JP2016514209A - マグネシウム及び亜鉛を有する熱処理可能なアルミニウム合金及びその生成方法 - Google Patents

マグネシウム及び亜鉛を有する熱処理可能なアルミニウム合金及びその生成方法 Download PDF

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Abstract

マグネシウム及び亜鉛を有する、新たな熱処理可能なアルミニウム合金が開示される。新たなアルミニウム合金は一般的に、3.0〜6.0重量%のMg、2.5〜5.0重量%のZnを含み、ここで(Mgの重量%)/(Znの重量%)は0.60〜2.40である。【選択図】 図1

Description

アルミニウム合金は、様々な用途において有用である。しかし、アルミニウム合金の1つの特性を、別の特性を損なうことなく改良することは困難である。例えば、合金の強度を、合金の強靱性を減少させることなく上げることは難しい。アルミニウム合金に対する所望の他の特性としては、耐腐食性及び疲労き裂進展耐性の2つが含まれる。
概括的に、本特許出願は、マグネシウム及び亜鉛を有する、改良された熱処理可能なアルミニウム合金(「マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金」)及びその生成方法に関する。本出願の目的として、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、3.0〜6.0重量%のマグネシウム及び2.5〜5.0重量%の亜鉛を有するアルミニウム合金であり、マグネシウム及び亜鉛の少なくとも1つは、アルミニウム以外に優位を占めるアルミニウム合金の合金元素であり、(Mgの重量%)/(Znの重量%)は0.6から2.40である。新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、以下に画定するように、銅、シリコン、鉄、二次元素、及び/又は他の元素を含んでもよい。
新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は一般的に、3.0〜6.0重量%のマグネシウム(Mg)を含み、1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、少なくとも3.25重量%のMgを含む。別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、少なくとも3.50重量%のMgを含む。更に別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、少なくとも3.75重量%のMgを含む。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、5.5重量%以下のMgを含む。別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、5.0重量%以下のMgを含む。更に別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、4.5重量%以下のMgを含む。
1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、少なくとも2.75重量%のZnを含む。別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、少なくとも3.0重量%のZnを含む。別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、少なくとも3.25重量%のZnを含む。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、4.5重量%以下のZnを含む。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、4.0重量%以下のZnを含む。
1つの実施形態では、(Mgの重量%)/(Znの重量%)(つまり、Mg/Zn比)は少なくとも0.75である。別の実施形態では、(Mgの重量%)/(Znの重量%)は少なくとも0.90である。更に別の実施形態では、(Mgの重量%)/(Znの重量%)は少なくとも1.0である。別の実施形態では、(Mgの重量%)/(Znの重量%)は少なくとも1.02である。1つの実施形態では、(Mgの重量%)/(Znの重量%)(つまり、Mg/Zn比)は2.00以下である。別の実施形態では、(Mgの重量%)/(Znの重量%)は1.75以下である。別の実施形態では、(Mgの重量%)/(Znの重量%)は1.50以下である。
新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、銅及び/又はシリコンを含んでもよい。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は銅を含む。別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金はシリコンを含む。更に別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、銅及びシリコンの双方を含む。
銅が使用されている場合、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は一般的に、少なくとも0.05重量%のCuを含む。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は少なくとも0.10重量%のCuを含む。マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は一般的に、0.5重量%以下のCuなどの、1.0重量%以下のCuを含む。他の実施形態では、銅は合金内に不純物として含まれており、それらの実施形態では、銅は、0.05重量%未満のCuのレベルにて存在している。
シリコンが使用されている場合、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は一般的に、少なくとも0.10重量%のSiを含む。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は少なくとも0.15重量%のSiを含む。マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は一般的に、0.50重量%以下のSiを含む。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.35重量%以下のSiを含む。別の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.25重量%以下のSiを含む。他の実施形態では、シリコンは合金内に不純物として含まれており、それらの実施形態では、シリコンは、0.10重量%未満のSiのレベルにて存在している。
