JP2016513175A - ローズゴールド合金から作成される時計 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも750重量‰の金を含む合金を含む、時計または宝飾品部品であって、前記合金はさらに銅、パラジウム及びインジウムを含み、パラジウムとインジウムの含有量の合計は35‰以下であり、または30‰以下であり、または25‰以下であり、及びまたはパラジウムとインジウム含有量の合計は、15‰から35‰の間であり、または20‰から35‰の間であり、または25‰から33‰の間である、時計または宝飾品部品に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、特に時計に適したローズゴールド合金に関し、また、例えば小型時計といった、当該合金を含む時計または宝飾品部品自体に関する。
ゴールド合金の色は、合金元素の含有量に依存する。例えば、18カラットのAuCuAg合金について、180‰を超える銅含有量と、40‰程度の銀含有量により、赤色になる。色は、銅含有量が180‰から150‰、また150‰から60‰へ減少するにつれ、また銀含有量が40‰から150‰に増加するにつれ、ピンク色に向かって、次いで黄色に向かって変化する。これら標準のゴールド合金から製造された小型時計ケースまたはブレスレットは、水道水、海水、水泳プールの水、塩水、または石鹸水の作用により、徐々にその色が変化する傾向があることを発見した。
本発明の目的の1つは、ローズゴールド合金から製造され、使用中に弱腐食性水性媒体にさらされる、時計または宝飾品部品の色の変化への耐性を向上させることにある。
本発明の他の目的は、最も魅力のある審美的外観を有するピンクである、ピンク色のゴールド合金を定義することにある。
この目的のため、本発明は、少なくとも750重量‰の金を含む合金を含む、時計または宝飾品部品であって、前記合金はさらに銅、パラジウム及びインジウムを含み、パラジウムとインジウムの含有量の合計は45‰以下であり、または35‰以下であり、または30‰以下であり、または25‰以下であり、及びまたはパラジウムとインジウムの含有量の合計は、15‰から35‰の間であり、または20‰から35‰の間であり、または25‰ から33‰の間である、時計または宝飾品部品に関する。
本発明は、請求項により正確に定義される。
本発明の主題、特徴、及び利点は、以下の添付された図面に関連付けて個々の実施形態について詳細に説明されるが、これらは何ら本発明を限定するものではない。
図1は、それぞれ13Pd(曲線1)、5In(曲線2)及び20Pd10In(曲線3)合金から得られる、3本の実験に基づく退色曲線を示す。 図2は、20日経過後に各種合金について得られた退色テスト結果の表を示す。 図3は、40日経過後に各種合金について得られた退色テスト結果の表を示す。 図4は、40日経過後に各種合金について得られた退色テスト結果の表を示す。 図5は、各種合金のパラジウム及びインジウムの含有量の合計を係数として、40日後に得られた退色を示す。 図6は、各種合金のパラジウム及びインジウムの含有量を係数として、40日後に得られた退色を図示する。 図7は、各種合金で得られた色を図示するため、グラフ上にいくつかの合金を模式的に位置させたものである。
本発明では、実施形態を詳細な実施例や実証的実験結果を用いて示している。このため、インゴットは静的真空鋳造(黒鉛坩堝内で溶解し、窒素内で冷却する)により準備されている。また、サンプルは、鋳放し状態でインゴットから切り出されている。さらに、表面は、研磨により整えられている。典型的なサンプルは、20mm×20mm×5mmの矩断面を有する。全ての試験は、後続の変形または熱処理をすることなく、また通常の結晶成長抑制剤の添加をすることなく、鋳放し合金に対して行われている。
サンプルの結晶学的分析は、Cu陽極を有するX線回析計で行われた。金属組成試験及び相の化学量論的解析は、走査電子顕微鏡SEM−EDXを用いて行われた。
色の変化は、積分球を有する分光比色計を用いて計測された。色は、本技術分野の慣例に従い、緑−赤軸を横座標とし、青−黄軸を縦座標とし、コントラストを表す軸から形成されるCIELAB空間(国際照明委員会作成のCIE15、2004レポート参照)の点として定義される。計測は全て、以下の慣例を用いて行われた。D65光源及び10°標準観測者(CIE1964)。色差ΔEはDE2000(2004レポート、CIE15、パラグラフ8.3の式8.36)によって定義される。色差は、新しい(鋳造され、研磨された)サンプルと、45℃の温度で純NaClを50g/l含む食塩液を用いたNIHS96−50標準に基づく露出を用いた、塩水噴霧内での加速劣化にさらされたサンプルとの間で測定された。750Au250Cu合金が、参照基準として用いられている。
