JPH02141548A - 装飾用色付金合金 - Google Patents

装飾用色付金合金

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Publication number
JPH02141548A
JPH02141548A JP29474788A JP29474788A JPH02141548A JP H02141548 A JPH02141548 A JP H02141548A JP 29474788 A JP29474788 A JP 29474788A JP 29474788 A JP29474788 A JP 29474788A JP H02141548 A JPH02141548 A JP H02141548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gold
color
gold alloy
colored
alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29474788A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Nohara
野原 建
Kiyohiro Fujiwara
聖裕 藤原
Masaharu Kageyama
蔭山 雅晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishifuku Metal Industry Co Ltd filed Critical Ishifuku Metal Industry Co Ltd
Priority to JP29474788A priority Critical patent/JPH02141548A/ja
Publication of JPH02141548A publication Critical patent/JPH02141548A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は金合金でありながら、金の黄金色以外の薄い
青色に彩色された色付金合金の技術分野に属する。
く要旨の概要〉 而して、この出願の発明は本来的に黄金色の色を呈する
金を基本元素とし、当該基本元素の金に対して、所望の
彩色を付与させる元素を所定比率で添加して、当該所望
の彩色を付与させるようにした装飾用色付金合金に関す
る発明であり、特に、当該基本元素の金を重量%で30
〜40とし、これに対し彩色用の添加元素をCdを残り
重量%としてごく薄い青色に均一に彩色させたAu−C
dの装飾用色付金合金に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、近代文明は金属に負うところが多く、特に
、金(合金)は様々な優れた点から古来から各種工業製
品は勿論のこと、装飾品等に於いて、広く用いられ現代
に至るまで経済力、文化程度の象徴として取扱われてき
ている。
而して、当該金の呈する色調は所謂重みのある黄金色が
主体で、身飾品や家具調度品等の装飾品の材料として歴
史的にも長く愛用されてきた。
勿論、かかる装飾用金属として金(合金を含む)の他に
白金系や銅系金属もあるが、金糸金属が主流を成してき
た。
かかる黄金色を呈する金合金は、上述の如く経済文化の
象徴、生活の豊かさを表す尺度として広く用いられてい
たが、近時身飾品等の装飾品の世界に於いてはその色彩
において、統一と調和が重要になってきている。
例えば、ブレスレットブームに見られるような装飾品の
高級化指向が高まり、様々な変化を経て、あきのこない
ユニークな装飾用の金合金が求められるようになってき
ている。
そして、これまで主流を占めてきた黄金色−金という固
定的な基本的色調の概念が破られて金合金でありながら
、当該黄金色の色調以外の色彩を帯びたカラフルな装飾
品を現出させ得るような装飾用色付金合金が求められる
ようになった。
もとより、装飾用の金合金に於ける冶金学的な技術的研
究、学問的研究は著しく促進され、例えば、機械的加工
性の向上等、物理的特性の改良は目覚ましいものがある
が、装飾用金合金としての色彩に関する学問的、技術的
研究は比較的浅いものであった。
金を含めて金属の所謂色調は冶金学的にみると、結晶構
造によって決まるエルネギ−バンド41iS″#iと電
子の光吸収性に起因すると言われており、金属とは原子
が規則正しく多数空間的に集ってその母組みを形成し、
原子の骨組みのまわりを電子が包んでいる状態である。
したがって、金属を可視光の領域で見る場合、原子の骨
組みのまわりの電子のかたまりを視認していることにな
る。
而して、金の構造は面心立方構造(fcc )であり、
この構造を金に対し金属間化合物を形成するような元素
をハンセン状態図から選択し、合金化して調整制御する
ことにより、エネルギーバンド構造と電子の光吸収性に
変化を与え、このことにより色調変化が期待出来ると考
えられる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述金の色調についての学問的技術的開
発研究の程度では先述した装飾用金合金のカラフルなバ
リエーションを選択し得る、例えば、青、赤、緑、紫色
等の色彩を有する装飾用金合金を現出するには至ってお
らず、時代的な二ズに応えられないという欠点があり、
又、単に色調ばかりでなく、経済的な価値を表示する大
蔵省造幣局検定の刻印が行えず、前述した機械加工性の
向上技術や冶金的処理等による表面処理を介しての外形
的な色調変化を付与することによる色彩では結晶学的に
