JP2016518956A - 表面処理設備を運転する方法 - Google Patents

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Abstract

表面処理設備(12)を運転する方法において、1つ又は複数の塗装ブース(10)内で生じるオーバースプレイが空気流によって吸収されて、1つ又は複数の使い捨て分離ユニット(44)へ案内され、前記分離ユニット内でオーバースプレイが分離され、かつ前記分離ユニットが、それぞれオーバースプレイによる限界チャージに達した後に、チャージされた使い捨て分離ユニット(64)として、空の使い捨て分離ユニット(44)と交換される。チャージされた使い捨て分離ユニット(64)から、後の使用を可能にする、再生材料(100;102)が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、表面処理設備を運転する方法に関するものであって、1つまたは複数の塗装ブース内で生じるオーバースプレイが空気流によって吸収されて、1つまたは複数の使い捨て分離ユニットへ案内され、その中でオーバースプレイが分離され、かつその分離ユニットがそれぞれオーバースプレイの限界チャージに達した後に、チャージ済みの使い捨て分離ユニットとして空の使い捨て分離ユニットに交換される、ものに関する。
対象上に塗料を手動又は自動で塗布する場合に、一般に固体及び/又は結合剤も、溶剤も含む塗料の部分流は、対象上に塗布されない。
この部分流は、専門分野では「オーバースプレイ」と称される。
さらに、オーバースプレイ、オーバースプレイ粒子又はオーバースプレイ固体の概念は、常に、エマルジョン又は懸濁液あるいは組合せのような、分散系の主旨で理解される。
オーバースプレイは、塗装キャビン内の空気流によって捕捉されて、分離へ供給されるので、空気は、場合によっては適切なコンディショニングの後に、再び塗装ブースへ戻すことができる。
特に、たとえば車輌ボディを塗装する設備におけるように、比較的塗料消費の多い設備においては、既知のように、湿式分離システムが使用されるか、あるいは静電作動する乾燥分離器が使用される。
既知の湿式分離器においては、必要な極めて大量の水を循環させるために比較的多くのエネルギが必要とされる。
洗浄水の再生は、塗料に結合し、かつ接着を剥がす薬剤の大量の使用によって、かつ塗料泥廃棄によって、コストがかかる。
さらに、空気は、洗浄水と集中的に接触することによって、極めて多くの水分を吸収し、それが循環空気運転において、ここでも結果として、空気再生のための高いエネルギ使用をもたらす。
静電作動する乾燥分離器においては、塗料オーバースプレイを連続的に分離表面から除去しなければならず、それは、大体において構造的に極めて煩雑な措置と結びついており、それに応じて不具合が生じやすい。
さらに、この種の分離器におけるエネルギ消費は、比較的高い。
静電作動することもできる、普及している固定の湿式及び乾式分離システムに代わるものとして、交換可能な使い捨て分離ユニットを有するシステムも使用され、それはオーバースプレイの限界チャージに達した後に未チャージのフィルタモジュールと交換されて、廃棄され、あるいは場合によってはリサイクルされる。
この種の分離ユニットの再生及び/又は廃棄は、エネルゲティックであって、必要なリソースに関しても、湿式分離器または静電作動する分離装置における消費よりもなじみやすい。
通常、保存され、チャージされた使い捨て分離ユニットは、直接破砕されて、その後、それぞれ収容されたオーバースプレイの種類に従って、ごみ処理場で廃棄されるか、あるいは燃焼設備内で燃焼される。
本発明の課題は、チャージされた分離ユニットの活用プロセスを改良することである。
この課題は、冒頭で挙げた種類の方法において、チャージされた使い捨て分離ユニットから再生材料が形成され、その再生材料が後の使用を可能にすることによって、解決される。
活用というのは、ここでは、一方で、たとえばエネルギを回収できる燃焼のように、利用することであり、あるいは再生すべき他の材料のための添加材料としての使用であって、他方ではごみ処理場廃棄でもある。
本発明は、エネルゲティックな視点から、かつリソースになじみやすいことに関して、チャージされた分離ユニットをまず処理し、それから改質された再生材料を形成し、その再生材料がその後保管され、あるいは有価材料使用に供給されると有意義である、という認識に基づいている。
この種の再生材料は、たとえば未処理のチャージされた分離ユニットに比較して、処理ステップが必要であるにもかかわらずエネルギ収支が改良されるような、高い発熱量を有することができる。
その場合に、再生材料が再生設備内で形成され、その再生設備が表面処理設備に併設されていると、好ましい場合がある。
