JP2016516837A - 水晶のように透明なポリウレタン - Google Patents

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Abstract

本発明は、(a)イソシアネートを、(b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合物と、(c)触媒、及び任意に、(d)助剤並びに添加剤と混合して反応混合物を得、コンパクトで透明なポリウレタンへの反応を行うことによるコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法であって、前記イソシアネート(a)がヘキサメチレンジイソシアネートのビウレットを少なくとも50質量%含むコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法に関する。本発明は、さらに、本発明の方法により製造されるコンパクトで透明なポリウレタン及び、表面コーティングとしての、より特には、輸送機関の内部におけるそのようなコンパクトで透明なポリウレタンの使用方法に関する。

Description

本発明は、(a)イソシアネートを、(b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合物、(c)触媒、及び任意に、(d)助剤並びに添加剤と混合して反応混合物を得、コンパクトで透明なポリウレタンへの反応を行うことによるコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法であって、イソシアネート(a)が、ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレットを少なくとも50質量%含むコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法に関する。本発明は、さらに、本発明の方法により製造されるコンパクトで透明なポリウレタン及び、表面コーティングとしての、より特には、輸送機関の内部におけるそのようなコンパクトで透明なポリウレタンの使用方法に関する。
コンパクトで透明なポリウレタンは公知であり、一般的に使用されている。好ましい使用分野の一つは、自動車の内装における領域のコーティングの分野、より特には、木製のインレイ(inlay、はめ込み細工)のコーティングである。他の好ましい使用分野は、自動車及び航空機製造におけるサンルーフ、フロント、リア及びサイドウインドウのガラスの代替として、例えば、ランプ又はソーラー施設のコーティング、及び技術装置のコーティングとしてである。
この種の透明ポリウレタンは、通例、脂肪族ポリイソシアネートとイソシアネート基と反応性がある基を含む化合物と反応させることによって製造される。一般的に使用される脂肪族イソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)及び、イソホロンジイソシアネート(IPDI)である。これらの脂肪族イソシアネートは、非常に高い蒸気圧を有しており、イソシアネート含有蒸気の吸入は健康に非常に危険なので、これらのイソシアネートは、通例、オリゴマー、より特には、二量体(ウレトジオン)及び三量体(イソシアヌレート)の状態で使用される。
より特に、自動車の内装で使用される種類の、脂肪族イソシアネートを主原料とするコンパクトで透明なポリウレタンは、多くの文献に記載されている。
JP2005133013には、HDIとIPDIのイソシアヌレートの混合物を使用して製造されるコンパクトで透明なポリウレタンが記載されている。イソシアネート基と反応性のある少なくとも2個の水素原子を有する化合物として、カプロラクトンを主原料とするポリオールが使用される。これらのポリオールは製造するのに高価である。
DE102004011348A1には、イソシアネートとして脂肪族イソシアネートモノマー又はそれらのプレポリマーを使用するこの種のポリウレタンの製造について記載されている。様々な金属触媒の混合物が使用される触媒である。この触媒の混合物は、その処理において非常に反応性が高く、さらに、イソシアネートモノマーは、毒性である。
DE1041295には、HDI又はIPDIからのプレポリマーの製造及びポリオールについて記載されている。これらのモノマーは毒性であり、揮発性であるので、プレポリマーが製造された後、HDI又はIPDIのモノマーは蒸留によって除去されなければならない。この方法は高レベルのコストと複雑性を必要とする。
DE19811289には、HDIとIPDIのイソシアヌレートの混合物を使用する硬くて透明なポリウレタンの製造について記載されている。ポリオールは、ポリエーテルアルコールとポリエステルアルコールを含む混合物であると記載されている。これらの種類のポリオールはしばしば不適合である。これは、処理の過程で混合の問題を引き起こす。さらに、ポリエステルアルコールを主原料とするポリウレタンは、通常、加水分解に対して安定性が不十分である。
