JP2016521630A - 履物の起伏のあるインソール - Google Patents

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Abstract

履物に使用するためのインソールアセンブリが設けられる。インソールアセンブリは、一般的に、柔軟で弾力性のある材料(例えば、弾性的に圧縮可能な発泡体)から作られたフルレングスインソールベースと、一般的な剛性材料から作られたヒールキャップ(例えば、炭素繊維強化ポリマー)とを含む。ヒールキャップは、インソールベースに取り付けられ、特に軽量でなめらかな因子によりヒールおよび足の土踏まずを適切に生体力学的にサポートするために、インソールベースの起伏に似る。

Description

この開示は、一般に、履物のインソールに関し、特に、可撓性フルレングスインソールベースと、所定の領域を支持するためにインソールベースのヒール端の下にある剛性強化キャップと、を備える起伏のあるインソールアセンブリに関する。
様々なタイプのクッション性のあるインソールが知られ、該インソールは、履物に用いられ、特に、ランニングシューズや競技用の他の履物に用いられる。特に、これらのインソールは、比較的薄い発泡材の層の形状をしており、履物のミッドソールの上にあり、洗うため、又は取り替えるためにたびたび取り出される。しかし、一般的に、一般的なタイプの従来のインソールは、いくつかの点で理想的でない。例えば、発泡材の上面は、着用者の足を支持して包むためにしばしば顕著に起伏する、しかし、その形状は、足を衝撃から守ることが主たる内容であるが、適切に生体力学の足の機能、特にヒールと土踏まずの領域、のための必要な支持を行うための特に十分な強さおよび硬さが不足する。
他のインソールとして、効果的に足の緩衝を行い、足の生体力学的な動きを最大限利用してヒールと土踏まずの領域をより支持するものが知られる。そのようなインソールの例は、ワシントン州のファーンデイルのSuperfeetWorldwide incによって販売される青、緑、黒のプレミアムインソールを含む。他の例は、SuperfeetWorldwideの米国特許6,233,847に開示及び記載され、米国特許6,233,847は本明細書の一部を構成するものとして援用される。
本願に開示及び説明された履物用のインソールアセンブリは、特に軽量かつなめらかな形状因子により、改善された足のサポートを提供するように構成される。実施形態はまた、特によく変化する構成の履物に収まるように適合される。インソールアセンブリは、一般的に、柔軟で弾力性のある材料で作られたフルレングスインソールベースと、それに取り付けられ、インソールベースの起伏に似る剛性ヒールキャップと、を含み、特に軽量かつなめらかな形状因子により、足のヒールと土踏まず領域の適切な生体力学的なサポートを提供する。
足のサポートを提供するために履物に挿入されるインソールアセンブリの少なくとも一つの実施形態は、可撓性フルレングスインソールベースとそれに結合された剛性ヒールキャップとを含むものとして要約できる。インソールベースは、足の足底表面に係合する上側起伏面と、上側起伏面の反対側の下側起伏面とを有する。ヒールキャップは、上側起伏面と、上側起伏面の反対側にあり上側起伏面と大略同じ起伏を有する下側起伏面とを有し、シェル構造を規定する。ヒールキャップは、少なくともそのヒール部の下にありそこへ支持を提供するインソールベースの下側起伏面、に接するヒールキャップの上側起伏面によってインソールベースに接合される。ヒールキャップは、また、その下側起伏面から突出する複数の係合要素であって、履物のミッドソールに使用中に係合するとともに、ミッドソールに呼応するインソールアセンブリの動きに抵抗する複数の係合要素を含んでもよい。インソールベースは、弾性的に圧縮可能な発泡材を含んでもよく、ヒールキャップは、炭素繊維強化ポリマー材を含んでもよい。
ヒールキャップの上側起伏面は、ヒールキャップおよびインソールベースが共に密接に重なるように、インソールベースのヒール部の下側起伏面と大略同じ起伏である起伏を有してもよい。
ヒールキャップの上側及び下側起伏面の間に規定される薄肉シェル構造の厚さは、ヒールキャップ全体を通して、大略均一であってもよい。いくつかの例では、規定されるシェル構造の厚さは、厳密に均一であってもよい。他の例では、ヒールキャップの上側及び下側起伏面の間に規定される薄肉シェル構造の厚さは、ヒールキャップのヒール端から離れる距離の増加に伴ってわずかに狭くなっていてもよい、またはそうでなければヒールキャップの長さに沿ってわずかに変化してもよい。いくつかの例では、ヒールキャップ全体は、インソールベースの下側起伏面からインソールベースの厚みだけずれた基準境界内に位置してもよい。他の例では、複数の係合要素を除いてヒールキャップの全体は、インソールベースの厚みだけインソールベースの下側起伏面からずれた基準境界内に位置してもよい。