それによって、特に短い移送距離が可能となり、かつ再生は、表面処理設備の経営者によって行うことができる。
代替的に、再生材料が再生設備内で形成され、その再生設備が表面処理設備から分離されていると、好ましい場合もある。
この場合においては、再生設備は、表面処理設備の経営者によって再生を委託された第三者によって運転することができる。
しばしば、表面処理設備は複数の塗装ブースを有し、その中で様々な種類のオーバースプレイが生じる。
車輌ボディは、たとえば、種々の塗装ブース内でプライマー、ベース塗料及びカバー塗料によってコーティングされる。
この場合において、代替的に、
a)チャージされた使い捨て分離ユニットが、どの種類のオーバースプレイでチャージされているかに関係なく、再生設備内で共通に再生され;
あるいは、
b)それぞれ同じ1つの、あるいは等しい種類の塗装ブースに由来する、チャージされたフィルタモジュールが共通に再生されるので、共通に再生されたフィルタモジュールが等しい種類のオーバースプレイによってチャージされており、かつ、オーバースプレイの種類に関して純粋な種類の再生材料が得られる、
ことが、好ましいことが考えられる。
それぞれのやり方は、オーバースプレイの種類に従って、あるいはまた使い捨て分離ユニットの種類と材料特性に従って、選択される。
上のステップb)に従って再生が実施される場合に、種々の純粋な種類の再生生成物が、混合された再生材料にまとめられると、好ましい場合がある。
その場合に、この混合された再生生成物は、再び保管するか、あるいは有価材料活用へ供給することができる。
再生材料が熱的な活用へ供給されると、特に効果的である。好ましくは、熱的な活用は、燃焼設備内の燃焼によって行われる。
方法効率に関して、燃焼設備が表面処理設備に併設されていると、効果的である。
特にこの場合において、熱的な活用において獲得されるエネルギを、表面処理設備及び/又は再生設備を運転するために利用することができる。
チャージされた使い捨て分離ユニットから再生材料を形成する場合に、好ましくは以下のステップの1つ又は複数が実施される:
a)チャージされた分離ユニットを乾燥させ;
b)チャージされた分離ユニットをフィルタ部分又はフィルタパケットに大まかに破砕し、あるいは細かくし;
c)チャージされた分離ユニット又はフィルタ部分又はフィルタパケットを、粗シュレッダー材料又は微細シュレッダー材料に粉砕し;
d)上のステップa)、b)又はc)の1つ又は複数において、添加物を混合する。
これらのステップは、単独で、あるいは互いに組み合わせて実施することができ、その場合に順序も変更することができる。
混合又は添加については、以下でさらに詳細に説明する。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1の実施例に基づくオーバースプレイ用の分離装置を有する塗装キャビンの正面図であって、オーバースプレイをチャージされたキャビン空気が使い捨てフィルタモジュールへ案内される。 フィルタモジュールの使用とチャージされたフィルタモジュールのための種々の活用ルートを示す、概観図式である。 再生設備内の、活用を支援する種々の処理ステーションを図式的に示しており、それら処理ステーション内でチャージされたフィルタモジュールを処理することができる。
図1には、表面処理設備12の塗装ブース全体が、符号10で示されており、その中で対象14を塗装することができる。
塗装すべき対象14の例について、車輌ボディ14aが示されている。
この車輌ボディがこの種の塗装ブース10へ達する前に、前処理ステーション16内で、たとえば清掃されて脱脂され、その前処理ステーションのうちの1つが、図2に図式的に示されている。
その後、車輌ボディ14aは、互いに連続するコーティングステーション18、20及び22内で、それ自体知られているようにして、プライマー、ベース塗料及びカバー塗料を設けられる。
そのために、各コーティングステーション18、20、22内に塗装ブース10が配置されており、その中でそれぞれのコーティング材料が車輌ボディ14a上に塗布される。
様々な処理ステーション18、20、22の各処理キャビン10内に、様々な種類のオーバースプレイが生じ、すなわち一般的に言えば、表面処理設備12は複数の塗装ブース10を有しており、その中で様々な種類のオーバースプレイが生じる。
塗装ブース10は、上に配置されている、天井26を備えたコーティングトンネル24を有しており、その天井は、通常、フィルタ天井30を備えた空気供給室28の下方の境界として形成されている。
車輌ボディ14aは、コーティングトンネル24内に収容された、それ自体知られた移送システム32によって、コーティングトンネル24の入口側からその出口側へ移送される。