DE10209047214には、HDIイソシアヌレートとIPDIイソシアヌレートの混合物を使用して得られる透明なポリウレタンについて記載されている。欠点は、IPDIイソシアヌレートが固体であり、処理の前に初めに溶解されなければならないことである。
EP402212には、自己修復性を有する脂肪族イソシアネートを主原料とする、特に積層安全グレージングシステムのためのコンパクトで透明なポリウレタンコーティング剤の製造方法について記載されている。脂肪族イソシアネートモノマーが使用され、より特には、ポリウレタン反応の直前に三量体化されるHDIの三量体が使用される。この手順は非常にコストがかかり、不便であり、さらに、脂肪族イソシアネートモノマーは、高い蒸気圧のために扱い難い。ポリウレタンは120℃で製造される。さらに、HDIイソシアヌレートの三量体を使用することで破壊時の伸びが損なわれる結果となる。
知られている他の欠点は、透明なポリウレタンは、理想的な耐擦傷性及び機械的特性、例えば、引っ張り強さよりも劣る。さらに、目的は、均質で透明なポリウレタンに素早く容易に加工され得るポリウレタンシステムを供給することである。
JP2005133013 DE102004011348A1 DE1041295 DE19811289 DE10209047214 EP402212
従って、本発明の目的は、自己修復性と非常に良好な機械的特性を有する耐擦傷性透明ポリウレタンを供給することであった。他の目的は、100℃未満の低い温度でさえも確実に行うことができるそのようなポリウレタンの単純な製造方法を提供することであった。
本発明の目的は、(a)イソシアネートを、(b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合物、(c)触媒、及び、任意に、(d)助剤並びに添加剤と混合して反応混合物を得、コンパクトで透明なポリウレタンへの反応を行うことによるコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法であって、イソシアネート(a)が、ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレットを少なくとも50質量%含むコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法の手段によって達成される。
コンパクトなポリウレタンは、本発明においては、発泡剤を追加することなく製造されるポリウレタンであると理解される。しかしながら、使用されるポリオールは、もしかしたら微量の残留水を含んでいる場合がある。残留水の含有量は、使用されるポリオールの総量に対して、好ましくは1質量%未満、より好ましくは0.3質量%未満である。ポリウレタンは、シートがテキストの上に直接置かれたときに、本発明のポリウレタンの5mmのシートを通して白い紙の上の黒色のフォントサイズ3(Arialフォント)で書かれたテキストが読めるかどうかの透明度に指定される。
意図されたイソシアネートは全ての脂肪族又は脂環式ポリイソシアネート、好ましくはジイソシアネートを含む。以下は具体例である:脂肪族ジイソシアネート、例えば、ヘキサメチレン1,6−ジイソシアネート、2−メチルペンタメチレン1,5−ジイソシアネート、脂環式ジイソシアネート、例えば、イソホロンジイソシアネート又はシクロヘキサン1,4−ジイソシアネート。
イソシアネートは好ましくは単量体の状態で使用されるのではなく、代わりに、イソシアネートプレポリマー、イソシアヌレート、アロファネート又はビウレットを含む。これらのイソシアネートは公知であり、購入してもよい。本発明にとって脂肪族イソシアネート(a)が、ヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットを少なくとも50質量%、好ましくは少なくとも80質量%、より好ましくは少なくとも90質量%、より特には実質的に独占的に含むことが不可欠である。
“実質的に独占的なヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレット”は、ここでは、ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレットの他に、他のイソシアネートが加えられていないことを意味する。ここで無視されるのは、ヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットの製造時に得られる副生成物及び副生成物の量、又は蒸留のような従来の方法で除去されることができない未反応の出発化合物は無視される。そのような副生成物及び未反応の出発化合物の量は、ヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットの全量に対して、好ましくは2.5質量%以下、より好ましくは1質量%以下、より特に、0.5質量%以下である。脂環式イソシアネートは、通常耐光性がなく、光に当たっている間は黄色くなる傾向があるので、好ましくは、脂肪族イソシアネート及び脂環式イソシアネートと一緒に使用される芳香族イソシアネートはない。
ヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットは、例えば、BASF社製の商品名Basonat(R)HBを購入してもよい。それらは、通常、ヘキサメチレンジイソシアネートの単量体とアミン、例えば、ジアミン、例えば、エチレンジアミン又は水と、任意に触媒の使用と共に反応することによって得られる。使用されるヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットは、好ましくは、ヘキサメチレンジイソシアネートの単量体と水との反応によって得られる化合物である。
イソシアネート(a)は、好ましくは、平均NCO含有量が26.5〜16質量%、より好ましくは20〜24質量%、より特には、21〜23質量%である。イソシアネート(a)の粘度は、60℃で好ましくは1000mPas未満、より好ましくは、750mPas未満、より特に、500mPas未満である。
化合物が、少なくとも2個のイソシアネート反応基(b)を有するので、例えば、ポリエーテルオール、ポリエステルオール、低分子量のアルコール又はアミンを使用することができる。少なくとも2個のイソシアネート反応基(b)を有する化合物は、好ましくは、1.5〜6、好ましくは2〜5の平均モル官能基数及び、100〜950の平均OH価を有する。
少なくとも2個のイソシアネート反応基(b)を有する化合物は、好ましくは、ポリエーテルオール及び低分子量のアルコールを含む。
成分(b)で使用されるポリエーテルアルコールは、アルキレンオキシドと、アルキレンオキシドと反応性のある少なくとも2個の水素原子を有する化合物とが、従来からの付加反応をすることによって得られる。
ポリエーテルアルコールは公知の方法によって、通常、アルキレンオキシド、より特には、エチレンオキシド、及び/又はプロピレンオキシド、より好ましくはプロピレンオキシドと、H−官能性出発物質、例えば、多官能性アルコールとの触媒付加反応によって製造される。使用される出発物質は、好ましくは、水、2価アルコール、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、又はブタンジオール、3価アルコール、例えば、グリセロール、又はトリメチロールプロパン、例えば、高い官能基数を有するアルコール、例えば、ペンタエリトリトール、糖アルコール、例えば、スクロース、グルコース、又はソルビトール、芳香族ジオール、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、及びビスフェノールSである。アルキレンオキシドの付加反応用に使用される触媒は、特に、ここでは、最も大きな工業的な重要性を有するカリウムヒドロキシドを有する基本的な化合物を含む。
低分子量アルコールとして、例えば、2価、3価又は4価アルコール、例えば、エタンジオール、プロパン−1,2−及び−1,3−ジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、グリセロール、及び/又はペンタエリトリトール、好ましくは、ジプロピレングリコールを使用することができる。成分(b)は、低分子量アルコールを、好ましくは、2〜40、より好ましくは5〜25、より特には10〜20質量%含む。
少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合物(b)は、好ましくは、少なくとも一種のポリエーテルアルコール及び/又は官能基数が2〜5、好ましくは2.5〜3.5であり、OH価が600〜950mgKOH/g、好ましくは700〜900mgKOH/g、より特には800〜900mgKOH/gである一種の低分子量アルコール(bi)及び、官能基数が2〜5、好ましくは2.5〜3.5であり、OH価が50〜600mgKOH/g、好ましくは100〜500mgKOH/g、より好ましくは150〜450mgKOH/gである少なくとも一種のポリエーテルアルコール(bii)を含む。
化合物(bi)、(bii)及び低分子量アルコールと同様に、少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合物(b)は、成分(b)の全量に対して、好ましくは20質量%未満、より好ましくは10質量%未満、さらに好ましくは5質量%未満のイソシアネート反応性基を有する他の化合物を含む。化合物(bi)及び(bii)の他に、成分(b)は、より特には、イソシアネート反応性基を有する他の化合物を含まない。
ポリエーテルアルコール(bii)に対するポリエーテルアルコール(bi)の質量比は、好ましくは1:1〜1:6、より好ましくは1:1.5〜1:4.5、より特には、1:1.8〜1:3.5である。本発明の特に好ましい実施形態の一つは、イソシアネート反応性基を有する化合物として、成分(b)におけるOH基の総数に対して少なくとも70%、より好ましくは少なくとも85%の第2級のOH基を有する化合物を使用する。成分(b)で使用される化合物は、好ましくは平均官能基数が2.3〜3.5、より好ましくは2.5〜2.99である。