合金の命名には、以下の慣例が用いられる。
− 18カラット(750Au)合金については、元素記号の前に合金元素の含有量を重量千分率で表示する。銅含有量は、他の元素の量に応じて定まることから、表示されない。しかしながら、当該銅含有量は、有利には180‰以上、さらには200‰以上である。例として、10Inは750Au240Cu10In 合金を意味する。
− 18カラットでない合金については、Au含有量を元素記号の前に重量千分率で表示した後、前述の点に基づいて合金元素の表示を行う。
− 後述する値の範囲は、特定されていない場合、その限界を含むことも含まないこともある。
図2の表及び図1のグラフが、ゴールド合金から作成された様々な単一インゴットに対する塩水噴霧劣化後に得られた結果を要約するものである。図3及び4の表は、40日の塩水噴霧劣化後の合金から得られた結果を示す。
得られる色と変色の観点から、13Pd合金は非常に有利である。時間の関数としての変色は、図1の曲線1にあらわされる。
より一般的には、少なくとも750‰の金、銅、及び以下で定義される含有量のパラジウム(Pd):Pd≦20‰またはPd≦15‰、または5‰≦Pd≦15‰、または8‰≦Pd≦15‰、または11‰≦Pd≦15‰、からなる合金が有利である。
AuCuIn合金は、InによってAu及びCuの単層合金を形成することができる点で有利である。特に、5In合金は、図1の曲線2に示されるように、ずれが非常に少なく、250Cu合金の参照基準に対しても改善されていることを示している。実際、行われた試験では、色ずれの最適条件はInが5‰から20‰の間であり、特に10‰前後であり、好ましい範囲は7‰≦In≦15‰内であることを示している。より一般的には、少なくとも750‰金、銅、及び以下で定義される含有量のインジウム(In):In≦20‰またはIn≦15‰、または5‰≦In<20‰、または7‰≦In≦15‰、からなる合金が好ましい。
パラジウムを含む四元または五元合金もまた、非常に有利である。特に、経時的変色への耐性に関連する図2から4の結果から明らかなように、20Pd10In、10Pd5In5Ca、15Pd10In5Ca、5Pd10In5Ca、10Pd5In、20Pd10In0.1Si、20Pd10In1Ca、20Pd10In0.5Ca、20Pd10In0.02Si合金は、変化が小さくそのため有利である。例えば、20Pd10In合金または10Pd5In合金といったAuCuPdIn合金が特に有利である。
更に一般的には、少なくとも750‰金、銅、パラジウム、及びインジウムからなる合金は、特にPdとInの含有量の合計が45‰以下、または40‰以下、または35‰以下、または30‰以下であり、及びまたはPdとInの含有量の合計が、15‰から40‰の範囲内、または20‰から35‰内であり、及びまたは合金が少なくとも1‰Pd及び1‰Inを含み、または少なくとも5‰Pd及び5‰Inを含む場合に、有利である。
更に一般的には、少なくとも750‰金、銅、パラジウム及び少なくとも1つの要素Yからなる合金は有利である。なお、ここで、YはCa、Zr、またはInから選択されるものである。特にパラジウムと要素Yの含有量の合計が40‰以下、または35‰以下、または30‰以下、または25‰以下、または20‰以下、または17‰以下、または15‰以下、または13‰以下であり、及びまたはPdと要素Yの含有量の合計が15‰から40‰の範囲内、または20‰から35‰の範囲内であり、及びまたは合金が少なくとも1‰Pd及び1‰要素Yを含み、または少なくとも5‰Pd及び5‰要素Yを含む場合に、有利である。
更に一般的には、750‰金、銅、パラジウム及び少なくとも1つの要素Yからなる合金であり、YがIn、Ca、Sr、Si、Ti、Zr、またはMgから選択される合金は、特にパラジウムと要素Yの含有量の合計が40‰以下、または35‰以下、または30‰以下、または25‰以下、または20‰以下、または17‰以下、または15‰以下、または13‰以下であり、及びまたはPdと要素Yの含有量の合計が15‰から40‰の範囲内、または20‰から35‰の範囲内であり、及びまたは合金が少なくとも1‰Pd及び1‰要素Yを含み、または少なくとも5‰Pd及び5‰要素Yを含む場合に、有利である。