コーティングトンネル24の内部に、同様にそれ自体知られているように、多軸のアプリケーションロボット36の形式の塗装装置34が配置されている。
アプリケーションロボット36を用いて、車輌ボディ14aを適切な材料によってコーティングすることができる。
コーティングトンネル24は、下方へ向かって、歩くことのできる格子38を介してその下方に位置する設備領域40へ向かって開放しており、その設備領域内で、キャビン空気によって運ばれたオーバースプレイ粒子がキャビン空気から分離される。
コーティングプロセスの間に空気供給室28から空気が、下方へ向かってコーティングトンネル24を通って設備領域40へ流れ、その場合に空気は、コーティングトンネル24内に存在する塗料オーバースプレイを吸収して、一緒に運ぶ。
オーバースプレイをチャージされたこの空気は、空気案内装置42によって複数の使い捨て分離ユニット44へ案内され、それら使い捨て分離ユニットは、本実施例においては、使い捨てフィルタモジュール46の形式で形成されている。
以下、フィルタモジュールを参照し、そのフィルタモジュールの形態は、意味にしたがって使い捨て分離ユニット44にも、それが、記載されるフィルタモジュール46とは異なるように形成できる場合でも、同様に一般的に当てはまる。
各フィルタモジュール46は、それ自体知られたやり方で、たとえば分離フィルタとして、あるいは慣性フィルタとして、あるいはまたそれらの組合せとして、形成することができる。
各フィルタモジュール46は、作動中に、流れ技術的かつ取り外し可能に空気案内装置42と接続されている。
キャビン空気は、フィルタモジュール46内でフィルタユニット48を貫流し、そのフィルタユニットにおいて塗料オーバースプレイが分離される。
フィルタユニット48は、図2に斜視図で示されるフィルタモジュール46においてのみ、認識される。
全体として、各使い捨て分離ユニット44は、交換可能な構成要素として形成されている。
オーバースプレイ粒子を充分に除去されたキャビン空気が、フィルタモジュール46から中間通路50内へ流入して、その中間通路を介して集合流れ通路52内へ達する。
キャビン空気は、集合流れ通路52を介してさらなる再生とコンディショニングへ供給されて、それに続いてここにはそれとして示されていない循環内で再び空気供給室28内へ案内されて、そこから再びコーティングチャネル24内へ上から流入する。
キャビン空気が、存在しているフィルタモジュール46によってまだ充分にオーバースプレイ粒子を除去されていない場合に、フィルタモジュール46の後段にさらに他のフィルタ段を設けることができ、それにキャビン空気が供給され、かつその中にたとえば、それ自体知られているように、フリースフィルタ又は静電作動する分離フィルタも使用される。
場合によっては、1つ又は複数のこの種の他のフィルタ段を、フィルタモジュール46内に内蔵することもできる。
フィルタモジュール46は、その作動位置において秤54上に据えられており、ロック装置56によってその作動位置にロックされている。
この実施例において、フィルタモジュール46は、流れ技術的に空気案内装置42と接続されており、あるいは、水平方向に移動されることによって、その空気案内装置から取り外すことができる。
しかし、一般的に、結合及び分離運動は、コンポーネントの協働に依存している。
各フィルタモジュール46は、最大量の塗料を収容するため、すなわちオーバースプレイの限界チャージのために、形成されており、その限界チャージはフィルタモジュール46の構造とフィルタモジュールのために使用される材料とに依存している。
すでに収容されている塗料量は、秤54を介して監視することができる。
代替的に、限界チャージは、差圧を定めることによって求めることができる。
それぞれフィルタモジュール46のチャージが大きくなるほど、フィルタモジュール46によって構築される空気抵抗がそれだけ大きくなる。
フィルタモジュール46がその最大の収容容量に達した場合に、ロック装置56が解除されて、フルチャージされたフィルタモジュール46が塗装ブース10の下方の設備領域40から引き出される。
これは、たとえばリフトカー58によって行われ、そのリフトカーは、作業者によって操作される。
そのために、フィルタモジュール46の底領域の幾何学配置と寸法は、標準化された支持構造として、かつたとえばいわゆるユーロパレットの設定に従って、形成することができる。
前もって、交換すべきフィルタモジュール46と空気案内装置42との流れ接続が、そのものとして図示されていない阻止スライダによって閉鎖される。
その後、空のフィルタモジュール46が作動位置へ移動されて、その作動位置においてそのフィルタモジュールが流れ密に空気案内装置42と接続され、それに続いてロック装置54が再びロックされる。
空気案内装置42の阻止スライダが、再び開放位置へ移動されるので、新しく位置決めされたフィルタモジュール46がキャビン空気によって貫流される。