設けられるとき、ヒールキャップの下側起伏面から突出する複数の係合要素は、一連の細長く、交差する隆起部を含んでもよい。一連の細長い隆起部は、強化された構造的一体性を少なくともヒールキャップの後部に提供するように交差してもよく、ヒールキャップの下側起伏面の孤立する領域を形成するように交差してもよい。少なくとも孤立する領域の一部は、大略ダイヤモンド形状を有してもよい。交差する隆起部は除き、ヒールキャップは、そのヒール領域における他の突起を欠いてもよい。
ヒールキャップの上側起伏面の後方ヒール部は、使用者のヒールを包むために丸みを帯び、かつ窪んでいてもよく、ヒールキャップの下側起伏面の対応するヒール部は、対応するヒール部の全体が同様に丸みを帯び、かつ窪むように上側起伏面に似てよい。
いくつかの例では、インソールベースの前足部は、その外周に沿って延びる傾斜エッジ領域を含んでもよい。傾斜エッジ領域は、前足部の外縁から内側へ距離が離れるとともにベースの厚さが増加するように、インソールベースの上側起伏面の頂点に向かって先細りしてもよい。
インソールベースは、ヒールキャップの外周を越えて全方向に延びてもよい。ヒールキャップの対向する端部の間の中間の位置でのヒールキャップの幅は、対応する位置におけるインソールベースの幅より実質的に小さくてもよい。例えば、ヒールキャップの対向する端部の間の中間の位置でのヒールキャップの幅は、対応する位置でのインソールベースの幅より少なくとも0.25インチ小さくてもよい。いくつかの例では、ヒールキャップの幅は、ヒールキャップの全長に沿って、インソールベースの対応する幅より小さくてもよい。
インソールベースの前足部は、その下側起伏面に形成された一連の窪みを含んでもよい。一連の窪みの深さは、その長さとともに変わってもよい。例えば、一連の窪みの深さは、インソールアセンブリのつま先端からの距離の増加とともに減少してもよい。
インソールベースは、さらに、インソールベースの前足部および中足部の少なくとも一方を完全に通過して延びる穿孔のアレイを含んでもよい。例えば、インソールベースは、前足部の領域を完全に通過して延びる円形の孔の第1アレイと、中足部の領域を完全に通過して延びる円形の孔の第2アレイと、を含んでもよい。
上述された様々な態様や特徴、および本明細書に記載の他の態様および特徴は、特に軽量かつなめらかな形状因子により、使用者の足を支持するように特に良好に適合されたインソールアセンブリを提供するために組み合わせることができる。このようなインソールアセンブリは、限定されるものではないが、運動靴、カジュアルシューズ、ドレスシューズ、ワークブーツ、およびスノーボードブーツやスキーブーツのような娯楽履物を含む履物の広い範囲とともに使用されてもよいことが理解されよう。
図1は、一つの例示的な実施形態についてのインソールアセンブリの上方から見た等尺の図である。 図2は、図1のインソールアセンブリを下方から見た等尺の図である。 図3は、図1のインソールアセンブリを下方から見た平面図である。 図4は、図1のインソールアセンブリの外側面図である。 図5は、図1のインソールアセンブリの内甲側の側面図である。 図6は、図1のインソールアセンブリのつま先端の拡大詳細図である。 図7は、図1のインソールアセンブリの正面図である。 図8は、図1のインソールアセンブリの背面図である。 図9は、図1のインソールアセンブリの図3の9−9線に沿った断面図である。
以下の記述では、各開示した実施形態の理解の徹底を期すために、細部にわたる詳細な説明を行っている。しかし、当業者は、それらの細部のいくつかを用いなくても各実施形態の実施が可能であることを理解するだろう。また、良く知られた要素、履物のインソールに対応する生産技術、装着具については、実施形態をいたずらにわかりにくくすることを避けるため、詳細な開示及び説明を行っていない。例えば、本願に記載のインソール上にあるつま先までの長さ(full-length)のインソールベースが、抗細菌性を伴いあるいは伴わない裏地を含み、該裏地は、フルレングスインソールに付着し、あるいは接着され、若しくは形成されることは明らかである。
文脈上、他の意味に解釈されないかぎり、本明細書および請求の範囲全体を通じて、単語「備える(comprise)」、「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」などのその変化形は、「含むが、限定しない」という意味で、開かれた包括的な意味(open,inclusive sense)と解釈されるべきである。