新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、Zr、Sc、Cr、Mn、Hf、V、Ti、及び希土類元素からなる群から選択される少なくとも1つの二次元素を含んでもよい。そのような元素は、例えば、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金生成物の結果における適切な結晶粒構造を促進するために使用されてもよい。二次元素は、次のように任意で存在してもよい。すなわち、最大で0.20重量%のZr、最大で0.30重量%のSc、最大で1.0重量%のMn、最大で0.50重量%のCr、最大で0.25重量%のHf、V、及び希土類元素のいずれのそれぞれ、及び最大で0.15重量%のTi。ジルコニウム(Zr)及び/又はスカンジウム(Sc)は、結晶粒構造の制御に好適である。ジルコニウムが使用されている場合、一般的に、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金内に0.05〜0.20重量%のZrにて含まれる。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.07〜0.16重量%のZrを含む。ジルコニウムに加えて、又は、その代わりとして、スカンジウムが使用されてもよく、これが存在する場合、一般的に、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金内に0.05〜0.30重量%のScにて含まれる。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.07〜0.25重量%のScを含み、ジルコニウム、及び/又はスカンジウムに加えて、又はその代わりとして、クロム(Cr)が使用されてもよく、これが存在する場合、一般的に、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金内に0.05〜0.50重量%のCrにて含まれる。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.05〜0.35重量%のCrを含む。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.05〜0.25重量%のCrを含む。他の実施形態では、ジルコニウム、スカンジウム、及び/又はクロムのいずれは、合金内に不純物として含まれてもよく、それらの実施形態では、そのような元素は合金内に0.05重量%未満にて含まれるであろう。
Hf、V及び希土類元素は、それぞれが最大で0.25重量%の量にて含まれてもよい(つまり、最大で0.25重量%のHf及びVのいずれのそれぞれ、及び最大で0.25重量%の希土類元素のいずれのそれぞれが含まれてもよい)。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、0.05重量%以下のHf、V、及び希土類元素のそれぞれを含む(0.05重量%以下のHf及びVのいずれのそれぞれ、及び0.05重量%以下の希土類元素のいずれのそれぞれが含まれてもよい)。
チタニウムが結晶粒微細化に好適であり、これが存在する場合、一般的に、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金内に0.005〜0.10重量%のTiにて含まれる。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.01〜0.05重量%のTiを含む。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.01〜0.03重量%のTiを含む。
マンガン(Mn)は、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金内に、最大で1.0重量%の量にて使用されてもよい。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.75重量%以下のMnを含む。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.60重量%以下のMnを含み、更に別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.50重量%以下のMnを含む。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は0.40重量%以下のMnを含む。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は少なくとも0.05重量%のMnを含む。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は少なくとも0.10重量%のMnを含む。更に別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は少なくとも0.15重量%のMnを含む。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は少なくとも0.20重量%のMnを含み、1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金はマンガンを実質的に含まず、0.05重量%未満のMnを含む。
鉄(Fe)は、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金内に、一般的に不純物として存在してもよい。新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金の鉄含量は一般的に、約0.35重量%のFeを超えるべきではない。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は約0.25重量%以下のFeを含む。他の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、約0.15重量%以下のFe、約0.10重量%以下のFe、約0.08重量%以下のFe、又はこれら以下を含んでもよい。
上記に一覧する元素とは別に、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金の残部(剰余)は一般的にアルミニウム及び他の元素であり、ここで新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、0.15重量%以下のそれら他の元素のそれぞれを、それら他の元素の合計が0.35重量%を超えずに含む。本明細書で使用される場合、「他の元素」は、上記に同定する元素以外に、周期表のいずれの元素、つまり、Al、Mg、Zn、Cu、Si、Fe、Zr、Sc、Cr、Mn、Ti、Hf、V、及び希土類元素以外のいずれの元素を含む。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、0.10重量%以下の他の元素のそれぞれを、それら他の元素の合計が0.25重量%を超えずに含む。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、0.05重量%以下の他の元素のそれぞれを、それら他の元素の合計が0.15重量%を超えずに含み、更に別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、0.03重量%以下の他の元素のそれぞれを、それら他の元素の合計が0.10重量%を超えずに含む。
アルミニウム内に含まれる元素の合計量(つまり、上記の元素すべて、又は「合金元素」)は、(例えば、構成粒子量を制限しながら硬化を図るよう)アルミニウム合金が適切に容体化熱処理及びクエンチされ得るよう選択されるべきである。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、容体化熱処理及びクエンチング後に、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金が可溶性構成粒子を含まない、又はこれを実質的に含まない、合金元素量を含む。1つの実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、容体化熱処理及びクエンチング後に、アルミニウム合金が少量の(例えば、制限された/最小化された)不溶性構成粒子を伴う合金元素量を含む。他の実施形態では、マグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、制御された量の不溶性構成粒子から恩恵を受けてもよい。
