JP2016518847A - 移動式の進入遮蔽板を有するローラー装置 - Google Patents

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Abstract

平坦に引き延ばされ、連続的に搬送される生地バンド(1)の形成の為の装置であって、第一の回転軸(3)を中心として回転式に駆動される第一のローラー(2)を有し、第二の回転軸(5)を中心として回転式に駆動される第二のローラー(4)を有し、その際、第一の第一のローラー(2)の回転方向(6)が、第二のローラー(4)の回転方向(7)に対して反対方向であり、そしてその際、第一のローラー(2)と第二のローラー(4)が、生地バンド(1)を通過させおよび引き延ばすためのローラー間隙(8)を有しており、第一のローラー(2)と同軸に配置され、およびローラー間隙(8)の側方シールするための第一のローラー(2)から半径方向に突き出している遮断リング(9)を有し、およびローラー間隙(8)の進入領域(11)内への生地バンド(1)の供給の為の搬送装置(10)を有し、その際、移動式の進入遮蔽板(12)が設けられており、この進入遮蔽板が、移動装置(13)を介して機械フレーム(24)と接続されており、その際、移動装置(13)を介して進入遮蔽板(12)が、進入遮蔽板(12)がローラー間隙(8)の進入領域(11)を側方からシールする稼動位置から、進入遮蔽板(12)がローラー間隙(8)より引き離されて配置されているメンテナンス位置へと移動可能であり、そしてその際、チャック装置(14)が設けられており、このチャック装置を介して進入遮蔽板(12)が稼動位置において第二のローラー(4)へと押さえ付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、平坦に引き延ばされ、連続的に搬送される生地バンドの形成の為の装置に関する。該装置は、第一の回転軸を中心として回転的に駆動される第一のローラーを有し、第二の回転軸を中心として回転的に駆動される第二のローラーを有し、その際、第一のローラーの回転方向は、第二のローラーの回転方向と反対方向であり、そしてその際、第一のローラーと第二のローラーの間に、生地バンドを通過させ及び引き延ばすためのローラー間隙が設けられており、第一のローラーと同軸に配置され、およびローラー間隙の側方のシールの為に第一のローラーから半径方向に突き出している遮断リングを有し、およびローラー間隙の進入領域に生地バンドを供給するための搬送装置を有する。本発明は更に、発明に係るローラー装置の為の進入遮蔽板に関する。該進入遮蔽板は、好ましくは移動装置を介して移動可能である。
平坦に引き延ばされ、連続的に搬送される生地バンドの形成の為の装置は、既知であり、そして様々な実施形で公開されている。
例えば、専門用語でデュオマット(Duomat)と称される引延し装置が知られている。その際、上側ローラー及び下側ローラーは、それぞれ回転式かつ駆動されて側方を機械フレームに支承されている。両方のローラーの間には、生地バンドを通過させるためのローラー間隙が空けられている。供給される生地バンドは、ローラー間隙の高さよりも、より大きな厚さを有している。これによって生地バンドが引き延ばされる。引き伸ばしの際に、生地バンドは薄くなる。この結果、ローラー対の後で生地バンドの速度は上昇し、場合によっては幅が広がる、つまりバンドの側方の幅が広がる。ローラー幅を最適に利用するために、進入する生地バンドは、ローラーの側方の縁部の近傍まで案内される。生地バンドの側方拡大(膨張)のためのスペースは、よって存在しない。
この背景から、引延しの際の生地バンドの側方拡大を防止するために、ローラー間隙が側方でシールされているローラー装置が知られている。これによって、側方で閉じられたローラー間隙が形成される。このローラー間隙内には、数バール(Bar)の高い圧力が生じる。これによって、ローラーもローラー間隙を側方からシールする進入遮蔽板も、十分な寸法を有し、かつ安定的である必要がある。
従来のローラー装置においては、押圧力を受けとめることができるように、進入遮蔽板は、機械フレームと堅固に接続され、そしてこれに支持されている。この構造におけるデメリットは、メンテナンスの際、または始動の際に重要部材に対するアクセスが、進入遮蔽板によって阻害されることである。例えば、搬送装置の搬送ベルトが交換されるべきとき(この搬送ベルトを介して生地バンドが供給される)、進入遮蔽板が分解されなければならず、場合によっては全ローラー装置が分解される必要がある。しかし、供給ベルトの迅速な交換は、全設備の効率の向上の為に絶対的に必要である。