明細書の解釈に関し、「一つの実施形態( one embodiment)」や「実施形態(an embodiment)」は、少なくとも一つの実施形態に含まれる該実施形態に関する特別な特徴、構造、特質が含まれる。従って、本明細書を通して各所に語句「一つの実施形態において(one embodiment)」や「実施形態(an embodiment)」が表れるが、これらは必ずしも同じ実施形態を指す必要はない。さらに、特別な特徴、構造、特質は、一つまたは複数の実施形態から任意の方法で組合せてよい。
本明細書および添付の請求の範囲に使用される単数形「a」、「an」、及び「the」は、その内容について別段のはっきりした指示がない限り、複数の指示対象を含む。語句「または(or)」は、その内容について別段のはっきりした指示がない限り、「および/または(and/or)」を含む。
図1から図9は、一つの例示的な実施形態に対応する履物のインソールアセンブリ10を示す、そして特に、一組の対照的に形成されるインソールアセンブリのうち、右側のインソールアセンブリ10を示す。インソールアセンブリ10は、フルレングスインソールベース20とそれに取り付けられた剛性ヒールキャップ40とを含む。
いくつかの実施形態によれば、インソールベース20は、弾性的に圧縮可能な発泡材を含んでもよい。弾性的に圧縮可能な発泡材は、それに形成された気泡のサイズを縮小させる照射処理によって形成されてもよく、例えば化学的に架橋された発泡材によるインソールであるインソールベース20の軽量化につながる。
いくつかの実施形態によれば、剛性ヒールキャップ40は、炭素繊維強化ポリマー材を含んでもよい。炭素繊維強化ポリマー材は、ヒールキャップ40の構造的剛性を高めるために、例えば、質量または量による割合が10%、あるいは10%を超えて炭素繊維を含むポリマーブレンドを含んでもよい。これは、特に、インソールアセンブリ10を形成するためにベースインソール20と組み合わせた場合に、使用者の足の適切な生体力学的サポートを提供するのに軽量で十分に剛性があるヒールキャップ40をもたらすことができる。
図1から図9に示したインソールアセンブリ10の例示的な実施形態を続けて参照すると、インソールベース20は、使用者の足の足底表面と係合する上側起伏面22と、上側起伏面22の反対側にある下側起伏面24とを含む。上側起伏面22および下側起伏面24は、互いにオフセットし、一般に均一な厚さT(図6)を規定する。インソールベース20は、また、使用者の足のヒールと係合しヒールを支持するヒール部26と、使用者の足の前足を支持する前足部28と、それらの間に位置する中足部27とを含む。
剛性ヒールキャップ40は、上側起伏面42(図1)と、上側起伏面42の反対側にある下側起伏面44とを含む。下部起伏面44は、上側起伏面42と大略同じ起伏(contoured)を有し、そこからずれ、図9の断面図に最も良く示されるように、実質的に均一な厚さの薄肉シェル構造を規定する。いくつかの実施形態では、上側および下側起伏面42、44の間に規定されるシェル構造の厚さは、非常に均一であってもよい。他の例では、上側及び下側起伏面42、44の間に規定されるシェル構造は、まだ大略均一であるが、ヒールキャップ40の長さ方向に沿って厚さが僅かに変化してもよい。例えば、ヒールキャップ40の厚さは、例えば図9に示されるように、先端部45に向かって先細りしてもよい。
ヒールキャップ40は、インソールベース20の少なくともヒール部26の下にあり、インソールベース20を支持するために、例えば接着剤等を介して、インソールベース20の下側起伏面24に接触するヒールキャップ40の上側起伏面42によって、インソールベース20に付着してもよい。組み立て構成においてヒールキャップ40とインソールベース20が一緒に密接に重なるために、ヒールキャップ40の上側起伏面42は、インソールベース40のヒール部26の下側起伏面24と全般的に同じ起伏を有してもよい。まとめると、インソールベース20とヒールキャップ40は、使用者の足の足底表面に係合するとともに、インソールアセンブリ10の使用中に、足のヒールと土踏まず領域の適切な生体力学的サポートを提供するための起伏支持構造を提供する。