特に明記する場合を除き、元素量を参照する際の表現「最大」は、その元素組成が任意であることを意味し、その特定の組成上の構成要素のゼロの量を含む。特に明記しない限り、すべての組成上の割合は重量パーセント(重量%)である。
新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、圧延形態(シート、プレート)にて、押し出しとして、又は鍛造として、などの、及び様々な焼き戻しにて、様々な作業形態に処理されてもよい。この点については、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は鋳造(例えば、直接チル鋳造又は連続鋳造)され、続いて適切な生成物の形態(シート、プレート、押し出し、又は鍛造)に加工(熱間)加工及び/又は冷間加工)されてもよい。加工後、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、アルミニウム協会により定義されるように、T焼き戻し及びW焼き戻しの1つに処理されてもよい。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、「T焼き戻し」に処理(熱処理)されている。この点については、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、アルミニウム協会により定義されるように、Tl焼き戻し、T2焼き戻し、T3焼き戻し、T4焼き戻し、T5焼き戻し、T6焼き戻し、T7焼き戻し、T8焼き戻し、又はT9焼き戻しのいずれに処理されてもよい。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、T4焼き戻し、T6焼き戻し、又はT7焼き戻しの1つに処理されており、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は容体化熱処理され、続いてクエンチされ、続いて自然時効(T4)又は高温時効(T6又はT7)のいずれかが行われる。1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、T3焼き戻し又はT8焼き戻しの1つに処理され、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は容体化熱処理され、続いてクエンチされ、続いて冷間加工され、続いて自然時効(T3)又は高温時効(T8)のいずれかが行われる。別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、アルミニウム協会により定義されるように、「W焼き戻し」(容体化熱処理)に処理される。更に別の実施形態では、アルミニウム合金を適切な生成物の形態へ加工した後には、容体化熱処理は適用されず、したがって、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、アルミニウム協会により定義されるように、(製作されるように)「F焼き戻し」に処理されてもよい。
新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、自働車産業への応用又は航空宇宙産業への応用などの、様々な用途に使用されてもよい。
1つの実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、数ある中で、翼表面(上部及び下部)又はストリンガ/補強材、胴体表面又はストリンガ、リブ、フレーム、翼桁、シートトラック、バルクヘッド、内周枠、(水平スタビライザ及び垂直スタビライザなどの)尾翼、床ばり、シートトラック、ドア、及び制御表面構成部品(例えば、方向舵、補助翼)などの、航空宇宙産業への応用に使用される。
別の実施形態では、新たなマグネシウム−亜鉛アルミニウム合金は、数ある中で、閉鎖パネル(例えば、数ある中で、フード、フェンダー、ドア、ルーフ、及びトランクリッド)、ホイール、及び、ホワイトボディ(例えば、ピラー、リーンフォースメント)用途などの重要な強度の用途、などの、自働車産業への応用に使用される。
実施例1の結果を示すグラフである。 実施例1の結果を示すグラフである。 実施例1の結果を示すグラフである。
実施例Iの合金の、それらの耐腐食性を示す顕微鏡写真を含む。
以下の表Iに示す組成物を有する6つのブックモールドインゴットが鋳造された((5.72cm(2.25”)(H)×9.53cm(3.75”)(W)×36cm(14”)(L))。
Figure 2016514209
合金はすべて、約0.12重量%以下のFe、約0.11重量%以下のSi、約0.01〜約0.02重量%のTi、及び約0.10〜0.11重量%のZrを含んだ。アルミニウム合金の剰余はアルミニウム及び他の元素であり、アルミニウム合金は、0.03重量%以下の他の元素のそれぞれを、それら他の元素の合計が0.10重量%を超えずに含んだ。
インゴットは、T6スタイルの焼き戻しに処理された。具体的には、インゴットは均質化され、1.3cm(0.5”)ゲージに熱間圧延され、容体化熱処理及び冷水クエンチされ、続いて約1〜2%伸展されて平坦にされた。生成物は続いて、少なくとも96時間室温にて自然時効され、続いて様々な温度にて様々な時間に高温時効された(以下に示す)。エージング後、機械的特性が測定された。結果を以下の表2〜表4に示す。ASTM E8及びB557にしたがって強度特性及び伸長特性が測定された。ASTM E23−07aにしたがってシャルピー衝撃エネルギー試験が行われた。
Figure 2016514209
Figure 2016514209
Figure 2016514209
上記のように、及び図1〜図3にて、少なくとも3.0重量%のZnを有する本発明の合金は、2.19重量%のZn又はこれ以下を有する非発明の合金よりも、高い強度を達成する。本発明の合金はまた、高いシャルピー衝撃耐性を実現し、すべてが約209〜213J(154〜157ft−lbf)を実現する。比較すると、従来の合金6061は、同様の処理条件にて、約115J(85ft−lbf)のシャルピー衝撃耐性を実現した。
本発明の合金はまた、良好な粒界腐食耐性を実現した。合金3、合金4、及び合金6は、ASTM Gl10にしたがって粒界腐食性について試験された。従来の合金6061はまた、比較の目的で試験された。図4及び以下の表5に示すように、本発明の合金は、従来の合金6061と比較して、向上した粒界腐食耐性を実現した。
Figure 2016514209
実施例1の合金6はまた、容体化熱処理後に高冷間加工にて処理された。具体的には、合金6は、2.54センチメートル(1.0インチ)の中間ゲージに熱間圧延され、容体化熱処理され、冷水クエンチされ、続いて1.3センチメートル(0.5インチ)の最終ゲージに50%冷間圧延(つまり、厚さを50%削減)され、これによって50%冷間加工を導いた。合金6は続いて、177℃(350°F)にて0.5時間及び2時間高温時効された。エージングの前後にて、機械的特性が測定された。結果を以下の表6に示す。ASTM ES及びB557にしたがって強度特性及び伸長特性が測定された。