使い捨てフィルタモジュール46は、全体として、フィルタユニット48を含めて、水分に強いリサイクル材料から形成することができる。
一般的に言えば、フィルタモジュール46の1つのコンポーネント、複数のコンポーネントあるいはすべてのコンポーネントは、水分に強いリサイクル材料から形成することができる。
そのために、たとえば、場合によっては処理された紙材料と厚紙材料、波形カートン、段ボール、ハニカム構造を有するカートン又は包装カートンのような、セルロース材料、あるいはまた、たとえばMDF材料のような、他の材料も考えられる。
フィルタモジュール46の底領域は、別に、木材からなるユーロパレットによって形成することもできる。
特にポリエチレン又はポリプロピレンのような、プラスチックも考えられる。
その場合に、フィルタモジュール46自体は、モジュラー組立部品として個別部品に分解して、表面処理設備12の現場で組み立てることができる。
たとえば、フィルタモジュール46は、折り畳んだ構造から展開できるように、考えることもできる。
フィルタモジュール組立部品が有する体積は、展開され、あるいは組み立てられた使い捨てフィルタモジュール46の体積よりも、ずっと小さくすることができる。
図2では、これが、フィルタモジュール組立部品62を用いて示されている。
以下、図2を参照し、図2はフィルタモジュール組立部品62もしくはフィルタモジュール46の使用と、チャージされた分離ユニットもしくはフィルタモジュールの種々の活用ルートを示しており、そこではこれらは参照符号64を有している。
そこではシーケンスが、フィルタモジュール46の使用段階66と、チャージされたフィルタモジュール64の活用段階68に分解されており、それらが図2において破線で互いに分離して示されている。
使用段階66において、フィルタモジュール組立部品62又はすでに使用可能なフィルタモジュール46は、選択的に表面処理装置12へ、もしくはフィルタモジュール46が使用されるべき塗装ブース10へ移動させることができる。
フィルタモジュール組立部品62の場合においては、そこから現場でフィルタモジュール46が形成されて、その後、上で説明したやり方で、コーティングステーション18、20及び22の塗装ブース10内で使用される。
限界チャージに達した後に得られて、それぞれの塗装ブース10から取り出された、チャージされたフィルタモジュール64が、その後活用段階68において使用され、そのために種々のルートが可能である。
チャージされたフィルタモジュール64は、それがどの処理キャビン10に由来するかに従って、異なる種類のオーバースプレイがチャージされている。
図2には、全部で、たとえば6つの活用ルートI、II、III、IV、V及びVIが示されており、その場合に同種の矢印は、それぞれ1つの活用ルートに対応づけられている。
各活用ルートIからVI上で、チャージされたフィルタモジュール64は、再生設備70内で再生処理されて、後の使用を可能にする再生材料が形成される。
したがってこれを、まず、図3を用いて説明するが、図は、例としての再生ステーションを有する再生設備70を示している。
乾燥ステーション72内で、チャージされたフィルタモジュール64が乾燥される。
その場合に乾燥とは、それが溶剤を除去することであろうと、コーティング物質を架橋化することであろうと、収容されたオーバースプレイを硬化することができる、すべてのプロセスを意味する。
そのために、オーバースプレイは、たとえば電磁ビーム74によってゲル化し、あるいは送風機76を用いて温風により温度調節することができる。
破砕ステーション78内で、フィルタモジュール64が大まかに破砕され、あるいは細かくされる。これは、たとえば切断装置80によって行うことができ、その中で個々のフィルタモジュール64が、より細かいフィルタ部分82に破砕される。
代替的にフィルタモジュール64は、プレス装置84内でより小さいフィルタパケット86に圧縮することができる。
フィルタモジュール64又はフィルタ部分82あるいはフィルタパケット86は、シュレッダーステーション88内で粗シュレッダー装置90によって大まかなシュレッダー材料92に、そして場合によっては微細シュレッダー装置94によって微細シュレッダー材料96に処理することができる。
その場合に、シュレッダー材料92又は96の稠度、あるいはその特性、特にその発熱量を変化させ、かつ調節するために、それぞれ添加物を混合することができる。これは、それぞれコンベアベルト98によって示唆されている。すなわち、結合材としても、発熱量を高めるためにも、ミール、粉末あるいはほこりの形式の石及び木材料を添加することができる。