イソシアネート反応性基(b)を有する化合物と、イソシアネートとの反応は、通常、触媒及び通常の助剤及び/又は添加剤の存在下で行われる。
本発明のポリウレタンフォームを製造するための触媒として、通常の及び公知のポリウレタン形成触媒、例えば、スズ、亜鉛、チタン、ジルコニウム、アルミニウム、鉄及び/又はビスマスの有機化合物、より特にはスズ化合物、及び/又はビスマス化合物、例えば、スズジアセテート、スズジオクトエート、ジアルキルスズジラウレート、ジアルキルスズカルボキシレート、ジアルキルスズチオカルボキシレート、ジアルキルスズメルカプチド、ビスマスカルボキシレート、及び/又は強塩基性アミン、例えば、トリエチルアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチルジアミノエチルエーテル、1,2−ジメチルイミダゾール、ジメチルシクロヘキシルアミン、ジメチルベンジルアミン又は好ましくは、トリエチレンジアミンを使用することができる。触媒は、少なくとも2個の活性水素原子を有する化合物の質量に対して、好ましくは、0.01〜5質量%、好ましくは0.05〜2質量%の量で使用される。アミンの触媒では、自動車の車内にとって非常に有害であるポリウレタン臭を完全に排除することはできないので、好ましくは金属触媒のみが使用される。さらに、アミンはポリウレタンを変色させる可能性がある。
使用され得る助剤及び/又は添加剤(d)は、本発明のコーティング剤の製造における全ての一般的に使用される補助剤であり、例えば、表面活性物質、充填剤、潤滑剤、離型剤、染料、顔料、酸化防止剤、耐加水分解剤、耐光剤、耐熱剤、耐変色剤、例えば、金属不活性化剤、有機及び/又は無機充填剤、可塑剤である。使用される加水分解抑制剤は、好ましくは、オリゴマー及び/又はポリマー、脂肪族又は芳香族カルボジイミドである。
エイジング(aging、経年劣化)に対して本発明の透明なポリウレタンを安定化させるためには、安定剤が好ましくは使用される。本発明における安定剤は、プラスチック又はプラスチックの混合物を有害な環境影響から守る添加剤である。具体例は、一次及び二次酸化防止剤、ヒンダードアミン光安定剤、UV吸収剤、加水分解抑制剤、消光剤及び難燃剤である。市販の安定剤の例は、“プラスチック添加剤ハンドブック”(第5版、H. Zweifel、編 Hanser出版社、ミュンヘン、2001年 ([1])、98〜136ページ)に記載されている。
本発明の透明ポリウレタンが、使用の間に熱酸化的損傷にさらされている場合には、酸化防止剤を加えてもよい。好ましくはフェノール性酸化防止剤が使用される。フェノール性酸化防止剤の例は、“プラスチック添加剤ハンドブック”(第5版、H. Zweifel、編 Hanser出版社、ミュンヘン、2001年、98〜107、116〜121ページ)に記載されている。
本発明の透明ポリウレタンが、UV光にさらされている場合には、好ましくはさらに、UV吸収剤を含む。UV吸収剤は、高エネルギーのUV光を吸収し、エネルギーを消散させる分子である。先行技術で使用されているUV吸収剤は、例えば、桂皮酸エステル、ジフェニルシアノアクリレート、ホルムアミジン、ベンジリデンマロネート、ジアリールブタジエン、トリアジン及びベンゾトリアゾールの群に属する。市販のUV吸収剤の例は、“プラスチック添加剤ハンドブック”(第5版、H. Zweifel、編 Hanser出版社、ミュンヘン、2001年、98〜107、116〜122ページ)に記載されている。
酸化防止剤及びUV吸収剤を主原料とする上述のUV安定剤は、UV線の有害な影響に対する本発明の透明ポリウレタンの効果的な安定性を確実にするためには、多くの場合まだ十分ではない。この場合、ヒンダードアミン光安定剤(HALS)を、好ましくは、酸化防止剤及びUV吸収剤に加えて、成分として使用してもよい。HALS化合物の活量は、ポリマーの酸化のメカニズムに関わるニトロキシルラジカルを形成する能力に由来する。HALSは、大多数のポリマーのための高効率なUV安定剤であると考えられる。HALS化合物は、一般的な知識であり、市販されている。市販されているHALS安定剤の例は、“プラスチック添加剤ハンドブック”(第5版、H. Zweifel、編 Hanser出版社、ミュンヘン、2001年、123〜136ページ)に記載されている。
使用され得る可塑剤は、ポリウレタンにおける使用で知られている全ての可塑剤である。例えば、それらは、少なくとも一個のフェノール基を有する化合物を含む。そのような化合物はEP1529814に記載されている。
上述の助剤及び添加剤のさらなる詳細は、技術文献、例えば、“プラスチック添加剤ハンドブック”(第5版、H. Zweifel、編 Hanser出版社、ミュンヘン、2001年)で知ることができる。この明細書で記述されている全ての分子量の単位は「g/mol」である。
コーティング剤を製造するために、助剤及び/又は添加剤(d)は、通常、イソシアネート基と反応性のある少なくとも2個の水素原子を有する化合物と結合されて、いわゆるポリオール成分を形成する。