Inを含む四元または五元合金も有利である。更に一般的には、少なくとも750‰金、銅、インジウム、及び少なくとも1つの要素Yからなる合金であり、YがCa、Sr、Si、Ti、Zr、MgまたはPdから選択される合金は、特にインジウムと要素Yの含有量の合計が40‰以下、または35‰以下、または30‰以下、または25‰以下、または20‰以下、または17‰以下、または15‰以下、または13‰以下であり、及びまたはInと要素Yの含有量の合計が15‰から40‰の範囲内、または20‰から35‰の範囲内であり、合金が少なくとも1‰In及び1‰要素Yを含み、または少なくとも5‰In及び5‰要素Yを含む場合に有利である。
18カラット以上である以下の三元合金が特に有利である。
− Pd<20‰、特に5‰≦Pd<20‰、特に5‰≦Pd≦15‰である、AuCuPd;
− In<20‰、特に5‰≦In<20‰、特に7‰≦In≦15‰である、AuCuIn。
18カラット以上である以下のAuCuPdIn四元合金が、特に有利である。
− 特に、PdとInの含有量の合計が45‰以下、または40‰以下、または35‰以下、または30‰以下である;
− 及びまたは、PdとInの含有量の合計が15‰から40‰の範囲内、または20‰から35‰の範囲内である;
− 及びまたは、少なくとも1‰Pd及び1‰Inを含む、または少なくとも5‰Pd及び5‰Inを含む;
− 特に、20Pd10In合金または10Pd5In合金。
18カラット以上である以下の四元または五元合金が、特に有利である。
− AuCuXYであり、XはPdまたはInであり、YはPd(X≠Pdの場合)、In(X≠Inの場合)、Ca、Sr、Si、Ti、Zr、またはMgから選択される少なくとも1つの元素である;
− 特に、含有量の合計がX+Y≦40‰である;
− 及びまたはPd、In及び要素Yの濃度が、Pd、In≦40‰及びY(Y≠In、Pd)≦10‰である;
− 及びまたは少なくとも1‰Pd及び1‰要素Yを含み、または少なくとも5‰Pd及び5‰要素Yを含む。
AuCuPdInX五元合金であって、XはCa、Sr、Si、Ti、Zr、Mgから選択される合金も有利である。
最後に、4つ以上の元素を含む他の合金も、例えば5つまたは6つの元素を含むものであって、上記四元化合物における要素Yをn個の要素Y、Y、…、Yで代替した合金であって、要素Y は好ましくはCa、Sr、Si、Ti、Zr、Mg、PdまたはInから選択される合金であり、AuとCuを除く全ての元素の含有量の合計が40‰以下である合金も、有利である。そのような合金は特に、Au、Cu、Pd、In及びX要素を含む合金であり、XはCa、Sr、Si、Ti、Zr、Mgから選択される少なくとも1つの元素である合金、を含む。
最後に、図1の曲線3、及び図2から図4の各表の結果が示すように、パラジウム及びインジウムを両方組み合わせた合金は、これら元素の一方または他方のみを含む合金と比較して、特に有利である点を指摘しておく。
このため、本発明は、少なくとも750重量‰金を含む合金であり、更に銅、パラジウム及びインジウムを含み、パラジウムとインジウムの含有量の合計は45‰以下であり、または35‰以下であり、または30‰以下であり、及びまたはパラジウム とインジウムの含有量の合計が20‰から35‰の間である合金、を含む時計または宝飾品部品に関する。このような合金は、以下に定義する含有量のインジウムを含むことができる。7‰≦In含有量≦15‰。更に、このような合金は、金、銅、パラジウム及びカルシウム及びまたはケイ素を含むことができ、ここで金と銅を除く全ての元素の含有量の合計は40‰以下である。
図5及び6は、パラジウムとインジウムを組み合わせる利点を更に開示し、最適な量を視覚化する。
図5は、合金が含むパラジウムとインジウムの含有量の合計を関数として、各種合金について40日後に得られた変色を図示する。最高の結果は、15‰以上の合計で得られ、更に、20‰以上の合計で向上することがわかる。20‰〜35‰範囲は、非常に好ましいいくつかの合金をグループ化し、より狭い25‰〜33‰範囲は、更に最適化した結果をグループ化する。
図6は、パラジウム及びインジウムの2つの元素間の含有量を分割した場合の、追加的な情報を示す。最高の結果は、パラジウム含有量が15‰から30‰の間、または19‰から29‰の間であり、インジウム含有量が境界を含む1‰から15‰の間であるときに得られるように見受けられる。考察として、例えば1‰から10‰の間、または1‰から6‰の間、及び1‰から4‰の間といった、少量のインジウムの使用からはじまり、インジウムとパラジウムとの組み合わせにより著しく有利な結果が得られる。