更に、ローラー間隙の幅及び/又は形状が、複数のローラーのお互いの相対移動によって適合されることが可能であるローラー装置が知られている。ローラー間隙と進入領域のシールは、これらの装置においては従来の進入遮蔽板によって十分に与えられない。
よって本発明の課題は、平坦に引き延ばされ、連続的に搬送される生地バンドを形成するための装置であって、品質の高い生地バンドの引き延ばしを可能とし、そして特に、側方でシールされているローラー間隙の進入領域を有する装置を完成することである。しかしその上、当該装置においては、進入領域に存在する重要な部材のメンテナンスと洗浄が簡易化されている。これは、装置のアクセス困難な領域へのアクセス性及び洗浄を簡単にするのに、特に重要である。
更に、装置の有利な形態によって、場合によっては複数のローラーがローラー間隙の変更の為に互いに相対的に移動可能であるローラー装置においても、ローラー間隙の進入領域のシールもまた可能である。
発明に係る課題は、請求項1に記載の特徴によって解決される。
これは特に、移動式の進入遮蔽板が設けられており、この進入遮蔽板が移動装置を介して機械フレームと接続されており、その際、進入遮蔽板が、移動装置を介して稼動位置(この位置において進入遮蔽板はローラー間隙の進入領域を側方シールする)からメンテナンス位置(この位置において進入遮蔽板はローラー間隙から引き離されて配置されている)へと移動可能であること、およびチャック装置が設けられており、このチャック装置を介して進入遮蔽板が稼動位置において第二のローラーに押さえ付けられていることによって解決される。
別の有利な特徴は、チャック装置が、押圧要素を有し、この押圧要素を介して進入遮蔽板が、ローラー間隙の進入領域のシールの為に、第二のローラーの側方の正面に押さえ付けられていること、チャック装置が、一つの移動可能なチャック要素を有しており、このチャック要素に押圧要素が設けられており、この押圧要素を介して、チャック要素の移動によって進入遮蔽板が第二のローラーに押さえ付け可能であること、移動式のチャック要素が、機械フレームに旋回可能に支承されたレバーであり、このレバーから押圧要素が側方に突き出していること、遮断リングが側面を有すること、進入遮蔽板が、円形部分形状の切抜き部を有し、その曲率半径が、遮断リングの側面の曲率半径に基本的に相当していること、及び/又は、稼動位置において進入遮蔽板の切抜き部が、遮断リングの側面に押さえ付けられていることである。
更に、搬送装置が、ベルトコンベアとして形成されていること、ベルトコンベアが転向体を有し、この転向体を中心として搬送ベルトがローラー間隙の進入領域において転向されており、進入領域内及びローラー間隙内への生地バンドの供給を可能とすること、進入遮蔽板が、ベルト切抜き部を有し、その形状が、進入領域における搬送ベルトの輪郭に基本的に一致すること、進入遮蔽板の稼動位置において、進入領域内、進入遮蔽板のベルト切抜き部と搬送ベルトの間に狭い間隙が空けられていること、進入遮蔽板のベルト切抜き部が搬送ベルトに当接していること、押圧要素が傾斜部を有し、この傾斜部を介して、レバー軸を中心とするチャック要素の回転の際に、進入遮蔽板が、第二のローラーの正面の方向へと押さえられること、及び/又は、ローラー間隙及び/又はローラー間隙の側方シールの為に二つの進入遮蔽板が設けられており、その際、両方の進入遮蔽板が、ローラーの正面の領域において両側に配置されおり、その際、場合によっては第二のローラーが移動可能に機械フレームと接続されており、および第一のローラーに対してい相対的に移動可能であることが意図され得る。
発明に係る装置は、移動式に形成されている進入遮蔽板を有する。移動性は、特に、移動装置の運動学によって決定されている。移動装置は、稼動位置からメンテナンス位置への進入遮蔽板の移動を可能とする。稼動位置においては、進入遮蔽板は、ローラー間隙の進入領域と場合によってはローラー間隙自体を側方からシールするよう配置されている。
この為、これは、例えば装置の二つのコンポーネントに密に当接させられている。一方のコンポーネントは、第二のローラーであるか、または第二のローラーと密に接続されているコンポーネントである。第二のコンポーネントは、第一のローラーであるか、または第一のローラーと密に接続されているコンポーネントである。