図1から図9に示される例示的な実施形態から理解できるように、ヒールキャップ40は、インソールアセンブリ10のヒール又は後端からその前端のつま先に向かって延びてもよく、先端45を含んでいてもよい、先端45は、中足骨頭または使用者の足の裏における付け根部分であるボール(ball)がインソールベース20に接触するように期待されている場所の領域後方に至る。従って、剛性ヒールキャップ40は、使用者の足を曲げ、中足指節関節について自然に伸ばすことを可能にしつつ、後足と中足に対して主にサポートを提供してもよい。ヒールキャップ40の先端45は、特に、大きな歪みに対する剛性及び抵抗力があってもよい。加えて、ヒールキャップ40の先端45は、その長さに亘って曲げ力に対してより均一な抵抗力を有するように、ヒールキャップ40の残りの部分と同様の曲げ剛性(flexural rigidity)や曲げ剛性(bending stiffness)を有するように構成されてもよい。これは、多くの非対称特性、例えば、ヒール部の反対側の端部、例えば、主に補強キャップの後端に配置されることができる支柱(post)または他の剛性の特徴(other stiff features)の結果など、よりも一桁または数桁大きい曲げ剛性(flexural rigidity)や曲げ剛性(bending stiffness)を有するヒール部など、を有することができるインソールのためにキャップを補強することに対して反対する。有利なことに、バランスのとれた剛性または剛性プロファイルを有するヒールキャップ40は、使用中、使用者の足の足底表面の全体に渡って「バランスのとれた感触」になることがある。これはまた、足底筋膜の緊張(strain)を低減し、回外運動のために足の抵抗を低減するのに役立つだろう。加えて、ヒールキャップ40の先端45の形状や剛性は、歩行サイクルの間に親指が背屈することを容易にさせることで、ウィンドラス機構の機能を改善するのを助けてもよい。
図1から図9を続けて参照すると、ヒールキャップ40は、さらに、インソールアセンブリ10が使用のために挿入される靴または他の履物のミッドソールに係合するようにヒールキャップ40の下側起伏面44から突出する、複数の係合要素(engagement features)48を含んでもよい。係合要素48は、ミッドソールに関連するインソールアセンブリ10の動きに抵抗するように構成されるとともに、強化された構造的一体性を少なくとも後部またはヒールキャップ40の後端部47に付与するように構成されてもよい。例として、ヒールキャップ40は、一連の細長い(elongated)隆起部であってミッドソールに係合または「噛む」ためにヒールキャップ40の下側起伏部44から突出する隆起部である係合要素48であって、ヒールキャップ40の後端47を硬くする係合要素48を含んでもよい。いくつかの例では、細長い隆起部または他の係合要素48は、強化された構造的一体性を少なくともヒールキャップ40の後端47に付与するために交差してもよい。細長い隆起部または他の係合要素48は、ヒールキャップ40の下側起伏面44の孤立領域50、例えば、図2および図3に示される大略ダイヤモンド形状領域50など、を形成するように交差してもよい。細長い隆起部または他の係合要素48は、ヒールキャップ40の後端47から先端45に向かって大略斜めに交わるように延びてもよく、ヒールキャップ40の対向する端部45、47の間の中間位置で終結してもよい。いくつかの例では、細長い隆起部または他の係合要素48は、一端から他端に向かって先細ってもよい。細長い隆起部または他の係合要素48は、弓状または曲線であってもよい。有利には、細長い隆起部または他の係合要素48は、ホストシュー(host shoe)または他の履物のミッドソールに埋め込まれてもよく、それらの間の前後および横方向の両方の相対運動に耐える。
図1から図9の例示的な実施形態によれば、特に図9を参照すると、ヒールキャップ40の全体は、インソールベース20のほぼ均一な厚さTまでインソールベース20の下側起伏面24からずれている基準境界R1内に位置してもよい。他の実施形態では、複数の係合要素48を除いて(apart from the plurality of engagement features 48)ヒールキャップ40全体は、インソール20のほぼ均一な厚さTまで下側起伏面24からずれている基準境界R1内に位置してもよい。さらに別の実施形態では、ヒールキャップ40全体(複数の係合要素48を含む)は、インソールベース20の下側起伏面24からインソールベース20の厚さTの1,5倍ずれる基準境界R2内に位置してもよい。従って、係合要素48を伴うそして伴わないヒールキャップ40の形状は、特に流線的、扁平なインソールアセンブリ10を提供するために、ヒールキャップ40とインソールベース20が接触する領域で、インソールベース20の形状を厳密にたどってもよい、および/またはインソールベース20の形状に合致してもよい。