みて断面の均質な分布性に欠けるきらいがある欠点があ
り、資産的な価値を保証し難いという難点があった。
〈発明の目的〉 この発明の目的は上述従来技術に基づく伝統的な黄金色
の色調のみを呈する金合金の新たな時代的ニーズをにな
う装飾用金合金の要望に応えることが出来ない問題点を
解決すべき技術的課題とし、これまで集積された金合金
の冶金学的な良い技術的側面を何等損うことなく、又、
その経済的な価値を失わずに均質な分布に於いて、−様
に同一色彩を呈することが出来、金に対し、金属間化合
物を形成させるような元素を所定重量比率で添加して、
合金化することにより、先述した結晶構造に於けるエネ
ルギーバンド構造と電子の光吸収性に変化を与えて薄い
青色の色彩を金合金に付与することが出来るようにして
装飾品製造産業に於ける色彩技術利用分野に益する優れ
た装飾用色付金合金を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの発
明の構成は前述課題を解決するために、基本元素を金と
し、該基本元素の金に対し金属間化合物を形成する彩色
用元素を添加して所定に彩色させた装飾用色付金合金に
於いて、彩色付与用元素をcdとしてごく薄い青色に均
一に彩色させた30〜40AtJ−Cdとした装飾用色
付金合金であるようにしたものである。
く作 用〉 基本元素のAuを重量比30〜40%としてこれに金属
間化合物を形成するべく添加されたcdを残部とし、こ
れにより当該装飾用色付金合金の結晶構造に於いてエネ
ルギーバンド構造、及び、電子の光吸収性が制御調整さ
れて断面均質な一様のごく薄い青色に彩色され、従来の
伝統的な黄金色に代えた色彩とされて他の金と組合わせ
ることによリカラフルな金合金として装飾用材料とされ
、しかも、金合金としての資産的価値は当該断面均質−
様な分布により、何等損われることがないようにした技
術的手段を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この発明の実施例を示すと以下の通りである。
而して、具体的な実験例について材料と溶解方法につい
て示すと、大気溶解法にて、試料;30%Au−Cd 
、 36%Au−Cd 、及び、40%Au−Cdの各
々500gをガス炉にて溶融し、t l0XW 50X
80Mの金型に鋳造した。
これらの試料を遠心鋳造法にて適法に従い、tl、0:
XW l0XI 159の板状試験片に作成し、鏡面研
磨を施し表面及び断面の各状態を観察した。
その結果、表に示す様に均一に彩色されたごく薄い青色
が観察された。
(マンセル標準色票を参考とした) 注2  JIS8102:色名(一般色名)〈発明の効
果〉 以上、この発明によれば、歴史的にみて経済的な資産的
価値を有する富みの象徴としての金についてその伝統的
な黄金色の色彩に止まらず、彩色用の金属間化合物形成
の添加元素を所定重量比で、添加することにより、所望
の色彩を全断面に均質−様に存在した状態で付与させる
ことが出来、したがって、装飾用色付金合金としては様
々な彩色を付与することが出来、特に、重量比に於いて
金30〜40%残部Cdとすることにより全断面がごく
薄い青色に彩色されるために、伝統的な黄金色に対して
、薄青色にさせて宝石状態の色彩を帯びさせることが出
来ることになり、伝統的な黄金色の金、或いは、金合金
との取合せの選択が自在に出来、アクセサリ−等の身飾
品や装飾品の芸術的な見栄えの良さがより向上させるこ
とが出来るという優れた効果が奏される。
又、全断面に於いて、均質な−様な分散状態が保証され
て現出出来るために大蔵省造幣局の晶質保証の刻印が可
能となり、使用中に於ける磨耗等による価値低減現象を
避けることが出来るという効果もある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基本元素を金とし、該基本元素の金に対し金属間
    化合物を成す彩色用元素を添加して所定に彩色させた装
    飾用色付金合金において、基本元素の金を30〜40重
    量%とし、これに対し彩色用の添加元素をカドミウムと
    して残り重量%とし、ごく薄い青色に均一に彩色させた
    ことを特徴とする装飾用色付金合金。
JP29474788A 1988-11-24 1988-11-24 装飾用色付金合金 Pending JPH02141548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29474788A JPH02141548A (ja) 1988-11-24 1988-11-24 装飾用色付金合金

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JP29474788A JPH02141548A (ja) 1988-11-24 1988-11-24 装飾用色付金合金

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JPH02141548A true JPH02141548A (ja) 1990-05-30

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ID=17811785

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JP29474788A Pending JPH02141548A (ja) 1988-11-24 1988-11-24 装飾用色付金合金

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