本発明の方法は透明なコーティング剤を製造するのに使用され得る。これらのコーティング剤は好ましくは、0.1〜3mmの厚さを有する。これらのトップコート剤は、例えば表面、例えば、自動車のダッシュボードの領域の表面を保護するために使用されてもよい。
本発明のポリウレタンを製造するために、出発成分を、通例0〜100℃、好ましくは20〜80で混合し、混合物を開放金型に又は任意に圧力下で密閉金型に注入する。金型の温度及び注入する成分の温度は、好ましくは100℃未満、より好ましくは90℃未満、より特には75℃未満である。これによりエネルギー効率のよいコーティング剤の製造を可能とし、被覆された材料が長く維持されることを可能とする。
本発明の透明ポリウレタンを製造するための成分は、ここでは、イソシアネート反応性水素原子の合計に対するイソシアネート基のNCO基の当量比が、好ましくは1:0.85〜1:1.50、より好ましくは1:0.90〜1:1.30、非常に好ましくは1:0.95〜1:1.20、より特には1:1.00〜1.15となるような量で反応される。
本発明の方法は、透明コーティング剤を製造するためにも使用される。これらのコーティングは、好ましくは0.1〜3mmの厚さを有する。物品が本発明のポリウレタンで被覆される場合には、物品は好ましくは、ポリウレタン系の成分が加えられる前に金型に挿入される。これらのトップコート剤が使用されて、例えば、表面、例えば、自動車のダッシュボードの領域の表面を保護してもよい。そのような被覆される物品は、例えば、ガラス、天然物質、例えば、木材、織られた又は編まれた繊維、例えば、カーボンファイバーマット又はガラス繊維マット、又はプラスチック、例えばポリカーボネート又はABSから構成されてもよい。
0.5〜15分後、反応は通常、ポリウレタンが金型から分離されることができる程度で終了する。
同様にコーティング剤もまた、通例、金型内で製造される。その場合、被覆される物品は、コーティング剤の液体出発成分が、金型内の被覆される表面上に塗布されることができるような方法で金型内に挿入される。
原則として被覆される物品と分離してコンパクトコーティング剤を製造し、その後、例えば、接着結合で表面にコンパクトコーティング剤を塗布することも可能である。
その後、機械加工、例えば研磨、艶出し、及び/又は研磨と艶出しの組み合わせによって、表面をさらに向上させてもよい。
本発明のポリウレタンは、通常、0.95〜1.20g/cmの範囲の密度と、好ましくは80ショアA〜80ショアD、より好ましくは85ショアA〜70ショアD、非常に好ましくはショアA90〜60ショアDの硬度を有する。
本発明のポリウレタンは、例えば、自動車及び航空機のサンルーフ、フロント、リア及びサイドガラスとして、及びランプ又はソーラー施設及び技術装置のカバーとして、又はコーティング剤、例えば、自動車の内装、例えば、好ましくは木材で被覆された表面でガラスの代替として使用されてもよい。特に、照明器具の被覆において、又はガラス代替として、例えば、窓の製造において、例えば、本発明のポリウレタンは、光を吸収し、窓に色を付け、又は着色させる物質を含んでもよい。
本発明は、傷つきにくく、好ましくは自己回復性のある透明ポリウレタンを生成し、透明ポリウレタンは、非常に良好な機械的特性を有し、低い金型温度及び成分温度で製造され得る。従って、エネルギーを抑えることができ、あるいは、被覆される材料を過度の熱負荷から保護することができる。さらに、本発明の材料は、イソシアネート成分とポリオール成分の混合比が1:1〜1:2の範囲であるので調製し易く、従って、混合を誤ることによって材料が欠陥となるリスクを最小化することができる。さらに、本発明の材料は、引っかき傷に対して自己回復効果を示し、従って、長く使用しても表面が魅力的であり、傷一つない状態を維持することができる。
下記の目的は、実施例を用いて本発明を説明することである。
成分
ポリオール1: トリメチロールプロパンとプロピレンオキシドが反応することによって製造され、ヒドロキシル価が860mgKOH/gであるポリエーテルポリアルコール。
ポリオール2: トリメチロールプロパンとプロピレンオキシドが反応することによって製造され、ヒドロキシル価が160mgKOH/gであるポリエーテルポリアルコール。
アルコール: ジプロピレングリコール
触媒A: スズ触媒(ジメチルスズカルボキシレート)
触媒B: スズ触媒(ジオクチルスズチオグリコレート)
添加剤: 安定剤;ブロッキング剤、内部離型剤
イソシアネート1: イソホロンジイソシアネートが100質量部と、トリメチロールプロパン/プロピレンオキシドを主原料とし、分子量が192g/molであるポリエーテルポリオールが15質量部と、アジピン酸/ジエチレングリコール/トリメチロールプロパンを主原料とし、分子量が2400g/molであるポリエステルポリオールが15質量部とから得られるイソホロンジイソシアネートを主原料とするプレポリマー。完成されたプレポリマーのNCO含有量は、20.4質量%である。60℃での粘度は1740mPasである。
イソシアネート2: イソホロンジイソシアネートとヘキサメチレン1,6−ジイソシアネートを主原料とし、NCO含有量が20.7%である三量化された脂肪族ポリイソシアネート。60℃での粘度は1190mPasである。