合金の色の経時変化に関連する非常に重要な上記の検討に加え、対象の合金によって得られる色そのものの品質、特に得られるピンク色の審美性を、検討しなければならない。実際、上述した各種元素の追加は、経時による色の維持の効果のみならず、合金の色そのものにも効果を有する。例えば、ローズゴールド合金へのパラジウムの追加は、ピンク色の彩度を減少させ、更には合金の色を灰色に向かわせる効果を有し、インジウムの追加は、ローズ合金の黄色へのずれの効果を有する。
図7は、上記考察を模式的に図示する。軸a*は横軸であり、軸b*は縦軸である。考察として、当該色は、基本色に対して計測され、また目視検査の対象とすることができ、得られる審美的作用は目視検査により特に顕著となる。第1基準合金は、従来の18カラットイエローゴールド合金であり、図の左上部分の縦軸近傍に位置し、黄色が強く優勢な特徴を有する。第2基準合金は、250‰銅を含む、非常に赤色の18カラットゴールド合金であって図の右下部分の横軸近傍に位置する。40Pd合金の例が示すように、比較的大量のパラジウムを追加することは、色の彩度を減少させる効果があり、最終的には灰色っぽい外観を有する非常に色あせた合金をもたらすことを指摘する。いくつかの試験の後、十分なピンク色を保持するためには、図7に示す区画5内の位置で示される、29‰以下のパラジウム量を用いることが有益であることがわかる。このため、20Pd合金は、例えば、十分なピンク色のレベルに位置される。当該20Pd合金に少量のインジウムを追加することは、図7における20Pd10In合金の位置により模式的に示すように、20Pd合金に非常に近く、色にわずかな影響しか与えないことを指摘する。考察として、30Pd合金を得るために、10Inに代えて、10Pdを20Pd合金に追加したとすると、ピンク色の彩度の減少は非常に明らかとなるであろう。またこれにより、色の観点からは、パラジウム単一で同量を検討するより、インジウムとパラジウムを組み合わせることが有利であると結論付けることが可能となる。更に、十分なピンク色を得るためには、2つの成分の含有量の合計は、あまり大きくてはいけないように見受けられる。さもなければ、そのピンク色は望ましいピンクに比べて劣化してしまう。このため、様々な妥当な数値範囲として35‰以下、または33‰以下、または30‰以下、29‰以下または25‰以下であることが望ましく、これらは全て良好であるが、それぞれよい結果を得ることができる。また、ピンク色が赤色に向かうことを阻止するために、パラジウムとインジウム成分の含有量の合計の十分な最小量を選択することが有利である。このために、15‰の最低量が強く推奨され、好ましくは20‰以上、または25‰以上の値を選択することが必要であることは明からである。上記検討の要約として、パラジウムとインジウム含有量の合計は、有利には15‰から35‰の範囲内、または20‰から35‰の範囲内、さらには25‰から33‰の範囲内であることが望ましく、これはゴールド合金において良好なピンク色を得るのに有利な選択であり、上記限界は含めることも除外することもできる。
最後に、パラジウムとインジウムを結合したローズゴールド合金は、良好な審美性の色と、経時的な変色が少ない色を、同時に得ることができるため、有利である。2つの成分の正確な量及びその合計は、変色の減少と求めるピンク色の審美性との間のバランスを示す。ただし、前述の分析から明らかとなった、良好なピンク色と少ない退色を同時に達成可能なパラジウムとインジウム含有量の合計の範囲は、15‰から35‰の間、または20‰から35‰の間、さらには25‰から33‰の間であることを指摘する。これら範囲内では、退色の減少について、15‰以上、または19‰以上といった、高いパラジウム含有量が有利である。反対に、ピンク色の審美性について、20‰以下、または19‰以下または18‰以下といった低いパラジウム含有量が有利である。バランスとして、境界を含む19‰から25‰の間のパラジウム含有量が、良好な解決策をもたらす。
上記検討は、180‰以上の銅の量に対して、特に例えば180‰から200‰の間の、比較的低い銅の量に対して、適用可能である。ただし、大量の銅が、特に200‰以上の銅が含まれている場合には、上記範囲のいくつかを緩和することが可能であることを指摘する。実際、この場合、上述した通り、色を劣化に向かわせるような成分を大量に用いても、ピンク色をより簡単に得ることができる。この結論としては、銅Cuの量が200‰以上の場合、4‰から35‰の間のパラジウム含有量と1‰から16‰の間のインジウム含有量を用いて適切な合金を得ることができる。