引き延ばされるべき生地バンドの圧力に対するカウンターホルダとして、チャック装置が設けられている。このチャック装置は、ローラー間隙のシールの為、進入遮蔽板を上述したコンポーネントに対してチャックする。好ましくは、進入遮蔽板は、柔軟に、または少なくとも移動可能に形成されているので、これが移動し、そして特に離間折畳みされることが可能である第一の位置から密接した位置へとわずかに動かされることが可能である。この為、好ましくは、ローラーの軸方向における進入遮蔽板の移動又は曲げが可能である。
発明に係る装置は、好ましくは移動可能なローラーを有する。少なくとも一つのローラーの移動性によって、ローラー間隙の幅及び/又は形状が変更されることが可能である。好ましくは、第二のローラーが移動可能に形成されている。この為、第二のローラーの正面の領域において進入領域と場合によってはローラー間隙が、シールされているとき有利である。これによって、正面に押さえ付けられた進入遮蔽板が、第二のローラーの基本的に半径方向に移動の際に密閉性を保ち、そして密な当接も常に与えられているということが可能である。有利には、これによってローラー間隙と、特にローラー間隙の幅が、動いている装置においても、つまり生地バンドの通過の際にも、変更されることが可能である。移動するローラーにおいても、進入領域および場合によってはローラー間隙の、進入遮蔽板による密閉性は常に保たれたままである。
この為、ローラーの正面は、好ましくはこのローラーの回転軸の垂直平面に従っている。進入遮蔽板も、これに対して基本的に平行に位置するか、またはこの平面内に位置する平面を有している。
発明に係る装置は、食料品製品の為の工業的製造装置内において「インライン式」に使用されるのに適している、及び/又は使用されるよう設けられている。以下に本発明を図面に基づき更に説明する。
発明に係る装置の簡略側面図。機械フレームの前方の側方遮蔽板は省略されている。 図1の切断線A−Aに従う進入遮蔽板の詳細図。 離間折畳みされたチャック装置の場合の装置の斜視図。 図3と同じ図であるが、シールされたローラー間隙の場合の図。 離間折畳みされた進入遮蔽板の場合の装置の簡略斜視図。
図1は、発明に係る装置の一つの実施形を示す。この実施形においては、生地バンド1が第一のローラー2と第二のローラー4の間を通過案内されている。生地バンド1の供給の為に、搬送装置10が設けられている。この搬送装置は、当該図においては、簡略的に表され、そしてその全体の大きさは表されていない。搬送装置10は、搬送ベルト22を有する。この搬送ベルトは、転向体21を中心として転向される。搬送ベルト22は、好ましくは駆動部を介して駆動される。転向体21において、生地バンド1は搬送ベルト22を去り、そして進入領域11を通ってローラー間隙8内へと搬送される。ローラー間隙8は、基本的に、両方のローラー2,4、側方の進入遮蔽板12および遮断リング9の間に形成される開口部によって定義されている。第一のローラー2は、第一の回転軸3を有する。この回転軸は、当該図中では投影的に推移している。
第二のローラー4は、第二の回転軸5を有している。この回転軸も同様に投影的に推移している。しかし、両方の回転軸3および5が、場合によっては互いに軽く傾斜していることが可能である。
好ましい実施形に従い、第二のローラーは第一のローラーに対して可動に形成されている。特に、これは、これらローラーの両方の回転軸のお互いの空間的位置に関する。よってローラー間隙は、その大きさと、場合によってはその形状が変更されることが可能である。ローラーのお互いの位置変更の際に、シールを可能とするために、発明に係る進入遮蔽板12が設けられている。
第一のローラー2は、回転方向6を有している。この回転方向は、第二のローラー5の回転方向7と反対方向である。これによって、生地バンド1は、ローラー間隙1を通って搬送される。第一のローラーは、側方に遮断リング9を有している。このリングは第一のローラー2から半径方向に突き出している。本実施形においては、ローラー間隙8の領域において遮断リング9は、第二のローラー4の部分も覆っている。これによって、ローラー間隙は、側方で少なくとも部分的にシールされている。しかし遮断リング9は、ローラー間隙8の進入領域11をも側方でシールするためであっても、任意に大きく形成されることはできない。というのは、さもなければこれが搬送装置10の搬送ベルト22と構造的に衝突してしまうからである。この理由から、発明に係る進入遮蔽板11は移動可能に配置されている。
