモル数に相当しているとして、2t/rが1より大きく、CがLaを含み、そしてXがBrを含み、且つ2s/rが1.05より大きことを特徴とする、請求項1〜13の1つに記載の方法。
  19. CがLaを80モル%超含み、XがBrを80モル%超含むことを特徴とする、請求項18記載の方法。
  20. 単結晶の成長方法であることを特徴とする、請求項1〜19の1つに記載の方法。
  21. 前記単結晶材料の成長体積のうちの最初の三分の二が含むエルパソライトの相と異なる相が10体積%未満であることを特徴とする、請求項20記載の方法。
  22. 前記結晶化が、前記単結晶材料の成長体積のうちの始めの三分の二がエルパソライトの相と異なる相を含有しないチョクラルスキータイプのものであることを特徴とする、請求項21記載の方法。
  23. 前記結晶材料が分解溶融から製造されることを特徴とする、請求項1〜22の1つに記載の方法。
  24. AがCsを含み、XがCl又はBrを含むことを特徴とする、請求項1〜23の1つに記載の方法。
  25. AがCsであり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがBrであることを特徴とする、請求項24記載の方法。
  26. AがCsであり、BがLiであり、CがYとCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、請求項25記載の方法。
  27. 理論組成がABC(1−y)(6−y)、そして実際の式がA(これらの式中、
    ・AはCs、Rb、K、Naのうちから選ばれ、
    ・BはLi、K、Naのうちから選ばれ、且つLiを含み、
    ・Cは希土類元素、Al、Gaのうちから選ばれ、
    ・Mはアルカリ土類元素のうちから選ばれ、
    ・XはF、Cl、Br、Iのうちから選ばれ、且つCl又はBr又はIを含み、
    yはCをMに置き換えた原子分率に相当し、0〜0.05の範囲内にあり、a、b、c、m、xはA、B、C、M、Xのそれぞれの原子分率を表し、2b/a比が0.97〜1.4の範囲内にある)
    のエルパソライトタイプの構造であり、シンチレーションを活性化する元素をドープされている結晶シンチレータ材料。
  28. Cが、Ce、Pr、Eu、Tb、Ndのうちから選ばれその原子分率が元素CとMの原子分率の合計に対する原子分率の比が0.00001より大きく0.1以下であるようなものである少なくとも1種の活性化希土類元素を含有していることを特徴とする、請求項27記載の材料。
  29. AがCsを含むことを特徴とする、請求項27記載の材料。
  30. CがLaを含み、XがBrを含むことを特徴とする、請求項29記載の材料。
  31. Cの80モル%超がランタンであり、Xの80モル%超が臭素であることを特徴とする、請求項30記載の材料。
  32. CがYを含み、XがClを含むことを特徴とする、請求項29記載の材料。
  33. Cの80モル%超がYであり、Xの80モル%超がClであることを特徴とする、請求項32記載の材料。
  34. CがLaからLuまでのランタニドのうちから選ばれる希土類元素、又はYを含むことを特徴とする、請求項2729の1つに記載の材料。
  35. AがCsであり、BがLiであり、CがYとCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  36. AがCsであり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがBrであることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  37. AがCsであり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  38. AがCsとRbの混合物であり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがBrであることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  39. AがCsであり、BがLiであり、CがLaとCeの混合物であり、XがClとBrの混合物であることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  40. AがCsであり、BがLiであり、CがYとCeの混合物であり、XがClとBrの混合物であることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  41. AがCsであり、BがLiであり、CがLa、Y及びCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  42. AがCsとNaの混合物であり、BがLiとNaの混合物であり、CがYとCeの混合物であり、XがClであることを特徴とする、請求項27又は28記載の材料。
  43. 2b/a比が1.1から1.4までの範囲内にあることを特徴とする、請求項2829又は39記載の材料。
  44. 662keVの137Csガンマ線源を使って測定したシンチレーションエネルギー分解能が6%未満であることを特徴とする、請求項2743の1つに記載の材料。
  45. 単結晶であることを特徴とする、請求項27〜44の1つに記載の材料。
  46. 成長体積の最初の三分の二が含むエルパソライト材料の相と異なる相が10体積%未満であることを特徴とする、請求項2745の1つに記載の材料を含む単結晶成長のインゴット。
  47. 単結晶材料の成長体積の最初の三分の二がエルパソライト材料の相と異なる相を含有していないことを特徴とする、請求項46記載のインゴット。
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