全ての場合において、最適な耐退色効果(経時的なアンチエイジング効果)を保証することが望ましいときには、19‰から35‰の間、または21‰から35‰の間といった、比較的高いパラジウム含有量を選択することが有利である。同時に、ピンク色の審美性の過度な劣化を避けることが望ましいときは、可能であれば30‰近くに、好ましくは厳密に30‰未満に、パラジウム含有量の上限閾値を下げることができる。これらの制約を考慮した最適な範囲は、良好なバランスと考えられる25‰の値周囲に集約させるため、境界を含む23‰から31‰の間、または境界を含む23‰から29‰の間、または境界を含む23‰から27‰の間のパラジウム含有量である。
上記検討は、18カラットのローズゴールド、即ち750‰金を用いて行われた。変形例として、より多くの金を含む、特に750‰から800‰の間、または750‰から770‰の間の金を含むローズゴールドに対してもこの結果は該当する。
上記の組成は、合金の主たる元素のみに触れており、合金に対して当業者の知識に応じて少なくとも1つの細粒化元素を加えることが可能であり、これにより本発明の他の実施形態が得られる。当該細粒化元素は、例えば最大含有量で2‰、または1‰含まれることが可能であり、例えばRu、Ir、Re、Co、V及びMoから選択される少なくとも1つの元素である。特に、例えばIr、ReまたはRuといった元素は、実質的に硬度を変更することなく、また色に影響することなく、粒子の細かさを保証し多孔性を防止することを可能とするため、有利である。
更に、上述の通り、上記の成分であるAu、Cu、Pd及びInに加えて、また任意の細粒化剤に加えて、合金はCa、Sr、Si、Ti、Zr、Mgから選択される他の成分を含んでもよい。有利には、金と銅以外の合金の全ての元素の含有量の合計は、40‰以下である。変形例として、合金は、1(またはそれ以上)の任意の細粒化剤を含む、Au、Cu、Pd、Inの4つの成分のみからなってもよい。
更に、各図は、例示された合金の退色の減少に関して、非常に少量のカルシウムCa及びまたはケイ素Siの追加により得られる、特別な技術効果を図示する。特にカルシウムは10‰以下、または7‰以下、または5‰以下、及びまたはケイ素は2‰以下、または0.5‰以下、といった非常に少ない量で、色そのものに顕著な影響を与えることなく、図示した合金の経時的な退色を著しく減少させるのに十分であるが、これは、好ましくは180‰以上、更に好ましくは200‰以上といった、十分な銅の含有量が使用されていることを条件とする。考察として、Ca及びSi成分の効果は、パラジウムとインジウムを含むものに限らない、他のローズゴールド合金にも有効である。
さらなる考察として、本発明の実施形態によるローズゴールド合金は、有利には、合金の色を黄色化し更に色を魅力的でない緑がかった色に向かわせて望ましいピンク色から離脱させる成分である、銀を含まない。更に、40Ag合金を例にして実施した試験により図3の表の下部に見られるように、他の検討した合金と比較して、銀は経時的な色の耐性について効果的な効果を有さないことは明らかである。これらは、上述した全ての実施形態において銀を除去する2つの理由となる。しかしながら、上述した利点を担うことも可能なため、銀の不利な効果を補う利点がある場合には、少量の銀を含む合金を含むことを完全に排除するものではない。マンガンに関しても実質的に同一の結論が得られる。他の試験により、亜鉛、クロム、または鉄は、経時的な色の耐性についてなんら効果を有さないことが明らかとなった。
最後に、上述した全ての実施形態において、説明した合金は、例えば小型時計ケース、ブレスレット、小型時計等の時計の全てまたはその部分、または宝飾品の部品を製造するのに特に優れている。当然、時計または宝飾品部品の作成は、単なる表面被覆ではなく、時計の厚みの全てまたは大部分の製造を意味する。検討のため行われた上述の試験は、特定の合金の固体の塊に関するものである。このため、大量の合金を含むと考えられる時計または部品は、好ましくは変形及び研磨可能な固体合金の形態であり、特に少なくとも一部分に0.1mm以上の厚みを含む時計または部品である。

Claims (17)

  1. 少なくとも750重量‰の金を含む合金を含む、時計または宝飾品部品であって、前記合金はさらに銅、パラジウム及びインジウムを含み、パラジウムとインジウムの含有量の合計は45‰以下であり、または35‰以下であり、または30‰以下であり、または25‰以下であり、及びまたはパラジウムとインジウム含有量の合計は、15‰から35‰の間であり、または20‰から35‰の間であり、または25‰から33‰の間である、時計または宝飾品部品。
  2. 前記時計または部品は、前記合金からなり0.lmm以上の厚みを有する、少なくとも1つの固体部分を有する、請求項1に記載の時計または宝飾品部品。