進入遮蔽板11は、当該図においては、稼動位置にある。これは、表された状態において、ローラー間隙とローラー間隙8の進入領域11がシールされていることを意味する。進入遮蔽板12は、移動装置13を介して機械フレーム24と接続されている。特に、進入遮蔽板は、移動装置13を介して離間折畳み可能に形成されている。進入遮蔽板12は、切抜き部20を有する。これは、基本的に丸く切り抜かれている。その際、切抜き部20の曲率は、基本的に遮断リング9の側面の曲率半径に相当する。遮断リング9の側面19への切抜き部20の線形状の当接又は面としての当接によって、密な接続が与えられる。第一のローラー2が回転し、および進入遮蔽板12が停止している場合、相対的動作が生じ、そして場合によっては上述した双方の要素の間で滑り摩擦が生じる。
さらに進入遮蔽板12は、ベルト切抜き部23を有する。ベルト切抜き部23は、進入領域11内の搬送ベルト22の輪郭に基本的に相当する形状を有している。表された運転位置においては、進入遮蔽板12のベルト切抜き部23と搬送ベルト22の間に狭い間隙が設けられていることが可能である。別の実施形に従い、進入遮蔽板12のベルト切抜き部23は、搬送ベルト22に接触している。
第二のローラー4に対するシールの為に、進入遮蔽板12はチャック装置14を介して第二のローラー4の正面16に対して押さえ付けられている。チャック装置14は、チャック要素17とレバー18を有する。レバー18は、回転軸を有し、この回転軸を中心として回転可能に配置されている。チャック要素17を介して、進入遮蔽板12は第二のローラー4の正面16に押さえ付けられ可能である。
図2は、断面推移A−Aの詳細部分としてチャック装置を示す。第二のローラー4は、切断された状態で表されており、そして第一のローラー2の直近に配置されている。進入遮蔽板12は、第二のローラー4の正面16に押さえ付けられており、シールを行う。圧力はチャック要素17によって進入遮蔽板と、更にはローラー4の正面16に伝達される。チャック要素17は、本実施形においては、チャック装置14のレバー18から突き出している。チャック要素17は、本実施形においては傾斜部25を有している。レバー軸26を中心としてレバーが回転されると、チャック要素17は進入遮蔽板12から離れ、そして進入遮蔽板は第二のローラーに対する当接を失う。これは、一方では進入遮蔽板の軽度の弾性予負荷によって行われ、しかし場合によっては、ローラーの動作によっても行われる。進入遮蔽板12がシールの為にチャックされるべきとき、チャック装置17のレバー18が傾けられるので、チャック要素17は進入遮蔽板12の領域内へと移動させられる。チャック要素17及び進入遮蔽板12の係合又は係止を防止するため、チャック要素17は傾斜部25を有している。チャック要素17の進入遮蔽板12に対する当接が開始される際、進入遮蔽板12の縁部は、傾斜部25に沿って滑り、これによって進入遮蔽板12は、第二のローラー4に対して押さえ付けられる。場合によっては、相対動作によって引き起こされる圧力を引き起こすために、進入遮蔽板12も(または進入遮蔽板のみが)、傾斜を有することが可能である。
図3は、発明に係る装置の詳細の簡略斜視図を示す。第一のローラー2と第二のローラー4は、上述の説明に従い回転可能に支承されており、そして駆動され、かつ互いに間隔をあけて配置されている。両方のローラー2,4の間には、ローラー間隙8が設けられている。第一のローラー2は、側方に、制限されつつ少なくとも一方側に、好ましくは両側に、各一つの遮断リングを設けられている。この遮断リング9は、第一のローラー2から円形状に半径方向に突き出している。更に遮断リング9は、好ましくは、第二のローラー4の少なくとも一部も覆っている。これによって、ローラー間隙は少なくとも部分的に側方でシールされる。搬送装置10は、搬送ベルト22を有する。この搬送ベルトは、転向体21を中心として転向されている。ローラー間隙8の進入領域11のシールのために、少なくとも一つの進入遮蔽板12が設けられている。好ましくは、二つの進入遮蔽板12が設けられている。これら進入遮蔽板は、進入領域11とローラー間隙8を両側で側方からシールしている。進入遮蔽板12は、移動装置13を介して機械フレーム24と接続されている。これによって進入遮蔽板12の離間折畳みが可能とされている。更に、チャック装置14が設けられている。これは、同様に機械フレーム24に配置されており、またはこれに支持されている。しかし、チャック装置14が設けられている部材は、当該図においては省略されている。機械フレーム24と、チャック装置14のレバー18との間の接続は、レバー軸26を介して行われる。これによってレバー18は回転可能に配置される。レバー18から突き出すよう、チャック要素17が設けられている。これは、進入遮蔽板12の方向に突き出ている。図3は、離間折畳みされた位置のチャック装置14を示している。その際、チャック要素17と進入遮蔽板12の当接は行われていない。むしろチャック要素17は、進入遮蔽板12から離れた、自由な領域内に向いている。