また、フィルタモジュール64の材料は、ペースト又は液体のための、担体材料として利用することができ、それらは他の場所で廃棄物として生じ、廃棄または燃焼すべきであり、かつその稠度、ペースト状または液状に基づいてそれ以上の処理が困難なものである。
説明した処理ステーション72、78、88は、単なる例であって、そのものとして説明していない再生処理をも表し、フィルタモジュール64及びそれに収容されたオーバースプレイに応じてそれらのうちのすべて、あるいは幾つかだけ、あるいは1つだけを通過することもできる。
再生設備70を用いて再生材料100が得られ、その再生材料は、チャージされたフィルタモジュール64の形式の初期材料に比べて異なる物理的特性を有することができる。
たとえば、処理によって体積、密度、構造、稠度及び/又は湿度などを変化させ、かつ場合によっては所望に調節することができる。
再生材料100の化学的特性も、チャージされたフィルタモジュール64に比較して変化させることができる。特に、ここでは、可燃性、発火点、pH値、粘着力及び同種のもののような、特性が挙げられる。
再生材料100を形成する場合に、再生材料100が保管可能であるように、留意することもできるので、再生材料100は、再生設備70の後で、まず中間貯蔵して、場合によっては集めることができる。
たとえば、得られた再生材料100は、ごみ処理場廃棄あるいは熱的な活用できるように設計することができる。材料のごみ処理場廃棄は、図3においては、文字Aで示されるごみ処理場によって表されており、それに対して燃焼設備Bは、熱的な活用を示している。
また、再生設備70による個別成分の分離と隔離も考えられるので、チャージされたフィルタモジュール64の適切な成分をリサイクルし、材料循環へ供給することができる。
この場合において、残留する、再使用又はそれ以上使用できない成分は、保管され、あるいは熱的に活用される。
図3に示す第1の活用ルートIにおいて、チャージされたフィルタモジュール64は、どの種類のオーバースプレイがチャージされているかに関係なく、再生設備70内で共通に処理される。
したがって、チャージされたフィルタモジュール64がどのコーティングステーション18、20、22に由来するかは、重要ではない。
再生設備70は、この活用ルートIにおいて表面処理設備12に併設されており、その場合に好ましくは表面処理設備12の経営者によって運転されるので、フィルタモジュール64の使用とチャージされたフィルタモジュール64の再生は、掌握されている。
燃焼設備Bも、同一の経営者によって運営することができるので、獲得した熱エネルギは、表面処理設備12を運転するため、かつ/または再生設備70を運転するため、かつそこで、個々のあるいは全ての実施される再生ステップを実施するために利用することができる。
それに対して、代替的な活用ルートIIにおいては、チャージされたフィルタモジュール64は、再生のために運び出されて、表面処理設備70から分離された再生設備70内の他の活用ルートIII内で共通に再生される。場合によっては、この分離された再生設備は、外部経営者によって運転される。
そこで得られた再生材料100は、再び保管するか、熱的に活用することができる。その場合に、熱的な活用は、ここでも、表面処理設備の経営者に属する、燃焼設備B内で行うことができる。
活用ルートIIIの他に、オーバースプレイの種類に関して純粋な種類の再生が、活用ルートIV内で可能である。
これは、分離された再生設備70内で、それぞれ同じ1つの、あるいは同種の塗装ブース10に由来する、チャージされたフィルタモジュール64が共通に再生されるので、フィルタモジュール64が同種のオーバースプレイによってチャージされていることを、意味している。
これが、活用ルートIV内で3つの再生設備70によって表されており、それらは、プライマーオーバースプレイ、ベース塗料オーバースプレイもしくはカバー塗料オーバースプレイによってチャージされた、そのときどきのチャージされたフィルタモジュール64の再生を象徴している。
このように純粋な種類で得られた各再生生成物100は、その後、再び選択的にごみ処理場Aで廃棄するか、あるいは燃焼設備B内で熱的に活用することができ、その場合に後者は、ここでも表面処理設備12に対応づけることができる。
チャージされたフィルタモジュール64のこの種の純粋な種類の再生は、活用ルートV内で代替的に表面処理設備12の経営者によって実施することができ、それがここでもそれぞれ別に示される再生設備70によって表されている。
ここでは、再生設備70は、再び表面処理設備12に併設されている。
それぞれこのように表面処理設備12の経営者によって純粋な種類で得られた再生生成物100は、その後新たに選択的にごみ処理場Aで廃棄するか、あるいは燃焼設備B内で熱的に活用することができ、その場合に後者は、ここでも同様に、獲得したエネルギを自己の設備内で利用するために、表面処理設備12の経営者によって案内することができる。