図1から図9に示される例示的な実施形態を含むいくつかの実施形態によれば、交差する隆線又は他の係合要素48を除いて、ヒールキャップ40は、後端47またはそのヒール領域に、例えば、支柱や他のヒール支持、補強特徴などの他の突起を欠いてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ヒールキャップ40の上側起伏面42の後方ヒール部は、使用者のヒールを包むことを支援するために丸みを帯び、かつ窪んでいてもよく、また、ヒールキャップ40の後端47における下側起伏面44の対応するヒール部は、下側起伏面44のヒール部に対応する全体が、同様に丸みを帯び、かつ窪んでいるように、上側起伏面42に似てもよい。繰り返すが、いくつかの例では、ヒールキャップ40の形状は、特に流線的、扁平なインソールアセンブリ10を提供するために、ヒールキャップ40とインソールベース20が接触する領域で、インソールベース20の形状を厳密にたどる、および/またはインソールベース20の形状に合致することが理解されよう。
図1から図9の例示的な実施形態によれば、特に図6を参照すると、少なくともインソールベース20の前足部28は、その外周(periphery)32に沿って延びる傾斜エッジ領域30を含んでもよい。前足部28の外側エッジ34から内側に距離が離れるに従ってインソールベースの厚さがインソールベース20のほぼ均一な厚さTとなるまで増加するように、傾斜エッジ領域30は、インソールベース20の上側起伏面22の頂点に向かって先細ってもよい。いくつかの実施形態では、傾斜エッジ領域は、約15°〜約35°の間の抜き角αを有してもよく、また、約0.25インチと約0.50インチとの間のレグ距離(leg distance)xを有してもよい。有利には、傾斜エッジ領域30は、インソールアセンブリ10が履物のより多様な範囲内に収まることを可能にすることを支援してもよい。加えて、傾斜エッジ領域30は、インソールアセンブリ10の周囲の領域であって、比較的狭くてもよい様々な靴または他の履物内に収まるようにインソールアセンブリ10を修正することを支援するためにトリムすることが比較的容易な領域を提供できる。
図1から図9の例示的な実施形態によれば、特に図3を参照すると、ヒールキャップ40は、インソールベース20が全ての方向においてヒールキャップ40の外周41を越えて延びるように、比較的狭くてもよい。加えて、ヒールキャップ40の両端45,47のほぼ中間(おおよそインソールベース20の後足部26から中足部27までの遷移する場所)に位置するヒールキャップ40の幅W1は、対応する位置でのインソールベース20の幅W2よりも十分に小さくてもよい。例えば、ヒールキャップ40の対向する端部45,47の中間に位置するヒールキャップ40の幅W1は、対応する位置にあるインソールベース20の幅W2よりも少なくとも0.25インチ小さくてもよい。さらに、いくつかの例では、ヒールキャップ40の幅は、ヒールキャップ40の全長に亘って、インソールベース20の対応する幅よりも小さくてもよい。 他の実施形態では、ヒールキャップ40は、少なくとも1つの位置でインソールベース20の内側エッジおよび外側エッジとの間に完全に延びていてもよい。有利なことに、いくつかの実施形態では、インソールベース20は、ヒールキャップ40の全体の外周41の上に突き出て、使用時に使用者の足の足底表面がヒールキャップ40に接触することを遮蔽してもよい。
図1から図9の例示的な実施形態によれば、特に図3を参照すると、インソールベース20の前足部28および中足部27の先端は、後足部26および中足部27の後端に比べて著しく拡大し、丸く膨らんでいてもよい。例えば、いくつかの例において、おおよそインソールベース20の後足部26 から中足部27に遷移する位置のインソールベース20の幅W2、に対するインソールベース20の前足部28の全体の幅W3、の比率は、約1 .35±0.10または約1.35±0.05であってもよい。前足部28は、特にずんぐりしてもよい。例えば、いくつかの例において、インソールアセンブリ10の中心線から最も遠いインソールベース20の側縁上の点からインソールベース20の前縁までの距離D1、に対するインソールベース20の前足部28の全体の幅W3、の比率は、約1.00±0.10または1.00±0.05でもよい。有利には、インソールベース20の比較的狭い後端及びインソールベース20の比較的丸く膨らんでずんぐりした先端は、インソールアセンブリ10が履物の多様な範囲内に収容されることを可能にしてもよい。