  3. 前記合金は、少なくとも1‰パラジウム及び少なくとも1‰インジウムを含み、または少なくとも5‰パラジウム及び少なくとも5‰インジウムを含む、請求項1または2に記載の時計または宝飾品部品。
  4. 前記合金はパラジウムを含み、パラジウムの含有量は20‰以下であり、または前記合金はインジウムを含み、インジウムの含有量は、20‰以下である、請求項1から3のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  5. 前記合金は、パラジウム(Pd)を、Pdの含有量≦15‰、または5‰≦Pdの含有量≦15‰、または8‰≦Pdの含有量≦15‰、または11‰≦Pdの含有量≦15‰で定義される含有量で含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  6. 前記合金は、インジウム(In)を、Inの含有量≦15‰、または5‰≦Inの含有量≦20‰、または7‰≦Inの含有量≦15‰で定義される含有量で含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  7. 前記合金は、パラジウムを19‰から35‰の間、または21‰から35‰の間、または23‰から31‰の間、または23‰から27‰の間含み、インジウムを1‰から16‰の間、またはインジウムを1‰から10‰の間、またはインジウムを1‰から6‰ の間、またはインジウムを1‰から4‰の間含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  8. 前記合金は、少なくとも180‰の銅または少なくとも200‰の銅を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  9. 前記合金は、少なくとも200‰の銅、パラジウムを4‰から35‰の間、及びインジウムを1‰から16‰の間含む、請求項8に記載の時計または宝飾品部品。
  10. 前記合金は、特にRu、Ir、Re、Co、V及びMoから選択される、少なくとも1つの細粒化元素を更に含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  11. 前記細粒化元素の含有量は、2‰以下、または1‰以下である、請求項10に記載の時計または宝飾品部品。
  12. 前記合金は、
    金、銅、パラジウム、インジウム、または
    金、銅、パラジウム、インジウム、および少なくとも1つの細粒化元素、または
    金、銅、パラジウム、インジウム、及び、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、ケイ素(Si)、チタニウム(Ti)、ジルコニウム(Zr)またはマンガン(Mg)から選択される少なくとも1つの要素Y、または
    金、銅 パラジウム、インジウム、及び、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、ケイ素(Si)、チタニウム(Ti)、ジルコニウム(Zr)またはマンガン(Mg)から選択される少なくとも1つの要素Y、及び少なくとも1つの細粒化元素、
    からなる、請求項1から11のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  13. 金、銅、パラジウム、インジウム、及び少なくとも1つの要素Yからなる前記合金であって、YはCa、Sr、Si、Ti、Zr、及びまたはMgから選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  14. 前記合金はカルシウムを含み、カルシウム含有量は10‰以下、または7‰、または5‰であり、及びまたはケイ素を含み、ケイ素含有量は、2‰以下、または、0.5‰以下である、請求項12または13に記載の時計または宝飾品部品。
  15. 金と銅を除く前記合金の全ての元素の含有量の合計は、40‰以下である、請求項1から14のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  16. 前記合金は銀を含まない、及びまたは前記合金はマンガンを含まない、請求項1から15のいずれか一項に記載の時計または宝飾品部品。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の時計を含む、小型時計。
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