Figure 2016514209
上記のように、この1.3センチメートル(0.5インチ)のプレートは、高い強度及び良好な伸長を実現し、約897kPa(59ksi)のおおよそのピーク引張降伏強さを、約16%の伸長とともに、30分間のみのエージングにて達成する。比較すると、同様の厚さの従来の合金5083は一般的に、約547kPa(36ksi)の引張降伏強さ(LT)を同様の伸長及び同様の耐腐食性にて実現する。
本開示の様々な実施形態が詳細に説明される一方で、それら実施形態の変形例及び適用例が当業者により行われることが明白である。しかし、そのような変形例及び適用例は、本開示の趣旨及び範囲内にあることが明示的に理解されるであろう。

Claims (57)

  1. アルミニウム合金であって、
    3.0〜6.0重量%のMgと、
    2.5〜5.0重量%のZnと、
    ここで(Mgの重量%)/(Znの重量%)は0.6〜2.40であり、
    最大で1.0重量%のCuと、
    最大で0.5重量%のSiと、
    Zr、Sc、Cr、Mn、Hf、V、Ti、及び希土類元素からなる前記群から選択された任意の少なくとも1つの二次元素であって、
    最大で0.20重量%のZrと、
    最大で0.30重量%のScと、
    最大で0.50重量%のCrと、
    最大で10.重量%のMnと、
    最大で0.25重量%のHf、V、及び希土類元素のいずれのそれぞれと、
    最大で0.15重量%のTiと、の量の、任意の少なくとも1つの二次元素と、
    最大で0.35重量Feと、
    アルミニウム及び他の元素の前記残部と、からなるアルミニウム合金であって、前記アルミニウム合金が0.15重量%以下のそれら他の元素のそれぞれを含み、それら他の元素の前記合計が0.35重量%を超えないアルミニウム合金。
  2. 前記アルミニウム合金が少なくとも3.25重量%のMgを含む、請求項Iに記載のアルミニウム合金。
  3. 前記アルミニウム合金が少なくとも3.50重量%のMgを含む、請求項1から2のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  4. 前記アルミニウム合金が少なくとも3.75重量%のMgを含む、請求項1から3のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  5. 前記アルミニウム合金が5.5重量%以下のMgを含む、請求項1から4のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  6. 前記アルミニウム合金が5.0重量%以下のMgを含む、請求項1から5のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  7. 前記アルミニウム合金が4.5重量%以下のMgを含む、請求項1から6のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  8. 前記アルミニウム合金が少なくとも2.75重量%のZnを含む、請求項1から7のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  9. 前記アルミニウム合金が少なくとも3.0重量%のZnを含む、請求項1から8のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  10. 前記アルミニウム合金が少なくとも3.25重量%のZnを含む、請求項1から9のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  11. 前記アルミニウム合金が4.5重量%以下のZnを含む、請求項1から10のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  12. 前記アルミニウム合金が4.0重量%以下のZnを含む、請求項1から11のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  13. (Mgの重量%)/(Znの重量%)が少なくとも0.75である、請求項1から12のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  14. (Mgの重量%)/(Znの重量%)が少なくとも0.90である、請求項1から13のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  15. (Mgの重量%)/(Znの重量%)が少なくとも1.00である、請求項1から14のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  16. (Mgの重量%)/(Znの重量%)が少なくとも1.02である、請求項1から15のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  17. (Mgの重量%)/(Znの重量%)が2.00以下である、請求項1から16のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  18. (重量%のMg)I(Znの重量%)が1.75以下である、請求項1から17のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  19. (Mgの重量%)I(Znの重量%)が1.50以下である、請求項1から18のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  20. 前記アルミニウム合金が0.5重量%以下のCuを含む、請求項1から19のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  21. 前記アルミニウム合金が0.05重量%未満のCuを含む、請求項1から20のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  22. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.05重量%のCuを含む、請求項1から20のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  23. 前記アルミニウム合金が0.35重量%以下のSiを含む、請求項1から22のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  24. 前記アルミニウム合金が0.25重量%以下のSiを含む、請求項1から23のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  25. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.10重量%のSiを含む、請求項1から24のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  26. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.125重量%のSiを含む、請求項1から25のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  27. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.15重量%のSiを含む、請求項1から26のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  28. 