図1から図9の例示的な実施形態によれば、特に図2を参照すると、インソールベース20の前足部28の領域および/または中足部27の領域は、その下側起伏部24に形成された一連の窪み36、例えば六角形状のくぼみの配列など、を含んでもよい。窪み36の深さは、前足部28の長さにわたって変化してもよい。例えば、窪み36の深さは、インソールアセンブリ10のつま先端からの距離の増加とともに減少してもよい。窪み36は、審美的な目的のために設けられてもよく、図2に示されるように、その傾斜エッジ領域30から離れて実質的にインソールベース20の前足部28全体を充填してもよい。いくつかの例では、窪み36は、インソールベース20の下側起伏面24の表面粗さを増加させ、インソールベース20と、インソールアセンブリ10が使用との間に入れられた靴または他の履物のミッドソールと、の間の摩擦抵抗を高めてもよい。
図1から図9の例示的な実施形態によれば、特に図1を参照すると、インソールベースは、穿孔38の少なくとも1つのアレイであって、前足部28および/またはその中足部27を完全に通って延びるアレイを含んでもよい。例えば、穿孔38の第1アレイは、前足部28の領域を通って完全に延びてもよく、穿孔の第2アレイは、中足部27の領域を通って完全に延びてもよい。有利なことに、穿孔38は、インソールアセンブリ10の全体的な重量を減らすのを助けることができ、また、インソールアセンブリ10の通気性を高めることができる。穿孔38は、比較的小さな、円筒孔の互い違いの配列として示されているが、穿孔38は、サイズ、形状および配置が大きく変化し得ることが理解されよう。特定の具体的な詳細は、図1から図9に示される一つの例示的な実施形態を参照して示され、説明されるが、当業者であれば、他の実施形態がこれらの特定の詳細の一つ以上がなくても実施できることを認識するであろう。例えば、インソールアセンブリの一つ以上の実施形態は、傾斜エッジ領域30及び/又は図1から図9の実施例に示される穿孔38の一つ以上の配列を欠いてもよい。また、本明細書に記載の様々な実施形態の態様および特徴は、さらなる実施形態を提供するために組み合わせることができる。
出願データシートに本明細書で参照および/または記載されている米国特許、米国特許出願公開、米国特許出願、外国特許、外国特許出願および非特許刊行物の全ては、その全体が参照により本明細書に組み込まれるとともに、組み込まれるものとして2013年6月14日に出願された米国仮特許出願番号61/835442を含み、それらから本出願の特許請求の範囲は35 USC§119 (e)の下で利益を得る。必要であれば、実施形態の態様は、さらに実施形態を提供するために、様々な特許、出願および刊行物の概念を使用して修正できる。
これらおよび他の変更は、上記詳細な説明に照らして実施形態に対して行うことができる。一般的には、以下の特許請求の範囲において、使用される用語は、明細書に開示される特定の実施形態に対して特許請求の範囲を限定するように解釈されるべきではなく、そのような請求項が権利を有する均等物の全範囲と共にすべての可能な実施形態を含むと解釈されるべきである。

Claims (28)

  1. フットサポートを提供するために履物の一つに挿入されるインソールアセンブリであって、
    足の足底表面と係合するための上側起伏面、および前記上側起伏面と反対側の下側起伏面を有するとともに、ヒール部と、前足部と、前記ヒール部および前記前足部の間の中足部と、を含む可撓性フルレングスインソールベースと、
    上側起伏面、および前記上側起伏面と反対側の下側起伏面であって、薄肉シェル構造を規定するために前記上側起伏面と大略同じ起伏を有する下側起伏面を有する剛性ヒールキャップであって、前記剛性ヒールキャップは、少なくともその前記ヒール部の下にありそこへサポートを提供する前記可撓性フルレングスインソールベースの前記下側起伏面、に接触する前記剛性ヒールキャップの前記上側起伏面によって前記可撓性フルレングスインソールベースに接合され、前記剛性ヒールキャップは、その前記下側起伏面から突出し前記履物の前記一つのミッドソールに使用時に係合するとともに、前記ミッドソールに呼応する前記インソールアセンブリの動きに抵抗する複数の係合要素を含む剛性ヒールキャップと、
    を備えるインソールアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの前記上側起伏面は、前記剛性ヒールキャップおよび前記可撓性フルレングスインソールベースが共に密接に重なるように、前記可撓性フルレングスインソールベースの前記ヒール部の前記下側起伏面と大略同じ起伏である起伏を有するインソールアセンブリ。
  3. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの前記上側及び前記下側起伏面の間に規定される前記薄肉シェル構造の厚さは、前記剛性ヒールキャップの全体を通して大略均一であるインソールアセンブリ。