イソシアネート3: ヘキサメチレン1,6−ジイソシアネートと水を主原料とし、NCO含有量が22.8%であるビウレット化されたイソシアネート。60℃での粘度は335mPasである。
表1の通りの成分は、100のイソシアネート指数のために混合され、混合物は金型に流し込まれ、透明ポリウレタンに加工された。ポリオール成分中の成分の量は、質量部で示されている。粘度は、DIN EN ISO3219に準じて測定され、ショア硬さは、DIN53505に準じて測定され、破壊時の伸び率は、DIN EN ISO527に準じて測定され、引っ掻き抵抗性は、直径が0.75mmの半球状の先端を使用して、ISO1518に準じて、10Nの力でエリクセン318Sテストロッドで引っ掻くことによって測定された。
Figure 2016516837
比較例3、4において、透明な成型品は得られなかった。従って、比較例3からのシステムは反応性を有し、80℃の金型及び成分温度のために、金型は完全には充填され得なかったということであった。比較例4においては、60℃におけるイソシアネート成分の粘度は、2つの成分は十分に混合され得なかったことを意味するレベルであった。
実施例は、本発明の方法にしたがって、低い金型温度及び成分温度と短い離型時間で、極めて優れた機械的特性を有する透明ポリウレタンが得られることを実証する。

Claims (14)

  1. a)イソシアネートを、
    b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合物、
    c)触媒、及び、任意に、
    d)助剤並びに添加剤
    と混合して反応混合物を得、コンパクトで透明なポリウレタンへの反応を行うことによるコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法であって、
    前記イソシアネート(a)が、ヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットを少なくとも50質量%含むコンパクトで透明なポリウレタンの製造方法。
  2. 前記イソシアネート(a)が、ヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットを少なくとも90質量%含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ヘキサメチレンジイソシアネート(ai)のビウレットが、ヘキサメチレンジイソシアネートと水が反応することによって得られることを特徴とする請求項1及び2の何れかに記載の方法。
  4. 前記イソシアネート(a)が、26.5〜16質量%の平均NCO含有量を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の方法。
  5. 前記少なくとも2個のイソシアネート反応性基(b)を有する化合物が、2〜5の官能基数及び600より大きく950以下のOH価を有する少なくとも1種のポリエーテルアルコール(bi)及び、2〜5の官能基数及び50〜600のOH価を有する少なくとも1種のポリエーテルアルコール(bii)を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記ポリエーテルアルコール(bi)の前記ポリエーテルアルコール(bii)に対する質量比が1:1〜1:6であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合物(b)が、前記ポリエーテルポリオール(bi)及び前記ポリエーテルポリオール(bii)の他には、他のポリオール(b)を含まないことを特徴とする請求項5及び6のうち何れかに記載の方法。
  8. 前記ポリオール(b)が、第2級のOH基を少なくとも70%有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の方法。
  9. 前記ポリオール(b)が、2.3〜3.5の平均官能基数を有することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の方法。
  10. 前記助剤及び添加剤が、離型剤を含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の方法。
  11. 請求項1〜10の何れか1項により得られるコンパクトで透明なポリウレタン。
  12. 表面コーティングとしての請求項11に記載のコンパクトで透明なポリウレタンの使用方法。
  13. コーティングされる表面が、ガラス、木材、カーボンファイバーマット、ガラス繊維マット又はプラスチックからなる群から選択されることを特徴とする請求項12に記載の使用方法。
  14. 前記コーティングされる表面が木材であることを特徴とする請求項13に記載の使用方法。
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