前記アルミニウム合金が0.10重量%未満のSiを含む、請求項1から24のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  29. 前記アルミニウム合金が0.05〜0.20重量%のZrを含む、請求項1から28のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  30. 前記アルミニウム合金が0.07〜01.6重量%のZrを含む、請求項1から29のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  31. 前記アルミニウム合金が0.05〜0.30重量%のScを含む、請求項1から30のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  32. 前記アルミニウム合金が0.07〜0.25重量%のScを含む、請求項1から31のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  33. 前記アルミニウム合金が0.05〜0.35重量%のCrを含む、請求項1から32のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  34. 前記アルミニウム合金が0.05〜0.25重量%のCrを含む、請求項1から33のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  35. 前記アルミニウム合金が0.05重量%未満のCrを含む、請求項1から32のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  36. 前記アルミニウム合金が0.05重量%以下のHf、V、及び希土類元素のいずれのそれぞれを含む、請求項1から35のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  37. 前記アルミニウム合金が0.005〜0.10重量%のTiを含む、請求項1から36のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  38. 前記アルミニウム合金が0.01〜0.05重量%のTiを含む、請求項1から37のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  39. 前記アルミニウム合金が0.01〜0.03重量%のTiを含む、請求項1から38のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  40. 前記アルミニウム合金が0.75重量%以下のMnを含む、請求項1から39のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  41. 前記アルミニウム合金が0.60重量%以下のMnを含む、請求項1から40のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  42. 前記アルミニウム合金が0.50重量%以下のMnを含む、請求項1から41のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  43. 前記アルミニウム合金が0.40重量%以下のMnを含む、請求項1から42のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  44. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.05重量%のMnを含む、請求項1から43のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  45. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.10重量%のMnを含む、請求項1から44のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  46. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.15重量%のMnを含む、請求項1から45のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  47. 前記アルミニウム合金が少なくとも0.20重量%のMnを含む、請求項1から46のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  48. 前記アルミニウム合金が0.05重量%未満のMnを含む、請求項1から43のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  49. 前記アルミニウム合金が0.25重量%以下のFeを含む、請求項1から48のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  50. 前記アルミニウム合金が0.15重量%以下のFeを含む、請求項1から49のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  51. 前記アルミニウム合金が0.10重量%以下のFeを含む、請求項1から50のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  52. 前記アルミニウム合金が0.08重量%以下のFeを含む、請求項1から51のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  53. 前記アルミニウム合金が0.10重量%以下のそれら他の元素のそれぞれを含み、それら他の元素の前記合計が0.25重量%を超えない、請求項1から52のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  54. 前記アルミニウム合金が0.05重量%以下のそれら他の元素のそれぞれを含み、それら他の元素の前記合計が0.15重量%を超えない、請求項1から53のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  55. 前記アルミニウム合金が00.3重量%以下のそれら他の元素のそれぞれを含み、それら他の元素の前記合計が0.10重量%を超えない、請求項1から54のいずれかに記載のアルミニウム合金。
  56. 方法であって、
    (a)請求項1から55のいずれかに記載の前記アルミニウム合金を鋳造してアルミニウム合金体とすることと、
    (b)前記アルミニウム合金体をW焼き戻し及びT焼き戻しの1つに処理することと、を含む方法であって、前記処理工程(b)が、前記アルミニウム合金体を容体化熱処理することに続いてクエンチングすることを含む方法。
  57. 前記処理することが、前記アルミニウム合金体をT6焼き戻し、T7焼き戻し、又はT8焼き戻しの1つに高温時効することを含み、前記T6焼き戻し又はT7焼き戻しでの前記アルミニウム合金体が、T4焼き戻しでの前記アルミニウム合金体より高い強度を実現する、又は前記T8焼き戻しでの前記アルミニウム合金体が、T3焼き戻しでの前記アルミニウム合金体より高い強度を実現する、請求項56に記載の方法。
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