  4. 請求項3に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの前記上側及び前記下側起伏面の間に規定される前記薄肉シェル構造の前記厚さは、前記剛性ヒールキャップのヒール端から離れる距離の増加に伴ってわずかに狭くなるインソールアセンブリ。
  5. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップ全体は、前記可撓性フルレングスインソールベースの前記下側起伏面から、前記可撓性フルレングスインソールベースの厚みだけずれた基準境界内に位置するインソールアセンブリ。
  6. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記複数の係合要素を除き、前記剛性のヒールキャップ全体は、前記可撓性フルレングスインソールベースの前記下側起伏面から、前記可撓性フルレングスインソールベースの厚みだけずれた基準境界内に位置するインソールアセンブリ。
  7. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの前記下側起伏面から突出する前記複数の係合要素は、強化された構造的一体性を前記ヒールキャップの少なくとも後部に付与するために交差する一連の細長い隆起部であるインソールアセンブリ。
  8. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの前記下側起伏面から突出する前記複数の係合要素は、一連の交差する隆起部であるインソールアセンブリ。
  9. 請求項8に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記一連の交差する隆起部は、前記剛性ヒールキャップの前記下側起伏面の孤立領域を形成するように交差するインソールアセンブリ。
  10. 請求項8に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記一連の交差する隆起部を除き、前記剛性ヒールキャップは、そのヒール領域にその他の突起を欠くインソールアセンブリ。
  11. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの前記上側起伏面の後方ヒール部は、使用者のヒールを包むために丸みを帯び、かつ窪んでおり、前記剛性ヒールキャップの前記下側起伏面の対応するヒール部は、前記上側起伏面に似ており、前記対応するヒール部の全体は、同様に丸みを帯び、かつ窪んでいるインソールアセンブリ。
  12. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記可撓性フルレングスインソールベースの前記前足部は、その外周に沿って延びる傾斜エッジ領域を含むインソールアセンブリ。
  13. 請求項12に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記傾斜エッジ領域は、前記前足部の外縁から内側へ距離が離れるとともに前記可撓性フルレングスインソールベースの厚さが増加するように、前記可撓性フルレングスインソールベースの前記上側起伏面の頂点に向かって先細るインソールアセンブリ。
  14. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記可撓性フルレングスインソールベースは、弾性的に圧縮可能な発泡材を含み、前記剛性ヒールキャップは、炭素繊維強化ポリマー材を含むインソールアセンブリ。
  15. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記可撓性フルレングスインソールベースは、前記剛性ヒールキャップの外周を越えて全方向に延びるインソールアセンブリ。
  16. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの対向する端部の間の中間の位置での前記剛性ヒールキャップの幅は、対応する位置における前記可撓性フルレングスインソールベースの幅より実質的に小さいインソールアセンブリ。
  17. 請求項16に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの対向する端部の間の中間の前記位置での前記剛性ヒールキャップの前記幅は、対応する前記位置での前記可撓性フルレングスインソールベースの前記幅より少なくとも0.25インチ小さいインソールアセンブリ。