図4内には、同じ装置が別な状態で示されている。その際、チャック要素17が進入遮蔽板12と接触し、そしてこれを第二のローラー4の正面16に押さえ付けるよう、チャック装置14と、特にレバー18が、レバー軸26を中心として回転される。間隙の残りのシールは、第一のローラー2の遮断リング9を介して行われる。
図5は、図3および4と同じ装置を示すが、進入遮蔽板12は離間折畳みされている。これは、メンテナンス位置にある。このメンテナンス位置において、一方では搬送装置10の搬送ベルト22が交換されることが可能であり、そして他方では第一のローラー2と第二のローラー4の間のローラー間隙8がメンテナンスされることが可能である。
進入遮蔽板12は、もはや第二のローラー4に押さえ付けられないよう離間折畳みされる。第一のローラー2に対する当接、または第二のローラーの遮断リング9に対する当接も、離間折畳みされた状態では存在しない。進入遮蔽板12の固定の為に、場合によっては接続装置27が設けられていることが可能である。図4と図5の図では、この接続装置は簡略的なねじ接続部として形成されている。この為、機械フレームと堅固に、貫通穴を有する保持部が設けられている。この貫通穴を通して、スクリューが挿入されることが可能である。当該スクリューは、進入遮蔽板12の開口部内にねじ込まれることが可能である。チャックおよびローラー間隙のシール、特に第二のローラー4に対するものは、上述した説明に従いチャック装置14を介して行われる。
図示されていない別の実施形に従い、進入遮蔽板12は、任意の運動学的配置を介して例えば旋回レバーを介して離れるように旋回させられることが可能である。場合によっては、進入遮蔽板は、完全に引き離されることも可能である。
全ての実施形において、好ましくはプラスチック又は例えば青銅(ブロンズ)から製造されている進入遮蔽板が設けられることが可能である。基本的に、技術的意味においてすべり材料と称されることが可能であり、かつ引き延ばされるべき生地バンドの圧力に対して十分な強度を有するあらゆる材料が適している。特に、移動する部材、つまり例えば第二のローラー又は第一のローラーのリングとの接触箇所において、摩擦が適当な材料の組み合わせによって低く保たれていることが重要である。例えば、これはプラスチック/鋼、青銅/鋼の組み合わせまたは同様のすべり対によって与えられる。
1 生地バンド
2 第一のローラー
3 第一の回転軸
4 第二のローラー
5 第二の回転軸
6 第一のローラーの回転方向
7 第二のローラーの回転方向
8 ローラー間隙
9 遮断リング
10 搬送装置
11 進入領域
12 進入遮蔽板
13 移動装置
14 チャック装置
15 押圧要素
16 第二のローラーの正面
17 チャック要素
18 レバー
19 側面
20 切抜き部
21 転向体
22 搬送ベルト
23 ベルト切抜き部
24 機械フレーム
25 傾斜部
26 レバー軸
27 接続装置

Claims (10)

  1. 平坦に引き延ばされ、連続的に搬送される生地バンド(1)の形成のための装置であって、
    第一の回転軸(3)を中心として回転的に駆動される第一のローラー(2)を有し、
    第二の回転軸(5)を中心として回転的に駆動される第二の駆動ローラー(4)を有し、その際、第一のローラー(2)の回転方向(6)は、第二のローラー(4)の回転方向(7)に対して反対方向であり、およびその際、第一のローラー(2)と第二のローラー(4)との間に、生地バンド(1)を通過させ、かつ引き延ばすためのローラー間隙(8)が設けられており、
    第一のローラー(2)と同軸に配置されており、そしてローラー間隙(8)の側方のシールの為に第一のローラー(2)から半径方向に突き出している遮断リング(9)を有し、
    および、ローラー間隙(8)の進入領域(11)内へ生地バンド(1)を供給するための搬送装置(10)を有している装置において、