場合によっては、純粋な種類で得られた再生生成物100は、混合された再生材料102にまとめて案内して、その種のものとして共通にごみ処理場Aに廃棄し、あるいは燃焼設備B内で熱的な活用へ供給することができる。
純粋な種類で得られた再生生成物100をまとめて案内することは、活用ルートIVにおいても行うことができるが、それは再度そのものとして示されていない。
全体として、再生及び再使用ストラテジーによって、エネルギ及び資源をだいじにする材料活用を行うことができる。
再生材料100を保管する場合においても、他の材料を一緒に再生することができ、それらはより容易に、かつ環境を大切にして廃棄することができる。

Claims (10)

  1. 表面処理設備(12)を運転する方法であって、
    1つ又は複数の塗装ブース(10)内で生じるオーバースプレイが空気流によって吸収されて、1つ又は複数の使い捨て分離ユニット(44)へ案内され、前記分離ユニット内でオーバースプレイが分離され、かつ
    前記分離ユニットが、それぞれオーバースプレイによる限界チャージに達した後に、チャージされた使い捨て分離ユニット(64)として、空の使い捨て分離ユニット(44)と交換される、
    ものにおいて、
    チャージされた使い捨て分離ユニット(64)から、後利用を可能にする、再生材料(100;102)が形成される、
    ことを特徴とする表面処理設備を運転する方法。
  2. 再生材料(100)が、表面処理設備(12)に併設されている、再生設備(70)内で形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 再生材料(100)が、表面処理設備(12)から分離されている、再生設備(70)内で形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 表面処理設備(12)が複数の塗装ブース(10)を有し、前記塗装ブース内で様々な種類のオーバースプレイが生じ、かつ
    a)チャージされた使い捨て分離ユニット(64)が、どの種類のオーバースプレイによってチャージされているかに関係なく、再生設備内で共通に再生され;
    あるいは
    b)それぞれ同じ1つの、あるいは種類の等しい塗装ブース(10)に由来する、チャージされたフィルタモジュール(64)が共通に再生されるので、共通に再生されたフィルタモジュール(64)が同じ種類のオーバースプレイによってチャージされており、かつオーバースプレイの種類に関して純粋な種類の再生材料(100)が得られる、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  5. 再生が、上記ステップ(b)に従って実施され、かつ種々の純粋な種類の再生生成物(100)が、混合された再生材料(102)にまとめられる、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 再生材料(100;102)が、熱的な活用に供給される、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 熱的な活用が、燃焼設備(B)内の燃焼によって行われる、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 燃焼設備(B)が、表面処理設備(12)に併設されている、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 熱的な活用において獲得されるエネルギが、表面処理設備(12)及び/又は再生設備(70)を運転するために利用される、ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. チャージされた使い捨て分離ユニット(64)から再生材料(100)を形成する場合に、
    a)チャージされた分離ユニット(64)を乾燥させるステップ;
    b)チャージされた分離ユニット(64)をフィルタ部分(82)又はフィルタパケット(86)に、大まかに破砕、あるいは細かくするステップ;
    c)チャージされた分離ユニット(64)又はフィルタ部分(82)又はフィルタパケット(86)を、粗シュレッダー材料(92)又は微細シュレッダー材料(96)に粉砕するステップ;
    d)上のステップa)、b)、c)の1つまたは複数において、添加物を混合するステップ;
    の1つまたは複数が実施される、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
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