  18. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記剛性ヒールキャップの全長に沿って前記剛性ヒールキャップの幅は、前記可撓性フルレングスインソールベースの対応する幅より小さいインソールアセンブリ。
  19. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記可撓性フルレングスインソールベースの前記前足部は、その前記下側起伏面に形成される一連の窪みを含むインソールアセンブリ。
  20. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記可撓性フルレングスインソールベースは、その前記前足部と前記中足部の少なくとも一方を完全に通過して延びる穿孔のアレイを含むインソールアセンブリ。
  21. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記可撓性フルレングスインソールベースは、前記前足部の領域を完全に通過して延びる円形の孔の第1アレイと、前記中足部の領域を完全に通過して延びる円形の孔の第2アレイと、を含むインソールアセンブリ。
  22. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記インソールベースの前記後足部から前記中足部に遷移するあたりの位置での前記インソールベースの幅、に対する前記インソールベースの前記前足部の全体の幅、の比率は、1 .35±0.10であるインソールアセンブリ。
  23. 請求項1に記載のインソールアセンブリにおいて、
    前記インソールアセンブリの中心線から最も遠い前記インソールベースの側縁上の点から前記インソールベースの前縁までの距離、に対する前記インソールベースの前記前足部の全体の幅、の比率は、1.00±0.10であるインソールアセンブリ。
  24. 使用者にフットサポートを提供するために履物に挿入される一組のインソールアセンブリであって、
    足の足底表面と係合するための上側起伏面、および前記上側起伏面と反対側の下側起伏面を有するとともに、使用者の足のヒールに係合しヒールをサポートするためのヒール部と、前記使用者の足の前足をサポートするための前足部と、それらの間の中足部と、を含むフルレングス弾性圧縮発泡インソールベースと、
    剛性炭素繊維強化ポリマーヒールキャップであって、上側起伏面、および前記上側起伏面と反対側にあり薄肉シェル構造を規定するために前記上側起伏面の起伏に似る下側起伏面を有し、前記ヒールキャップは、前記ヒール部の下にありそこへサポートを付与する前記インソールベースの前記下側起伏面、に接触する前記ヒールキャップの前記上側起伏面によって前記インソールベースに接合され、前記ヒールキャップは、その前記下側起伏面から突出し前記履物のミッドソールに使用時に係合するとともに、前記ミッドソールに呼応する前記インソールアセンブリの動きに抵抗する複数の係合要素を含む剛性炭素繊維強化ポリマーヒールキャップと、
    を備える一組のインソールアセンブリ。
  25. 請求項24に記載の一組のインソールアセンブリにおいて、
    前記各インソールアセンブリにおいて、前記ヒールキャップの前記上側及び前記下側起伏面の間に規定される前記薄肉シェル構造の厚さは、前記ヒールキャップの全体を通して大略均一である一組のインソールアセンブリ。
  26. 請求項24に記載の一組のインソールアセンブリにおいて、
    前記各インソールアセンブリにおいて、前記ヒールキャップ全体は、前記インソールベースの前記下側起伏面から、前記インソールベースの厚みだけずれた基準境界内に位置する一組のインソールアセンブリ。
  27. 請求項24に記載の一組のインソールアセンブリにおいて、
    前記各インソールアセンブリにおいて、前記複数の係合要素を除き前記ヒールキャップ全体は、前記インソールベースの前記下側起伏面から、前記インソールベースの厚みだけずれた基準境界内に位置する一組のインソールアセンブリ。
  28. 請求項24に記載の一組のインソールアセンブリにおいて、
    前記各インソールアセンブリにおいて、前記ヒールキャップの前記上側起伏面の後方ヒール部は、使用者のヒールを包むために丸みを帯び、かつ窪んでおり、前記ヒールキャップの前記下側起伏面の対応するヒール部は、前記上側起伏面に似ており、前記対応するヒール部の全体は、同様に丸みを帯び、かつ窪んでいる一組のインソールアセンブリ。
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