    移動装置(13)を介して機械フレーム(24)と接続されている、可動式の進入遮蔽板(12)が設けられており、
    その際、移動装置(13)を介して進入遮蔽板(12)が、進入遮蔽板(12)がローラー間隙(8)の進入領域(11)を側方シールする稼動位置から、進入遮蔽板(12)がローラー間隙(8)から引き離されて配置されているメンテナンス位置へと移動可能であること、
    およびチャック装置(14)が設けられており、このチャック装置を介して進入遮蔽板(12)が稼動位置において第二のローラー(4)に押さえ付けられていることを特徴とする装置。
  2. チャック装置(14)が、押圧要素(15)を有し、この押圧要素を介して進入遮蔽板(12)が、ローラー間隙(8)の進入領域(11)のシールのために、第二のローラー(4)の側方の正面(16)に押さえ付けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. チャック装置(14)が、移動式のチャック要素(17)を有し、このチャック要素に押圧要素(15)が設けられており、この押圧要素を介して、チャック要素(17)の移動によって、進入遮蔽板(8)が第二のローラー(4)に押さえ付け可能であることを特徴とする請求項1または2のいずか一項に記載の装置。
  4. 移動式のチャック要素(17)が、機械フレームに旋回可能に支承されたレバー(18)であり、このレバーから押圧要素(15)が側方に突き出していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 遮断リング(9)が側面(19)を有すること、
    進入遮蔽板(12)が、円形部分形状の切抜き部(20)を有し、その曲率半径が、遮断リング(9)の側面(19)の曲率半径に基本的に相当すること、
    および稼動位置において、進入遮蔽板(12)の切抜き部(20)が遮断リング(9)の側面(19)に押さえ付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 搬送装置(10)が、ベルトコンベアとして形成されていること、
    ベルトコンベアが、転向体(21)を有し、この転向体を中心として搬送ベルト(22)がローラー間隙(8)の進入領域(11)内で転向され、進入領域(11)内およびローラー間隙(8)内への生地バンド(1)の供給を可能とすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 進入遮蔽板(12)が、ベルト切抜き部(23)を有し、その形状が、進入領域(11)内の搬送ベルト(22)の輪郭に基本的に相当すること、
    および、進入遮蔽板(12)の稼動位置において、進入領域(11)内、進入遮蔽板(12)のベルト切抜き部(23)と搬送ベルト(22)の間に間隙が空けられていること、
    または進入遮蔽板(12)のベルト切抜き部(23)が、搬送ベルト(22)に当接していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 押圧要素(15)が、傾斜部(25)を有し、この傾斜部を介して、レバー軸(26)を中心とするチャック要素(17)の回転の際に、進入遮蔽板(12)が第二のローラー(4)の正面(16)の方向へと押さえられることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. ローラー間隙(8)及び/又はローラー間隙(8)の進入領域(11)の側方のシールの為に二つの進入遮蔽板(12)が設けられており、その際、両方の進入遮蔽板(12)がローラーの複数正面の領域で両側に設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 第二のローラー(4)が、第一のローラー(2)に対して相対的に移動可能、好ましくは平行に移動可能、または傾斜可能に、機械フレームと接続されているので、ローラー間隙(8)の幅又は形状は、進入遮蔽板(12)が押し付けられている際に変化可能であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
JP2016513298A 2013-05-17 2014-05-08 移動式の進入遮蔽板を有するローラー装置 Pending JP2016518847A (ja)

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